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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

フラシ芯の襟、カフを、自宅で綺麗にプレスする方法!?

こんにちは!
本日は、「フラシ芯の襟、カフを、自宅で綺麗にプレスする方法!?」がテーマです。これまで、なかなか上手くプレスが出来ずに悩んでいたのが、フラシ芯の襟とカフを持つシャツのプレスでした。今回は”個人的に”満足出来るレベルまで仕上げる方法を見つけました!?ので、その方法をご紹介したいと思います。
LUIGI BORRELLI (ルイジボレッリ)のコットン×リネン ストライプシャツ_ブルー⑰

それでは、まいりましょう。

■非接着芯(フラシ芯)と接着芯
本Blogをお読みの方であればご存じの方が多いかと思いますが、シャツの襟(とカフ)は使われている芯材の種類によって、大きく2種類に分けることが出来ます。1つ目は、襟の生地と中に入っている芯材とが接着されていない「非接着芯(フラシ芯)」。2つ目は、生地と芯材とが樹脂で接着されている「接着芯」です。

中には「半接着芯」と言うものも存在し、最初は生地と芯材とが接着されているのですが、洗濯等で水に浸かると接着剤が溶けだし、「フラシ芯」のように生地と芯材が接着されない状態になります。ただ、本日は「非接着芯(フラシ芯)」と「接着芯」の2つに絞って、取り上げたいと思います。

・フラシ芯のメリットとデメリット
まず「フラシ芯」からみて行きましょう。一般的に高級シャツと言われる類の物で使われることが多いのは、「フラシ芯」です。生地と芯材とを接着しないので、縫製に高い技術力が求められる上、手間暇がかかります。

襟に接着剤が使われておりませんので、襟やカフが生地の柔らかさに近い状態で肌に接するために、着心地は柔らかく心地良い。また、見た目にも高級感が出てきますし、クリーニング等による高温のプレスによっても接着剤が使われていない分、襟の縮み等がないと言います。

「フラシ芯」はビジュアル的にも柔らかさが出せますが、必要であればのり付けをすることで「ビシっ」とした表情も作ることが出来ますので、個人的にはおススメの仕様。ところが、唯一!?面倒なのがアイロンがけです。生地と芯材とが接着されていませんので、一気にプレスをすると必ずシワが出てしまいます。

・接着芯のメリットとデメリット
一方の「接着芯」は、生地と芯材とを樹脂で接着しておりますので縫製も楽ですし、当然比較的容易に仕立てることが出来ます。よって、製造コストも安い。

その分、「フラシ芯」に比べますと接着剤によって襟やカフが硬くなってきますので、肌への吸いつくような柔らかさはありませんし、クリーニングに出すことによる高温のプレスにて、襟などの縮みが出るリスクは高くなります。

「接着芯」はビジュアル的には硬さや「ビシっ」とした雰囲気が出てきますので、英国的な着こなしであったり、イタリアでもミラノなどの北よりの服とは相性が良いと思うのですが、全体として柔らかい着こなしをしたい場合には対応が出来ません。

とは言え、プレスはとっても楽ちんで、シワも綺麗に伸ばすことが出来るのが「接着芯」の良い点でもあります。

個人的なおススメは「フラシ芯」ですが、接着芯による精緻な美しさを出したいと言う日もあると思いますので、私自身は両方持っておいて、TPOやその日の気分、装い等で使い分けるのがベストだと思っています。

■フラシ芯の襟、カフを、自宅で綺麗にプレスする方法
このような中で、フラシ芯の襟、カフほど自宅でプレスするのが難しかったり、面倒なものはありません。仕立てるのが大変な仕様と言うのは、メンテナンスもそれなりに苦労がつきものなのかもしれませんね。

そんな生地と芯材とが接着されていない「フラシ芯」ですが、色々と試してみた結果、以下のような方法であればシワがよりにくく、個人的に満足のゆく仕上がりになる可能性が高くなると感じています。それでは手順を追って、その方法をご紹介したいと思います。

まずは洗濯、乾燥直後のフラシ芯を使ったシャツを準備します。今回は今年の夏のセールにて購入し、大活躍であったルイジ・ボレッリのコットン×リネンのブラウンストライプ柄のシャツを用意しました。
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_①

洗濯直後に軽く引っ張ってシワを伸ばすような作業を入れているので、思ったほどシワだらけではないですが、接着芯のシャツに比べますと襟等にシワがよっていることが分かります。
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_②

ここからがフラシ芯の襟をプレスする手順なのですが、まずはアイロン台の上に襟を広げて、外側から内側(台襟側)に向かって生地を寄せるように指を走らせます。
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_③

このプレスの前の”ひと手間”が、結果的にフラシ芯の襟をプレスで綺麗に仕上げる「コツ」だと思っています。
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_④

ちょっと分かりにくいですが、内側(台襟側)に生地がよって、浮いているのがお分かり頂けるかと思います。
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_⑤

この状態で、まずは中心から”外側の襟のみ”プレスを行います。
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_⑥

この時も外側から内側へと言う意識を持ちながら、アイロンを動かします。
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_⑦

一気に襟全体をプレスしてしまいたいところですが、そこは我慢して丁寧に外側(から内側への意識で)のみをプレスします。
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_⑧

外側が終わったら、今度は内側にたまっていた生地を外側に押し出すように指を走らせます。指の腹を上手く使って、外側に生地を追い出してください。
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_⑨

イメージ的には、こんな感じです。今度は襟の外側に余っている生地が寄って膨らんでいるのがお分かり頂けますでしょうか。
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_⑩

