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30代の悩めるファッション・ライフスタイル日記

30代のパパが、インポートファッション、インテリア、雑貨などのこだわりのライフスタイルについて綴るブログです。

別注アイテムについて、考える

こんにちは!
本日は、「別注アイテムについて、考える」と言うテーマでコラム的にお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■別注アイテム急増の裏側!?
さて、最近シーズンの立ち上がりを中心に、様々なセレクトShopにてよく目にするのが「別注アイテム」。今では商品構成上欠かせない存在となっている別注アイテムですが、8月27日からファイナルセールを開始されたTOKYOlifeさんのメルマガにて、興味深いコラムが発信されておりました。
tokyolife_2016_flsssale
※公式サイトより拝借致しました。

そのタイトルは、

「別注について色々考える今日この頃。。」

末尾の「。。」に、既に筆者の気持ちが表れているようなコラムですが、概ね主な主張としては下記のような内容でした。

・他店リサーチでよく目にするのが、別注アイテム。
・別注アイテムには、数量限定等、むやみに(消費者の)競争心を煽るアイテムがある。
・大手セレクトShopや百貨店は小手先の別注合戦を繰り広げているが、本意的な別注は少ないように見える。
・Shop側は売りやすい別注を最初にプッシュするので、ブランドオリジナルのコレクションが売れ残り、セールになる。
・セールに残るブランドは結果としてブランド力を落とし、消えていくブランドが多い。
・差別化、希少化、販売戦略としての別注はブランド本来の魅力が伝わらないし、自分たちはそういうことはしない。

TOKYOlifeさんの中で主にクラシコ系のアイテムを取り扱うのはJedia(ジェディア)と言うチャネルですが、以前も同じような趣旨のコラムが発信されていたように記憶しておりますし、ブランドが本来持っている良さをしっかり顧客に伝えたい、と言う想いがもともとあるShopですので、上述したような主張に繋がっていくのかなと思います。

もともと別注アイテムと言うものは、ブランドの発表するオリジナルのコレクションに本来は無いが、そのShop(またはバイヤー)の提案したいスタイルに欲しいので別注でメーカーに作って貰う、と言うのがあるべき姿ですねと。

しかし、「限定」が好きだと言われる我々日本人。そのShopでしか買えない、更には数量が限定ともなれば、顧客は競争心を煽られて、結果的に販売が好調であったことが続いたのでしょう。いつしか本来の物づくりの精神からは離れて、ジェディアさんの仰るように販売戦略としての「ツール」として”別注アイテム”が位置づけられ、乱立するようになりましたと。

これが、昨今見られる”別注アイテム急増の裏側”なわけです。

ただ、我々消費者の財布は1つなわけですから、別注を買うと必然的にブランドオリジナルのコレクションは買えません。結果としてセールに残り、セールに残っているのを目にしますと、我々消費者も次シーズンからはプロパーで買うようなことはしませんから、結果的に在庫が積み上がると言う悪循環に。

そうなると、Shopは買い付け対象ブランドからそのブランドを外したり、買い付け数量を減らしますので、次第にそう言ったブランドがマーケットから消えていく、と言うのが現実としてあるのだそうです。

まぁこれだけ同じブランド、同じアイテムが横並びで販売される状況になれば、その企業間競争を優位に進めるべく、差別化としての「別注アイテム」が登場するのは経営理論的には理にかなっているように思われますが、その裏では消えていくブランドもあると言う悲しき現実があるわけですね。

なんとなくうっすらと気付いてはいたものの、裏側を知る方からの発信となりますと、リアリティがあって勉強になります。

■別注アイテムについて、考える
さて、メーカーや代理店、また小売り側から見ると上述したように見える「別注アイテム」ですが、私のようにそう言った裏側の詳細を知らない一消費者から致しますと、また見え方が異なってくるように思います。

上記を読めば、ジェディアの担当者さんのお考えも理解できるかと思いますが、「別注アイテムは悪だ!」とは言っていないですよね。ブランドが本来持つ良さ、魅力が表れたオリジナルのコレクションを大切に顧客に届けることを第1とし、提案をする上で必要であれば、別注と言うと言う形で考えたい!と言うご主張かと思われます。

ただ、物を買う側の私(達)から致しますと、そう言った諸事象は全く見えません。そうしますと、個人的には別注かどうか、数量限定かどうかと言うことよりも、純粋に「物として魅力的かどうか」、つまり、欲しいかどうかと言う基準でしか基本的には考えていないように思います。

よって、それが販売戦略上のツールとしての別注アイテムであったとしても魅力的なら買いますし、逆にShopまたはバイヤーさんの想いの詰まった別注アイテムであったとしても、欲しいと言う琴線に触れなければ、購入を見送ると言う、非常にシンプルな購買行動で動いているように思います。

そういう意味では、マーケティングにおける格言として名高い、

「ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく、”穴”である」

と言う言葉は、今現代においても本質をついているように思います。そのアイテムが別注がどうかではなく、そのアイテムが魅力的かどうか、満足できるかどうかが重要です。と言うことでしょうか。

さて、皆さんは「別注アイテム」をどんなふうに捉えていらっしゃいますでしょうか!?そんな裏側があることを踏まえて眺めてみる別注アイテムは、また違った見え方がするかもしれませんね。








Comment

栗東 says... "はじめまして"
こんにちは:-)
本来のショップ別注というのは、ロンドンハウスのような形態を言うと思うのです。現在だったらタイユアタイとか。
単に、色違いとか着丈が短いとかではなく、自分が着たいもの、お客さんに着てほしいものをを作ってもらうというのが真髄かと思います。
2016.08.29 07:30 | URL | #O5mp8qzk [edit]
rm55 says... "Re: はじめまして"
>栗東さん
はじめまして!
コメントありがとうございます。本来のショップ別注と言うのは、より物づくりの精神性が高いものだったのですね。教えて頂き、ありがとうございます!

企画から起こすとなりますと双方に様々なリスクや手間暇がかかるように思いますので、そう言ったもののリスクを低減し、簡素化していったのが、現在のような”販売戦略”としてのショップ別注なんですね。勉強になりました^^



2016.08.29 23:14 | URL | #- [edit]

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