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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

BEAMSがTSUTAYAの競合に!?

こんにちは!
本日は、ちょっとしたコラム的な内容でお届けしたいと思います。

■BEAMSの強さ
さて、国内セレクトShopの草分け的存在であり、大手セレクトShopとしてファッション業界に与える影響も大きいであろうShopと言えば、BEAMS(ビームス)である、と言うことに異論を唱える方は少ないと思います。
BEAMS_HP2016
公式HPより拝借致しました。

私のファッション人生を振り返っても、いつも”隣にいた”と言いますか、”隣にいさせて頂いた”と言うことは、以前もどこかの記事で記載させて頂きました。

そんなビームスの社長である設楽洋氏に対するインタビュー(※)がこの度Webに掲載されており、大変興味深く拝読させて頂きました。Yahoo!のトップニュースにも出ておりましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
※朝日新聞デジタル配信記事

東京・原宿にビームスがオープンして40年になるそうですが、一般企業の寿命が30年と言われる中、トレンドと言う名の荒波にもまれながら40年も業界のトップをは走り続けると言うのは、設楽社長のお言葉を借りれば『奇跡』と言っても良いのだと思います。本当に凄いことですよね!

その中で、なぜ40年もの間、業界、そしてトレンドの先端をは走り続けることが出来たのか、と言う疑問に対する一つの答えとして、設楽社長が仰っていた言葉が印象的でした。

『頂点を極めると、アンチが出てくる。他社も同じようなことをやり始める。そうなると、トレンドに敏感なお客さんが逃げてしまう。すごく売れるときこそ危ない。でも、売り上げが跳ね上がる中、やめるという決断を下すのは本当に難しいです。』
※インタビューより一部抜粋

このお言葉には、一ファッション好きとしてだけではなく、一ビジネスマンとしてもシビれました。

マーケティング用語の一つに、「製品ライフサイクル」と言う言葉があります。それは、全ての製品と言うのは、「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」と言うフェーズを経るという考え方なのですが、もっとも利益が出るのが「成長期」から「成熟期」にかけてですね。

それは、単純に言えば、「導入期」は世の中の方に製品を知って頂くための投資が必要(コストがかかる)になりますし、「衰退期」は販売数が落ち込む(売上が落ちる)からです。

ファッション業界はこの製品と言いますか、1アイテムあたりのライフサイクルが極端に短いわけです。つまり、売れだしたらトレンド化され、一気に「衰退期」に向かって加速してしまうと。もちろん中には定番的にロングセラーとなる商品もあるかと思いますが、100アイテムあるうちの1ケタ位の割合ではないでしょうか。

つまり、売れだすと次に来るのは「衰退期」なわけですから、これを引き上げるタイミングを見計らいながら、同時に次の「成長期」になるアイテムを投入していないと、それこそShop自体が”衰退”してしまう。トレンドのもとにビジネスをする以上、常にこのトレンドの波をとらえ”続けなければ”ならないのが、ファッション業界の難しさなのかもしれません。

そのような変化の激しい業界において、安定感のある提案を続けているビームスさんですが、ここが強さの源泉かなと個人的に感じたのは、設楽社長の以下のお言葉でした。

『若い年代に向けて何かを起こすなら、若い人がやらないと。その時代を生きている人にジャッジを任せないといけない。僕がやると遅れたものになってしまう。』
※インタビューより一部抜粋

「優秀な社長と言うのは、自分より優秀な人間をどれくらい周りに集められるかどうかだ。」と言うのは、以前仕事で聞いたお話ですが、どんなにファッションが好きで、こだわりがある設楽社長であっても、任せるべきところは任せるということが出来る、出来ているからこそ、任された方のもモチベーションもあがり、グッドサイクルとして回っているのかもしれないと感じた次第です。
※業績等は公開されていないので、見ておりません。

どの業界も同じかもしれませんが、いかに高いモチベーションで社員が仕事に取り組んでもらえる環境を整えるのか、と言うのが伸びる企業の根底には必ずあるのかもしれません。

■BEAMSがTSUTAYAの競合に!?
さて、そのような強さを発揮し続けているビームスですが、今後の展開について設楽社長がとても興味深いことを仰っておりました。

『ビームスの財産を生かして新しくやれることは何か。その一つが「店を持つ、企画集団になる」ということです。』
※インタビューより一部抜粋

つまり、「トレンドに敏感な顧客の声を持つ」と言う強みを生かして、『それを生活者の代表として、新商品の企画に生かしていきたい。』と言うことなわけですね。

「ライフスタイル提案」と言う言葉が登場して久しいですが、書店から始まった蔦谷(TUTAYA:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社グループ)が、近年プロデュース業に力を入れているのはご存知の通りかと思います。

書店や音楽・映像ソフトのレンタル店として、またはTカードの事業運営者としての方が有名ですが、スターバックスとコラボレーションしたShopや代官山Tサイトをはじめ、最近では家電販売の新しいカタチとしての蔦屋家電や、賛否両論はあれど、図書館のプロデュースと運営など、その活躍の場を生活者によりそう範囲に拡大しております。

ビームスはトレンドに敏感な顧客からの情報を自社の小売店を通して吸収しておりますが、TSUTAYAはTカードと言う強力な武器によって、どういった属性の人が、いつ、どこで買い物をしているか、と言ったマーケティング情報を収集しているわけです。

「ビームス・プロデュース」と「TSUTAYA・プロデュース」、どちらも消費者の”声”を持っている、お洒落好きな人にとっては気になる!?企業ではありますが、今後、どんな企画を通して、我々消費者のラフスタイルを提案してくれるのか、非常に楽しみです。

今のところ、ビームスはその起源を活かして、「セレクト」と言う得意分野をもって、「モノ」をプロデュースしているようですし、一方のTSUTAYAは、これまでの経験を活かして「場」や「コト」のプロデュースが多いように思います。ビームスがプロデュースする「場」や「コト」にも興味がありますし、その逆もまたしかり。

良い意味で切磋琢磨し!?と言ったらおこがましいですが、両社の強みを活かした提案に、今後も注目していきたいと思います!









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