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Think Elegant !

ファッションを通して自らの人生と向き合い、美しいと感じるスタイルを追及するブログです。

クラシックなボストン型フレームはバランスが命!?:DATA(ディータ)NEW YORKER(ニューヨーカー) 

こんにちは。
本日は久しぶりのアイウェアネタです。それもちょっと個性的なボストン型フレームのご紹介です。

ボストン型フレームといえば、まず思いつくのがハリウッド俳優のジョニー・デップでしょうか。レンズは比較的小ぶりで、フレーム幅があり、クセが強いボストンを愛用されていますね。プライベートでもかなり個性的なスタイルをされておりますが、自分のスタイルを持っているので、雰囲気も含めてしっかりフィットしているあたりはさすがです。
※ジョニー・デップが用のボストンフレームはTart Optical(タート オプティカル) Arnel アーネルです。

形状としては、丸みを帯びた三角形の逆おむすび型が特徴です。
ちなみに、このボストンタイプですが、1960年代にアメリカのボストンで流行したことから、そのように呼ばれるようになったと言われています。本当に、「そのまんま」ですよね。

近年ですと、ドラマ『安堂ロイド』にて沫嶋黎士役を演じた木村拓哉さんがかけていたようで、話題になったようです。ちなみにこの時はZoffの「ZA31041 B-1」というモデルを着用されていたのだとか。

そんなボストンフレームですが、私が購入したのは昨年2013年で、購入店はいつもDITA(ディータ)を買う時にお世話になっている伊勢丹 新宿店です。DITAはコチラでご紹介したウェリントン型とサングラス(未公開)を所有しておりすので、3本目になります。昨年からクラシックへの回帰、という流れがインポートファッション業界の中にはありましたので、それにあわせてアイウェアもクラシックなものが欲しいなと思っていたのが購入動機となります。

DITA LEGENDSのストーリーについては、ウェリントン型のSTRATFORD(ディータ ストラトフォード)をご紹介した際に触れておりますので、割愛しますね。では、早速ご覧頂きましょう。
DATA(ディータ)NEW YORKER(ニューヨーカー)①

カラーは購入当時に発売されたばかりであった「べっ甲」をセレクト。最初はちょっとクセが強すぎるかなと思ったのですが、かけてみると意外にすんなりハマった印象でした。ちなみに「べっ甲」は商品それぞれで表情が異なりますので、在庫のあるものを見比べて、選びましたよ。

もちろんメガネの聖地である福井県鯖江市にてつくっています。シルエットも本当に美しい。日本の物作りには心から敬意を表したいですね。「物を買う」=「支援をする」という側面もありますので、今後も日本の物作りには”消費”という形で応援していきたいと思っています。
DATA(ディータ)NEW YORKER(ニューヨーカー)②

こういったロゴの一つにもセンスを感じてしまいます。
DATA(ディータ)NEW YORKER(ニューヨーカー)③

ヒンジパーツを固定するのはオリジナルの六角パーツ。クラフトマンシップを感じますね。ちなみに、良いメガネはこのヒンジのつくりこみが違うなぁと個人的には思っています。
DATA(ディータ)NEW YORKER(ニューヨーカー)④

レンズが大き過ぎず、小さ過ぎずの絶妙なバランスがいいんです。ボストン型って結構あわせるのが難しいので、レンズの大きさとフレームの太さ次第で、オシャレに見えるか、それとも野暮ったく見えてしまうかが分かれてしまうと思っています。もちろん、自分顔に対して、ですけれど。
DATA(ディータ)NEW YORKER(ニューヨーカー)⑤

最後に、髭男爵に登場してもらい、かけたイメージを見て頂きましょう。
DATA(ディータ)NEW YORKER(ニューヨーカー)⑥
※アイウェアスタンドをご紹介した記事はコチラ

いかがでしょうか。
メガネの黄金比率としては、眉毛から顎までを3等分して、その幅1つ分の中にフレームが納まるとベストバランスだといわれていますよね。日本人は欧米人と比べて顔の長さがないので、そういった意味ではレンズの大きさって重要かと思います。

個人的に黄金比率を気にしすぎる必要はないと思っていますが、個性の強いアイテムだからこそ、全体としてのおさまり感というか、バランス感は注意してあげるのが良いかなと思います。

JINSをご紹介したコチラの記事で書いたのですが、いきなりボストンフレームは不安だなぁという方は、JINSやZoffなど、低価格なアイウェアブランドでまずはチャレンジしてみるのが良いかもしれませんね。





2014年春夏アイテムのプレプレ!?セール情報!

