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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

目的軸で物事を捉える。

こんにちは!
本日は、「目的軸で物事を捉える。」と言うテーマで、コラム的にお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■『ファッション=モノだけではなく「自分の価値を高めてくれるもの」』
さて、本Blogでは兼ねてから私自身がファッションアイテムを購入することを「消費」ではなく、「投資」と言う言葉で表現してまいりました。その理由は以前も書いたことがあると思いますが、

服を買うこと=自身のやる気を高めて、結果(収入を上げる)を出す行為

と私自身が位置付けているからです。服を買うことが目的なのではなく、好きな服を着ることによって自身の仕事上のパフォーマンスを上げることが出来、結果として収入の増加(リターンを得る)に繋げることが最大の目的なわけです。決して強がりで「投資」と表現しているわけではないのです。(笑)

なお、仕事は自身の”収入の為だけ”に行うものではありませんが、仕事から得ることの出来る収入でもって私は日々生活をし、家族、家庭を支えているという現実がありますので、自身の働きに対する対価である収入は非常に重要です。

良い仕事をしてお客さまに喜んで頂き、会社の売上・利益の獲得に貢献をし、結果として自身の収入を上げる。

その目的達成へのアプローチの1つとして自分の好きな服を購入し、それらの服を着ることによってやる気を向上させたり、パフォーマンスを引き出すための”手段”として「服」を活用しているわけですね。

このような中で、最近何かと話題の!?あの企業の社長インタビューを先日拝読した際、「ファッション=投資」と言う私自身の考え方に非常に近い(と言うとなんだか大変おこがましいですが。汗)捉え方をされて、事業を拡大されていらっしゃる方がいることを知りました。

それは、インパクトのあるCMと「結果にコミットする」と言うフレーズで世間を席巻しているライザップの瀬戸健社長のインタビューです。ジムの運営を行っているライザップが今年、ジーンズメイトや堀田丸正と言ったアパレル関連企業を買収したことで話題になったことは見聞きした方もいらっしゃるかもしれません。
ライザップ社長インタビュー
※画像は記事元のfashionsnapさんから拝借致しました。

決して先が明るいようには見えないアパレル業界の企業をなぜ今買収するのか!?

その理由やライザップの事業に対する捉え方などにご興味がおありの方はインタビュー記事をお読み頂きたいのですが、この中で瀬戸社長は冒頭のサブタイトルに記載しております、『ファッション=モノだけではなく「自分の価値を高めてくれるもの」』と考えている旨を述べていらっしゃいます。

お客さんはライザップにトレーニングを求めているのではなく、健康的に痩せて、カッコイイ体型になると言う結果を求めているのだと言います。

これと同じで、お客さんはファッションに対して服や靴(モノ)を求めているのではなく、その先にある「モテたり」、「自分に自信が持てたり」、「憧れられるようになりたい」と言った、その服(モノ)を買うことによって得ることの出来る”効能”を求めている。換言すると、お客さんは自分の価値を高める(と言う目的)ための手段としてファッションアイテムを買っていると捉えていると。

まさに、私自身が服を買うと言う行為に見出していることは、そう言うことですよね!?

■目的軸で物事を捉える
マーケティングの世界では、古くから語り継がれている格言があります。

「顧客が求めているのはドリル(手段)ではなく、穴が開けたい(目的・結果)のだ。」

と言ったような趣旨の格言です。

まさに瀬戸社長の考え方にも、この格言がベースにあるように思います。ともすると目の前で起きている事象に意識が行きがちですが、その裏にあるもの、今回で言えば、顧客の行動の”目的”にしっかりと目を向けてアクションを行うことが重要だと言うことです。

この考え方、物事の捉え方には、アパレル業界(だけではないですが)が再度大きな輝きを取り戻すためのヒントがあるようにも個人的には感じます。

アパレル業界が提供しているのは本質的には服や靴と言った”モノ”ではなく、”自信”だったり、”勇気”だったり、それらを身に付ける人が活き活きとすることが出来る、それこそ瀬戸社長をお言葉を借りれば、”自分の価値を高める”ための「武器」なのかもしれません。

