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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

Le Spade(レ・スパーデ)の1プリーツ ネイビーウールパンツ(2017SS)を購入!

こんにちは!
本日はシーズンの後半に購入し、まだご紹介差し上げていなかったアイテムを取り上げたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■Le Spade(レ・スパーデ)の唯一無二!?
さて、この度購入しましたのは、私にとっての吊るし(既成服)パンツ部門のエースであるレ・スパーデのドレスパンツ。ナポリで1世紀以上に渡ってパンツを作り続けてきたと言う職人家であるモーラ家が送り出す既成品のレーベルです。その最大の特徴の1つが、モーラ家の職人であるパスクワーレ・モーラ氏自らが1針1針、手縫いにて仕立てていること。

このレ・スパーデですが、他の吊るしのパンツブランドはもちろん、ス・ミズーラ(ビスポーク)やMTM(パターン・オーダー)のパンツを多少なりとも経験させて頂いて来た中で私が感じている魅力、それも”唯一無二”のものだと考えている点が2つあります。

1つ目は、手縫い感溢れるビジュアルに宿る独特の風合い。

2つ目は、座った時に感じる、優しい心地良さ。

・手縫い感溢れるビジュアルに宿る独特の風合い
まず、レ・スパーデをお持ちの方はもちろん、当Blogにてこれまで私の購入品をご覧になってこられた方はお分かり頂けるかと思いますが、レ・スパーデにはこれでもかっ!と言うほどの手縫いのステッチが随所に施されております。
Le Spade(レ・スパーデ) ノープリーツ トロピカル・ウールパンツ_2016SS③

見方によっては”雑”に見えるのですが、このステッチには一定の独特のリズム感を感じており、妙に”アジ”があるのです。実際にパスクワーレ・モーラ氏が手縫いをしている動画を拝見したのですが、机の上に腰を掛けて談笑しながら、(私からしたら)高速かつリズムよく針を走らせる姿がとても印象的でした。
Le Spade(レ・スパーデ) ノープリーツ トロピカル・ウールパンツ_2016SS②

正直、ステッチや処理の美しさ、と言う観点だけで言えば、日本人の職人さんの方が断然に綺麗だと感じております。

ただ、この独特の風合いと言いますか、表情は日本人の職人さんのそれにはない、唯一無二の魅力がありますし、他のナポリのハンドメイドを謳うパンツブランドはどれも比較的端正なビジュアルを有しているように感じていますので、レ・スパーデと同じような雰囲気のものはありません。

談笑しながら(無意識下に!?)針を走らせるあたりにイタリア人と言いますか、ナポリの職人の気質を感じなくもないですが、そんなナポリの空気をふんだんに含んでいるのが、このレ・スパーデのステッチの持つ独特の魅力なのかもしれません。

・座った時に感じる、優しい心地良さ
また、このレ・スパーデのパンツは座ったときの心地良さが特に抜群だと思っています。足がスムーズにでる心地良さやフィット感、またシワのない美しさはス・ミズーラ(ビスポーク)やMTMに一歩譲ることもあるのですが、それでも座ったときの圧がかからない、とても自然な優しい心地良さ、と言うのは、これまたレ・スパーデの唯一無二の武器かなと。

正直技術的な観点から素人である私が何か言えるわけではないのですが、100年以上に渡ってパンツの職人さんが受け継ぎ、そして時には付加してきた伝統の技術が生きているのでしょうか。

レ・スパーデの股部はシンバルン・ステッチと言う、負荷がかかると圧を逃がすように伸縮する造りになっております。また、パンツの尻ぐりまで手縫いで施しているのはハンドメイド(手縫い)を謳うパンツの中でもレ・スパーデ(モーラ家)くらいなもの、とは聞いたお話ですが、そんな受け継がれた伝統的な縫製の中に秘密があるように感じています。
Le Spade(レ・スパーデ)のノープリーツ・ウール ピンチェック柄パンツ④

もちろん圧がかかる箇所を手縫いで施すかマシン(ミシン)で仕上げるかは強度とのトレードオフと言う側面もありますので、一概にどちらが良い!とは言えないのかもしれません。ただ、それでも個人的にはこのレ・スパーデのパンツを穿いてデスクワークをする際の心地良さは気に入っておりますよ。
Le Spade(レ・スパーデ)のノープリーツ・ウールパンツ⑤

