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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編

こんにちは!
今年の頭に直井茂明氏(インスタグラム:sartorianaoi)にお願いをしておりましたsu mizura(ス・ミズーラ)のスーツ。本日は「su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編」と言うことで、仮縫いから3週間程度が経過し、先日中縫いを行って頂きましたので、その時の様子をご紹介したいと思います。
・「sumizura(ス・ミズーラ)への道のり:採寸編
・「sumizura(ス・ミズーラ)への道のり:生地編 ESCORIAL(エスコリアル) 王家の羊
・「su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:仮縫い編

それでは、まいりましょう。

■ビ・スポークの意味
さて、今回は中縫いと言うことですが、仮縫いの時に比べますとグッと完成系のイメージが出来る仕上がりとなっておりました。まずは仮縫いの時同様、パンツから試着します。仮縫いの時と比べると少しワタリを削って頂き、心無しかスッキリしたシルエットになった感じが致します。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編①

パンツはもともと完成度が高かったので、今回はワタリを削った修正の確認程度で終わりましたが、相変わらず、まるでパンツを穿いていないかのような穿き心地の良さには、今回も感動致しました。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編②

続きましては、ジャケットです。仮縫い時から、今回の中縫いにて一気に完成系に近づいた感じがするのがジャケットでした。ラペルの幅や表情、バルカポケットの位置、フロントカットの開き方など、ヴィジュアル面でのイメージが仮縫い時から具体化されて目の前に現れます。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編③

ジャケットは仮縫い時からの修正を結構行って頂いたのですが、今回は肩に乗る感じが半端ではありません。綺麗に自分の体にフィットして荷重が分散しているからだと思うのですが、重さを全く感じないのです。ジャケットでここまでの感覚を覚えたのは正直初めてで、改めてス・ミズーラ、そして直井氏の仕立ての凄さを身を持って体験致しました。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編④

実は以前、国内を中心に様々なテーラーで仕立てられた先輩(シャロンさんの顧客様)から、「(直井さんのスーツを)着たら驚くと思うよ。」と言われていたのですが、この中縫いの時点で、そのお言葉の意味をはっきりと理解することが出来ました。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編⑤

ラペル幅は10cm。数値だけ聞くと迫力があるのですが、実際は主張し過ぎず、絶妙なエレガントさを醸し出します。腕もフワッとした柔らかさでボディについており、ス・ミズーラならではと言うことで、腕の太さに合わせて腕もやや細めに設定してもらいました。もちろん、運動性能を犠牲にすることはありませんので、肩、腕を動かしても違和感を覚えることはございません。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編⑥

パターンはもちろんですが、背中、腕へのイセ込みが、抜群の気心地を生み出す秘密の1つです。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編⑦

そして、イセ込みの”量”も大切ですが、イセ込む”場所”も大切だと言うことで、そのあたりは職人さんがどのようなご経歴の方に師事され、またご自分のご経験の中でどのような改良をされて来たのか、と言う点が如実に現れる箇所かもしれません。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編⑧

中縫い時は必ずしも袖をとってアームホールの確認をするとは限らないようですが、今回は少し広げて頂いていたので、確認の意味も込めてチェック頂きました。仮縫い時はかなり攻めたフィッティングになっておりましたが、ニットなどを挟むことも想定してご調整頂いた結果、ちょうど良い感じにご調整頂きました。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編⑨

中縫いはビジュアル面の確認はもちろんですが、納品に向けての最終フィッティングを確認する重要なプロセスです。肩、腕を動かしてみたり、腕を動かした際にアームホールがつっかからないかを確認したりと、職人さんだけではなく、着る側にも自分の感じたことを職人さんにしっかりと伝える技術が求められる気が致します。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編⑩

そのプロセスはまさにビ・スポーク。職人さんだけ優れていても最良のスーツは仕上がりません。やっぱり着る側も色々と経験を積み、的確に自らの(好みも含めた)感覚をフィードバック出来て初めて、本当に(自分にとって)最高のスーツが仕上がるのだと、今回の経験を通じて、そんなことを強く感じた次第です。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編⑪

■仮縫い、中縫いと言うステップを踏む意味
本Blogをご覧頂いている方であれば、今回直井氏にお願いしたス・ミズーラ(ビスポーク)が私にとって初のス・ミズーラである、と言うことはご存知の方が多いかと思います。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編⑫
※Sharonさんに許可を得て、撮影をしております。

よって、「仮縫い」「中縫い」と言う、言葉ではそのプロセスを理解はしていても、実際に経験するのは今回が初めてでした。そして今回経験する中で感じたことは、「仮縫い」と「中縫い」と言うプロセスが2回あることの意味、そして重要性です。

まず、2Dだった生地が「仮縫い」の時点で自分の体に合わせて3D化し、スーツのカタチになって目の前に現れるわけですが、この時は採寸時にとった数値と、職人さんが把握したクライアント(今回は私rm55)の体型のクセを踏まえて、名前の通り「仮縫い」として上がってくるわけです。

直井氏はお若いですが、既に15年程にもなるご経験をお持ちのため、私が当初想定していた以上に、「仮縫い」時のフィッティングと言いますか、完成度が高かったのは事実です。

ただ、それでも削ったり、出したりと、ジャケットを中心に、より体型にフィットさせ、可動性を高めるべく、細かい修正が入りますし、私個人の好みのヴィジュアルやフィッティングに関する要望だって発生するわけですね。
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編⑬
※Sharonさんに許可を得て、撮影をしております。

そう言った修正点、クライアントの要望を踏まえて、「中縫い」にて精度を高めた、より完成系に近いものが出来上がってくるわけです。今回経験した限りにおきましては、特にジャケットは「仮縫い」と「中縫い」とでは、全くの別物のような感覚がありました。イメージとしては、「仮縫い」時点では少しぼやけていたピントが、「中縫い」時点では、シャキッとピントが合ったような感じです。

もちろん「中縫い」でも若干の微修正は発生しておりますが、それでも複雑な人体の曲面にあわせて生地を構築的に構成していくわけですから、「仮縫い」と「中縫い」と言うステップを踏むことの意味、意義が今回の経験を通して少し、勉強出来た気がします。

次回はいよいよ納品!と言うことですので、納品され次第、この「su mizura(ス・ミズーラ)への道のり」の完結編もお送りしたいと思います。なお、納品は、来月12月だそうですよ。それまで、首を長くして、楽しみに待ちたいと思います。








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