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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

2017年 新年のご挨拶

明けまして、おめでとうございますっ!
皆さまは充実した年末年始を過ごすことが出来ましたでしょうか?

私は年末から年始にかけて、大分ゆっくりと休ませて頂きました。
今回は嫁さんと自分の実家にそれぞれ帰省し、家族団欒で幸せな、楽しい時間を過ごすことが出来ましたょ。
2016-17_帰省

また本日よりマイペースではございますが、2017年の記事をお送りさせて頂ければと考えておりますので、皆さま、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

■年末年始のセールの成果はっ!?
さて、昨年もお送りしましたが、やっぱり気になる!?年末年始にかけてのセール戦利品のお話。昨年はプロパー期間に欲しいモノはほとんど入手しており、ワードローブも大分充実してきていることから、今回の年末年始のセールではターゲットを絞りに絞って参戦することと致しました。

結果、狙っていたアイテムが狙っていた割引率になったことを確認し、無事に入手することが出来ました♪こちらは改めて後日、記事としてお送りさせて頂きますね。

なお、上述したような事情もございましたので、今回は例年のように事前に多くのショップのアイテムをチェックすることがありませんでした。よって、年始に実家から自宅に戻って来た後に、セール品チェックと言う名のパトロールを行ったのですが、やっぱり人気ブランドの人気定番アイテムは、どこもメインのサイズは完売していることが多かったように思います。

それでも、これは欲しいカモっと思うアイテムのマイサイズが残っていたりするのをいくつか見つけましたので、モア・セールでもうひと声かかるようなことがありましたら、是非ワードローブに向かい入れることが出来ればと思っています。
※「2016年AWアイテム・インポートファッションのセール情報まとめ!

■2016年の振り返り
ところで、”新年”と言いますと、気持ちも新たに今年の目標などを設定される方も多いと思います。私はそれと同じような感覚で、と言いますと言い過ぎかもしれませんが、”買い物”と言う行為につきましても、目標や計画を設定しております。

昨年も年初の記事である「新年のご挨拶」におきまして、「グレーカラー」と「ビスポーク(ス・ミズーラ)アイテム」、「ドレスアイテム」と言う3つのキーワードを挙げて、2016年と言う1年間を過ごしてまいりました。

色(カラー)につきましては、吊るし(既製品)であればアイテムとの出会い次第ですし、ビスポークにつきましても生地との出会いに左右されると言う、自分の意思でコントロール出来る範囲外の影響が多分にございます。従いまして、振り返ってみますとグレーアイテムばかりを揃えられたわけではありませんでした。

それでも、「ビスポーク」や「ドレスアイテム」と言う、自分の意思でコントロール出来るキーワードにつきましては、思っていたような成果!?を出すことが出来たかな、と言うのが去年の買い物計画に対する自己評価です。

例えば、スーツにつきましては直井茂明氏、サルトリア・ソリートのビスポーク(ス・ミズーラ)にチャレンジし、更にアルスターコートまで直井氏に発注しておりました。どれもまだ納品前ですが、直井氏のスーツにつきましては中縫いを終えており、今月中には納品頂ける予定です。

それ以外にも、お気に入りのシャツブランドであるモンテサーロのパターンオーダーにもチャレンジし、サイジングがピッタリ合うことの心地良さを”経験してしまいました”。

また、「ドレスアイテム」を中心に投資を続けるのは、仕事を楽しく頑張る為と言う理由以外にも、小さな子供と一緒に過ごすような週末のライフスタイルを考えますと、新たに買い足すと言うよりも、利用頻度の落ちた既存のアイテムをオフに使うことで十分満たされると言った事情がございました。よって、この点は自然とドレスアイテム中心の買い物になった気が致します。

■2017年の買い物計画
そんな2016年の成果を踏まえまして、新たに設定する2017年の買い物計画のポイントはまたもや3つ。1つ目は「ビスポーク(ス・ミズーラ)」、2つ目は「素材」、そして最後の3つ目は「ライフスタイル」です。

