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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

評価変えが必要です!?約1000円で買えるイタリア製 BRAGAのロングホーズ

こんにちは!
本日は、購入後に使い続ける中で、購入時に記述していた評価を変える必要がある!?と感じたエピソードをテーマに添えて、お送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■約1000円で買えるイタリア製のBRAGAのロングホーズ
さて、先月中旬ごろに「BRAGAのイタリア製ロングホーズを買ってみた!」と言う記事で、約1000円と言うプライスながら、価格を考えれば納得感の高い質感を持つイタリア製のロングホーズであるBRAGAをご紹介しておりました。



私はロングホーズである、と言うことを前提とすれば、その生産国がイタリア製であろうが、日本製であろうが、特段強いコダワリはございません。従いまして自分の中でのロングホーズに対する評価軸である以下の観点を一定レベルでクリアすれば、リピート購入するようにしております。

①ホールド感
②耐久性
③価格
④心地良さ

現在は週に1回程度のローテーションで所有するロングホーズを使っているのですが、 1000円程のロングホーズであれば2、3シーズン持てば御の字と言ったところで、正直耐久性につきましてはそこまで厳密な評価を行っていません。ただし、少なくとも数回の洗濯でホールド感が落ちてしまう(使用している最中にズレ落ちてしまう)ようなもはNGかなと。

このような中で、BRAGAのロングホーズはサイジングを除いて(※)は自分の中での満足度が高かったので、リピート買いの対象アイテムでした。ちなみにサイジングと言うのは主につま先から甲回りのだぶつきのことで、これが若干気になることは購入時の記事でも記述しておりました。
※購入時の記事では耐久性は未評価
BRAGAのイタリア製ロングホーズ_⑧

だぶつきが大きいと、どうしても革靴の中で違和感や不快感を多少なりとも覚えることがございます。一方、ぴったりと足に寄り添うようなフィット感ですと肌感覚に近い感じで靴を履くことが出来ますので、それが心地良さに繋がっていくと思っています。

購入時はそのマイナス点を踏まえても、自分の中では魅力度が高い!と言うことで上述したようにリピート買いの対象として考えてておりました。ただ、購入から1か月程度使い続ける中で私がマイナス点として評価したポイントが、なんと上手い具合に解消されたのです!

従いまして、これは記事としてお送りしておかないとBRAGAさんに申し訳ない!?と言うことで、この度ご紹介しておくことと致しました。ま、内容としては大したものではなく、洗濯をすると縮んで、より適正サイズになりました!と言うことなのです。(笑)

■たぶつきが洗濯により解消!これで買わない理由はなくなりました!?
正確に洗濯の回数までは把握していないのですが、2、3回の洗濯後にはだぶつきが解消されていたと思います。

なお、BRAGAのロングホーズに限ったことではありませんが、洗濯時は必ずネットにロングホーズを入れて洗濯機を回し(※)、干す際には履き口部分を揃えて洗濯バサミで吊るすようにしてしています。ちなみに、このようにすると乾くのが早く、品質を維持しやすいのだとどこかの記事で読んだことがありますが、実際のところはその効果は不明です・・・。
※推奨は手洗いですが、めんどうなのでそこまでは出来ていません。

と言うことで、数回の洗濯を経ることで購入時の「つま先、甲回りのだぶつき」と言うマイナス点が解消されたBRAGAのロングホーズがこちらです。良い感じにつま先から甲にかけてのだぶつきがなくなり、綺麗にフィットしているように見えますね。
BRAGAのロングホーズ_だぶつき解消①

これまで購入したロングホーズはどれも多かれ、少なかれ縮んでおりますが、BRAGAのロングホーズはそれが若干顕著に感じられるような気が致しました。
BRAGAのロングホーズ_だぶつき解消②

ただ、縮むと言ってもサイズが大きく変わってしまう程の変化ではございません。ホールド感が若干ながら強まった感じがある位ですので、購入時に適正サイズだったものが洗濯をする事で不快になるほどタイトになった!と言うことではないように私は思っております。よって、そのあたりはあまり神経質にならなくても良いのかもしれませんね。

と言うことで、個人的には約1000円で購入することのできるイタリア製BRAGAのロングホーズは”大きなスキがない”、とても魅力的なロングホーズであると評価を修正致しました!と言うお話でした。

これからも小さな変化にも気付くことが出来るように、丁寧に物と向き合えたらと思っています。






これからの時期ですとウールではなく、コットン素材のロングホーズが気になるところです。今度はイタリア製のコットン素材のロングホーズが3足で1620円(税込・送料込)と言うものを見つけてしまいましたので、次はチャレンジしてみたいと思います。




malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーをおかわり購入!

こんにちは!
昨年購入し、先日「malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーを購入!」と言う記事でもご紹介させて頂きました、1972年にイタリアのフィレンツェ郊外にて創業したニットウェアブランドであるmalo(マーロ)。この度、そんなマーロのカシミアニットマフラーをおかわり購入してしまいましたので、本日は簡単にご紹介させて頂こうと思います。

それでは、まいりましょう。

■自然と手が伸びるアイテム
さて、私も皆さまと同じように日々スーツやジャケパンを着用して仕事をしておりますので、毎朝の日課の1つが、

「今日は何を着るか」

と言う、その日のコーディネートを考えることです。

インスタグラム(ID:NFLD_rm55)を始めてからと言うもの、その日の自身のコーディネートがスタイルブックのような形で残っておりますので、これを見ながら出来るだけ同じコーディネートにならないように気を付けているわけですが、どうしても”自然に手が伸びてしまうアイテム”、と言うのがあったり致しますね。

それは、自分のお気に入りのアイテムであったり、どんなアイテムでも合わせやすい汎用性の高いアイテムであったり、その理由は色々とあると思います。

それでも、そんな”思わず手に取ってしまうアイテム”の理由の1つが、”とても心地良いと感じるから”と言う方も実際は多いのではないでしょうか!?

私もそんな”心地良い”アイテムを自然に手に取ってしまう1人です。例えば修行と言う名の慣らし履き中の革靴よりも、既に足に馴染んでいたり、製法によってもともと履きやすい靴を選んでしまったり、シルエットはカッコ良いけれど、タイトフィットのパンツより、も、履きやすいサイジングのパンツを手に取ってしまったり、そんな事も、”自分が心地良いと感じるアイテム”を自然と手に取ってしまう例であるかもしれません。

その様な中で、この時期に必ずと言っても良いほど取入れるアイテムの1つが、マフラーやストールですよね!?

もちろん選ぶ大前提としては、その日のコーディネートに色味や素材感として違和感がないかどうか、と言う観点が一番重要だと思うのですが、私は柄物よりも、比較的ベーシックかつ合わせすい色のマフラーを購入していることもありまして、思わずとってしまうのは、やっぱり首に巻いたときに心地良いと感じるマフラーだったり致します。

そんな心地良いと感じるマフラーの中でも、昨年から今年にかけても最も活躍してくれたマフラーの1つが、以前ご紹介させて頂いた、マーロのカシミアニットマフラーです。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーを購入②

カシミアながら、とてもクリアな表情を持っており、「サラッとしながらも肌にしっかりと寄り添ってくるような心地良さ」がお気に入りであることは、以前の記事にも記載させて頂きました通りです。

上述しましたように”自然と手が伸びる”ほど気に入って使っておりましたので、今度は少し起毛感のあるカシミアニットマフラーを試してみよう!と言うことで購入したのが、本日ご紹介するマフラーです。

それでは、実物をご覧頂こうと思います。

■素材に拘る!?malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーの実物をご紹介
今回購入しましたのは、ちょっと濃いめのミディアムグレーな色合いのカシミアニットマフラーです。グレーは同じグレーはもちろんですが、ネイビーやベージュ、ブラウンと言ったスーツやジャケットのベースカラーにも合わせやすく、懐が深い色だと思います。その上、ネクタイなどの色にも比較的馴染みやすいので、マフラーやストールの色としてはおススメです。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー2_①

前回購入したカシミアニットマフラーと異なるのは、色だけではなく、その表情。ふわふわした毛羽立ち感があって、首に感じる心地良さもまた違い、優しい肌触り。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー2_②

もちろんカシミア100%ですので、(ブリティッシュ)ウールのようなチクチク感などは皆無です。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー2_③

私がマーロとともに気に入っているアリアンナのカシミアマフラーとあえて比べるのであれば、アリアンナはどちらかと言うと、旧式の織り機によってゆっくりと織られることで得られる、空気を含んでいるかのような”ふわふわ感”であるのに対して、マーロはカシミアと言う素材にこだわり、その品質の良さを引き出した”ふわふわ感”と表現するのが合うように感じます。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー2_④

つまり申し上げたいことは、どちらもとっても良い!と言うことです。(笑)

実際に使ってみますと、こんな表情になりますね。合わせているのは、サルトリア・ソリート(Solito house exclusive per Sharon )のカシミア素材のキャメルベージュのジャケットです。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー2_⑤

柔らかく、上質な感じが伝わってくる質感です。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー2_⑥

ブラウンのタイにも違和感なくフィットしているように思いますが、いかがでしょうか!?
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー2_⑦

正直マーロのカシミア素材の特徴はこうだ!と言えるほど知識も経験もないのですが、同じメーカーのアイテムを使い続けることで感じることもまたあるかと思いますし、他のメーカーとの差異にも気付くことが出来るかもしれません。

今年は”素材”と言うのも自身の買い物におけるポイントの一つにしておりますので、自分なりに少しずつですが勉強しながら見識を深めて行ければと思っております。






カシミアのニットマフラーがこれだけ良いと、コットンリネンのストールだとどんな風合いになるのか気になってしまいますね!(笑)




中古ですと格安で入手出来ますので、チャレンジもしやすいと思います。




Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケットを購入!