この状態で、今度は内側から外側への意識を持ちながら襟の”内側のみ”プレスを行います。
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_⑪

この時、襟の「外側」に余っている生地をつぶしてしまいますと「シワ」が出来てしまいますので、プレスするのはあくまで「内側」だけにするように注意してください。なお、プレスが終わったら余っている生地を指で全体に散らして、馴染ませたら完了です!
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_⑫

同じ作業なので掲載しませんが、カフも同様です。まずは生地を内側に寄せて、外側から内側への意識でプレス。終わったら、内側の生地を外側に指の腹で押し出して、内側から外側への意識をもってプレス。
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_⑬

正直かなり面倒なのですが、このように仕上げますと変なところに「シワ」がよらず、比較的綺麗に仕上がるように感じています。
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_⑭

私自身は結構適当な性格ですので、あまり神経質になるほど綺麗にプレスしたい!と言うほどではありません。ただ、適度な綺麗さがあったほうが、シャツを気持ち良く着ることが出来ると思っています。毎朝のことですから、気持良く1日のスタートを切りたいものですよね!?
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_⑮

なお、今回使用したのはリネン混の生地のためにシワが完全にはとれていないのですが、コットン100%であればこの方法でかなり綺麗に仕上げることが出来ますよ!しかも、かなりの確率で。(笑)
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_⑯

なかなか良い仕上がりだと思いますが、いかがでしょうか!?
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_⑰

ちなみに、同じルイジ・ボレッリのシャツでも接着芯の襟の場合は、こんなに綺麗に仕上がります。面倒な作業は一切不要で、何も考えずにプレスをすればこの表情になりますので、とても楽ちんですね。
フラシ芯の襟、袖を、自宅で綺麗にプレスする方法_⑱

と言うことで、個人的に面倒かつ厄介だと感じていた、フラシ芯の襟を持ったシャツの襟やカフのプレス方法のご紹介でした。

なお、奥様やパートナーの方がシャツのプレスを行っている場合は、この方法を伝えてやってもらうと必ず!?「面倒だから、もっと楽なアイロンがけのシャツを買え!」とクレームがくると思います。(笑)

よって、そんな方はフラシ芯の襟、カフを持つシャツだけでも、「毎朝の小さな幸せのために!?」ご自分でプレスするように頑張ってください!(笑)

最後に、もしもっと良い方法(労力が少なかったり、仕上がりが綺麗)があるよ!と言う方は、是非ともご教授頂ければ幸いです。読者の方にとりましてもメリットがあるかと思いますし、何より私が喜びます。(笑)







Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!:納品編

こんにちは!
これまでお送りした記事(※)にてご紹介させて頂いておりましたが、Sharonさんにおいて提供している手縫いのパターン・オーダーであるSartoria Sharon(サルトリア・シャロン)にて仕立てて頂いていたパンツが、この度無事に納品となりました!
※これまでの記事
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!:採寸編
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!:仮縫い編

従いまして、本日はその納品頂いたパンツをテーマに取り上げたいと思います。それでは、まいりましょう。

■サルトリア・シャロンのワンプリーツ ハウンドトゥース柄ウールパンツをご紹介
さて、本日は早速納品頂いたパンツをご覧頂こうと思います。今回はカノニコのウール素材を用いて、ワンプリーツ(アウトプリーツ)仕立ての、ドレスパンツを仕立て頂きました。
サルトリア・シャロンのワンプリーツ ハウンドトゥース柄ウールパンツ_①

もともと、昨年Sharonさんにて購入をさせて頂いたサルトリアソリートのヘリンボーン柄のカシミアジャケットや
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア ヘリンボーン柄ジャケット

アルフォンソシリカのキャメルカラーのカシミアジャケットなどに合わせて穿くパンツのバリエーションを増やしたい!と言うことを念頭に、Sharon専属の職人である直井氏にご相談をさせて頂いておりました。
Alfonso Sirica(アルフォンソ・シリカ)のカシミア 3Bシングルジャケット_着用イメージ⑤

よって、これらのジャケットに合わせて使いやすいように色はブラウングレーをベースに、起毛感の抑えられたハウンドトゥース柄の生地をセレクトしました。ブラウンですともっとカジュアル感が強くなりますし、ジャケットがもともと起毛感のある素材ですので、全体として”モコモコ感”が出ないようにとのバランス感を意識した感じです。
サルトリア・シャロンのワンプリーツ ハウンドトゥース柄ウールパンツ_②

ドレスでの利用をメインに考えておりますので、基本的なディティールはベーシックな仕様です。ベルトループもつけておりますし、プリーツはアウトプリーツで1つだけ。ポケットは一般的なスラントポケットを採用しています。
サルトリア・シャロンのワンプリーツ ハウンドトゥース柄ウールパンツ_③

フロントは個人的に好みであるボタンフライ。そして、フィット感を向上させるためにイタリア語で「腹巻き」を意味するパンチェリーナ仕様になっています。
サルトリア・シャロンのワンプリーツ ハウンドトゥース柄ウールパンツ_④

もちろん手縫い仕立てですので、ボタンホールも手かがりです。ただ、ホールの表情はSharonさんで扱っている手縫いの吊るし(既製品)のパンツであるレ・スパーデを仕立てる職人のモーラとは違って精緻かつ、綺麗です。(笑)日本人の職人さんならではの手仕事を感じますね。
サルトリア・シャロンのワンプリーツ ハウンドトゥース柄ウールパンツ_⑤

