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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

手縫いスーツの大革命!?:セ・ミズーラ from Sartoria Sharon

こんにちは!
本日は、先日本Blogの以下の記事にて取り上げたところ、皆さまより大変な反響を頂きましたSartoria Sharon(サルトリア・シャロン)から、第1弾として登場した【セ・ミズーラ】にフォーカスをして、お送りしたいと思います。

・「手縫い文化の伝道師!?:Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン):前編
・「手縫い文化の伝道師!?:Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン):後編

■セ・ミズーラの特徴:ビジュアル編
さて、本日は私rm55が、サルトリア・シャロンの第1弾として登場した【セ・ミズーラ】について、素人なりに深堀をしていこう、と言う企画!?なのですが、まずはビジュアル面から早速ご紹介してまいりたいと思います。

スーツの表情を決める上で最も重要なパーツであり、顔であると言われるラペルまわりから行きましょう。画質を落としているのと、人体ではくハンガーですので少し分かりにくいですが、上衿と下衿をつなぐゴージラインは高めのハイゴージ。そして、ややワイドなラペルは直線から弧へと流れるように繋がり、バックへと流れていくフロントカットにはナポリの香りを感じます。
セ・ミズーラ from Sartoria Sharon①

もう少しアップで見てみます。ゴージラインは緩やかにカーブしており、手縫いならではの表情を醸し出します。このゴージラインが肩のラインに対して水平方向に伸びるかのか、または垂直方向に伸びるかで、スーツの表情は大きく異なります。これは言ってしまえばスタイルの違いによるもので、どちらが良い、悪いではなく、好みの範疇ですね。
セ・ミズーラ from Sartoria Sharon②

そしてラペルの表情に影響を与えるフラワーホールは、直井氏の特徴でもあるやや小ぶりで、ハトメ(ティアドロップ)型の独特な表情を再現しています。実際、直井氏がファクトリーに訪問し、職人さんにかがり方を直接伝授したと言いますから、雰囲気が近いことも納得できますね。
セ・ミズーラ from Sartoria Sharon③

また、立体的なバルカポケットはやや右上がりで、着用した際にチェストのボリュームに合わせてフィットする形状になっているのが分かるかと思います。ちなみに比較的チェストのボリュームをとっており、男らしい雰囲気を感じるのも特徴かもしれません。
セ・ミズーラ from Sartoria Sharon④

これまたちょっと分かりにくいのですが、ダーツはポケットを貫通させず、フロントポケット上で止まっています。これはフロントカットを大きめにとっていることと関係しているのですが、これは改めて記述したいと思います。
セ・ミズーラ from Sartoria Sharon⑤

釦ホールも当然ながらハンドソーン。日本人の職人さんらしい、精緻で美しい釦ホールですね。
セ・ミズーラ from Sartoria Sharon⑥

ラペルと同じく、スーツの雰囲気に影響を与えるのが肩周り。手縫いのため、十分なイセの量をとっておりますが、極端なマニカカミーチャではなく、ほど良い雨の降り具合で着用できる職場やシーンを選びません。個人的には機能としてのマニカカミーチャは好きですので、もう少し雨が降っていても良いかなと思ったりも致します。(笑)
セ・ミズーラ from Sartoria Sharon⑦

腕の後ろのボリューム感。これこそイセがたっぷりと取られており、十分な運動域を確保している証ですね。結局このように生地に遊びを持っていないと、腕を動かした際に生地がつっぱり、腕の稼働を妨げる要因になったり致します。その辺は、着心地の良いスーツを造りたいと言う”つくり手の思想”が表れる箇所の1つですね。
セ・ミズーラ from Sartoria Sharon⑧
※上記写真は全て、Sharonさんご了承のもとで撮影しております。

もちろんカスタマイズにも対応しておりますので、お好みによってラペル幅を狭くしたり、フロントポケットの形状を変更したりすることは可能です。ただ、よほど強いコダワリがない限りにおいては、ある意味完成されたバランスである、Sartoria Sharonのハウススタイルから入られることを、個人的にはおススメします。

■セ・ミズーラの特徴:着心地編
さて、続いての着心地編では、【セ・ミズーラ】で私がオーダーしたジャケットが届くまでの間、何回かサンプルを試着させて頂いた際の感想を基にお送りしたいと思います。なお、画像は、Sharonさんの公式HPにアップされていた記事から拝借しております。