こんにちは!
本日は、これまでの私の買い物とはちょっとテイストの違う、だけれども大物なアイテムをご紹介したいと思います。

それは1988年にMartin Margiela(マルタン・マルジェラ)氏によって創業、スタートしたMaison Margiela(メゾン マルジェラ)(※)のライダースジャケットです。アイテムとしてはこれまでのテイストと大きく違いますし、しかも私はカジュアルアイテムにあまりお金をかけることが少ないので、驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、そのあたりの経緯も含めてご説明したいと思います。(笑)
※ブランドスタート時はMaison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ)で、2015年SSに改名

それでは、まいりましょう。

■食わず嫌いはやめましょう!?
さて、現在私が懇意にさせて頂いているのが、南青山に店舗を構えるセレクトShopであるSharonさんであることは常々申し上げておりますね。2014年の11月に出会い、それ以来服好きを魅了するアイテムの数々に引き込まれてゾッコンなわけですが、実は出会ってから1年ほどした2015年の暮れぐらいに、素敵な出会いをしておりました。

それは、2010年にイタリアのペルージャにてRiccardo Minchiatti氏によって創業された、rvl(アール・ヴィ・エル)のA-2タイプのレザーブルゾンです。
sharon_rvl
公式HPより拝借致しました。

こちらは1931年に米軍のパイロット用に生産が始まったとされるフライト・ジャケットType A-2がベースとなっているのですが、ミリタリー発のアイテムらしからぬエレガントさが目を引き、これまでレザーアイテムを敬遠していた私が思わず手に取ったレザーアウターでした。

一般的にレザーアイテムと言うのはハードな印象になりがちで、革も重くて硬い印象がありますよね。ところが、rvlのA-2タイプのブルゾンは柔らかなディアスキンを使用していることからとっても柔らかくて上品な印象があり、また首元には贅沢にもビーバーのファーがあしらわれている上、ライニングにはカシミアが使われるなど、かなり上質な作りとなっておりました。

実際に試着をしてみると、カ、カッコいい・・・。

もちろん私が現在所有しているアイテムの中では一番ハードな印象になるのですが、それでも違和感なく手持ちのアイテムに溶けこむような使い勝手の良さに惹かれ、いつかは絶対購入しようとスタッフの方にも伝えましたし、私自身も余裕が出来たら購入しようと密かに決めていたわけです。

ただ、どうしてもまずは仕事で使うドレスよりのアイテムに資金を投下してしまい、rvlのA-2タイプブルゾンは後回しになりがち・・・。

ま、新入荷の商品ではないですし、決して目立つアイテムではないから大丈夫だろうと高をくくっていたところ、なんとマイサイズであった「44」が売れてしまったことに気付いたのです。これが昨年のこと。

無くなってしまうと無性に欲しくなるのが、「服好きあるある」だと思うのですが(笑)、オーナーであるK氏に伺っても今のところバイイングの予定はなく、今後もちょっと難しそうだと言うお言葉を頂いておりました。

するとますます欲しくなってしまうのが性分なのですが、そもそもrvlを扱っているショップが少ないこともありまして、購入希望であったA-2タイプのレザーブルゾンは残念ながら見つかりませんでした。

それではと少しアイテムの対象を広げて、ライダースジャケットも候補の1つに加えて色々リサーチをしておりました。そのような中で目にとまったのが、今回購入したMaison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケットだったわけです。

ハード過ぎず、それでも必要以上にそぎ落として綺麗目ではない絶妙なバランス感覚。初めは初心者が着やすそうかなと言うことでシングルも考えたのですが、ダブルの方がメゾンマルジェラはカッコいい!と個人的には感じましたので、この度一生モノとの思想いで!?清水の舞台から飛び降りておきました。(汗)

オフ用のアイテムでここまでの金額のアイテムは滅多に買わないので、さすがにドキドキしましたよ。(笑)それでは、実物をご覧頂こうと思います。

■Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケットの実物をご紹介
この度購入しましたのは、こんなブラックレザーのダブルのライダースジャケットです。細かなディティールこそ違うのですが、ベースとなっているデザインには、アメリカのモーターサイクルのアクセサリーを扱う製造業者であったBUCOのライダースジャケットがあるのではないか、と勝手に思っております。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_①

従って王道かつベーシックなスタイルなのですが、やや大きめの襟にはスタイリッシュさを感じますし、メタルパーツの使い方もやり過ぎ感がなくて絶妙です。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_②

ボディはスリムにシェイプされ、モダンではあるもののメタルなパーツが適度に配置されておりますので、あまりモード過ぎず、男らしい雰囲気も持っておりますね。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_④

使われている革は、かなりキメの細かいラムレザー(羊)。モッチリとしており、程良い光沢感があります。このキメの細かい革の表情がハードさを抑えつつ、上品さを醸し出す大きな要因の1つになっている気がします。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑤

ジップのデザインはミニマル。無駄をそぎ落としたシンプルなデザイン。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑥

ステッチは細か過ぎず、かといって荒削りでもない、マルジェラらしい世界観が出ているポイントの1つかなと思います。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑦

ショルダーにはエポレットがつきます。ライダースジャケットが開発された当時は、第1次世界大戦時の飛行服を参考にデザインが起こされたと言うお話も聞きますので、そのあたりの名残として残っているのでしょうか!?その起源はちょっと謎です。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑩

学生時代にギャルソンとともにハマったマルジェラ。まさか十数年の時を経てまた購入することになるとは、夢にも思いませんでした。が、長い時を経て戻って来た事になんとなく縁を感じざるを得ません。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑧

ライニングは裏地としてよく使われるレーヨンです。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑨

こちらはバックサイド。後姿もライダースとしてはベーシックなデザインかと思います。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑪

衿腰は若干高めでしょうか。襟を立てたりする際にはこのあたりの高さが雰囲気に影響しそうですね。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑫

両サイドの腰のあたりに入っているスリット。可動性を意識したものなのかどうかは分かりませんが、機能性デザイン性が融合したような印象を持ちました。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑬

で、実際に着用してみますとこんな感じです。172cm、59kgの私でサイズ「44」ですね。最初は袖が長め!と思ったのですが、ライダースジャケットは、(アメリカン)バイクに乗って腕を伸ばした際にもしっかりと手首が隠れるような長さで設計されているようで、長めであることが普通なんだそうです。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑮

フロントのジップをしめますと、またちょっと男くさいイメージになりますね。なんだか新鮮で、個人的にはとっても気に入りました♪
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑯

レザーアイテムは使うことでまた表情が変化してくるのも使う楽しみの一つですが、ライダースジャケットもまたしかり。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑰

使い続けるほど体に馴染んでくると言いますから、週末は出来るだけライダースジャケットを着用し、体に馴染ませていきたいと思っています。これからの成長!?が愉しみですね。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑱

と言うことで、A-2タイプのレザーブルゾンに惹かれたことから始まったこの騒動!?最終的には満足度の高い1着をワードローブに向かい入れることが出来ましたので、結果的には良かったかなと考えております。

これからも少しずつですが、自分のスタイルの幅を広げる努力を積み重ねていければと思っています。






メゾン系ブランドですと、幾分ハードさが抑えられると思います。



ミッドタウンのロンハーマンで試着した同じマルジェラのシングルのハの字ライダース。こちらもカッコ良かったのですが、個人的にはダブルが好みでした。ただ、レザーブルゾンの魅力を感じてしまいましたので、シングルも気になり始めておりますよ。(笑・汗)



ラムレザーながら、英国の職人が仕立てたジェームス・グロースも面白いかもしれません。残り1サイズですが、セールプライスですので気になる方は要チェックです!?



残りものには服(副)がある!?

こんにちは!
昨年暮れから始まった2016年AWアイテムのセール戦線(※)もいよいよ大詰めですね。
※「2016年AWアイテム・インポートファッションのセール情報まとめ!

各ショップでは現在ファイナルセールが開催されておりますが、順次2017年新作の展開に変わってセールも終了して行くものと思われます。私もこの2016年AWアイテムのセールでは少しだけワードローブを補充させましたが、毎年この時期にはショップのファイナルセールをチェックして回ることが大切な習慣となっております。

その理由は、

”残りものには服(副)がある!?”

と言うことで、欲しかったアイテムが破格の価格で購入出来たりすることがあるからです。

この2016年AWのセールでは、かなりのボリュームでセール品が出ていたと言うお話がチラホラと聞こえてまいりますし、インスタグラムでフォローさせて頂いている方の中にも、ファイナルセールでお目当てのアイテムをお安くゲットされた方が多いように思います。

そんな事を考えますと、今年は例年以上にチャンス!?かもしれません。この時期は春夏の新作アイテムとの狭間で想いが揺れ動く悩ましい時期ですが、皆さまも是非最後のAWアイテムのチェックをされてみてはいかがでしょうか!?思わぬ副(服)が舞い込んでくるかもしれませんよ!?(笑)

■2016年AWのファイナルセール品をチェックする!
さて、そんなことで2016年AWのファイナルセール品をパトロールしたのですが、これはお得!と言うものや個人的にも気になっているものを、ドレス系アイテムメインですが少しだけご紹介出来ればと思います。

それでは、まいりましょう。

まずは、こちら。ルイジボレッリのピンチェックスーツ。ボレッリは世界中で展開しているだけあってベーシックかつ清潔感のあるプレーンなスタイルが特徴かなと思います。業界や職種を気にせず着用出来るスタイルですし、その上着心地の満足度も高く、フラワーホールなど、ヴィジュアル的にも手仕事の良さが分かるのが魅力的。それが今なら定価の半額(8万円+税)です!



