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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

極上のその先へ:il Quadrifoglio(イル クアドリフォーリオ)のストレートチップ

こんにちは!
本日は前回に引き続き、先日Sharonさんにおいて開催されておりました久内 淳史(きゅうない あつし)氏が手掛けるil Quadrifoglio(イルクアドリフォーリオ)のトランクショーにて納品を頂きました、内羽根のストレートチップを取り上げたいと思います。

なお、本日は1足目に納品を頂いたホールカットシューズからの変化、進化について私自身が感じることや、1足目との比較なんかを行ってみたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■自分の中での最高のフィッティング超える靴
さて、今回私が最も驚いたことは、2足目として納品を頂いた靴(ストレートチップ)の履き心地やヴィジュアル的な魅力が、1足目のそれを大きく上回っていたことです。
イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_③

前回の記事にも少し記載しましたが、既成靴しか経験のなかった私にとって初めてビスポークを仕立てて頂いたイルクアドリフォーリオの1足目のホールカットシューズは履き心地のみならず、デザイン面でも”自分にとって最高の靴”だと感じておりました。
il Quadrifoglio(イル クアドリフォリオ)のトランクショーに参加っ!:納品編②

がしかし、今回納品を頂いた2足目のストレートチップは1足目よりも更にフィット感が向上し、足に吸いつくと言いますか、”足と靴とか一体化した”かのような驚くべき感覚を得ることが出来たのです。

これに加えて、イタリアンエレガンスが好みな私のために!?トゥ周りのデザインを調整して柔らかさをより表現頂いたり、1足目よりも更に足にフィットしたと言うこともあって、これまで以上にグラマラスな曲線を描くこととなり、思わず靴に惚れてしまいそう(笑)なほどの強い魅力を感じました。

まさか自分が”最高だと思っていた”(1足目の)靴が、こんなにもあっさりと抜かれるとは正直想像だにしておりませんでした。。

素人であり、たった2足しかビスポークシューズの経験を有していない私がその違いを分かるくらいですから、その変化、進化と言うのは相当なものであったのだと思っていたりします。

■フィッティングの進化
1足目を納品頂き、その履き心地をレポートとしてお送りした記事である「il Quadrifoglio(イル クアドリフォリオ)のホールカットを履いてみたっ!」の中では、既成靴では足の前方で意識していたフィッティングが、ビスポークシューズでは後方に意識が行くようになったと申しておりました。

これは、自らの足に合わせてビスポークしていることから土ふまずのホールド感やヒールの掴みがしっかりとしているので、足に変なチカラを入れずとも自然に靴が足についてくる感覚を表現していた言葉であったと記憶しております。
il Quadrifoglio(イル クアドリフォリオ)のトランクショーに参加っ!:納品編③

それでも2足目の靴を履いてみますと、足の前方、後方関係なく、足と靴とが一体化しているかのような感覚があるのです。イルクアドリフォリオの職人である久内氏は、私の1足目の靴のシワのより方や、私が足入れした際のフィッティングを触って確認した際に、まだ”隙間”が気になると言うようなことを仰っていたのです。

個人的にはあまりしっくりとこないお言葉だったのですが、今であればその言葉の意味を理解することが出来ます。

確かに、ボールジョイントや土ふまずの上あたりにあった靴と足との”隙間”が今回は綺麗に埋められており、革が足に寄り添う感が半端じゃない。これは足入れをした”瞬間に”フィッティングが向上していることが分かったくらいです。

これによって歩いた時の足と靴との一体感がより向上し、1足目以上にナチュラルに歩くことが出来るのです。正直この進化の具合には、思わず「凄い!」と言葉が出ると同時に鳥肌が立つくらいでした。

ちなみに上記にあげた”隙間”の存在は、2足目に足入れをしてみて初めて、1足目に若干の隙間があったことを私自身が理解を致しました。つまり、より完璧な、最高のフィッティングを体験してみないと気付くことの出来ない”隙間”であったと言うことですね。

■ヴィジュアルの進化
そんな圧倒的なフィッティングの進化に加えて、ヴィジュアル的な進化にも感激し、そして魅了されてしまいました。

私は服についてはイタリアンエレガンスなスタイルを好んでおりますが、靴に関してはこれまでイングリッシュスタイルが好みであったことは、以前も記載したかと思います。
EDWARD GREEN(エドワード・グリーン)のMALVERN(マルヴァーン)②

