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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!:採寸編

こんにちは!
本日は、「Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!」と言うことで、前回ご紹介差し上げましたSharonさんの手縫いのパターン・オーダーこと、サルトリア・シャロンでパンツを仕立てて頂くことにしましたので、その採寸編と言うことでお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■サルトリア・シャロンのパンツはいかがですか!?
さて、実はサルトリア・シャロンでパンツを仕立てて頂くのは今回が初めてです。以前、Sharon専属の職人であり、サルトリア・シャロンの監修を行っている直井氏のブログにてサルトリア・シャロンでパンツを仕立てている方が取り上げられており、少し気になっておりました。

その後、前回ご紹介差し上げましたように、サルトリア・シャロンにてブラック・スーツ(略礼服)を仕立てて頂き、私自身としてサルトリア・シャロンのパンツの穿き心地、作りの良さを実感することが出来たわけです。

このような中で、現在吊るし(既成品)のパンツメーカーとして個人的に最も気に入っているのが、ナポリで1世紀以上にわたってパンツを作り続けてきたと言う職人家であるモーラ家のパスクワーレ・モーラ氏が手縫いにて仕立てているレ・スパーデ。
Le Spade(レ・スパーデ)の1プリーツ 千鳥格子柄のウールパンツ(2017SS)_③

毎シーズン恒例のように買い続けてきましたので、現在では私のワードローブ内のパンツ部門では最も”幅を利かせている”ブランドでもあります。
Le Spade(レ・スパーデ)の1プリーツ (チャコールグレー)ウールパンツ(2017SS)_⑥

このレ・スパーデですが、Sharonさんが毎期セレクトされるものの多くはシンプルでベーシックなソリッドのものが多く、色もドレスパンツですとグレーやネイビー、ベージュと言ったカラーリングである傾向がございます。

そんな時に、昨年購入したサルトリア・ソリートのベージュのジャケットやアルフォンソ・シリカのキャメルカラーのジャケットに合わせるパンツを欲しており、出来ればチェック柄が良いなぁと考えておりました。そこで、レ・スパーデだとシンプルな物が多いので、自身で仕立ての良さを実感することが出来たサルトリア・シャロンでジャケットに合う色、柄のパンツを仕立ててみようかなと思い始めたのが、今回お願いするに至ったきっかけでした。
サルトリアソリートのトランクショー201702_①
※サルトリア・ソリートのジャケット

Alfonso Sirica(アルフォンソ・シリカ)のカシミア 3Bシングルジャケット_着用イメージ③
※アルフォンソ・シリカのジャケット

■世界のカノニコは足が早い!
そこでこの2017年AWには、サルトリア・シャロンでパンツを仕立ててみたいので、秋冬の生地バンチが入荷したら連絡が欲しい旨を直井氏にお伝えしていたわけです。

今回想定した生地は、世界のカノニコ!世界で最もその生地の輸入量が多い国の1つであると言う日本は、その調達コストも低いがために、生地のクオリティに対して比較的リーズナブルな価格で購入できるのがカノニコである、とは以前も記載しておりました。
サルトリア・シャロン_パンツ生地①

サルトリア・シャロンのパンツの価格は55000円(税別)~です。よって、税込みでも1ケタ台に抑えることが出来れば手縫いのパンツとしてはリーズナブルかなと言う想いもあり、今回はカノニコを選びました。

現在ではナポリの手縫い仕立ての吊るし(既製品)のパンツも増え、Sharonさんで扱うレ・スパーデ以外にもちらほら見かけるようになりましたが、だいたい8万円前後から中には二ケタ近いものまでございます。正直そこまで出せばス・ミズーラ(ビスポーク)が出来てしまうと感じておりましたので、自分の中での現在の価値観に基づいての判断と言うことですね。

ただこのカノニコ。比較的リーズナブルながら品質が良いと言うことは服好きの方であれば知れ渡っていることですので、生地バンチが入荷する8月中であっても売り切れる生地が出るなど、人気の生地ブランドなわけです。

そこで一番選択肢が多いうちに選んでおこう!と言うことで、先日2017年AWのカノニコの生地バンチが入荷したと言うご連絡を頂いてから早々に伺ってまいりました。

今回直井氏と相談の上で私が選んだのは、グレーベージュのような色合いが特徴的な、ハウンドトゥース柄のこの生地です。合わせたいジャケットであるソリートとシリカはともにカシミア。よってあまり起毛感の強い生地ですと全体的にモコモコしてしまうと言うこともあって、程良い起毛具合のものをセレクト。
サルトリア・シャロン_パンツ生地②

他にも、チャコールグレーカラーやブラウンよりの同じ柄、生地感のものがあったのですが、ドレス過ぎず、かと言ってカジュアル過ぎない絶妙なラインとしてこのグレーがかったベージュにすることにしました。
サルトリア・シャロン_パンツ生地③

生地はSuper 120'sのウールフランネル。目付は270gmsと、秋冬生地としては使い勝手の良い生地ではないかと思っています。
サルトリア・シャロン_パンツ生地④

ちなみに私が伺った時点(8月前半)でも既に売り切れの生地がありましたので、この秋冬にカノニコで仕立てたい!とお考えの方は、お早めに行動される方がいかもしれませんね。

■サルトリア・シャロンの採寸
今回は手縫いのパターン・オーダーになりますので、サンプルのゲージがあります。よって、ウエストサイズの採寸をもとに、ベースとなるサンプルゲージのサイズを選びます。私の場合はウエスト75㎝で、サイズ「44」でした。
※ウエストサイズだけではなく、体型によっては同じウエストでもゲージのサイズは変わる場合があります。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!:採寸編①

実際に履いてみますと、全体的なサイズ感と言う意味でもぴったりでしたし、大きな補正は必要ないと直感で感じるほどでした。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!:採寸編②

歩いてみたり、座ってみたりすることで、その穿き心地や気になる箇所などを確認し、直井氏に伝えます。また、直井氏は独自の経験値と職人としての視点から私のフィッティング状態をチェックして、補正個所を提案してくださいましたよ。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツを仕立ててみた!:採寸編③

サルトリア・シャロンは私が初めてジャケットを仕立てて頂いた際やブラック・スーツを仕立てて頂いた去年と比べますと、パターンなど様々な点においてアップデートが施されております。

パンツもブラックスーツを仕立てて頂いた際に比べて股上が気持ち深くなったように感じたり、多少改良が加えられているようでした。それでも大幅な変更があるわけではないので、私の場合はワタリの太さを若干削ったり、サイドポケットまわりのシワをとったりと言った微補正程度で済みそうです。

と言う事で、自身初となる、サルトリア・シャロンによるパンツのス・ミズーラ。この秋冬には柄物も積極的に取り入れたいと考えておりますので、ハウンドトゥース柄のパンツの仕上がりを楽しみに待ちたいと思います!






Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)を着てみた!

こんにちは!

本日は以前ご紹介差し上げました(※)、私が普段お世話になっているセレクトShopであるSharonさんによる手縫いのパターン・オーダーのレーベル、Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)の着用イメージをご紹介出来ればと思います。
※ご紹介記事
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でブラックスーツ(略礼服)を仕立てる!:前編
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でブラックスーツ(略礼服)を仕立てる!:後編

それでは、まいりましょう。

■サルトリア・シャロンのブラックスーツを着てみた!
さて、実はこの着用写真、まだ”暑い夏”であった今年の7月に撮影しておりました。ご紹介しようと思いつつ、結局このタイミングになってしまったわけですが、冷房を効かせていても暑い日の撮影であったことから(早く終わらせるために)焦って撮影した為か、改めて撮影した写真を見返してみるに着用イメージが鮮明に分かる写真が少ないことに気づきました・・・。(汗)

といきなり”言い訳”から入っておりますが、それでもサルトリア・シャロンの持っているスタイルはお伝えできるレベルにはあると個人的には判断しましたので、ご覧頂こうと思います。

まずはこちらの全身写真から。ブラック・スーツであると言うこともありますし、光の調整がイマイチなのでちょっと分かりにくい点もあるかと思いますが、太過ぎず、細すぎず、全体としてはベーシックなシルエット。私の体型ですとパターン・オーダーとは言え大きな補正は加えておりませんので、サルトリア・シャロンの持つベーススタイルが見て取れるかと思います。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ①

以下はフロントのボタンを外した際の全身写真。全体としてはベーシックですが、例えばラペルの美しいロール具合は”手縫い仕立て”であることを想起させますし、フロントカットのカーブはやや角度のある、軽快感のあるナポリのスタイルを感じさせます。ブラックスーツの使われる場を考えますと、特徴的なディティールが強く前面に出すぎていない、これ位の方がちょうど良いと感じています。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ②

少し上半身を拡大してみます。こちらも光の調整が上手くいかずに白飛びしちゃっておりますが、その中でも一番マシな写真が下記の画像。パターンはSharon専属の職人である直井氏が引いておりますので、ナポリのディティールを有していることが分かりますね。ハイゴージにやや幅広なラペル。高いのぼりからナチュラルに落ちていくショルダーライン。胸もバルカポケットです。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ③

今度は逆にちょっと暗すぎるのですが(汗)、フロントボタンを外した場合の上半身のアップ画像です。今回は略礼服のために3つボタンの段返りではなく、フロントは2つボタン仕上げ。それでもボタンの位置などがバランス良く配置されておりますので、3つボタンのスーツの場合とVゾーンの大きさはほとんど変わらず、普段の感覚で着ることが出来ますね。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ④

着心地はとても快適ですが、ス・ミズーラ(ビスポークの意)とは異なり、あくまでベースのパターンからの補正を加えて仕上げておりますので、ス・ミズーラのように完璧に体にフィットさせるまでは至りません。よって若干のシワはどうしても出てしまいます(生地の影響もあります)が、ツキじわのように出てはいけないシワではないので、この程度であれば許容範囲かなと。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ⑤

ベースパターンの秀逸さに加えて背中(後ろ身頃)にもしっかりとイセを入れつつ、袖も前に振って付けてありますので、静止している状態でも、動きを入れた状態でも心地良いフィット感を得ることが出来ます。また、袖(肩)も略礼服と言うことでイセ込の跡を散らしていますので、マニカカミーチャのように雨が降るような”特徴的なビジュアル”も最小限に抑えられてあります。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ⑥

腕を組んでも、背中や袖が必要以上に引っ張られるような不快な感覚はありません。このように、体の動きに気持ち良くジャケットがついてくる感覚は一度体験するとやめられない心地良さだと思います。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ⑨

なお、ラペルのステッチはもちろんシングル。ダブルステッチはカジュアルなディティールですので、より本格的な!?略礼服を求めるのであれば、シングルステッチにする方が正解だと思います。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ⑦

パンツは股上が深めのクラシックなスタイル。お腹からお尻周りにかけてをしっかりとホールドしてくれている、包まれているような安心感に加えて、歩く際にも違和感なくスムーズに足が出る感覚は、直井氏のス・ミズーラ(ビスポーク)を思わせるパターンの出来栄えの良さだと感じました。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ⑧

基本はサスペンダーで吊って着用することを考えておりますのでサスペンダー用の釦を内側につけて頂いておりますが、ベルトでの着用も出来るようにベルトループもつけてもらいました。アウトプリーツを1本入れておりますが、プリーツの開き加減も良いですし、腰回りのフィット感も上々です。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)のブラックスーツ(略礼服)_着用イメージ⑩

■マシーンメイドのパターン・オーダー(IL mare(イルマーレ))との雰囲気の違い
そんなサルトリア・シャロンのスーツですが、同じSharonさんによるパターン・オーダーでもマシンメイドのIL mare(イルマーレ)とは、どんな差異があるのか、ビジュアル面を中心に少しだけご紹介しておきたいと思います。

以下は私が初めてSharonさんで仕立てて頂いた、イルマーレのスーツです。パターンは違いますが、監修は同じく直井茂明氏が行っておりますので、スタイル上での大きな違いと言うのはありません。しかし、やはりマシンメイドだけあってショルダー周りを中心に、サルトリア・シャロンと比べると硬めの雰囲気が漂います。
イルマーレのスーツ_着用イメージ①

こちらはウールに加えてモヘアが入っている生地のために、生地の見え方にハリ感があります。よって、生地による雰囲気の違いと言うのも間違いなくあるのですが、より柔らかな雰囲気が出ているのはやっぱり手縫いのサルトリア・シャロンの方かなと個人的には思っています。
イルマーレのスーツ_着用イメージ②

イルマーレもマシンメイドで出来る限界のイセ込量を確保していると言いますが、それでも手縫い仕立てのパターンを用いて縫製が手縫いで施されるサルトリア・シャロンと比べてしまいますと、どうしても着心地面における差異は明確に出てしまうように感じます。
イルマーレのスーツ_着用イメージ③

ただ、個人的にはイルマーレで仕立てて頂いたスーツの持つスタイル、雰囲気も気に入っていることから、今でもバリバリの現役として活用させて頂いております。

どちらを選ぶのかはスタイルや雰囲気の好みの問題、予算の都合などを踏まえて総合的に判断すべきかと思いますので、今後サルトリア・シャロン、イルマーレをご検討の方は、是非ご参考にされてくださいませ。

次回はもう1度サルトリア・シャロンを取り上げたいと思います。その理由は・・・・、次回までお待ちくださいませ!(笑)






「Think elegant!」更新しましたっ。

こんにちは。
本日は、ちょっとしたお知らせを1つだけ。

■「Think elegant!」を更新しましたっ!
シャロンさんとのコラボBlogである「Think elegant!」ですが、この度だいぶ久しぶりに(汗)なってしまいましたが、更新致しましたっ!

