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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

ス・ミズーラとプレタポルテ、どちらが良いか!?

こんにちは!
本日は「ス・ミズーラ(ビスポーク)とプレタポルテ(既製品)、どちらが良いか!?」と言うテーマで、先日経験した内容を元に、”現時点”における個人的な見解を述べてみたいと思います。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編⑬

それでは、まいりましょう。

■十人十色
さて、先日Sharonさんにて開催されたサルトリア・ソリートのトランクショーに参加させて頂いたことは既に別の記事でご紹介させて頂いたのですが、この時にSharonさんの顧客様とお話をさせて頂くと言う、とても貴重な機会を得ることが出来ました。

その方とは初めてしっかりとお話をさせて頂いたのですが、私以上にス・ミズーラ(ビスポーク/メイドトゥメジャー)やプレタポルテ(吊るし/既製品)のご経験が豊富である医師の方でした。

その際、私自身が感じていたことと正反対のご感想・感覚を持っていらっしゃったことがあり、個人的には非常に勉強になるとともに、やっぱり感じ方は”十人十色”なんだなぁと実感した経験がありましたので、まずはこのお話から始めたいと思います。

前回、「MONTESARO(モンテサーロ)のTRUNK SHOW 2017AWが開催!」と言う記事にてご紹介させて頂いたのですが、Sharonさんでは来週の10月20日(金)から10月22日(日)にかけまして、ナポリのカミチェリアであるモンテサーロのトランクショーが開催されます。
MONTESARO(モンテサーロ)のSHIRTS TRUNK SHOW 2016⑦
※私が参加させて頂いた際のトランクショーの模様(許可を頂き、撮影しております。)

このモンテサーロのトランクショーは事前に準備されているサンプルゲージをベースに体型補正を加えて行く、いわゆるパターン・オーダー(メイドトゥメジャー)によるアプローチなのですが、私も昨年参加してシャツを2枚ほど仕立てて頂きましたし、お話させて頂いた方もやはり、このトランクショーで仕立てたご経験がおありでした。
MONTESARO(モンテサーロ)のトランクショーでオーダーしたドレスシャツ②

もちろん、モンテサーロのプレタポルテ(吊るし/既製品)の購入経験も二人ともありましたので、自然と「ス・ミズーラ(今回はメイドトゥメジャーの意味)とプレタポルテ(既製品)、どちらが良いか!?」と言うお話になったわけです。

私個人としましては、大きく以下のような感想を持っておりました。

①着心地は当然スミズーラの方が良いが、プレタポルテ(パターンが改良された最新モデル)と驚くほどの差はない
②シルエットは、胸周りやパンツにインした際の腹周りに余計な”たわみ”が出ない分、スミズーラの方が大分綺麗に見える

それを踏まえた上で、プレタでの展開がなく、この生地でどうしても仕立ててみたい!と言う強い欲求がなければ、その両者の価格差(当然スミズーラの方が高い)を考えますと、個人的にはモンテサーロのプレタでも十分満足出来ると言う見解を私は持っていたのです。

が、その方は全くの逆でした。

①スミズーラとプレタを比較すると、圧倒的にスミズーラの方が着心地が良い
②スミズーラとプレタポルテのシルエット(シワのより方などを含む)には、さほど大きな差は感じない

ほんと、ちょっとビックリするくらい真逆なご感想をお持ちだったわけです。

この感想、感覚の差異の背景にはいくつか要因があると思うのですが、大きな要素としては下記2つでしょうか。

・体型とプレタのパターンとの相性
・美意識(価値観や基準)

まずは当然ながら、100人いたら100人が”異なる体型”を持っているはずですよね。もちろん統計的に見ていけば、身長、体重などは全く同じであると言う方もいらっしゃると思いますが、肩幅や胸、腹周り、袖丈などの数値が完全に一致すると言うことは稀でしょうし、その上、姿勢のクセや肉の付き方まで完全に同じと言う状況は基本的にありえないと思っています。

よって、ご自身の体型とプレタのパターンとの相性が良ければ良いほど、スミズーラ(ここではメイドトゥメジャーの意味)をした際の着心地の「差」は小さくなりますし、プレタポルテにおける着心地に問題がある(相性が悪い)ほど、スミズーラをした際の着心地は劇的に良くなるはずです。

事実私の場合、Sharonさんにて提供されているプレタのアイテム(スーツやジャケット等を含む)の多くが、袖丈の修正程度と言った軽微なお直しで済んでおり、スタッフの方も驚くほどの愛称の良さを発揮しております。

