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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

神は細部に宿る!?:トラウザーズ編(後半)

こんにちは!
本日は、前回の「神は細部に宿る!?:トラウザーズ編(前半)」に続いての後半です。

内容としては、前半で記載致しました、トラウザーズの比較の観点を元に、手持ちのブランドであるインコテックス、PT01、ジェルマーノ、そして、ファストファッションのブランドであるH&Mのトラウザーズを比較してみたいと思います。
※インコテックス、PT01はウールパンツ、ジェルマーノはコットンジャカードパンツ、H&Mはコーデュロイパンツ

■トラウザーズ(パンツ)の裏側に神は宿る!?
・全体プロポーションと縫製
まずは全体プロポーションと縫製から見て行きましょう。なお、トラウザーズとタイトルには書いてありますが、以下、パンツと言う方が慣れているので、パンツと記載させて頂きます。。

1番手は、パンツ界の王様!?インコテックス。プロポーションは極めて感覚的なものですし、私の場合かなりの先入観も出来てしまっているので、純粋に比較というのは難しいのですが、さすが王様です。パンツの裏側であってもインコテックス、と言わんばかりの美しさ。縫製の美しさやシワやヨレがないので無駄のない、スッキリとしたシンプルな美しさに繋がっているのかなと。
インコテックス裏側_①

ちなみにマーベルトと言われる、腰裏に使用される帯の部分もシワ、ヨレなくしっかりしており、これが抜群の安心感をもたらすホールド感につながっている要素の一つかもしれません。
インコテックス裏側_②

お次はPT01です。インコテックスをクラシックとするのであれば、PT01はクラシックをベースに現代的な解釈を加えたやや前衛的な試みのあるブランドですね。裏地のアニメ柄もあると思うのですすが、インコテックスとはまた異なる美しさのプロモーションのように感じます。
PT01_裏側①

インコに比べると若干のシワ、ヨレを感じなくもないですが、逆にインコにはないイタリアっぽい艶感というか、色気を感じるとることはできました。ちなみにマーベルトはこちらも芯がしっかりしており、タイトフィットながら、締めるつけるような不快さは一切ありません。
PT01_裏側②

ただ、1点残念だったのは、ポケット裏に縫製ミスというか、ほつれを発見してしまいました。今季もののパンツなので、穿いている内にとれたというのも考えにくいです。こちらはかなり高額なパンツなので、このあたりの検品体制はしっかり行って頂きたいところです。
PT01_裏側⑤

続きまして、昨今そのコストパフォーマンスの高さから注目度が高まっている!?ジェルマーノ。こちらは残念ながらAWのウールパンツを所有していないので、正確な比較にはなりませんが、インコかPTかといったら、全体プロポーションはインコよりの美しさのように感じます。
ジェルマーノ裏側_①

しかし感心するのは、コストが安く、イタリアメイドにも関わらず、副資材などはインコやPTとも遜色ない、といったら言い過ぎですが、それにしても十分レベルのように感じます。穿き心地を落ち着かせるマーベルトなど、しっかり感は多少上記ブランドには劣るように思いますが、価格を考えれば優秀かと。
ジェルマーノ裏側_②

もちろん縫製も美しく、しっかりしております。ただ、一部に、こういった若干の乱雑さが感じられるあたりが、やはりインコやPTとの価格の差につながっているように感じます。
ジェルマーノ裏側_⑤

最後はファストファッション界の雄!?(笑)である、H&M。比べること自体おかしいのですが、違いを分かりやすくするためには良いサンプリングかなと思い、あえて掲載しておきます。
H&M裏側_①

まずはプロモーションですが、やはり道具としてのアイテムという位置づけ、思い込みも多分にあるのでしょう。美しさを感じようにも、ちょっと難しかったというのが正直なところです。

シワがあるのは、保管状態が分かるかったからなのですが(汗)、やっぱりヨレは随所にみられます。また、マーベルトも芯なしといいますか、副資材自体が限りなく省略されておりますので、なんともいいがたい。。縫製も多少まがっているのは当たりまえでございます。
H&M裏側_②