そしてこちらはバックサイド。ポケットは右側にボタン無しで1つだけ付けて頂きました。ドレスパンツのポケットには基本的に物は入れず、入れてもハンカチ程度のため、私のスタイル的にはこれで十分です。もちろん両方付けることも、ボタンを付けることも可能です。
サルトリア・シャロンのワンプリーツ ハウンドトゥース柄ウールパンツ_⑥

サルトリア・シャロンのベースパターンは直井氏が監修しておりますので、直井氏のス・ミズーラ(ビスポークの意)と同じくヒップのダーツは1本です。ダーツは立体的かつ凹凸ある人間の体に平面の生地を添わせるために入れるものですが、秀逸なパターンメイキングに加えて、アイロンワークをしっかり行うために1本でも十分フィットします。ただし、1本だから良いのではく、このあたりは職人さんの考え方や美意識にもよるのだと思います。
サルトリア・シャロンのワンプリーツ ハウンドトゥース柄ウールパンツ_⑦

最後に、実際に納品を頂いた際に撮影して貰った着用画像を少しだけご紹介致します。個人的にはイメージしていた以上に良い仕上がりで、大変満足致しましたっ!太すぎず、細すぎず、今の気分を反映した絶妙なシルエット。
サルトリア・シャロンのワンプリーツ ハウンドトゥース柄ウールパンツ_⑧

股上はやや深目が基本のスタイルで、腹やヒップまわりをしっかりと包み込む安心感がございます。もちろん吊るし(既成品)に比べますとクリースも綺麗に落ちますので、足も長く見える”気”がします。
サルトリア・シャロンのワンプリーツ ハウンドトゥース柄ウールパンツ_⑨

フィット感はもちろん良いのですが、腰周りの副資材がまったく気にならないほど”軽い”履き心地であることには驚きました。歩いても違和感がなく、座っても心地良いパンツ。その上シルエットもとても気に入りましたので、今後はお気に入りであるレ・スパーデでの展開が無いような生地を選んで、仕立てて行きたいと思っています。
サルトリア・シャロンのワンプリーツ ハウンドトゥース柄ウールパンツ_⑩
※着用画像は全てSharonさん了承のもと、スタッフM氏に撮影頂きました。

サルトリア・シャロンは定期的にトランクショーを行って(※)おりますし、随時オーダーも受け付けておりますので、気になる方はご予約の上、サンプルの試着などを行ってみてはいかがでしょうか。
※トランクショーの際は特別モデルのオーダーが可能になったり、特別な生地が準備される場合があります。

パターン・オーダーの中でも手縫い仕立て、と言うのはなかなか無いと思いますし、ス・ミズーラ(フル・ビスポーク)に比べれば納期も短く、また価格的なハードルも低いので、手縫いのスーツやジャケット、パンツなどにご興味がある方にもお勧めですょ。






ミリタリーが気になる!?:古着のM65フィールドジャケットを買う

こんにちは!
本日は最近の本Blogにしては珍しい!?、ど・カジュアルなアイテムを取り上げてみたいと思います。なお、最後にちょっとお得な情報もおまけで付けておきますので、カジュアルネタは不要!と言う方は、そちらへどうぞ。(笑)

それでは、まいりましょう。

■ミリタリーが気になる
本日ご紹介致しますのは、数あるミリタリージャケットの中でもMA-1と人気を二分する!?、M65フィールドジャケットです。

本Blogをお読み頂いている方の多くはクラシコイタリアを中心としたスタイルがお好きな方々だと思いますが、元々はアメカジからスタートしたM65も今では多くのクラシコ系ブランドから提案をされておりますので、実際に所有されている方や購入をご検討された経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

私もこれまでのファッション人生を振り返ってみますと、高校生か大学生の頃に古着でM65フィールドジャケットを購入したのが初めてで、更に数年前にはTATRASのM65も購入しておりました(現在は処分済み)。



ミリタリーアイテムは当然ながら戦闘(着)を前提としているわけですから、本来持っている雰囲気は武骨であって、上品さや色気などはありません。しかし、イタリアのブランドがそれらを再構築しますと、ブランド毎のフィルターを通ることで上品さやクリーンさ、中には色気さえ出てくるからものがあるから不思議です。例えばお馴染みのHERNOのM65には上品さを感じますし、



ASPESI のM65は、上手い具合にミリタリーアイテムの持つ男くささを消しており、クリーンな雰囲気に仕上がっているように感じます。従いまして、合わせる服も選ばない汎用性の高さを発揮してくれそうです。



更には、エルメスなどのアイテムの生産も手掛けておりますSERAPHINにかかりますと、もはやその起源がミリタリーであることを忘れてしまうほどの色気あるアイテムに仕上がったりするわけです。(その分、お値段も凄いですが・・・。汗)



ちなみにwikipediaによりますと、M65の起源は、『アメリカ軍によって用いられた戦闘服で野戦用ジャケット』にあると言いいます。そして、『米軍MIL規格上は「フィールドコート」と表記』されていると言いますが、1965年に正式に採用されたことから、通称「M65」と呼ばれるようになったのだそうですょ。

このような中で、ドレス(ビジネス)スタイルにおきましては自分なりの目指したいスタイルが確立しつつある一方で、カジュアルなスタイルは予算的な制限もありますし、小さな子供2人を引き連れて過ごす時間が多いと言うライススタイル上の制約もありますので、流動的・・・。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のシングル3B ブラウンカラーのスーツ⑮