これはモンテサーロのプレタのシャツも例外ではなく、パターンが修正された最新のモデルは肩、腕まわりの稼働域が大きく改善されていたことから、プレタでも十分すぎる満足度を誇るレベルに仕上がっておりましたし、昨年トランクショーに参加した際、フィッティングをご担当頂いた日本総代理店のU氏からも「プレタで提供している数値との差が小さい」旨のお話を頂いておりました。
MONTESARO(モンテサーロ)のSHIRTS TRUNK SHOW 2016⑧
※私が参加させて頂いた際のトランクショーの模様(許可を頂き、撮影しております。)

また、「どこに美意識を感じるのか」や「どのようなものを美しいと感じるのか」等についても当然ながら個人差がございます。それは個々人のこれまでの経験や生まれ持って来たものが影響しているのだと思いますが、絶対的な「正解」「不正解」はなく、それぞれが「美しい」と感じる「基準を持っている」ことが大切だと思うわけです。

そうなりますと、シャツをタックインした際の「たわみ」や、着用することで発生する「シワ」等が気になる場合もありますし、ならない場合もあるわけですね。

私自身はこの「シワ」や「たわみ」が出ないことに強いコダワリがあるわけではなく、むしろあまり細かい事は気にしないタイプの人間です。ただ、モンテサーロにてスミズーラしたものとプレタとの着用感を比較した際には、そこに違いを感じる美的基準を有しており、スミズーラの方がシワが少なく、シルエットが綺麗だなと言うことを感じたわけですね。

このように見ていきますと、同じシャツメーカーが仕立てるスミズーラと(同一パターンを用いた)プレタポルテでさえ、このような見解の差が生まれるわけですから、メーカーやパターンが変われば尚更見解が一致すること自体が「稀」なのだろうと感じた次第です。

■ス・ミズーラとプレタポルテ、どちらが良いか!?
それでは、本題です。

これまで上述してきました内容を踏まえまして、「ス・ミズーラとプレタポルテ、どちらが良いか!?」について考えてみたいと思います。

結論から申し上げますと、まずは両方経験してみることが大切かなと。その上で、両者のシルエット等の美意識や着心地、更には価格などを踏まえて総合的に判断するのが、”自らが最も満足出来る結論を導き出すことが出来る”のではないかと言う、極めて一般的な内容に行きつきました。(汗)

スミズーラとプレタポルテの両方を展開しているメーカーと言うのは少ないのかもしれませんが、別に同じメーカーでなくても良いと思っています。

現在着ているプレタで十分満足していたが、気になっていたサルトでスミズーラをしてみたら劇的に良かった!と言うこともあるかと思いますので、まずはそれぞれのアイテムにおけるお気に入りのプレタを基準として見た時に、スミズーラのどの点が優れているのかを自分なりに評価してみます。

例.
・シルエット(見た目のカッコ良さ)
・着心地(着やすさ、動きやすさ)
・仕様(デザイン等のディティール)
・生地

そして、比較した点を踏まえて「スミズーラとプレタのどちらが(自分には)良いのか」を”自らの基準”にて判断をすると。

もちろん、これらに加えて「予算」と言う名の大きな制約条件が加わってまいりますし、最終的には”そこ”に大きく影響を受けざるを得ないわけですが、自ら「試して」みて、「自らの基準」を用いて「評価」をしてみると、スミズーラであれ、プレタであれ、結果として満足度の高い買い物が出来るようになると感じております。

とは言え、「試す」と言ってもお金がかかるものですから、そう簡単に数を重ねることは難しいわけです。

よって、個人的に感じている「スミズーラ」をすることで大きな満足感を得ることの出来る、つまるところ「プレタよりもスミズーラの方が良い!」と言う判断をされる可能性の高い方は、以下のような方ではないかと考えております。

①プレタと自身の体型とのフィッティングが悪い方
色々なメーカーを試してみたけれど、ネックサイズに合わせるとボディサイズや袖丈が合わない、肩幅で合わせると、フロントのボタンが閉まらない、もしくは大きすぎる、変な所に目立つシワがよる等と言った、プレタが体型に合わない方

②プレタで欲しい物が無いと言う、コダワリの強い方
ラペルやポケットの仕様、大きさなどがイメージと違う!こう言う生地の物が欲しいのだけれど、なかなかプレタでは見つからない!と言った、自分の欲しい物のイメージはしっかりと持っているが、それがプレタでは見つからないようなコダワリが強い方

③自分だけの物を仕立てることに意義、意味を感じる方
自分の体型に合わせて欲しい生地、ディティールを持った世界に1着の服を仕立て、それに愛着を持って末永く育てていきたい!と言う方や、自分だけの物を仕立てあげることや、その工程などに意義や満足感を覚える方

ちなみに私は、上記のどれにも当てはまりません・・・。(笑)私の場合は、1人の服好きとして純粋にスミズーラと言うものに興味があり、挑戦してみたいと言う強い欲求がスミズーラの世界に足を踏み入れる大きな要因であったと思っています。

