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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のシングル3B グレンチェック柄のスーツを購入!(後編):Solito house exclusive per Sharon

こんにちは!
本日は年末に購入しておりました、サルトリア・ソリート(Solito house exclusive per Sharon)のシングル3B グレンチェック柄のスーツの購入レポートの後編と言うことでお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■Solito house exclusive per Sharonの魅力
さて、この度購入を致しましたのはSharonさんがプロデュースを行っている、サルトリア・ソリートによる世界に唯一のプレタポルテのレーベルである「Solito house exclusive per Sharon」のグレンチェック柄のスーツです。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のシングル3B グレンチェック柄のスーツ(2017AW)_⑩

生地はサルトリアソリートにてスミズーラ(ビスポーク)をしたダブルのスーツと同じロロピアーナのもので、グレーベースのグレンチェックにブラウンのペーンが入ります。スミズーラをした生地もグレンチェックでしたが、そちらに比べますとブラウンのペーンが入ることで、ややカジュアル感が増す感じでしょうか。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のシングル3B グレンチェック柄のスーツ(2017AW)_⑪

ところで、「Sharonさんが”プロデュース”をした」と言うとちょっと大袈裟に感じられる方も多いかと思いますが、個人的にはこの表現が適切である、と確信しております。

と申しますのも、「Solito house exclusive per Sharon」のスーツは、型紙レベルからかなり細かい指示がソリート側に出されており、実は仕立ての仕様も標準的なサルトリアソリートのスミズーラ(ビスポーク)とは一部異なります。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のシングル3B グレンチェック柄のスーツ(2017AW)_⑫

一般的に言われる「別注仕様(exclusive)」とは大分印象が異なっておりまして、素材や色が違う、一部のディティールが異なると言ったレベルではなく、完全に「ゼロ」の状態からSharonさんとサルトリアソリートが共同作り上げたと言っても過言ではありません。正直お話を聞くまでは、こんな細かいレベルでモノ作りが行われているとは想像が出来ませんでした。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のシングル3B グレンチェック柄のスーツ(2017AW)_⑯

その根底にあるののは、「本当に良い(と自分が感じる)ものをお客さんに届けたい。」と言う、SharonオーナーK氏の情熱。

K氏は職人さんではありませんが、パターンのどこを、どのようにいじると、どのような効果が生まれるのかと言うことを熟知しており、自らかなり細かなパターン修正の指示を出していると言いますから驚きです。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のシングル3B グレンチェック柄のスーツ(2017AW)_⑮

なんで職人でもないのにそんなことが出来るのですか!?と言う私の質問に対してK氏は笑顔で答えてくれました。

「それは服が好きだからです。」と。

同じ服好きとしてはかなり痺れたお言葉でした。「好きこそ物の上手なれ」とは言いますが、服好きとして、そして”プロ”として本当に良いと感じるものを顧客に届けると言う強い使命感と言いますか、想いを改めて感じた次第です。

日本人ならではの勤勉さ、繊細さに加えて、ナポリ仕立ての生みの親であるチェザレアットリーニ氏から脈々と受け継がれた正統なナポリの注文服を仕立てるサルトが出会う事によって生まれた「Solito house exclusive per Sharon」。恐らくナポリ仕立てがお好きな方であれば強く惹かれること間違いなし!だと思っております。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のシングル3B グレンチェック柄のスーツ(2017AW)_⑭

事実、ソリートのスミズーラはもちろん、名の知れた他のサルトや雑誌等でも取り上げられている日本人の職人さんにてスミズーラをされている方々も、プレタのレーベルである「Solito house exclusive per Sharon」を購入されていらっしゃるそうです。よって、そう言ったレベルのクオリティに慣れた方々にとっても十分に満足が出来るレベルに仕上がっているのだろうと想像できますね。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のシングル3B グレンチェック柄のスーツ(2017AW)_⑬

と言うことで、素晴らしいと感じるアイテムの裏側には、素材の良さや仕立て技術の高さと言ったものだけではなく、人の情熱や熱意、隠れた努力があるものなんだと言うことを学びました。

■プレタポルテの魅力
このような中で、一般的に言われるプレタポルテ(既製品)の魅力にはどのようなものあるのか、ちょっと考えてみたいと思います。ぱっと思いつく内容を羅列してみますと、

・価格
・納期
・安心感

なんかはすぐに思いつきますよね。

当然ながら、1人の顧客のためだけのものではないですし、仮縫い、中縫いと言った手間もないわけですから、スミズーラに比べますとプレタポルテの「価格」は安くなります。つまり、スミズーラに比べてプレタは価格優位性が有ると。

また、「納期」。スミズーラの場合、一般的には1年から1年半と言うのが標準的な納期かなと思います。中には1人で全てを処理している職人さんなんかですと2年前後かかる場合もあると聞きますが、そう言った例は稀だと思います。これに比べて、プレタの場合は”お直し”がは発生したとしても1~2週間程度が良いところでしょうか。つまり、プレタは圧倒的に納期が早い。

更に、「安心感」と言うのもあるのかなと。具体的には、プレタであれば購入しようとするアイテムの試着をしてみて、ヴィジュアルや着心地を自分なりにしっかりと確認した上で購入の意思決定が出来ると言う意味です。

これに対してスミズーラは小さな生地の切れ端から全体像を”イメージ”し、その”完成イメージと自らを重ね合わせて”みて、頭の中でこれを確認をして購入の意思決定を行う必要がありますね。ソリートのようにプレタポルテのラインを持つサルトリアと言うのは稀ですから、そのサルトのスタイルや仕立てが自分にフィットするのかどうかを事前に見極めるのは難しいですし、それは選んだ生地についても同様です。

私の少ない経験ですと、「中縫い」になりますと大分イメージが出来るのですが、それでもスーツやジャケットの印象を大きく左右するラペルの雰囲気やショルダーラインなどは納品を頂いてみないと分からないと言うのが本音です。回数を重ねればもっと早い段階で判断が出来るようになるのかもしれませんが、私のレベルですとそれはまだ困難かなと。

つまり、プレタは自分の目で見て、体で感じて購入の意思決定を出来ると言う「安心感」がある、と言えるのかなと思います。

そして、これらの「価格」や「納期」、「安心感」に加えて個人的に感じているプレタポルテの大きな魅力は、プレタならではの「完成された美」を内包していると言う点でしょうか。

プレタポルテは想定される着用者の標準的な体型をベースに、理想的なバランス感で全てが構築されていきます。従って、個々人の体型に依存することなく、バランス感のある美しいスタイルが構築されることになりますね。

よって、もしプレタポルテを着用してみてシルエットが大きく崩れることなく、袖丈程度の修正で済むようでれば、それはある意味で”完成された美をまとう”ことが出来ると言う点でとてもラッキーなことだと思っています。更にその上で体を動かしてみて違和感がないのであれば、そのプレタポルテは間違いなく買いだと思うわけです。

と言うことで、もし自分自身の体型とフィットするプレタポルテに出会う事が出来たのであれば、その関係性は大切に、末永くお付き合いされるのが良いのかなと思っています。

手縫いか、マシンメイドかにかかわらず、色々と着比べてみますとスタイルであったり、着心地に関する自分の好みが徐々に明確化されていきます。試着も含めて色々と比較してみて、自分なりのお気に入りのプレタポルテを持っておきますと、様々な「美」を感じることが出来る、より豊かなファッションライフを送る事が出来るのではないでしょうか。






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