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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

ジャケットとシャツのちょうど良い関係を、考える。

こんにちは!
本日は、「ジャケットとシャツのちょうど良い関係を、考える。」と言うテーマで、コラム的にお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■ジャケットとシャツのちょうど良い関係を、考える
さて、仕事で毎日のように着ることの多いジャケットとシャツ。コーディネートの際に、色や柄、素材について考えることはあっても、シャツのカラー(襟)とゴージラインとのバランスまで考えてコーディネートをされている方は、実際のところそう多くはないのではないでしょうか。

ゴージラインとは、ジャケットの上衿と下衿とを縫い合わせている境目のラインのことですが、3年前に「スーツの正しい着こなし方、ご存知ですか!?」と言う記事中でご紹介差し上げた「男の服装術」と言う書籍の中で、著者である落合正勝氏は、”シャツのカラーの中央あたりからゴージラインが出るのが最もバランスが良い”と言った趣旨のことを述べておられます。

具体的には以下のような状態ですね。ちょうどシャツの襟の中央付近から、ジャケットの上衿と下衿の縫い合わせている境目のゴージラインが伸びていることがお分かり頂けるかと思います。落合氏はその他にも美しく装うための細かな着こなし方法を述べておられますが、ジャケットのゴージラインとシャツについて言えば、このような着こなしがバランスが最も良いとされております。
カラー中央_①3

私は書籍を読んだ3年前こそ、「そんなものなのか」程度の理解しかなく、また自身としてそこまで「ジャケットとシャツの関係」について追求する美的意識を持ち合せておりませんでしたので、自分が毎日コーディネートする際に、上記についてはあまり考えてこなかったと言うのが正直なところです。

ただ、最近はスーツやシャツについてス・ミズーラをする機会も少しずつですが増えてまいりました。やはり高いお金と長い時間をかけ、また職人さんにも相応の手間をかけて頂くわけですから、購入する側としてもそれなりにしっかりとした美意識、コダワリを持っていないと職人さんにも失礼ですし、自分としても勿体ないと思うようになってきたわけです。

そのような中で、”頭の片隅”にあったジャケットのゴージラインと手持ちのシャツとのちょうど良い関係について、この度考えてみることにしたのです。

■これまでの着こなしを振り返る
そこでまず、直近にインスタグラムにポストさせて頂いた画像からゴージラインとシャツとのバランスをざっと確認してみたのですが、カラーの中央付近からゴージラインが出ているもの、中央より上、または下から出ているものがありました。実際にいくつかピックアップしましたので、着こなしのバランスなどを確認してみたいと思います。

最初はバランスが最も良いと(落合氏が)提唱されている、カラーの中央あたりからゴージラインが出ている着こなしです。ソリートのジャケットにアヴィーノ・ラボラトリオ・ナポレターノのワイドカラーのシャツを合わせておりますが、ほぼ中央付近からゴージラインが伸びておりますね。
カラー中央_①

こちらは少し引いた画像です。この角度ですと、中央から少し上に位置しているようにも見えますが、ほぼ中央です。
カラー中央_②

続きましてはこちら。アルフォンソ・シリカのジャケットに、BEAMSFのオリジナルシャツ。襟はワイドカラーで、こちらもほぼ中央からゴージラインが伸びてきます。
カラー中央_②2

同じく、少し引いた画像です。確かに中央付近からゴージラインが伸びていると、不思議と”安定感”があってバランスが良いように感じます。もしかしたら事前に知識が頭に入ってしまっているので、そのあたりも感覚に大きく影響を与えているかもしれませんが・・・。
カラー中央_①2

どんどん行きましょう。お次は、中央から下気味の着こなし。最初にご紹介したアヴィーノのシャツと同じですが、ジャケットがシャマットになりますと、上衿と下衿とを縫い合わせる場所のスタート地点が若干変わりますので、カラーの中央よりやや下気味からゴージラインが伸びることになります。
カラー中央より下気味_①

私はハイゴージのジャケット・スタイルを好んでおり、シャツのカラーはワイドスプレッドとカッタウェイを好んでおります。よって、全体的なバランスは上に来るように思います。だから、と言うわけではないのかもしれませんが、この程度のバランスであれば、個人的には全く気になることなく、着用出来てしまう気がします。
カラー中央より下気味_②