従いまして、「プレタポルテの方が良い!」。いや、「絶対スミズーラの方が良い!」と言うコダワリは現時点で有しておりません。例え金銭的な制約が無かったとしても、プレタポルテならではの良さを実感しているからこそ、プレタをあえて選ぶこともあると思いますし、逆にスミズーラならではの良さを求めることもございます。

現状、私rm55としましては、季節(着用期間)や価格・予算的なアプローチによる合理性を頭の片隅に置きながら、その時々で適宜、プレタとスミズーラの両方を大切にしながら、購入、着用していると言う感じです。

つまり、「コレはスミズーラの方が良い!」と感じる瞬間もありつつ、「コレはプレタの方が良い!」と感じることもあると言うことですね。

私と同じように、TPOによって使い分ける価値観や基準を持つこともアリでしょうし、絶対プレタの方が良い!絶対スミズーラの方が良い!と言う明確なコダワリを自分の中に持つことが出来るのも、これまた素敵なことだと思っています。

個人的には、「スミズーラが良い!」や「プレタポルテが良い!」と言った判断をすることのが出来る「自分だけの基準」を持つことが何よりも大切だと感じておりますので、今後スミズーラにチャレンジしてみたい!と言う方は特に、そんな点に意識を向けながら、検討を進めてみてはいかがでしょうか!?






Moorer(ムーレー)、5年目の成熟!?

こんにちは!
本日は、「Moorer(ムーレー)、5年目の成熟!?」と言うテーマで、コラム的にお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■Moorer(ムーレー)は成熟期へ
さて、Moorer(ムーレー)と言えば、イタリアはヴェローナ発のラグジュアリーなダウンウェアを製造するメーカーです。最高のフィルパワーを誇るカナダ産の最高級ホワイトグースダウンを贅沢に使用し、表地や各細部のパーツにもコダワリ持って生産された、大人の為のダウンアウターを提案しておりますよね。

日本への上陸は確か2012年。当時お世話になっていたShopの担当者さんからおススメされて試着をしたら、その心地良さとダウンらしからぬ!?ドレッシーな雰囲気に強烈に惹かれた記憶が今でも残っております。

ただ、当時は入荷していたモデルである「SIRO」の最少サイズが「46」だった記憶があり、私には少し大きかったことから見送った経緯があることは以前も記載していたかもしれません。

そんなムーレーもあれよ、あれよと言う間にトップブランドの仲間入りをし、冬のドレッシーなダウンウェアと言えば「ムーレー」と言われる程!?冬の代表的なアウターブランドの1つになったように思います。

もちろん!?私も(セールでの入手ですが)購入をしておりまして、ロング丈のMORRIS-L(モリス)に加えて、
MOORER(ムーレー)のMORRIS-L(モリス) カシミヤ混フランネル・ダウンコート_着用イメージ⑤

ブランドの顔でもある、ショート丈モデルのSIRO-FF(シロ)をワードローブに向かい入れております。
MOORER(ムーレー)のウールフランネルファー付きセミダブルダウンジャケット(SIRO-FF)_⑬

また、春夏ではスプリングコートなんかも購入しておりますが、他にはないラグジュアリー感のある表情や、ダウンウェアとは思えないような綺麗なシルエットには大変満足をしておりますし、日本ではややオーバースペックとも言える防寒性能は、寒がりの私にも十分過ぎる位です。

一時は右も左もムーレー!?のような年もありましたが、最近ではその加熱具合もだいぶ落ちついて来たのではないでしょうか。

では人気が落ちたのか!?と言いますと、そうでもないようで、供給過剰気味だった状態からようやく需要と供給とのバランスが取れて来たような気が致します。

実際、取り扱いのあるShopでは売り切れが出ているモデルも多数見受けられますし、取り扱いのモデル幅が広がったことにより、各Shopによってセレクトされるモデルに(良い意味で)差が出ておりますので競合することが減っているようにも思います。

1度購入された方はその満足度の高さから、他のモデルが欲しくなると言うこともあるでしょうし、「ダウンウェアの最高峰」と言うブランディングも手伝ってか、「いつかはクラウン」ならぬ、「いつかはムーレー」と言うお考えを持っていらっしゃる方が、現在購入されているのかもしれません。

そんな導入期から成長期を経て、成熟期に差し掛かってきた!?ムーレー。来年2018年のSSからは代理店が伊藤忠商事さんに変わるようですし、フラッグシップShopのオープンも予定していると言いますから今後も”まだまだ”楽しみなブランドかなと思っています。

■豊富なムーレーのラインナップ。あなたはどれを選びますか!?
日本上陸から5年を経て、その展開されるラインナップもかなり豊富になって来たムーレー。本日はその中から、個人的に気になるモデルなどを中心にいくつか取り上げてみたいと思います。