と言うことで、そんな手縫いならではの唯一無二の風合いを持ち、座った時に抜群の心地良さがあると私が感じるレ・スパーデですが、今回はこれまで持っていない色のドレスパンツを買い足すことに致しました。

■Le Spade(レ・スパーデ)の1プリーツ ドレスパンツをご紹介
今回選んだのは、こんなネイビーカラーのパンツです。やはりジャケパンスタイルと言いますと、ジャケットにネイビーを持って来て、パンツにはグレーを合わせると言うのが定番と言うこともありますし、グレーのパンツは比較的汎用性も高いので、どうしても最初に購入する方が多いように思います。
Le Spade(レ・スパーデ)の1プリーツ ネイビーウールパンツ(2017SS)_①

その反面!?ネイビーのパンツと言うのは若干合わせるジャケットの色を選ぶためか!?、他の色が完売する中、シーズンの後半でも幸いにしてマイサイズが残っておりました。
Le Spade(レ・スパーデ)の1プリーツ ネイビーウールパンツ(2017SS)_②

仕様はワンプリーツ(アウトプリーツ)と言う、今の空気感を捉えた1品。ネイビーにも色々とありますが、落ち着いた色合いのベーシックな1本。これまで春夏のドレスではネイビーカラーのパンツは持っていなかったのですが、今期はソリートのブラウンベースのチェックジャケットを購入しておりますし、ベージュやエクリュのジャケットにも合わせられるのでは!?と言うことでトライしてみました。
Le Spade(レ・スパーデ)の1プリーツ ネイビーウールパンツ(2017SS)_③

タグはシャロンさんのエクスクルーシブなパンツであることを示す、「Per Sharon」のタグです。
Le Spade(レ・スパーデ)の1プリーツ ネイビーウールパンツ(2017SS)_④

私は持っていませんが、本当に暑い夏の日であればホワイトやグレーのニットポロなんかを合わせてもカッコ良いかもしれませんね。と言うと、欲しくなってしまうので注意が必要ですが・・・。(汗)
Le Spade(レ・スパーデ)の1プリーツ ネイビーウールパンツ(2017SS)_⑤

ちなみに尻ぐりもご覧の通り、手縫いです。手で力を入れるだけで伸縮しますので、このあたりが座った際に感じる優しい心地良さの秘密の1つかもしれませんね。
Le Spade(レ・スパーデ)の1プリーツ ネイビーウールパンツ(2017SS)_⑥

と言うことで、自身初のネイビーカラーのドレスパンツは、お気に入りの吊るしのパンツブランドであるレ・スパーデにて購入致しました。早速使っておりますが、思った以上の使い勝手の良さで気にっております。レ・スパーデは年々値段が上がってきてしまっているのがちょっと残念ですが、この価格帯では代替品がない状態ですので、引き続きエースとして頑張ってもらいたいと思いますっ!






Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!:採寸編

こんにちは!
本日は、「Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!」と言うことで、前回ご紹介差し上げましたSharonさんの手縫いのパターン・オーダーこと、サルトリア・シャロンでパンツを仕立てて頂くことにしましたので、その採寸編と言うことでお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■サルトリア・シャロンのパンツはいかがですか!?
さて、実はサルトリア・シャロンでパンツを仕立てて頂くのは今回が初めてです。以前、Sharon専属の職人であり、サルトリア・シャロンの監修を行っている直井氏のブログにてサルトリア・シャロンでパンツを仕立てている方が取り上げられており、少し気になっておりました。

その後、前回ご紹介差し上げましたように、サルトリア・シャロンにてブラック・スーツ(略礼服)を仕立てて頂き、私自身としてサルトリア・シャロンのパンツの穿き心地、作りの良さを実感することが出来たわけです。

このような中で、現在吊るし(既成品)のパンツメーカーとして個人的に最も気に入っているのが、ナポリで1世紀以上にわたってパンツを作り続けてきたと言う職人家であるモーラ家のパスクワーレ・モーラ氏が手縫いにて仕立てているレ・スパーデ。
Le Spade(レ・スパーデ)の1プリーツ 千鳥格子柄のウールパンツ(2017SS)_③

毎シーズン恒例のように買い続けてきましたので、現在では私のワードローブ内のパンツ部門では最も”幅を利かせている”ブランドでもあります。
Le Spade(レ・スパーデ)の1プリーツ (チャコールグレー)ウールパンツ(2017SS)_⑥

