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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

今年スプリングコートは、MOORER(ムーレー)のMORANDI(モランディ)で決まり!?

こんにちは!
まだまだ寒い日が続いておりますが、早いモノで既に2017年SSの新作アイテムがデリバリーされておりますね。

そんな今日この頃ですが、本日は今買っておくべきスプリングコートとして、私が昨年購入しておりました、MOORER(ムーレー)のMORANDI(モランディ)を取り上げたいと思います。
MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM⑨

それでは、まいりましょう。

■ムーレーのスプリングコート(モランディ)に見出す3つの嬉しい!
さて、私がムーレーのスプリングコートであるモランディを推したい理由は3つあります。

理由の1つ目は、私が花粉症持ちであるが故に、花粉がつきにくく落としやすい、ポリエステル素材で表地が出来ているからです。私の場合そこまで重度の花粉症ではありませんが、目と鼻にキマスので室内であってもティッシュが手放せなくなります。

もちろん薬や空気清浄機の活用、外出時のマスクの着用などの必要な対策は行っておりますが、外部から持ち込む花粉の量を出来るだけ減らす、と言うのは花粉症を和らげる上で大切なポイントの1つだと思います。

実際、日本を代表するメーカーである花王さんのサイトにも、『花粉対策におすすめなのは、ポリエステルやナイロンなどの表面がツルツルした生地。花粉が付きにくく、手でも払い落としやすくなります。』と記述がありますように、感覚論だけではなく、事実として効果があることが伺える記事がございます。

花王さんは大手の化学メーカーでありますから、私のように感覚論だけ記事を書くことは考えられませんよね!?(笑)

また、外出から戻り、室内に入る前に衣類についた花粉を手で払うことは花粉が飛ぶ時期の必須の儀式!?ですが、花王さんの実験結果によりますと、『約2時間戸外で着用したウールのコートに付着した花粉の残留量を計測』すると、室内に入る前に軽く手で3回ほど払うだけで、手で払う前の約1/4まで花粉の残量を減らせると言います。

花粉がつきやすいと言われるウールのコートで上記の実験結果であるわけですから、花粉がつきにくく、落としやすいポリエステル素材のコートであれば、その結果は火を見るより明らか、と言ってしまっても良いのかなと。

つまり、おススメである理由の1つ目は、花粉がつきにくく、落としやすいポリエステル製で表地が構成されているから、と言う花粉症持ちの方の為の理由ですね。
MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM⑫

次に2つ目ですが、ナイロンは軽い上に耐久性や耐摩耗性が高く、更に耐風性、撥水性もありますので、非常に高機能な素材なわけです。ところが、どうしてもカジュアル感の強い印象がぬぐえません。元はスポーツウェアや登山用のウェアなど、機能性が重要視されるシーンで使われておりましたので、その起源を考えれば当然なのかもしれませんね。

ただ、そんな高機能性と高級感、高品質感、エレガントさを両立させたのが、ムーレーのナイロンアウターではないでしょうか。実際、ムーレーで使われている『ナイロン素材は、日本の大手合繊メーカーが開発した最先端のハイテク素材』で、『極細番手のナイロン糸を高密度に打ち込』んでいると言います。

これにより、ナイロンながらもキメの細かい、上質な表情に仕上がり、加えて『ボタンやファスナーなどのパーツは、超有名メゾンとムーレーだけしか使えない最上質の特注品』を用いておりますので、全体としての雰囲気に上質感、エレガントさがあるわけですね。

もちろん他にもナイロン素材を使ったアウターながら上質感のあるアイテムを送りだしているブランドもございますが、個人的にはムーレーのナイロンアウターが持つ上質感、エレガントさが一番好みです。

更に、モランディの場合はダブルブレスト(※)と言うことで若干格式高い!?印象を与えることが出来ますので、上質な表情のナイロンや高品質なパーツ類と相まって、全体としての雰囲気にナイロン製アウターとは思えない程の上質感を感じます。
※合わせの浅いセミダブル仕様ですので、思う程ハードルは高くなく、気軽に使えると思います。

つまり、おススメな理由の2つ目は、ナイロンながら他のブランドにはないような上質感、エレガントさに溢れているからと言う点ですね。これにより、オンでの着用はもちろん、オフでも使い勝手の良いアウターになっておりますので汎用性も高く、自然と当番回数も増えるスプリングコートになると思います。
MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM③

最後の3つ目ですが、防寒性の高さを取り上げたいと思います。スプリングコートと言いますと、着用時期に若干困るアイテムの1つなのですが、ムーレーのモランディは早ければ3月から使え、終わりも5月のゴールデンウィーク前後位迄は使える、比較的使用期間の長い!?、スプリングコートだと感じています。

3月や4月の頭はまだまだ冷える日も多いと思うのですが、ムーレーのモランディはフロントが釦とファスナーの2重構造になっており、冷気をしっかりと遮断してくれる上、ナイロン仕立てながら総裏地仕様になっています。