こんにちは。
本日は、プレセールの更に前のプレセール?ということで、勝手に「プレプレセール」と名付け、最近のセールトレンドに触れながら、今季アイテムのちょっとお得な情報をご紹介したいと思います。

さて、毎年この時期になると、春夏アイテムの買い控えをしてしまう、そんなご経験はありませんか?(笑)私は毎年GWを過ぎると、少しずつ様子見モードが強まってきてしまいます。

■近年のセール傾向
だいたい6月に入ると早いところだとプレセールがはじまり、後半にもなると一気にセール商戦突入、そんなスケジュールでファッション業界は動いていますよね。

セールの値引き幅はほとんどが30%というところが多いですが、昨年の秋冬あたりからは20%というShopもちらほらみかけました。これは素人の勝手な予想ですが、原価率(仕入値)の上昇に起因するのではないかと思っています。そして、これまた素人の勝手な想像にすぎませんが、インポートファッションのかけ率は正規代理店から入れるとおよそ6割前後かなと。すると30%引きで販売しても、10%の利益は残るわけです。正確には人件費等の経費があるので利益はでないと思いますが、それでも仕入原価は回収できる。これが昨今の為替変動により、原価率が上昇し、上昇分を全て価格に転嫁せずに店舗側で一部を負担しているのではないかと。従って、セールの値引き率もさげざるえない、そんなことではないかと勝手に思っております。

■今季の商品展開は、ニューカマーが目白押し!?
今年のSSはここ数年には見ないくらい、新しいブランドが登場したSS商戦であったようにも思います。やっぱりPTやインコ、フィナモレやバルバ、そしてラルディーニやボリオリといったインポートファッションの代表的な?ブランドが大分値上がりしてきた関係も大きいのではないでしょうか。これを受けて、各Shopともに比較的リーズナブルだけれど、良いブランドを探し出し、提案し始めているのだろうと思います。もちろん同じブランドだけですと他店と差別化しにくい、といった競争環境の変化も背景にはあると思いますけれど。

いずれにせよ、リーズナブルで良い商品を届けていこうという業界やShopの方々の努力のおかげで、インポートファッションファンの一人である私も日々のファッションライフが楽しめておりますので、本当に頭がさがるばかりです。

ちなみに、2014年の秋冬アイテムでは、従来の仕入値から40%程度アップするというブランドもあるという話をどこかのShopのBlogで拝見しました。昨年の最後のエントリーであるコチラの記事でも書きましたが、今年の秋冬は更に値段があがり、厳しいことになりそうですね。。

さて、とはいえ暗いことを考えていても楽しいインポートファッション生活は送れませんので、本日はそんな暗い話をも吹き飛ばすような(笑)、ネットで見つけた今季物のプレプレセール?アイテムをご紹介したいと思います。

■今季物多数のお得なプレプレセール情報!
まずは昨年から兆しはありましたが、今季特に強く打ち出されたサマーツイードジャケットから。

ブランドはラルディーニです。今季私はタリアトーレのブラウンカラーのダブルブレスト6Bジャケットを購入していますが、下記のジャケットはチェックながらも落ち着いた配色でかなり気になっております。残念ながらマイサイズである42がないので購入できていませんが、あれば買っていたと思うアイテムです。ベージュ、ネイビーのコットンパンツはもちろん、デニムやホワイトデニムなんかとも合わせられそうですね。



もうひとつラルディーニのジャケットをご紹介。柄はガンクラブチェック。2014年のAWは英国調の流れがより強くなっていることはコチラの記事でもお伝えしましたが、タータンチェックやガンクラブチェックは分かりやすい英国調のアイテムです。私もAW物のガンクラブチェックのジレは所有していますが、インナーに差し込むだけでアクセントになるので重宝しております。


ジャケットのトリは大人気のタリアトーレ。以前ご紹介したカンタレリのウィンドペンに近いイメージでしょうか。サイズが合えば、お買い得ですね。

※最初にご紹介したジャケットが早々に完売してしまったので、入れ替えました。

続いては、チットラグジュアリーのリネンシャツ。フィナモレやバルバほど台襟が高くないので、台襟の高さが気になる方にはおススメのブランドです。ちなみに今季は特に強くリネンが打ち出されていますね。私はフィナモレのリネンシャツを所有していますが、コットンと比べると若干シルエットがゆるくなりがち。素材特有の味?をいかして、さらりと羽織りたい気分ですね。


初夏なので、マルチカラーで明るくいくのもアリだと思います。


そしてパンツは、PT01がアーリーサマーセールの対象です!1本は所有しておきたいコットンカラーパンツ。私はソリードのブルー、ボルドーの2本をカラーパンツとしては所有していますが、ブルー系は使い勝手がいいですので、カラーパンツ最初の1本としてはおススメです。


定番?のホワイトは、クリーニングの代替選手として追加で購入するのもセールならいいですよね。


いや、今から買うならショーパンでしょう!という方にも朗報です。(笑)本格的な季節を前にして、プレプレセールにお得にゲットできますよ。


セール価格ということで、攻めた柄にチャレンジしても良いかも!?


そして、夏のショーパンに合わせたいのが、ドラシュー。私はエスパドリーユを購入しましたが、ドラシューでもいいですね。


最後は、コーディネートに深みを与えてくれる小物です。
首元にまくだけで、清涼感を醸し出せる?魔法のストールはアルテアから。もちろんリネン100%で、今季注目のペイズリー柄です。


いや、ペイズリーより今期はカモフラでしょ!という方にも嬉しいアイテム。カモフラは気になるけれど、コーディネートには取り入れにくいなぁという方はこういった小物系から攻めるのも常套手段です。(笑)


いかがでしたでしょうか。
私もご紹介したアイテムの中で購入を検討しはじめたものがありますので、ロベルトコリーナのサマーニット同様、自分の記事を読みながら納得感を深めて、購入を決意する、というスタンドプレーに走るかもしれません。(笑)

皆さんも、お得に良いアイテムをゲットされてくださいね!