使いやすいピンヘッドなので足も早いかなと思っていましたが、ネイビーに加えてグレーもサイズが残っています。プロパーの半額で出せるのは、ボレッリの代理店を務めているから故だと思うのですが、仕様だけとってもかなり破格のプライスのように感じます。正直かなり魅力的な価格ですので、一度北青山のショップに試着に行ってみようかなと・・・。



ボレッリはジャケットも結構在庫があったのですが、中でもブラウンベースのウールワッフルジャカードジャケットは気になりました。私のサイズのみ完売してしまっておりますが、カジュアル色の強いブラウンベースながら上質な雰囲気があるのが良いですね。税別67000円、税込でも7万円を少し超える位で購入出来るとなりますと、かなりお得!?



そしてボレッリ以外のスーツでおススメなのは、リングヂャケットマイスター。ホールの処理などは個人的にはボレッリの方が好みなのですが、着心地の秀逸さはボレッリにも負けていません。要所を手縫いで仕立てたマイスターラインのスーツは通常20万円程するのですが、こちらは税込でも5万8000円程!まさにファイナルセール価格ですのでサイズがあえば相当にお買い得です。



他にもナポリらしい軽やかで柔らかい着心地を味わえるペトリロ(旧ガイオラ)もおススメです。個人的に秋冬のスーツやジャケットはス・ミズーラ(ビスポーク)メインで考えておりますが、カジュアルな色やチェック柄のアイテムは吊るし(既成品)も視野に入れています。その点こちらのペトリロのジャケットはなんと税込で5万8000円を切っておりますょ。柄が気に入ればお得です。



上記はブラウン系ですが、同じくネイビー系のチェック柄ジャケットもサイズが豊富。こちらは約6万7000円程ですね。



ドレス系スーツの最後は、手縫い感溢れるスタイルにチャレンジしたい方のために、ジ・アーボをご紹介致します。

手縫いスーツに興味はあるけれど、価格の高さが気になると言う方には特におススメです。現在セール価格で約15万円(税込)程。グレーベースのグレンチェックにブルーのペーンがうっすらと入るベーシックな柄で、使い勝手も良さそうです。目に見える箇所はほぼ手仕事でなされておりますので、そう言った仕様を考えるとかなりお得です。



ちなみにドレス系の小物もアウトレットながら、こんなのがありました。私がネクタイにハマるきっかけになったルイジ・ボレッリのストライプタイ。アウトレット品ですが、シルク×ウールで7000円以下。結構使えそうな色合いですね。スフォデラータなら買っていたかもしれません。



他にも、同じくアウトレットですが、ほとんどキズは分からない上、使い勝手のよいブラウンベースのシルクツイルのピンドットタイが1万2千円程。ネイビーやグレーのスーツには重宝しそうな1本です。



また本Blogでも何回かご紹介しております、大人のためのダウンアウターを数多く送り出しているムーレー。カシミア混のシングルブレストであるVALENTEが、約18万円。しかも、黄金の?サイズ「44」のみ残っております。さすがに3月に普通に使うには厳しいのかもしれませんが、あまりトレンド関係なく使えるスタイルですのでお探しの方はお得かなと。



ところで、アウターとして個人的に注目しているのがレザー系のアウターです。実は2015年に出会ったとあるブランドのレザーアウターを狙っていたのですが、手元資金が貯まる前に完売・・・。その後紆余曲折して無事に!?レザーのアウターは購入出来たのですが、今後レザーは注目のアイテムになるのではないか!?と密かに思っていたりします。

そのような中でエンメティのアウターは程良いオトコらしさと上質さを兼ね備えておりますので、これが10万円以下ならお買い得だと思います。なお、私が購入したレザーアウターは次回の記事にてご紹介したいと思います。



この2016年AWセールで私はドルモアのタートルネックを買い足しておりますが、実はちょっと悩んだのがこのクルチーアニのアルパカ混ケーブル編みタートルネックでした。クルチアーニはブランドとしてちょっと動きがあるかもしれない、と言う情報も掴んでおり、今のうちに仕入れておくか悩んだ次第です。

ウールなら質感としてドルモアのスーパージーロン ラムズウールがお気に入りですが、クルチアーニのアルパカ混と言うのが気になりますね。



最後はカジュアルアイテムの中でも、ちょっとテイストの違うこちらのアイテム。実は私無類の!?カーゴパンツ好きでして、恐らくカーゴだけでも10本近くあるかと思われます。(汗)イタリアブランドのドレスカーゴやアメカジブランドのヴィンテージ加工のカーゴ。また、軍からの払い下げ品の古着など、所有するカーゴパンツのテイストは様々ですが、今気になるのはヴィンテージ調のもの。

クラシコイタリアならシヴィリアかインコテックスのスラックスがイメージに近かったのですが、悩んでいるうちにマイサイズが完売!(笑)個人的には若干ワイドシルエットのものをイメージしていたのですが、シヴィリアは加工具合が良いのです。私はレザーのアウターに合わせたいと思っていますが、ヴィンテージ加工のカーゴパンツは今後(個人的に)注目のアイテムです。



と言うことで、ファイナルセールの中からこれはお得!と思うものや個人的に気になるアイテムなんかをお届け致しました。2017年SSの新作も続々入荷しておりますので予算の振り分けには悩みますが、残りものには、副がありますように・・・!









海外のサルトを日本でス・ミズーラ(ビスポーク)する方が良い理由!?

こんにちは!
本日は、先日「SARTORIA SOLITO(サルトリア ソリート)のトランクショーに参加!:仮縫い編」と言う記事でお送りさせて頂きました、サルトリアソリートのトランクショーに参加させて頂く中で感じたことをテーマにお送りしたいと思います。

そのタイトルは、「海外のサルトを日本でス・ミズーラ(ビスポーク)する方が”良い”理由!?」です。

それでは早速まいりましょう。

■海外のサルトを日本でス・ミズーラすることのデメリット!?
さて、私は先日イタリアはナポリのサルトリアであるサルトリアソリートのトランクショーに参加させて頂いたわけですが、開催された場所は日本の東京、南青山に店舗を構えるセレクトShopであるSharonさんの店舗です。
シャロン店舗

一般的に、海外のサルトリアのス・ミズーラ(ビスポーク)を本国以外の国で注文することのデメリットとして挙げられるのは、「価格の高さ」ですよね。

その価格の高さの要因の1つが、「経費」の違いです。

当然ながらイタリアのサルトが自らの工房で注文をとるのと、日本に赴いて注文を取るのとではかかる経費が大きく異なります(※)。例えば、日本に来る場合は自らの工房で注文を取る際にはかからない交通費や宿泊代(必要な宿泊数)が必要になるわけですし、移動される職人さんたちの時間的経費!?なんかも考慮する必要がありますね。
※イタリアから距離的にも近い英国ロンドンなどでは、ナポリに近い金額で注文が出来るようです。

よって、一般的には本国で仕立てるよりも高額になってしまうことから、日本のトランクショーで仕立てるよりも本国に行って仕立てた方が良い(安く注文出来る)!と言うご意見を持たれる方が多いと思います。

しかし、経済的観点だけに論点を絞ったとしても本当にそうでしょうか!?

通常のス・ミズーラ(ビスポーク)であれば、①採寸、②仮縫い、③中縫い、④納品と言う、大きく分けても4回程工房に行く必要がありますね。特にイタリアのサルトにつきましては、②仮縫いから③中縫いにかけて精度をグッと上げてくると言われておりますから、これらは非常に重要な工程なわけです。

それでも、④納品は(修正が無いと言う前提で)わざわざ行かないでも郵送対応が可能だ!と言うご意見もあるかと思いますし、少し長めに滞在して、①採寸と②仮縫いを1回の滞在で行い、後は③中縫い時のみ訪伊すれば2回分の交通費で納まる!と言うご意見もあるかと思います。

ただ、2回もイタリアに行きますと飛行機代だけでも20万円は超えてくると思いますし、ホテル代、現地での交通費なんかも考えますと結構な金額になってきて、本当に日本で仕立てるより驚くほど安くあがるのか!?と言うと若干疑問が残るわけです。

つまり、確かに本国でサルトリアに注文する金額だけを考えば日本より安い!と言うのは事実だと思うのですが、その他経費を考慮しますと、驚くような差はない、もしくは通常の工程を踏んだとしたら、日本で注文するよりも、もっと高くなってしまうのではないか!?と感じる事さえあるわけです。

その上、経済的観点以外にも、ス・ミズーラ(ビスポーク)ですからイタリア語(または英語)でしっかりと意思疎通をはかる事が出来るのか!?と言う点や、仕立て上がった時に思い描くものではなかった際に対応してもらえるのか(修正指示を理解してもらうコミュニケーション力含め)と言った不安な事も多々あるわけです。

そんな事を考えておりますと、海外のサルトを日本でス・ミズーラすることのデメリットは本当にあるのだろうか!?(いや、無いのではないか)と個人的には思うのです。

しかし、本記事のタイトルは、「海外のサルトを日本でス・ミズーラすることのデメリットは無い!」ではなく、むしろ「海外のサルトを日本でス・ミズーラ(ビスポーク)する方が良い」と、積極的に日本で注文することを肯定しております。

よって、Sharonさんで開催されたサルトリアソリートのトランクショーに参加させて頂く中で、私が決定的に日本で注文した方が良い!と感じたことを下記に記述してみたいと思います。

■モデリストと言う機能を買う
さて、皆さまは「モデリスト」と言う言葉をご存知でしょうか!?本Blogをお読み頂ける程服が好きな方々ですから、恐らく聞いたことはあるよ!と言う方も多いのだろうと想像致します。