まず1つ目の「ビスポーク」ですが、昨年経験したシャツのパターン・オーダーや、直井氏によるス・ミズーラ(ビスポーク)の中縫い時の試着によって、自分の体にサイジングされたアイテムの着心地の良さや体に綺麗にフィットした際の驚くような美しさに魅了されてしまった、と言う点がございます。

正直吊るし(既製品)でも体に合ったものであれば十分だ、と言う感覚がそれまでの自分の中にはあったのですが、それはス・ミズーラを経験する前のもので、実際に自分の体に合わせられた服を仕立てて頂くと、着心地の良さや体にフィットした美しさと言うのは、当たり前ですが、吊るしのそれとは次元が全く違ってきます。

とは言え、残念ながら経済的事情によって、その全てをビスポークにするわけにも行きませんので、まずは着用期間の長くとれる秋冬のスーツやコート関係を全てビスポークに切り替えて行きたいと思っております。

ビスポークで仕立てられた方々にお話を伺ってみますと、皆さん10年以上(利用頻度にもよる)は使っていらっしゃるようですので、丁寧に扱えばその程度の期間は普通に着用出来るようです。そうであれば、良いモノを仕立てて頂き、長く使うと言う方が個人的な価値観にも合いますので、基本はビスポークに切り替えようと言うのが私の今の考えです。

なお、スーツなどに比べますと、ビスポークと吊るしとの着心地の差異が出にくく、着用期間が(消耗等の関係で)限られるアイテム(例えばシャツ等)につきましては、その時の懐具合を踏まえて、吊るしにしたり、ビスポークにしたりと言う調整を都度行っていければと思っています。

2つ目の「素材」ですが、”良質な素材と言うのは、肌に触れるだけで”幸せ”を感じることが出来る”ものだ、と言うことが昨年1年間を通して学んだことの1つです。仕立て服はもちろんですが、吊るしであっても質の良いカシミアをはじめとした良質な素材は、見た目にも高貴な雰囲気が漂いますし、着用したら、その1日中幸せな気分で過ごすことが出来たりするものです。

よって、これまで2着、3着と買っていたのであれば、それらを1着に絞ってでも良い素材ものを選んで言った方が、より幸せで充実した時間を過ごすことが出来るのではないか、と感じております。

最後の3つ目である「ライフスタイル」ですが、ちょっと分かりにくいですね。簡単に言いますと、ドレスアイテムに限らず、カジュアルアイテムも含めて、ライフスタイルにフィットしたアイテムを購入して行こうと言う趣旨です。

ドレスアイテムはもちろん大きな柱になるとは思うのですが、大分充実してきたと言う感覚もありますし、昨年末に購入したノースフェイスのダウンジャケットやブーツ、ユニクロのブロックテックフリースパンツなど、週末を子供と一緒に過ごす際に大活躍したカジュアルなアイテムが多々ございました。

よって、「ドレスアイテム」にこだわらず、自分のライフスタイルにフィットしたアイテムと言う意味で書かせて頂きました。

ちなみに、オフのスタイルは「上質な大人のエレガンス」を感じるスタイルも好きですが、アメリカンカジュアルや、スポーティさ漂うスタイルも好きだったり致しますので、インスタグラム等で皆さまから色々と勉強させて頂きながら、様々なスタイルを楽しんで行ければと考えております。

と言うことで、2017年も皆さまと楽しく、ファッションを楽しんで行ければと思いますので、本年もどうぞ宜しくお願い致します!

2017年1月4日









3周年の御礼!