靴の愛し方、を考える。:『紳士靴を嗜む』

こんにちは。
本日は、ちょっと刺激的な?タイトルになっておりますが、内容としては書評です。

今年のはじめにコチラの記事にて、靴をメインに投資をして行きたいと書きました。実際5か月が過ぎたわけですが、ほぼ有言実行できているかなと。現時点においては、靴の購入額が一番大きいのではないかと思います。

まずは今年購入し、既にご紹介した靴をサラッと振り返ってみたいと思います。
最初は、クロケット&ジョーンズのチャッカブーツであるベイスウォーター。今年の秋冬を見越しての購入です。アンラインド仕様なので、非常に柔らかく履きやすいのが特徴です。
Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ) チャッカブーツBAYSWATER
ご紹介記事は、コチラ

続いてはセカンドハンドですが、初オールデンとなったUチップ #963です。状態も良く、最初に履いて歩いた時の歩きやすさ、はき心地は衝撃でした。
ALDEN(オールデン)Uチップ #963
ご紹介記事はコチラ

そして、増税直前にShoppingの神様(笑)からひきあわせてもらった、オールデンのUチップ #2210。探し続けてようやく見つけた憧れのコードバンです。色はもちろんバーガンディ。
ALDEN(オールデン)Uチップ #2210 ノルウィージャンフロント ブルーチャー オックスフォード
#2210のご紹介記事はコチラ

最後は、先日ご紹介したGAIMO(ガイモ)のエスパドリーユ。靴というか、サンダルではありますが、一応大きなカテゴリでは一緒なので載せておきます。
GAIMO RAFIA(ガイモ ラフィア)エスパドリーユサンダル
ガイモのご紹介記事はコチラ

5か月で4足。といっても、クロケットやガイモこそ計画的な購入でしたが、オールデンの2足は偶然の出会いによるもの。特に#2210は、過去に購入したアイテムを大量売却し、軍資金を得ていた後だったということもあり、色々なタイミングが良かったというのが正直なところです。

さて、最初にご紹介した記事でも触れましたが、靴を購入していくにあたっては、まず靴を知ろうということでBEAMS中村さんが著書の『メンズファッションの教科書シリーズ vol.2 本格革靴の教科書 The Shoes』を購入し、TPOに合わせた靴の種類や、靴の構造、国別の靴の特徴やメンテナンス方法の概要を学んだわけです。

この本は、決して詳細な記述があるわけではありませんが、これから靴に投資をして行こうと考えている方が、靴の全体像をつかむという意味では、フィットする内容だと思っています。私は何かを学び始める際には、いきなり詳細には入らず、概要本で全体像を理解してから詳細に入るようにしています。これはもう高校生の頃からやっていますが、個人的にはオススメの勉強法です。

その後、上記3つの靴(とサンダル1足)を購入したわけですが、いざ手に入れるともっと靴の事を知りたい、という欲求が出てくるわけなんですね。それはもう『愛情』と言っても良いと思います。好きな女性をもっと知りたいと思うのと一緒です。(笑)

そこで、もっと靴のことを知るべく色々調べているうちに、靴に関してとても詳しく、さらには分かりやすい表現で記事を書かれている方を見つけたんです。調べてみると、その方は本を書かれているではありませんか。ということで、購入したのが飯野高広さんの『紳士靴を嗜む』です。
『紳士靴を嗜む』

最初に申し上げると、この本すごいです。(笑)
なにがすごいのか、というと、靴という分野に関する網羅性がとても高く、さらには非常に分かりやすい文章で書かれている、ということです。帯にあるコピーの「入門書にして、決定版!」は、簡潔にこの本の本質をついているコピーだなと、読み終えて感じている次第です。

私もビジネス書をはじめ、色々な本を読んできましたが、多くの事柄を網羅しようとすると専門的な内容が増えて、難解な文章になりがちなんです。ただ、この本は私のような靴の素人が読んでもイラストや画像があり、分かりやすい表現で書かれているので容易に理解できますし、おそらく靴のことは相当詳しいよ、という方が読んでも十分読み応えのある内容に仕上がっているのではないでしょうか。

著書の飯野さんは、鉄鋼関係の企業に勤められたあとに、男性の服飾全般に関するジャーナリストになるという、かなり異色の経歴をお持ちの方です。おそらく靴や鞄、服などが好きすぎて、そちらの道に進んだのでしょうね。本書の文章にも靴への愛情が節々に感じられました。

ちなみに内容ですが、まずは人間の足の構造から解説がはじまります。これは、靴の根源的な役割である足を外部環境から保護し、快適な歩行を補助するということを大前提としているゆえのアプローチであり、非常に興味深いですね。そして、靴の構造、部品に関する記述があり、靴を選ぶ際に気をつける事をなどの説明がなされます。

その後、TPOを踏まえた紳士靴のモデル説明や製法、素材、そして国ごとの靴の特徴が展開されたのちに、長く、大切に履きこなすための素材別のTIPSやメンテナンス用品、方法にて締めくくるという感じです。