まずは、こちら。カシミア混のウールを用いたチェスターコートタイプの新作である HARRIS LE。これまでのモデルよりも更にドレス顔になった表情は、まさに大人のためのドレスダウンウェア。仕事にも全く問題なく使えそうです。



そしてチェスターコートタイプに比べますと、オフでもより使いやすそうなモデルがPコートタイプのEmidio KM。Shopによっては完売に近いところもあるようで、結構人気のようですね。確かにせっかく買うならオン、オフともに使いたい!と言う要望はありそうですし、モデルとしてはベーシックな形ですので長く使えそうな点も良いのかもしれません。



また、こちらは新作であるFLORIO-F。取り外し可能なフードがついた、ダブルブレストタイプのダウンウェア。着丈もジャケットが隠れる位の長さがありそうですから、ビジネスでも使えそうです。ちなみに、ファーはマーモットファー。



私は現在所有する秋冬モデルのムーレーがともにセミダブルのため、どうしてもシングルタイプに目が言ってしまいます。個人的には、このスタンドカラータイプのBONDIFUR-LEはカッコ良いと思うのですが、どうでしょうか!?個人的にはグレーが気になる・・・。



今年の新作ではないのですが、以前Sharonさんで試着をし、かなり悩んだのがこのダッフルコートタイプのPARK-LL。作りも非常に良く、ホーン釦やコヨーテファーなど、ディティールにも惹かれました。結局カジュアルよりだったので諦めましたが、今でも欲しいと思うモデルの1つです。



更に、ダウンなのにまるでテーラードジャケットのようなフォルムを見せるのはGALLORI-L。特段仕事でジャケットを着用する必要性がない方は、冬時期のアウター兼ジャケットでも良いですし、オフにはタートルネックを1枚入れればどこでも行けそうですね。



最後は昨年悩みに悩んだ末に見送った、取り外し可能なフードがついたダウンベストタイプのFAYER。車移動が多いとどうしても短丈の方が便利なので使い勝手が良さそうなんですよね。結局予算が追いつかずにこちらも見送りましたが、FAYERも未だに欲しいモデルです。



と言うことで、定番モデルに加えて、かなり豊富なラインナップになったムーレー。ご自分のお好きなモデルや、ご自身のライフスタイルに合わせて、是非お気に入りの1着をご購入されてみてはいかがでしょうか!?

きっと、その着心地や暖かさ、ディティールに満足して、他のモデルも欲しくなること間違いなし!ですよ。(笑)






太いパンツが気分です!?

こんにちは!
本日は久しぶりにアパレルネタと言うことで(汗)、「太いパンツが気分です!?」と言うテーマのコラムをお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■トレンドは、ドレスよりカジュアルスタイルの方がより顕著に影響が出る!?
さて、昨今のパンツのトレンドと言えば、「プリーツ」や「細→太へのシルエットの変化」と言う点が大きな特徴かと思います。

もちろん急に変化したわけではなく、数年前からその傾向がPittiをはじめとした見本市会場等で見られ始め、徐々にシフトし、今では多くのメーカーから提案されて、商品として供給されていると言う状態です。

ところで、私の買い物は基本的に「スタイル重視」、かつ「ドレススタイル」が中心ですから、トレンドの影響を大きく受けることがありません。実際、毎年2回、イタリアのフィレンツェにて開催されているPittiの情報も今では追わなくなってしまいましたし、雑誌等のメディアから情報を積極的に取る事も無くなってしまいました。

もちろんファッションとトレンドは切り離せるものではないと思っておりますから、変化の少ないクラシックなメンズのドレスウェアスタイルであったとしても、トレンドのカラーや柄、素材を”ネクタイ”に取り入れてみたり、パンツのシルエット、裾幅にトレンド感を感じてみたりと言うようなことは意識しております。

実際、この2017年AWの買い物におきましても、トレンドのカラーや柄を意識したネクタイを数本ほど購入しておりますし、この2017年SSからは、これまでのドレススタイルにおけるパンツのシルエットよりも太目のシルエットであったり、裾幅も物によっては1㎝ほどワイドな19.5㎝程まで広げております。

つまり、クラシックなメンズドレスファッションの世界であっても、「数mm」「数㎝」と言う一見小さな変化ではあるのですが、トレンドを反映したものにシフトしているわけです。

変化としては小さいながらも、クラシックなメンズドレスウェアの世界にもトレンドが影響していることを感じる一方で、カジュアルの世界では、そのトレンドによる変化をかなり顕著に感じることが出来ると思っています。

実際、パンツなんかでも「バギーパンツ」と言われる、かなり太いシルエット(裾幅20㎝以上)のものを今期は結構見かけますし、プリーツもこれまでの”飾り”的なものから、”本格的”なプリーツであったり、インプリーツ、アウトプリーツ、2プリーツなど、そのバリエーションもかなり豊富に展開されているように感じます。