こんにちは!
いつも稚拙な文章ながら、本Blogをお読み頂きまして本当にありがとうございます。

お陰様で、2013年12月に開設致しました『30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記』は、本日、2016年12月15日をもちまして、無事に3周年を迎えることが出来ました。
1st_article
※最初の記事:「『30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記』はじめました。

自分のこれまでの人生におきまして、ここまで何かを継続出来たことはあっただろうか!?と思うのですが、これもひとえに記事を読んで頂けると言う、読者の皆さまの存在があるからに他なりません。この場を借りまして、皆さまに深く、深く御礼申し上げます。

本当にありがとうございます。

■rm55の近況報告!?
さて、普段あまり自分のプライベートの詳細については記載しないのですが、今年2016年は色々な意味におきまして、最高の1年と評しても良いくらい、素晴らしい年とすることが出来ました。(あと2週間ほどございますが・・・。)

まずは仕事。実はこの2年ほど、かなりキツい案件が多発しておりまして、精神的なストレスが非常に高い時間を過ごしておりました。特に昨年は体力的にも辛い時期が多かったのですが、今年はそれらの案件の成果が着々と実を結びはじめ、終わってみればどの案件も最高のカタチで締めくくることが出来ました。正直、心からホッとしております。。

そう言うキツい状況をこうして無事に乗り越えることが出来たのも、大切な家族の存在はもちろんですが、大好きな服を着て仕事を出来ると言ったことや、ライフワーク!?ともなっております、本Blogの存在があったからかなと思っております。

そのような意味では、仕事着にしっかりと投資をした成果が実った!?(←結局これが言いたい。笑)とも言えるのではないか、と自分自身に言い聞かせて、これまでの散財投資を正当化しております。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編⑬

また、プライベートでは、今年は第2子が誕生しておりまして、私rm55は1児のパパから2児のパパへと、オトナの階段をまた1歩登ることが出来ました。ひっそりとプロフィールを変更(1児⇒2児)しておりましたので、もしかしたらお気づきの方もいらっしゃったかもしれません。

上の娘が今年で4歳になりますが、家族が増えると言う、人生において最も幸せな瞬間を2度も体験することが出来、頑張ってくれた嫁さんには心から感謝しております。そしてまた、ご支援頂いた皆様あってのことだと思っております。本当にありがとうございます。

赤ちゃんはやっぱり可愛いもので、既に溺愛する毎日です。個人的には長女の時の大変さをすっかり忘れている自分自身に驚いておりますが、それでも赤ちゃんのいる生活を新鮮さを持って、日々楽しんでいたりします。

もしかしたら本Blogにおきまして、自撮を使ったコーディネート記事が減ったなぁと思われた方もいらっしゃったかもしれませんが、インスタグラムをコーディネート集として本格的に使い始めた理由の他には、第2子が生まれ、夜中に1人でおちおち自撮をしていることが難しくなった、と言う個人的事情もあったり致しました。(笑)

そして、カジュアルなアイテムの購入が増えているのも、もちろん第2子誕生の影響が多分にこざいます。ようやく上の子が少し落ち着きはじめ、エレガントな服装を週末にも楽しめるかなぁと思った矢先の第2子の誕生。好きな服を週末に着れないのは残念なようにも思われると思いますが、子供と一緒にいる時間は何を着ていようが最高の時間となりますので、問題はありませんょ。

ちなみに第2子は、嫁さんの体力も考えて無痛分娩での出産を選びました。費用は自然分娩の3倍以上!とかなり高額ですが、自然分娩であった第1子の時と比べると、嫁さんとしては体力的、精神的にもだいぶ楽だったようで、高いお金を出したかいがあったと感じております。

もちろん麻酔を使いますので全くリスクがないわけでないですが、自然分娩でもリスクはゼロではありませんので、今後出産をお考えの方は、候補の1つとして検討してみるのも良いかと思います。

■『30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記』、4年目に向けて
そんな、仕事やプライベートでの色々な変化があったこの2016年と言う1年ですが、Blogの方も更新頻度を減らしたにも拘わらず、昨年以上に多くの方にお読み頂くことが出来まして、本当に嬉しく思っております。