いかがでしょうか?概要を聞いただけでも読みたくなりませんか?(笑)
何事も興味を持つことが、愛するための第一歩。本書以外にも、素晴らしい靴に関する本はあると思いますので、靴が気になる方は、是非自分にとっての最良の本を探されてみてはいかがでしょうか。それが、靴を愛する第一歩になるかもしれませんよ。



極上のクリーミーな泡で顔を洗う:HERBAN(ハーバン)アロマソープ

こんにちは!
本日は久しぶりの雑貨ネタでいきたいと思います。

顔を洗う。私も含めて毎日皆さんもされていることと思います。洗顔料はどんなものを使っていますか!?多くの方は、ドラックストアで販売されているものを適当に買う、とお答えになると思います。私は一時期こそアラミスのLABシリーズ フェース スクラブを使っていましたが、洗顔料はドラックストアで購入できるものに変えてしまいました。

ほどなくしてフラッと立ち寄った雑貨店で目についたのが、本日ご紹介するHERBAN(ハーバン)のアロマソープだったのです。スタッフの方から極上のクリーミーな泡がすごいんです!というやや熱のこもった(笑)商品説明を聞いて、では一つ買ってみるかと購入してみたのが最初でした。

HERBAN(ハーバン)は、アメリカ カルフォルニアの生まれのナチュラル&アロマケアブランドです。ダナ・スー・ミラーというアフリカ育ちの祖母を持つ女性によってつくられました。きっかけは幼い頃からアトピーに悩む姉の存在だったとか。生活環境や身の回りのものを見直そうと17歳の時に初めて全て植物由来の成分でできた石鹸を手作りし、その後ハーブや植物について本格的に学びながら改良を加えていったようです。その結果、植物性の材料のみでハンドメイドした石鹸が評判を呼び、広まっていったといいます。

植物性の成分にこだわることはもちろん、今でもハンドメイドを貫いているということで、ブランドが生まれた背景を強く感じさせますね。

そんな優しさとこだわりの詰まったアロマソープがこちらです。
HERBAN(ハーバン)アロマソープ_1

香りは、5種類ほどあるようですが、個人的にはピンクのカラーのスウィートジンジャーがお気に入りです。自然の成分のみで出来ているからか、本当に優しくて、心地よい香りなんです。

中身はこんな感じです。
HERBAN(ハーバン)アロマソープ_2

肝心の使い心地ですが、『極上』の一言です。(笑)
私は泡立てネットを使っていますが、私の人生で使った石鹸の中で、もっとも濃密で、しっとりした極上の泡がたちます。初めて使う方は、その泡の密度にきっと驚くのではないでしょうか。本当にオーバー過ぎない表現だと思います。(笑)

今では、1歳ちょっとの娘の髪と顔もハーバンのアロマソープを使って洗っています。
小さい子供はもともと肌の水分量も多く、モチモチなので良い効果があるのかは正直判断がつきませんが、植物性の成分で作られているという点だけでも良いかなと感じています。
※子供でも使えるとの確認をとってから使いだしました。

汚れだけではなく、その日の疲れも一緒に洗い流してくれる心地よい香りと、極上の泡が堪能できるハーバンのアロマソープ、本当にオススメです。ギフトでも喜ばれると思いますので、気になる方は是非トライしてみて下さいね。
※石鹸は肌質によって合う、合わないがありますので、その点ご了承ください!

※リアル店舗で見てみたい方は、取扱Shopリストをご参照くださいませ。



THE NORTH FACE(ノースフェイス)カモフラ柄ドキュメントホルダー 購入!

こんにちは!
今日は、THE NORTH FACE(ノースフェイス)カモフラ柄のシャトルドキュメントホルダーを購入しましたので、ご紹介しようと思います。

実はちょっと前から、Cisei(シセイ/チセイ)のシュリンクレザーカモフラージュクラッチバッグが気になっていました。非常に上品なオトナのカモフラと言ったところでワンポイントに持ってこい。ただ、4万円オーバーは高いな〜と思っていたのです。



結局、自分のライフスタイルと照らし合わせて熟考した結果、必要なし!と結論づけて、物欲を押さえつけていたのです。(笑)

ところが!先輩Blogerさんが昨年Cisei(シセイ/チセイ)のカモフラトートバックを買ったという記事を書かれているのを見つけ、私の中で何かがハジけたんです。(笑)

とは言え、予算はどうやっても足りません。売却して軍資金を捻り出す方法も使えません。
という状況で偶然見つけたのが、こちらです。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)カモフラ柄ドキュメントホルダー①

THE NORTH FACE(ノースフェイス)カモフラ柄のシャトルドキュメントホルダー。3500円(税別)なり。
上品さのかわりに、かる〜いユルさがあります。ちなみにナイロン製なうえ、マジックテープ仕様です。「ベリベリッ」という音が、若干恥かしくもあるお年頃です。(笑)
THE NORTH FACE(ノースフェイス)カモフラ柄ドキュメントホルダー②

インナーには仕切りがあり、A4ドキュメントが入ります。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)カモフラ柄ドキュメントホルダー③