ナイロンですと1枚仕立てが多く、ペラペラして防寒性と言う意味では”気持ち程度”であることが多いと思うのです。一方ムーレーのモランディは総裏地と言うことで表地との間に空気の層を作ってくれるので、多少気温が低い日であったとしても、ニットやストールと組み合わせることで、スプリングコートとしては比較的高い防寒性を提供してくれると言う印象です。

基本寒がりの私がそう言うのですから、恐らく間違いではないはず・・・。(笑)と言うことで、ナイロン製のスプリングコートとしては高い防寒性があることを最後の推しの理由として挙げておきます。
MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM⑯

■買うなら、今でしょっ!?
さて、上述したような理由からおススメのスプリングコートであるムーレーのモランディ。昨年はほとんど扱っているShopを見なかったのですが、今年は比較的多くのShopがセレクトしているようです。

しかし、入荷のあるShopは2月のこの時期から既に完売しているところも多く、早くも人気の高さを見せつけているように思います。ムーレーは一時期ほどの勢いがあるわけではないのかもしれませんが、それでも人気のモデルは足が早いように思いますので、スプリングコートをご検討の方は、早めに検討された方が良いかもしれません。
MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM _着用イメージ①

なお、私も昨年は2月位に購入していたと思うのですが、購入をご紹介した記事である「MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM を購入!」をお送りした3月下旬位には、ほぼ完売状態であったように記憶しております。
MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM _着用イメージ⑥

個人的には着用時期の短いスプリングコートに高い値段を出すのはそれまで懐疑的であったのですが、このムーレーのモランディは上述しましたように防寒性も比較的高く、花粉対策にも良い上、オン、オフ問わない懐の深さが幸いして、昨年は自分の事前の予想を超えるような頻度で着用することが出来ました。

また、ナイロン素材と言うことで、私はレインウェアも兼ねて使っておりましたので、それこそ文字の通り「大活躍」なアウターでしたよ。

残念ながら今年は昨年より少し値段が上がってしまっているようですが、今ならポイント10倍(10%Off相当:13600円分)と言うことで、実質昨年と変わらない値段で購入することが出来ますので、気になる方は是非チェックされてみてください。

ちなみに私は172cm 59kgと言う体型で、サイズ「44」をセレクトしています。スーツ(ジャケット)の上に着用することを考えて購入しましたが、特にパンパンに張ってしまうわけではなく、ちょうど良い感じのサイズ感だと思います。ご参考にされてみてください。
※着用イメージ記事「オン・オフ共に大活躍のスプリングコート!:MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM










シリカのちサルトリオ、ときどきラティーノ。:後編

こんにちは!

本日は、「シリカのちサルトリオ、ときどきラティーノ。」の後編と言うことでお送り致します。

前編では、最近当ブログに「アルフォンソシリカ」と言うキーワードでアクセス頂く方が増えていること、またBlogやインスタグラムを通してシリカの着心地などに関する評価を求められることや、ラティーノと比較した場合の感想を聞かれることが多いと記載致しました。

また、私がシリカを購入させて頂いている南青山にあるセレクトShopであるSharonさんでも、シリカを目的にご来店される方が増えており、その多くがラティーノやサルトリオを着ていらっしゃるとのこと。

よって、上述したようなことを背景と致しまして、私rm55が独断と偏見に基づき、それぞれ3つのブランドを雰囲気やスタイル、着心地などの観点から比較してみよう!と言うのが前回から続いている本テーマの趣旨となります。

それでは、実際に比較をしてみたいと思います。

■どれが”良い”ではなく、どれが”好き”!?
・スタイル編
さて、まずはスタイルから入っていきたいと思うのですが、最初にご紹介させて頂くのはサルトリオです。こちらはそのブランドが生まれた経緯からも想像がつくと思うのですが、ベースとなっているのはクラシックな英国のスタイル。

スーツの起源が英国にあることはこれまでも散々述べてまいりましたが、この英国のスタイルを正統に踏襲していたのが、1930年にナポリに登場したサルトである「ロンドンハウス」。そして「ロンドンハウス」に在籍していたのが、伝説のテーラーであるヴィンツェンツォ・アットリーニ氏です。

機械式時計界で言うブレゲのような存在で!?、ブレゲが後の機械式時計に大きな影響を与え、今や当たり前となっているパーペチュアルカレンダー、トゥールビヨンと言った超絶的な技術だけではなく、ブレゲ数字やギョーシェと言った高級時計の装飾をも発明したように、アットリーニ氏も現在まで続くナポリ仕立ての技法や特徴を数多く生み出した1人です。

このアットリーニ氏のものとで生まれたのがサルトリオであり、その後キートンに売却されたとは言え、キートンの設立にもアットリーニ氏が関わっていることからも分かりますように、根っこの部分では繋がっているわけですね。

よって、サルトリオも英国のクラシックなスタイルをベースにしているのですが、ハイゴージやワイドなラペルと言ったナポリらしいビジュアルを持っています。そして、スーツの特徴を表すポイントの1つであるショルダー周りは、やや構築的ながらも柔らかい雰囲気を感じます。また、イセ込みの後を綺麗に消していることもあって全体的には端正な表情を持っていると思います。
Sartorio(サルトリオ)のウール×シルク×カシミア 3Bシングルジャケット③