もともと本Blogは、「何かを学び、楽しみ、物欲が刺激され!、素敵な(インポート)ファッションライフを送ることに貢献できるBlog」と言う開設趣旨をもって執筆を開始致しました。

それでも素人が書けることには限界があり、時にはプロの方、また更にお詳しい方からのコメントやアドバイスを頂きながら、ここまで続けて来ることが出来ましたが、今ではあまり難しいことは考えず、純粋に、「ファッションのことを考えるきかっけになれるBlog」であれば良いな、と言う程度で考えております。

私自身服が好きなんだなぁと改めて実感すると同時に、自身の知識や経験、センスの不足を強く認識する1年でもあったように思います。考えてみれば、本Blogから何かを学んだり、楽しんで頂いたり、皆さまの物欲を刺激しようと思うこと自体が、おこがましい考えであったのかもしれません。

それでも、服が好きで、もっとアパレル業界が楽しく、盛り上がって欲しい!と言う願いは変わりません。

よって、今後も少しでも自分自身、そして読者の皆さまがファッションについて考えるきっかけとなれるような記事を書くことが出来れば、これ幸いでございます。

4年目となる次の1年は、上述しましたようなプライベートでの変化等もありまして、更新頻度はより落ちてしまうかもしれません。それでも、服を心から愛する皆さまとともに楽しく、充実したファッションライフを送ることが出来ればと思っておりますので、次の1年間も、ご指導、ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。

2016年12月15日
rm55








Sharonさんの3周年記念パーティに参加する!

こんにちは!
先日開催されましたサルトリア・ソリートのトランクショーの最終日に行われました、Sharonさんの3周年記念パーティに御招き頂いておりましたので、本日はその時の様子などを少しご紹介したいと思います。

それでは、まいりましょう。

■石の上にも3年・・・
さて、私が普段お世話になっております南青山にあるセレクトShopのSharonさんが、今年の8月で開業から3周年を迎えられました。私は開業から1年後くらいに初訪問をさせて頂いておりますので、私がSharonさんと出会ってからはほぼ2年と言う感じでしょうか。

実はサルトリア ソリートのトランクショーの記事にも書いておりましたが、私が参加させて頂いたトランクショー最終日の夜の予定と言うのは、このSharonさんの3周年記念パーティのことだったのです。よって、パーティを少し意識して、ドレッシー度が高いジュストビスポークのドラッパーズの生地を使ったウールタイに変えてから、トランクショーにお伺いさせて頂いたわけですね。
ソリートの2016awトランクショー参加スタイル②
※当日のスタイル スーツ:Solito house exclusive per Sharon シャツ:モンテサーロ(パターン・オーダー)

パーティは代表のY氏が行きつけだと言うイタリアンレストランにて開催されたのですが、顧客の方はもちろんのこと、某代理店さんや生地屋さん、職人さんなど、Sharonさんと関わりのある多くの方が参加していらっしゃいました。当然ですが、トランクショーを終えたルイージ・ソリート氏やコーディネーター兼通訳のMさんも一緒に参加されておりましたよ。

パーティはSharonさんの代表であるY氏、K氏のご挨拶から始まったわけですが、開店した当初は、やっぱり苦しい期間と言うのがあったようです。南青山に位置するとは言え駅からは少し歩きますし、決してShop前をバンバン人が往来するような人通りが激しい場所ではございません。

しかも、店舗の知名度があったわけでもないですし、取り扱っているブランドなども、他のセレクトshopが扱っているようなものでも無いとなれば、”生みの苦しみ”ではないですが、軌道に乗るまでは不安な日々もあったのだとか。

しかし、そんな苦しい日々も、石の上にも3年と言いますように、前向きに、そして自分たちのやっていることを信じて努力をされてきた結果、徐々に顧客が付き、3年たった今では、東京を代表するセレクトShopの1つになった、と言っても過言ではないように思います。