しかし、やっぱり人が実際に着ると、ハンガーにかかっていた際とは全く異なる表情を見せますね。実際に袖を通してみると、ジャケットが首筋に吸いつき、優しく肩に乗るような感覚を感じることが出来ます。これはスーツの構造を知り尽くした職人直井氏がパターンを引いていることに加えて、軽くて柔らかく、着心地の良いスーツを造るためにわざわざナポリから柔らかい芯材を輸入していると言うコダワリが大きく影響しているように思います。
セ・ミズーラ from Sartoria Sharon⑪

着心地の良いスーツは疲れない、これウソのような本当の話です。実際私も、手縫いのナポリ仕立てのスーツを着て仕事をしている時は、体の疲れ方が違うような気がしております。手縫いのスーツを着るまでは、「スーツは堅苦しいもの」と言う固定概念と、実際の経験としてもそのように思っていましたが、そんな自分の常識を180度覆してしまったスーツこそ、手縫いのナポリ仕立てのスーツでした。

ちなみに、ビジュアル編でお伝えできなかったフロントダーツのお話。上記の画像でもダーツは見えにくいのですが、フロントのポケットの上で止まっています。これは、フロントカットを大きくとるために下までダーツを抜いていないのです。フロントカットを大きくとる理由はいくつかあり、1つはラペルから弧を描きながら大きくとったフロントカットに繋がり、後ろに流れていくと言うライン(デザイン)に、直井氏が美しさを感じていると言うこと。

また、フロントカットを大きくとることによって、着る人の体型をスマートに見せてくれると言う、ヴィジュアル面の効果もあったりするのだそうですよ。

さて、お話を着心地に戻しましょう。以下の画像は肩、腕周りですね。肩と腕で相当なイセの量を取っておりますので、腕を、前後、左右、上下に動かしても、腕がスーツにつっかかることなく、スムーズに動かすことが出来るのです。

人間の皮膚は伸びたり、縮んだりと自由自在ですが、生地はそうはいきませんよね。その肩や腕の稼働にあわせて伸びる分量をイセ込むことで確保しているわけですので、伸びていない状況の時は生地に皺が寄ったり、ほど良いボリュームとして表に出ることになるのです。
セ・ミズーラ from Sartoria Sharon⑩

私はそのスーツの着心地の良さを測る方法と言うのを自分なりに持っているのですが、その方法をもってしても、【セ・ミズーラ】はちょっと驚いてしまうようなレベルでの”着心地の良さを実現”しております。ちなみにその方法は、改めてどこかの記事で書きたいと思っています。
セ・ミズーラ from Sartoria Sharon⑨
※パンツは試着していないので、今回は触れませんがご了承ください・・・。

■結局【セ・ミズーラ】は、何が凄いのか!?
さて、とても浅い内容ながら、私なりに感じている【セ・ミズーラ】の特徴をヴィジュアル編、着心地編と言うことでお伝えしてきたのですが、結局のところ【セ・ミズーラ】は何がそんなに凄いのか!?と言うことを最後にまとめておきたいと思います。

①スーツの構造を完全に理解している、スーツの丸縫いが出来る職人である直井氏がパターンを引いている点がスゴイ!
まず、最初に申し上げたいのは、先日の記事でも触れました通り、1人でスーツを縫い上げることが出来るSharon専属の職人である直井氏が、パターンを引いているということ。

そもそも日本には1人でスーツを縫い上げることができる職人さんは、そう多くはないと言います。実際1人でやっているように見えても、パンツは外注をしていたり、縫製の一部を外で仕上げていたりすることが多々あるのだとか。外注をすることは決して悪いことではないのですが、1人で縫い上げることが出来ると言うことは、ジャケットやパンツの構造を完全に理解している、と言うことも出来るわけです。

そんな、ジャケットやパンツの構造を理解している直井氏が引いたパターンがどれだけ凄いのか、につきましては既に述べた通りですし、Sharonさんの店頭にてサンプルゲージをご試着頂いた方が早いかと思いますので、これ以上は述べませんが、まずはパターンをつくった人がスゴイ!と、言うことが出来ると思います。

②国内トップクラスのファクトリーの職人による手縫いのスーツが、25万円~と言う驚異のコストパフォーマンスがスゴイ!
更に、そんな直井氏の引いたパターンを、手縫いの技術が国内トップクラスであると言うファクトリーの職人が、ス・ミズーラ(ビスポーク)と同じ工程を経て縫い上げていること。そして、その価格が25万円(税別)~と言う、クオリティとコストのバランスが異常なまでに高い点がスゴイ!と、言うことが出来ますね。