ナポリ仕立てと言うとすぐに手縫いを想像してしまい、手縫い感溢れるステッチやマニカカミーチャなんかをイメージするのですが、ナポリ仕立ての本来の姿と言うのは、(ビジュアル面で言えば)柔らかい雰囲気はありながらも英国ベースの端正な顔つきを有するものだと考えております。
Sartorio(サルトリオ)のウール×シルク×カシミア 3Bシングルジャケット④

このサルトリオをプレーンなベーススタイルとして考えた際に、次に取り上げたいのがアルフォンソシリカです。アルフォンソシリカは、いわゆる一般的な!?イメージで言うところのナポリ仕立ての王道を行くようなスタイルを持っていると言えるのではないでしょうか。

スーツやジャケットのベーススタイルはサルトリオと同じく、ハイゴージにややワイドなラペルと言うクラシックなスタイルを持っておりますが、雰囲気は全然違います。端正な顔立ちのサルトリオに対して、シリカは土臭い、手縫い感溢れる表情が特徴的。ラペルのステッチやフラワーホール、体に沿って曲げられたゴージラインには手縫いであることが容易に見てとれますし、ショルダー周りのマニカカミーチャもしかり。
Alfonso Sirica(アルフォンソ・シリカ)のカシミア 3Bシングルジャケット_着用イメージ⑤

もちろん3つのブランドの中では唯一手縫いがベースになっていると言うこともありますが、あまり細かいシワなどは気にせずに、ナチュラルな表情と柔らかい手縫い仕立てを堪能するべきブランドであるように感じます。ただ、クセが若干強いですので、金融系など、ご職業によっては合わない方もいらっしゃるように思います。
Alfonso Sirica(アルフォンソ・シリカ)のカシミア 3Bシングルジャケット_着用イメージ③

つまり、アルフォンソシリカは英国の正統な流れを汲み、クラシックなスタイルをベースにもちながらも、そこからナポリ流の解釈やディティールを大きく加えたスタイルを持っていると言うことが言えそうです。

最後は、スティレラティーノ。こちらもブランド誕生の経緯がスタイルに大きく影響をしていると思うのですが、ご存知のようにアットリーニファミリーの長男であるヴィンチェンツォ氏が創業しております。アットリーニはそれこそ英国の正統なクラシックスタイルを汲むブランドなわけですが、同じことをするのであればブランドを分ける必要性がないわけです。

よって、スティレラティーノのベースはクラシックではなく、モダンなスタイルがベースだと言う印象です。具体的には、アットリーニよりも全体的にシルエットがシェイプされて若々しさがある上、ゴージラインはやや高めなものの、ラペルはアットリーニと同じクラシックなスタイルを持つシリカやサルトリオに比べるとナロー気味。その分、モダンでスタイリッシュな雰囲気が強い気がします。
スティレラティーノ_スタイル①

ショルダーの造りはシリカと言うよりはサルトリオに近い、構築的で端正な作りですが、どこかサルトリオには無い色気を感じるのは生地感の影響もあるのかもしれません。実際、シリカやサルトリオが比較的ベーシックな生地を選ぶのに対して、ラティーノはトレンドど真ん中の生地を数多く揃え、提案をしているイメージですね。
スティレラティーノ_スタイル②

名前のスティレラティーノとは、「ラテン・スタイル」と言う意味ですが、モダンでスタイリッシュ、そこにイタリア的な色気をうまく掛け合わせたのが、スティレラティーノの持つ雰囲気やスタイルかもしれません。

・着心地編
では、実際着心地はどうなのか!?と言いますと、さすがにジャケットで20万円前後、スーツで30万円前後と言う価格帯のものですから、どれも悪いはずがありません。

特にナポリ仕立てらしい”軽さ”については、優劣つけがたく、シリカにしろ、サルトリオにしろ、ラティーノにしろ、肩を入れた際のフワッとした軽さには、いかにもナポリ仕立てであることを感じる事が出来ます。

次に、肩や腕の運動量と言う観点では、シリカがややリードしている。つまり、肩や腕が動かしやすいように思います。3つのブランドの中ではイセの分量を多くとり、最もアームホールを高く、小さく設定しているように思うことから腕を動かしても余計な生地が引っ張られることなく、スムーズに腕を動かす事が出来ます。ただ、サルトリオやラティーノも不快感があるわけでは全くなく、腕の稼働はスムーズですね。

ではどのブランドも着心地に違いはないのか!?と申しますと、個人的には首筋やチェストとウエスト周りへの”吸いつき具合”には差があり、中でもシリカが頭一つ出ているように感じています。

これは着心地はもちろんですが、シルエットにも大きな影響を与えます。具体的には、ジャケットを着た際に、襟抜け(首の後ろとジャケットの襟がピッタリ沿わずに浮いてしまう状態)がしないかどうかや、胸とラペルとの間に大きな空間が開くことなく綺麗に体に寄り添うのか。同じようにウエスト周りの生地が体に寄り添ってくるのか、等のことを指します。