実際パーティでは、普段取引のあるイタリアのブランドの関係者からお祝いの声がビデオレターと言う形で寄せられていたのですが、「研ぎ澄まされたセンスに感銘を受けた」「東京で最も素晴らしいお店の1つ」「アジアのスタイルの見本となるよう、願っている」など、数多くの賞賛の声が寄せられておりました。

そんなメッセージを聞きながら、人間本気で努力をすれば、3年と言う短い!?期間であったとしても、結果を出すことが出来るのだなと。そして、世界を変えるきかっけを作ることが出来るのだ、と言うことを個人的にはしみじみと感じておりました。

誰もやっていないことをやる!と言うのは大変勇気のいることですし、リスクもあって難しいことだと思うのですが、それに挑戦するだけではなく、しっかりと支持を獲得されるまで努力し続けると言うのは、本当に大変なご苦労があったかと思います。

ただ、そんなSharonさんのおかげで、私も感動するほどの服と出会うことが出来、充実した楽しいファッション・ライフを送ることが出来ておりますので、それはもう深く深く感謝しておりますょ。

■会話を愉しむ
Sharonさんはご存知の通り!?少数精鋭で運営しておりますので、当日も会場では設営や進行、パーティ運営のサポートなどでスタッフの皆さまはご多忙であったために、ゆっくりとお話をする機会と言うのはあまりありませんでした。その一方で、個人的には普段あまりお話をする機会がない多くの方と、コミュニケーションを愉しむ機会を持つことが出来ました。

例えば、本Blogの読者様との会話です。個人的には本Blogの管理人であることは公にしておりませんが、以前Sharonさんで出会い、ご挨拶をさせて頂いた方や、当日「Blogをやっていらっしゃる方ですよね!?」とお声掛けを頂いた方までいらっしゃいましたので、少しですがお話をさせて頂きました。

前にも書きましたが、普段はなかなか読者様と直接お会いしてお話を伺う機会と言うのはございませんので、非常に貴重な経験ですし、「応援している」と言う嬉しいお言葉を頂きますと、やっぱり頑張って書いていて良かったなと言う想いにもなったり致します。わざわざお声掛け頂きました読者様、本当にありがとうございました。この場を借りて、御礼を申し上げたいと思います。

また、他には某代理店の社長様との会話も楽しませて頂きましたよ。その会話の中で感じたことは、やっぱり同業界のプロの方から見ても、Sharonさんのやられていることは唯一無二であり、「顧客ファースト」の意識が相当に高いことを改めて感じました。モノづくりへの情熱しかり、価格設定しかり。ある意味では、業界の常識を超えたところでビジネスを作られているのが、Sharonさんなのかもしれません。

更に興味深いところですと、フィレンツェのリヴェラーノで7年間勤務をし、最近は「THE RAKE JAPAN」などにも取り上げられていらっしゃる甲祐輔氏や、今後シャロンさんでもトランクショーを開催される予定のビスポークシューズの職人さんともお話をさせて頂きました。特に、甲氏とは席が隣であったと言うこともあって、長い時間お話をさせて頂きましたょ。

それこそ今ではリヴェラーノの顔としてご活躍されていらっしゃるショップマネージャの大崎氏よりも前に入店され、現在トランクショーの際には同行することも多いセリーミ・チェマル氏に直接技術指導をなさるなど、かなりご活躍された甲氏。

現在はSartoria Cavutoを主宰し、石川県にアトリエを持ってご活躍をされていらっしゃいます。直近では、Trunkshow 2016 Autunnoとして11月12日(午後から)から16日(午前)まで東京、16日(午後)から19日まで関西方面で受注会を開催されるようですよ。インスタグラムのアカウントにはその詳細が出ておりましたので、気になる方はチェックされてみてはいかがでしょうか。

なお、甲氏は当日もご自分で仕立てられたジャケットを着ていらっしゃいましたが、フロントダーツが前から見えず、ラペルから大きめのフロントカットまでが流れるように弧を描いて行くフィレンツェ・スタイルをベースに、独自の美意識が反映された素敵なスタイルを持っていらっしゃいました。