表面のアップです。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)カモフラ柄ドキュメントホルダー④

せっかくなので、手に持った姿も恥を忍んでご紹介します。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)カモフラ柄ドキュメントホルダー コーディネート①

ジャケットはカンタレッリのリネン ウィンドペン3Bジャケット(42)。ネイビーのシャツは、フィナモレのセルジオ コットンシャツ(37)で、パンツはインコテックスチンクエタスケのコットンパンツ『30)。靴はフェランテのタッセルスエードローファーARNOです。

ジャケットをラルディーニのハニカムジャケット(42)に変えてみました。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)カモフラ柄ドキュメントホルダー コーディネート②

続いては、ラルディーニのリネンコットンダブルブレスト6Bジャケット(42)です。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)カモフラ柄ドキュメントホルダー コーディネート③

最後は、ちょっとやんちゃ!?に、パンツをインコテックスのチノリーノ ショートパンツにして見ました。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)カモフラ柄ドキュメントホルダー コーディネート④

荷物の少ない休日出勤や、バッグインバッグとしての利用を想定しています。
もし思った以上に使えそうなら、Ciseiにアップグレードしてもいいかなと思います。しかし、カモフラアイテムはめっちゃ久しぶりに購入しましたが、なかなかいいものですね。ナイロン製ですが、ちょっと気分があがります。(笑)



シューシャイン(靴磨き)サービスを利用してみる:靴専科

こんにちは。
いよいよShop関係者の方はオーダーシーズンがやって来た感じですね。今は本格展示会の前のプレの段階。実施ブランドも少なく、商品数も多くはないようですが、他店に先駆けて!?商品を入れるためにも重要な展示会だそうです。

私も以前フィナモレの予約会に行きましたが、生地サンプルを見て全体像をイメージする、というのはかなり難易度が高いように感じました。実際半年後に上がってくる頃には若干忘れていたり(笑)、イメージとずれていることもあったので、経験がモノをいいそうですね。何れにせよ、業界関係者の方には頑張って頂きたいと思います。

さて、本題です。先日コチラの記事にてご紹介したマグナーニのウィングチップ ダブルモンクストラップシューズですが、ご紹介するための撮影を行う直前に、シューシャインサービス(靴磨き)を利用してみましたので、ご紹介したいと思います。

お世話になったのは、靴専科さん。店舗展開としては関東が中心のようですが、北は北海道、西は愛知や大阪など、靴・鞄修理やクリーニングといった業態では比較的店舗展開をしている企業さんです。
靴専科

シューシャインサービスの価格は、通常仕上げで900円(税抜)、通常仕上げにつま先とかかとを中心に光沢を出す鏡面仕上げだと1600円(税抜)だそうです。今回は500円引きクーポンがあったので、お試しということで通常仕上げでお願いすることにしました。
※2014年5月26日時点での価格です。詳細は店舗さんまで確認してください。

では、ご覧頂こうと思います。
靴専科 シューシャインサービス001

使用頻度がそこまで多くはないので、太陽光の下だと若干違いが分かりにくいでしょうか。左がBefore、右がAfterです。トゥの色のり具合や、甲のあたりの光沢感が違います。

店舗で撮影したものを見てみましょう。同じく左がBefore、右がAfterです。
靴専科 シューシャインサービス003

左の方は革が乾燥しており、甲を中心に白っぽくなっているのが分かりますでしょうか。また、ストラップも傷がついている状態ですね。一方、作業後の右のほうはつま先、甲あたりの色艶もよく、ストラップの傷も目立たなくなっています。

アップでみてみましょう。こちらも左がBefore、右がAfterです。
靴専科 シューシャインサービス002

これが一番わかりやすいでしょうか。明らかに違いが分かりますね。
今回は500円引きクーポンがあったので432円(税込)でした。かなりお得なサービスだったと思います。

店舗内では、作業の風景が見れるのですが、最初から最後までどのような工程を経て行われるのか、しっかりと確認することができました。作業担当の方も色々説明を加えてくださいましたし、大満足。艶のある靴を履くってとても気持ちのいいものですね。

本やWEBでもメンテナンス方法は確認することができますが、目の前でプロの方にやって見せて頂くのとはやっぱり違います。学んだことを生かして、今後は自分でもトライしてみたいと思っています。

もし自分でやるのは苦手という方や、出先で急きょ靴磨きが必要になった方がいらっしゃいましたら、「靴専科」さんを一度利用されてみてはいかがでしょうか。見るだけでも勉強になりますので、苦手な方は勉強がてら依頼してみるのもいいかもしれません。作業が終わるころには、次は自分でやってみようかな、と思うかもしれませんよ。(笑)


「足見せ」で清涼感をプラス!?:GAIMO(ガイモ)エスパドリーユサンダル

こんにちは。
本日は、GAIMO(ガイモ)のエスパドリーユサンダルを使ったコーディネートの最終回です。若干なまめかしいタイトルではありますが、至って普通の内容なのでご安心ください。(笑)

では、早速「足見せ」?コーデをご覧頂こうと思います。
まずはローファー(フェランテ・エレガンテ)との比較です。それ以外はあえてそろえてみました。
※トップス:ロベルトコリーナ サマーニット(44)/パンツ:アントレアミ(29)
GAIMO(ガイモ)エスパドリーユサンダル
※172cm 59kg ウエスト76cm