そんな服を買う人の”目的に意識を向けてみる”と、どんな商品が良いのか、どんな素材が良いのか、どんなデザインが良いのか、どんな売り場が良いのか、どんな売り方が良いのか。色々なことをブラッシュアップ出来るヒントになるかもしれない、などと素人的には思ってしまいます。

私も自分の仕事における顧客の購買目的を少し掘り下げてみて、そこに着目しながら改めて自身の仕事について振り返ってみたいと思っていますし、仕事だけではなく、日常の出来事をを改めて「目的軸」で整理したり、捉えなおしたりしてみると、また面白いことに気づいたりするかもしれませんね。






買い物の満足度を上げる方法!?

こんにちは!
本日は、「買い物の満足度を上げる方法!?」と言うテーマでお送りしたいと思います。

それでは、参りましょう。

◼︎「最高」の定義
さて、ひと昔前のように”物質が不足している時代”であれば、モノを手に入れること、即ち”購入すること自体がモノの不足を解消する”と言う問題の解決に繋がり、結果として満足感を満たす唯一にして最高の方法であったと想像致します。

ところが諸先輩方による多大なる努力の結果、少なくとも日本においては世界にも類を見ない程、物質の充足性と言う面においては不自由の無い状況が多くの地域で達成されたのではないでしょうか。

例えば私自身の直近1、2カ月の買い物を自分で振り返ってみます。すると、生きていくのに必要な食料品を除きますと、本来は無くても生活が大きく困る状況ではないモノを買っている(むしろ不要なモノばかり!?笑)事が多々あったり致します。もちろん買う際には不要なモノだとは考えていないわけで、あると便利だったり、あると心がちょっと豊かになったり、あると子供が喜ぶと思うモノだったりするわけです。

こんなことを繰り返しておりますので、世の中のみならず、自らの家の中も”モノで溢れる”ことになり、モノが届くたびに嫁さんからの冷たい視線を浴びることになるわけですね。(汗)

ところで、この様なモノが溢れる中で買い物をする際には必ず!?する事があります。それは、口コミと言われる、実際に購入された方の評価、評判を事前調べると言うこと。特に、価格が高額になればなるほどその傾向は顕著かと思われます。

同じ様な機能、効能を持ったモノが世の中には溢れておりますので、出来るだけ評価の高い、最高のモノを買う事によって損や失敗を避けたい、と言う買う側の事情があると考えています。

事実、私自身はそうだった様に思います。

服にしても、家電にしても、何にしても、(自身が購入可能な範囲で)最高級、最高峰、最高クラス・・・。

これを買っておけば間違いのない、大きな満足度を得る事が出来るはずだと。ただ、いつの時からか、「最高」を追う事を辞めました。いや、正確に言いますと、「他の方における最高」ではなく、「自分にとっての最適こそ、最高だ」と言う感覚を大切にして買い物をするようになったのです。

◼︎何を、どのように、どの程度解決するのか!?
全ての購買活動は「問題解決である」と言えるのではないでしょうか。

・食料が不足(腹が減れば)すれば、その解決策として食料を買う
・手軽に、効率的な掃除を実現する為の解決策として、掃除機を買う
・カッコよく見られたいから、その解決策として、カッコ良いと感じる服を買う

問題、課題が顕在化している場合も、そうでは無い場合も、買い物を通して、そのモノが持っている機能、効能がそれらの課題を(物質的、精神的に)解決するからモノを買うわけです。

この事は今も昔も変わらないはずですが、モノが溢れて選択肢が多い分、また、個々におけるモノを必要とする理由(問題や課題)が多様化している分、日々の買い物から高い満足度を得続ける事が難しくなっているのかもしれません。

このような中で、これまで数多くの散財を繰り返して来た経験を有する私が思う、最高に満足度の高い買い物をする方法は、

これから購入しようとするモノ、対象物に着目するのではなく、自らの持つ解決したい問題、課題が何であるのか。その問題、課題をどのように、どの程度解決したいのかと言う、”自分自身との対話をしっかりと行う”ことである、