では、更に下がるとどうなるのかを見てみましょう。それが、こちらです。私が自分の着こなしをざっと見た範囲では、シャマットにジ・イングレーゼのカッタウェイカラーを合わせると、カラーの中央より大分下からゴージラインが伸びることになるようです。落合氏に言わせれば、シャツのカラーの延長線上にゴージラインが来るような着こなしはダメだと。(笑)
カラー中央より下_①

個人的にはシャマットとジ・イングレーゼの組み合わせは好きなのですが、確かに少し引いた画像で改めてみてみますと、若干全体的なシマリと言いますか、メリハリが弱くなってしまうようにも思います。。
カラー中央より下_②

ちなみに、シャマットのアイコン的存在であるニコラ・リッチ氏は、シャツにレギュラーカラーと同じスプレッド(襟の角度)で、ややロングポイント気味のものをよく合わせておりましたね。そうすると、シャツのカラーのほぼ中央付近からゴージラインが伸びることになりますので、バランス感も良いと。さすが、自身のブランドを最もカッコよく着こなす術を知っていると言った感じでしょうか。

最後は、中央からやや上気味の着こなし。スミズーラのスーツにモンテサーロのシャツ(ス・ミズーラ)を合わせています。カラーはワイドスプレッドですが、私のこれまでの着こなしの中では、こちらはが唯一、シャツのカラーの中央やや上あたりからゴージラインが伸びる着こなしでした。
カラー中央より上気味_①

ただ、シャツのカラー中央付近よりも下からゴージラインが伸び、カラーの延長線上にゴージラインが着てしまうような着こなしに比べると、まだ中央付近から上であった方が違和感はないようにも感じますが、皆さまはいかがでしょうか!?
カラー中央より上気味_②

■シャツのカラー(襟)中央からゴージラインが伸びるのが絶対なのか!?
実際に自分自身のこれまでの着こなし、合わせ方を改めて見てみても、やっぱり最初に目がいくのは色や柄、そして素材と言った点で、ジャケットのゴージラインがシャツのカラーのどのあたりから出ているのか、と言う点については、意識していないとなかなか目に止まらないと言う印象であるのが率直な感想です。

その上で、あえて意識をして両者の関係を見てみますと、落合氏の提唱が未だに残っているだけあって、確かにシャツの中央付近から伸びるゴージラインの着こなしはバランスがとても良く、整っている感じがします。結果としてそれが安定感、安心感につながりますので、理想の着こなしとしては落合氏の仰る通りだと感じました。

しかし、私自身の今時点で持ち合わせている美意識、感覚ですと、厳密にシャツのカラーの中央付近からゴージラインが出ていなかったとしても、大きな違和感はないように感じたのもまた正直なところです。

特に私の場合は、上述しましたようにゴージラインが高めのハイゴージのスタイルを持つスーツやジャケットを好んでおりますので、ゴージラインがショルダーラインとほぼ並行に走ることで、線の強さと言う意味ではショルダーラインに吸収されてしまうようにも思います。

従いまして、私の着こなしの中であまり強調されることのないラインになるためか、さほどそのラインがシャツのカラーのどのあたりからでようとも視線がそこに集まる事がないのかもしれません。

恐らくこんなこと(ゴージラインとシャツの関係性)に気付く人は社内外でも99.9%、いや100%誰もいないと思いますので(笑)、このように着こなさなければいけないと言うよりも、自分自身のコダワリ、美意識に従って着こなすのが良いように思いますし、気にならないのであれば、気にしないのが良いのだと思います。

私自身は今回改めて振り返ってみて、シャマットとジ・イングレーゼのカッタウェイカラーの合わせ方は再考する余地があるな、と思いましたが、それ以外につきましては大きな違和感もなかったですし、確かにカラーの中央付近から出るゴージラインは綺麗でバランスが良いですが、それ以外の場合との差異はさほど大きくないとも感じました。

今回考えてみたところで、こう着こなすべきだ!と言う物が思ったほど見えなかったので、まだまだコダワリを持つ程自分の感覚が成長していないのだろうとも思いました。

ただ、これから本日の記事をきっかけとして意識をしていくことで、感覚が成長したり、更に研ぎ澄まされることがあるかもしれませんので、自分なりの「ジャケットとシャツのちょうど良い関係性」を見出した暁には、改めて記事化させて頂ければと思います。






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