もちろん吊るし(既成品)のアイテムは、どうしても体との相性と言うのはありますから、100人いたら、100人が私と同じような評価を行うか、と言ったら「否」であるわけですが、少なくとも私の感覚ではそうでした。

着心地についてもスタイル同様に、好みがありますね。いわゆる英国調のカチっとした着心地が好きな方もいらっしゃいますし、ナポリに代表される柔らかくナチュラルな着心地が好きな方もいらっしゃるわけです。

更に上述しましたように体型との相性が絶対に出てきてしまいますので、こればかりは実際に着続けてみるしかないのかなと。試着で分かることもございますが、実際には自分の生活の中で着続けてみないと最後の評価はくだせない、と言うのが個人的に経験してきた中で思っていることです。

と言うことで、スタイルにしても着心地にしても、大切なことは自分が判断するための軸、基準、好き嫌いと言った好みをしっかりと自分の中に持つことではないかと今では思うようになりました。

従いまして、”良い”かどうか、と言うよりも、”好き”かどうか、と言う点を大切にすると、素敵な買い物が出来ると思いますし、結果的に長くお付き合いの出来る服がワードローブに揃っていくのではないかと考えております。

■毎日白メシでは飽きてしまう!?
さて、私の独断と偏見に基づいてアルフォンソシリカ、サルトリオ、スティレラティーノを比較してきたわけですが、どれが好きか!?と問われれば、好きで購入した経緯がございますので、もちろん全部好き!と言うのが回答です。

とは言え、手縫いのスーツに魅了され、”シンプルでベーシックな大人のエレガンスを感じるスタイル”を好んでいる今の私ですと、やっぱり手縫いで仕立てられたアルフォンソシリカのスーツやジャケットを思わず手に取ってしまう日が多いのは事実です。

特に、2016年AWのモデルから、これまであった薄いパッドを取り除き、パターンを見直したSharonさんのエクスクルーシブモデルは、それまでのシリカとは別のブランドであるようにも感じるほどの劇的な進化を遂げておりましたので、私の中におけるアルフォンソシリカへの魅力度は増すばかり。

ただ、毎日白いご飯ばかり食べていたら飽きが来てしまうように!?、私の場合はその日の予定を前提として、気分によって着分けることで上記3つのブランドを楽しんでおります。決して好きなスタイルを1つに絞らなければならない!と言うルールはないですからね。(笑)

例えば、やや構築的で端正な顔立ちを有するサルトリオは、チェック柄や特徴ある生地のジャケットをあえて購入しているのですが、端正な顔立ちと特徴ある生地とが上手い具合にバランスして、所有するシリカのジャケットやスーツでは出来ないような、崩れすぎない程度のスポーティさを持ったスタイルを楽しむことが出来ます。

また、ラティーノはブークレ調の生地であることに加えて色柄もカジュアルですので、ビジネスで使う場合は社内作業かつカジュアルフライデーと言うことで金曜日に使うことが圧倒的に多いです。クラシックなスタイルが多い私のワードローブの中ではモダンでスタイリッシュなラティーノは若干異質な存在ですが、他の2つのブランドにはない色気と遊び心がたまりません。

特に、ラティーノのダブルは私自身は所有していないのですが、インスタグラムなどで拝見するに唯一無二の色気を放っておりますので、機会があれば是非試したい1着ですね。

と言うことで、それぞれが互いに異なる魅力を持っていると感じておりますので、各ブランドの持つ雰囲気やスタイル(強み)を自分なりにしっかりと把握した上で、このブランドはこう言ったシーンで使うから、この生地とこのディティールのものを買う!と言ったイメージが出来るようになりますと、ブランドとの付き合い方もまた次のレベルになるのかもしれません。

もし今後シリカやサルトリオ、ラティーノの購入をご検討されていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、少しでも参考の1つにして頂ければ幸いですし、本記事によって3つの各ブランドにご興味を持って頂いた方は是非、次は店頭に行かれて実物をご覧になられてみてくださいっ!









シリカのちサルトリオ、ときどきラティーノ。:前編

こんにちは!
本日は、「シリカのちサルトリオ、ときどきラティーノ。」と言う意味の分からないタイトルですが、コラム的にお送りしたいと思っています。

実は、昨年あたりから当ブログへのアクセス時に特に増えているキーワードの1つが、「アルフォンソシリカ」です。私がシリカを初めて知ったのは2014年の年末。現在足繁く通わせて頂いている南青山にあるセレクトShopであるシャロンさんに初めて訪問し、その存在を知りました。
Alfonso Sirica(アルフォンソ・シリカ)のカシミア 3Bシングルジャケット_着用イメージ⑤
※アルフォンソシリカのカシミアジャケット

その後2015年1月に入ってから試着をし、ナポリ仕立ての衝撃を受けた私は、その年のSSアイテムとしてシリカのリネンジャケットを購入しておりました。それは2015年の5月にお送りしました「Alfonso Sirica(アルフォンソ・シリカ)のリネン ヘリンボーン3Bシングルジャケットを購入!」に記載をした通りです。

