ネイビーローファーの着こなしは?:ALDEN×International Gallery BEAMS タッセルローファー
こんにちは。
本日は、前回購入をお伝えしたALDEN×International Gallery BEAMS タッセルローファーのコーディネートをご紹介したいと思います。ネイビー系の靴ってどうあわせるのがいいのでしょうか。街中では足元がブラウン系やブラック系の靴を履かれた方は多いのですが、ネイビー系はあまり見かけないですよね。私自身もネイビー系の靴が少ないので、あらためて「ネイビーローファーの着こなしは?」と題して、研究してみたいと思います。
さて、まずはどんなカラーにもなじむということで、間違いのない白パンから。(笑)
実は先日の休日出勤は、このスタイルでした。30度越えだったので、さすがにジャケットはキツイなと。白パンはインコテックス(チンクエタスケ)のコードレーン(30)、シャツはフィナモレのセルジオ(37)、肩がけしたのはドルモアのリネンカーディガンです。ちなみにこのインコテックスはイタリアメイド。今ととなってはルーマニアが多いので貴重ですね。
※172cm 59kg ウエスト76cm
マリンカラーなのですが、そこにグレーを持ってくるだけで、ちょっとオトナな上品さがでるように感じるのは気のせいでしょうか。夏はコーディネートが単調になりがちなので、ちょっとした小物などを使って奥行きを出したいところです。そういう意味での王道はアクセサリーですね。
続いては、ジャケットスタイルだけれど、ショートパンツで暑さを軽減。
これまたマリンカラーです。ボリオリのドーバー ダブルブレスト6Bジャケット(42)、シャツはジャンネットのオックスフォードシャツ(S)です。オールデンのタッセルローファーはフェランテなんかと比較するとボリュームがあり、タッセルの大きさもあるので、足元に安定感が出ますね。ショートパンツスタイルには良いかもしれません。
お次は、シヴィリアのカーゴパンツ(29)です。シャツはラルフローレンのデニムシャツ。(XS)
ベージュ×ネイビーも合わせやすいスタンダードなカラーコーディネートです。ベルトはコチラでご紹介したPAOLO VITALE(パオロ・ヴィターレ) のメッシュベルト。白パンの時も同じベルトでした。ベルトと靴のカラーを合わせるというのは着こなしの王道ですが、やっぱり安定感がでますよね。
全体的にアメカジイタリアン的な雰囲気のコーディネート。アメリカのブランドがトップスにきているから、というわけではないと思いますが、オールデンにはあうスタイルのような気がします。
そしてアントレアミのチェックパンツ。(29)こちらも、ホワイトベースなので、白パン感覚ではけてしまいます。カラーコーディネート的はシンプルで問題はないと思いますが、ロベルトコリーナのサマーニットや、アントレアミのチェックパンツはアイテムそのものの持っている雰囲気がゆるいというか、リラックス感があるので、足元はやっぱりエスパドリーユのような軽い靴の方が合うと感じました。
ということで、今まで見てきたスタイルは、サンドイッチ型(私が勝手にそう呼んでいるだけです。)のカラーコーディネート。靴とトップスのカラー系統を合わせて、パンツの色だけ変える方法です。カラーは使う種類が増えるほど難易度が増していきますので、同じカラーでも濃淡を分けて、グラデーション的にスタイリングすると、すんなりまとまる気がします。
最後に、サンドイッチ型ではないコーディネートも2つほど見てみましょう。
まずはブラウングラデーション×ネイビーです。今季購入した唯一のジャケットであるタリアトーレのダブルブレスト6Bジャケット(42)に、ジェルマーノのジャカードパンツ(44:裾幅お直し済み)との組み合わせです。ブラウンとネイビーは、それこそ何回かご紹介したアズーロ エ マローネのカラーリングなので合いますね。ちなみにシャツはジャンネットのオックスフォードシャツ(S:ライトブルー)です。
そしてもう一つは、ベージュ×グリーン×ネイビーと若干難易度が高そうなカラーリング。ジャケットはラルディーニのハニカムジャケット(42)、パンツはインコテックスレッドのリネンコットン素材のカーゴパンツ(29)、シャツはリングジャケットの鹿の子シャツ(S)です。カラーリングは悪くない気もしますが、シルエットなどは見直しが必要そうですね。
ここのところ、諸事情の関係でしっかりコーディネートを考えられておりません。ALDENのタッセルローファー購入前は、白パンくらいしかイメージになく、購入してから考えようという悪いクセがでてしまいました。アイテムありきだと登場回数が減ってしまうことが多いので、しっかりと手持ちのアイテムとの組み合わせを検討してから購入するのが良いですね。
トップスと靴のカラー系統を合わせるサンドイッチ型コーデは、使う色の系統が少なくなるので全体としてのバランスは整いやすいのですが、その分面白みに欠けるというか、無難というか。海外スナップなんか見ていると、本当に個性豊かに色を楽しんでいる雰囲気があります。
私は本Blogでご紹介しているコーディネートを実際にしているのか、と言われると7~8割型というのが正直なところ。残りの2~3割はチャレンジコーディネートです。写真に撮ってしっかり自分のコーディネートを見る機会が増えたことで、学びもあります。
やはり人間何事も上達する上での唯一の道は、「反復」であると思っています。ファッションもしかり。もともとセンスが抜群の方であれば良いですが、そうでない私は色々やってみて、繰り返すことで自分のセンスを磨き、いずれは自分のスタイルを確立できればいいかなと思っています。
皆さんも是非色々なカラーコーディネート、スタイルにチャレンジしてみてください。センスを磨くとか、そういうこと以前にその方がファッションを純粋に楽しめると思いますよ!?