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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

RING JACKET MEISTER 206 登場!

こんにちは!
本日はリングヂャケット・ファンには見逃せない!?、注目のレーベルが登場しましたのでご紹介したいと思います。その名も、「RING JACKET MEISTER 206」。手縫いのスーツ/ジャケットが好きな私も個人的に注目している新レーベルです。

それでは、早速まいりましょう。

■RING JACKET MEISTER 206 とは
単刀直入にご説明申し上げますと、この2016年AWシーズンから登場したリングヂャケットのハイエンドレーベルが、「RING JACKET MEISTER 206」です。
RING JACKET MEISTER 206①
※公式HPより拝借致しました。

「206」とは、リングジャケットの原点であり、物づくりの全てを凝縮していると言う大阪府貝塚市にある貝塚工場の”番地”をその起源としているそうで、もともと着心地に影響を与える個所に手縫いを用いている「RING JACKET MEISTER(リングヂャケット マイスター)」に、テーラードの手法である「本殺し」、「かぶせ衿」と言う手法を取り入れたラインになります。

特に上衿の仕立て方がこれまでのファクトリーメイドとは大きく異なるようで、『ハンドワークで衿を曲げつつ、上衿を後付け』にすることで、首筋から肩にかけて吸いつくような着心地を実現させたとか。

リングヂャケットが物づくりを初めてから約60年が経過していると言いますが、現在リングヂャケットに在籍する数多くの職人の中でも、この「本殺し」、「かぶせ衿」と言った技法を実現できる職人は1名だけだと言います。

ご存知の通り、リングヂャケットは有名ブランドやセレクトShopのOEMを手掛ける、日本随一のスーツ・ファクトリーです。つまり、ス・ミズーラ(ビスポーク)と言う手縫いのスーツを専門に仕立てるのではなく、あくまで大量生産可能な生産ラインをもつ、ファクトリーなわけですね。

それでも、日本人の体型を長年に渡って研究し、それらを反映させたパターンワークに加えて、ジャパンメイドらしい精緻なステッチワーク。そして、現代のトレンドをほど良くミックスしたシルエット。

近年はファクトリーブランドであるリングヂャケットの人気のみならず、セレクトShopのオリジナルOEM商品や海外での人気もうなぎ昇りで世界的にも注目されている、と言うことはご存知の方も多いと思います。

今回の「RING JACKET MEISTER 206」のベースは、これまで最もハイエンドとして位置付けられたいた「RING JACKET MEISTER」のラインです。つまり、手縫いの個所やパターンなどは「MEISTER(マイスター)」と同じですと。これに、上述した上衿の後付けと言った、着心地を更に高める技法を採用したのが、最もハイエンドなレーベルとして新しく位置付けられた「RING JACKET MEISTER 206」と言うわけですね。

実は私、リングヂャケットさんのBlogで取り上げられた時から気になっておりました。何しろ、私が手縫いのスーツやジャケットを好きになるきっかけを作ったのが、「RING JACKET MEISTER」だったからです。

と言うことで、デビューホヤホヤの「RING JACKET MEISTER 206」をこの目で確かめるべく、先日RING JACKET MEISTER AOYAMAに訪問してまいりましたっ!
リングヂャケット 青山店

それでは恐らく最早!?となるであろう、「RING JACKET MEISTER 206」の着心地なんかをレポートしてみたいと思います。

■RING JACKET MEISTER 206を試着してみたっ!
さて、久しぶりに訪問しますと、スタッフでイケメンのT氏がご対応下さいました。「206」に興味津々の私は、早速「206」の前でマイスターとの違いなどについて、T氏より解説を頂きながら、ラペルの表情やショルダー周りに始まり、全体のフォルムやシルエットを確認します。

ややワイドなラペルに、柔らかなショルダーラインと袖付けの雰囲気は、まさにナポリ仕立てを彷彿とさせる表情がありますね。しかし、そのステッチング(一部はマシン)は精緻かつ狂いのないラインを描くがゆえに、ナポリのそれとはまた雰囲気が異なるあたりがジャパン・オリジナル、と言ったところでしょうか。
RING JACKET MEISTER 206②

シルエットは、昨今のクラシコイタリアなファクトリーブランドと比べますと、やや余裕のあるシルエットと言う印象です。肩幅はさほどワイドなわけでは無いのですが、身幅、ウエストの絞りなんかにはゆとりが見てれます。
RING JACKET MEISTER 206④

ちなみに、通常のリングジャケット・ブランドに比べますと、その柔らかい表情の違いは実感出来るのですが、「206」のベースとなっている「リングジャケット・マイスター」と「206」のヴィジュアル面での大きな違いは”ない”と言いますか、少なくとも私にはヴィジュアル面のみで、その差異を認識することは出来ませんでした。
RING JACKET MEISTER 206⑤
※上記3枚の画像は、全て公式Blogから拝借致しました。

