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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

ニッポンのモノ(服)つくり(前編):RING JACKET(リングヂャケット)

こんにちは!
本日のテーマはタイトルにもありますように「ニッポンのモノ(服)つくり」。中でも、先日「たった2mmの攻防、そして美学」の記事でも取り上げさせて頂きました、日本の紳士服における”雄”と言っても良いRING JACKET(リングヂャケット)を取り上げます。

また、本記事を執筆するにあたってインスピレーションを頂いた(一部は転載)のはジャケットリクワイヤードさんのHPに掲載されていた「RING JACKET -60年の歴史が裏付ける 日本を代表するアルティジャーノ(職人)-」というコラム兼宣伝記事です。
JR×RINGJACKET_HP
※ジャケットリクワイヤードさんのHPより拝借致しました。

なお、本テーマは前編、後編の2部制とさせて頂き、前編ではリングヂャケットのコダワリについて、ジャケットリクワイヤードさんの記事をもとに紐解いていき、後半では、私の所有するリングヂャケットのジャケット、スーツをもとに、そのコダワリがどのように表現され、着心地などに反映されているのかを見ていきたいと思います。

■RING JACKET(リングヂャケット)のコダワリ
まず、リングヂャケットですが、1954年に「注文服のような着心地の既製服」を目指して、日本は大阪に誕生したことは、以前も本Blog内では記載させて頂きました。

当初はオリジナルのブランドを掲げていたと言うよりは、セレクトShopなんかのOEMを請け負っていた、いわゆるファクトリーだったと言います。そこから、イタリアの多くのファクトリーがオリジナルブランドを出しているように、リングヂャケットもオリジナルブランドをファクトリーブランドとして掲げ、今や日本を代表するファクトリーブランドとなった、と言うことですね。

実際お隣の韓国や、香港発の人気セレクトShopであるTHE ARMOURY(アーモリー)でも高い評価を得ているようで、人気は日本をとどまらず、世界へ広がりを見せているようです。
※アーモリーに関する記事は、コチラ

では、そんな日本を代表するファクトリーブランドになったリングヂャケットが、何にコダワルことで、「注文服のような着心地の既製服」を実現しようとしたのか、と言いますと、ご紹介したコラムには下記の3つが記載されています。

・卓越した職人の技術
・最新の機会がもつ技術
・オリジナル開発素材を含む厳選された素材選び

まず1つ目の「卓越した職人の技術」ですが、これまた以前も記載したことですが、日本から職人をイタリアの職人、ファクトリーに送り込み、その技術を学んだ上で、自社の保有する技術、ノウハウと合わせて独自の生産方法を創り上げた、と言います。

更に2つ目の「最新の機械がもつ技術」についてですが、ファクトリー内に設置されているマシンは、オリジナルにカスタマイズされたマシンもある、とどこかの記事で読んだ記憶があります。そんな、より良いモノを作るために、独自の生産ラインに合うようにマシンをカスタマイズするといったアプローチは日本ならではのモノづくりの方法かなと感じております。

そして最後の「オリジナル開発素材を含む厳選された素材選び」。もともと爆発的ヒットを飛ばしたオリジナルファブリックの”バルーンウール”や、私も購入した”クリーミーワッフル”など、素材開発には定評がありましたが、ここ最近は今をときめく!?イタリアのミルであるフェルラの生地や、老舗ミルであるカルロ・バルベラに別注したイタリア製の生地を使うなど、相当にコダワッテおりますね。

と言うことで、リングヂャケットは、そんな3つの要素にコダワリを持つことで、コンセプトでもある「注文服のような着心地の既製服」の実現に邁進している、と言うわけです。

■リングヂャケットのモノ(服)づくりのコダワリ
それでは、もう少し具体的なモノ(服)づくりの視点でリングヂャケットのコダワリを見ていきましょう。

まずは、パターン。職人をイタリアに送り込んだことは上述した通りですが、他にもイタリアの老舗サルトやファクトリーのジャケットを相当数解体し、そのパターンを研究した上で、自社の服づくりに反映させたと言います。

日本人の胸板が薄く、猫背ぎみの体型を考慮しつつ、背中側の身幅を前身頃より多くとるという「前肩仕立て」にすることで、腕が前に出やすいようなパターンを採用していることは、まさにそんな研究成果の大きな特徴の1つとして挙げることができるそうです。

更に、生地も蒸気で熱と圧力をかける「縮絨」加工を行うことで、ロールにまかれることで失われてしまう生地の風合いを元に戻したり、マシンと職人の手作業を必要に応じて使い分けながら、生地を「裁断」することで柄合わせの技術と生産性のバランスを考慮するなど、「縮絨」と「裁断」にはコダワリを持っているようです。

そして胸に男らしいボリュームを持たせるための「芯据え」とラペルのロール感を美しく出すための「八刺し」、また当Blogではこれまでも登場している肩の「イセ込み」を十分にとることで、肩周りの運動量を確保するなど、そのコダワリっぷりには、イタリアの職人も驚くレベルだと言います。

なお、スタンダードなモデルの襟付けはミシンですが、上襟と下襟は手まつりで仕上げるなど、見た目の美しさにも十分配慮しつつ、最後の仕上げは、リングヂャケット・オリジナルのプレス機で全体のバランスを整えながら、立体的な造詣に仕上げていくのだそうですよ。

更なる詳細につきましては、上記にご紹介したジャケットリクワイヤードさんのコラムをご覧頂きたいのですが、とりあえず真面目な日本人が、真面目にジャケットを作り続け、改善し続けた結果生まれた、「世界に誇る、MADE IN JAPAN(大阪)」のジャケット/スーツが、リングヂャケットと言うことができそうです。

やはり日本のモノづくり、服作りと言うのは、現状に満足することなく、常により良いものを!の精神で、トヨタ自動車に代表される「カイゼン」を重ねることで、そのモノとしての品質が高まってきたのですね。

今や60年を超える歴史を誇るリングヂャケット。決してイタリアをはじめとした、欧州の老舗ブランドにも引けを取ることのないその歴史は、思考錯誤と言う名の「カイゼン」の歴史でもあるのかもしれません。

と言うことで、日本(大阪)発のファクトリーブランドであるリングヂャケットの”コダワリ”を見てきたところで、前編をしめたいと思います。ジャケットリクワイヤードさんでは、リングヂャケットと共同開発したというモデルが、比較的リーズナブルな価格で販売されております。4万円代のジャケットの品質ではないと思いますので、気になる方はぜひチェックされてみてください!

⇒①ニューバルーン・ウールジャケット/BYJ-05:48600円(税込)
⇒②ロロピアーナ・4SEASONジャケット:62640円(税込)









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