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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

服に愛着を持つために大切なこと

こんにちは!
本日は、「服に愛着を持つために大切なこと」と言うテーマで、コラム的にお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■不良在庫が4550億円分!?
さて、先日ネットでちょっとショッキングなニュースを拝見致しました。

それは、ファストファッションを代表するブランドとして知られているH&Mが、『自社商品35億ユーロ(4550億円)分を在庫として抱え苦しんでいる』と言うもの。
※『』内及びニュースの内容はHARBOR BUSINESS Onlineの記事より引用

H&Mは1947年にスウェーデンにて設立され、今やZARAに次ぐファストブランドとして世界アパレル業界の第2位に位置している一大企業です。

そんな大企業であるH&Mがオンライン対応への遅れに起因して、売り上げの不振、そして結果として在庫を大量に抱えることになって苦しんでいると言う内容でした。

また、H&Mは昨年『2013年から毎年12トンほどの衣類を焼却処分している』とデンマークのテレビ局に報道され大きな波紋を呼び、更にはスウェーデンの国営放送局SVTによって、『2016年だけでおよそ19トンの衣類が処分された。この量は5万枚ほどのジーンズにあたるとされる。』と言った報道もなされることで大きな批判が巻き起こったと言います。
※『』は「H&Mがスウェーデンで年19トンの衣類を焼却処分 環境大臣が苦言」より引用

H&Mの服を私が着ることはないのですが、それでも子供たちの服を買うことはこれまであったわけです。ただ、デザインや柄の観点では可愛いものがあるのですが、お世辞にも作りが良いとは言えないですし、使われている生地もイマイチ。。よって、1度洗濯をすると服がヨレてしまったり、数回の洗濯で生地が硬くなってしまうことが多く、ここ最近は購入しなくなってしまいました。
VANS SK8-HI_kids⑦
※上記はH&Mのものではなく、イメージです。

ファストファッションとは、まさにファッションを消費することですから、数回着たら捨てると言う前提なのかもしれません。また、ファストファッションに限らずとも、今はセールやアウトレットモール・サイト等でも売れず、廃棄する前提。つまり廃棄率をコストとして見込んだ上で価格設定をしているメーカーがほとんどだと思いますので、特定の企業がどうこうと言うことでもないのだと思います。

更に言ってしまえば、ファストファッションを購入している消費者である私自身も、服が大量廃棄されていると言う現実には無関係ではいられないのだと感じております。

■服に愛着を持つために大切なこと
このような中で、先日とあるアパレルメーカーの社長のお話を伺う機会がありました。

色々とお話の内容はあったのですが、その方は服が消費され、大量に廃棄されている現状に大きな課題意識を持っておられました。従って、自分たちは出来るだけ長く、愛着を持って使ってもらえるように上質な素材と優れた仕立て(つくり)を徹底しており、更には販売した自社製品であれば、リペア出来る環境まで整えて事業を行っていると言うことをお話されていらっしゃいました。

そんなお話を伺う中で「服に愛着を持つ」と言うことを少し考えてみたのです。

私は職人さんによって、手縫いで仕立てられた服を好んで着ております。と申しましても、そう言った類の服を着るようになったのはここ数年のことで、まだまだ偉そうに何かを語るには色々な経験、知識が不足しています。
SartoriaNaoi(直井茂明氏)のアルスターコート_中縫い①

それでも、これまで自分が購入してきた服は、手縫いか否かにはかかわらず愛着を持っているのですが、「服に愛着を持つ」と言う感覚は、はたして何に起因しているのだろう?と思ったわけです。

・カッコ良い(と自分が感じている)から?
・値段が高いから?
・好きなブランド、メーカーだから?
・職人さんがハンドメイドで仕立てたものだから?
・世界に1つの自分だけのものだから?(ビスポークの場合)
・素材が良いから?

上記に挙げた理由のどれもが当てはまるようにも思いますし、どれも正解だと思っています。ただ、個人的にこれが一番効いているのではないかと確信していること。それは、

「手がかかること・手をかけること」

だと思っています。

どう言うことか、と申しますと、例えば手縫いのスーツやジャケット。シーズン終了後にはクリーニングに出す!と簡単に判断することが出来ません。。生地の風合いや芯材、更にはシルエットの変化等を恐れて、なかなかクリーニングに出せないわけですね。

ではどうしているのか!?それは以前にも記事中に記載したかと思いますが、帰宅後には”必ず”、入念なブラッシングを行います。例え飲み会で酔って帰ってきても、ブラッシングはかかしません。(笑)

更に、パンツの股部のシワを取るために、以前ご紹介差し上げた衣類スチーマー(※)を使ってシワを伸ばします。高温のスチームを正しく活用しますと脱臭や除菌効果も得ることが出来ますので、色々な意味で良いのです。
※「衣類スチーマーは本当におススメなのか!?:Panasonic(パナソニック)衣類スチーマー NIFS530

そしてその上で、「空気清浄機の上に吊るして陰干しし、翌日帰宅したら収納する」と言うことを日々やっているのです。

正直に申し上げて、「手間」ですし、「めんどくさい」です。。

ただ、「手がかかる子ほどかわいい」と言う言葉もありますように、そのように手間暇をかけて、”一緒の時間を過ごす機会が増えれば増える”ほど、”愛着って自然と生まれてくる”ものだと思うのです。

これは値段の高低や、手縫いか否かはほぼ無関係。

事実、以前メンテナンスの記事としてお送りした「釦付けに挑戦!」と言う記事のサブタイトルは、「手をかけるほど愛着が増す」でしたし、とれてしまった釦を自分で付けたのは、5、6年前?に購入したBEAMS Fレーベルのマシンメイドのシャツでした。
釦付けに挑戦!_⑬

私はその昔、シャツは全てクリーニングにお任せしておりました。しかしBlogを書き始めてから、好きであった服がもっと好きになり、更には上質な生地や手縫いのシャツを手に入れる中で、シャツの洗濯、プレスはクリーニング任せではなく、全て自分でやるようになりました。

その頃からシャツに対する愛情の入り方が、これまでとは大きく異なって来たように感じています。恐らくクリーニングに出したままであれば、上記のBEAMS Fのシャツも大分古くなって来たので廃棄していたに違いありません。

それでも自分で洗濯を行い、1着1着プレスをし続けることで、シャツのメーカー/ブランドや生地、仕立てなどとは無関係に、全てのシャツに対して愛着が湧いてきたのです。

もちろん、全て自分で行うことを強いるわけでもないですし、私よりお忙しい方は沢山いらっしゃるのでクリーニングを使うこともあるでしょう。また、機能性素材と言うことで化繊が混紡され、シワになりにくい、形状が崩れにくいアイテムの利用等を批判する意図も全くございません。

ただ、自分自身が経験した結果としましては、手間暇をかけざるおえないアイテムと言うのは愛着が自然と湧いてくるものですから、その分大切に使おうと努力を致しますし、結果として着用期間も長くなると言う事実があったわけです。

正直私1人が購入したアイテムに愛着を持って長く着ようが、地球環境と言う大きなテーマの前では無力です。

それでも、今のメンズドレスファッションにおけるサルトブーム、手縫いブームと言うのは、価格が高価である分、しっかりと手間暇をかけて、服と向き合う時間を長く取ると言う意味では、服に対してこれまで以上に愛着を持つ為の良いきっかけになるのではと言う気も致します。

例えそれが一過性のトレンドやブームであったとしても、そこから服との付き合い方が変わり、少しでも愛着を持って、長く服を使う方が増えて行ったら、自分達の子供、そしてもっと先の後世に対して明るい未来を提供出来るかもしれませんね。






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