足元のカラーリングがにているので、全体の印象が大きく変わる、ということはないのですが、エスパドリーユのほうが甲の長さが短いぶん、素足の見える面積が増えますね。これが清涼感を若干プラスしているかなと思います。気分的にも、エスパドリーユの方がリラックスできる気がしますよ。

ちなみにアントレアミのパンツを購入した際に、イメージしたコーディネートがこんな感じでした。サマーニットを羽織って、足元はエスパドリーユで軽快に。一つアイテムを購入すると、欲しいものが他にも増えてしまうことが多いので、悩ましいですね。既存のアイテムとうまくコーディネートするセンスを磨かないといけません。

一応足元も。
GAIMO(ガイモ)エスパドリーユサンダル

続きましては、インコテックス(チンクエタスケ)のコードレーンパンツです。トップスはドルモアのVネックコットンニット(44)でリラックス感を演出。
GAIMO(ガイモ)エスパドリーユサンダル

こちらも足元の写真を載せておきます。
GAIMO(ガイモ)エスパドリーユサンダル

やっぱり靴自体のデザインよりも、足の見える面積が与える影響の方が大きいような気もします。皆さんはどう思われますか?

最後は、たまたま手の届く場所にあったアイテムを組み合わせてみました。
トップスはラルフローレンのデニムシャツ(XS)で、パンツはインコテックスレッドのリネン混のカーゴパンツ(30)となります。
GAIMO(ガイモ)エスパドリーユサンダル

イメージ的には、このくらいラフに着たい気分です。
シャツも洗濯直後なのでシワが結構ありますが、それも含めてのリラックス感。夏の早朝に犬を連れて散歩にいき、カフェでアイスコーヒーでも飲みたい感じですね。実際犬は飼っていませんが・・・。
GAIMO(ガイモ)エスパドリーユサンダル

ということで、エスパドリーユのコーディネートをお送りしました。
今の時期はどのセレクトShopもサンダル系アイテムが店頭を華やかに飾っていますね。やっぱりリビエラの新作系が多いですが、ご紹介したGAIMO(ガイモ)やTOMS(トムス)、今季はVANSなんかも結構充実している気がします。

私はメッシュ素材を探していましたが、スエードやコットン素材なんかでも、本日見てきたように素足の見える面積が増えれば、いい感じに清涼感を出すことができるのかなと思います。是非、今年の夏はエスパドリーユを使い、足を見せて涼しさを演出してみてはいかがでしょうか。サンダルよりもちょっと大人な雰囲気を作れると思いますよ。








GAIMO(ガイモ)RAFIA(ラフィア)エスパドリーユサンダル購入!

こんにちは。
本日は、前回の記事のコーディネートにちゃっかり登場しておりましたが、GAIMO(ガイモ)のRAFIA(ラフィア)エスパドリーユサンダルを購入しましたので、ご紹介したいと思います。

まず、GAIMO(ガイモ)ですが、1978年にスペインで創業したシューズメーカーです。ちなみにスペインの中でも、特に靴製造業で有名なラリオハ州アルネドが誕生の地。創業者はJose Luis Iturriaga(なんて読むかは分かりません・笑)です。もとはスイスに移住していた方のようですが、スペインに戻ってからハンドメイドのエスパドリーユをつくろうということで生産を開始したのだとか。

人気の理由は、伝統的なハンドメイドならではの温もりを保ちながらも、トレンドをうまく取り入れたデザイン性の高さにあるようです。もともとエスパドリーユとはスペイン生まれの素朴なサンダル式の履物のことです。日本で言うところの”わらじ”でしょうか。特にスペインとフランスの国境近くの町バスクで履かれたいたようですが、ファッションアイテムとして注目を集め、今日に至るようです。

そんなストーリーのあるブランド、そして履物がガイモであり、エスパドリーユなのですが、実は昨年amazonにてGAIMOを一度購入しているんですよね。ただ、つま先に圧迫感があり、残念ながら返品をした経緯があります。

今年の夏は、”リラックス感”を出したい、ということは以前の記事にも書きましたが、各Shopでも広く取り扱われており、人気のRivieras(リビエラ)は、ちょっと現代的な感じがしていたので見送り、素朴な雰囲気のあるエスパドリーユで探しておりました。最高峰のエスパドリーユを創るという老舗のCASTANER(カスタニエール)も検討しましたが、やっぱりちょっと高い。

ということで、カスタニエールの半額程度で手に入るGAIMOを中心に、夏ならではの清涼感とリラックス感を出してくれるメッシュのものを探している際に見つけたのが、本日ご紹介するアイテムです。ちなみにUNITED ARROWS green labelの別注仕様です。ご覧ください。
GAIMO RAFIA(ガイモ ラフィア)エスパドリーユサンダル①

なかなか男前な表情ではないでしょうか?編みこまれたラフィア椰子(ヤシ)の質感もまずまずです。
バックスタイルはこちら。
GAIMO RAFIA(ガイモ ラフィア)エスパドリーユサンダル②