それらの制約に加えて、仕事においては思いっきりドレスにふったスタイルをすることが多いからでしょうか!?オフの日には(クラシコイタリアなスタイルをすることももちろん大好きなのですが)、思いっきりカジュアルだったり、少々ラフに感じるくらいのスタイルで羽を伸ばしつつ、オンとのギャップあるスタイルを楽しんでいる自分がいたりします。
カジュアルスタイル2017SS

しかも、カジュアルにふる時にはあまりクラシコアイテムとアメカジやミリタリーアイテムなどをミックスすることはなく、アメカジやストリートっぽいアイテムでまとめあげる位の着こなしの方が、スカッとして心地良いのです。(笑)
カジュアルスタイル2017AW

そんな私のカジュアルスタイル事情ですが、最近はやけに「ミリタリー」が気になります。

例えば襟の表情こそ違いますが、M65フィールドジャケットと近いデザインのサファリシャツ(ジャケット)に惹かれていたことは以前も記事(※)で取り上げておりましたし、


※実際の記事:「サファリジャケットが気になる!?

昨年の夏くらいからミリタリー発のグルカショーツを履いた方をインスタグラムで見かけたりする中で、自分もチャレンジしてみようかな!?と言う気持ちもあったりするのです。せっかくグルカサンダルも購入しましたし。(笑)



このような中で、とある週末に半日だけ自分の時間を嫁さまから”頂けました”ので、久しぶりに都内の古着ショップをざっと回ってみたのです。基本的にはアメカジやヨーロッパの古着を扱うショップをメインに足を運んだのですが、そこで偶然見つけたのが、本日ご紹介させて頂くM65フィールドジャケットなんです。

■M65フィールドジャケットのデットストック!?
その実物が、こちら。上述しましたように、個人的にはオフのスタイルにおきましてもミックススタイルをする機会は少ないですので、イタリアブランドによるM65ではなく、ガチのM65に惹かれました。(笑)
古着のM65フィールドジャケット_①

生地も軍用を想定した、ハリがあり、いかにも丈夫そうなコットン生地。色もミリタリーグリーンです。
古着のM65フィールドジャケット_③

お世辞にも丁寧とは言い難いディティールの作りですが、そこがまた良い味となって、雰囲気作りに影響します。
古着のM65フィールドジャケット_②

タグを見てみますと、見なれない文字が・・・。ギリシャ語ですかね。恐らく生産されたのは1974年。私よりもお兄さんです。(笑)それにしては使用感があまりないので、デットストックかもしれません。ミリタリーアイテムにしてはかなり小柄なサイジングで、172cm、60kgの私でちょうどから、ややタイトフィットなサイジング。軍人は大柄な人が多いので、使われなかったのかな!?なんて推測をしていると・・・
古着のM65フィールドジャケット_⑥

使われなかった理由が(恐らく)分かりました。それは、付いているボタンの9割方が、ボタンホールの不良により締められない。(笑)ボタンホールが半分位まで縫い付けられてしまっているので、ボタンが入らないのです。なので、私がカッターで切ってやりました!これで一応ボタンはとめられますね。。
古着のM65フィールドジャケット_④

でも、古着屋さんを色々と見てまわった中では一番ファッショナブル!?なディティールを有しているように感じました。例えばこんな襟の表情もミリタリーと言うよりは、ファッションアイテムとして見た方がしっくりとくる気が致しますし、
古着のM65フィールドジャケット_⑧

ポケットもM65に多いベローズポケットではなく、サファリジャケットに見られる意匠デザインであるプリーツポケットのため、やっぱりオシャレな気がします!?
古着のM65フィールドジャケット_⑦

また、ウエストで絞ることが出来るドローストリングなんかもシルエット調整に使えそう。とは言え、副資材はご覧の通り一切ついていないですし、何せタグがガチのものでしたので、恐らくギリシア軍、または周辺諸国の軍隊のデットストックの可能性が高いのかもしれませんね。
古着のM65フィールドジャケット_⑤

実際に「悩めるトルソー君」に着て貰いますと、こんな感じです。「悩めるトルソー君」もまさかM65を着させられることになるとは、きっと思っていなかったでしょうし、私も思っていませんでした。(笑)
古着のM65フィールドジャケット_⑨

個人的には軍払い下げ等のガチのミリタリーアイテムはボックスシルエットである印象が強いのですが、こちらはご覧の通り、あまりやぼったさを感じない、スマートなシルエットが気に入りました。
古着のM65フィールドジャケット_⑩

ポケットなどにアイロンをかけた上で、スリムフィットのパンツを踝丈で穿いてローファーなんかを合わせたら、クラシコイタリアのブランドだと言っても通用するかもしれません。(笑)
古着のM65フィールドジャケット_⑪

中に着ているシャツはトルソー君に着せてあったリングヂャケットナポリのホワイトシャツなのですが、武骨に着るならラルフローレンやINDIVIDUALIZED SHIRTSのオックスフォード地のものを合わせて、それにデニムでも履けばそのまま子供たちと公園で遊べそうなスタイルになりそうです。

なお、バックのシルエットもガチのミリタリーには見えませんね。これで税込4000円くらいでしたので、お買い得だったかなと。
古着のM65フィールドジャケット_⑫

ちなみに合わせたスカーフも同じ古着屋で見つけ、800円でした♪
古着のM65フィールドジャケット_⑬

今回古着屋を久しぶりに回ってみて、わくわくする自分に気付いたことで、やっぱりこう言う服も好きだなぁと。イタリアはナポリのサルトや手縫いの服だけはなく、そもそも服が好きなんだ!と改めて再確認した次第です。

カジュアルアイテムは購入しても最近はドレス色が強い本Blogではネタとして取り上げることはあまりなかったのですが、今後はちょっと面白そうなアイテムなど、ご紹介出来るものがあれば記事化してみたいと思います。

と言うことで、普段スーツやジャケットを着て仕事をされていらっしゃる方は、週末はちょっとテイストやスタイルを変えてみると、思った以上にリフレッシュ出来たりするかもしれません。

古着を活用すれば、安価に異なるスタイル・テイストの服を手に入れることが出来ると思いますので、服を使ったリフレッシュにチャレンジされたい方は、是非試されてみてください!


