モダンさのある、クラシックスタイルなトラウザーズ:Luigi Solito(ルイジ・ソリート) ウールパンツ
こんにちは!
本日は「モダンさのある、クラシックスタイルなトラウザーズ」と言うテーマで、先日購入したアイテムをご紹介出来ればと思います。
それでは、まいりましょう。
■モダンさのある、クラシックスタイルなトラウザーズ
さて、この度購入をしたのは Luigi Solito(ルイジ・ソリート) ののウール トラウザーズ/パンツ。サルトリア・ソリートのフィッター兼カッターとして活躍しているルイジ・ソリート氏の名前を持つ既製服のブランド(※)で、これまでもカジュアルウェアを中心にいくつか購入をしてきました。
※デザイン、パターンメイキングはルイージ氏が担当
初めて購入したのは、サルトが本気で作ったアンコンジャケット。芯材が大幅に省かれているため、ビスポークジャケットのようなしっとりと体に寄り添う、納まり感は薄いのですが、その分軽さ、カジュアルさがあって、オン、オフ問わず、気軽に羽織ることが出来る1着として、衝撃を受けたアイテムです。
※「名門サルトが本気で仕立てたアンコンジャケット!?」
続いて購入をしたのが、コットン素材のサファリジャケット。カジュアルアイテムを伝統的なサルト技術をもって仕立てるという、かなり贅沢なジャケットとなっており、既製品だからこそ!?気軽に楽しむことが出来るアイテムとなっています。
※ 「Luigi Solito (ルイジ ソリート)のコットン サファリブルゾンを着てみた!」
更に、デニムスラックスも追加で購入。カジュアル素材をドレスパンツのアプローチかつ手縫いで仕立てているという、他ではあまり見ることのないパンツに仕上がっていました。
※「Luigi Solito ルイジ ソリート のデニムスラックスを買ってみた!」
このような中で今回は購入したのは、ホーランド・シェリーのドライタッチウールを使用したドレスパンツになります。正直春夏用(※)のパンツはそろっているのですが、ワンタックは少ないことや、SharonオーナーのK氏のプッシュもあり(笑)、購入をさせて頂きました。
※ドライタッチウールでサラリとしてますが、適度な生地厚があるので春、夏、秋の3シーズンは使えそうです。
デニムスラックスと同じく、ベルトレスのサイドアジャスタータイプ。
フロントはもちろんパンチェリーナ仕様となっており、腹、腰回りをしっかりとホールドしてくれます。
デニムスラックスもそうでしたが、ルイジ・ソリートのパンツのインナーにはサスペンダー用のボタンもついているので、吊って履きたいという方には嬉しい仕様。
股の十字からヒップにかけては伸縮性を持たせてありますので、つっっぱることなく、快適に歩き、また座ることが出来ます。
そしてルイジ・ソリートのドレスパンツの特徴と言えば、股上の深さと太すぎず、細すぎない、絶妙なパンツ幅。これによって、履いてみるとクラシックなんだけれど、コスプレ感のない、程よいモダンさを感じることが出来るのです。
過去に名をはせたサルトの中でも、二代目に技術がしっかりと引き継がれ(※)、かつサルトリア・ソリートのように、イギリスやアメリカ、日本と言った海外でトランクショーを開催できるほど支持の集まるサルトはかなり少ないのが現状です。
※有名だから、または大手が開催しているから安心と言う理由でビスポークをすると、価格不相応なものが出来上がることがあります・・・。
その中でもルイジ・ソリート氏はフィッターとして海外を飛び回っておりますから、様々な国でファッション感度の高い顧客とコミュニケーションする中で養われた感性があり、その感覚が、これらのアイテムにも反映されているのかもしれません。
■ルイジ・ソリートのウールパンツを履いてみた!
せかっくなので、着用イメージもご紹介したいと思います。サルトリア・ソリートのスタンダードなパンツのカッティングよりも、股上は深め。ハイウエストなシルエットになり、またクリースも綺麗に落ちているので脚長効果が期待できます。
サイドから見ても、美しいシルエットが出ていますね。
私はサイズ44からウエストを3㎝ほど詰め、あとはアジャスターで調整するアプローチで合わせました。ランチやディナーを食べ過ぎだとしても、調整できる点は便利です♪(笑)
ヒップ回りの表情。ヒップが上を向いているように見えるのは秀逸なパターンのおかげ。手縫いのヨレは、ナポリらしい表情のように思います。
手縫いの既製品パンツと言うだけで選択肢がかなり少なくなり、また履き心地の良さ、シルエットや佇まいの美しさなどを求めるのであれば、数少ない選択の1つが、ルイジ・ソリートのパンツなのかもしれません。
実際にコーディネートに合わせると、こんなイメージになります。ハイウエストなのでネクタイの長さがちょっと気になりますが(※)、コスプレ感は出ないので安心してオン、オフともに使えます。
※少し前かがみになっているので、実際にはもっとネクタイの位置は上がります。
ちなみに合わせたのは、ロロピアーナのペコラネラを使ったサルトリア・ソリートのグレンチェックジャケット。
この日は温かかったこともありますが、足元にはローファーを合わせて軽快感を意識しました。
履いてみると納まりも良く、履き心地の良さはもちろんですが、太さがまさに今の気分をしっかりととらえている感じがして、思った以上に気に入りました♪
今回入荷があったのはミディアムグレーとチャコールグレー。私が選んだのはミディアムグレーになります。結構サイズ欠けもしていますが、気になる方は是非、Sharonさんでチェックされてみてはいかがでしょうか。
※本日ご紹介した商品は、コチラ。