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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

圧倒的な差があるか!?:「メイドインジャパン」ブームに潜む盲点

こんにちは!
本日は、コラム的な内容でお届け致します。

ちなみに、先日書きかけの状態の本記事が公開状態になっておりました・・・。深夜に執筆していたいのですが、ボケボケしていたようです。。最近寝不足気味で、ダメダメです。大変失礼致しました。

さて、それでは本題です。

■「メイドインジャパン」ブームに潜む盲点!?
実は今回元ネタになった記事がございます。
それは、fashionsnap.comさんに掲載されていた『「メイドインジャパン」ブームに潜む盲点』という辛口!?コラム。

私のように、趣味でBlogを書いている素人の書き手ではなく、プロの方執筆されているので、えらく説得力があり、思わず読み込んでしまった記事でした。

記事の内容の詳細につきましては、直接記事をご覧頂きたいのですが、筆者の方は、「メイドインジャパン回帰、日本製礼賛がメディアを中心に先行している状況に疑問と批判的精神を抱き、その裏側にある本質的なアパレル・ビジネスの問題に光を当てている。」のだと理解致しました。

とりあえず「日本製を謳えば売れる!」、という安易な発想で日本のファクトリーでモノづくりをしようと考えてしまうメーカー側もいかがなものかと思いますが、「日本製なら安心!」と言う、これまた安易な判断で購入してしまう消費者の方にも問題はあるのかもしれません。

もちろん、私も日本人の一人として、日本製品が売れ、それを生産している日本の工場、職人さんに富が配分され、結果として経済が循環する、ということは非常に好ましいことだと思いますし、外国の資本(観光客の買い物等)に頼らず、経済が成立するのはあるべき姿なのだと思っております。

従いまして、今年は年始より、「ジャパン・メイド」や「ジャパン・企画」と言ったアイテムを私も積極的に取り上げてきたつもりです。

しかし、私が思い描いている姿は決して「メイドイン・ジャパンの”ブーム”と言う、一過性のものではなく、インポートを含めて色々検討した結果、これがベスト!と判断して選んだものが「ジャパン・メイド」であった、という姿です。つまり、デザインや価格、クオリティなどの面で、十分世界に通用する「ジャパン・メイド」のアイテムをご紹介したい、と言うことですね。

では、そんな私が思い描く”理想の姿”を実現するには、どんな視点が必要なのか。
素人的に思いついたことを書いてみたいと思います。

■産地の本質
これまで継続して本Blogをお読み頂いている方であれば、私が自身にとって初めてのブランドを購入した際には、そのブランドの背景や歴史、生産しているエリアなんかに触れてきているのをご存知のことと思います。

これでも、産地に関する記事ですと、下記の記事なんかを執筆してまいりました。
地図で愉しむ!?インポートファッション:前半
地図で愉しむ!?インポートファッション:後半

誤解を恐れずにいれば、そもそも産業が発達する背景には、大抵そのエリアならではの強みがあったりするものです。

例えば、上記の記事で言えば、イタリアの北部は、豊富できれな水資源に恵まれていることからビエラ地方に繊維・織物産業が発達し、今でも世界的に有名なミルが拠点を構えていたり、地理的条件によってヨーロッパの強国との取引が拡大する中で、いち早く工業化により発展をしていったため、有名なマシンメイドのファクトリーが多いことなどを挙げることができます。

また、イタリアの中部は、革のなめしに必要なタンニンを多く含む栗林が多く、作業に必要な水の水源であるアルノ川があるという自然環境故に、皮革産業が発展。中部に位置するトスカーナは革製品が有名ですが、シセイ(チセイ)も革の買い付けはトスカーナのタンナーから仕入れていると言いますし、同じく中部に位置するマルケ州には、トッズやサントーニと言った革製品を扱う企業の拠点があったり致します。

更に、南イタリア。工業化する北イタリアの影響を、良く言えば受けずに、悪く言えば乗り遅れたのが、ナポリを中心とした南イタリア。イタリアはもともとヨーロッパ圏では人件費が安価であったことから、フランスなどの手縫い工場的な役割を歴史的には担ってきたわけですが、南イタリアは工業化に遅れたことから、結果的に、”手縫いの聖地”としての強みを発揮するに至っております。

つまり、何が申し上げたいか、と言いますと、モノづくりにおける”産地の本質”とは、そこで生産することに、”意味”や”意義”がある。つまるところ、”強みがある”、と言うことが重要なのではないかと思うのです。

”日本製”と言うと、「安心」や「高品質」と言う言葉をイメージさせる、一種のブランドのようになってしまっておりますし、私もそのイメージを持って購買判断をしてしまうこともあるのは事実です。

しかし、産地という意味で重要なのは、日本で作ることが、海外でつくること以上に、大きな”意味”や”意義”があって、良いものを作ることができるか!?という視点こそ、抑えておかなければならないことなのかなと。たかが素人の服好きが大分偉そうなことを申し上げており、大変恐縮ですが、素直にそのように思っております。

■圧倒的な差があるか
そのような意味では、日本製であることにおいて、海外製と比べて”差”がないといけませんね。しかも、生産者だけが分かるような”差”のみではなく、消費者の視点からも分かる、もしくは理解できるような”圧倒的な差”が必要です。

結局、消費者の視点からその”差”を理解出来なければ、価格競争に巻き込まれてしまいます。そして、同じ位の品質であれば、安価に生産することのできる環境を整えた者だけが生き残ることになるからです。

もちろん価格も重要な”差”の一つでありますから、クオリティがほぼ同一であれば、海外で作るよりも、日本で作る方が安価につくることができる、という”差”があるのであれば、”日本製”であることが意味をなします。

逆に言えば、日本で生産することで”差”が出せないのであれば、アピールポイントを”日本製”に持ってくるのは意味がないのかもしれません。

一昔前は、ちょっと”粗悪”なイメージのあった「チャイナ・メイド」も、今では”世界の工場(最近はちょっと事情が異なりますが・・・)”と言われる実力は相当なもので、一般的な消費財であれば、同じクオリティという条件で勝負すれば、日本製より、中国製の方が安価に提供出来たりしますよね。

そんなことを考えますと、最初から最後まで機械で生産することのできる分野において、日本製をアピールポイントとして活用するのは難しいのかもしれません。むしろ人の手がしっかりと介在し、これまで日本の文化の中で受け継いできたノウハウや、細かい作業をしっかりと丁寧に仕上げる国民性と言った点が活かされる分野こそ、日本製が本質的に威力を発揮するフィールドなのではないかと思ったり致します。

と言うことで、これからも”驚き”や”感動”を与えてくれるような、そんな”圧倒的な差”があるジャパン・プロダクトを発掘しては、皆さんにご紹介できたらと思っております!

まとまりのない記事となってしまいましたが、、長々とお読み頂きありがとうございました。








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