あまり強い主張をせず、オーナーの足元に静かに寄り添うその姿は、まさにジェントルマンの国、イギリスの靴のスタイル。
John Lobb(ジョン・ロブ)のPhilip(フィリップ)Ⅱ_②

もちろん今でも華美な装飾の無いエドワードグリーンであったり、イギリス靴にフランスならではのエレガンスを加えたジョンロブなどの靴の美意識も好んでおりますが、今はそこにほんのりとオトナの色気を加えたイルクアドリフォリオのやりすぎ感、艶感の強すぎないイタリアンスタイルに強く惹かれています。
イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_②

今回納品を頂いた2足目で特徴的なデザインの進化の1つが、このトゥ周りの表情。1足目のホールカットはややスクエアな顔立ちであったのですが、2足目のストレートチップでは角をとって丸みを付け、より柔らかな表情になっています。
イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_⑨

比較をしてみますと、向かって右側が1足目のホールカット。左側が今回納品を頂いたストレートチップ。左側のトゥ周りの方がよりラウンドしているのがお分かり頂けるかと思います。
イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_⑩

また、シルエットの進化としましてはボールジョイントまわりがグラマラスな表情になっていると言う点を挙げることが出来ます。私は甲回りが結構しっかりとしていると言う日本人には比較的多いタイプの足型のようですが、1足目で久内氏が気になっていた隙間を埋めることでよりウエスト周りがシェイプがされ、結果的にグラマラスなラインを描くことに繋がりました。
イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_⑪

こちらも比較をしてみますと、ご覧の通りです。、向かって右側が1足目のホールカット。左側が今回納品を頂いたストレートチップですが、左側の方がボールジョイントからウエストにかけての絞り込みがきつくなっており、グラマラスなシルエットになっていることがお分かり頂けるのではないでしょうか。
イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_⑫

こちらは別の角度から。
イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_⑬

最後の進化がこちら。ちょっと分かりにくいのですが、履き口のトップラインの角度!?を少し変えて頂きました。
イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_⑭

こちらの比較画像の方が分かりやすいかもしれませんね。上が今回納品を頂いたストレートチップで、下が1足目のホールカットです。トップラインの形状が若干変わっているのがお分かりになりますでしょうか。
イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_⑮

細かいことを除けば、ヴィジュアル上の大きな進化は上記3点かなと思っています。

■靴のビスポークのススメ
既成靴でも自分の足に合っている。

これが私が持っていたこれまでの認識でした。しかし、ビスポークと言うものを経験した今、その認識は間違っていたと思っています。本当に自分の足にぴったりと合った靴を履いてみると、既成靴のどこが合っているのか、いないのかが分かるのです。逆に言えば、靴のビスポークをしてなければ合っていないポイントに気付くことは無かったかもしれません。

私は服が好きです。もっと言えば、今でも靴よりも服の方が好きです。

それでも”あえて”申し上げるとすれば「服よりも靴を最初にビスポークすべき」かもしれません。特にヴィジュアル的なカッコ良さよりも、履きやすさや歩きやすさ、疲れにくさと言う点に靴の価値を見出すような感覚、価値観を持っている方であれば尚更です。

ビジネスマンとしての生活が始まってから十数年。革靴は痛いものだと言う認識を根底からひっくり返してくれた、イルクアドリフォーリオのビスポークシューズのお陰で、ビスポーク頂いた靴を履いた日の足の疲れ方が大分違うように感じています。

全体重がかかるからこそ、その心地良さを実感する感覚も、服以上に大きいと思っています。

ビジネスウェアにおける物理的、精神的な負担は軽ければ軽いほど望ましい。確かに初期投資はかかりますが、丁寧に扱えば10年、20年は使えますし、実際に使っている人を見ています。使える期間と得ることの出来る効用を考えば、靴のビスポークはとても価値が高いのではないでしょうか。

また、ビジネスに使うドレスシューズはトレンドの変化を最も受けにくいアイテムの1つだと思いますので、そう言う意味でも、投資のしがいはありますね。

と言うことで、是非ご自分の好みのスタイルを持った職人さんを見つけて、最初の1歩を踏み出してみてはいかがでしょうか!?きっと新しい世界の扉が開くことになると思いますよ!
イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_⑯