と考えております。

この自分自身との対話をしっかりと行い、何を解決すべきか。どのように、どの程度解決すべきかの道筋を明らかにしておきますと、例え世の中的には”最高のモノでは無くとも、自分にとっては最適で非常に満足度の高い買い物が出来る”ようになりますし、他の方の評価、評判をチェックする際にも確認すべき事項が明確化しますので、様々な意見に右往左往することがなくなります。

現在プレセールが開催されておりますが、これから2017SSセールも本格化するように思います。是非、ご自身のワードローブやスタイルなどを踏まえ、これからの装いについてご自身としっかり対話されてみてはいかがでしょうか!?

解決すべき課題が明確化しておりますと、買うべきモノが明らかとなり、結果的に満足度の高いセール戦線を過ごすことが出来ると信じております!

■おまけ
本日、6月28日セールスタート!
ナカガワ1948
TOKYOlife

キャリー品の大放出!クリアランスセール開始!
ラグラグマーケット






自らの審美眼を試す!?:後編

こんにちは!
本日は前回から引き続き、「自らの審美眼を試す!?」と言うテーマの後編としてお送りしたいと思います。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のSUPER140'S シングル3Bスーツ_2017ss_⑰

まず前編では「審美眼」とは「美を的確に見極める能力」である、と言う意味であることを確認した後に、私は本Blogを書き始める前の自分よりも、今の自分の方がメンズのドレスファッションに対する「審美眼」が備わっている自信がある、と珍しく!?断言致しました。(笑)

そして結果的に自らの審美眼を鍛える要因となったのは、本Blogを執筆する中で、

・メンズファッションの歴史と言う”体系化された美の知識”を学び、
・多くの服を見て、買って、着ることで”感性・感覚”を養い、
・服の構造を理解することで、”感性・感覚”と”理論”との整合性を取ってきた

ことが良かったのではないか、などと振り返っておりましたね。これらの事実が本当に自らの審美眼を鍛えることに貢献したのかどうかは自己評価なので定かではないですが、私個人としてましては、そのように理解、解釈しているわけです。

ところで、そもそもの記事のテーマは「自らの審美眼を試す」です。と言うことで、後編では「試す」とはどう言うことを意味するのか、から入っていきたいと思います。

■Sharonと言う審美眼のフィルターを外す
さて、私がメンズのドレスファッションに目覚めることとなったのも、それこそ自らの審美眼をBlog執筆前の自分よりも鍛えることが出来たのも、私が普段お世話になっている、南青山に店舗を構えるセレクトShopであるSharonさんを抜きに語ることが出来ないことは長らく本Blogをお読み頂いている方であればご理解頂けるかと思います。
Sharon_HP_2017ss
※公式HPより拝借致しました。

Sharonさんとの出会いは2014年の末。ショップのご紹介は「My Sartoria(マイ サルト):Sharon(シャロン) at南青山」と言う記事で、今から2年ちょっと前の2015年の2月にお送りしておりました。

正直当時はSharonさんで扱っていらっしゃるブランドの多くは聞いた事も無いようなブランドで、かつその凄さも今ほどは深く理解していなかったと思います。それでも、オーナーさんの熱い想いに1人の人間として、またビジネスマンのはしくれとして強く共感し、通わせて頂くようになったことは記事にも書いている通りです。

つまり、欲しいものがあるから通うようになったのではなく、オーナーさんの想いに強く共感することから通うようになったと言う、ちょっと珍しい形でお付き合いがスタートしたわけです。

そんなSharonのオーナーであるK氏をはじめ、スタッフの方々、専属職人の直井茂明氏からは本当に学ぶべきことが沢山あり、またメンズドレスファッションの奥深い世界を進む際の先導役として、私を導いてくださっております。

そこにはプロとしての絶対的な信頼感があるわけですが、それもそのはず。オーナーであるK氏はこの業界では20年を超えるご経験を有していらっしゃいますし、職人である直井氏もお若いながら15年以上のご経験をお持ちと言うプロ。スタッフの方も大手ショップの販売やスタイリスト、製造現場でのご経験をお持ちの方が揃っていらっしゃるのです。

