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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

シャツの顔である襟について、考える

こんにちは!
本日は、「シャツの顔である襟について、考える」と言うテーマでお送りしたいと思います。

それではまいりましょう。

■シャツの顔は襟である
さて、「シャツの顔は襟である。」と言われて、ピンとくる人はどの程度いらっしゃるでしょうか!?

恐らくシャツにご興味のない方であれば「そうなのね。」と言った程度の感覚のお話かと思います。実際、私もカッタウェイやワイドスプレッド、ボタンダウンと言った”襟型(種類)”にはこれまでも注意を払ってきたことはございましたが、「シャツの顔は襟である。」と言われても少し前迄はピンとこなかった、と言うのが正直なところです。

そもそも顔って何!?と仰る方もいらっしゃるかもしれませんが、人間がそうであるように、雰囲気や表情をつくりだす上で重要な役割を担うパーツである、と言うようなご認識で良いのだと思います。

つまり、そのシャツの雰囲気や表情をつくるのが”襟である”と。

昨年、アヴィーノ・ラボラトリオ・ナポレターノのシャツと出会うことになったゴルフォ・ディ・ナポリさんへの訪問記を、「ナポリのシャツとタイで勝負する!:Golfo di Napoli (ゴルフォ・ディ・ナポリ)に行ってみた!」と言う記事にてお送りしておりました。

ゴルフォ・ディ・ナポリさんはシャツを見続けて十数年と言う、シャツのプロであるオーナーのT氏が世田谷は赤堤に構えるShopですが、そんなT氏も良いシャツの条件として”シャツの襟の美しさ”を挙げていらっしゃいました。むしろ、シャツの襟が美しくないとその先の商談まで行かない、と言うほど最も重要なパーツとして襟を捉えていらっしゃったわけです。

当時私はどちらかと言いますと、”着心地”重視でのモノの見方になっており、雰囲気や表情と言ったフワッとしたものを見ようと言う意識は働いておりませんでした。しかし、T氏のそんなお言葉を機に、着心地だけではなく、そのアイテムが持っている雰囲気や表情にまで気を配るようになっていきました。

そして、そういった雰囲気や表情を感じようとする意識を持つだけで、少しずつ自らの感性、感覚が磨かれていき、確かに同じ襟型であったとしても、メーカーによって雰囲気や表情が違うと言うことを、なんとなくですが感じることが出来るようになってまいりました。

もちろん雰囲気や表情は目で見るものと言うよりは、感じるもの、であるがために正解、不正解と言う枠組みよりは、好きか嫌いか、良いと思うか否かと言う判断軸で捉えれば良いのだと思います。

なお、今に至っては、「シャツの顔は襟である。」と言う言葉には、強い納得感と共感を持って頷くことができますょ。(笑)

■感性は、意識を持って見ることで磨かれる!?
そんなアイテムの持っている雰囲気や表情を見ようと意識をしながら、シャツの襟を見続けてまいりますと、確かにメーカーによって持つ雰囲気が異なることに気付きます。

例えば、下記の画像。こちらはヴィンツェンツォ・ディ・ルジェッロのシャツですが、ちょっと硬めの接着芯を用いたシャープな表情が特徴の襟となっております。柔らかいナポリ仕立てのジャケットに合わせることで柔らかさとシャープさがバランスします。
シャツの顔である襟について、考える②

また、同じジャケットであったとしても、シャツを変えるとまた表情が違って見えて参ります。下記は、最近お気に入りのシャツであるモンテサーロ。襟の芯材は柔らかく、襟に入るステッチはアヴィーノのように精緻ですが、ハンド工程も多く、ナポリのカミチェリアらしい柔らかい表情を持っています。従って、上記画像よりも全体的に柔らかい雰囲気になりますね。
シャツの顔である襟について、考える④

お次は、アヴィーノ・ラボラトリオ・ナポレターノのシャツです。こちらはハンド工程もかなり丁寧かつ精緻に仕上げられており、良くも悪くも手縫いらしい雰囲気を程良く抑えているのが特徴です。持っている表情としましては、ルジェッロとモンテサーロの間に位置するイメージでしょうか。
シャツの顔である襟について、考える⑤

そしてこちらはイングレーゼのカッタウェイ。個人的には最も好きな襟型であり、惹かれる襟の雰囲気があります。一言で言うと、美しいんですよね。何か、絶対的な美を内包しているような気さえするほどのパーフェクトな表情だと感じております。
シャツの顔である襟について、考える①

上記に挙げた襟に対する感想は、あくまで個人的な経験と感性に基づくものです。従いまして、全く同じ感想で無くとも良いと思いますし、実際同じメーカーのシャツであっても芯材や素材などによっても雰囲気や表情は異なりますよね。

よって、大切な事は様々なシャツの襟を、意識を持って感じ取る努力を続け、”自分なりの襟の見方を持つ”ことだと思います。

そうすれば、柄や色、素材だけではなく、この雰囲気を持つジャケットには、同じ表情を持つシャツの襟を合わせる、またはあえて異なる表情を持つ襟のシャツを合わせてバランスをとると言った、これまでとは異なるレイヤでの大人の着こなしが出来るのではないか、そのように思っております。

そう言う意味ではシャツの襟を一つとっても、相手に与える雰囲気は違ってくるのかもしれません。シャツの襟は印象をつくる上で、とても重要なパーツになり得るのですね。

これからもそんな細部に意識を持って、また同時に森を見ることも忘れずに、大人の着こなしを楽しんで行きたいと思います!









 

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