逆にファストファッションでも、ユニクロあたりと比較すると面白いかもしれませんね。ユニクロのパンツは持っていないのですが、プロモーションや縫製の美しさのレベルは高いのではないかと勝手ながら想像します。

・天狗、シックなどの副資材
続いては、上記でも若干ふれましたが、副資材である天狗(ファスナー裏のボタンどめする持ち出し部分)やシック(股部分の補強布)などを見てみたいと思います。

まずはインコテックスですが、素人ながらいい仕事しているなぁと感じざるえない天狗。持ち出しは2本ついており、インコテックスのテープで補強?、デザインされている、さりげない感じがイイ感じ。(笑)
インコテックス裏側_③

ジャケットリクワイヤードさんの記事にもありましたが、副資材のパーツの多さには驚かされます。また単純に多いだけではなく、シックは半円形の2枚の布を縫い合わせ、淵をパイピング加工していたり、見えないけれど、履き心地や耐久性の向上のために手間暇かけているのは好感がもてますね。
インコテックス裏側_④

もちろんそれはPT01も同様です。PTは、インコテックスの仕様に加えて、見えない副資材のファブリックにまでこだわるというか、お金をかける。今回もクラシックなサルトリア柄のアニメがポケット袋布や天狗、シックなどにもあしらわれており、男心のくすぐり方をしっているブランドですね。(笑)
PT01_裏側③

このへんの遊び心はインコテックスにはないですので、好みの分かれるところかもしれません。
PT01_裏側④

一方のジェルマーノなんかは、やっぱりこういった副資材でコストを落としている印象です。もちろん価格が異なるからには、どこかのコストを落とさないとならないので、当然といえば当然。ただ、天狗やシックも半円形の2枚の布を縫い合わせに、淵をパイピング加工していたりなど、仕様は限りなくパンツ界のトップブランドに合わせてきている。使うファブリックでコスト削減、といったところなのでしょうか。
ジェルマーノ裏側_④

ただ、むやみにコスト削減をしている印象はまったくありませんので、真面目な良いブランドのように感じます。
ジェルマーノ裏側_③

最後のH&Mはいわずもがな。限りなく副資材を省くことで、材料費はもちろん、人件費もカットしておられます。もちろん天狗もないですし、
H&M裏側_③

当然ながらシックもない。ただ、もしかしたらドレスパンツにはあるのかもしれませんが、ここは未確認です。
H&M裏側_④

■ブランド哲学は見えない所に表れる!?
ということで、ジャケットリクワイヤードさんの記事を参考にして、素人なりの視点と感覚でさらっとですが、所有しているパンツであるインコテックス、PT01、ジェルマーノ、H&Mを比較、見てまいりました。

やはりプロでははないので、縫製具合や使われているファブリックなど、示唆にに富む表現だったり、深い解説が出来たわけではないのですが、少なくとも個人的に感じたことは、「ブランド哲学は見えない所に表れる。」ということです。

ブランド哲学ですから、良い、悪いという話ではなく、あくまで個人として共感できるか否か、ということで良いのだと思っております。

パンツ裏という、一般の消費者であれば普段は見えない所、見ようともしないところに、どういったディティールを施すのか、それこそブランドとしての、自分たちのブランドはこういうことを大切にしているんだ、これが自分たちの存在意義なんだ、というメッセージが詰まっているのかなと感じました。

なお、いつもこういう内容になると書いてしまうのですが、そうとは言え、細かいディティールに踏み込みすぎずに、純粋に自分の感じる良いと思うもの、カッコい良いと思うものを楽しむのもファッションの醍醐味だと思いますので、色々書いておいてなんですが、あまり気にしすぎないのが良いのかな、とは思います。(笑)

ということで、『興味のある方は』、是非自分の所有しているパンツを裏返してみて、マーベルトや天狗、シックなどの副資材、そして縫製などをコーヒー片手に眺めてみるのはいかがでしょうか!?そして、もしこんなこと感じたよ、などのご意見などがありましたら、是非コメントを頂ければ幸いです。


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