何事も10年間真剣に取り組めばプロになれると言いますが、期間だけに焦点を当てたとしても十分なご経験がある方が多い。

そのような中で、取扱いブランドやアイテム以前に”想いに共感する”ことから始まったこのお付き合いも、気が付けばSharonさんで扱うブランドやアイテムの虜になっている自分がいることに気がつきます。(笑)

毎期毎期、新しいアイテムと出会うときはドキドキ、ワクワクしますし、袖を通してみると感動する。
Le Spade(レ・スパーデ)の1プリーツ (チャコールグレー)ウールパンツ(2017SS)_③

そんな素敵な経験と時間とをSharonさんからは与えて頂いているわけですが、ずっと強く思っているのは、”Sharonと言う審美眼”によって選ばれた良質なアイテムの恩恵を最大限に受けさせて頂いていると言うこと。

自分自身の経験値が上がってまいりますと、初めてお店に足を踏み入れた時とは比べ物にならないような感覚で、取扱いアイテムの凄さや洗練具合、エレガンスを強く感じるのです。

すると、自分の物を見る目が養われたかのような”勘違い”をしてしまうわけですが、そこにはSharonと言うプロフェッショナルが経験と知識、センスを伴った審美眼を使ってフィルタリングすると言う、事前工程が存在するわけですよね。つまり、お店に並んでいる時点で、上質で良質なものが揃っていると。

この恩恵はずっと享受し続けたいと思い一方で、”Sharonさんに頼ることなく、自らの審美眼を試してみたい”と言う感情も、生意気ながら最近では芽生えたりするわけです。

そんな時に、これは良い機会かな!?と思うイベントとめぐり逢うことが出来ました。

■審美眼とは、基準づくり!?
その機会とは、とあるサルトリアが開催するイベントなのですが、それはSharonさんが主催するわけではなく、どこか他のセレクトショップの審美眼によってなされるわけでもないイベントなのです。

審美眼とは、「美を的確に見極める能力」である。と前編で定義づけしたのですが、個人的には「モノの良し悪しを判断する能力」と言うよりも、「自分の中における美の判断基準(スタイル)を持つことが出来たのか否か」と言う意味合いで捉えております。

もちろん物である以上”良し悪し”や”グレード”と言うのは存在すると思うのですが、一定のレベルを超えますと、そこから先は好き嫌いの世界が多分にモノを言うのではないかと感じています。

つまり、物としては上質であり、良いものであったとしても、自らが持つ美の基準(スタイル)と異なるのであれば、それは自分にとって魅力的なモノとは限らない訳です。

私は普段、「Sharon」と言う審美眼に強い魅力感じておりますが、日本は世界にも稀に見るほど魅力的なセレクトShopが多い国であると思います。よって、Sharonさん以外のセレクトShopの持つ審美眼に魅力を感じる方も、当然ながら多々いらっしゃるわけです。好き嫌いの世界ですから、好き(良い)と感じるものが分かれるのが当たり前ですよね。

それはまさに、以前同じようなテーマである「美の基準!?について、考える」と言う記事の中で記載致しました、

『差異を”美の優劣”として見るのではなく、”美の選択肢”として見る』

と言うことだと理解しております。

そのような中で、ファッションのプロであるバイヤーや世界でも稀に見るほどに魅力的な日本のセレクトShopの持つ審美眼と言う恩恵の枠の外に出た瞬間に初めて、自分自身が言うほどの美の基準(スタイル)を持っているのか否か、が明確になるのかなと。

他にも”ホーム”としているセレクトShop以外のお店に足を踏み入れた際に、これは自分が好きなスタイル、これは違うと言った形で明確に判断が出来るようになっていれば、それはもしかしたら「審美眼」がしっかりと養われている証拠なのかもしれません。

いずれにせよ、イベントの詳細は別途記事にて”結果”も含めてお送りしたいと思います。さて、どうなることやら・・・。






自らの審美眼を試す!?:前編

こんにちは!
本日は、「自らの審美眼を試す!?」と言うテーマで、コラム的にお送りしたいと思います。
直井茂明氏_スミズーラ①

それでは、まいりましょう。

■審美眼
さて、「審美眼」と言う言葉。普段生活をしている中では恐らく使わない言葉だと思うのですが、皆さまはその意味をご存知でしょうか!?