シャロンさんでもシリカをお目当てに来店されるお客さまも増えていると伺っておりますし、クラシック回帰と言う大きなトレンドの波もあって、”手縫いスーツの注目度が上がっている”のかなと想像致します。

その様な中でBlogやインスタグラムを通してご質問を頂くのが、シリカの着心地は良いですか?ラティーノと比べてどうですか?と言うものです。

シャロンさんでもシリカの購入をご検討される方の多くが、現在ラティーノやサルトリオを着ていらっしゃると言うことで、何かと比較されやすいブランドなのかも知れません。

これまでも上記のご質問に対する回答は何回か記事の中で書いたことはございますが、本日は改めてrm55目線でそれら3つのブランド比較を行なってみたいと思います。そんな事からつけたタイトルが「シリカのちサルトリオ、ときどきラティーノ。」と言うもの。ビジネス文書なら要点をおさえておらず、怒られてしまいそうなタイトルですが趣味の文書なので。。。笑。

それでは前置きが長くなりましたが、はじめたいと思います。

■「シリカのちサルトリオ、ときどきラティーノ。」
まずは、簡単なブランド紹介から。

アルフォンソシリカは、イタリアのテーラー学校を主席で卒業した後に創業された、 ビスポークと同じ工程を経て、手縫いを主体としたスーツをメインに扱うブランドです。私にナポリ仕立ての魅力を教えてくれた最初のブランドで、今私のワードローブの中では最も着数が多いのが、このアルフォンソ・シリカだと思います。

生地の裁断こそコンピュータを導入してカッティングを行なっているようですが、縫製の多くが今だ手縫いによって行われており、仕様を考えると良心的な価格で手縫いスーツの魅力を堪能することの出来る希少なメーカーの1つです。イタリアではス・ミズーラ(ビスポーク)も扱っていることから、技術力の高さを伺い知ることも出来ますね。

ちなみに生地にもよりますが、ジャケットで10万円後半から20万円前後。スーツで20万円後半から30万円前後と言うプライシングです。

一方キートン傘下にある皆さまご存知のサルトリオと言うメーカーもまた、私が愛用しているブランドの1つです。元はチェザレ・アットリーニのセカンドライン(マシンメイド)として生まれたようですが、その後現在のキートンに売却されたと言う経緯がございます。

個人的にはジャケットを3着ほど所有しておりますが、マシンメイドベースながら、肩への乗り方が軽く、着心地が良いと感じるメーカーです。あまり派手さがないことからか、クラシコイタリアな服好きの方との会話の中でも話題に上ることが少ないように感じるブランドですが、もっと話題になっても良いのに!?と思うブランドの1つだったり致します。

サルトリオも生地にもよりますが、ジャケットで10万円後半から20万円前後。スーツで20万円中盤と言うプライシングです。

最後は、言わずと知れた人気ブランドであるスティレラティーノ。ナポリの名店として名を馳せたロンドンハウスにおいてマスターテーラーとして活躍した祖父に持つ、ヴィンチェンツォ・アットリーニ氏が2004年に立ち上げたブランドですね。

私は2014年末のセールにおきまして当時トレンド素材であったブークレ調のジャケットを購入し、年明けのセールで更にポロコートを購入しておりました。ラティーノはトレンドを主体に物づくりをしている雰囲気があり、生地(素材)や柄なんかの使い方、魅せ方が上手いですよね。ラティーノもマシンメイドベースですが、芯材が薄くて軽いですし、着心地も柔らかくて良いですね。

ちなみにラティーノは現在ジャケットで20万円中盤から後半。スーツで20万円後半から30万円前後と言うプライシングになっています。もちろん上述した2つのブランド同様に、生地によってプライスの幅がございます。

こうして見てみますと、値段のレンジが近しいことが分かります。この値段のレンジが近しいと言うことが、シリカの購入をご検討される方の中にラティーノやサルトリオを着ていらっしゃる方が多いと言う理由の1つとしてあるのかもしれませんね。

■比較軸について
さて、物事を比較する際には、その比較の切り口、観点が大切だと思うのですが、プロではない私が比較できる事と言ったら技術的な観点と言うよりも、むしろ一消費者、服好きとしてそれぞれのブランドを見た際の雰囲気やスタイル、着心地と言う観点になるのかなと思います。

パターンの作り方や縫製の仕方、着心地を良くするための細かな技術などは絶対的な評価軸の1つであり、分かる人がみれば、どれも大きく評価の変わることのない分野である一方、雰囲気やスタイル、着心地と言った感覚的な評価軸につきましては、当然ながら評価を行う人間の身体的な特徴やこれまでの経験、感性や感覚的な部分が大きく影響します。

よって、あくまでそれぞれ3つのブランドの捉え方の1つ、rm55の個人的な見解の1つとして捉えて頂いて、実際ご興味を持った方がいらっしゃれば、それぞれ店舗にて実物を見て、ご試着されて、ご自分のご判断にてご評価を行って頂くのが良いと思いますので、予めその点をお伝えしておきたいと思います。