私もタイミングと予算状況が合えば、是非仕立てて頂きたいと思いましたので、その際にはまた皆さまにもご紹介出来ればと思います。

ちなみに、甲氏とはお話する時間も長かったことから、興味深い裏話的なことも色々とお伺いすることができました。書けること、書けないことなど多々ございますが(笑)、また機会を見てテーマとして取上げても面白いかもしれません。

と言うことで、Sharonさんの3周年記念パーティはあっという間でしたが、とても楽しく、本当に充実した時間を過ごすことが出来ました。Sharonスタッフの皆さま、この度は御招きいただき、本当にありがとうございました。

今後とも、末永く、どうぞ宜しくお願い致します。
※当日は写真撮影も致しましたが、他のお客様などが多数いらっしゃったことから、掲載は差し控えさせて頂きます。











美の基準!?について、考える

こんにちは!
本日は、「美の基準!?について、考える」と言うテーマでお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■有田焼創業400年
さて、突然ですが本Blogの読者様の中で、陶磁器(焼き物)がお好きな方はいらっしゃいますでしょうか?

日本初の磁器が創業されたのが、今から400年前の1616年。朝鮮から渡来した李参平氏が佐賀県は有田の地において磁器の原料となる陶石の原料を発見し、日本で最初に磁器を焼いたのがその始まりと言われております。

ちなみに磁器とは原材料が主に石のもので、表面がガラスのような光沢感を持つモノ、陶器とは原材料が主に土のもので、光沢感はありません。

また、○○焼と言うのは全国にございますが、今現在は、その焼き物が生産されている場所のことをさしますね。有田焼は有田で生産されているので有田焼と言います。昔は伊万里とも呼ばれており、今現在もそのように表現することがございますが、伊万里とは有田焼を世界に輸出していた港の名前。

つまり、今は伊万里焼と言えば、伊万里地区で生産されているものをさすのですが、昔は有田焼も含めて伊万里と呼んでいたようですよ。ちょっと紛らわしいですが、そんな違いがあったり致します。

私はこれまで陶磁器に興味があったわけでもございませんし、よって詳しいわけでも全くないのですが、今年は有田焼の創業400年と言うことで、有田焼を日本、世界に再発信すべく、様々な事業やイベントが行われております。

私は日本の伝統的な手工業に対して、趣味の範囲で興味があることは以前も述べておりました。そして、この度たまたまご縁を頂くことがございまして、先日六本木のミッドタウンで開催された「アリタノカタチ(※)」と言う、有田焼の昔と今を伝えるイベントのレセプションにご招待頂き、参加してまいりました。
※2016年9月16日から19日まで、東京ミッドタウンにて開催
アリタノカタチ⑤

江戸時代と言うのは、皆さまもご存知の通り、大きな戦争がなく、平和な時代でありました。よって、様々な文化が花開いた時代でもあるわけですが、そんな江戸時代の初期に伝わった磁器である有田焼。

イベントでは、今では数千万円とも言われる価値を持った、1600年代初めに生産された初期の有田焼から400年の歴史をざっと見ることが出来たり、伝統的な技を活かしながら、現代の感性によってつくり上げられた、今の有田焼を見ることが出来たり、また創業400年と言うことで、全国の他の伝統的工芸品産地とのコラボレーションプロジェクトとして生まれた作品が見れたりと、素人であっても十分楽しめるイベントになっておりました。
アリタノカタチ③

ちなみに、中には販売しているアイテムもありまして、価値ある骨董品ですと数百万円と言うものから、現代の技術を使い、工業的に生産されたものは千円~と言う値幅の広い構成になっておりました。

さて、その様なイベントに参加させていただく中で、少し美について考える機会がございました。

■美の基準
陶磁器の場合、一般的には時代が進むに連れて技術が発達していきます。よって、初期のものよりも後期の方が作品としての完成度が高くなることから、後期の陶磁器の方が美しいと言います。つまり、磁器としての完成度の高さを基準に美しいとしているわけです。