■おまけ:ちょっとお得な情報
Le acca
今期物を含めて、全品20%Off!になりオータムセールを開催中。また、キャリー品などは最大70%Off!イレブンティのスーツが3万円以下、ドルモアのタートルネックも1万円台前半など、サイズが合えば相当に買い得なセールです。

Import select Piedi
今季物を含めて使える割引クーポン発券中。こちらも対象商品が最大20%Offと言うプレセール価格ですので、気になる方は是非チェックを。なお、春夏ものなどは、最大80%Offのセールも開催中です。

A&SHOP
リングヂャケット系のアイテムが破格で提供されている同店ですが、なんとエルメスに革製品を供給しているセラファンのアウター類が10万円台前半と言うアリエナイ価格に。サイズが合えば、相当に良い、大人の雰囲気になるかと思いますので、レザーアウターをご検討の方はチェックされてみてはいかがでしょうか。

リタリオリブロ
PT01やアルテアのアイテムが、現在のリタリオリブロさん価格から更に20%Off!になるクーポン発券中!

agio
並行輸入品であることから、日本の代理店価格よりもリーズナブルな価格で購入することが出来る同店ですが、PT01やGTAなどのパンツ、クルチアーニやザノーネのニット類が大量入荷していましたので、狙っている方は要チェックです。

インポートアウトレット musee
本日20時より、タイムセール開催!ジョンスメドレーのタートルネックやVネックニットが17800円(税込)、オリアンのカジュアルシャツが9720円(税込)など、探している方には相当にお得な価格で販売されるようです。

インポートセレクトSHOPでらでら
現在創業祭セールを開催中で、アウターやジャケット、デニムなどの均一セールを開催しています。ヘルノやヤコブ、ラルディーニなどのお馴染みのアイテムがお得です。

モダンブルー
モダンブルーさんの価格から、更に割引になるクーポン発券中!グランサッソのニット類は20%Off!など、秋冬アイテムがよりお買い得に!





ス・ミズーラとプレタポルテ、どちらが良いか!?

こんにちは!
本日は「ス・ミズーラ(ビスポーク)とプレタポルテ(既製品)、どちらが良いか!?」と言うテーマで、先日経験した内容を元に、”現時点”における個人的な見解を述べてみたいと思います。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編⑬

それでは、まいりましょう。

■十人十色
さて、先日Sharonさんにて開催されたサルトリア・ソリートのトランクショーに参加させて頂いたことは既に別の記事でご紹介させて頂いたのですが、この時にSharonさんの顧客様とお話をさせて頂くと言う、とても貴重な機会を得ることが出来ました。

その方とは初めてしっかりとお話をさせて頂いたのですが、私以上にス・ミズーラ(ビスポーク/メイドトゥメジャー)やプレタポルテ(吊るし/既製品)のご経験が豊富である医師の方でした。

その際、私自身が感じていたことと正反対のご感想・感覚を持っていらっしゃったことがあり、個人的には非常に勉強になるとともに、やっぱり感じ方は”十人十色”なんだなぁと実感した経験がありましたので、まずはこのお話から始めたいと思います。

前回、「MONTESARO(モンテサーロ)のTRUNK SHOW 2017AWが開催!」と言う記事にてご紹介させて頂いたのですが、Sharonさんでは来週の10月20日(金)から10月22日(日)にかけまして、ナポリのカミチェリアであるモンテサーロのトランクショーが開催されます。
MONTESARO(モンテサーロ)のSHIRTS TRUNK SHOW 2016⑦
※私が参加させて頂いた際のトランクショーの模様(許可を頂き、撮影しております。)

このモンテサーロのトランクショーは事前に準備されているサンプルゲージをベースに体型補正を加えて行く、いわゆるパターン・オーダー(メイドトゥメジャー)によるアプローチなのですが、私も昨年参加してシャツを2枚ほど仕立てて頂きましたし、お話させて頂いた方もやはり、このトランクショーで仕立てたご経験がおありでした。
MONTESARO(モンテサーロ)のトランクショーでオーダーしたドレスシャツ②

もちろん、モンテサーロのプレタポルテ(吊るし/既製品)の購入経験も二人ともありましたので、自然と「ス・ミズーラ(今回はメイドトゥメジャーの意味)とプレタポルテ(既製品)、どちらが良いか!?」と言うお話になったわけです。

私個人としましては、大きく以下のような感想を持っておりました。

①着心地は当然スミズーラの方が良いが、プレタポルテ(パターンが改良された最新モデル)と驚くほどの差はない
②シルエットは、胸周りやパンツにインした際の腹周りに余計な”たわみ”が出ない分、スミズーラの方が大分綺麗に見える

それを踏まえた上で、プレタでの展開がなく、この生地でどうしても仕立ててみたい!と言う強い欲求がなければ、その両者の価格差(当然スミズーラの方が高い)を考えますと、個人的にはモンテサーロのプレタでも十分満足出来ると言う見解を私は持っていたのです。