今回のテーマは、先日私自身がとある方におススメ頂いた映画を見たことによって感じた、「美しいということ」と言うものです。

お恥ずかしいくらいに熱く語って!?おりますが、それでも私自身としましてはこれまでの考え方を改める必要があると思うくらい学びの多い経験となりましたので、お時間ある方は是非ご覧になって頂ければ嬉しいです。

それでは、宜しくお願い致します!






目的軸で物事を捉える。

こんにちは!
本日は、「目的軸で物事を捉える。」と言うテーマで、コラム的にお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■『ファッション=モノだけではなく「自分の価値を高めてくれるもの」』
さて、本Blogでは兼ねてから私自身がファッションアイテムを購入することを「消費」ではなく、「投資」と言う言葉で表現してまいりました。その理由は以前も書いたことがあると思いますが、

服を買うこと=自身のやる気を高めて、結果(収入を上げる)を出す行為

と私自身が位置付けているからです。服を買うことが目的なのではなく、好きな服を着ることによって自身の仕事上のパフォーマンスを上げることが出来、結果として収入の増加(リターンを得る)に繋げることが最大の目的なわけです。決して強がりで「投資」と表現しているわけではないのです。(笑)

なお、仕事は自身の”収入の為だけ”に行うものではありませんが、仕事から得ることの出来る収入でもって私は日々生活をし、家族、家庭を支えているという現実がありますので、自身の働きに対する対価である収入は非常に重要です。

良い仕事をしてお客さまに喜んで頂き、会社の売上・利益の獲得に貢献をし、結果として自身の収入を上げる。

その目的達成へのアプローチの1つとして自分の好きな服を購入し、それらの服を着ることによってやる気を向上させたり、パフォーマンスを引き出すための”手段”として「服」を活用しているわけですね。

このような中で、最近何かと話題の!?あの企業の社長インタビューを先日拝読した際、「ファッション=投資」と言う私自身の考え方に非常に近い(と言うとなんだか大変おこがましいですが。汗)捉え方をされて、事業を拡大されていらっしゃる方がいることを知りました。

それは、インパクトのあるCMと「結果にコミットする」と言うフレーズで世間を席巻しているライザップの瀬戸健社長のインタビューです。ジムの運営を行っているライザップが今年、ジーンズメイトや堀田丸正と言ったアパレル関連企業を買収したことで話題になったことは見聞きした方もいらっしゃるかもしれません。
ライザップ社長インタビュー
※画像は記事元のfashionsnapさんから拝借致しました。

決して先が明るいようには見えないアパレル業界の企業をなぜ今買収するのか!?

その理由やライザップの事業に対する捉え方などにご興味がおありの方はインタビュー記事をお読み頂きたいのですが、この中で瀬戸社長は冒頭のサブタイトルに記載しております、『ファッション=モノだけではなく「自分の価値を高めてくれるもの」』と考えている旨を述べていらっしゃいます。

お客さんはライザップにトレーニングを求めているのではなく、健康的に痩せて、カッコイイ体型になると言う結果を求めているのだと言います。

これと同じで、お客さんはファッションに対して服や靴(モノ)を求めているのではなく、その先にある「モテたり」、「自分に自信が持てたり」、「憧れられるようになりたい」と言った、その服(モノ)を買うことによって得ることの出来る”効能”を求めている。換言すると、お客さんは自分の価値を高める(と言う目的)ための手段としてファッションアイテムを買っていると捉えていると。

まさに、私自身が服を買うと言う行為に見出していることは、そう言うことですよね!?

■目的軸で物事を捉える
マーケティングの世界では、古くから語り継がれている格言があります。

「顧客が求めているのはドリル(手段)ではなく、穴が開けたい(目的・結果)のだ。」

と言ったような趣旨の格言です。

まさに瀬戸社長の考え方にも、この格言がベースにあるように思います。ともすると目の前で起きている事象に意識が行きがちですが、その裏にあるもの、今回で言えば、顧客の行動の”目的”にしっかりと目を向けてアクションを行うことが重要だと言うことです。

この考え方、物事の捉え方には、アパレル業界(だけではないですが)が再度大きな輝きを取り戻すためのヒントがあるようにも個人的には感じます。

アパレル業界が提供しているのは本質的には服や靴と言った”モノ”ではなく、”自信”だったり、”勇気”だったり、それらを身に付ける人が活き活きとすることが出来る、それこそ瀬戸社長をお言葉を借りれば、”自分の価値を高める”ための「武器」なのかもしれません。

そんな服を買う人の”目的に意識を向けてみる”と、どんな商品が良いのか、どんな素材が良いのか、どんなデザインが良いのか、どんな売り場が良いのか、どんな売り方が良いのか。色々なことをブラッシュアップ出来るヒントになるかもしれない、などと素人的には思ってしまいます。

私も自分の仕事における顧客の購買目的を少し掘り下げてみて、そこに着目しながら改めて自身の仕事について振り返ってみたいと思っていますし、仕事だけではなく、日常の出来事をを改めて「目的軸」で整理したり、捉えなおしたりしてみると、また面白いことに気づいたりするかもしれませんね。






FEDELI(フェデーリ)のコットンTシャツを購入!