色々調べてみますと、手縫い(丸縫い)のスーツでも安いものはありそうです。ただ、”手縫いだから良いスーツではない”のです。

車もそうだと思いますが、しっかりとした基本設計があって、それに基づいて組み立てる熟練の職人がいて、初めてスーパーカーが出来上がるわけですよね。つまり設計者と言うのはハイパフォーマンスな車を造りあげる上で、非常に重要なのです。

それはスーツも一緒だと思います。しっかりとスーツの構造を理解した人がパターンを引く(設計図を書く)のと、そうでない人がパターンを引くのとでは、出来上がったスーツのクオリティに大きな差が生まれることは言うまでもありません。

更に、スーツの構造を理解し、1人でスーツを丸縫いすることができる職人がパターンを引いていたとしても、25万円~と言う価格の制限がついた時点で、他のShopやサルトですと"手縫いの工程を減らしたもの"になってしまいます。少なくとも私が可能な範囲で調べた中ではそうでした。

1人でスーツの丸縫いが出来る職人がパターンをひき、国内トップクラスのファクトリーの職人がそれを手で縫い上げて(ほぼ丸縫い)、更に25万円~と言う条件がそろうスーツは、日本広しと言えども、他には存在しないかもしれません。それくらい、驚異のパフォーマンスを発揮していると言うのは、恐ろしいほどスゴイ!ことだと思います。

③最高の1着を提供すべく、手間暇とコストを惜しまず、芯材をイタリアはナポリから輸入し、独自の加工を程したうえで使っていると言うコダワリがスゴイ!
私の直撃インタビュー記事でも記載しましたが、軽く、柔らかい着心地を実現する上で、芯材はきっても切れない、大変重要なパーツであると言います。むしろ、生地よりも着心地に影響を与えると言っても過言ではありません。

現在市場に出回っているスーツやジャケットは大半が接着芯の仕様です。例え毛芯を使っていたとしても、それは国産や中国産の固い芯材を使っていると言います。しかし、Sharonさんでは、最高の着心地の1着を提供したいとの想いから、色々試した中で最も自分たちが満足のゆく着心地を実現する、柔らかい芯材を使っています。

それが、イタリアはナポリの芯材だと言うのです。更に、輸入した芯材は、独自の加工を施した上でファクトリーに納めて、職人さんに使って貰っていることは、既に記述した通りです。

芯材は、適切な芯材を、適切な方法で、適切な箇所に使うことで真価を発揮します。もちろん適切な芯材が常にイタリアはナポリの芯材なわけではありませんね。それは求めるスーツによって変わってしかるべき、だからです。ただ、軽く、着心地の良いナポリ仕立てに代表されるスーツやジャケットのような着心地を実現しようとすると、それは必然的にナポリ産の芯材になったそうです。

わざわざ輸入するとなれば為替の問題、輸送費の問題、その他リスクも発生するわけですよね。更に、そこに独自の加工を加えてファクトリーに納めるともなれば、手間暇、そしてコストもかかるわけです。

手縫い文化を日本に定着させるために、日本に手縫いのスーツを着たビジネスマンを増やすために、カットできるコストは徹底してカットしながらも、最高の1着を提供するためにコストをかけるところにはかける!と言う芯の通ったコダワリが本当にスゴイ!と思いました。


と言うことで、実際にSharonさんの【セ・ミズーラ】を「見てみて」、「着てみて」、「(造り手に)聞いてみた」、私rm55の独断の偏見に基づく内容ではありましたが、【セ・ミズーラ】について深堀をしてみました。

来週くらいには、私が【セ・ミズーラ】としてオーダーしたジャケットをご紹介出来ると思います。なお、「百聞は一見に如かず」と言う言葉がありますので、個人的には、是非店頭でサンプルゲージに袖を通して頂くほうが、話は早い!?かと思いますよ。(笑)

既に多数のお問い合わせを頂いていると伺っておりますが、気になる方は是非チェックされてみてくださいっ!

<問い合わせ先等>
お問い合わせ:Sharon(シャロン)
Tell:03-6418-5131(受付時間:12:00〜20:00)
Mail:info@sharon-shop.jp








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