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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

スタイルとは歴史である!?:BEAMS 2016SSカタログ

こんにちは!
本日は、「スタイルとは歴史である!?」と題しまして、コラム的な内容でお送りしたいと思います。

■安定のクオリティ!BEAMSの2016年SSカタログ
さて、これまでもコラムの中では幾度となく取り上げさせて頂いた、日本におけるセレクトShopの雄である「BEAMS」。そんなBEAMSが毎期発刊するカタログの出来の良さは、「こだわりはルーツにあり!?:BEAMS 2015-2016AWカタログ」と言う記事でも取り上げさせて頂きました。

これまでは会員のステージが一定以上だったがためにカタログを送付頂けるという特典を享受出来ていたのですが、この2月末締めのステージ改定で残念ながら一番下のステージに脱落。今回郵送頂いたカタログが最後のカタログ郵送を頂ける号になりました。(泣)
BEAMS 2016SSカタログ①

ただ、カタログはもちろん店頭でも入手できますので、これからも可能な限りカタログを頂きにまいりたいと思っております。(汗)

さて、そんな前置きは置いておいて、BEAMSのカタログの作りこみの凄さは上述した通りなのですが、今回もカタログ、と言うには恐れ多いほどの手間暇かけたクオリティの高さは健在です。

2016年のSSは「ホワイト×ブルー推し!」と言うことで、そんなホワイトとブルーを多用しながら、クラッシュデニムなどのトレンドアイテムを織り交ぜた、「THE BEAMS STYLE」を見て取ることができます。
BEAMS 2016SSカタログ②

そんな「THE BEAMS STYLE」を堪能出来る各種コーディネートもファンの方にとりましては大きな魅力だと思うのですが、今回私が最も刺さったのは、そう言った”コーディネート”や”作りこみの凄さ”ではありませんでした。カタログなのにアイテムやコーディネートに刺さらず、一体何に一番魅力を感じたのか、と申しますとコレなんです。

■BEAMSの2016年SSカタログは、永久保存版!?
それは何かと申しますと、BEAMSのクリエイティブ・ディレクターこと中村氏による現在のクラシコイタリア・スタイルに繋がる30年のメンズ・ファッション史の解説なんです!
BEAMS 2016SSカタログ③

「30年の時を経て、辿り着いたイタリア」
BEAMS 2016SSカタログ④

なにやら魅力的なタイトルですよね!?(笑)スタートは中村氏がBEAMSに入社した1980年代中盤まで遡り、今のクラシコイタリアに繋がる歴史が紐解かれていきます。

中村氏がBEAMSに入社したのは1986年。当時のイタリア・ファッションと言えば、アルマーニやヴェルサーチが全盛である「ハイファッション」の時代だったそうです。

その後、アニエスべー(懐かしい!)などのモノクロブームやDC(国産ブランド)ブランドブームを経て80年代後半に注目されたキーワードが「英国調」。服だけではなく、89年に雑誌ブルータスの英国靴特集をきっかけとして、日本にも空前の英国靴ブームが訪れたと言います。

90年代初頭になると、大きく2つの流れがクラシックスタイルの中で起きたとか。

1つは、英国本家のサヴィル・ロウ発のビスポーク・テーラリングをベースとしつつも、威厳や地位を表し、軍服色の強かったクラシックなブリテュッシュ・スタイルに、ファッション性を盛り込んだ「ニューテーラー」の流れ。

もう1つは、英国調をベースとしながらも、イタリア人の持つファッション感性を取り込んだ、「イタリアンクラシックスタイル」の流れ。もちろんこれが現在のクラシコイタリアに繋がるものであることは想像に難くありませんね。

結局、時代の流れによって前者である「ニューテーラー」の勢いが衰え、「イタリアンクラシックスタイル」すなわち、現在で言うところの「クラシコイタリア」な勢いが、世界のメンズファッションシーンを席巻するに至ったのだとか。

つまり、やっぱりメンズファッションの源流は世界最大の帝国である大英帝国を築いた英国にあるわけで、それをイタリア的に解釈し直したものが、「クラシコイタリア」であると言うことですね。

上記の流れは、BEAMSの2016年SSカタログ内に掲載されている中村氏の解説を、私rm55が独自の知識や解釈を一部盛り込みつつ、概略を記したものですので分かりにくい個所もあるかと思います。もっと詳しく知りたいと言う方は、是非店頭にてBEAMSのカタログをゲットして熟読されてみてください。非常に分かりやすく、更に中村氏の独自の考察も乗っていますので、非常に参考になると思います。

■スタイルとは歴史である!?
さて、そんなBEAMS中村氏による解説を読んでいて非常に興味深かったことの1つが、BEAMSの提案する「クラシコイタリア」のスタイルと言うのは、それこそ「BEAMSの歴史そのもの」なんだ、と感じたことなのです。

カタログの記事の中で中村氏は、

「余談ですが、私がバイイングをしていた当時の<BEAMS F>では、イギリス、フランス、アメリカのブランドがほとんどで、イタリアのモノはほぼ取り扱っていませんでした。」

と述べておられます。「当時」と言うのは文章の流れからすると80年代後半から90年代前半をさしているものと思われますが、そのように考えますと、イタリアものの扱いを開始してから、およそ『20年』と言うことになりますね。BEAMSでは今年で40周年(祝!)と言うことですから、BEAMSの歴史を考えますとイタリアものは「まだ、その歴史の半分」と言うことなわけです。

つまるところ、アメリカやイギリス、フランスものの扱いの方が長いと言うことになるわけですが、今現在BEAMS F(ブリッラ含む)の提案する「クラシコイタリア」的なスタイルが、どこかアメリカやイギリス、フランスの香りのするミックススタイル系であるように思うのは、やっぱりその背景にはBEAMSがこれまで培ってきた歴史が隠れているのだろうな、とも思ったわけです。

「クラシコイタリア」なスタイルの中でも、BEAMSの提案するスタイルには特徴があると思いますし、そこに魅力を感じているファンの方は多いと想像致します。

そういう風に見てみますと、「スタイルとは歴史である」、とも言えるのかもしれませんね。

振り返ってみますと、私自身もこれまで様々なブランドやスタイルにのめり込み、ファッションを楽しんでまいりました。それが、今では、「ナポリスタイルをベースとした大人のエレガンス(笑)」を追求したいと思うようになったわけでございますが、言ってしまえば「ナポリスタイルをベースとした大人のエレガンス(笑)」と言うのは”解”が1つなわけではないと言うことです。

もちろん「スタイル」ですから一定の幅はあるものの、その幅の中で、これまで自分が経験してきたもの、培ってきたものが反映され、独自のスタイルとして表れているのだろうなと思うわけです。

「今買っているアイテムに、一切の無駄はない。全ては未来に繋がっている!」

と言う、自らの買い物を後押しする言葉を締めの言葉として記述し、本日は筆を置きたいと思います。(笑)長文ながら、お読み頂き、ありがとうございました!








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