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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

ファッションの正解を数値化したい!?

こんにちは!
本日はタイトルに「ファッションの正解を数値化したい」と言うちょっと斬新な!?言葉を書かせて頂きました。ただ実はこれ、私の言葉ではなく、皆さまご存知の巨大なファッションサイトであるZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイの社長、前澤友作氏のお言葉です。
ファッションの正解を数値化したい!?_①
※画像はBusiness Insider Japanによる取材記事より拝借しました。

これまではどちらかと言いますと「感性」や「センス」と言った、”ふわっとした言葉”で語られることの多かったのがファッションかなと思っています。

今年から始めさせて頂いた私rm55の装い、着こなしにおけるエッセンスを語って行こう!と言うコンテンツである「装いを考える」シリーズ。この中で私は、これまでの経験の中で学び得た装いにおける知識や感性を自分の中で可能な限り体系立てながら、論理的に自身の着こなしの法則性(公式)を見える化してみようと言うチャレンジをしております。

私のそれとは大分レベルも内容も異なりますが、タイトルに掲げた前澤氏の「ファッションの正解を数値化したい」と言うお言葉は、何か従来のファッションの在り方を根底から変えてしまうような要素を含んでいるのではないかと、個人的にはワクワク、ドキドキしていたりします。

と言うことで、本日は前澤氏、そしてZOZOTOWNが描くこれからのファッションの未来図!?を、私rm55の視点で切り取ってみたいと思います。それでは、まいりましょう。

■原点はコンプレックス
突然ですが、ビジネスにおいて成功するための方法は大きく2つあると思います。

1つ目は、誰かの悩みを解決してあげる手段を提供すること
2つ目は、皆が欲しがるような新しい価値を創造すること

今回ZOZOTOWN(ゾゾタウン)を展開しているスタートトゥデイが開発し、提供を開始しているZOZOSUIT(初回無料)は、上記のビジネスで成功する方法で言えば前者の方に当てはまります。

ZOZOSUITには伸縮センサーが内蔵されており、体型計測データが誰でも、簡単に取得出来ると。そして取得した体型計測データをもとに、センチ単位でサイジングされたベーシックなTシャツやデニムと言ったアイテムがユニクロ並みの価格で購入出来るようになると言いますから、数十万円をかけてスーツをスミズーラしている私からしますと大変な驚きでした。

つまり、S、M、Lと言った、既存のプレタポルテ(既製服)におけるサイジングではフィットしない方々の”悩み”を、手軽かつ安価に”解決”してあげようと言う手段が、ZOZOSUITであると。

私自身は以前も記載したかと思いますが、日本人の男性として極めて標準的な体型です。172cmと言う身長はほぼ平均値であり、60kgと言う体重は平均値より軽めと言う感じです。
※日本人の30代の方の身長の平均値は「171.5cm」であり、体重の平均は「69.2㎏」
※根拠:「平成27年国民健康・栄養調査の統計データ

従いまして、これまでプレタポルテ(既成服)を購入する中で、購入予算の不足や着こなしのセンスで悩んだことはあったとしても、「サイズが大きく合わない」と言うことで悩んだことは1度もありません。基本的にはこれまで好き好んで購入をしてきたブランドの服は多少のお直しはあれど問題なく体に合いましたし、着ている中で不快感を覚えることもありませんでした。

ところが、前澤氏は身長が低い(現在162cm!?※)が故に、パンツを裾上げすることでデザインやシルエットが大きく変わってしまったり、レディースやキッズのアイテムを探した経験があったと言い、これが嫌だったと言うことをBusiness Insider Japanによる取材記事において告白しております。
※ネット情報ですが、未確認です。

そんな原体験、コンプレックスを有していたことから

『既製の洋服に人が合わせるのではなく、一人ひとりにぴったりの洋服を作る』

と言う構想が生まれ、ZOZOSUITの開発につながっていったのだそうです。
※『』内は">Business Insider Japanによる取材記事より引用

正直私のようにプレタの服のサイズで大きく悩んだことがない人間にとりましては、なかなか発想しえない着眼点のようにも感じるわけですが、前澤氏は自らの負の体験を正の力に変えてゆける能力の持ち主のようですね。