ステッチがいい味を醸し出していますよね。
底面は、天候を選ばないラバー仕様なのも嬉しいところ。
GAIMO RAFIA(ガイモ ラフィア)エスパドリーユサンダル③

今回は失敗をしないように実店舗で試着をしてから購入しましたよ。
GAIMO RAFIA(ガイモ ラフィア)エスパドリーユサンダル④

とてもシンプルですし、形も伝統的なエスパドリーユなのですが、トレンド感を感じさせるあたりはさすがGAIMOといったところでしょうか。

次回は、前回の記事でご紹介したショートパンツではないコーディネートをお届けしたいと思います。




ちなみにオリジナルでは、リビエラに近いデザイン。ゴアがついているので、履いたり、脱いだりするにはよさそうですね。



また、エスパドリーユとは全くデザインテイストが異なりますが、プラダ等のサンダルのOEMを行っているメンギーのラバーシューズは人気のようですね。


30代のショートパンツコーディネートを考える:Incotex(インコテックス)CHINOLINO(チノリーノ) ショートパンツ

こんにちは。
本日は、30代の男性がショートパンツを履く際のコーディネートについて考えてみたいと思います。

ちなみに登場するパンツはコチラの記事にてウエスト出しのお直しを行ったとご報告した、Incotex(インコテックス)のCHINOLINO(チノリーノ)です。

各Shopにはすでに夏物が並びだしており、ショートパンツやポロシャツなど入荷情報が日々WEB上をにぎわしておりますね。そんな私もショートパンツはいくつか所有しておりますが、登場回数が多いか?と言われると、そうでもないな、というのが正直なところです。

夏場のBBQなどはもちろんショートパンツで行きますが、インポート系ではなく、どカジュアルスタイルです。したがって、インコやPT01のショートパンツが登場する機会というのが、意外にも多くないなと。ただ、最近の夏は異常に熱いですよね。私が子供のころなんかは、30度を超えたらすごいというレベルだったと思うのですが、今では35度なんかも実際にある。十数年でここまで気候が変わるというのもなんだか恐ろしいことですが、環境の変化にあわせて、スタイルも変える、というのは考え方の一つにあっても良いと思います。

そんな猛暑の夏を乗りきるために、今年はショートパンツの登場回数を増やしてみようかな、と思っています。ただ、30代の大人といういい年齢になってきておりますので、あまり子供っぽくはしたくない、ということで、こんなコーディネートを考えてみました。ご覧ください。
Incotex(インコテックス)CHINOLINO(チノリーノ) ショートパンツ

まずはベーシックにシャツとの組み合わせです。Tシャツだとちょっと若くなってしまうので、襟付きで差別化したいとことですね。(笑)タックイン、タックアウトともに載せておきます。
シャツは今季購入したオリアンのシアサッカーチェックシャツ、アンボワーズのスエードメッシュベルトはちょっとたらして軽快感を意識しました。足元はリラックス感全開のエスパドリーユ!?です。
※172cm 59kg ウエスト76cm

続いては、ドルモアのリネンカーディガンを肩がけです。
Incotex(インコテックス)CHINOLINO(チノリーノ) ショートパンツ

インコのチノリーノは大分丈が短めですので、慣れるまでは勇気がいります。(笑)膝丈位だと気にならないのですが、太ももが露出するとなると、抵抗感がある方もいらっしゃるかもしれません。

続いても、今季購入したサマーニットを合わせてみました。気持ち的には、リゾートを意識したリラックススタイルです。
Incotex(インコテックス)CHINOLINO(チノリーノ) ショートパンツ

ネイビーメランジの方がロベルトコリーナのケーブル編みリネン混ニット(44)、ベージュの方はドルモア(44)です。インナーには薄手のカットソーなどを着こみ、襟なしでさらりと着こなしたいところです。Tシャツでは出せない上品さが演出できるかと思います。

最後は、自分ではなかなかやりにくいなぁと思っているショートパンツ×ジャケットスタイル。
まずは単品で、(笑)シャツとジレスタイルです。
Incotex(インコテックス)CHINOLINO(チノリーノ) ショートパンツ

一応靴もフェランテのTICINOに変えて、少しドレスアップを意識しました。ショートパンツとシャツ&ジレはなかなかいいかもしれませんね。このくらいならチャレンジできそうな気がします。

そして、ジャケットスタイル。
Incotex(インコテックス)CHINOLINO(チノリーノ) ショートパンツ

今回はカンタレッリのリネンジャケット(42)を合わせてみました。シャツはジャンネットのオックスフォード(S)、タイドアップしたのはAD56のリネンニットタイです。足元はもう少しボリューム感のある靴の方がいいのかな。どうなんでしょうか。日本でも街角SNAPなんかではたまに見かけるスタイルですが、難易度は高い方かもしれませんね。

一応パンツのディティールも触れておきます。
まずは全体像から。
Incotex(インコテックス)CHINOLINO(チノリーノ) ショートパンツ

リネンが半分くらい入っているので、独特のゆるい雰囲気がいい感じです。クリースもいれないで、カジュアルに履くのが気分です。

ワンタック入りですが、軽い感じなので気にせずコーディネートできますね。
Incotex(インコテックス)CHINOLINO(チノリーノ) ショートパンツ

裾幅は24cm程度。着用画像でもわかりますが、ピタピタすぎず、緩すぎずでちょうど良い感じです。
Incotex(インコテックス)CHINOLINO(チノリーノ) ショートパンツ

