世界に通用するスーツ!?:SARTORIA DAL CUORE(サルトリア・ダルクォーレ)のウール・トロピカル3Bスーツ
こんにちは!
本日は、「SARTORIA DAL CUORE(サルトリア・ダルクォーレ)のウール・トロピカル3Bスーツを購入!」と題してご紹介させて頂きました、今季SS最大の大物である、ダルクォーレのウール・トロピカル3Bスーツの着用イメージをお届け致します。
※最後に”かなり”お得な情報もお届けいたします!
なお、実際に着用するのは、もう少し気温の落ち着いた秋口にしようと思っています。さすがに、この暑さによる汗をたっぷり吸わせる勇気はまだございません・・・。(笑)
■クラシックなスーツを1着持つ、ということ
さて、スーツ、しいては男性ファッションの源流が英国にあることは、本Blogでも何度も申し上げてまいりました。そして、英国におけるスーツとは、威厳や階級を表すものであった、ということも以前お伝えした通りです。
そんな威厳や階級社会を表すものであったスーツを、ファッションの領域に持込み、昇華させたのがイタリアですね。硬く、鎧のような雰囲気であったスーツを、柔らかく、美しいドレープラインでもって、エレガントな装いに変えていったと。
日本は階級社会、というような社会的価値観が薄い国ですから、「スーツを着用することが威厳や階級を表すもの」と言う認識ではない、と思います。しかし、今でも世界において”スーツを着用する”と言うことが、”ステータスである”と言う国はあると言います。
英国をはじめ、階級社会が残るヨーロッパ諸国には多いと聞きますが、興味深いところですと、少し前まで経済の成長が著しく(最近の事情はちょっと異なる!?)、数多くの日本企業が進出しているシンガポール。
ご存知の通り、地理的には日本より南に位置しますから、日本よりも暖かい。と言いますか、暑いわけです。そのような国において、暑い季節にタイドアップしたスーツを着用することは、一種のステータスなのだそうです。
なぜか!?
それは、そんな暑い中でもタイドアップしたスーツを着用できる、ということは、当然ながら外を歩くことも、公共の交通機関を使うこともなく、自宅からオフィス、外出先へは車での移動になりますし、職場も当然冷房が効いているオフィスとなる。つまり、それなりの地位にいないと出来ないスタイルである、と言うことになるわけです。
上記は私も伝え聞いたお話ですが、なるほど~と納得してしまいました。私のように、この時期に汗ばんでタイドアップしたり、スーツを着用している人間からすると、なんとも言えないストーリーなのですが、そんな生活に憧れと、少しでも近づけるように努力をしよう!と肝に銘じ、ここではサラッと流しておきます。(笑)
ちなみに日本でこの時期にスーツを着用し、タイドアップをしてると、「あの人は気が狂っているのではないか!?」という冷たい視線を浴びることになります。(笑)
少し話がずれましたが、世界で活躍するエグゼクティブが着用するスーツといいますと、色はネイビー(ミッドナイトブルー)か、グレー(チャコールグレー)、そして柄は無地かストライプ(ピンストライプ)と言った、極めてベーシックなスタイルが多いことが特徴です。そしてディティールも極めてクラシック。
これは世界各国の首脳やリーダーが集まる国際的な会議や、ビジネスの場においての装いを観察していると、伺い知ることができますね。
もちろん私は首脳でもありませんし、国際的に活躍するビジネスマンでもないのですが、そんな、どこに行っても通用するインターナショナルなスーツに憧れを持っておりましたし、1着はワードローブに持っておきたい、と思っておりました。
決して奇をてらうわけでもなく、一見するとクラシックである、大きな特徴を持たない”普通”のスーツ。しかし、着ている本人だけがその素晴らしさを知っている、という、なんとも贅沢でいて、オトナのオトコの密かな楽しみ、的な感じがたまりません。(笑)
今時点においては、明らかに”身分不相応”であることを自ら認識したうえで、「役職(肩書き)が人をつくる」ではないですが、「服が人をつくる(育てる)」と言う言葉を信じて!?、これからも日々精進してまいりたいと思います。
■世界で通用するスーツ!