最後になりましたが、素晴らしい靴を仕立てて頂き、新たな世界を見せて頂いた久内淳史氏、Sharonスタッフの皆さま、本当にありがとうございました!次の3足目も、是非宜しくお願い致します!(笑)






il Quadrifoglio(イル クアドリフォーリオ)にて2足目をビスポークしてみた!:納品編

こんにちは!
先日、Sharonさんにおいて開催されておりました久内 淳史(きゅうない あつし)氏が手掛けるil Quadrifoglio(イル・クアドリフォーリオ)のトランクショーに参加させて頂き、2足目(※)となるスミズーラ(ビスポーク)の靴を納品頂きました。
イルクアドリフォリオのトランクショー2018年6月
※1足目のスミズーラに関する記事
・「il Quadrifoglioのトランクショーに参加っ!:採寸編
・「il Quadrifoglio(イル クアドリフォーリオ)のトランクショーに参加っ!(前編):仮縫い編
・「il Quadrifoglio(イル クアドリフォーリオ)のトランクショーに参加っ!(後編):仮縫い編
・「il Quadrifoglio(イル クアドリフォーリオ)のトランクショーに参加っ!:中縫い編
・「il Quadrifoglio(イル クアドリフォリオ)のトランクショーに参加っ!:納品編

と言うことで、本日は今回納品を頂いた靴を取り上げてみたいと思います。それでは、まいりましょう。

■極上のその先へ
さて、先日中縫いを行って頂いた際にお送りした今年の4月の記事(※)におきまして、こんな言葉を残しておりました。
※中縫い時の記事
il Quadrifoglio(イル クアドリフォーリオ)にて2足目をビスポークしてみた!:中縫い編

『中縫いにてチェック頂いた内容がどのような形で反映され、今の時点でも極上だと感じる履き心地がどのように変化、進化するのか、今から楽しみでなりません。』

これまで既成靴しか履いた経験の無かった私が、ひょんなことをきっかけとしてイルクアドリフォーリオのビスポークにチャレンジすることになり、最初の1足目で自分のこれまでの価値観を大きく揺さぶられ、従来有していた価値観、方針を大きく転換せざるおえなくなったことは長らく本Blogをお読みの方であればご存知のことと思います。

具体的には、これまではビスポークの対象として見ていなかった靴に対して「靴にこそビスポークを」と言う強い思いを抱くようになったのです。

そんな感動するほどのカッコ良さと履き心地を実現してくれたイルクアドリフォーリオの1足目。2足目となる中縫いを経た靴が、い一体どんな状態で仕上がってくるのか。本当に、1足目からの変化、進化はあるのか!?これは個人的に大変に興味のあるポイントだったのです。
イルクアドリフォリオのホールカット_①
※上記は1足目に納品を頂いた、ホールカット

結論から申し上げますと、今回納品を頂いた2足目のビスポークシューズですが、”極上のその先へ”私を誘ってくださいました。2足目であるにもかかわらず、納品を頂く靴を見た瞬間に、そのカッコ良さ、色気、圧倒的な存在感に鳥肌が立ったことに対しても個人的には驚きましたが、本当に驚いたのは足を入れた瞬間でした。

自分がこれまで最高だと思っていた感覚の、更に上を行くフィット感。プロであるのならいざ知らず。素人であり、靴に対する経験も知識も少ない私がその「差」を実感することが出来るほどですから、大変な進化があったのだと思います。正直、1足目に味わった極上のその先があるとは想像すら出来ませんでしたが、久内 淳史氏には今回”新しい世界”を見せて頂くことになりました。

本日は細かい内容はさておき、今回納品を頂きましたイル クアドリフォーリオによるストレートチップの実物をご覧頂こうと思います。

■イル クアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ
イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_①

イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_②

イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_③

イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_④

イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_⑤

イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_⑥

イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_⑦

イルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップ_⑧

と言うことで、今回納品を頂きましたイルクアドリフォーリオによる内羽根のストレートチップをご覧頂きました。次回は2足目の変化、進化について私自身が感じることや、初めて納品を頂いたホールカットとの比較なんかを行ってみたいと思います。






Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)の新モデルでジャケットをスミズーラ!:生地セレクト編

こんにちは!
先日「Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツをおかわりスミズーラ!:生地セレクト編」と言う記事にて、手縫いのパターン・オーダーことSartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のパンツを仕立てて頂くことをご紹介しておりましたが、実は同じタイミングでジャケットの注文もお願いしておりました。