こんにちは!
本日は前回ご紹介差し上げましたSharonさんのセールにて購入したフェデリのショートパンツに合わせるべく、ワードローブに向い入れることとなったトップスアイテムをご紹介差し上げたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■二律背反の要素を取り込む
さて、前回ご紹介差し上げましたフェデリのジャージ素材を使ったショートパンツ。このパンツの最大の特徴の1つが、

カジュアルとエレガントの共存

と言う、ある意味におきまして二律背反の要素を有していることだと思っております。そんな要素を併せ持つフェデリのジャージパンツに合わせるトップスにはやっぱり、同じ要素を有しているものを持ってくることが一番望ましい・・・。

シャツやカプリシャツですと、このジャージパンツに合わせるには若干ドレッシー。ポロシャツも良いのですが、個人的に一番しっくりくるのが、やっぱり気楽に着ることの出来るTシャツだったわけです。

ただ、もともとTシャツとは、アメリカ海軍の兵士が”下着”として愛用していたことが起源だとされているそうです。

『軽く、動きやすく、そして洗えば短時間で乾く。 着替えも簡単。』と言う機能性の高さが兵士たちに支持されたと言いますが、作業着において機能性の高さは最も重要な要件の1つ。支持されるのも納得出来ますよね。

ちなみに、『退役し、陸に上がった英雄たちは、その太くたくましい腕をTシャツの袖から覗かせて街中を凱旋したのです。 その健康的なエロティシズムを感じさせる姿に、階級を問わず、アメリカ人の憧れを感じていました。 』と言いますから、下着を起源とし、超絶的にシンプルな構造を持つ作業着であったTシャツをファッショナブルなアイテムに格上げしてしまうあたりもアメリカ人らしいなと思いました。
※Tシャツの起源の話などは、コチラのページより拝借致しました。

ちょっと話が脱線してしまいましたが、下着を起源とするTシャツも今の時代では立派なファッションアイテムの1つであり、ファストファッションブランドからラグジュアリーなメゾンブランドも含めて数多くのブランドから発売されているわけです。

このような中で、カジュアル過ぎず、ラグジュアリー過ぎず、今回のセールで購入したフェデリのジャージパンツにぴったりの風合いだと感じたのが、”たまたま”近くに置いてあった、フェデリのコットンTシャツ。

フェデリからは『世界の綿採取量の中で0.001%しか採取できない非常に希少価値の高いGIZA45』と言う希少なコットンを使ったTシャツもあり、Sharonさんでも扱っております。また、他のラグジュアリーブランドでも同様に高品質な素材を使ったTシャツと言うのは存在するのですが、今回のジャージーパンツに合わせるなら”普通の”コットンTシャツがベストマッチ!だと感じた次第です。
※『』内は、Sharonさんのページより拝借しました。

と言うことで、そんなフェデリのコットンTシャツの実物をご紹介差し上げたいと思います。

■FEDELI(フェデーリ)のコットンTシャツをご紹介
さて、この度購入しましたのは、こんなブラウンカラーのTシャツ。濃すぎず、薄すぎず、絶妙なカラーリングです。例年ですとこの時期にはフェデリのTシャツもポロシャツも売り切れてしまうのですが、今年はなぜかほぼマイサイズのみが残っている状態でした。そんな状況にこれも何かのご縁かな!?と勝手に購入の理由づけをしておきました。(笑)
FEDELI(フェデーリ)のコットンTシャツ①

シンプルなクルーネックTシャツ。VネックやUネックも好きなのですが、やっぱり基本はクルーネックですね。
FEDELI(フェデーリ)のコットンTシャツ②

GIZA45に比べますと光沢感が抑えられており、触り心地の心地良さは劣るように感じましたが、それでも柔らかく、キメの細かい表情は必要十分なエレガントさを醸し出します。
FEDELI(フェデーリ)のコットンTシャ⑤

もちろん化繊などは配合されていない、自然素材のコットン100%。
FEDELI(フェデーリ)のコットンTシャツ⑥

ショルダーラインや袖の縫い代、
FEDELI(フェデーリ)のコットンTシャツ④

細かなディティールにもこだわりが感じられ、ディティールの積み重ねである全体の雰囲気からも上質さが伝わってくる1枚だと思っています。
FEDELI(フェデーリ)のコットンTシャツ③

ちなみに着用しますと、こんな感じです。正直着丈が若干長いんじゃないかと心配していましたが、意外にしっくりくる落ち着いた丈感。袖丈もカジュアルTシャツに比べますと少し長めになっているあたりも、エレガントさを感じる所以かなと思います。
FEDELI(フェデーリ)のコットンTシャツ⑨

と言うことで、思った以上に良かったので、マイサイズの残っていたグレーとブルーも大人買いをしておきました。ちなみに現在は私が買ってしまったので完売してしまいましたが、お値段12000円(税別)ほど。これだけの雰囲気と質感を備えていることを考えますと、お手ごろかと思います。代理店が間にはいりますと15000円前後にはなってしまうかもしれませんね。
FEDELI(フェデーリ)のコットンTシャツ⑦

これで数年間はちょっと大人なTシャツは買わないで済むかなと!?いや、無理か・・・。(笑・汗)
FEDELI(フェデーリ)のコットンTシャツ⑧

新しいテイストやスタイルのアイテムを手に入れますと、”数珠つなぎ的”にそれにあうアイテムが欲しくなってしまうあたりがファッションの楽しさであり、恐ろしさ!?でもあるかもしれませんね。

ところで、今回手に入れたフェデリのショーツとTシャツを活用できるリゾートへの旅行を考えねばなりませぬ。こんな動機で計画する旅行もアリではないでしょうか!?(笑)モノからモノへ、そしてコトへと欲求の無限ループは続くのでした・・・。






FEDELI(フェデーリ)のジャージショーツを購入!

こんにちは!
本日は、7月22日より開催されております(※)、私が普段お世話になっているセレクトShopであるSharonさんの2017年SSのセールにて購入したアイテムをご紹介させて頂こうと思います。
※8月20日でセール終了予定

それでは、早速実物から見て頂きましょう。

■FEDELI(フェデーリ)のジャージショーツをご紹介
この度購入しましたのは、こんなカーキカラーのジャージショーツです。雰囲気としましてはかなりカジュアルと言いますか、リラックスウェアに近いので、リゾートウェアまたはワンマイルウェアとしての用途に向いているアイテムだと思います。
FEDELI(フェデーリ)のジャージショーツ①

ロゴの入ったドローコードなんかは、ホテルのプールサイドを歩くにはぴったりのリラックス感。それでもボタンなどの作りこみはしっかりとエレガントな素材を使っておりますので、リラックスウェアながらエレガントさも忘れていないあたりがフェデリらしいアイテムかなと思っています。
FEDELI(フェデーリ)のジャージショーツ②

ウエストのサイドには伸縮するゴムが配置され、雰囲気だけではなく、履き心地にもしっかりとリラックス感を感じさせてくれます。また、最近自らの体型が「ワガママ」になってきたと言う方にもおススメです。(笑)
FEDELI(フェデーリ)のジャージショーツ③