言葉を分解してみますと、下記の3つに分けることが出来ます。

①審
②美
③眼

審判と言う字に使われる「審」ですが、「審らか」と書いて、「つまびらか(つばひらか)」と読むそうです。そして、その意味は『くわしいさま。物事の細かいところまではっきりしているさま。』
※『』内は、コトバンクより引用

英語で言うなら、「judge(ジャッジ)」。

そうするとなんとなく意味が見えてくる感じが致しますね。

①詳しい(判断する)
②美しさ
③眼力(能力)

「美しさを、判断する、能力」・・・、つまるところ「審美眼」とは、

「美を的確に見極める能力」

とでも捉えておけば良いように思います。この「審美眼」と言うのは、対象が何であっても良いと思うのですが、本Blogは一応ファッションBlogを名乗っておりますので、対象を「ファッション」、とりわけ私の関心が強い「メンズのドレスファッション」に絞って本日は考えてみたいと思います。

■審美眼の育て方
そんな、「美を的確に見極める能力」と定義された「審美眼」ですが、一体どうやったらその能力を育てることが出来るのでしょうか!?

私は自身のセンスや知識、経験にはまだまだ自信がありませんが、唯一絶対的に確信していることがあります。それは、自分の過去、具体的には、本Blogを始める2013年12月以前と、今とを比べた場合では、今の方がメンズのドレスファッションに対する「審美眼」は間違いなくある(身に付いている)だろうと言うことです。

本Blogを執筆する中で私がやってきたことと言えば、

①(それまで以上に)多くの服を見てきたこと、買ってきたこと、着てきたこと
②服(ブランド)の歴史を、自分なりに学んできたこと
③服の構造を、自分なりに学んできたこと

そして、上記①②③を踏まえて服と真剣に向き合い、④服のことを考えてきたこと。くらいでしょうか。

本記事を執筆するにあたって「審美眼」で検索したところ、興味深いやりとりがありました。

質問者:「審美眼はどうすれば鍛えられるか?」
回答者:「美とされるものは基本的に歴史的・宗教的・文化的・政治的に発生しているから、それらの歴史を学ぶこと」
※rm55にて一部内容を簡略化

これには、なるほど!と思わず納得してしまったのですが、以前

「美というのは、すでに存在しているものであるが、やはりそれは誰かによって見出されるものである。」

と言う日本の哲学者である梅原猛氏の言葉を引用したことがございます。世の中に存在する「美」と言うものは、既に誰かによって見出され、意味付けをされた結果、存在しているわけですね。

上記回答者は、『歴史というくらいだから単純に自然発生したものの「羅列」でなく解釈と”意味付け”により「再解釈・体系化」したもの』と言う回答もされておりましたが、「美」に関する歴史を学ぶと言うことは、正に

「誰かによって見出され、体系化された美」

を学ぶことに他ならないわけです。そうしますと、②メンズファッションの歴史と言う”体系化された美の知識”を学び、①多くの服を見て、買って、着ることで”感性・感覚”を養い、③服の構造を理解することで、”感性・感覚”と”理論”との整合性を取ってきたと言う、私がこれまでBlogを執筆する中でやってきたことは、自身の審美眼を鍛える要因になったのではないかと思うわけです。(強引な部分もありますが・・・。)

そうすると、Blogを書き始める”前の自分より”も、”今の自分”の方がメンズファッションに対する”審美眼が身に付いて”来ていると、自信を持って言うことが出来るわけですね。