確かに、初期のモノは器に歪みが多かったり、表面に気泡があったり、染付や絵ののり方に粗さがあったりするのですが、その一方で初期伊万里には非常に力強く、素朴で健やかな美しさがあるのもまた事実です。
アリタノカタチ②

そして創業から100年も経ちますと、技術力が上がって器の形や表情が安定し、色も鮮やか、かつ複雑な絵柄なども登場し、初期のモノとはまた異なる美しさが顔を出します。
アリタノカタチ④

更に現代のものともなりますと、型枠を使わず、ろくろを回して作り上げたものであってもかなり精緻な曲線を描いておりますし、更に絵付けももは芸術レベル。素人が一見しただけでは、どちらが手仕事で、どちらが大量生産された工業製品であるかも見分けられないレベルになっていたりします。
アリタノカタチ①
※画像の磁器は、ろくろで造ったものではありません。

恐らく磁器としての完成度の高さという基準で美しさを評価するのであれば、現代のモノのレベルが圧倒的に高く、美しいと言うことになるように思います。

しかし、美とは必ずしも完成度の高さに宿るモノではないですよね。

初期伊万里のように、素朴で多少器にゆがみがあったとしても、それを味わいと解釈して不均衡の美を感じる方もいらっしゃいますし、繊細で色鮮やかな絵柄を美の基準として評価される方もいらっしゃいます。

アリタノカタチのレセプションにて行われたトークショーに参加されたパネリストの方が、「それぞれの時代の磁器には、それぞれの良さ、美しさがある。そして、それが有田焼の幅の広さであり、選択肢として揃っていると言うことが、また有田焼の魅力である」と言うような趣旨の事を仰っていたように思うのですが、これには非常に共感致しました。

それぞれの時代における差異を”美の優劣”として見るのではなく、”美の選択肢”として見る。

個人的にはものすごく大切なモノの見方だなぁと感じたのが、そのお言葉でした。つまるところ、結局大切なことは、自分の中における、自分なりの美の基準をしっかりつくり上げることなのだと。

そして、そのようなモノの捉え方、美の感じ方は陶磁器だけではなく、ファッションに対しても同じことが言えそうですよね。

私も自分なりの経験、感性、感覚をもとに素人ながら、自分の趣味のブログと言うことで自分なりの見解を表現しているわけですが、当然ながらそんな私の見解も、数ある美や良いモノの中の選択肢の1つでしかありません。

これからもファッションに限らず、様々な美しいものをみることで自らの中の美を感じる基準を、少しずつですが育てあげていきたいと改めて思ったのでした。








一番大切なこと:後編

こんにちは!
本日は前回に引き続き、「一番大切なこと:後編」と言いうテーマでお送りしたいと思います。

前編では、「物事において一番大切なのことは情熱を持つこと」。しかし、その一方で、「情熱には、情熱を持って取り組んだことを達成すると、燃え尽き症候群に陥ると言う罠がありますね」、と言うことを述べておりました。

それを踏まえまして、本題である後編をスタートしたいと思います。

■ブログに対する情熱と燃え尽き症候群
さて、「物事において一番大切なのことは情熱を持つこと」と言うのは、ブログにもあてはまりますよね。もちろん情熱が無くたって記事は執筆できるわけですが、私も思いつきとは言え、それなりの想いを持って2013年の12月に本Blogを立ち上げました。

すると、書いている内に自分の服に対する情熱の強さ、と言うのを恥かしながらも改めて認識致しまして、寝る間も惜しんで、と言うとカッコつけ過ぎなのですが、それでも自分の一定の時間(だけではなくお金もですが・・・汗)を割きながら調べ物をしたり、お話を伺ったり、想いを巡らせながら記事を書き続け、本日に至っております。