このレ・スパーデですが、Sharonさんが毎期セレクトされるものの多くはシンプルでベーシックなソリッドのものが多く、色もドレスパンツですとグレーやネイビー、ベージュと言ったカラーリングである傾向がございます。

そんな時に、昨年購入したサルトリア・ソリートのベージュのジャケットやアルフォンソ・シリカのキャメルカラーのジャケットに合わせるパンツを欲しており、出来ればチェック柄が良いなぁと考えておりました。そこで、レ・スパーデだとシンプルな物が多いので、自身で仕立ての良さを実感することが出来たサルトリア・シャロンでジャケットに合う色、柄のパンツを仕立ててみようかなと思い始めたのが、今回お願いするに至ったきっかけでした。
サルトリアソリートのトランクショー201702_①
※サルトリア・ソリートのジャケット

Alfonso Sirica(アルフォンソ・シリカ)のカシミア 3Bシングルジャケット_着用イメージ③
※アルフォンソ・シリカのジャケット

■世界のカノニコは足が早い!
そこでこの2017年AWには、サルトリア・シャロンでパンツを仕立ててみたいので、秋冬の生地バンチが入荷したら連絡が欲しい旨を直井氏にお伝えしていたわけです。

今回想定した生地は、世界のカノニコ!世界で最もその生地の輸入量が多い国の1つであると言う日本は、その調達コストも低いがために、生地のクオリティに対して比較的リーズナブルな価格で購入できるのがカノニコである、とは以前も記載しておりました。
サルトリア・シャロン_パンツ生地①

サルトリア・シャロンのパンツの価格は55000円(税別)~です。よって、税込みでも1ケタ台に抑えることが出来れば手縫いのパンツとしてはリーズナブルかなと言う想いもあり、今回はカノニコを選びました。

現在ではナポリの手縫い仕立ての吊るし(既製品)のパンツも増え、Sharonさんで扱うレ・スパーデ以外にもちらほら見かけるようになりましたが、だいたい8万円前後から中には二ケタ近いものまでございます。正直そこまで出せばス・ミズーラ(ビスポーク)が出来てしまうと感じておりましたので、自分の中での現在の価値観に基づいての判断と言うことですね。

ただこのカノニコ。比較的リーズナブルながら品質が良いと言うことは服好きの方であれば知れ渡っていることですので、生地バンチが入荷する8月中であっても売り切れる生地が出るなど、人気の生地ブランドなわけです。

そこで一番選択肢が多いうちに選んでおこう!と言うことで、先日2017年AWのカノニコの生地バンチが入荷したと言うご連絡を頂いてから早々に伺ってまいりました。

今回直井氏と相談の上で私が選んだのは、グレーベージュのような色合いが特徴的な、ハウンドトゥース柄のこの生地です。合わせたいジャケットであるソリートとシリカはともにカシミア。よってあまり起毛感の強い生地ですと全体的にモコモコしてしまうと言うこともあって、程良い起毛具合のものをセレクト。
サルトリア・シャロン_パンツ生地②

他にも、チャコールグレーカラーやブラウンよりの同じ柄、生地感のものがあったのですが、ドレス過ぎず、かと言ってカジュアル過ぎない絶妙なラインとしてこのグレーがかったベージュにすることにしました。
サルトリア・シャロン_パンツ生地③

生地はSuper 120'sのウールフランネル。目付は270gmsと、秋冬生地としては使い勝手の良い生地ではないかと思っています。
サルトリア・シャロン_パンツ生地④

ちなみに私が伺った時点(8月前半)でも既に売り切れの生地がありましたので、この秋冬にカノニコで仕立てたい!とお考えの方は、お早めに行動される方がいかもしれませんね。

■サルトリア・シャロンの採寸
今回は手縫いのパターン・オーダーになりますので、サンプルのゲージがあります。よって、ウエストサイズの採寸をもとに、ベースとなるサンプルゲージのサイズを選びます。私の場合はウエスト75㎝で、サイズ「44」でした。
※ウエストサイズだけではなく、体型によっては同じウエストでもゲージのサイズは変わる場合があります。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!:採寸編①

実際に履いてみますと、全体的なサイズ感と言う意味でもぴったりでしたし、大きな補正は必要ないと直感で感じるほどでした。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!:採寸編②