そういう意味では、トレンドの影響具合は「(レディースアイテム>)メンズカジュアル>メンズドレス」と言う順になるのかもしれません。

■トレンドがマインドに与える影響
このような中で、ここ数年間のトレンド傾向もあって、太目のシルエットのパンツ、例えば裾幅で「20㎝以上」のようなものを自分が”また”着ることになるとは正直想像出来ませんでした。

ただ、不思議なもので、トレンドを踏まえた太いシルエットのカジュアルパンツを新たに購入しよう!とまでは積極的に思わないまでも、クローゼットに眠っていた太いシルエットのパンツを穿いてみようかな、と思う自分がいたりするのです。

太いシルエットのパンツを穿いている人が周りにいるわけではないにもかかわらず、またインスタグラムでフォローさせて頂いている方でも、バギーパンツのような太いシルエットのパンツを穿いていらっしゃる方をお見受けしたわけでもないので、自分のこの「気持ちの変化」をどのように受け取り、説明したら良いのか分かりませんでした。

が、ドレス(仕事着)では自分の好きなスタイルを楽しんでいる分、カジュアルでは思いっきり(トレンド)ファッションを楽しむと言うのも服が好きであればアリかなと思い、細かいことは置いておいて!?この度もう2度と穿くことはないと思っていたパンツをワードローブから引っ張り出して、早速太いシルエットのパンツを楽しんでみました!

■太いパンツが気分です!?
先日嫁さんの希望で港北にあるIKEAに家族で行って来たのですが、その際にこんなパンツを穿いて行きました。購入したのは大学生の頃ですから、もう十数以上前にワードローブに加わった、軍払い下げのミリタリーカーゴパンツ。軽くプリーツが入っており、裾幅は平置きで21.5㎝程度。その日は若干暖かかったので、踝丈までまくり上げて履いてみました。
太いパンツが気分です!?_①

私のワードローブにあるクラシコイタリアなカジュアルパンツですと裾幅17㎝~18㎝程度のものが多いので、横に並べて比較をすれば太さを強く感じると思います。ただ、実際にこうして単独で履いてみますと意外にイケました♪(笑)
太いパンツが気分です!?_②

合わせた靴は、オールデンのヌバック素材の#963。オールデンの中では細身、かつドレッシー感のあるアバディーンラストですが、ジョンロブの上品さやエドワードグリーンの素朴さ、イタリア靴らしい艶感ではなく、アメリカ靴らしい武骨さを感じます。
太いパンツが気分です!?_③

なお、合わせたトップスは、ライトブラウンカラーのネペンテスのヘンリーネックのニット。ホワイトのVネックTシャツをインしています。
太いパンツが気分です!?_④

ネペンテスのニットは、踝は出しながらも、ちょっと秋らしい季節感を取り入れてみようと言う意識の元でのセレクトでしたが、室内ではちょっと暑かったです。(笑)
太いパンツが気分です!?_⑤

正直普段のドレススタイルとのギャップがかなりありますが(汗)、数十年ぶりに履いたワイドシルエットのパンツも、トレンドと言う波に乗って穿いてみますと違和感がなく、思った以上に自然体で楽しむことが出来ましたょ。
太いパンツが気分です!?_⑥

ちなみに、履き心地は当然ワイドシルエットのため心地良く、ストレッチ素材の必要性もまったくないほど”楽”でした。小さい子供が動き回っても全く問題なく!?対応出来ますし、お子さんがいらっしゃらない方も、最近はリーバイスなどから80~90年代に流行したシルバータブコレクションもリバイバルされているようですから、1着あると”楽な”週末を過ごすことが出来るかもしれません。

皆さんは太いパンツ、気分ですかっ!?




※Rakuten BRAND AVENUE 人気ブランドの秋冬新作が10%OFF!







アプリでクローゼット・服を管理する!:カラクロ

こんにちは!
本日は、以下のようなお悩みやご要望をお持ちの方に対する、1つの解決策となり得る無料のアプリをご紹介したいと思います。

・同じような色、柄、素材のアイテムを買ってしまうことがある
・着用アイテムが偏っており、使っていない物が沢山ある
・所有するアイテム(トップスやボトムス等)数のバランスが悪い
・新しいスタイルにチャレンジしてみたい
・服の収納場所が足りない・・・

それでは、早速まいりましょう。

■服を管理する
突然ですが「服がしっかりと管理されている状態」と言ったら、皆さんはどんな状態をイメージされるでしょうか!?その質問に対する答え方は色々あるとは思うのですが、個人的には所有する服に関して、以下の項目が”しっかりと把握出来ていること”だと考えています。