折り返し幅は4.5cmほど。これが良いアクセントになっているようにも思います。
Incotex(インコテックス)CHINOLINO(チノリーノ) ショートパンツ

最後は、ウエスト出しをした跡。一応サイズ44なのですが、若干きつかったんですよね。モデルによっては若干サイズの違いはあるので、注意が必要です。
Incotex(インコテックス)CHINOLINO(チノリーノ) ショートパンツ

ということで、今年一発目のショートパンツコーディネートをお送りしました。
丈が短めだと、子供でいうところの「半ズボン(笑)」ぽさが出てしまうので、そのあたりをいかに抑えながら、大人の色気というか、渋さを出していくかがポイントになりそうです。

今年は、もう少しショートパンツを使ったコーディネートを考えていきたいですね。
さて、次回は本日足元のコーディネートに登場した、エスパドリーユをご紹介したいと思います。



ジェルマーノは1万円代前半と、だいぶお手頃ですね!


足を優しく包み込む:MAGNANNI(マグナーニ) ウィングチップ ダブルモンクストラップ

こんにちは。
本日は、所有する靴の中でも唯一の表革のダブルモンクストラップシューズをご紹介します。

ブランドは、MAGNANNI(マグナーニ)。1954年にSebastian Blanco Aldomar(セバスチャン・ブランコ・アルドマール)氏によって立ち上げられたスペインのシューズメーカーです。マッケイ製法の一つである「ボロネーゼ製法」を得意としており、“最高級の既製靴をつくるシューズファクトリー”という高い評価を受けているシューズメーカーです。その証として、スペイン王室御用達の称号も持っていると聞きました。

また色入れには特に定評があるようで、ハンドフィニッシュで入れる色入れは芸術的で、ヨーロッパにおいてもごくかぎられたブランドしかできない製法なんだとか。その工程は180にも及び、熟練の職人による手仕事で行われているそうです。

もちろん購入時は、そんなブランドストーリーがあることも知りませんでしたし、製法についてもまったく考慮にいれてはいませんでした。単純に「カッコいい」それだけの理由で購入した、というのが正直なところです。

では、ご覧頂きましょう。
MAGNANNI(マグナーニ) ダブルモンクストラップ

イギリスの質実剛健な雰囲気の中にある上品なエレガントさや、イタリアの色気のあるセクシーさとはまた異なり、エレガントなんだけれど、男らしい雰囲気がある靴がスペインの靴、といった印象です。

ウィングチップ/フルブローグ(縫い目に穴飾りがあり、W字状のもの)で、ダブルモンクというと一見しつこい印象がありますが、不思議とスッキリまとまっていると思うのは、私だけでしょうか。

バックスタイルはこちらです。
MAGNANNI(マグナーニ) ダブルモンクストラップ

メダリオン(トゥにある花状の穴飾り)のデザインもエレガントでとても気に入っています。
MAGNANNI(マグナーニ) ダブルモンクストラップ

赤茶のダブルモンクストラップを探していたのですが、まさにイメージにぴったりのカラーリングでした。室内での撮影だと色合いがうまく伝わらないと思ったので、外部での撮影です。
MAGNANNI(マグナーニ) ダブルモンクストラップ

フォーマル度の高いビジネスの場でなければ仕事でももちろん使えますし、プライベートではデニムにあわせてもよし、ベージュのチノやカーゴパンツなどにも合わせて履けちゃいます。しかも、結構なパワーを持っているので、主役のない!?コーディネートであっても、格をちょっとあげてくれる気もします。
MAGNANNI(マグナーニ) ダブルモンクストラップ

例えば、インコ(チンクエタスケ)の普通のチノにあわせてみると。
カラーやデザインもあいまって、結構主張してくれていますね。(笑)
MAGNANNI(マグナーニ) ダブルモンクストラップ

内部を覗くと、ボロネーゼ製法であることが分かりますね。
MAGNANNI(マグナーニ) ダブルモンクストラップ

ちなみにボロネーゼ製法とは、柔らかいライニング(裏革)を袋仕立てにしてトゥの部分を縫っていくのが特徴で、固い中底材を省略できることから、軽さと返りの良さ、足を包み込むような柔らかい履き心地が得られる製法です。

このマグナーニのダブルモンクも、最初に足を入れた際は結構窮屈な履き心地だったのです。ただ、すぐに足になじみ、今ではかなり履き心地がよい、ノンストレスな靴に育ってくれました。もう3年位の付き合いになると思いますが、ボロネーゼ製法の”足を優しく包み込む”ような履き心地の恩恵をかなり受けていますね。私の足にはきっとあっているのだと思います。

あまり見かけないブランドかもしれませんが、百貨店などでは比較的取り扱いのあるブランドではないかなと思います。もし気になる方がいらっしゃいましたら、是非試着をしてみてください。軽さや返りの良さ、履き心地のよさは十分伝わると思いますよ。



シューレースタイプもいいですね。