生地の表情はこんな感じです。ジャージーとは編み物の一種ですのでニットのような伸縮性を有していることが特徴的なのですが、荒い編み方ではないのでカジュアル感も程よく抑えられておりますね。
FEDELI(フェデーリ)のジャージショーツ④

インナーにも副資材等は必要最低限しかついておりませんので、柔らかい穿き心地が本当に心地良いです。ただ、その分ドレッシーな表情を出すのは難しいですし、ホワイトなどの薄い色ですと若干透け感なども出てくる場合があります。
FEDELI(フェデーリ)のジャージショーツ⑤

ちなみにバックポケットは右側に1つだけ付属します。鍵やちょっとした小銭入れを入れる感じでしょうか。
FEDELI(フェデーリ)のジャージショーツ⑥

■カジュアルでもエレガントに
さて、ご存じの通り!?個人的には週末等のオフの際のスタイルは圧倒的にカジュアルが多い状態です。多少クラシコイタリアを意識した装いもすることがありますが、私が本Blogにてご紹介させて頂いている購入品を見てもお分かりの通り、そのほとんどがドレスアイテムで、カジュアルアイテムをご紹介することは稀です。

よって、オフの際にはラルフローレンやレミレリーフ、古着なんかを組み合わせたアメカジベースのスタイルが多くなってくるわけですが、たまには!?ちょっと大人な、エレガントなスタイルもしたいですし、リゾートに行った際にはもう良い年齢の大人ですので、場にあったリゾートウェアを楽しめれば!と言う想いもあってフェデリのジャージパンツを購入するに至りました。

つまり、キーワードは!?”カジュアルアイテムなんだけれど、エレガント”。

ものすごくシンプルですが、ディティールの作りこみや素材感、全体のバランス感がとても良く、カジュアルでも大人が躊躇することなく着ることの出来るのがフェデリのアイテムの良いところかなと思っています。

流石にカーハートのキャップなんかを被っておりますと、「何歳だっと思っているの!?」と言う冷たい突っ込みを嫁さんから貰うこともありますので、ある意味における嫁さん対策でもあります。(笑・泣)

と言うことで、Tシャツに短パンと言う、夏場の定番であるおじさんスタイル!?をちょっと格上げしてくれる、フェデリのジャージパンツのご紹介でした。

ちなみに、本日ご紹介したフェデリのリラックスした感じのあるショートパンツに合うトップスも合わせて買ってしまいました。。それはまた次回にご紹介出来ればと思います。






Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編(後編)

こんにちは!
本日は前回に引き続き、先日参加させて頂きましたShibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーにおけるジャケットとシャツのファーストフィッティング編(後編)と言うことでお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■ス・ミズーラ(ビスポーク)のシャツのファーストフィッティング
今回は前編にてご紹介させて頂きましたジャケットのフィッティングをまず行い、その後シャツのフィッティングを行いました。

シャツのフィッティング時には久しぶりの再会から時間が経過していたこともありますし、ジャケットのフィッティングが無事に終わったと言うこともあり、すっかり場の雰囲気も温まっておりました。よって会話も弾んでいたことから、シャツのフィッティング時の写真を撮って頂くのをすっかり忘れてしまいました・・・。

よって、自撮をした2枚だけしかご紹介出来ないのですが、シャツは全体的に少し大き目のサイジングで上がってきておりました。生地には仮縫い用のものを用いて、また袖は予め片方だけしか付けられていない、まさに下記の写真のような状態で、フィッティングを確認したわけですね。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編⑧

ネックサイズや肩幅はちょうど良かったのですが、身幅や着丈、袖丈も少し長めでした。もちろんこのあたりはベネディクト氏にチェックを頂いておりますので、セカンドフィッティングでは修正頂けると思っています。また、ジャケットと同じくアームホールをよりコンパクトにして頂くのと、前肩仕様に修正頂くことも合わせてお願いしております。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編⑨
※襟はネックサイズの確認が前提のためバンドカラーのようになっておりますが、選んだ襟型は異なります。

ちなみに、基本的な仕様はジャケットと同じくハウススタイルを採用しておりますが、唯一要望を出したのが、カフのデザイン。個人的にはジ・イングレーゼやモンテサーロのような台形カフが好みですので、前回のトランクショーの際に着ていた実物の写真を撮って頂き、同じデザインで上げて頂いております。
MONTESARO(モンテサーロ)のトランクショーでオーダーしたドレスシャツ2_⑩
※写真はモンテサーロのMTMのシャツのカフ。先端に行くほどすぼまっているデザイン。

このカフのデザインにはベネディクト氏も惹かれたようで、数回の試作を重ねたのちに、シブミのシャツにおけるスタンダードな仕様に是非取り入れたいと言うことで、「良いアイデアを貰ったよ」と今回お声掛け頂きました。

シブミはまだまだ新しいブランドですので、スタイルも固まったものがあると言うよりは、ベネディクト氏の審美眼を踏まえて、独自のスタルを構築している最中のようにも感じます。それでも、氏のモノづくりにおけるこだわりや探究心には敬意を表すほどのものがありますので、今後どう言った形でオリジナルのスタイルを確立していくのか、個人的には楽しみでもあります。

と言うことで、ジャケット、シャツともに無事にファーストフィッティングを終えたわけですが、ファーストフィッティングとしては想像以上の出来栄えで上がってきたこともありますし、唯一心配していた私の感じたフィードバックが適切に出来るか否か、と言う点も及第点を与えることが出来たように自己評価しておりますので、ホッとしております。

ところで、今回のトランクショーでは2017年AWの新作や、前回にはなかったアイテムなどが見受けられましたので、最後に少しご紹介しておきたいと思います。

■Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショー概要
今回もスーツやジャケット、シャツのスミズーラ(ビスポーク)のための生地バンチが豊富に揃っておりましたが、前回よりも生地の種類は若干豊富であったように思います。私のインスタグラム等にもシブミでのスミズーラに興味があると言う方からメッセージを頂いておりましたが、注目度が上がっているようで実際に注文をされた方も増えているそうです。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編⑨

ネクタイの2017年AWの新作コレクションの一部。シルクはもちろんウール系などもありましたが、今回はトランクショーの前に仕上がったストライプ系が中心でした。個人的には柄ものでは小紋柄のネクタイが一番好きなのですが、こちらは次回になりそうとのこと。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編⑩