が、その方は全くの逆でした。

①スミズーラとプレタを比較すると、圧倒的にスミズーラの方が着心地が良い
②スミズーラとプレタポルテのシルエット(シワのより方などを含む)には、さほど大きな差は感じない

ほんと、ちょっとビックリするくらい真逆なご感想をお持ちだったわけです。

この感想、感覚の差異の背景にはいくつか要因があると思うのですが、大きな要素としては下記2つでしょうか。

・体型とプレタのパターンとの相性
・美意識(価値観や基準)

まずは当然ながら、100人いたら100人が”異なる体型”を持っているはずですよね。もちろん統計的に見ていけば、身長、体重などは全く同じであると言う方もいらっしゃると思いますが、肩幅や胸、腹周り、袖丈などの数値が完全に一致すると言うことは稀でしょうし、その上、姿勢のクセや肉の付き方まで完全に同じと言う状況は基本的にありえないと思っています。

よって、ご自身の体型とプレタのパターンとの相性が良ければ良いほど、スミズーラ(ここではメイドトゥメジャーの意味)をした際の着心地の「差」は小さくなりますし、プレタポルテにおける着心地に問題がある(相性が悪い)ほど、スミズーラをした際の着心地は劇的に良くなるはずです。

事実私の場合、Sharonさんにて提供されているプレタのアイテム(スーツやジャケット等を含む)の多くが、袖丈の修正程度と言った軽微なお直しで済んでおり、スタッフの方も驚くほどの愛称の良さを発揮しております。

これはモンテサーロのプレタのシャツも例外ではなく、パターンが修正された最新のモデルは肩、腕まわりの稼働域が大きく改善されていたことから、プレタでも十分すぎる満足度を誇るレベルに仕上がっておりましたし、昨年トランクショーに参加した際、フィッティングをご担当頂いた日本総代理店のU氏からも「プレタで提供している数値との差が小さい」旨のお話を頂いておりました。
MONTESARO(モンテサーロ)のSHIRTS TRUNK SHOW 2016⑧
※私が参加させて頂いた際のトランクショーの模様(許可を頂き、撮影しております。)

また、「どこに美意識を感じるのか」や「どのようなものを美しいと感じるのか」等についても当然ながら個人差がございます。それは個々人のこれまでの経験や生まれ持って来たものが影響しているのだと思いますが、絶対的な「正解」「不正解」はなく、それぞれが「美しい」と感じる「基準を持っている」ことが大切だと思うわけです。

そうなりますと、シャツをタックインした際の「たわみ」や、着用することで発生する「シワ」等が気になる場合もありますし、ならない場合もあるわけですね。

私自身はこの「シワ」や「たわみ」が出ないことに強いコダワリがあるわけではなく、むしろあまり細かい事は気にしないタイプの人間です。ただ、モンテサーロにてスミズーラしたものとプレタとの着用感を比較した際には、そこに違いを感じる美的基準を有しており、スミズーラの方がシワが少なく、シルエットが綺麗だなと言うことを感じたわけですね。

このように見ていきますと、同じシャツメーカーが仕立てるスミズーラと(同一パターンを用いた)プレタポルテでさえ、このような見解の差が生まれるわけですから、メーカーやパターンが変われば尚更見解が一致すること自体が「稀」なのだろうと感じた次第です。

■ス・ミズーラとプレタポルテ、どちらが良いか!?
それでは、本題です。

これまで上述してきました内容を踏まえまして、「ス・ミズーラとプレタポルテ、どちらが良いか!?」について考えてみたいと思います。

結論から申し上げますと、まずは両方経験してみることが大切かなと。その上で、両者のシルエット等の美意識や着心地、更には価格などを踏まえて総合的に判断するのが、”自らが最も満足出来る結論を導き出すことが出来る”のではないかと言う、極めて一般的な内容に行きつきました。(汗)

スミズーラとプレタポルテの両方を展開しているメーカーと言うのは少ないのかもしれませんが、別に同じメーカーでなくても良いと思っています。

現在着ているプレタで十分満足していたが、気になっていたサルトでスミズーラをしてみたら劇的に良かった!と言うこともあるかと思いますので、まずはそれぞれのアイテムにおけるお気に入りのプレタを基準として見た時に、スミズーラのどの点が優れているのかを自分なりに評価してみます。

例.
・シルエット(見た目のカッコ良さ)
・着心地(着やすさ、動きやすさ)
・仕様(デザイン等のディティール)
・生地

そして、比較した点を踏まえて「スミズーラとプレタのどちらが(自分には)良いのか」を”自らの基準”にて判断をすると。

もちろん、これらに加えて「予算」と言う名の大きな制約条件が加わってまいりますし、最終的には”そこ”に大きく影響を受けざるを得ないわけですが、自ら「試して」みて、「自らの基準」を用いて「評価」をしてみると、スミズーラであれ、プレタであれ、結果として満足度の高い買い物が出来るようになると感じております。

とは言え、「試す」と言ってもお金がかかるものですから、そう簡単に数を重ねることは難しいわけです。

よって、個人的に感じている「スミズーラ」をすることで大きな満足感を得ることの出来る、つまるところ「プレタよりもスミズーラの方が良い!」と言う判断をされる可能性の高い方は、以下のような方ではないかと考えております。