モデリストとは、『第一義的には、モデル、つまり型紙を作る人という意味』だそうで、もっと言うのであれば、

『デザイナーと相対しながら、原型パターン作成から応用-試作サンプル-最終サンプル-工業パターン作成の全てに関与し、生産現場への指示・説明を行い、最終製品に対して品質・技術面で責任を負う立場にある人』

とは、日本モデリスト協会の公式HPより抜粋した内容です。

まさにスーツやジャケットを仕立てる上で、非常に重要な機能がモデリストであり、ジェンナーロ・ソリート氏もルイージ・ソリート氏も、自らこの「モデリスト」の機能を能力として保有しているわけですが、今回Sharonさんで仮縫いをしている最中に、個人的に感じたことがあったのです。

実は、今回私の仮縫い時にSharonのオーナーであるK氏が横で見ていて、「あと(パンツの)丈を5mm出した方が良いのは!?」とか、「アームホールを若干削った方が良いですね。」と言ったアドバイスを下さっていたのです。これらのアドバイスを踏まえて私はそのままジェンナーロ氏に(型紙・パターン)の修正をお願い致しました。
サルトリアソリートのトランクショー201702_④
※後方に写っているのが、私の仮縫いの様子を見守ってくださっていたK氏

つまり一言で言いますと、(ちょと大袈裟かもしれませんが)K氏が私のスーツのモデリストとしての機能を担ってくれていたわけです。これには非常に大きな安心感を覚えるとともに、日本で、いやSharonさんのトランクショーでサルトリアソリートをス・ミズーラ出来たことの”大きな価値”を感じた次第です。

ジェンナーロ氏もルイージ氏も、Sharonのスタッフさんが一緒に仮縫いを見てくれると言うことに(良い意味で)大変驚いていたと伺いました。なぜなら、一般的にはショップ開催のトランクショーであったとしても、場所貸し的な意味が強く、仮縫いの工程には一切関与しないのが通常だからだそうです。

しかし、私は普段から自分のスタイルをジェンナーロ氏やルイージ氏以上に見て、知っていて下さり、好みも把握している。更に、同じ日本人としての感性を持つK氏が修正のアドバイスを下さったことに、上述しましたように大きな価値を見出しました。

やはり60年以上もこの業界の第1線でご活躍されていらっしゃるサルト・フィニートであるジェンナーロ氏であったとしても、私と過ごした時間はごく僅かであるわけですし、更に極端な例を挙げれば、ミラノの大聖堂と三重県伊勢市にある伊勢神宮を比べれば、イタリア人と日本人との間に大きな美意識の差があることは否めない事実です。

まぁ、それは言いすぎにしても(笑)、背丈こそあまり変わらないイタリア人と日本人ですが、イタリア人は頭が小さくスタイルも良いので、日本人には日本人に合うシルエットが絶対にあり、それはイタリア人のものとは異なると言うように考えております。

正直まだ仮縫いを終えただけで、中縫いはもちろん納品さえもされていないのですが、今回の経験を通して強く思ったこと。

それは、ス・ミズーラ(ビスポーク)の経験が浅く、イタリア語(英語)が堪能ではない私のような方が、もし海外のサルトでス・ミズーラ(ビスポーク)をしようと考えるのであれば、こう言ったモデリストの機能を果たして下さる方がいるショップでのトランクショーに参加し、そこで注文をすることが最も満足度の高い1着が仕上がるであろうと言うことです。

そもそも全身鏡に映したところで、自分でもはっきりと確認が出来るのはフロント部分。横から、または後ろから見た際には全体的なシルエットは自分では見えません(見にくいです)し、角度もありますのでパンツのベストな丈と言うのも若干見にくい。よって自分では良いと思っても、もう少しこうした方がベストだ!と言うことは気付かない場合もあるわけです。

もちろんそれらの修正はサルトリアの職人がデザイナー的機能、またモデリストとしての機能を発揮して本来対応するものですが、日本人の体型に合わせたベストなバランスと言うのは、イタリア人よりも日本人のプロの方の方が分かっているわけですよね。更に、それが日頃見慣れた一顧客であれば、着こなしや好みも把握しているわけですから尚更です。

日本のセレクトShopのスタッフさんの中でも、海外のサルトがトランクショーを開催したい際に常に寄り添ってくれ、適宜アドバイスまでくれる方と言うのはなかなか”稀”な存在であるのかもしれませんが、これぞ私が例え本国よりも高額な代金であったとしても、「海外のサルトを日本でス・ミズーラ(ビスポーク)する方が良い」と感じる最大の理由です。

ス・ミズーラ(ビスポーク)も百戦錬磨、イタリア語(英語)も堪能で、自分で全てを完結できる方は、それこそ本国で仕立てて貰ったほうが経済的にも、満足度的にも高くなるのだと思いますが、そうでは無い方は、是非上述したようなことを頭の片隅に入れて頂くと、日本において高い値段を払って海外サルトのス・ミズーラを行う意味、意義、価値を感じて頂けるのではないでしょうか!?








SARTORIA SOLITO(サルトリア ソリート)のトランクショーに参加!:仮縫い編

こんにちは!
本日は、南青山にあるセレクトShopであるSharonさんにて先日開催されました、サルトリア・ソリートのトランクショーに参加してまいりましたので、その時のことをテーマにお送りしたいと思います。もちろん、今回は昨年2016年の10月に開催された初のトランクショーにてオーダーしたスーツの仮縫いのための参加です。
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Sharonさんの公式HPから拝借致しました。
※昨年開催されたサルトリア・ソリートのトランクショーの記事:
SARTORIA SOLITO(サルトリア ソリート)のトランクショーに参加!(前編)
SARTORIA SOLITO(サルトリア ソリート)のトランクショーに参加!(後編)

それでは、まいりましょう。

■感動の対面
さて、服が好きな方であればサルトリアソリートにかかわらず、スーツや靴等のトランクショーに参加する際には自然とテンションが上がってしまうものだと思うのですが、今回はいつもとはちょっと異なる気分の高揚がありました。

それは、ナポリ、いや世界のサルトリア業界の中で知らない人はいないであろう伝説のマエストロである、ジェンナーロ・ソリート氏が来日され、ご本人に仮縫いを行って頂ける!と言う状況であったからです。

以前執筆致しました、「ナポリ仕立ての最高峰!Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)がSharonさんに降臨!」と言う記事でもご紹介しておりましたが、ジェンナーロ・ソリート氏は6歳の頃から”ヴィンツェンツォ・アットリーニ”のサルトに務めていた仕立て職人の父に師事してこの業界に入り、既に60年以上もこの道にいらっしゃる、サルトの中でも最高位に位置するサルト・フィニートです。

しかも、70歳を過ぎた今もなお現役でナポリのサルト業界でご活躍されていらっしゃることから、いつかはナポリの工房を訪ねて、サルトリアソリートでス・ミズーラ(ビスポーク)をしてみたい!と言う熱い想いをずっと持っていたわけです。

そのような中で、上記記事にも記載しましたように、偶然にも懇意にさせて頂いていたセレクトShopであるSharonさんにてソリートの取扱が昨年2016年のSSよりスタートし、更に昨年末にはSharonさんの3周年に合わせてトランクショーが開催されると言う運びになったわけですね。

正直ス・ミズーラの経験が不足している私にとりましては、サルトリアソリートのトランクショーに参加すること自体若干の不安もあったわけですが、どんなにその道のプロの方であったとしても、初めの1歩はあるわけです。

そうであれば、目の前にある最初の1歩を踏み出せる機会を逃さずにチャレンジすべき!との精神で参加したのが昨年10月。生地選びと採寸時にはジェンナーロ氏は残念ながら来日出来ず、ご子息であるルイージ・ソリート氏に対応を頂いたのですが、今回は上述しましたようにジェンナーロ氏ご自身に仮縫いを行って頂けるとのことで、非常に楽しみにしていたのです。

私は初日の最終時間に予約を入れて訪問したのですが、初めてSharonさんに訪問し、店内に入る時のような緊張感を感じながら店内に足を踏み入れました。そして、既に前のご予約のお客様はいらっしゃらないとスタッフM氏に伺いましたので、不安と期待感を胸に、トランクショーの会場である2階へゆっくりと上がったのです。

するとそこには、包み込むような優しい笑顔のジェンナーロ・ソリート氏がおり、暖かく私を迎えてくれたのでした。なかなかこの年齢になりますと、”感動する”と言う感情が込み上げる機会も少なくなってまいりますので、本当に幸せな瞬間だったように思います。

ただ、夢にまで見たジェンナーロ・ソリート氏とのご対面には私もさすがに緊張してしまい、最初の数分はどこに身を置いて良いのか分からないほど、ソワソワ、アタフタしてしまいました。(笑)

それでも嬉しいことにジェンナーロ氏からその日の私の装いをお褒め頂けたことで笑顔になり、それと同時に肩の力がスッと抜けてスムーズに仮縫いに入ることが出来たのでした。
サルトリアソリートのトランクショー201702_①

それでも後から考えますと、私の緊張感を和ませるために、あえてお声掛け頂いたのかなぁなどと振り返っております。それでは簡単に仮縫いの様子をご紹介したいと思います。

■サルトリア・ソリートの仮縫い
昨年の10月に選んだ生地は、ロロピアーナのグレンチェック。グレンチェックながらイタリアらしい柔らかい風合いを感じる事が出来、更にグレーベースと言うことで極めてベーシックな生地だと思います。
ロロピアーナ_グレンチェック②

まずはパンツから。仮縫いなので厳密な着心地等についてはコメントしませんが、それでも腰回り、ヒップ周りはピッタリでほとんど修正いらず。それでもジェンナーロ氏は前から、後ろからシルエットなどを確認しながら、チョークで所々に手なれた感じで印をつけていたのが印象的でした。
サルトリアソリートのトランクショー201702_②