それでは実際の比較を行いたいと思うのですが、このまま書いていきますと大分長くなりそうですので続きは後編で。









スーツの愛し方を、考える。:『紳士服を嗜む』:飯野高広氏著

こんにちは!
昨晩より始まった、粋な着こなしさんによる、ルイジ・ボレッリの全品半額セール(※)!半額でボレッリが購入出来ることは滅多にありませんので、私も思わず身を乗り出してしまいました・・・。今季は春夏に早く移行しようと思っていたのに、ダメですね。(笑)また商品が届きましたら、改めてご紹介させて頂きます。
※5日間限定で、24日の13時59分迄。

それでは本題に入りたいと思うのですが、本日は久しぶりの書籍紹介です。

3年ほど前に、「靴の愛し方、を考える。」と言う記事にて「紳士靴を嗜む」と言う書籍をご紹介させて頂いたのですが、本日ご紹介する書籍は同じ著者である飯野高広氏が執筆した第2弾と言うことで、昨年2016年の12月16日に発売されました。その名も、「紳士服を嗜む [ 飯野高広 ]」。
紳士服を嗜む

「紳士靴を嗜む」は、私にとりましての本格的な紳士靴の指南書として大変勉強になりましたし、今でも分からないことなどがありますと、ペラペラとめくって読み直したりしている、私にとっての靴のバイブルです。

そんな素晴らしい書籍を執筆された飯野氏の第2弾と言うこともありますし、本Blogの読者様からもおススメ頂いたこともありまして、この度購入して読んでみました。よって、本日は簡単ですがご紹介させて頂ければと思います。

それでは、まいりましょう。

■現状に対する危機感!?
さて、私が書籍を読む場合は、大抵「はじめに」と言った「序」にあたる部分と、「目次」をざっと眺めた上で、大よその話の展開と言いますか、全体像を頭の中に入れてから読み進めるようにしております。

今回も例にもれず、そのように読み進めて言ったわけですが、「序」を読んでみて、服飾ジャーナリストであり、服飾を心から愛する!?飯野氏の”現状に対する危機感”のようなものが、この書籍を執筆するに至らせたのではないか、と言うことをまずは感じたわけです。

『見た目の流行やコスト的な要望に溺れ、着心地や耐久性といったより本質的な機能を、むしろ作り手や売り手が退化させてしまったのではないか?』

『~スーツを身につける側にしても、「合理」にまで嗜好、もとい思考が及ばないばかりに、瞬間瞬間の浅はかなノリだけでスーツを買ってしまったり、ファッション雑誌やネットに出てくる大量の情報を鵜呑みにしただけでそれを着てしまうケースを非常に多く見受けます。』

『そしてその根本には、服を企画する側・売る側そして買って身につける側のいずれも大多数が、身嗜みを唯一絶対的に支配する「ルール」としてしかとらえていないがゆえに、それを反射的に敬遠している「幼さ」が潜んでいます。だからそれを「コワす」「ハズす」ことでしか、個性を発揮できないのです。』

などなど、飯野氏ならではの愛の鞭と表現したら良いのでしょうか、正直頭が痛くなるような厳しい投げかけに自戒の念を込めながら、自分自身の背筋をピンと伸ばす感覚で、この度書籍を読み進めさせて頂いたのでした。

なお、飯野氏はそう言った現状を踏まえて、本書籍において、

『十分な思索を通じ、時と場に応じた最適解を導くための指針』の1つを大まかに提示し、

それが結果として、紳士服を『嗜む』きっかけになれば、と言う想いを持って執筆されたようです。

■「紳士服を嗜む」を、ざっと眺めてみる!
本書は、大きく下記3部の内容に大別され、執筆されております。

第1部:体に合ったスーツを着こなす
第2部:目的に応じたスーツを着こなす
第3部:嗜好を生かしたスーツをきこなす

第1部では、スーツを着る我々人間の骨の構造についてのお話があり、続きましてスーツがどう言ったパーツで構成されているのか、と言う話になり、最後に、スーツが体に合う、合わないとはどういうことなのか!?合わない場合は、どう言ったところに、どのような皺(シワ)が現れてくるのか、と言うことを細かく、丁寧に説明されていらっしゃいます。

まさに、体に合ったスーツを着こなすために自分の体を知り、スーツを知り、自分がスーツを着た場合の状態を知る、と言うステップなのですが、かなりマニアな私でさえ正直驚いてしまうほどの細かな内容でした。よって、一般の方はもとより、スーツに興味がある方をもってしても若干戸惑ってしまうのではないか!?とさえ感じるほどです。

そして第2部では、繊維から素材の特徴について詳述され、ジャケットやパンツ(トラウザーズ)、ジレ(ウェストコート)の細かな仕様を簡単な歴史や起源を踏まえて分かりやすく説明し、最後にスーツの着こなしの基本について、色をベースにしながら”場にふさわしい装い”を提示します。

第1部に続き、繊維や素材、スーツの各仕様についてのお話ももはや辞書レベルです。個人的には名称や仕様の詳細を全て覚える必要は全くないと思っておりますが、馴染みのショップのスタッフさんや、テーラーの方とお話をする際に、互いに理解しあえる共通言語として最低限の言葉は知っておくと便利かなと感じました。