■ファッションの正解を数値化したい
そんな負の経験から生み出され、全ての人に適正サイズの商品提供を可能にするZOZOSUITですが、同取材記事の中で前澤氏はタイトルにも引用させて頂きました言葉を、下記のように述べております。

『ファッションの正解を数値化したい。何がかわいいか、かっこいいかを科学的に解明したい』

これには一アパレルファン、服好きとしてはかなりの衝撃を受けました。と言いますのも、私個人的には「唯一絶対的な正解がない(数値化出来ない)のが、ファッションの面白さであり、奥深さである。」と考えているからです。

この考えはサイズ1つとっても言えることだと思っています。同じ人間であったとしても、トレンドであったり、気分であったり、様々な服を身につける経験の中で養われる好みによっては、身長、体重、体型は大きく変わらずとも、着たい!欲しい!と思う服のシルエット、サイズ感と言うのはその時々で変化したりするものですよね。

もちろんスタートトゥデイはそんなことは想定済みで、トレンドの変化を受けにくいベーシックなアイテムを中心にPBブランドとして提供していくようですし、計測数値から自動的に推奨されるサイズ以外にも、自らの好みを反映させることの出来る機能にはなるようですけれど。
ファッションの正解を数値化したい!?_②
※画像はBusiness Insider Japanによる取材記事より拝借しました。

いやぁ、でも本当にこれからが楽しみな展開であることには間違いありません。

もし本当に”この仕組み”が実稼働し始めたら、欲しい時に、欲しい物が、欲しいサイズで、しかも”魅力的な価格”で手に入るわけですから、スタートトゥデイからしたら値引きや廃棄などの無駄なコストがカット出来る分、原価率を上げることが出来ますよね。

そしてその結果として消費者は、価格に対して質の良い原材料が使われたアイテムを、自分の体型にぴったりのサイズで手に入れることが出来るわけです。

また、恐らくは”ZOZOSUITの波”が本Blogの現在のメインテーマである、メンズドレスファッションの世界にも波及してくるような気がします。特に、スーツやシャツと言ったアイテムは、その生まれた背景や長年積み重ねてこられた歴史から、体型に対する適正サイズと言うのがほぼ決まってきます。その上、サイズと言う観点で好みを反映させる箇所がカジュアルファッション以上に少ないようにも思いますので、相性は良さそうですよね。

更に、スミズーラ(ビスポーク)の世界にも影響があるかもしれません。スーツやジャケット、パンツを仕立てる上で最も重要な要素の1つが、フィッターが計測する採寸数値です。なぜなら、そこで採寸された数値がスーツやジャケットを仕立てる上において設計図のベースになってくるからです。

どんなに優秀な大工がいたとしても、設計図が優秀でなければ良い家が建たないように、どんなに優れた技術を有した熟練の職人がいようとも、パターンのベースとなる採寸数値が誤っていたら、着心地の良い服は仕立てあがりません。

そんなときに、肩幅や身幅、腕の長さと言った平面的なデータのみならず、胸の厚みや、肩の傾斜などの立体的なデータが瞬時に、そしてより正確に取得出来るZOZOSUITが登場したら、フィッターが不要になる分、これまで以上に海外のテーラーやサルトにて仕立てる服が身近になるかもしれませんね。

近い将来、ZOZOSUIT(もしくはこれに近い機能を有するツール)で取得した体型計測データを送るだけで、日本に居ながらにして海外のテーラーやサルトにて仕立て上げられたスーツやジャケットが手に入る時代が、(良し悪しは別にして)到来するのかもしれません。

ファッションの正解を数値化したい

前澤友作氏率いるスタートトゥデイが、どこまでこの言葉を実現出来るのか。いや、出来る事を前提にして、”いつ”実現するのか、アパレルファン、そして1人の服好きとして楽しみにしながら、注目していきたいと思います!






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