今回はダブルブレストで仕立てて頂いておりますが、こちらも仮縫いながら絶妙な軽さと美しいシルエットは健在です。日本人の職人さんは仮縫いの時点で、かなり精度の高い仕上げを行ってくることが多いようですが、サルトリアソリートの場合は精度と言うよりも全体のバランスを入念に確認するような感じだったように思います。
サルトリアソリートのトランクショー201702_③

ジェンナーロ氏は体とのフィッティングを触りながら確認し、絞る所、削るところを確認しながらピン打ちとチョークを走らせます。その確認のスピードはかなりのもので、さすが60年以上のご経験をお持ちであることが強く感じられました。
サルトリアソリートのトランクショー201702_④

鏡を見ながらシルエットや生地のあまり具合を確認。時々、もっと絞った方が良いのか!?丈を削るのはこの程度で良いのか!?と言った意見を求められます。ただ、それはお客さんの好みを確認する、と言う感じの聞き方でした。
サルトリアソリートのトランクショー201702_⑤

仮縫い自体は本当にあっという間で、私が現在1着仕立てて頂いている日本人の職人である直井茂明氏の仮縫い時と比べますと、かける時間や確認箇所や方法など、だいぶ違う感じだったことが印象的でした。

個人的にはこれらのアプローチの違いが、どのような形で最終的な仕上がりに影響してくるのか、こないのか、とても興味がございますのでそのあたりも楽しみにしたいと思っています。

なお、今回のサルトリアソリートのトランクショーは平日含めて3日間開催されたのですが、昨年オーダーした既存のお客様の仮縫いの他にも、新規のお客さまが多く、かなり慌ただしい3日間だったと後日スタッフの方からお伺い致しました。

これからは3日間じゃ足りなさそうとのことで、それだけ多くのお客様が集まり、オーダー数が入ること自体凄いことですよね。また数ヵ月後には中縫いがございますので、それまで楽しみに待ちたいと思います。

■おわりに
さて、本当にあっという間で夢のような時間でしたが、とても良い思い出になるであろう素敵な時間を過ごさせて頂きました。

オーナーであるK氏やY氏からもお話は伺っておりましたが、ジェンナーロ・ソリート氏は紳士的かつ、丁寧で誠実に仕事をこなされるお姿がとても印象的で、サルト・フィニートと言う職人としてはもちろんですが、人として、人生の先輩としても心から尊敬出来るお人柄であると強く感じました。

自らの工房を持った当初こそ、顧客がつくまではとても苦労したそうですが、その後は現在に至るまで安定的にサルトの経営を行ってこられたと伺いました。それはもちろん仕立て職人としてのセンスや技術が多分にあることは間違いないのですが、それに加えて良い仕事をお客様に届けたいと言う真摯な姿勢と高貴な人間性こそ、長きに渡って多くのお客様から支持される所以ではないか、と個人的には思ったのでした。

どんな仕事であっても一番重要なことは、「信頼関係」。

お話を伺いながら改めてそんなことを強く感じましたし、人ととして、また一ビジネスマンとして、ジェンナーロ・ソリート氏、ルイージ・ソリート氏の姿勢に見習うべきことが多いように思いました。

最後になりましたが、素晴らしい時間を頂きましたジェンナーロ・ソリート氏とルイージ・ソリート氏、コーディネートをしてくださいましたMさん、そして今回の機会を提供して下さったSharonのスタッフの皆さまには心良い御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。そして、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
サルトリアソリートのトランクショー201702_⑦








あると便利な!?POLO RALPH LAUREN (ポロ ラルフ ローレン)のベーシックアイテム!

こんにちは!
本日も、昨年購入していたアイテムをいくつかご紹介したいと思います。

それでは、まいりましょう。

■POLO RALPH LAUREN (ポロ ラルフ ローレン)は、パパさんにとって絶妙なブランド!?
さて、ラルフ・ローレンと言えば私が高校生の時から好きなブランドとして、また個人的に好きな期間が最も長いブランドとして以前も簡単に取り上げさせて頂いたことがあるかと思います。

ネクタイの販売から始まったラルフローレンは、今やブルックス・ブラザーズと並んでアメリカン・トラディショナルの代表的なブランドとして世界に広く知られており、まさにアメリカン・ドリームを体現したブランドであるようにも思います。

私は高校生の時に購入した、ネイビーカラーに赤いポロポニーが刺繍されたカーディガンが最初の出会いでした。

これまでどっぷりとその世界観に浸かったことこそ無いのですが、それでも常に世の中の空気感を上手く織り混ぜながら、それでいてアメリカの香りとラルフ・ローレン氏独自の世界観を持つスタイルには魅了され続けており、自分の年齢に関係なく、また好きなスタイルに関係なく、常に気になる存在であったり致します。

そんなポニーのロゴマークが特徴的なポロラルフローレンですが、完全なる個人の主観で言いますと、非常に使い勝手の良い!?絶妙なブランドだなぁと感じておりました。その理由は3つあります。

1つ目の理由は、高級過ぎず、かと言って誰でも気軽に買えると言う程でもない、バランス感の良いブランドのポジショニングです。もちろんプロパーで買おうとすると決して安くはないのですが、それでも本Blogの読者様の多くが購入しているであろうクラシコイタリアなブランドと比較すれば、幾分リーズナブル。

またセールですと最大50%Off位にはなりますし、アメリカから直輸入しているアイテムなんかですと比較的手ごろな価格で購入することも出来ますよね。

よって、ポニーロゴの付いたパーカーやニットなんかを着用して娘と公園に遊びに行っても全然馴染みますし、逆に、例えば銀座の百貨店やそこそこ値段の高いレストランなどに着用して行ったとしても違和感を覚える事がない、懐の深さがあるように感じるのです。これがラグジュアリーブランドともなりますと、やはり上記の例でいえば、合うのは後者ですよね。

つまるところ、会う人や行く場所と言った、着用出来るTPOを比較的広くとることが出来るくらいブランドの持つイメージの懐が深い、と言う事を1つ目に挙げておきたいと思います。

そして理由の2つ目は、使い勝手の良いベーシックなデザインです。現在ラルフローレンは、ヴィンテージ感を全面に出したRRLや、高級感溢れるパープルレーベルやブラックレーベル、若者向けのカジュアルラインであるDENIM & SUPPLYなど、コンセプトによってレーベルが分かれております。

ただ、それぞれ明確なコンセプトを掲げていると言うこともあって、アイテムの1つ1つに世界観が溢れておりますよね。よって、モノによっては他のブランドや他のテイストとのミックスが若干難しいアイテムがあることも事実です。

そのような中で、ポロ ラルフ ローレンはアメリカン・トラディショナルを地で行くようなスタイルを持っております。従いまして、(モノによってはアイビー色が若干強かったりするのですが)、他のレーベルに比べますと非常にシンプルでベーシックなデザインのアイテムが多いように思います。

つまり、デザイン的にも、テイスト的にもどんなアイテムにも合わせやすいのが魅力と言うのが2つ目の理由です。

最後の3つ目の理由ですが、アメカジブランドと言うことで、生地、縫製が比較的しっかりしてる。ひいては、洗濯機でガンガン洗ってもへこたれない(気にならない)。もしくは、経年変化もまた風合いとして魅力度を増す、と言うものです。

とは言え、ラルフローレンは世界中で展開する巨大なブランドです。その売り上げの半分は、ライセンス収入によって得ていると言う記述もございますように、生産国、製造元は様々だったり致します。よって、中には私が感じているような耐久性に及ばないアイテムもあるのかもしれませんが、少なくとも私が所有しているアイテムですと、それは感じません。

例えば、私がかれこれ5年以上使い続けているカジュアルシャツ(チャイナメイド)は、ガンガン洗っているにもかかわらず、糸のホツレもなく、釦も取れない。コットンゆえに若干生地が硬くなったようにも感じますが、それも以前ご紹介させて頂いた(※)レイヤードフレグランス ファブリックソフトナー(柔軟剤)を使えば、特に問題はないのかなと。
※ご紹介記事「香りで柔軟剤を選んでいませんかっ!?

つまり、そもそもの製品の耐久性の高さもありますし、またアメカジブランドと言うことで!?、精神的にもガンガン洗濯機に入れて洗うことによるハードルが低く、生地や縫製が繊細なイタリアものに比べますと、扱いが楽と言う点を3つ目に挙げておきたいと思います。

ついつい長々と書いてしまいましたが、申し上げたい事は、

「小さい子を持つパパさんには特におススメです!」

と言うことです。(笑)

それでは、懐が深いがために様々なシーンに対応し、幅広いアイテムに合わせやすく、かつ汚れようがひっぱられようが気にならず、ガンガン洗濯機でも洗えてしまう、ポロラルフローレンのアイテムを最後にご紹介しておきたいと思います。

■昨年購入していたPOLO RALPH LAUREN (ポロ ラルフ ローレン)のベーシックアイテムをご紹介!
まず購入しておりましたのは、プルオーバータイプのスタンドカラーニット。色は個人的には懐かしさを感じる、ネイビーにレッドカラーのポロポニーが刺繍されたベーシックな1着です。
ラルフローレン_プルオーバータイプのスタンドカラーニット①

コットンニットですが、比較的肉厚なスタンドカラーの表情です。スタンドカラーは襟の立ち具合が大切なように思いますが、ペラペラすぎず、かと言ってガチガチでもない絶妙な塩梅。
ラルフローレン_プルオーバータイプのスタンドカラーニット②

イタリアブランドで同型のニットアイテムを探そうモノなら2万円、3万円は当たり前なご時世ですが、こちらはアンダー1万円と魅力的なプライシング。
ラルフローレン_プルオーバータイプのスタンドカラーニット③