①プレタと自身の体型とのフィッティングが悪い方
色々なメーカーを試してみたけれど、ネックサイズに合わせるとボディサイズや袖丈が合わない、肩幅で合わせると、フロントのボタンが閉まらない、もしくは大きすぎる、変な所に目立つシワがよる等と言った、プレタが体型に合わない方

②プレタで欲しい物が無いと言う、コダワリの強い方
ラペルやポケットの仕様、大きさなどがイメージと違う!こう言う生地の物が欲しいのだけれど、なかなかプレタでは見つからない!と言った、自分の欲しい物のイメージはしっかりと持っているが、それがプレタでは見つからないようなコダワリが強い方

③自分だけの物を仕立てることに意義、意味を感じる方
自分の体型に合わせて欲しい生地、ディティールを持った世界に1着の服を仕立て、それに愛着を持って末永く育てていきたい!と言う方や、自分だけの物を仕立てあげることや、その工程などに意義や満足感を覚える方

ちなみに私は、上記のどれにも当てはまりません・・・。(笑)私の場合は、1人の服好きとして純粋にスミズーラと言うものに興味があり、挑戦してみたいと言う強い欲求がスミズーラの世界に足を踏み入れる大きな要因であったと思っています。

従いまして、「プレタポルテの方が良い!」。いや、「絶対スミズーラの方が良い!」と言うコダワリは現時点で有しておりません。例え金銭的な制約が無かったとしても、プレタポルテならではの良さを実感しているからこそ、プレタをあえて選ぶこともあると思いますし、逆にスミズーラならではの良さを求めることもございます。

現状、私rm55としましては、季節(着用期間)や価格・予算的なアプローチによる合理性を頭の片隅に置きながら、その時々で適宜、プレタとスミズーラの両方を大切にしながら、購入、着用していると言う感じです。

つまり、「コレはスミズーラの方が良い!」と感じる瞬間もありつつ、「コレはプレタの方が良い!」と感じることもあると言うことですね。

私と同じように、TPOによって使い分ける価値観や基準を持つこともアリでしょうし、絶対プレタの方が良い!絶対スミズーラの方が良い!と言う明確なコダワリを自分の中に持つことが出来るのも、これまた素敵なことだと思っています。

個人的には、「スミズーラが良い!」や「プレタポルテが良い!」と言った判断をすることのが出来る「自分だけの基準」を持つことが何よりも大切だと感じておりますので、今後スミズーラにチャレンジしてみたい!と言う方は特に、そんな点に意識を向けながら、検討を進めてみてはいかがでしょうか!?






MONTESARO(モンテサーロ)のTRUNK SHOW 2017AWが開催!

こんにちは!
私が現在最も気に入っているシャツのメーカーであるMONTESARO(モンテサーロ)が、この度南青山にあるセレクトShopであるSharonさんにおいてトランクショーを開催します。
モンテサーロのトランクショー2017AW
※Sharonさんの公式サイトより拝借致しました。

本日はシャツの持つスタイル、と言う点に注目しながら、モンテサーロのトランクショーの概要をお伝えしたいと思います。それでは、まいりましょう。

■シャツのスタイル
皆さまは普段着用されていらっしゃるシャツの持つ「スタイル」について考えたことはありますでしょうか!?

最近は着こなしにおける「スタイル」に着目しながら自分なりのスタイルを確立すべく、日々、試行錯誤を繰り返している私rm55ですが、スーツやジャケットと同じように、ネクタイやシャツにもスタイルが存在すると思っています。

現在私のドレス(ビジネス)スタイルにおいて頻度高く登場するシャツとしましては、モンテサーロの他にも、ジ・イングレーゼやアヴィーノ・ラボラトリオ・ナポレターノ、ルイジ・ボレッリなんかが存在します。

個人的にはそれらの個々のシャツが独自に持っているスタイルに着目しながら、このスーツやジャケットにはこのシャツとこのネクタイを合わせると正統派なスタイルになり、逆にこちらのシャツとネクタイを合わせると変化球的な合わせ方で楽しめるなど、恐らく外部から見たらその些細な変化に気づくことはないであろう「コダワリ」を、自分なりに楽しんでいたりします。

例えば、台襟などにも星ステッチを有するなど、デザイン的なディティールにも手縫い感をふんだんに取り入れ、ややゆとりあるシルエットのジ・イングレーゼは、直井茂明氏のス・ミズーラ(ビスポーク)やシャマットなどのスーツ、ジャケットには絶妙にマッチし、オリジナリティのある、独自のスタイルを愉しむことが出来ると思っています。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_⑧

また、本日のメイントピックスであるモンテサーロは、ジ・イングレーゼのような手縫い感あふれるデザインディティールを有しているわけではなく、襟の表情などはややスッキリしたクリアな印象でありながらも、袖付けやバックヨークなどにはクラシックなギャザーを有しているデザインをハウススタイルとしており、これがサルトリア・ソリートや、アルフォンソ・シリカにはぴったりです。
MONTESARO(モンテサーロ)のトランクショーでオーダーしたドレスシャツ2_⑨

そして、アヴィーノ・ラボラトリオ・ナポレターノやルイジ・ボレッリは、私がドレスシャツに多用するシャツメーカーの中では最もスタンダードであり、クセの少ないデザインディティールとなっていることから、スーツやジャケットの持つスタイルを選ばずに用いることが出来る汎用性の高さがあります。マニカカミーチャなどの凝ったディティールが好みで無い方にも受け入れられるスタイルを持つ、ナポリのシャツメーカーだと思います。
AVINO LABORATORIO NAPOLETANO(アヴィーノ・ラボラトリオ・ナポレターノ) のヘリンボーン柄のドレスシャツ(120番手)⑫
※上記はアヴィーノのシャツ