・色
・柄
・素材
・カテゴリ別アイテム数

具体的には、例えばスーツやジャケット、シャツと言ったカテゴリ毎のアイテムを何着ずつ所有しており、それぞれの色や柄、素材はどのような物なのか、と言うことを完全に把握している状態と言う意味になります。

これらが”しっかりと把握(=管理)出来ていれば”、

①同じような色や柄、素材のアイテムを重複して購入してしまうことがなくなりますし、
②使われていないアイテムを把握することで、活用するのか、処分するのかの判断が出来るようになりますし、
③所有数が少ないアイテムを買い足せば、着こなしの幅が広がるでしょうし、
④(所有アイテムを把握しているので)新しいスタイルにチャレンジする為に買うべきアイテムが明確化し、
⑤結果的に、限られた服の収納場所を有効活用出来るようになる!

と言うことにならないでしょうかっ!?(笑)

ちょっと論理の飛躍も甚だしいかもしれませんが、つまるところ自分のワードローブをしっかりと”見える化”しておけば、服の管理に関する悩みの大部分は解消されるように感じるわけです。

実際、頻度高く使っていたり、お気に入りのアイテムなどは皆さんも自然と頭の中に入っていると思うのですが、所有する全ての服を完璧に頭の中で整理し、色、柄、素材などを記憶させておくと言うのは、服が好きで、衣装持ちである方であればあるほど現実的ではなくなるように思います。(汗)

私自身もスーツやジャケットなど、ある程度総数が限られている物につきましては頭の中に入っているのですが、ネクタイやポケットチーフ、シャツなどの小物類やカジュアルアイテムまで含めて考えますと、その全てを完璧に把握しておくことは至難の業かなと・・・。

そこで、先日「壁面を収納化!:上下カーテン付き突っ張り頑丈ハンガーラック」と言う記事でもご紹介させて頂いた”仮設”のウォークインクローゼットを導入し、これに服を収納していくに際しまして、まずは持っているものをしっかりと”見える化”して行こうと考えたわけです。

もちろん、”見える化=把握・管理”する方法としては、”記憶することに関しては人間よりも得意”な機械(スマホアプリ)に頼ることと致しました。

今我々が生きている時代と言いますのは本当に便利な世の中で、様々なクローゼットや衣服の管理アプリが出回っております。例えば、「自分の持っている服のコーディネートを仮想的に試せたり」、「同じアプリを使う他人のクローゼット(持ちアイテム)が見れたり」等の付帯的機能を有するものなど、多種多様。

ただ、今回私は「持っている服を把握する」と言うことをシンプルに達成するために、極力機能が絞られたアプリケーションを探しました。このような中で選んだのが、本日ご紹介致します「カラクロ」と言う、無料のクローゼット・衣服の管理アプリです。
カラクロについて
itunes.apple.com内のアプリダウンロードページより拝借致しました。

■ファッション管理アプリ カラクロ
主な特徴としましては、アプリ名やアイコンからも想像出来ます通り、服飾アイテムを「色」と言う切り口で整理、管理出来ると言う点だと思います。
ファッション管理アプリ カラクロ①

使い方はとても簡単。まず、持っているアイテムを撮影(1枚)し、次にアイテムに付随する情報を入力するだけ。アイテムを撮影するのが面倒ですが、これは気合を入れてやるのみです。アプリ上へのアイテムの登録が完了したら、例えば「ブルー」にチェックを入れますと、登録時に「ブルー」として設定したアイテムが瞬時にソートされて表示されるようになります。
ファッション管理アプリ カラクロ②

また、登録する際の「カテゴリ」も自ら作成出来ますので、例えばネクタイと春夏(SpringSummer)を意味する「SS」を付けた「ネクタイSS」と言うカテゴリを作成しておき、それに紐づくアイテムを登録します。その後、当該カテゴリを選びますと、ご覧のようにシルク(※)やリネン、コットンなどの春夏素材を使ったネクタイが瞬時にソートされて表示されます。
ファッション管理アプリ カラクロ③
※シルク100%のネクタイは通年利用が可能ですが、私は「SS」のカテゴリに入れて管理しています。

更に、この「ネクタイSS」と言うカテゴリにおいて、自分がブラウンカラーではどんなネクタイを持っているのかを知りたければ、ブラウンの色を選択しますと、こんな感じで春夏用のブラウンカラーのネクタイが表示されるわけですね。
ファッション管理アプリ カラクロ④

気になるアイテムをタッチしますと、登録時に設定した情報が表示されます。カラーは1色だけではなくても登録出来ますので、私は色でソートした際の表示漏れを防ぐために、何色か登録しています。
ファッション管理アプリ カラクロ⑤