懐かしいポロポニー。久しぶりにコンニチハ。
ラルフローレン_プルオーバータイプのスタンドカラーニット④

結構しっかりと編み込まれている一方、しなやかな心地良さもあって、思った以上に!?快適な生地感です。
ラルフローレン_プルオーバータイプのスタンドカラーニット⑤

襟と同じ表情を持つ、リブ周り。ザノーネのようなしっかりとしたホールド感ではないのですが、適度なリラックス感を感じながら、心地良く過ごすことが出来そうな感じですね。
ラルフローレン_プルオーバータイプのスタンドカラーニット⑥

他にも、オフ用としてずっと探していたオックスフォードのサックスカラーのシャツを買いました。襟型は特に釦ダウンである必要性はなかったのですが、アメカジは釦ダウンと言った印象もありますのでアリですね。
ラルフローレン_オックスフォード釦ダウンシャツ①

私がイタリアのシャツに感じる色気や繊細さと言うのは全く感じないのですが、それでも飾り気のない、プレーンな表情がたまらなく魅力的で、たまに無性に着たくなる時があるのが不思議です。
ラルフローレン_オックスフォード釦ダウンシャツ②

釦ダウンシャツはポロ競技が発祥だとされておりますね。そんなアイテムの起源を頭の片隅に入れておきますと、コーディネートの際に意外に役にたったりしますので、私はそんなストーリーも大切にしております。
ラルフローレン_オックスフォード釦ダウンシャツ③

襟が人の体に沿って緩やかに弧を描くことは”なく”、垂直的な線で構成される襟の表情。アメリカが物づくりに導入した合理的な大量生産の精神性を感じたりしますね。そこがまたアメカジブランドの1つの魅力なのかもしれません。
ラルフローレン_オックスフォード釦ダウンシャツ④

釦ダウンと前立てのあるシャツのコンビネーションは良く合います。もちろん、ボタン付けも釦ホールもマシンですが、そんなことにこだわらないのがアメリカンスタイル!?いや、もっと大切にしていることが他にある、と言った方が良いのかも知れまん。
ラルフローレン_オックスフォード釦ダウンシャツ⑤

ちなみに、合わせるとこんな感じです。バルスタリーノのダウンベストに、ユニクロのヴィンテージチノを合わせて。実はこちら、昨年開催されました子供の友人ご家族とのクリスマスパーティでのスタイル。私の服が目立つのは絶対避けたかったので、可もなく、不可もない普通なスタイルです。(笑)
ラルフローレン_着用イメージ

もちろん!?、クリスマスパーティと言うことで子供達は大はしゃぎ。私のユニクロのパンツにはポテトフライについて来たケチャップとマヨネーズがべったりと付きましたし、子供たちの油まみれの手でスタンドカラーニットもひっぱられまくりましたが、全く精神的なダメージを負わずに、純粋に子供たちとの時間を楽しめたことに幸せを感じましたょ。(笑)

ちなみに嫁さん的には「おっさんくさい」と言うことで、あまり評判は宜しく無いのですが、まぁ私自身決して若くはありませんし、服の事を気にせずに子供と過ごすことの出来る時間は重要なので、個人的にはとても満足しております。

嫁さんには不評なものの、ポロラルフローレンのアイテムの使い勝手の良さに味をしめた私は、その後もオフ用にアイテムをいくつか買い足していたことは秘密です。(笑)
ラルフローレン_着用イメージ②






コットンニットですが肉厚ですし、シャツをインしておきますと結構暖かくて使いやすいですよ。



オックスフォードシャツはホワイトも買い足しておきたいと思っています。



ジップは好みではなかったのですが、試しに買ってみたら意外に良いです。(笑)



今年スプリングコートは、MOORER(ムーレー)のMORANDI(モランディ)で決まり!?

こんにちは!
まだまだ寒い日が続いておりますが、早いモノで既に2017年SSの新作アイテムがデリバリーされておりますね。

そんな今日この頃ですが、本日は今買っておくべきスプリングコートとして、私が昨年購入しておりました、MOORER(ムーレー)のMORANDI(モランディ)を取り上げたいと思います。
MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM⑨

それでは、まいりましょう。

■ムーレーのスプリングコート(モランディ)に見出す3つの嬉しい!
さて、私がムーレーのスプリングコートであるモランディを推したい理由は3つあります。

理由の1つ目は、私が花粉症持ちであるが故に、花粉がつきにくく落としやすい、ポリエステル素材で表地が出来ているからです。私の場合そこまで重度の花粉症ではありませんが、目と鼻にキマスので室内であってもティッシュが手放せなくなります。

もちろん薬や空気清浄機の活用、外出時のマスクの着用などの必要な対策は行っておりますが、外部から持ち込む花粉の量を出来るだけ減らす、と言うのは花粉症を和らげる上で大切なポイントの1つだと思います。

実際、日本を代表するメーカーである花王さんのサイトにも、『花粉対策におすすめなのは、ポリエステルやナイロンなどの表面がツルツルした生地。花粉が付きにくく、手でも払い落としやすくなります。』と記述がありますように、感覚論だけではなく、事実として効果があることが伺える記事がございます。

花王さんは大手の化学メーカーでありますから、私のように感覚論だけ記事を書くことは考えられませんよね!?(笑)

また、外出から戻り、室内に入る前に衣類についた花粉を手で払うことは花粉が飛ぶ時期の必須の儀式!?ですが、花王さんの実験結果によりますと、『約2時間戸外で着用したウールのコートに付着した花粉の残留量を計測』すると、室内に入る前に軽く手で3回ほど払うだけで、手で払う前の約1/4まで花粉の残量を減らせると言います。

花粉がつきやすいと言われるウールのコートで上記の実験結果であるわけですから、花粉がつきにくく、落としやすいポリエステル素材のコートであれば、その結果は火を見るより明らか、と言ってしまっても良いのかなと。

つまり、おススメである理由の1つ目は、花粉がつきにくく、落としやすいポリエステル製で表地が構成されているから、と言う花粉症持ちの方の為の理由ですね。
MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM⑫

次に2つ目ですが、ナイロンは軽い上に耐久性や耐摩耗性が高く、更に耐風性、撥水性もありますので、非常に高機能な素材なわけです。ところが、どうしてもカジュアル感の強い印象がぬぐえません。元はスポーツウェアや登山用のウェアなど、機能性が重要視されるシーンで使われておりましたので、その起源を考えれば当然なのかもしれませんね。

ただ、そんな高機能性と高級感、高品質感、エレガントさを両立させたのが、ムーレーのナイロンアウターではないでしょうか。実際、ムーレーで使われている『ナイロン素材は、日本の大手合繊メーカーが開発した最先端のハイテク素材』で、『極細番手のナイロン糸を高密度に打ち込』んでいると言います。

これにより、ナイロンながらもキメの細かい、上質な表情に仕上がり、加えて『ボタンやファスナーなどのパーツは、超有名メゾンとムーレーだけしか使えない最上質の特注品』を用いておりますので、全体としての雰囲気に上質感、エレガントさがあるわけですね。

もちろん他にもナイロン素材を使ったアウターながら上質感のあるアイテムを送りだしているブランドもございますが、個人的にはムーレーのナイロンアウターが持つ上質感、エレガントさが一番好みです。

更に、モランディの場合はダブルブレスト(※)と言うことで若干格式高い!?印象を与えることが出来ますので、上質な表情のナイロンや高品質なパーツ類と相まって、全体としての雰囲気にナイロン製アウターとは思えない程の上質感を感じます。
※合わせの浅いセミダブル仕様ですので、思う程ハードルは高くなく、気軽に使えると思います。

つまり、おススメな理由の2つ目は、ナイロンながら他のブランドにはないような上質感、エレガントさに溢れているからと言う点ですね。これにより、オンでの着用はもちろん、オフでも使い勝手の良いアウターになっておりますので汎用性も高く、自然と当番回数も増えるスプリングコートになると思います。
MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM③

最後の3つ目ですが、防寒性の高さを取り上げたいと思います。スプリングコートと言いますと、着用時期に若干困るアイテムの1つなのですが、ムーレーのモランディは早ければ3月から使え、終わりも5月のゴールデンウィーク前後位迄は使える、比較的使用期間の長い!?、スプリングコートだと感じています。

3月や4月の頭はまだまだ冷える日も多いと思うのですが、ムーレーのモランディはフロントが釦とファスナーの2重構造になっており、冷気をしっかりと遮断してくれる上、ナイロン仕立てながら総裏地仕様になっています。

ナイロンですと1枚仕立てが多く、ペラペラして防寒性と言う意味では”気持ち程度”であることが多いと思うのです。一方ムーレーのモランディは総裏地と言うことで表地との間に空気の層を作ってくれるので、多少気温が低い日であったとしても、ニットやストールと組み合わせることで、スプリングコートとしては比較的高い防寒性を提供してくれると言う印象です。

基本寒がりの私がそう言うのですから、恐らく間違いではないはず・・・。(笑)と言うことで、ナイロン製のスプリングコートとしては高い防寒性があることを最後の推しの理由として挙げておきます。
MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM⑯

■買うなら、今でしょっ!?
さて、上述したような理由からおススメのスプリングコートであるムーレーのモランディ。昨年はほとんど扱っているShopを見なかったのですが、今年は比較的多くのShopがセレクトしているようです。

しかし、入荷のあるShopは2月のこの時期から既に完売しているところも多く、早くも人気の高さを見せつけているように思います。ムーレーは一時期ほどの勢いがあるわけではないのかもしれませんが、それでも人気のモデルは足が早いように思いますので、スプリングコートをご検討の方は、早めに検討された方が良いかもしれません。
MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM _着用イメージ①

なお、私も昨年は2月位に購入していたと思うのですが、購入をご紹介した記事である「MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM を購入!」をお送りした3月下旬位には、ほぼ完売状態であったように記憶しております。
MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM _着用イメージ⑥

個人的には着用時期の短いスプリングコートに高い値段を出すのはそれまで懐疑的であったのですが、このムーレーのモランディは上述しましたように防寒性も比較的高く、花粉対策にも良い上、オン、オフ問わない懐の深さが幸いして、昨年は自分の事前の予想を超えるような頻度で着用することが出来ました。

また、ナイロン素材と言うことで、私はレインウェアも兼ねて使っておりましたので、それこそ文字の通り「大活躍」なアウターでしたよ。

残念ながら今年は昨年より少し値段が上がってしまっているようですが、今ならポイント10倍(10%Off相当:13600円分)と言うことで、実質昨年と変わらない値段で購入することが出来ますので、気になる方は是非チェックされてみてください。

ちなみに私は172cm 59kgと言う体型で、サイズ「44」をセレクトしています。スーツ(ジャケット)の上に着用することを考えて購入しましたが、特にパンパンに張ってしまうわけではなく、ちょうど良い感じのサイズ感だと思います。ご参考にされてみてください。
※着用イメージ記事「オン・オフ共に大活躍のスプリングコート!:MOORER(ムーレー)のダブルブレスト スプリングコート MORANDI-KM










malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーを購入!

