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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

Sharon(シャロン)さんで依頼した、Su Mizura(ス・ミズーラ)のスーツが完成!

こんにちは!

3月の終わりに下記の記事にてご紹介致しました、南青山にあるセレクトShopのSharon(シャロン)さんにて依頼したス・ミズーラ(パターン・オーダー)のスーツが、とうとう完成致しました!
・「Su Mizura(ス・ミズーラ)をSharon(シャロン)さんで!:前編
・「Su Mizura(ス・ミズーラ)をSharon(シャロン)さんで!:中編
・「Su Mizura(ス・ミズーラ)をSharon(シャロン)さんで!:後編

G.W最終日に引き取ってまいりましたので、本日は、実物をご紹介したいと思います。

■ハウス・スタイルから入る
以前「是非行ってみたいセレクトShop!THE ARMOURY」という記事で、世界的な注目を集めている!?メンズクロージングのセレクトShopである香港のアーモリーを取り上げました。
thearmoury_001
※THE ARMOURYのWebサイトから拝借しました。

若いながらも、クラシックでセンスの良い着こなしのオーナーさんやスタッフさんが多数いらっしゃいますが、この記事の中で、共同経営者でもあるマーク氏の言葉をご紹介致しました。

「出来る限り多くの仕立て屋さんを巡る~偏見にとらわれず個々のスタイルを受け入れる~少なくとも最初の数着は、仕立て屋さんの従来のスタイルで注文するようにしています~」

私は、この言葉を自らのセンスを磨く上での参考になる”言葉”として捉えております。日本のセレクトShopのスタッフさんもそうですが、皆さんセンスが良く、知識も豊富ですよね。それは毎日服と向き合っているからこそ、だとは思うのですが、こういった”プロの言葉”、というのは私のような素人にはとっても参考になります。

よって、今回シャロンさんにてス・ミズーラ(パターン・オーダー)をさせて頂くにあたっては、上記にてご紹介させて頂いたマーク氏の言葉を参考に、まずはシャロンさんのハウス・スタイルから入りました。具体的には、体型補正以外で依頼したことと言えば、パンツにワンプリーツを入れて頂く程度とし、基本的なディティールはおまかせした次第です。
※もちろんシャロンさんでは、要望を伝えれば、色々とご対応頂けますよ。

■Sharon’s ハウス・スタイル
今回セレクトした生地は、名門マーチャントであるCaccioppoli(カチョッポリ)のウール×モヘア。英国産の生地で、グラム330と、かなりしっかりとした目付です。ちなみに、読者様からは、高品質のモヘア&ウールの生地を得意としている英国のミル、William Halstead & Co (Dudey Hill) Ltd(ウィリアムハルステッド)の生地ではないか、とのご指摘を頂きましたが、残念ながらミルの特定まではできておりません。
Caccioppoli(カチョッポリ)のファブリック

では、早速実物をご覧頂きましょう。上記の生地サンプル画像は室内、かつ画像加工をしてありますので、かなりダークネイビーに見えますね。しかし、下記の通り、太陽光が当たると深い海のような色合いとなります。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)①
※実物より、かなり明るめに色が出ています。

それでは、まずはジャケットから見ていきましょう。
今回ス・ミズーラをする際に唯一お伝えしたことと言えば、「長く着ることができるクラシックな1着としたい。」ということでしたが、まさにそれを体現するのが、シャロンさんのハウス・スタイル。ただ、パターンを引いているのは国内屈指のクラシコイタリアスーツをビスポークするテーラーで修行した直井茂明氏ですので、クラシックといえど、アップデートされたクラシック感が良い雰囲気です。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)②

個人的にはスーツの顔!?と考えている、衿まわり。上衿(カラー)と下衿(ラペル)が接する縫い線であるゴージラインも高すぎず、かといって低すぎず、絶妙な塩梅です。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)③

そして、ラペル幅は10cmと男らしい胸元を演出します。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)④

オプションで依頼した、フラワーホール、釦ホールのハンドソーン仕上げ。フラワーホールは、直井氏の特徴である小ぶりながら、ボリューム感のあるホールに仕上がっております。以前、英国サヴィル・ロウのショウ・ウィンドウでみたジャケットのフラワーホールは、横長の一文字スタイルだったので、国やテーラーによってもスタイルがあるのでしょうね。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑤

直井氏のフラワーホールですが、斜めから見ると、盛り上がっており、立体感があるのがお分かり頂けるかと思います。フラワーホールをハンドで仕上げるだけで、グッとスーツの雰囲気が変わってまいりますので、個人的にかなりおススメのオプションです。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑥

特徴的なバルカポケット。「バルカ」とは、イタリア語で「船底」「ボート」などを意味すると言いますが、その言葉の通り、斜めに傾斜し、美しいカーブを描いております。元は立体的な前見頃に合わせた結果、カーブを描くようになったと言われるこの形状も、シャロンさんのハウス・スタイルならではの特徴が表れていると思います。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑦

3つ釦の段返り仕様。幅広のダブル・ステッチが目を引きます。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑧

釦ホールも直井氏によるハンドソーン仕上げ。ハンドならではの雰囲気が、とっても美しいですね。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑨

ラペルに施された幅広のダブル・ステッチも特徴的。ダブル・ステッチは、もとはナポリ仕立てのディティールだと言われております。直井氏もナポリ好きと伺っておりますので、もしかしたら、そのあたりの影響もあるのかもしれませんね。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑩

袖は本切羽の重ね付けでお願いしました。もちろん釦ホールはハンド仕立て。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑪

ジャケットには、イタリア語で「海」を表す「IL Mare(イル・マーレ)」の文字が。シャロンさんのス・ミズーラ(ビスポーク)、パターン・オーダーのオリジナル・ブランド名です。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑬

今回はパターン・オーダーですので、袖付けなどの縫製は、直井氏によるハンド仕立てではなく、マシンメイドなわけですが、それでも腕の動かしやすさには、正直かなり驚かされます。その秘密は・・・
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑫

こちらの画像をご覧ください。写真上部が前見頃、下部が後身頃なわけですが、腕の生地が後方に対してボリュームが出ていることに、お気づきになるかと思います。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑭

直井氏のパターンは、かなりカマが深い、言いかえると、アームホールがコンパクトで、高い位置に設定されておりますが、このイセ込みの量の多さで運動量をかせいでいるわけですね。袖付けをハンドソーンで行わなくても、パターンでここまでできるんだ!と言うのは個人的には大きな発見となりました。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑯

そして上衿(カラー)まわりですが、首 周りが浮いてしいまう、いわゆる”えり抜け”を防ぐために、グッと前方に傾斜しておりますので、綺麗に首回りにフィットするのも特徴です。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑮

パンツは、昨今のタイトフィットなシルエットではなく、ほど良く大人の余裕!?を感じさせるフィット感で仕上げて頂きました。もちろんテーパードシルエットです。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑱

ワンプリーツ(インタック)を入れて、ドレッシーさを演出。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑲

パンツはパンチェリーナ仕様。パンチェリーナとは、イタリア語で「腹巻き」の意味ですが、パンツのウエストをインナーで固定するために付いている持ち出し部分のことを言います。(オーナーのK氏から直井氏に名称を問い合わせて頂きました!笑。)このパンチェリーナの釦を留めると、腰回りが安定し、かなりはき心地が変わります!
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)⑳

裾はいつもの通り、ダブルの4.5cm仕上げです。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)21

ちなみに裾幅18cmです。ジャケットがボリュームのあるシルエットなので、ちょうど良いバランスかなと思っています。
Sharon(シャロン)’s ハウススタイル_Su Mizura(ス・ミズーラ)22

ということで、シャロンさんでスミズーラ(パターンオーダー)させて頂いた、ウール×モヘアの2ピース・スーツのご紹介でした。既にデビューさせておりますが、正直思った以上の出来映えで、かなり良いのです!!

次回は、着用イメージとともにご紹介したいと思います。








Comment

elnegro says... ""
本当に素敵なスーツに仕上がりましたね〜。
長く着られそうな雰囲気でありながら、ディテールには拘りのポイントがあるんですもんね。

個人的にはカマの深さがとても気になりました。
アームホールのコンパクトさ、是非体験してみたいです。
着用イメージも楽しみにしています!
2015.05.15 20:34 | URL | #- [edit]
スナフキン says... ""
rm55さん、こんばんは。
ご無沙汰です。

とうとう出来上がったんですね。
とてもきれいな色ですね。光の当たり具合では、ナポリの人が好むブルーに見えます。

私もいつかSharonさんでスミズーラしたいと思い、先日お店にいった時にバンチを見せてもらい、試着もさせてもらいました。
確かにカマの深さが印象的でした。

着用イメージ楽しみにしています。
2015.05.15 21:48 | URL | #- [edit]
rm55 says... "Re: タイトルなし"
>elnegroさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
お陰様で、無事に納品されました。笑。

シャロンさんのス・ミズーラ、やはり元のパターンをスーツを丸縫いできる職人である直井さんがひいているので、随所にこだわりが詰まっている感じです。

ゲージサンプルも置いてあり、試すことはできますので、是非elnegroさんも一度着用されてみてください。カマの深さ、腕の動かしやすさなんかはきっと体験できるかと思いますよ^^
2015.05.16 00:00 | URL | #- [edit]
rm55 says... "Re: タイトルなし"
>スナフキンさん
こんにちは。コメントありがとうございます!
ご無沙汰でしたね、お元気されておりましたでしょうかっ!?

私も太陽光にあたった際の色までは確認していなかったので、嬉しい誤算でした。年初に購入したガイオラのホップサックがダークネイビーだったので、多少差別化したいなと思っていたところでしたので^^

スナフキンさん、早いですね~!既にバンチのチェックとゲージサンプルを知着済みでしたかっ!笑。私はサンプルよりも、少しだけ体型にあわせて微調整頂きましたが、肩・腕回りの感覚は独特ですね。

もしつくられる際は、是非オプションで釦ホールの手縫いをされることをお勧めします!
2015.05.16 00:04 | URL | #- [edit]

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