アイテムのブランドや購入ショップ、購入日なんかも登録出来ます。私はクレジットカードの明細等を見れば購入日は分かるのですが、そこに正確さを求めても後から活用することはないと思いましたので、購入年度だけ正確に入力し、春夏なら5月1日、秋冬なら10月1日に統一して入力することにしました。
ファッション管理アプリ カラクロ⑥

メモ欄もありますので、私は生地(ファブリック)や、仕様(パンツならプリーツの有無など)情報を補完的に入力しています。こうしておけば後から店頭で見た際に、同じ色や柄であっても生地違いなら購入の可能性を見出すことが出来るかなと。(笑)
ファッション管理アプリ カラクロ⑦

正直細かい事を言えば、アプリの機能上で数か所ほど修正を施して頂きたいと感じる点はあるのですが、「持っている服を把握する」と言う目的を達成するにあたっては現状でも必要十分かなと思っています。

色は実物を撮影すれば、それに近い色を提案して、新色として追加出来たりしますし、カテゴリやブランド、サイズ、シーズン、購入ショップなどもカスタマイズ可能です。他にもブランドやショップ、購入日、自由キーワードで検索もかけられますので、自らのワードローブの情報を手軽に”持ち歩く”には非常に使い勝手の良いアプリだと感じています。

ちなみに、カテゴリや色などは数を増やし過ぎると逆に管理しにくくなってしまうので、どの程度のレベルで管理を行うのかは、使う方がどう言う使い方をしたいのかや、個人の性格などにもよるかもしれませんね。私は、目的さえ達成されれば良いので、結構ざっくりとした感じてまとめています。

と言うことで、手のひらの中で自らのクローゼットを完璧に管理!?するためのツールのご紹介でした。

これでスマホを手に持って買い物をすれば、同じようなアイテムを重複して購入してしまうこともなくなると思いますし、この色のアイテムをもう少し買い足したら着こなしのバリエーションが増えるな、などと言ったより良いファッションライフ!?を送ることが出来るかもしれませんね。

操作方法もシンプルで分かりやすいので、気になる方は是非ダウンロードされて使ってみてください!






『リーダーが語る 仕事の装い』

こんにちは!本日は、「リーダーが語る 仕事の装い」と題しまして、コラム的にお送りしたいと思います。

とは言ってもこのタイトル、『ライフスタイルに知的な刺激を提供する』と言うNIKKEI STYLEさんで連載されているメンズファッションのコラムのタイトルです。様々な業界でご活躍されていらっしゃる方々が登場し、自分なりの装いにおけるコダワリやファッション論を展開しているので、個人的にはとても興味深く拝見しております。
NIKKEI STYLE
※画像は、NIKKEI STYLEさんより拝借致しました。

回数を重ねて読み続けていきますと、やっぱりそうか!と納得したことがありましたので、本日はその内容を最後の結論に持ってくるような形で、コラムを書き進めてみようと思います。

それでは、まいりましょう。

■スーツにノータイ?世界ではあまり見かけませんね
さて、今年の日本では8月に入ってから雨が続いたこともあり、あまりクールビズの必要性を(私は)強くは感じなかった日が多かったのですが、クールビズスタイルについて、ちょっと刺激的なサブタイトルを持って来てみました。

このお言葉を述べたのは、『エンジン排ガス計測システムや半導体製造装置用のガス制御機器で世界トップのシェアを誇る』と言う、分析・計測機器大手の堀場製作所の堀場厚会長兼社長。

”洋服の起源”を持つ欧州をはじめとした海外でのビジネスを積極的に展開され、その商談のお相手も立場上エグゼクティブとなるであろう堀場厚会長兼社長からしますと、

『スーツを着てノーネクタイというのはグローバルではだらしない印象を与える恐れがあります。少なくとも欧州ではビジネスの世界でそのようにネクタイを外している人はあまり見かけません。米国のカリフォルニアでは、上着やネクタイはせず本当のクールビズを実施しています。』

『ネクタイを外して、上着は着用しなさいという。やはり日本人というのは、何か教科書的なルールに安心したり、言葉に踊らされるところがあって、実質的な意味を考えるところで弱いと感じますよね』

と言うのが、グローバルでビジネスを展開されていらっしゃる方のリアルな本音のようです。なかなか手厳しいお言葉のように感じますが、実際に海外のエグゼクティブと仕事をされていらっしゃる方と言いますのは、洋服(装い)の本質たるものに触れる機会も多いのだろうと想像致します。

実際、『アメリカでまず、東部の大手自動車メーカーから堀場グループの同社に移って来た幹部に『エグゼクティブたるもの、まずは身だしなみだ』と言われました。『まずカフス(カフリンクス)は絶対にしないとダメだ。袖をボタンで留める普通のシャツはブルーカラーの労働者が選ぶものだ』
※全て、「スーツにノータイ? 世界ではあまり見かけませんね 」より引用