歩いてみたり、座ってみたりすることで、その穿き心地や気になる箇所などを確認し、直井氏に伝えます。また、直井氏は独自の経験値と職人としての視点から私のフィッティング状態をチェックして、補正個所を提案してくださいましたよ。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!:採寸編③

サルトリア・シャロンは私が初めてジャケットを仕立てて頂いた際やブラック・スーツを仕立てて頂いた去年と比べますと、パターンなど様々な点においてアップデートが施されております。

パンツもブラックスーツを仕立てて頂いた際に比べて股上が気持ち深くなったように感じたり、多少改良が加えられているようでした。それでも大幅な変更があるわけではないので、私の場合はワタリの太さを若干削ったり、サイドポケットまわりのシワをとったりと言った微補正程度で済みそうです。

と言う事で、自身初となる、サルトリア・シャロンによるパンツのス・ミズーラ。この秋冬には柄物も積極的に取り入れたいと考えておりますので、ハウンドトゥース柄のパンツの仕上がりを楽しみに待ちたいと思います!






Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)を着てみた!

こんにちは!

本日は以前ご紹介差し上げました(※)、私が普段お世話になっているセレクトShopであるSharonさんによる手縫いのパターン・オーダーのレーベル、Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)の着用イメージをご紹介出来ればと思います。
※ご紹介記事
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でブラックスーツ(略礼服)を仕立てる!:前編
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でブラックスーツ(略礼服)を仕立てる!:後編

それでは、まいりましょう。

■サルトリア・シャロンのブラックスーツを着てみた!
さて、実はこの着用写真、まだ”暑い夏”であった今年の7月に撮影しておりました。ご紹介しようと思いつつ、結局このタイミングになってしまったわけですが、冷房を効かせていても暑い日の撮影であったことから(早く終わらせるために)焦って撮影した為か、改めて撮影した写真を見返してみるに着用イメージが鮮明に分かる写真が少ないことに気づきました・・・。(汗)

といきなり”言い訳”から入っておりますが、それでもサルトリア・シャロンの持っているスタイルはお伝えできるレベルにはあると個人的には判断しましたので、ご覧頂こうと思います。

まずはこちらの全身写真から。ブラック・スーツであると言うこともありますし、光の調整がイマイチなのでちょっと分かりにくい点もあるかと思いますが、太過ぎず、細すぎず、全体としてはベーシックなシルエット。私の体型ですとパターン・オーダーとは言え大きな補正は加えておりませんので、サルトリア・シャロンの持つベーススタイルが見て取れるかと思います。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ①

以下はフロントのボタンを外した際の全身写真。全体としてはベーシックですが、例えばラペルの美しいロール具合は”手縫い仕立て”であることを想起させますし、フロントカットのカーブはやや角度のある、軽快感のあるナポリのスタイルを感じさせます。ブラックスーツの使われる場を考えますと、特徴的なディティールが強く前面に出すぎていない、これ位の方がちょうど良いと感じています。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ②

少し上半身を拡大してみます。こちらも光の調整が上手くいかずに白飛びしちゃっておりますが、その中でも一番マシな写真が下記の画像。パターンはSharon専属の職人である直井氏が引いておりますので、ナポリのディティールを有していることが分かりますね。ハイゴージにやや幅広なラペル。高いのぼりからナチュラルに落ちていくショルダーライン。胸もバルカポケットです。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ③

今度は逆にちょっと暗すぎるのですが(汗)、フロントボタンを外した場合の上半身のアップ画像です。今回は略礼服のために3つボタンの段返りではなく、フロントは2つボタン仕上げ。それでもボタンの位置などがバランス良く配置されておりますので、3つボタンのスーツの場合とVゾーンの大きさはほとんど変わらず、普段の感覚で着ることが出来ますね。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ④

着心地はとても快適ですが、ス・ミズーラ(ビスポークの意)とは異なり、あくまでベースのパターンからの補正を加えて仕上げておりますので、ス・ミズーラのように完璧に体にフィットさせるまでは至りません。よって若干のシワはどうしても出てしまいます(生地の影響もあります)が、ツキじわのように出てはいけないシワではないので、この程度であれば許容範囲かなと。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ⑤

ベースパターンの秀逸さに加えて背中(後ろ身頃)にもしっかりとイセを入れつつ、袖も前に振って付けてありますので、静止している状態でも、動きを入れた状態でも心地良いフィット感を得ることが出来ます。また、袖(肩)も略礼服と言うことでイセ込の跡を散らしていますので、マニカカミーチャのように雨が降るような”特徴的なビジュアル”も最小限に抑えられてあります。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ⑥