と言うことで、本日はこれを取り上げたいと思います。

■サルトリア・シャロンのNEW モデル
さて、サルトリアシャロンのジャケットと言えば、その第1号となるジャケットをオーダーさせて頂いたことがあり、これは今現在も現役として活躍しております。
サルトリアシャロンの第1号ジャケット②

こちらはサルトリア・シャロンの監修を務めているSharon専属の職人である直井茂明氏のスタイルの1つがベースとなっております。ヴィジュアル的にはナポリらしいハイゴージやヴァルカポケットを採用しつつ、コンパクトな表情を持つスタイルがベース。これに驚くほどの着心地を実現するため、肩まわりを日本人特有の前肩設計にしたり、イセの分量を多くとることで稼働域を広げると言った工夫等が施されております。
サルトリアシャロンの第1号ジャケット①

私はその後、冠婚葬祭用のブラックスーツも仕立てて頂いておりましたが、それからはサルトリアシャロンのスーツやジャケットの注文はさせて頂いておりませんでした。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ⑥

それはサルトリアシャロンではなく、直井茂明氏ご本人による仕立てであるサルトリアナオイや、サルトリアソリートにてビスポークをお願いしていたからです。

ただ、少し前にサルトリアシャロンに新たなライン(スタイル)が追加されたと言うことを伺っており、そのサンプルを拝見いたしますと、これがかなりカッコ良い!のです。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)の新モデル_①

着心地の良さはそのままに、ゴージラインの角度が変わったり、フロントダーツを省いてサイドダーツのみを採用したりと言った細かな変更は、それこそナポリのスタイルとはまた異なる魅力を有するフィレンツェのスタイルに近くなったのかなと個人的には思っていたりするのです。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)の新モデル_③

Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)の新モデル_④

あまりにもカッコ良いので是非スーツかジャケットを仕立てて頂きたいと言う想いを持ってから早数カ月。ようやくタイミングが整うと同時に、仕立てて頂きたいと言う生地が見つかりましたので、この度思い切ってお願いすることに致しました。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)の新モデル_②
※上記サルトリアシャロンの新モデルの画像は全て、Sharonさんの公式HPより拝借しております。

■Ermenegildo Zegna(エルメネジルド ゼニア)の三者混生地をセレクト!
この度サルトリアシャロンで是非仕立てて頂きたい!と強く惹かれた生地が、こちらのエルメネジルド ゼニアのチェック柄生地でした。ウールが51%、麻が41%、シルクが8%と言う三者混の生地で、上品な風合いがありながらも、サラッとしたタッチが春夏にはぴったり。
Ermenegildo Zegna(エルメネジルド ゼニア)の三者混

ただ、チェック柄とは言え柄は小柄で、遠目にはハウンドトゥースにも見えるあたりがストライクでした。カジュアルジェケットの生地ですが、オンにてカジュアルダウンした際の利用をイメージしておりましたので、ドレスとカジュアルとのバランス感が絶妙かなと。左下に見えるホワイトが強い面(裏)も使えると言うことでしたが、上述した背景がありましたので落ち着いたブラウンカラーの面(表)で仕立てて頂く予定です。
Ermenegildo Zegna(エルメネジルド ゼニア)の三者混②
※上記画像は公式スタッフBlogより拝借しております。

先日パンツの仕立て生地としてご紹介をしたスタンドイーブンのウールと合わせてブラウンのワントーンスタイルも良いですし、ホワイトパンツで爽やかさを演出しても良し。また、オフスタイルであればデニムを合わせるのも良いなぁなどと妄想だけが先行して膨らんでいたりします。(笑)
スタンドイーブンのウール生地②

なお、仕様は直井氏とご相談の上で、これまでの私の持つ価値観とはあえて異なる仕様でお願いすることに致しました。こちらは仮縫いが終わりましたら、「仮縫い編」として改めてご紹介出来ればと思います!

と言うことで、パターンオーダーながら従来のパターンオーダーの持つ枠を超えて、ビスーポークにかなり近い感覚で仕立てることの出来るサルトリアシャロンでの2着目のジャケットオーダーの”入り”をご紹介させて頂きました。

トランクショーのタイミングですと特別に用意をされた生地や、トランクショー期間中のみオーダーが可能なコートなどのモデルがあったりするのですが、もちろんトランクショー以外のタイミングでもオーダーは可能です。

もしイタリアンエレガンスと言うスタイルに惹かれており、本格的なテーラードスーツにご興味がある方は、是非その候補の1つとしてサルトリアシャロンをご検討されてみてはいかがでしょうか!?スタイルのみならず、その圧倒的な着心地の良さはこれまでのスーツやジャケットに対する概念を180度変えてくれるかもしれませんよ!?






Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツをおかわりスミズーラ!:生地セレクト編

こんにちは!
昨年秋口にパンツを1着仕立てて頂いた(※)手縫いのパターン・オーダーことSartoria Sharon(サルトリア・シャロン)ですが、この度探していた生地が偶然!?にも見つかりましたので、おかわりでパンツを仕立てて頂くことに致しました。
※ご紹介記事
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!:採寸編
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!:仮縫い編
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!:納品編

と言うことで、本日はサルトリア・シャロンをテーマにお送りしたいと思います。それでは、まいりましょう。

■手縫いのパターンオーダー サルトリア・シャロン
さて、私が日頃からお世話になっている南青山に店舗を構えるセレクトShopであるSharonさんですが、手縫いのアイテムを購入しようとすると、いくつかの選択肢があります。

まず1つ目は、イタリアにてビスポークと同じ工程を経て手縫いにて仕立てられたプレタポルテ(既成服)のアイテム。例えばイタリアはナポリのサルト界においてBig4の一角を占めるサルトリアソリート。このソリートによる世界で唯一のプレタポルテであるSolito house exclusive per Sharonがまさにそうですし、シャマットショルダーと言うボリュームをもった袖山が特徴的なスタイルであるSciamat(シャマット)や、最近では他のセレクトShop等でも見かけるようになったアルフォンソ・シリカなどがこれにあたります。
E&G CAPPELLI(イージー・カペッリ) シルク小紋柄ネクタイ_2018SS④
※上記は、Solito house exclusive per Sharonのウール×モヘアのジャケット

これに対して2つ目の択肢としては、ビスポークと言う顧客の体型に合わせてゼロから型紙の作成を行い、顧客の好みのディティールにて仕立てるSharonさん専属の職人であるSartoriaNaoi(サルトリアナオイ)であったり、それこそサルトリアソリートがございます。
Sartoria Naoi(サルトリア ナオイ) di Sharon By 直井茂明_②
※上記は、サルトリアナオイのエスコリアルウールのスーツ

このような中で、手縫いのプレタポルテのアイテムと、ビスポークとの間を埋める位置づけとして!?存在するのが、ビスポークとその生産工程をほぼ同じにする、3つ目の選択肢となる手縫いのパターンオーダーことサルトリア・シャロンになります。
2017年SSの人気Vゾーン5選_4位①
※上記は、サルトリア・シャロンの第1号モデルであるウール×シルク×リネンのジャケット

パターンオーダーですから基本的にはサンプルのゲージが存在し、そのゲージに基づいて採寸した数値を持って修正を加えて行くと言うアプローチ。ただ、他のパターンオーダーと大きく異なるのが、それが手縫いにて仕立てられていると言う点です。
サルトリア・シャロンのワンプリーツ ハウンドトゥース柄ウールパンツ_⑧
※※上記は、昨年オーダーしたサルトリア・シャロンによるパンツ

私は過去、サルトリア・シャロンがデビューした際に、その第1号としてジャケットを仕立てて頂きましたが、同じくSharonさんで扱うパターンオーダーながらマシンメイドのラインであるイルマーレと比べますと、その差はかなり大きいかなと。
イルマーレのスーツ①
※上記は、イルマーレのウール×モヘアのスーツ

イルマーレはスタイルがとても気に入っているので今でも現役バリバリで活用しておりますが、肩周りやラペルロールの雰囲気がやっぱり違いますし、着心地と言う観点だけで手縫いのアイテムと比較評価をしてみても、ミシンではイセ込みの量などに限界があり、描けるパターンにも制限が出てきてしまいますので肩、腕回りの運動量にどうしても限界があります。
イルマーレのスーツ②
※上記は、イルマーレのウール×モヘアのスーツ

そのようなことを考えますとスーツで25万~、ジャケットで20万円以下からのスタート。更にパンツですと5.5万円からとなるサルトリアシャロンのプライシングは絶妙で、イタリアはナポリ発の手縫いのプレタポルテ(既成品)であるアルフォンソ・シリカとほぼ変わらないですし、世の中には一部に手縫いを用いたプレタポルテで、もっと高額な価格設定のブランドも存在することを考えると良心的。