また、個人的には色をベースにしたスーツの基本の着こなしのパートは、自分の感覚だけに頼っていた部分に理論が補足されるような感覚を覚えまして目から鱗のようでした。

最後の第3部は、スーツの歴史にはじまり、時代や国によるスタイルの違いについての説明や現在国内で購入出来るスーツの種類やそれぞれのメリット、デメリットについて解説します。更に、お気に入りのスーツを長く着用するためのメンテナンスのテクニックに触れた上で、飯野氏によるスーツとの付き合い方の提案や最新のスーツ事情を最後に触れるという構成です。

第3部は、私も本Blogを執筆する中で以前調べたことなどが多数掲載されておりましたので、新たな知識を入れ込むと言うよりは、自分自身の知識の整理や確認、補完的な感覚で読み進めることが出来たパートでしたが、それでも第1部、2部同様に、かなり細かい(マニアックな)内容でした。

全体では300ページを超える大作ですので、上記に記述したようなたった数行で本書籍の魅力、内容をご説明さしあげることはことなど、私には到底出来るはずもないことではございます。ただ、目次のようなざっくりした全体像の把握くらいはして頂けるのではないか、と考えております。

■スーツの愛し方を、考える。
で、私rm55としておススメなのかどうなのか!?と言う点ですが、飯野氏がこれまでご経験され、蓄積された辞書のような詳細な内容に加えて、かなり丁寧かつ分かりやすく記述されている点は素直に凄い!!と感嘆しつつも、正直読者層と言いますか、ターゲットが私の場合はパッと思いつかない、と言うのが率直な感想です。

どう言う方におススメしたら良いのか!?と言うのが直ぐに思いつかない、と言う意味ですね。

内容がかなり細かいので、新入社員やスーツをこれから買って行こう!と言う方ですと、若干引いてしまうと言いますか、そんな事を知らないといけないの!?とスーツに対するハードルが上がってしまう気が致します。

では、散々スーツを仕立ててきた、または沢山買ってこられたようなプロレベルのスーツ好きの消費者向けか!?と言われると、そうでもないような気がしてしまいます。なぜなら、そう言う方は数ある経験を通して、書かれているような内容を感覚的には身につけてきていらっしゃる(もちろん中には理論も含めて)と思うからです。

じゃ、プロ向けなのか!?と言いますと、本書記載の内容を理解、知っていれば顧客の信頼も勝ち取れると思いますし、良い提案も出来るように感じますが、こちらも仕事を通じて既に知っているよ、と言う方も多数いらっしゃるように思うのです・・・。

とは言え、ここまで書いてきましたので、何か答えをださなければ!と勝手に1人で焦っているのですが、悩んだ末に出した答え!?は、

「アマ、プロ問わず、服を心から愛する、凝り性の方」

であれば、十二分に本書をお楽しみ頂けるのではないか!?と考えました。(笑・汗)

それこそ「スーツの愛し方」は千人いれば、千通りの”愛し方”があると思います。起源や歴史的背景、素材の詳細については知らなくたってスーツを着るのが好きだよ!と言うのも1つの愛し方だと思いますし、逆に起源や歴史的背景、素材についてはマニアだけれど、コーディネートは苦手。でもスーツが好きだ!と言うのもまた1つの愛し方ですよね!?

そんな数あるスーツの愛し方の中でも、色々なことを突き詰めてみたくなるような、凝り性の方であれば、アマ、プロ問わずに、詳細な内容を丁寧に分かりやすく執筆された飯野氏の『紳士服を嗜む』をチェックする価値は十分にあると思います!是非、ご覧になってくださいませ。









タマゴが先かニワトリが先か!?

こんにちは!
本日は、「タマゴが先かニワトリが先か!?」と言うテーマで、コラム的にお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■男はスーツに年収の何パーセントを投資すべきか
さて、いきなり気になる!?サブタイトルです。

「男はスーツに年収の何パーセントを投資すべきか」
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編⑬

まずその答えを記載しますと、

・普段仕事で着るスーツであれば、年収の1.2%が目安
・勝負スーツであれば、年収の1.5~3%が目安

です。ただこれらの目安は実は私の意見ではなく、これまで約8万5000人に服飾指導をしたと言う、ファッション・プロデューサーのしぎはらひろ子氏の見解です。これらは、先日ダイヤモンド・オンラインの記事として配信され、Yhaoo!JAPANのトップページにも転載されました、サブタイトルと同名の記事の中から抜粋した内容です。

しぎはらひろ子氏は、『男の「見た目」は戦略的でなければならない。』と説き、経営者や作家、医師、講演家など、要職にある人や人前に立つことが多い人、ビジネスパーソンに対して『存在感が際立つスタイリング』を行っており、『「自分が何者かがわかる“アイコン”としての衣装を決める」』ことが大切だと言います。