こんにちは!
本日も昨年購入していたのですが、ご紹介が漏れていたアイテムを取り上げたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■冷え対策をしながら、幸せを感じる方法!?
さて、私が寒がりであることは本Blogでも何回か告白!?してきたと思うのですが、寒さ対策をするうえで有名な格言!?が、

「3首冷やすな(3つの首を冷やすべからず)」

であることは、ご存知の方も多いかと思います。3首とは、首(ネック)、手首、足首の事をさすわけですが、医学的な観点からも冷え対策として3首を冷やさないようにすることに対しては一定の合理性が認められているようで、例えば、

『西洋医学では、首・手首・足首は皮膚が薄く、温めると皮膚下を流れる血液も同時に温まり、その血が流れることで体が温まると考えられて』いるそうですし、

『東洋医学では、足首には冷えの原因の血行不良を改善する三陰交というツボがあり、押すと冷えが解消されるといわれています。また、首の後ろには風池や風門など、冷やすと風邪をひきやすくなるという“風”のつくツボが多くあり、そこを温めると良い』そうですよ。
※『』内は、いずれも「首・手首・足首の“3つの首”でからだの冷えを解消する方法」より抜粋

それこそ足首について言えば、冬用ウールのロングホーズやブーツなどによって寒さ対策を行う方が多いと思いますし、手首につきましてはコートの袖やグローブが寒さ対策を担っていることが一般的。

そして3首の中でも最も温めるべき重要な!?パートが、首。こちらはもちろんマフラー(ストール)で対策をするわけですが、インスタグラム(ID:NFLD_rm55)にポストする画像ではカッコをつけて首から垂らしている私も、実際外を歩く際にはしっかりと首にマフラーを巻いていることが多いです。(笑・汗)

巻き方はもちろん!?定番である「ワンループ巻き」。マフラーを二つ折りにした状態で首からかけ、片方のマフラーの端をループに通すだけで出来る、簡単なもの。色々試した中では、これが一番暖かいと思うので「ワンループ巻き」を好んでいるのですが、先日たまたまテレビでもこの「ワンループ巻き」が最もカラダを温める巻き方として最適!と言う実験結果を見ました。よって、感覚だけではなく、理論的にも効果が実証!?されましたので、寒がりな方にはおススメな巻き方です。

と、お話がちょっとずれてしまいましたが、寒さ対策をするためには首、手首、足首をしっかりと温める事が大切で、中でも寒さ対策をしっかりと行うべき首に対しては、マフラーを「ワンループ巻き」にするのが効果的!と言うお話でした。

そのような中で、寒さ対策をしながら”ちょっとした幸せ”を感じることのできる、とっても簡単な方法があるのですが、皆さまはご存知でしょうか!?と言っても何ら目新しい方法ではなく、使うマフラーを良質なカシミア100%のものに変えるだけ、と言う至って普通の方法です。(笑)

首は顔に近いと言うこともあってか!?、感覚が敏感であるように思います。よって、ウール素材のマフラーをカシミアに変えるだけで、保温性の向上、つまりより暖かさを感じるようになるのは当然として、加えてフワフワでモフモフなカシミアの感覚が首に伝わり、ぬくぬくした”幸せ感”をも感じる事が出来るわけですね。

ま、当たり前のことをちょっと言葉を変えて述べただけですので、サラッと先に進みましょう・・・。

そんなわけで!?、寒さ対策をしながら幸せを感じるための準備を進めていた昨年入手しておりましたのが、本日ご紹介するmalo(マーロ)のカシミア ニットマフラーです。まだ秋口だったと思いますので、大分前ですね。。

■malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーをご紹介
マーロは1972年にイタリアのフィレンツェ郊外にて創業したニットウェアブランドです。中でもカシミアのニットが有名で、『最高クラスの毛を使用した密度の高いニット技術が特徴』だと言います。そんなマーロの得意分野である!?カシミアとニットの両方を堪能すべく購入したのは、グレージュカラーのカシミアニットマフラー。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーを購入①

マーロで扱うカシミアは、一頭のカシミア羊から取れるカシミアのうちでも上質な部分を使用すると言うこだわりよう。見た目からも上質な表情が伺えるような気が致します。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーを購入②

ニットと言うことで生地の厚さもそこそこございますので、サイズは185×28cmと、幅がやや狭めでしょうか。このあたりは巻いた時に首回りにボリュームが出過ぎないようにとの配慮からでしょうか!?
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーを購入③

触った感じでは、アリアンナのフワフワ、モフモフしたカシミアの触り心地とはまた大きく異なり、サラッとしながらも肌にしっかりと寄り添ってくるような心地良さがございます。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーを購入④

『カシミアに関する技術開発も積極的に行われ、保守性の優れた伸縮に強い、柔らかいニットが生産されている』と言いますが、ニットの編み方も均一で美しく、ヴィジュアル的にもその表情にエレガントさを感じます。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーを購入⑤

実はインスタグラムにポストした画像には写していなかったのですが、昨年から今年にかけて最も使ったマフラーの1つが、このマーロのニットマフラーでした。色もグレージュと言うことでなんにでも合わせやすく、サラッと首に巻くことが出来るあたりも魅力です。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー⑦

マフラーとは言えニットですので、さすがに風の強い日の寒さ対策としては力不足ですが、無風や風の弱い日であれば十分な防寒性と”幸せ感”を提供してくれますし、上質な雰囲気づくりと言う演出面での活躍も大きいように思います。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー⑧

秋冬と言う季節はどうしてもアウターなどの着るものがダークトーンになりがちです。よって、個人的にはこの時期に使うマフラーやストールはやや明るめのトーンのものを選ぶことが多いです。特にグレー系はアウターの色をあまり選ばずに合わせることが出来ますので、はじめてカシミアのマフラーやストールを狙うのであれば、おススメのカラーです。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー⑨

ウールにも各種等級やグレードがありますように、カシミアにも様々な等級がございます。せっかくウールではなくカシミアを選択し、防寒性だけではなく、”ちょっとした幸せ”をも感じることを考えるのであれば、良質なカシミアを使って物づくりをしているメーカーを選んだほうが良い、と個人的には考えています。

また、良質なカシミアを使って物づくりをしているメーカーであっても、生産地やメーカー、ブランドによってそのカシミアの表情や質感が変わってくるのも、また興味深い点だと思います。

自分好みのカシミアを見つけるにあたっては、やっぱり色々と自分で購入して、試してみるしかない部分だと思っております。よって、お気に入りのカシミアニットウェアメーカーは自分の中で持ちつつも、もう少し自分の感性、感覚を成長させるために幅広くカシミア製品を試してみたいと思います。








シリカのちサルトリオ、ときどきラティーノ。:後編

こんにちは!

本日は、「シリカのちサルトリオ、ときどきラティーノ。」の後編と言うことでお送り致します。

前編では、最近当ブログに「アルフォンソシリカ」と言うキーワードでアクセス頂く方が増えていること、またBlogやインスタグラムを通してシリカの着心地などに関する評価を求められることや、ラティーノと比較した場合の感想を聞かれることが多いと記載致しました。

また、私がシリカを購入させて頂いている南青山にあるセレクトShopであるSharonさんでも、シリカを目的にご来店される方が増えており、その多くがラティーノやサルトリオを着ていらっしゃるとのこと。

よって、上述したようなことを背景と致しまして、私rm55が独断と偏見に基づき、それぞれ3つのブランドを雰囲気やスタイル、着心地などの観点から比較してみよう!と言うのが前回から続いている本テーマの趣旨となります。

それでは、実際に比較をしてみたいと思います。

■どれが”良い”ではなく、どれが”好き”!?
・スタイル編
さて、まずはスタイルから入っていきたいと思うのですが、最初にご紹介させて頂くのはサルトリオです。こちらはそのブランドが生まれた経緯からも想像がつくと思うのですが、ベースとなっているのはクラシックな英国のスタイル。

スーツの起源が英国にあることはこれまでも散々述べてまいりましたが、この英国のスタイルを正統に踏襲していたのが、1930年にナポリに登場したサルトである「ロンドンハウス」。そして「ロンドンハウス」に在籍していたのが、伝説のテーラーであるヴィンツェンツォ・アットリーニ氏です。

機械式時計界で言うブレゲのような存在で!?、ブレゲが後の機械式時計に大きな影響を与え、今や当たり前となっているパーペチュアルカレンダー、トゥールビヨンと言った超絶的な技術だけではなく、ブレゲ数字やギョーシェと言った高級時計の装飾をも発明したように、アットリーニ氏も現在まで続くナポリ仕立ての技法や特徴を数多く生み出した1人です。