今期は手縫いのプレタポルテのパンツブランドであるレスパーデで気になったパンツのサイジングが合わなかったりと言うこともあり、かつ探していた生地が今回見つかった言うこともありまして、サルトリアシャロンにてパンツをおかわりで仕立てて頂くことにしたのです。

■選んだのは、STANDEVEN(スタンドイーブン)
この度私が選びましたのは、1885年から英国はヨークシャーにおいて毛織物会社を営む大手のミルであるスタンドイーブンのウール生地になります。

もともとパンツで仕立てて頂くものとしてブラウンカラーの生地で、梳毛(ウーステッド)のものを探しておりました。もちろん今期のバンチもいくつか確認はしていたのですが、なかなかイメージに近い色合いや柄の生地がない。。

このような中で、偶然!?Sharonスタッフの若きエース!?であるM氏からご紹介頂いたのが、パンツの着分”1着のみ”と言う状態で残っていた、スタンドイーブンのウール100%の生地でした。
スタンドイーブンのウール生地①

私はブラウンカラーがかなり好きなのですが、様々な色に合わせやすいながらも、実は結構難しい色だとも感じています。それは、色の明暗や光沢感、トーンと言った雰囲気でだいぶ印象が変わってくるというもの。特にブラウンはメンズのドレスファッションにおいてはカジュアルカラーですので、選ぶ色を間違ってしまうと、カジュアル感が強く出てしまうのです。

そう言う意味では、今回のスタンドイーブンのウール生地は絶妙で、春夏の生地として明るすぎず暗すぎず。それでいて程良い光沢感に、英国のミルらしいハリ感とドライなタッチがあり、ご紹介頂いた瞬間にほぼ即決した生地でした。
スタンドイーブンのウール生地②

なお、仕立てて頂くにあたっての細かなディティールは、第1号であるカノニコのハウンドトゥース柄のパンツがとても具合が良いので、ほぼ同じにして頂きました。
Sartoria Naoi(サルトリア ナオイ) di Sharon By 直井茂明_着用イメージ⑪

「ほぼ」と記載したのは、前回が秋冬生地であったのに対して今回は春夏生地でしたので、ジャケットのボリューム感が変わることを考慮に入れて、全体的なシルエットをやや絞って頂くことにしたからです。前回と同じシルエットでも気になるほどの影響はないかと思うのですが、気分的に絞った方が生地としてのボリュームが落ちる春夏のジャケットには合うかなと。。

ちなみに、オーダーの状況や工房の混み具合にもよりますが、サルトリアシャロンでは通常採寸から約2カ月程度で納品になるスケジュール感です。仮縫いの有無は状況によるそうですが、今回はシルエットの修正を入れたこともあり、1カ月程度で仮縫いを行う予定であると聞いています。

実は生地自体は先行して購入していたのですが、G.W明けから多忙によりなかなか落ち着いてSharonさんにお伺いすることが出来ず、結局この時期での発注となってしまいました。。

仮縫いはうまくいけば今月末、納品は7月末くらいだと思いますので、また状況に進捗があり次第、本Blogにてご紹介出来ればと思っています。

手縫いのビスポークには興味があるけれど、金銭的にも時間的にも最初に飛び込むにはハードルが高い!と思われている方はもちろんですが、ビスーポーク慣れした方であっても違和感なく着用出来るレベルにあると思いますので、気になる方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうかっ!?






Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)にてドレスシャツのビスポークにリトライ!

こんにちは!
本日は先日参加させて頂きました、イタリアはフィレンツェ発のネクタイを中心としたクラシックメンズウェアのブランドであるShibumi Firenzeのトランクショーにてビスポークすることにしました、ドレスシャツを取り上げたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■元はネクタイの購入を希望も、結局ビスポーク・・・
さて、3か月ぶりに参加をさせて頂きましたShibumiのトランクショー。当初はネクタイの購入を希望しておりましたので気になるものを事前にご連絡の上でご持参頂き、直接見てから判断しようと考えていました。

それでも前回の記事にもありましたようにオーナーであるベネディクト氏とお話をさせて頂いたり、新作のRTW(既成服)のシャツやポロシャツ、バンチブックなどを拝見しておりますと、服好きとしてテンションが上がってきてしまう自分がおりました。。(苦笑)
シブミ フィレンツェのトランクショー2018年5月_004