腕を組んでも、背中や袖が必要以上に引っ張られるような不快な感覚はありません。このように、体の動きに気持ち良くジャケットがついてくる感覚は一度体験するとやめられない心地良さだと思います。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ⑨

なお、ラペルのステッチはもちろんシングル。ダブルステッチはカジュアルなディティールですので、より本格的な!?略礼服を求めるのであれば、シングルステッチにする方が正解だと思います。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ⑦

パンツは股上が深めのクラシックなスタイル。お腹からお尻周りにかけてをしっかりとホールドしてくれている、包まれているような安心感に加えて、歩く際にも違和感なくスムーズに足が出る感覚は、直井氏のス・ミズーラ(ビスポーク)を思わせるパターンの出来栄えの良さだと感じました。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ⑧

基本はサスペンダーで吊って着用することを考えておりますのでサスペンダー用の釦を内側につけて頂いておりますが、ベルトでの着用も出来るようにベルトループもつけてもらいました。アウトプリーツを1本入れておりますが、プリーツの開き加減も良いですし、腰回りのフィット感も上々です。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ⑩

■マシーンメイドのパターン・オーダー(IL mare(イルマーレ))との雰囲気の違い
そんなサルトリア・シャロンのスーツですが、同じSharonさんによるパターン・オーダーでもマシンメイドのIL mare(イルマーレ)とは、どんな差異があるのか、ビジュアル面を中心に少しだけご紹介しておきたいと思います。

以下は私が初めてSharonさんで仕立てて頂いた、イルマーレのスーツです。パターンは違いますが、監修は同じく直井茂明氏が行っておりますので、スタイル上での大きな違いと言うのはありません。しかし、やはりマシンメイドだけあってショルダー周りを中心に、サルトリア・シャロンと比べると硬めの雰囲気が漂います。
イルマーレのスーツ_着用イメージ①

こちらはウールに加えてモヘアが入っている生地のために、生地の見え方にハリ感があります。よって、生地による雰囲気の違いと言うのも間違いなくあるのですが、より柔らかな雰囲気が出ているのはやっぱり手縫いのサルトリア・シャロンの方かなと個人的には思っています。
イルマーレのスーツ_着用イメージ②

イルマーレもマシンメイドで出来る限界のイセ込量を確保していると言いますが、それでも手縫い仕立てのパターンを用いて縫製が手縫いで施されるサルトリア・シャロンと比べてしまいますと、どうしても着心地面における差異は明確に出てしまうように感じます。
イルマーレのスーツ_着用イメージ③

ただ、個人的にはイルマーレで仕立てて頂いたスーツの持つスタイル、雰囲気も気に入っていることから、今でもバリバリの現役として活用させて頂いております。

どちらを選ぶのかはスタイルや雰囲気の好みの問題、予算の都合などを踏まえて総合的に判断すべきかと思いますので、今後サルトリア・シャロン、イルマーレをご検討の方は、是非ご参考にされてくださいませ。

次回はもう1度サルトリア・シャロンを取り上げたいと思います。その理由は・・・・、次回までお待ちくださいませ!(笑)






「Think elegant!」更新しましたっ。

こんにちは。
本日は、ちょっとしたお知らせを1つだけ。

■「Think elegant!」を更新しましたっ!
シャロンさんとのコラボBlogである「Think elegant!」ですが、この度だいぶ久しぶりに(汗)なってしまいましたが、更新致しましたっ!

今回のテーマは、先日私自身がとある方におススメ頂いた映画を見たことによって感じた、「美しいということ」と言うものです。

お恥ずかしいくらいに熱く語って!?おりますが、それでも私自身としましてはこれまでの考え方を改める必要があると思うくらい学びの多い経験となりましたので、お時間ある方は是非ご覧になって頂ければ嬉しいです。

それでは、宜しくお願い致します!