具体的には、


1 自分が「いかに在りたいか」を明確にする
2 自分をブランド化する
3 「戦略的容姿」を整えていく


ことが重要であると。そして、

『これを正しい手順で行なうと、自分の望むステージ、年収、成功が面白いように手に入る。』
と、主張されてらっしゃいました。

例えば、

『「収入を上げる」ためには、「すでに高収入を稼いでいる人」に見える必要性がある』

と言う理論をもとに、


「毎日の仕事スーツは収入を目安に、今より一ランク上の価格帯を購入すること」 
「勝負スーツは、目的に応じてお金をかけること」


を提案され、上述したような年収に対するスーツの額の目安を提示していらっしゃいます。

実際、記事の中では池井戸潤氏の小説をテレビドラマ化した『半沢直樹』の登場人物の装いを例にとって、”装い”が人物の内面さえも炙り出してしまう、つまり『身に着けたスーツによって、あなた自身も“値踏み”されてしまうのだ。』と主張され、

『だから、毎日の仕事スーツに、今より一ランク上の価格帯のものを購入することで、他者からの評価が変わり、内面が変わり、行動が変わっていく。』ようにすべきなのだと読者に問いかけます。

もちろんドラマの登場人物だけではなく、ご自身でコンサルティングをされたと言う経営者のD氏の事例も引き合いに出し、勝負スーツとしてブリオーニの60万円のスーツを購入したD氏は、10年後にはビジネスで成功をおさめ、スーツにふさわしい年収を得るに至っていると言う、”実例”も提示していらっしゃいました。

つまるところ、『一言でいえば、スーツのランクを上げることは「目指す未来」への近道となる。』ので、ランクの高いスーツ(※)を購入して仕事をしましょうね、と言うことがメインの主張のようでした。
※ランクの高いスーツの定義は記事中にはないですが、「ランクの高いスーツ=金額的に高価なスーツ」だと解釈されます。

ちなみに上記の『』内は全て記事から引用したものですが、上述した内容は決してしぎはらひろ子氏の主張を正確に要約したものではありませんから、正確な内容を知りたい方は、是非記事を直接ご覧になってください。

■タマゴが先かニワトリが先か!?
正直上記にてご紹介させて頂いた記事は、論理の飛躍や因果関係が「?」と言う箇所も所々あったのですが、服好きとして、また一ビジネスマンとして、なかなか興味深く読み進めることが出来ました。

実際、

・高価なスーツを着るから、仕事が出来るようになったり、成功する

のか、

・仕事が出来、成功しているから、高価なスーツを着る

のかは、まさに「タマゴが先かニワトリが先か!? 」と言ったところで、真面目な議論にはならないように思うのですが、ファッション・プロデューサーのしぎはらひろ子氏は前者を主張されていらっしゃるわけですね。

しぎはら氏は相当なご経験、ご実績もあるようですし、自らのお仕事の宣伝等を踏まえてのご主張だとは理解しつつも、しぎはら氏に相談に来る段階で、既に意識の高い、「デキル」ビジネスマンである可能性も高く、論理的には若干の違和感も感じなくもないわけです。

とは言え、自らの買い物を”投資”として位置づけて、背伸びをしまくっている私からしますと、共感出来る個所もたくさんあるわけで、嫁さんに読んでもらえればスーツにお金をかける理由が分かってもらえるかも!?と妄想してみたり、「年収に対する着るべきスーツの額の目安」なんかは、思わず電卓を叩いてしまう自分がおりました。(笑)

まぁ今回の場合は、タマゴが先であったとしても、ニワトリが先であったとしても、どちらにしても”幸せな状態”なんだから、どちらでも良いよね、と最後は自分自身を納得!?させましたが、皆さんの感覚的にはどちらの考え方の方が腹落ちしやすいでしょうか!?

ちなみに、私自身の体験談を踏まえますと現実的には「後者」から入り、「前者」に移行してきたのかなと思っています。

やっぱり若い頃は目の前の仕事に必死でしたし(今手を抜いていると言うわけではないです・笑)、あるべき”装い”をしっかりと考える精神的余裕も、経済的余裕もなかったと言うのが現実です。どうやっても無い袖は振れない。もちろん、それでも失礼のない清潔感のある装いや、モテたい欲求からそれなりには頑張っていたとは思いますが。(笑)

ただ、ある程度経験を積み、素晴らしい先輩方からしごかれて!?仕事が出来るようになってきたり、収入もそれに応じて徐々に上がってきますと、多少余裕のようなものが出来てきて購入するスーツにもお金をかけることが出来るようになってきたと。

まだまだ仕事的にも、人間的にも未熟な部分が多々ありますので勉強をさせて頂く毎日ですが、今はもっと仕事が出来るようになり、上を目指して成功することが出来るように!?、自分自身がもっと頑張れる、魅力を感じる服(スーツ)を選んで買っている感じでしょうか。

もちろん世の中には服装に全くお金をかけないでも恐ろしく仕事が出来たり、成功されていらっしゃる方も多数いらっしゃいますので考えだすとキリがないのですが、色々と考えてみる”きっかけ”を提供してくれた記事のご紹介でした。

どちらが正解で、どちらか不正解と言うことではないと思いますので、皆さんも是非隣駅までの時間を使って!?考えてみてはいかがでしょうか!?ちょっとした頭の体操位にはなるのかもしれませんょ。(笑)