事実、ここ最近は、これまで見えなかった(分からなかった)ものが見える(分かる)ようになってきたような感覚があります。

もちろん私が立っている所はまだ入り口付近で、奥は更に深いことも同時に理解はしているのですが、こう言う感覚はこれまでの私の中には無かったものなのです。

この私の感覚が皆さまのお役に立てるのかどうかは分かりませんが、せっかく多大なる時間とお金を使って得ることが出来たものですから、自分の中で体系化して、少しずつでも記事化出来たら10名ぐらいの方には「タメになった!」と思って頂けるのではないか、と考えております。

最後はちょっと話がそれてしまいましたが、長くなったので続きは後編にて記述させて頂こうと思います。






2017年 新年のご挨拶

明けまして、おめでとうございますっ!
皆さまは充実した年末年始を過ごすことが出来ましたでしょうか?

私は年末から年始にかけて、大分ゆっくりと休ませて頂きました。
今回は嫁さんと自分の実家にそれぞれ帰省し、家族団欒で幸せな、楽しい時間を過ごすことが出来ましたょ。
2016-17_帰省

また本日よりマイペースではございますが、2017年の記事をお送りさせて頂ければと考えておりますので、皆さま、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

■年末年始のセールの成果はっ!?
さて、昨年もお送りしましたが、やっぱり気になる!?年末年始にかけてのセール戦利品のお話。昨年はプロパー期間に欲しいモノはほとんど入手しており、ワードローブも大分充実してきていることから、今回の年末年始のセールではターゲットを絞りに絞って参戦することと致しました。

結果、狙っていたアイテムが狙っていた割引率になったことを確認し、無事に入手することが出来ました♪こちらは改めて後日、記事としてお送りさせて頂きますね。

なお、上述したような事情もございましたので、今回は例年のように事前に多くのショップのアイテムをチェックすることがありませんでした。よって、年始に実家から自宅に戻って来た後に、セール品チェックと言う名のパトロールを行ったのですが、やっぱり人気ブランドの人気定番アイテムは、どこもメインのサイズは完売していることが多かったように思います。

それでも、これは欲しいカモっと思うアイテムのマイサイズが残っていたりするのをいくつか見つけましたので、モア・セールでもうひと声かかるようなことがありましたら、是非ワードローブに向かい入れることが出来ればと思っています。
※「2016年AWアイテム・インポートファッションのセール情報まとめ!

■2016年の振り返り
ところで、”新年”と言いますと、気持ちも新たに今年の目標などを設定される方も多いと思います。私はそれと同じような感覚で、と言いますと言い過ぎかもしれませんが、”買い物”と言う行為につきましても、目標や計画を設定しております。

昨年も年初の記事である「新年のご挨拶」におきまして、「グレーカラー」と「ビスポーク(ス・ミズーラ)アイテム」、「ドレスアイテム」と言う3つのキーワードを挙げて、2016年と言う1年間を過ごしてまいりました。

色(カラー)につきましては、吊るし(既製品)であればアイテムとの出会い次第ですし、ビスポークにつきましても生地との出会いに左右されると言う、自分の意思でコントロール出来る範囲外の影響が多分にございます。従いまして、振り返ってみますとグレーアイテムばかりを揃えられたわけではありませんでした。

それでも、「ビスポーク」や「ドレスアイテム」と言う、自分の意思でコントロール出来るキーワードにつきましては、思っていたような成果!?を出すことが出来たかな、と言うのが去年の買い物計画に対する自己評価です。

例えば、スーツにつきましては直井茂明氏、サルトリア・ソリートのビスポーク(ス・ミズーラ)にチャレンジし、更にアルスターコートまで直井氏に発注しておりました。どれもまだ納品前ですが、直井氏のスーツにつきましては中縫いを終えており、今月中には納品頂ける予定です。

それ以外にも、お気に入りのシャツブランドであるモンテサーロのパターンオーダーにもチャレンジし、サイジングがピッタリ合うことの心地良さを”経験してしまいました”。

また、「ドレスアイテム」を中心に投資を続けるのは、仕事を楽しく頑張る為と言う理由以外にも、小さな子供と一緒に過ごすような週末のライフスタイルを考えますと、新たに買い足すと言うよりも、利用頻度の落ちた既存のアイテムをオフに使うことで十分満たされると言った事情がございました。よって、この点は自然とドレスアイテム中心の買い物になった気が致します。