目的軸で物事を捉える。

こんにちは!
本日は、「目的軸で物事を捉える。」と言うテーマで、コラム的にお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■『ファッション=モノだけではなく「自分の価値を高めてくれるもの」』
さて、本Blogでは兼ねてから私自身がファッションアイテムを購入することを「消費」ではなく、「投資」と言う言葉で表現してまいりました。その理由は以前も書いたことがあると思いますが、

服を買うこと=自身のやる気を高めて、結果(収入を上げる)を出す行為

と私自身が位置付けているからです。服を買うことが目的なのではなく、好きな服を着ることによって自身の仕事上のパフォーマンスを上げることが出来、結果として収入の増加(リターンを得る)に繋げることが最大の目的なわけです。決して強がりで「投資」と表現しているわけではないのです。(笑)

なお、仕事は自身の”収入の為だけ”に行うものではありませんが、仕事から得ることの出来る収入でもって私は日々生活をし、家族、家庭を支えているという現実がありますので、自身の働きに対する対価である収入は非常に重要です。

良い仕事をしてお客さまに喜んで頂き、会社の売上・利益の獲得に貢献をし、結果として自身の収入を上げる。

その目的達成へのアプローチの1つとして自分の好きな服を購入し、それらの服を着ることによってやる気を向上させたり、パフォーマンスを引き出すための”手段”として「服」を活用しているわけですね。

このような中で、最近何かと話題の!?あの企業の社長インタビューを先日拝読した際、「ファッション=投資」と言う私自身の考え方に非常に近い(と言うとなんだか大変おこがましいですが。汗)捉え方をされて、事業を拡大されていらっしゃる方がいることを知りました。

それは、インパクトのあるCMと「結果にコミットする」と言うフレーズで世間を席巻しているライザップの瀬戸健社長のインタビューです。ジムの運営を行っているライザップが今年、ジーンズメイトや堀田丸正と言ったアパレル関連企業を買収したことで話題になったことは見聞きした方もいらっしゃるかもしれません。
ライザップ社長インタビュー
※画像は記事元のfashionsnapさんから拝借致しました。

決して先が明るいようには見えないアパレル業界の企業をなぜ今買収するのか!?

その理由やライザップの事業に対する捉え方などにご興味がおありの方はインタビュー記事をお読み頂きたいのですが、この中で瀬戸社長は冒頭のサブタイトルに記載しております、『ファッション=モノだけではなく「自分の価値を高めてくれるもの」』と考えている旨を述べていらっしゃいます。

お客さんはライザップにトレーニングを求めているのではなく、健康的に痩せて、カッコイイ体型になると言う結果を求めているのだと言います。

これと同じで、お客さんはファッションに対して服や靴(モノ)を求めているのではなく、その先にある「モテたり」、「自分に自信が持てたり」、「憧れられるようになりたい」と言った、その服(モノ)を買うことによって得ることの出来る”効能”を求めている。換言すると、お客さんは自分の価値を高める(と言う目的)ための手段としてファッションアイテムを買っていると捉えていると。

まさに、私自身が服を買うと言う行為に見出していることは、そう言うことですよね!?

■目的軸で物事を捉える
マーケティングの世界では、古くから語り継がれている格言があります。

「顧客が求めているのはドリル(手段)ではなく、穴が開けたい(目的・結果)のだ。」

と言ったような趣旨の格言です。

まさに瀬戸社長の考え方にも、この格言がベースにあるように思います。ともすると目の前で起きている事象に意識が行きがちですが、その裏にあるもの、今回で言えば、顧客の行動の”目的”にしっかりと目を向けてアクションを行うことが重要だと言うことです。

この考え方、物事の捉え方には、アパレル業界(だけではないですが)が再度大きな輝きを取り戻すためのヒントがあるようにも個人的には感じます。

アパレル業界が提供しているのは本質的には服や靴と言った”モノ”ではなく、”自信”だったり、”勇気”だったり、それらを身に付ける人が活き活きとすることが出来る、それこそ瀬戸社長をお言葉を借りれば、”自分の価値を高める”ための「武器」なのかもしれません。

そんな服を買う人の”目的に意識を向けてみる”と、どんな商品が良いのか、どんな素材が良いのか、どんなデザインが良いのか、どんな売り場が良いのか、どんな売り方が良いのか。色々なことをブラッシュアップ出来るヒントになるかもしれない、などと素人的には思ってしまいます。

私も自分の仕事における顧客の購買目的を少し掘り下げてみて、そこに着目しながら改めて自身の仕事について振り返ってみたいと思っていますし、仕事だけではなく、日常の出来事をを改めて「目的軸」で整理したり、捉えなおしたりしてみると、また面白いことに気づいたりするかもしれませんね。