特に、ルイジ・ボレッリはグローバルに展開していると言う点もあるのかもしれませんが、よりクセを消した、コンサバティブなデザインディテールが特徴になっており、代表的な襟型はありながらも、あまり主張は強くないように感じます。
LUIGI BORRELLI (ルイジ ボレッリ)のコットン×リネン ストライプ柄ドレスシャツ_⑬

このように、私が保有しているシャツだけでも、これだけ”スタイル”があるわけですね。

私はシンプルかつベーシックと言うスタイルを基本としており、その上で手縫いならではの柔らかい雰囲気を持つスタイルを最近は好んでおります。よって、今現在においても手縫いの文化が色濃く残ると言う、イタリアはナポリのシャツを特に好んで着ているわけですね。

ただ、もちろん上質なシャツを生産するメーカーはナポリのメーカーだけではないですよね。例えばイタリアでも北よりに位置する”マシンメイドの最高峰”と言うキーワードが枕詞のように使われるFRAY(フライ)は、手縫い感など微塵も感じない、かなり精緻なステッチとラインで構成された、綺麗で端正な顔つきのシャツと言う印象です。

更には、英国を代表するシャツメーカーであるターンブル&アッサーは以前英国に旅行をした際にも実店舗にお邪魔しましたが、襟の雰囲気も南イタリアのシャツはもちろんのこと、FRAYよりもカチッとした雰囲気を有しており、イタリア的な艶感などは感じませんでしたし、店舗に飾ってあるシャツの色遣いも独特で、英国はロンドン!と言うテイスト!?でした。

もちろん、どれが良い・悪い、と言うお話ではありませんから、数あるシャツメーカーの中でもご自身が普段着ていらっしゃるスーツやジャケットの持つ雰囲気に合わせてみたり、好みのスタイルを有するシャツを選ぶのが正解なのだと思っています。

まぁ、このメーカーはこう言うスタイル、あのメーカーはこう言うスタイルと真剣に考えていくと疲れてしまいますから!?あまり難しく考えずに、自然と「カッコイイ!」と感じたり、「好き!」と感じるシャツを純粋に選び続けて行くと、自ずと好きなスタイルのシャツがワードローブに集まってくるのだと思います。

■こんな方におススメ!モンテサーロのシャツ。
さて、今まで少し見てきましたようにシャツメーカーによっても様々なスタイルがあるわけですが、モンテサーロは1986年にイタリアはナポリ郊外で創業しており、イタリアのナポリが培ってきた伝統的なスタイルをベースに置いています。
MONTESARO(モンテサーロ)のトランクショー_着用イメージ②

その為、有している雰囲気は柔らかさがありますし、袖のマニカカミーチャ、バックヨークのギャザー、先のすぼまった台形カフなど、特徴的なデザインディティールをハウススタイルとしております。
MONTESARO(モンテサーロ)のトランクショー_着用イメージ④

従いまして、まずはそう言ったスタイルが好きな方であったり、興味がある方におススメしたいと思っています。

スタイルがあまり良く分からない!と言う方であれば、現在着用されていらっしゃるのスーツやジャケットが手縫いであったり、マシンメイドベースであっても柔らかい雰囲気を持っているスーツ、ジャケットに合わせるとハマる気がします。

また、モンテサーロのスタイルが好きである、興味があると言う前提の上で、既存の吊るし(既製品)のシャツでは着心地面で満足出来なかったり、吊るしでは展開の無いような上質な生地や、特徴ある生地で仕立てたい!と言う方には特におススメしたいと思います。

Sharonさんではモンテサーロの吊るし(既成品)も扱っていらっしゃいますので、興味のある方は事前に店舗にて吊るしを試着してみて、そのスタイルを確認してみたり、吊るしのパターンとご自身の体型とのフィッティングをチェックされると言うのは良いかもしれません。

現在のモンテサーロの(初期モデルから)改良されたパターンと言うのは個人的にとても良く出来ていると感じておりますので、吊るしにするか、スミズーラ(パターン・オーダー)にするのかは、吊るしと体型との相性や、展開されている生地、またご自身の予算などを考慮して、総合的に判断されるがベストかなと思います。

モンテサーロの吊るしとスミズーラ(パターン・オーダー)、どちらにスベキカ。これについては先日、大変に興味深いお話をとある方とさせて頂く機会がございましたので、また別記事にてお送りしたいと思いますが、モンテサーロが初めての方は、上述しましたように店頭にてまずはご試着されることをおススメ致します。

それでは最後に、モンテサーロのトランクショーの概要をSharonさんのHPより抜粋(一部はrm55にて加筆)する形で、ご紹介したいと思います。気になる方はご予約の上、足を運んでみてはいかがでしょうか!?

■MONTESARO(モンテサーロ)のTRUNK SHOW概要

・開催日程:10月20日(金)〜10月22日(日)
・開催店舗:Sharon
・開催時間:12:00~20:00(最終受付19:00まで)
・事前予約制
*詳しくはスタッフまでお問い合わせ下さい。

お問い合わせ:Sharon(シャロン)
Tell:03-6418-5131(受付時間:12:00〜20:00)
Mail:info@sharon-shop.jp

オーダー可能なシャツの概要
・¥45,000(税抜)〜
・サイズゲージ:37〜43
・デザイン変更箇所:襟型,カフス,釦,ポケット有無,前立て有無,ギャザー有無,クレリック仕様