と20代後半から30代前半の頃に言われたと堀場氏は述懐されていらっしゃいましたが、海外の方、特にエグゼクティブクラスの方と言うのは、人の装いと言うのをしっかり見ているようです。

日本国内で日本人を相手にビジネスを行う際にはあまり感じることはありませんが、我々日本人が想像する以上に、”装い”はその人となりを表すものとして、欧州の方々(特にエグゼクティブ層)は捉え、活用されていらっしゃるのかもしれません。

■装いはトキメキ ビシッとした男なんて信用できない
今度もまたある意味では衝撃的なお言葉をサブタイトルに持ってきております。世間一般的な認識とは間逆である!?かのうな『ビシッとした男なんて信用できない』と言うお言葉を発していらっしゃったのは、『テレビ番組制作会社を率い、自らコメンテーターとして番組出演もこなす』と言う、テリー伊藤氏。

『本格派とか定番という言葉が好きではないんです。』
『僕ね、びしっとおしゃれする男は信用できない。何か下心がありそうで怪しい感じがしませんか(笑)』
『もしテレビ業界にいなければ、『この素材でなければ』という『~ねばならぬ』ファッションになっていたでしょうね』
※全て「装いはトキメキ ビシッとした男なんて信用できない」より引用

と、私にとりましては図星なご指摘をバンバンされるテリー伊藤氏ですが、最後に引用したお言葉からも色々なことを全て理解した上で仰っていることがよく理解できますし、逆に私のような普通のビジネス業界に身置き、普通のスタイルをしていたのでは埋もれてしまう業界ならではの感性、感覚を感じることの出来る、興味深いお話でした。

他にも、『いい年をしたら、ファッションは人生の決算報告書でしょう。出ますよ、それまでの生き方や経験の良いも悪いも。』(※2)と言う独特の表現方法を用いたのは、言葉の魔術師!?こと、フリーアナウンサーである古舘伊知郎氏。
※2:「装いは「人生の決算報告書」、心見透かす「内視鏡」」より引用

更に、『若い人を見てると『なんでダークスーツなの』って強く思う。昔はドブネズミとかいわれたけど、リクルートスーツとかダークスーツに身を包んで仕事に臨むのは、なぜだろう。僕は思考停止だと思う』(※1:)などなど、正しい・正しくない、良し・悪しは置いておいて、古舘氏らしい歯切れの良い言葉が並びます。
※1:「ダークスーツ一辺倒なんて思考停止 お洒落は工夫次第」より引用

最初の堀場厚氏のコラムとテリー伊藤氏、古舘氏がそれぞれコラムにて主張されていらっしゃる装いに対する考え方は、全く異なりますし、一部それぞれに対立する内容さえ存在します。それでも、それぞれを読み進めていきますと、納得感のある主張だったりしますので不思議なものです。

■スタイルとは思考・思想である
では、それぞれの主張のどれが最も正しいのか!?と考えてしまうのは、もしかしたら、

▲+●=5

ではなく、

2+3=■

と言う、唯一絶対の解を求める教育によって育ってきた私のような方々の思考のクセかもしれません。(笑)

なぜならば、実際には上記主張はどれも正しくて、どれも一理あるわけですね。それぞれの置かれた環境、立場、そう言った諸々の前提条件を踏まえた上で「装い」に対する自分なり「解」を見つけ、それを述べていらっしゃるのが、ご紹介した「リーダーが語る 仕事の装い」だと言うわけです。

つまり、それぞれの持っていらっしゃる「装い=スタイル」と言うのは、モノの見方だったり、捉え方だったり、その人の思考であり、思想の結果が「装い」と言う形で表現されているということが言えるのではないかと思うわけです。

私は常々!?ではないですが、ここ最近は「自らのスタイルを持つことの大切さ」を身にしみて実感しているわけですが、それは(結果的にはそう見えるかもしれませんが)表層的なお話ではなく、自分なりの装いに対する思考や思想を持つことである、と言ってしまっても良いように感じています。

そして、古舘氏も『ファッションは人生の決算報告書でしょう』と仰っている通り、会社における期末時点での財務状況を表しているのが決算書であり、翌期末には財務内容が変わるように、装い=スタイル(=思考・思想)も適宜変化するものですし、変化してはいけない理由はありません。

装いには、その人の、その時点での思考や思想が如実に表現されており、好き・嫌いはあれど、絶対的に正しい・正しくないと言う評価は存在しない(冠婚葬祭など、マナーが最優先のシーンを除く)のかもしれません。

と言うことで、これからも多くの服好きの方との出会いやコミュニケーションを通じて、自分なりの思考・思想のブラッシュアップを続けていければ、いつか自分にとって納得感の高い、思考・思想(=スタイル)を有することが出来ると思っておりますし、そこを目指して一歩ずつ精進していきたいと思います。