このアットリーニ氏のものとで生まれたのがサルトリオであり、その後キートンに売却されたとは言え、キートンの設立にもアットリーニ氏が関わっていることからも分かりますように、根っこの部分では繋がっているわけですね。

よって、サルトリオも英国のクラシックなスタイルをベースにしているのですが、ハイゴージやワイドなラペルと言ったナポリらしいビジュアルを持っています。そして、スーツの特徴を表すポイントの1つであるショルダー周りは、やや構築的ながらも柔らかい雰囲気を感じます。また、イセ込みの後を綺麗に消していることもあって全体的には端正な表情を持っていると思います。
Sartorio(サルトリオ)のウール×シルク×カシミア 3Bシングルジャケット③

ナポリ仕立てと言うとすぐに手縫いを想像してしまい、手縫い感溢れるステッチやマニカカミーチャなんかをイメージするのですが、ナポリ仕立ての本来の姿と言うのは、(ビジュアル面で言えば)柔らかい雰囲気はありながらも英国ベースの端正な顔つきを有するものだと考えております。
Sartorio(サルトリオ)のウール×シルク×カシミア 3Bシングルジャケット④

このサルトリオをプレーンなベーススタイルとして考えた際に、次に取り上げたいのがアルフォンソシリカです。アルフォンソシリカは、いわゆる一般的な!?イメージで言うところのナポリ仕立ての王道を行くようなスタイルを持っていると言えるのではないでしょうか。

スーツやジャケットのベーススタイルはサルトリオと同じく、ハイゴージにややワイドなラペルと言うクラシックなスタイルを持っておりますが、雰囲気は全然違います。端正な顔立ちのサルトリオに対して、シリカは土臭い、手縫い感溢れる表情が特徴的。ラペルのステッチやフラワーホール、体に沿って曲げられたゴージラインには手縫いであることが容易に見てとれますし、ショルダー周りのマニカカミーチャもしかり。
Alfonso Sirica(アルフォンソ・シリカ)のカシミア 3Bシングルジャケット_着用イメージ⑤

もちろん3つのブランドの中では唯一手縫いがベースになっていると言うこともありますが、あまり細かいシワなどは気にせずに、ナチュラルな表情と柔らかい手縫い仕立てを堪能するべきブランドであるように感じます。ただ、クセが若干強いですので、金融系など、ご職業によっては合わない方もいらっしゃるように思います。
Alfonso Sirica(アルフォンソ・シリカ)のカシミア 3Bシングルジャケット_着用イメージ③

つまり、アルフォンソシリカは英国の正統な流れを汲み、クラシックなスタイルをベースにもちながらも、そこからナポリ流の解釈やディティールを大きく加えたスタイルを持っていると言うことが言えそうです。

最後は、スティレラティーノ。こちらもブランド誕生の経緯がスタイルに大きく影響をしていると思うのですが、ご存知のようにアットリーニファミリーの長男であるヴィンチェンツォ氏が創業しております。アットリーニはそれこそ英国の正統なクラシックスタイルを汲むブランドなわけですが、同じことをするのであればブランドを分ける必要性がないわけです。

よって、スティレラティーノのベースはクラシックではなく、モダンなスタイルがベースだと言う印象です。具体的には、アットリーニよりも全体的にシルエットがシェイプされて若々しさがある上、ゴージラインはやや高めなものの、ラペルはアットリーニと同じクラシックなスタイルを持つシリカやサルトリオに比べるとナロー気味。その分、モダンでスタイリッシュな雰囲気が強い気がします。
スティレラティーノ_スタイル①

ショルダーの造りはシリカと言うよりはサルトリオに近い、構築的で端正な作りですが、どこかサルトリオには無い色気を感じるのは生地感の影響もあるのかもしれません。実際、シリカやサルトリオが比較的ベーシックな生地を選ぶのに対して、ラティーノはトレンドど真ん中の生地を数多く揃え、提案をしているイメージですね。
スティレラティーノ_スタイル②

名前のスティレラティーノとは、「ラテン・スタイル」と言う意味ですが、モダンでスタイリッシュ、そこにイタリア的な色気をうまく掛け合わせたのが、スティレラティーノの持つ雰囲気やスタイルかもしれません。

・着心地編
では、実際着心地はどうなのか!?と言いますと、さすがにジャケットで20万円前後、スーツで30万円前後と言う価格帯のものですから、どれも悪いはずがありません。

特にナポリ仕立てらしい”軽さ”については、優劣つけがたく、シリカにしろ、サルトリオにしろ、ラティーノにしろ、肩を入れた際のフワッとした軽さには、いかにもナポリ仕立てであることを感じる事が出来ます。

次に、肩や腕の運動量と言う観点では、シリカがややリードしている。つまり、肩や腕が動かしやすいように思います。3つのブランドの中ではイセの分量を多くとり、最もアームホールを高く、小さく設定しているように思うことから腕を動かしても余計な生地が引っ張られることなく、スムーズに腕を動かす事が出来ます。ただ、サルトリオやラティーノも不快感があるわけでは全くなく、腕の稼働はスムーズですね。

ではどのブランドも着心地に違いはないのか!?と申しますと、個人的には首筋やチェストとウエスト周りへの”吸いつき具合”には差があり、中でもシリカが頭一つ出ているように感じています。

これは着心地はもちろんですが、シルエットにも大きな影響を与えます。具体的には、ジャケットを着た際に、襟抜け(首の後ろとジャケットの襟がピッタリ沿わずに浮いてしまう状態)がしないかどうかや、胸とラペルとの間に大きな空間が開くことなく綺麗に体に寄り添うのか。同じようにウエスト周りの生地が体に寄り添ってくるのか、等のことを指します。

もちろん吊るし(既成品)のアイテムは、どうしても体との相性と言うのはありますから、100人いたら、100人が私と同じような評価を行うか、と言ったら「否」であるわけですが、少なくとも私の感覚ではそうでした。

着心地についてもスタイル同様に、好みがありますね。いわゆる英国調のカチっとした着心地が好きな方もいらっしゃいますし、ナポリに代表される柔らかくナチュラルな着心地が好きな方もいらっしゃるわけです。

更に上述しましたように体型との相性が絶対に出てきてしまいますので、こればかりは実際に着続けてみるしかないのかなと。試着で分かることもございますが、実際には自分の生活の中で着続けてみないと最後の評価はくだせない、と言うのが個人的に経験してきた中で思っていることです。

と言うことで、スタイルにしても着心地にしても、大切なことは自分が判断するための軸、基準、好き嫌いと言った好みをしっかりと自分の中に持つことではないかと今では思うようになりました。

従いまして、”良い”かどうか、と言うよりも、”好き”かどうか、と言う点を大切にすると、素敵な買い物が出来ると思いますし、結果的に長くお付き合いの出来る服がワードローブに揃っていくのではないかと考えております。

■毎日白メシでは飽きてしまう!?
さて、私の独断と偏見に基づいてアルフォンソシリカ、サルトリオ、スティレラティーノを比較してきたわけですが、どれが好きか!?と問われれば、好きで購入した経緯がございますので、もちろん全部好き!と言うのが回答です。

とは言え、手縫いのスーツに魅了され、”シンプルでベーシックな大人のエレガンスを感じるスタイル”を好んでいる今の私ですと、やっぱり手縫いで仕立てられたアルフォンソシリカのスーツやジャケットを思わず手に取ってしまう日が多いのは事実です。

特に、2016年AWのモデルから、これまであった薄いパッドを取り除き、パターンを見直したSharonさんのエクスクルーシブモデルは、それまでのシリカとは別のブランドであるようにも感じるほどの劇的な進化を遂げておりましたので、私の中におけるアルフォンソシリカへの魅力度は増すばかり。

ただ、毎日白いご飯ばかり食べていたら飽きが来てしまうように!?、私の場合はその日の予定を前提として、気分によって着分けることで上記3つのブランドを楽しんでおります。決して好きなスタイルを1つに絞らなければならない!と言うルールはないですからね。(笑)

例えば、やや構築的で端正な顔立ちを有するサルトリオは、チェック柄や特徴ある生地のジャケットをあえて購入しているのですが、端正な顔立ちと特徴ある生地とが上手い具合にバランスして、所有するシリカのジャケットやスーツでは出来ないような、崩れすぎない程度のスポーティさを持ったスタイルを楽しむことが出来ます。

また、ラティーノはブークレ調の生地であることに加えて色柄もカジュアルですので、ビジネスで使う場合は社内作業かつカジュアルフライデーと言うことで金曜日に使うことが圧倒的に多いです。クラシックなスタイルが多い私のワードローブの中ではモダンでスタイリッシュなラティーノは若干異質な存在ですが、他の2つのブランドにはない色気と遊び心がたまりません。

特に、ラティーノのダブルは私自身は所有していないのですが、インスタグラムなどで拝見するに唯一無二の色気を放っておりますので、機会があれば是非試したい1着ですね。

と言うことで、それぞれが互いに異なる魅力を持っていると感じておりますので、各ブランドの持つ雰囲気やスタイル(強み)を自分なりにしっかりと把握した上で、このブランドはこう言ったシーンで使うから、この生地とこのディティールのものを買う!と言ったイメージが出来るようになりますと、ブランドとの付き合い方もまた次のレベルになるのかもしれません。

もし今後シリカやサルトリオ、ラティーノの購入をご検討されていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、少しでも参考の1つにして頂ければ幸いですし、本記事によって3つの各ブランドにご興味を持って頂いた方は是非、次は店頭に行かれて実物をご覧になられてみてくださいっ!