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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

食文化と服飾文化

こんにちは!
本日は、「食文化と服飾文化」と言う、ちょっと変わったテーマを掲げ、コラム的な内容でお届けしたいと思います。

■どんな世界観で物事を捉えるのか
昨年私が経験したことなのですが、とある勉強会にて「ある見方をすると、世の中の物事が繋がって見えるようになる」と言うことを仰った方がおられました。

今の社会と言うのは物事が非常に細分化されてきており、見方によっては専門性が高くなって良いということもある半面、それまで相互に作用していた関係性や繋がり、全体像が見えにくくなっているような側面も見られますと。

今では全く繋がりがなく、別の事柄に思えるようなことも、その起源をどんどん遡って行くと、実は同じだった、または繋がっていた、と言うことも案外あったりするのだと。

かなり高度なお話であり、大変興味深かったものの、正直私の脳みそでは理解しきれないことも多々ございました。従いまして、あまりその時の経験を詳細にお伝えするのはやめようかと思うのですが、話の導入として記述した以上、簡単に例をあげて説明を試みようと思いますっ。

読者の皆さまの中にも「森の宗教」と「砂漠の宗教」と言う言葉を聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれません。前者はいわゆる”多神教的”な物事の捉え方をする仏教なんかの思想のことをさし、後者は”一神教的”な物事の捉え方をするキリスト教などの思想を表現したものです。

日本は海や山と言った自然に囲まれた国ですよね。これらの自然は人間にとって非常に”厳しい”こともありますが、同時に多くの”恵み”も与えてくれる存在だったり致します。そういう環境において生活をする人間は、山や森、川や海と言ったものに”神が宿る”と考えるようになる傾向があるのだそうです。だから”多神教”的な考え方になり、自然と共存しようという考え方になる。

その一方、砂漠のような厳しい自然環境は、見渡す限り砂だらけ。つまり、”厳しさ”しかないわけです。そうなると、厳格な、唯一絶対的な神という”一神教”的な考え方になり、自然は克服すべきもの、支配すべきものと言いう考え方になるわけです。

”多神教”は比較的他の宗派や信仰を受け入れやすい傾向にあるのに対して、”一神教”は厳格で他の宗派や信仰は認めない傾向にあります。これは、最近の世界情勢を見ても明らかですよね。

と、ざっくり私の理解する範囲で書いておりますし、上記に申し上げたことが真実かどうかは分かりません。また、信仰がどうのとか、どちらが良い悪い、と言ったことではございませんし、そう言ったテーマは他の専門分野のBlogにお任せしたいと思います。

当BlogはあくまでファッションBlogですので、その点を忘れないようにしないといけないわけですが、ここで申し上げたい事は、”居住する(自然)環境”と”思想”と言うのは、全く関係ないようで、実は「繋がっている」と言う考え方もありますね、と言うことなんです。

つまり、「自然(居住)環境」と「思想・信仰」は、それぞれ全く別ものとしても捉えることも出来るのですが、ある見方(世界観)を持ってすると、実は”繋がって”見えてきますよ、と言うことです。

少し冒頭に書いたことに近づいてきましたでしょうかっ!?
それでは、もう少し話を進めましょう!と言いますか、ようやく本題です。。

■食文化と服飾文化
実は、最近興味深いことを知りました。

英国靴の特徴(今では他国の靴もそうですが・・・)と言えば、靴底のリペアが出来るグッドイヤーウェルト製法を採用し、質実剛健で堅牢な造りであることを上げることができますでしょうか。

かのチャールズ皇太子がビスポークしたジョン・ロブ(ロンドン)の靴をリペアしながら、40年間も履き続けていると言うことは有名なエピソードです。そんな長く履き続けるための革靴の革として、英国靴には頑丈で肉厚な「成牛」の革を使っていることが多かった(今ではボックスカーフなどもありますが。)と言います。

また、ブライドルレザーと言えば、英国発の伝統的な革素材として有名です。丈夫な「成牛」の革をベジタンでなめした後、繊維の隙間に蜜蝋ワックスなどを擦り込むことで出来上がるわけですが、特徴としては、堅牢で水に強い特性を持っています。ブライドルレザーを使った靴は、雨の多い英国では非常に重宝されることは容易に想像がつきますね。

実は、英国発の革製品に「成牛」が使われることが多かった背景としては、英国人が元来「成牛」を食す食文化があったことから、その「成牛」の原皮を使った革小物が発達した、と言う背景があったのだそうです。

それでは一方のイタリアはどうでしょうか。ご存知の通り、イタリア靴はマッケイ製法をはじめとした、グッドイヤーウェルト製法に比べると履き始めから柔らかく、シルエットがスマートで艶感(色気)のある表情を特徴として挙げることが出来ますね。

使われる革も、生後6か月以内の仔牛の革である「カーフ」や「ベビーカーフ」など、「成牛」に比べると耐久性には劣りますが、その分キメが細かいことから艶感があり、柔らかいことが特徴としてございます。つまり、柔らかい革だからこそ、足にフィットし、グッドイヤーウェルト製法に比べるとスマートなシルエットになるマッケイ製法を採用しやすいわけです。

そして、イタリアにおいて「仔牛」の原皮を使った革アイテム使われることになった背景としては、イタリア人は柔らかい「仔牛」の肉を好んで食べるという食文化があったのだと言います。きっと皆さんの中にもイタリアンレストランで、「仔牛のカツレツ」なんて言うメニューを頼んだこともある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

つまるところ、なんと「食文化」と「服飾文化」は実は繋がっていた!と言う驚きの事実があるようなのです。

正直、私自身がしっかりと裏とり(事実関係の確認作業)をしたわけではなく、さらっと目にして簡単に調べた段階での記事となりますから、事実誤認もあるかもしれません。また、靴や革に対する知識も浅すぎるがために、やや説得力に欠けている感も否めませんが、なんとなく、「食文化」と「服飾文化」の”繋がり”を感じて頂けたら、今日のところは良しとします!?(笑)

以前も、「服飾産業の発達やブランドの強みの源泉」と「自然環境」との”繋がり”を意識して執筆した記事(※)がございましたが、まさか「食文化」と「服飾文化」の”繋がり”を見出すことが出来るとは、ちょっと思っていなかったので、個人的には大きな発見であり、非常に興味深く感じた出来事でした。
※「地図で愉しむ!?インポートファッション:前半
※「地図で愉しむ!?インポートファッション:後半

本来はもっとしっかりと裏とりをしたうえで、靴や革に対する理解を深めてから執筆した方が、読者の皆さまにとりましては、より良い記事になるのだろうな、とは思ったのですが、面白い内容でしたので自分自身への備忘録的な位置づけとして、今回の記事を執筆させて頂きました。

読者様のご興味に合うかどうかは分かりませんが、1人でも面白かった!と思って頂ければ幸いです。また更なる知識がつき、より説得力のある面白い記事が書ける段階になりましたら、第2弾として新たな記事をお送りしたいと思います。(いつになるか分かりませんが・・・汗)

と言うことで、「食文化と服飾文化」と壮大な!?テーマを掲げた割には薄い内容になってしまって申し訳ないのですが、本日はこのあたりで締めさせて頂ければと思います。

お読み頂き、ありがとうございました!








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