ヴィジュアル面での確認を終えますと、いざ試着。早速「206」を、と思ったのですが、T氏の粋な計らい!?で、まずは「RING JACKET MEISTER 」から試着します。

首や肩へのジャケットの乗り方や、腕の稼働域の広さなどは、やっぱり私を手縫いの世界に誘うきっかけともなったマイスター。とても軽く、心地の良い柔らかさを提供します。

そして、その感覚が冷めやらぬ中でお目当てであった「206」を着てみました。

「・・・。」

結論から申し上げますと、「”マイスター”と”206”は、似て非なるもの」とでも言いましょうか。「マイスター」もワンランク上の価格帯に迫るほどの、十分に素晴らしい着心地を実現していると思うのですが、「206」は明らかに別物。正直かなり良いのです!

まず、同じマイスターラインがベースになっているとは思えないほどの”軽さ”に驚きました。これはジャケットが「点」ではなく、「面」でしっかりと体を捉えていることが1つの要因としてあると思うのですが、ここまでの差異を感じるとは全く思っていませんでした。

私が着比べた「マイスター」と「206」のモデルの芯材が同じものかどうかの確認は出来ませんでしたが、仮に使われている芯材が同じだとしたら、仕立ての方法によってもたらされる着心地に恐ろしいほどの”違い”がありました。もちろん生地も違うので一律比較は出来ませんが、恐るべし「206」と言ったところでしょうか。

個人的には”軽さ”が最も大きな違いとして体感出来たのですが、首筋、肩まわりの乗り方も「206」の方がしっかりと、そして心地良く”寄りそってくる感”がございます。

正直に申し上げて、衿の仕立て方一つでここまで違うの!?と言うレベルです。

もちろん価格も「「RING JACKET MEISTER」と「RING JACKET MEISTER 206」とでは大分違うのですが、その”価格の違い”を十分感じることのできる「差異」が、この両モデルにはありました。

誤解のないように申し上げますと、「RING JACKET MEISTER」も十分に素晴らしいのですが、「RING JACKET MEISTER 206」には、それを超えるほどの驚きと良さがありました、と言うことですね。

■ナポリ仕立てと「RING JACKET MEISTER 206」
ここまで書きますと、では私が普段着ているサルトリア・ソリートやシャマット、シリカなどとはどう違うのか!?と言うご質問を頂きそうなのですが、あくまで個人の感覚、として断った上で書くのであれば、違いは大きくは2点。

ヴィジュアル面での”雰囲気”と、着心地における背中やウエストへの吸いつき感の”違い”かなと。

ヴィジュアル面については服に限らず、工業製品においてもそうですが、日本とイタリアとでは物づくりに対する思想が根本的に異なるような気がしており、良い・悪いと言うよりも、あくまで好みの世界ですね。しかし、この感覚的な要素であるはずの”イタリア服の持つ色気”については、数多くの方がご指摘する点でもあり、やっぱり何か日本の服とは違うのだろうと思っています。

「RING JACKET MEISTER 206」は一部で手縫いを用いておりますが、表情はやっぱり端正なハンサム顔。一方のナポリ仕立ては、ハンサムと言うよりは、雰囲気のある色気漂う表情を醸し出す、とでも表現しておきましょうか・・・。(汗)

また、着心地については首や肩へのフィッティングと言う言う意味では、びっくりするような”差は無い”。と言うのが感覚値としてあります。ただ、背中やウエストへの吸いつき感には明確な違いを感じます。そこはやっぱりイタリアはナポリの熟練職人の手縫い技術が物を言っている感じが致しますね。

フロント釦をしめなくても、しっかりと背中やウエストにまとわりつくと言いますか、美女からハグをされているような心地良さがあるのが、ナポリ仕立ての特徴なのかなと。(笑)

ただ、「206」の着心地に関して付け加えますと、最小サイズである「44」が、私にとりましては若干大きいように感じております。カタログ値で確認しても、普段私が購入しているものよりも、肩幅で2cm前後、チェストで5~6cm前後大きいようです。

「42」があればベストかなぁと思いつつ伺ってみましたが、「206」のサイズ「42」は生産していないとのこと。オーダー会であれば普段は載せられない「206」モデルをベースモデルとして選択出来る、と言う話も見聞きしましたので、どうしても「206」ベースで仕立てたい場合は、オーダーに頼ることになりそうです。

と言うことで、もしサイズ感がよりフィットしていたら、着心地面での印象ももう少し変わるかな!?なんて言う思いもあったり致します。個人的には「206」の出来がかなり良く、気になる生地もあったのですが、このサイズ感の問題だけは悩ましき問題かなと、個人的には感じました。

リングヂャケット・ファンの方はもちろんですが、手縫いのスーツや着心地の良いスーツにご興味のある方は、是非店頭でトライしてみてください。もしかしたら、新しい手縫いの世界への道が目の前に開けるかもしれませんよっ!(笑)












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