<?php include_once("analyticstracking.php") ?>

30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

当たり前を疑う!?:写真展 THE SAPEUR(ザ・サプール)

こんにちは!
本日は、先日参加したイベントを踏まえて、「当たり前を疑う!?」と言うテーマでコラム的にお送り致します。

■写真展 THE SAPEUR(ザ・サプール)に参加する
皆さんは、「世界一ファッショナブルで、世界一見栄っ張りな紳士」たちをご存知でしょうか!?
写真展 THE SAPEUR(ザ・サプール)⑦

その紳士達は、「SAPEUR(サプール)」よ呼ばれ、カラフルなスーツやシャツ、ネクタイを用いて色鮮やかに装い、ハットや葉巻、サングラスにステッキなどの小物を片手に町をねり歩き、その優雅さを競い合っていると言います。

アフリカ中部に位置するコンゴ共和国。名前を聞いたことはありましたが、私は実際どんな国であるのかは、これまで全く知りませんでした。国民の”平均月収”が日本円にしてわずか2万5千円たらず。人口の約30%の人が1日130円以下の生活費で暮らしているという、我々日本人からすると、ちょっと想像の出来ないような厳しい経済環境で暮らしているそうです。

更に政治的にも不安定。デモや暴動も日常茶飯事。

つまり、当たり前のように食事をして、当たり前のように学校や仕事に通い、当たり前のように日々生活をする。こう言ったことが難しいと言いますか、むしろ日本のような生活が出来る国の方が、世界的に見れば珍しいのかもしれません。

しかし、そんな貧しく、厳しい環境下にありながらも、”武器を持って争うのではなく、着こなしで勝負をする”。それが、「サプール」と呼ばれている紳士達(女性もいます)の心のあり方だと言います。

コンゴ共和国は1882年から1960年までフランスの植民地だったようで、この時代に伝わった「洋服」に対して、アフリカと言う土地ならではの色彩感覚やルールを持ちこんで独自に発展していったのが、今の「サプール」の着こなしの数々なんです。

ちなみに、フランス語で「お洒落で優雅な紳士たち」と言う言葉の頭文字が「SAPE(サップ)」で、「サップを楽しむ人」を「サプール」と呼ぶようになったのだそうですよ。

そんな「サプール」達の日常の姿を、現在沖縄を拠点に活動を続けている写真家、茶野 邦雄氏が撮り下ろした写真展こそ、今回私が参加させて頂いたイベントだったのです。以前代官山のTSUTAYAか何かで書籍をみつけ、その存在は知っていたのですが、今回インスタグラム(ID:NFLD_rm55)でフォローさせて頂いている方の投稿により、渋谷西武で写真展が開催されている事を知り(※)、最終日に滑り込みで訪問してまいりました。
※2016年3月29日~4月10日迄 西武渋谷店にて開催

それでは少しだけ、その際の模様をお伝えしたいと思います。
写真展 THE SAPEUR(ザ・サプール)①

写真展 THE SAPEUR(ザ・サプール)②

写真展 THE SAPEUR(ザ・サプール)③

写真展 THE SAPEUR(ザ・サプール)④

写真展 THE SAPEUR(ザ・サプール)⑤

・舗装のされてない道を、パイプにステッキをもって優雅に歩く紳士。
・カラフルなジャケットやパンツ、シャツで装う紳士達。
・決して広いとは言えない部屋に、所狭しと並ぶ自慢のカラフルなファッションアイテム。
・水はけの悪い道を、汚れないようにと水たまりをさけて通る、ホワイトスーツの紳士。
・子供たちに大人気のサプール・・・。

■当たり前を疑う
正直軽い気持ちで参加したのですが、色々な意味でちょっとショッキングであり、思うことのある写真展でした。

舗装されていない道路、荒れた街並み、ワードローブではなく、部屋中に所狭しと掛けられたカラフルな洋服の数々。日本人の私からしますと、お世辞にも恵まれた生活環境だとは言えない状況下においても、ファッションを心から楽しもとうとするマインドや、互いのスタイルを尊重しあう姿。そしてとびきりの輝く笑顔の紳士達の姿には、図らずして込みあげるものがありました。

以前テレビで、「今でしょ!」で有名になった林修氏が学生の頃に教授!?にかけられた言葉として、

「(勉強を)やる気がないなら、とっとと辞めろ。世界には勉強したくても出来ない人が山ほどいるんだ。勉強が出来ると言うことは贅沢なんだ。それが分からないなら辞めろ。」

と言うような趣旨の言葉を投げかけられ、マインドが変わったと言うようなことをお話されていらっしゃいましたが、分野は違えど、まさにその言葉に当てはまるような感覚を、この写真展を通して感じることができました。

ファッションを”普通に”楽しめる生活環境下にあること。
長年培われた技術を持った職人さんによる、手間暇かけた手縫いのアイテムと出会い、触れることが出来ると言うこと。

大げさですが、日本人として生まれたことや、これまでこの国をつくってきた先人たちに感謝をし、私が現在楽しんでいるクラシコイタリアのファッションを日本でここまで育てて来られた方々に感謝をしなければならないなと、改めてそんなことを感じた次第です。

これからファッション、そしてクラシコイタリアなファッションを好きになる若い世代の方に対して、私が何が出来るのかは分かりませんが、写真展を通して感じた様々な感謝の気持ちを持ちながら、微力ながら貢献できると良いなと思いました。

写真展は終わってしまいましたが、茶野 邦雄氏の写真集は購入することが出来ます。彼らの独自の色彩感覚や着こなしはもちろん魅力的ですが、その「背景」にあるものにも思いを巡らせながらページをめくってみると、また違った見方や見え方ができるかもしれませんね。






THE SAPEUR [ 茶野邦雄 ]

THE SAPEUR [ 茶野邦雄 ]
価格:2,700円(税込、送料込)




Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://rmlifestyle.blog.fc2.com/tb.php/893-3f976902