ところで、私の中での本Blogの位置づけはこれまでも記述してまいりました通り、”趣味”でございます。よって、特段定量的、定性的な目標を設けることはせずに、私が先輩ブロガーさんのブログを読んで経験したように、私のBlogを読むことで何かを学び、楽しみ、物欲が刺激され、楽しいファッションライフを送ることに貢献出来たら嬉しいなと言う程度の想いで始めましたし、実際にBlogを始めてみますと、自分も楽しいから記事を書き続ける、と言う状態でした。

そのような中で、昨年の夏にシャマットのジャケットやコートを購入し、記事としてお届けしたのですが、実は、それらの記事を書き終えたことが、なんだか自分にとっての一つの情熱の”ピーク”だったようにも思うのです。

特にBlogのゴールを定めていなかったにもかかわらず、なぜかシャマットを購入したこと、そしてその記事をお送りしたことに対して、妙な達成感と言いますか、やりきった感!?のような感覚を不思議と感じてしまったのです。

もちろんその後も、インスタグラムなどを通じて素敵な方々と出会い、交流を楽しませて頂いておりますし、シャマットとはまた異なる魅力を持つサルトリア・ソリートやサルトリア・シャロン、直井茂明氏のス・ミズーラ(ビスポーク)スーツとの出会いなど、服に対する情熱(物欲!?笑)は相変わらず強いのですが、ブログと言う記事に落とし込んで、それを世の中に発信すると言う行為に対する情熱は、あのときがピークかなと今でも思っていたりします。

事実、昨年の夏以降、年末までの記事を執筆するのはかなりしんどかったですし、長らくお読み頂いている方であればご存知の通り、今年からは毎日更新から少し頻度を落としながらBlogを続けさせて頂いております。

このように書きますと、今日が最後の記事、みたいな印象になってしまうのですが(笑)、もちろんもう少し続ける予定です。ただ、そんな時に前編でご紹介した経営者が発した「一番怖いのは、情熱が無くなること。」と言う言葉の重みが、のしかかってくるように感じます。

情熱が無くなること、これほど怖いモノはないのだと。

■情熱の薔薇、を咲かせる方法
さて、私と同じ年代の方であれば、「!?」と言うサブタイトルだと思いますが、伝説のバンド!?であるTHE BLUE HERTSの中の曲名を持ってきてみました。ブルーハーツは、私が最も好きな邦楽バンドの1つです。もちろん今でも、好きです。ちなみに、特に意味はありません。(笑)

ちょっと話がずれましたが、情熱が無くなるのが怖い、と言う話でしたね。

そんな情熱ですが、欲しくても簡単に手に入るものでもないですし、意図して情熱が湧きあがるわけでもない、非常に厄介なモノだったり致します。

では、本Blogに対する情熱のピークを1年も前に迎えてしまった私が、なぜ今もこうやってBlogを続けるのか、続けていられるのか、と言いますと、それはもちろんまだ情熱が消えていないから、と言うのがストレートな回答です。しかも、もしかしたら、また少しずつ燃え上ってきたかもしれない(笑)、と思うこともあるからです。

では情熱をどうやって維持してきたのか、

と申しますと、原点に返る。と言いますか、服を純粋に楽しむ、これに尽きるのではないかと今は思っております。余計な事を考えずに、考え過ぎずに、シンプルに好きな服を、好きなように楽しむ。

そうすると、また気がついたころには、Blogへの情熱がふつふつと湧き上がってくるように思います。もちろんまだピークだったと感じている、シャマットの記事を書いた時のような高揚感はないのですが、もう1度、あの時のような熱い気持ちを持って!?、服好きの皆さまと、そんな服の楽しさを共有出来れば嬉しいです。

と言うことで、これからも「情熱の真っ赤な薔薇を胸に咲かせる」事が出来るように、1歩ずつ、マイペースで楽しんでいきたいと思いますので、皆さま、どうぞ宜しくお願い致します!