実はトランクショーの少し前にシブミのオンラインショップをチェックさせて頂き、気になるネクタイがありましたので実物を見て気に入れば購入したい旨をお伝えしておりました。が、残念ながら完売してしまい、現在再生産中とのこと。

サンプルモニターとして私が頂いた2種類のネクタイも事前にチェックした際には既に完売しておりましたが、インスタグラムなどの効果もあって世界中にファンが増えているのかもしれませんね。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編⑪
※上記画像は今回撮影したシャツのサンプルとシャツ用の生地、及びポケットスクエア(チーフ)

珍しいところでは、今回は傘のスミズーラ(ビスポーク)も受け付けておりました。折りたたみは€200~、通常の傘は€400~と言う価格設定で、カバー(生地の部分)や柄などを好みのものにカスタマイズ出来るそうですが、早速興味を持った方がいらっしゃったそうです。確かにスミズーラのスーツ/ジャケットや良い靴に合わせるのであれば、傘にもこだわりたいところですね。(笑)
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編⑫

もちろんブランドとしての原点であるネクタイのスミズーラも受け付けております。こちらも小紋柄の生地見本は今回は間に合わなかったみたいで無かったのですが、カシミア系は良さそうなものが多かった印象です。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編⑬

更に珍しいところでは、カシミアのマフラーのスミズーラも受け付けておりました。カシミアのネクタイのみ生産国はドイツになるそうですが、こちらもベネディクト氏が色々と探し回った上で、「これは!」と言うモノづくりをしているファクトリーが生産を担当することになるそうです。ちなみに価格は€180~と言うことでしたので、カシミアのマフラーであることを考えるとリーズナブルですね。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編⑭

今回も本当にあっという間のトランクショーで、ジャケットとシャツのフィッティング後にはベネディクト氏や通訳を頂いたTさんとの服飾談議を、限られた時間ながら楽しませて頂きました。

例えば日本におけるイタリアのサルトによるスミズーラの話や日伊で異なる人気ブランドの話、スーツやジャケットのメンテナンス方法についてなど、どのメディアも通さずに伺うイタリア現地の生の話はとても新鮮で、「へぇ!」と思うことや「やっぱり!」と思うことなど、本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。

なお、その際、本Blogを読み頂いた方で、フィレンツェにあるシブミのショップまで足を運んで頂いた方がいらっしゃったと言うことを伺い、個人的にはとても感激致しました。こんな素人である個人のブログであったとしても、新しい出会いのきっかけや繋がりに少しでも貢献出来たと言うのは本当にうれしい限りです。

シブミはまだまだ新しいブランドであり、規模も決して大きいわけではありませんが、オーナーであるベネディクト氏のクラシックなメンズウェアアイテムにかける情熱には大きな魅力と可能性を感じております。

今の規模だからこそ出来ることや、我々消費者も一体となってシブミのモノづくりに参加させて頂いているような気さえしてしまう、ファミリー的な温かさは他にはないような感覚かもしれません。

次回のトランクショーは11月を予定しているとのことですので、今回の修正点がとんな形であがってくるのか、今回よりもリアリティを持って感じることが出来ると思いますので、愉しみに待ちたいと思います。

最後になりましたが、シブミのオーナーであるベネディクト氏、そして調整及び当日の通訳をご担当頂きましたTさん、素敵な時間を本当にありがとうございました!また11月にお会い出来ることを心待ちにしております!






Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編(前編)

こんにちは!
先日、「Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーが開催!」と言う記事でも取り上げさせて頂きましたシブミ フィレンツェのトランクショーに参加させて頂き、スミズーラをお願いしているジャケットとシャツのファーストフィッティングを行なって頂きました。本日は、その際の事をテーマに取り上げてお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

◼︎自身の成長を実感!?
さて、どんな分野でもそうだと思うのですが、人間は反復しないと何事も上達しない動物であると思っています。

これまでの人生を振り返ってみても、自身にとって新しい事が出来るようになる裏側には、必ずと言って良いほど反復と言う名の経験の積み重ねがありました。

それはスーツやジャケットのス・ミズーラ(ビスポーク)の場合も同様だと感じています。

ス・ミズーラとは決して多くの経験値と高い技術を有する職人”のみ”によって全ての工程が完結するものではありません。英語表記で言う「be spoke」の通り、注文をする側と作り手との双方向のコミュニケーションにより成立する、一種の共同作業のようなものだと思っております。

もちろん知識、経験が無くとも、私のようにスーツやジャケットをス・ミズーラする事は可能ですが、自身の感性、感覚をより的確にフィードバック出来た方が、その完成度は高まり、結果的に満足度も高くなるはずであると個人的には考えています。

私はこれまで、普段お世話になっているSharonさんにおきまして直井茂明氏によるスーツのス・ミズーラや、サルトリア・ソリートのスーツ、ジャケットのスミズーラを数少ないながらも経験して来ております。その際はSharonのスタッフさんによるサポートを頂いておりましたので、自分では気づかない部分についても指摘や助言を頂きながら、勉強をさせて頂いたと言う経緯がございます。

そのような経験値を元に挑んだシブミのトランクショーにおけるジャケットとシャツのファーストフィッティング。結論から言いますと、これまでの経験による自身の成長を実感する事が出来た、つまり、自分の感性、感覚による気づきとそのフィードバックをある程度行うことが出来たのではないかと考えております。

それでは、そんな自分の成長を少し実感する事の出来た、シブミのトランクショーの内容をご紹介させて頂きます。

◼︎ジャケットのファーストフィッティング
今回私がジャケット生地として選んだのは、ベネディクト氏おススメのSMITH WOOLLENS(スミス・ウーレンズ)から4PLY(ウエイト:350gms)と言う、かなりしっかりとしたホップサック。ただ、仕立てているのはナポリにある提携ファクトリーと言うことだけあって、想像通りの軽く、柔らかい着心地でした。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編①

個人的にはあまりファーストフィッティングの精度は気にしておりませんが、なかなかの精度で上がって来ておりました。首筋や背中のフィッティングは上々で、肩幅や袖丈、着丈、また生地として余っている個所などは、ベネディクト氏にて適宜修正箇所をリストアップして頂いております。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編③

私が今回フィードバックしたのは、主に肩周り、袖の付け方について。イセの量などは十分とってありますので肩、腕の可動性は良かったのですが、よりスムーズに動かすためのカマの位置や、日本人に多い前肩に降った袖付けへの修正などを依頼させて頂きました。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編②