その結果、トランクショーの参加前には考えていなかったものの、最近気になり始めていたホワイトベースにストライプ柄の生地にてドレスシャツのビスポークを”衝動的に”お願いすることになったのです。

ちなみに、オーダーをさせて頂くことにした背景には直近の為替レートの影響もあるのかなと思います。私はクレジットカード決済を行っておりますので、円ではなく€でのお支払い。よって為替レートの影響をモロに受けるわけです。ここ最近はユーロが売り込まれて円買いがなされており、1€/130円程度まで円高傾向になってきましたので、一時よりは良いレートかなと。

ところで、私は自らのドレススタイルではホワイトではなく、サックスをシャツのベースカラーとして用いているのですが、今期はなぜかホワイトが妙に気になります。そんなこともありまして、前シーズンにSharonさんにて購入をしたルカアヴィタービレのホワイトベースにネイビーのストライプが入るシャツがかなりお気に入り♪
LUCA AVITAVIRE(ルカ・アヴィタービレ)のツイル ドレスシャツ_⑥

ロンドンストライプやサックスベースにストライプが入るシャツはRTWでも結構あるのですが、ホワイトベースにストライプが入るシャツはあまり見かけません。

と言うことで、Shibumiのシャツ生地の中で最も自分のイメージに近かった生地を選んでみました。それが、こちらです。ホワイトベースに、ルカアヴィタービレのストライプよりも少し幅が広いネイビーカラーのストライプが入ります。
シブミ フィレンツェのトランクショー2018年5月_シャツ生地②
※上から2つ目の生地

平織りのブロード生地で120番手の双糸。ブロードはもともと生地に光沢感がありますが、120番手くらいになりますと高級感もぐっと出てきますし、細番手のウール等を用いた光沢感あるスーツとのバランスもとりやすいかなと思っています。
シブミ フィレンツェのトランクショー2018年5月_シャツ生地①

■仕様等について
Shibumiにてシャツをビスポーク頂くのは、今回で2回目です。よって、2月に納品を頂いたビスポークシャツを自分なりに着こむ中で気になったこと等を可能な限りフィードバックさせて頂きました。
rm55的スタイリング:2018年SS ⑨:Shibumi style_④

そのような観点で言いますと、どれだけ真剣にシャツと向き合うことが出来たのか。そして、そこで感じたこと、気づいたことをどれだけ適切にフィードバック出来ているのかと言う点が、今回シャツをビスポークにて仕立てて頂くこと以上に自分の中では重要なテーマ設定だったりするのです。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)によるビスポーク ドレスシャツ着用イメージ④

なお、今回フィードバックさせて頂いたのはシルエットと言うビジュアル的な観点と着心地に関する観点の大きく2つ。たまたま当日は2月に納品を頂いたシャツを着用しておりましたので、実際の箇所等をベネディクト氏と共に確認をさせて頂きながら、説明を行いました。(細かい点の通訳を頂きましたYさん、ありがとうございますっ!)
shibumiのトランクショー参加スタイル2018年5月_001
※トランクショー当日のスタイル

通常2着目以降のビスポークやパターンオーダーの場合は仮縫いは無しで納品まで行くのですが、今回は上述しましたように細かな修正点をいくつかあげさせて頂きましたので、仮縫いを入れて頂くことにしましたょ。

ちなみにデザイン的な仕様、スタイルは前回とほぼ同じです。「ほぼ同じ」と記載しましたのは、襟の形だけ変えたから。具体的には、初回はクラシックなワイドスプレッドカラーでお願いしたのですが、今回は生地を踏まえてスポーティな雰囲気のあるカッタウェイカラーでお願いしました。

イメージとしては、当日ベネディクト氏が着用していたシャツの襟型ですね。
カッタウェイカラー_shibumi
※画像は、ベネディクト氏のインスタグラムのアカウントから拝借しております。

なお、shibumiによるシャツのビスポークは日本円ですと4万円(※)。クレジットカード支払いですとレートにもよりますが3万円代で仕立てて頂くことも可能ですので、仮縫い付きのナポリのシャツ工房によるビスポークシャツとしてはかなり良心的な価格設定だと思います。

次回のトランクショーは3、4か月後の8月末から9月頭にかけてを予定されていらっしゃるそうですので、気になる方は是非チェックされてみてください!私も、今回のフィードバックがどのような形で仕上がって来るのか、楽しみに待ちたいと思います♪