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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

着こなしにスキ、甘さをつくる:カッタウェイカラーにタイドアップ

こんにちは!
本日は、「着こなしにスキ、甘さをつくる:カッタウェイカラーにタイドアップ」と言うテーマで、コラム的にお送り致します。

■日本人の気質とモノづくり
さて、日本人の気質として良く上がるキーワードが「真面目」と言う言葉。

モノづくりにおいても、非常に合理的、かつ真面目に作られているものが多いですよね。車はその国のモノづくりにおける国民性をよく表すものと考えておりますが、日本車と言うのはかゆい所に手が届く機能の豊富さに加えて、パーツの隙間も狭く、歪みがない。非常に丁寧な組み立てがなされていることが分かります。

それでいてトヨタをはじめとする「カイゼン」による効果も手伝って、燃費も良くなる一方であり、納得感の高い価格の範囲に納まっておりますよね。もちろん関税などの関係も無視はできませんが、輸入車と比較しても、その機能性や組み立ての精緻さなどは遜色のないレベル、むしろモノによっては日本車の方が優れているようにも感じます。

ただ、それがそのまま車の善し悪しに繋がるわけではありません。特に車好きにとっては重要な!?車を見た時のドキドキ感や、ドライバーズシートに座ったり、運転した時のワクワク感は、合理的かつ丁寧、真面目な仕事をすることとは、直接的な関連性が薄いようにも思います。

そのあたりは、イタリア車をはじめとする輸入車が強い(うまい)のかなぁと。左脳ではなく、右脳に訴えかけるようなデザイン性の高さや、高揚感を覚えるエンジンや排気音、各種インテリアの触り心地などは、決して合理的なプローチだけで生みだせるものではないように感じるのです。

そんなことを考えておりますと、日本人の「真面目」と言う気質は決してモノづくりだけではなく、着こなしにも影響を与えているのではないか、と思うことがありました。

■シャツの襟型とネクタイの納まり
実は私、最近タイドアップする機会が増えていることから、購入するシャツは圧倒的に襟型が「ワイドスプレッドカラー」や「セミワイドスプレッドカラー」が多いのです。ちなみにそれまではスポーティなシャツとしてフィナモレやバルバなどの「カッタウェイカラー」のシャツが多かった、と言いますか、ほとんど「カッタウェイ」でした。

「ワイドスプレッドカラー」とは、襟先の開きの角度がだいたい80度~100度くらい、「セミワイドスプレッドカラー」とは、襟先の開きの角度がだいたい100度~140度くらいのシャツのことを言い、「カッタウェイ(ホリゾンタル)カラー」は、襟先の開きの角度が180度近いものを言いますね。

一般論としては、「ワイドスプレッドカラー」や「セミワイドスプレッドカラー」はフォーマル度の高い襟型とされており、「カッタウェイ(ホリゾンタル)カラー」もそれに次ぐフォーマル度を持つ襟型です。

従いまして、どちらがタイドアップに適しているのか、と言う議論はあまり意味がなく、どちらもタイドアップに適している襟型なわけです。

そのような中で、なぜタイドアップの機会が増えている私があえて「ワイドスプレッドカラー」や「セミワイドスプレッドカラー」を選んでいるのか、と申しますと、それはタイドアップした際の”ネクタイの納まりが良い”と感じているからです。

例えば、下記はアヴィーノ・ラボラトリオ・ナポレターノのスタンダードな襟ですが、襟先の開きの角度からしますと「セミワイドスプレッドカラー」に入るものだと思います。プレーンノットで結んでおりますが、非常にネクタイの”納まりが良い”ように思います。
AVINO LABORATORIO NAPOLETANO(アヴィーノ・ラボラトリオ・ナポレターノ) のドレスシャツ_着画像⑪

また、下記は先日トランクショーにも参加させて頂き、最近お気に入りのシャツメーカーであるモンテサーロ。襟は「ワイドスプレッドカラー」ですね。アヴィーノの比べると襟先の開きは大きいですが、それでも美しくネクタイが”納まっている”のが分かります。
MONTESARO(モンテサーロ)のストライプ柄のドレスシャツ_着用イメージ⑦

私が”納まりが良い”と言っているのは、ノットから出てくるネクタイが「シャツの襟によって隠れる」と言うことを意味しております。

他方、「カッタウェイ(ホリゾンタル)カラー」ではどうでしょうか。下記は、最近購入したジ・イングレーゼのカッタウェイカラーのシャツです。襟先の開きが水平(180度)に近いため、ノットからでるネクタイが少し見えているのが分かりますね。つまり、”納まり”と言う観点では、上記の「セミワイド」や「ワイド」な襟型の方が良いのです。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のシーアイランド・コットンシャツ_着用イメージ⑨

本来見え無くて良いモノは、見えない方が美しいと言う、合理的と言いますか、ある意味では「真面目」な考え方(美的価値感)を、着こなしの世界にも(日本人の)私は知らず知らずのうちに持ち込んでいたのです。

■着こなしにスキ、甘さをつくる
そんなことを、SharonさんのオーナーであるK氏とお話していた際、非常に興味深いお話がありました。

「結構rm55さんのようなことを仰る方は多いですよ。皆さんタイドアップするならセミワイドスプレッドや、ワイドスプレッドな襟型の方が良いと。

でも、自分はそうは思いません。カッタウェイカラーにタイドアップした際にチラリと襟の隙間に見えるネクタイに、「色気」があると思うのです。

イタリアでも、タイドアップする際にはカッタウェイを着ない、と言うのはあまりないと思いますよ。」

と、一言一句までは覚えておりませんが、そのような趣旨だったと記憶しております。最低限のルールとマナーを踏まえているという前提に立ちますと、着こなしに正しい、正しくないと言うのは存在せず、個人のこだわりや考え方、信念によるものであると考えております。

そんなことを踏まえますと、「スキの無い、完璧な着こなし」ではなく、「スキがある、余裕のある着こなし」にこそ、「色気」と言いますか、「甘さ」が生まれ、魅力的に見えたりするのかな、と感じた出来事でした。もちろん考え方、美的価値感は人それぞれですから、「好きの無い、完璧な着こなし」に色気を感じる方も多いとは思いますけれど^^

なかなか「装う」と言うことは奥が深いですね。

服が好きなだけに、自分自身が納得感のある、カッコいい!と思えるスタイルを出来ることが1番ですが、せっかく着ているのであれば、より多くの方に「カッコいい」と思って頂けたり、「魅力的」と思って頂ける方がより嬉しいですよね!?

これからも、そんな「小さなこと」にも目を向けながら、楽しく、満足ができ、カッコいいと思って頂けるような!?装いをして行けたら幸せだなと思っております。









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