ビジュアル的なサイズの大小、長短は比較的容易に気づくことが出来ますが、実際に体を動かした際の動かしやすさや首回り、肩周りを中心としたカラダと生地とのアタリ方なんかは、これまでの自身の経験があったからこそフィードバック出来た点であると感じています。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編⑥

下記の画像からも肩幅やカマの位置などの修正を行った方が、より良くなることをお分かり頂ける方もいらっしゃるかもしれませんね。もちろんフィッターとしての機能をご提供頂いているベネディクト氏によってチェック頂ける個所もありますが、着ている本人の着心地に関する好みもありますので、より的確にフィードバック出来る方が望ましいと思います。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編⑦

着心地以外のビジュアル面に関する仕様は、シブミのハウススタイルに従っています。パッチポケットは、シャマット程ではないものの、ひょうたん型のスタイルを採用しているとのこと。チェンジポケットのご提案も頂きましたが、今回はベーシックなウエストポケットのみでお願いすることと致しました。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編④

全体的な雰囲気や生地の色合い、着た感じの着心地など、事前に私がイメージしていたものにかなり近かったので、そう言う意味でも安心してフィッティングの確認を行うことが出来ましたし、ベネディクト氏との会話を愉しむ余裕を持ちながら、トランクショーに参加させて頂くことが出来たかなと思っています。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編⑤

ちなみに、当日はこんな装いでお伺いさせて頂きました。この日は本来ネクタイをする必要は無かったのですが、せっかくシブミのトランクショーに参加させて頂くので、シブミのネクタイを締めていきました。また、ジャケットのフィッティングがありましたので、イメージが湧きやすいように、と言う意図もございました。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編⑮

また、当初はネイビーのウールスラックスを合わせていたでのすが、ネイビーのホップサックジャケットを仕立てて頂いておりましたので、実際の着用イメージの確認もしやすいようにとのことでミディアムグレーに変更。個人的にはスーツやジャケットのフィッティング時には極力着用時のスタイルのイメージがしやすい装いで行く方が、より的確なフィードバックがしやすいと思っています。
Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーに参加!:ファーストフィッティング編⑯

と言うことで、ちょっと文章が長くなってまいりましたので続きは後編に譲りたいと思います。なお、後編ではシャツのフィッティングや2017年AWの新作ネクタイやその他アイテムなど、トランクショーの様子を少しばかりですが、ご紹介出来ればと思います。






セールと原価率の意外な関係。

こんにちは!
本日は「セールと原価率の意外な関係。」と言うことで、コラム的にお送り出来ればと思います。

それでは、まいりましょう。

■セールありきの価格&原価設定!?
さて、先日「ルミネのセール開始が他より1カ月遅い事情」と言うコラムが東洋経済オンラインにて配信されておりましたが、ご覧になられた方はいらっしゃいますでしょうか!?
東洋経済オンライン
※画像は東洋経済オンラインより拝借致しました。

このコラムの中で、定価から値引きをして販売をするセールと言うのは”消化仕入れ”と言う形態でビジネスを行っている百貨店ならではの商慣習によって生み出されたものであることや、値引き販売と言うセール文化が浸透してくるにつれて、商品の原価率が下がって行ったという背景が記述されております。

元のコラムの内容を引用しながら、もう少し具体的にご説明申し上げますと、

『消化仕入れとは、百貨店にテナントを借りている卸業者やメーカーが、商品を販売(消化)したと同時に、百貨店が商品を仕入れるという仕組み。商品を買い取って販売する“買取仕入れ”と比べて在庫を抱えずに済む一方、利益率は“消化仕入れ”のほうが低く』なると言います。

”利益率が低い”と言うことは、1商品あたりから得ることの出来る”「利益額」が小さい”ことを意味しますので、「利益額を多く取る」ためには、数をさばく必要に迫られますね。

そうなりますと、『数で勝負するしかない百貨店は、テナントとして場所を借りているアパレル各社に店頭の在庫を増やすように要求。それによって多くの商品が余ってしまうという現象が起き、在庫をダブつかせないためにセールを行う』ようになったと言うのが、百貨店の商慣習によって定価から値引き販売をするセールが生み出された背景です。

また、テナントとしては売れるかどうかわからない商品の店頭在庫を大量に増やすと言うことは経営上のリスクになるわけです。そこで、『売れ残りを危惧したアパレル各社がリスクヘッジとして行ったのが、原価率を下げること』だったと言います。

更に、『セールという文化が浸透してからは、商品を開発する段階から、「どれくらいの数が定価で売れて、どれくらいの数がセールで売れるか」という予測を行ったうえで品数や販売価格が決めら』れているそうです。

つまり、アパレル各社は発売開始時点で既に、”セールで定価より値引き販売をしても損をしない定価設定を行い、原価設定を行っている”、セールありきの価格&原価設定を行っていると言うことになります。

個人的には決して”原価率の高低”がそのまま”商品の魅力度の高低”と完全に一致するわけではないと思っておりますが、原価率を下げるには、

①素材のクオリティを下げる
②仕様を簡素化(クオリティを下げる)する
③人件費の安い外国に生産拠点を移す=誰でも、どこでも作ることが出来る商品になる
④大量生産により単位当たりのコストを下げる

と言った方法が主たる方法であることを考えますと、かなりの確度で「原価率が低い商品=魅力度に欠ける商品」であると言うことが言えるのかもしれません。

■魅力的な商品を増やす方法
資本主義社会において企業が利益を追求することは当然たる活動である、と言う主張が成り立つ一方、その当然の活動の結果として世の中に魅力度の低い商品がどんどん増えて行ったと言うのはなんだか寂しい気も致しますが、全てではないにしても、これも私たちが愛するアパレル業界の1つの側面であると言うことは言えるのかもしれません。

このような中で、今回引用させて頂いたコラムの執筆者であるファクトリエ代表の山田 敏夫氏は、『セールを行うことは、安く売ることを見据えて原価率を下げることであり、それはものづくりの品質を下げることに直結』すると言い、『価格以外の部分で堂々と「うちはここが違います」と胸を張って勝負できるものがあれば、極論を言えばセールを行う必要はない』と主張します。

つまり、品質のしっかりしたものを適正価格で販売をすれば、消費者はセールではなく、定価で商品を買ってくれるはずであると言う主張だと思うのですが、この考え方には(現実的か否かは別として)個人的にも賛同しております。

私はこれまでのたび重なる散在と言う経験のお陰で!?自分の中におきまして、なんとなく価値と価格と基準と言うのが出来てきているように思います。

よって、例えセールであっても自分の中で買いだ!と思える価格にならないと買わないですし、プロパーであったとしても価値がある!と思えば定価で買っている自分がおります。(もちろん中には定価で買いだ!と思っても予算上買えないものもございますが・・・。)