■2017年の買い物計画
そんな2016年の成果を踏まえまして、新たに設定する2017年の買い物計画のポイントはまたもや3つ。1つ目は「ビスポーク(ス・ミズーラ)」、2つ目は「素材」、そして最後の3つ目は「ライフスタイル」です。

まず1つ目の「ビスポーク」ですが、昨年経験したシャツのパターン・オーダーや、直井氏によるス・ミズーラ(ビスポーク)の中縫い時の試着によって、自分の体にサイジングされたアイテムの着心地の良さや体に綺麗にフィットした際の驚くような美しさに魅了されてしまった、と言う点がございます。

正直吊るし(既製品)でも体に合ったものであれば十分だ、と言う感覚がそれまでの自分の中にはあったのですが、それはス・ミズーラを経験する前のもので、実際に自分の体に合わせられた服を仕立てて頂くと、着心地の良さや体にフィットした美しさと言うのは、当たり前ですが、吊るしのそれとは次元が全く違ってきます。

とは言え、残念ながら経済的事情によって、その全てをビスポークにするわけにも行きませんので、まずは着用期間の長くとれる秋冬のスーツやコート関係を全てビスポークに切り替えて行きたいと思っております。

ビスポークで仕立てられた方々にお話を伺ってみますと、皆さん10年以上(利用頻度にもよる)は使っていらっしゃるようですので、丁寧に扱えばその程度の期間は普通に着用出来るようです。そうであれば、良いモノを仕立てて頂き、長く使うと言う方が個人的な価値観にも合いますので、基本はビスポークに切り替えようと言うのが私の今の考えです。

なお、スーツなどに比べますと、ビスポークと吊るしとの着心地の差異が出にくく、着用期間が(消耗等の関係で)限られるアイテム(例えばシャツ等)につきましては、その時の懐具合を踏まえて、吊るしにしたり、ビスポークにしたりと言う調整を都度行っていければと思っています。

2つ目の「素材」ですが、”良質な素材と言うのは、肌に触れるだけで”幸せ”を感じることが出来る”ものだ、と言うことが昨年1年間を通して学んだことの1つです。仕立て服はもちろんですが、吊るしであっても質の良いカシミアをはじめとした良質な素材は、見た目にも高貴な雰囲気が漂いますし、着用したら、その1日中幸せな気分で過ごすことが出来たりするものです。

よって、これまで2着、3着と買っていたのであれば、それらを1着に絞ってでも良い素材ものを選んで言った方が、より幸せで充実した時間を過ごすことが出来るのではないか、と感じております。

最後の3つ目である「ライフスタイル」ですが、ちょっと分かりにくいですね。簡単に言いますと、ドレスアイテムに限らず、カジュアルアイテムも含めて、ライフスタイルにフィットしたアイテムを購入して行こうと言う趣旨です。

ドレスアイテムはもちろん大きな柱になるとは思うのですが、大分充実してきたと言う感覚もありますし、昨年末に購入したノースフェイスのダウンジャケットやブーツ、ユニクロのブロックテックフリースパンツなど、週末を子供と一緒に過ごす際に大活躍したカジュアルなアイテムが多々ございました。

よって、「ドレスアイテム」にこだわらず、自分のライフスタイルにフィットしたアイテムと言う意味で書かせて頂きました。

ちなみに、オフのスタイルは「上質な大人のエレガンス」を感じるスタイルも好きですが、アメリカンカジュアルや、スポーティさ漂うスタイルも好きだったり致しますので、インスタグラム等で皆さまから色々と勉強させて頂きながら、様々なスタイルを楽しんで行ければと考えております。

と言うことで、2017年も皆さまと楽しく、ファッションを楽しんで行ければと思いますので、本年もどうぞ宜しくお願い致します!

2017年1月4日