結局最後は、財布の紐を握っている私たち”消費者自身が世の中に魅力的な商品が溢れる状況にするのか否かを決めている”、つまり、(だいぶ大げさですが)ファッション業界の未来は服を心から愛する私たちのような消費者が自ら選ぶことが出来るはず!と思っています。

魅力的な商品であれば定価でも消費者は買いますし、そうでなければ適正だと各々が考える価格になるまで待つ、つまりセールまで買わないと言うことですね。

魅力的な商品が世の中に溢れるためには、私たち自身が商品の良し悪しを(ある程度)判別出来る審美眼や選定眼を持ち、また各々が自分なりの価値基準をしっかりと育てていくことが、結果として魅力的な商品を世の中に残していことに繋がるのではないか、と素人ながら思っているわけです。

自分でも書きながら”理想論”だなぁとか、”キレイ事”だなぁなどと思う瞬間もないわけで無いのですが、

「誰がアパレルを生かすのか」

と言うことを、ファッション好き、アパレルの大ファンの1人として真剣に!?考えながら、自らの”買う”と言う行為を通して自らの考えを主張して行きたいと考えております。

さて、皆さんはどうお考えになられますか!?

なお、本記事の内容は私rm55独自の見解であり、記事に引用させて頂いたファクトリエの山田氏に主張を要約したものではございません。引用箇所は山田氏の主張の一部でしかなく、主張の本質は別のところにありますので、気になる方は元記事をご覧くださいませ。
※『』内が元記事の引用部分






2017SSファイナルセールの衝撃

こんにちは!
本日は「2017年SSファイナルセールの衝撃」と言うテーマで、2017年SSのファイナルセールで見つけたお得な情報をメインにお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■2017年SSのファイナルセールで見つけたお得なアイテム
さて、6月初旬から順次開始された2017年SSのプレセールも本セール、モアセールなどを終えて、8月に入りますとファイナルセールやクリアランスセールを行うショップが多々ございます。

このような中で、今季のセールではグルカサンダルを買うか悪天候でも気兼ねなく着ることの出来るスーツを購入するかで悩んだあげく、結局ジャコメッティのグルカサンダルをプロパーで購入したと言う経緯がございました。ただ、その際スーツの候補として挙げていたルイジ・ボレッリのスールが現在ファイナルセールでなんと「半額」になっています!



上記のチャコールグレーのストライプ、そして下記のネイビーのウールフレスコのグレンチェック柄のスーツは個人的に候補に挙げていたものですので、半額ともなると魅力的。ただ、今回はベストフィットと思われるマイ・サイズがないのが唯一の救い!?でしょうか。。



また、同じくボレッリのベーシックなネイビーのホップサックがアウトレットながら4万円台前半(税抜)と言うのには驚きました。実は私も数年前に初めてボレッリのジャケットを購入した際は、ネイビーのホップサックでした。気軽に羽織れるますので、サイズがあれば”買い”ではないでしょうか。



着心地と言う観点ではコストパフォーマンスにおいてトップレベルに位置されると思われるティト・アレグレットのホップサックジャケットも4万円台。こちらはアウトレット品ではありません。



更に、要所に手縫いを用いたマイスターラインではありませんが、国産スーツのファクトリーブランドの雄であるリングジャケットのスーツは39000円(税別)。ライトグレーと言うことでややカジュアルよりのため、幅広のストライプも使いやすいのではないでしょうか!?今ならサイズも豊富です。



流石にマイスターラインのスーツのサイズはほとんど残っていませんが、グレーのピンストライプ柄で小さいサイズが残っていました。私は無地系のスーツはだいぶ充実してきましたので、今後ストライプ、チェックをはじめとした柄モノをワードローブに迎えて行こうと考えていたりします。48000円(税別)ならアリですね。



私の好きなネクタイメーカーの1つである、フランチェスコ・マリーノも半額。1度は買い物かごに入れたものの、さすがに今季はネクタイを買いすぎかなと思い、戻しました。(汗)でも、税込でも8千円代って魅力なんですよね。爽やかに装えそうな1本です。



カジュアル系アイテムもお買い得。当分人気の続きそうなペトリロのダブルのコットン×リネンのジャケットも50%Off。しかも現在ポイント5倍ですので、サイズが合えばお得です♪



若干荒削りなところはありますが、それでも手縫いが主体のスーツやジャケットとしては入りやすいジ・アーボのシルク×リネン×コットンの3者混ジャケットも半額!グレンチェック柄はトレンド的にも使いやすいので、手縫いに興味のある方はチェックしておいて損はないかもしれません。



そして、ディ・マエストロのブラウンのスタンドカラーニットに加えてネイビーも!?と検討しているうちにマイサイズが完売してしまったクルチアーニのスタンドカラーニットも半額&ポイント5倍!ちなみに、ディ・マエストロのスタンドカラーニットも大きいサイズのみですが、SharonさんのOnlineShopではセール中でした。



ここ最近注目カラーとして話題になることもあるテラコッタ。ドレスですと取り入れるのが難しい色ですが、カジュアルならと言うことで、クルチアーニのローゲージクルーネックニットも半額&ポイント5倍。私は直前で別のブランドのクルーネックニットをセールで購入してしまいましたが、ローゲージならではざっくりとした表情とテラコッタカラーのコンビネーションは良いかもしれません。



個人的にコットン系のニットは、着用シーズンや期間の問題からプロパーではなかなか手が出しにくいアイテムの1つだと思うのですが、だからこそセールでお得に揃えられると嬉しいですよね。セッテフィーリのコットン×カシミア×シルクと言う贅沢な素材のショールカラーも半額で3万円台(税別)です。



他にも、安定した人気を誇るムーレーのスプリング(オータム)コートが7万円(税別)かつ、サイズも結構残っていますし、




ティベリオ フェレッティの使いやすそうなブラック、ネイビーのスエードベルトは6300円(税別)と言うお手頃価格のアイテムが結構残っていたりするようです。



と言うことで、ファイナルセールやクリアランスセールともなりますと、割引率が50%を超えてくるショップ、アイテムが多数ありますね。さすがにサイズは欠けていることも多いのですが、マイサイズがあればかなりお得にワードローブに向かい入れることが出来ますので、欲しいものがある方は是非色々とチェックされてみてはいかがでしょうか!?
※絶賛更新中:「2017年SSのプレセール情報まとめ!