ということで、そんな憧れをもって”無理をして”購入した、サルトリア・ダルクォーレのウール・トロピカル3Bスーツの着用イメージをご紹介したいと思います。
シャツは、ヴィンツェンツォ・ディ・ルジェッロのヘリンボーンのコットンドレスシャツ(37)。タイは、ジュスト・ビスポークの花小紋柄シルクタイ(ドディチ・ピエゲ:12折り)、チーフはロダ、靴はエドワード・グリーンのドーバーです。ナポリのディティールを随所に感じることができますが、モダンで、とてもクラシックな1着かなと思いますが、いかがでしょうか!?
※172㎝ 59㎏ ウエスト76cm
肩まわりの軽さはアルフォンソ・シリカに譲りますが、首の吸いつき具合、肩周りの柔らかさ、胸へのフィット感など、それぞれのレベルが非常に高次元でバランスしていることが、素人の私にも十分伝わってくる"すごみ"があります。それでいて、自然体な着心地には感動すら覚えます。
先日インスタグラムにポストしたところ、「袖付けや袖のボリューム感がナポリらしい」というコメントを頂きました。特にバックスタイルですとそんなナポリらしい袖付けやボリューム感が分かるかもしれません。
ジャケットだけではなく、パンツの履き心地も非常に良いのです。ほど良いホールド感と、体の動きに合わせて、生地がついてくる感覚は、なかなか味わえる感覚ではございません。
上半身のアップです。ディティールこそ、ナポリならではスタイルが伺えますが、まとっている雰囲気はモダンで、北イタリア的な、インターナショナルな顔つきにも見えてきます!?
ちょっとカメラに寄りすぎましたが・・・。(汗)
肩にはかなり薄い芯材が入っているような感じですが、ナチュラルで柔らかい雰囲気が伝わりますか!?
胸のバルカポケットも、チェストのカーブ沿って、美しく弧を描いておりますね。
ということで、ダルクォーレ氏の独自の美学によってモダンに昇華され、世界で通用するインターナショナルな雰囲気を醸し出しながらも、サルトリアならではのハンドの風合いと、ナポリならではの柔らかい着心地を1着で楽しめる、素晴らしいスーツと出会うことができました。
とりあえず、そんな素晴らしいスーツに、「あなたに買ってもらえて良かった。」と言ってもらえるように(笑)、自分磨き、内面磨きをし続けることをここに宣言し!?、本記事を締めさせて頂きたいと思います。
毎度のことですが、極めて自己満足的な記事にお付き合い頂き、本当にありがとうございましたっ!
ちなみにシャロンさんでは33万円(税別)というお値段がついております、ダルクォーレのこのスーツ。とても高いことには違いないのですが、そのクオリティを考えるとリーズナブルなんです!?実はこれ、シャロンさんの企業努力による脅威のプライシングっ。
※2015年7月31日15時頃訂正済み
他店におけるダルクォーレの価格を知っている方が見ると、大変驚かれるそうです。しかも、来季からは更なる、企業努力によって、現在よりももっと!抑えたプライスになると伺いましたょ。これはすごいことですね!
なお、私も2014AWにセールながらジャケットとコートを購入した、とってもお気に入りのブランドであるスティレ・ラティーノのスーツも、今では25万円(税別)というお値段。もちろん生地のグレードによって大きく価格は変わりますので、一概には比較できませんが、サルトリア系ブランドとファクトリー系ブランドの差額として、そこに価値をどう見いだすのか、かもしれません。
■お得な情報
PCのビューでは確認できる、サイドバーのセール情報をご覧頂いた方もいらっしゃるかもしれませんが、この時期はセールもクリアランスに入っているShopも多く、かなりお得な値引き率になっております。そんなセールを実施しているShopから、2店舗ほどをご紹介。
まずは、先日50%Offセールを開始された BOUNCE-UP。なんと、明日、8/1日の10時より、60%Offセールを開始されるそうです!対象も、インコやPT01、ボリオリ、チルコロ、フィナモレなどの人気ブランドが対象になっております。50%Offは他のShopでも最近は良く見かけるようになりましたが、60%Offと言うのはすごいですね。是非チェックされてみてください。
また、モダンブルーさんでは、現在「原価割れ販売」と題しまして、クリアランスセールを実施中!ラルディーニのJKTは3万円代、L.B.M.1911は2万円代からありましたので、かなりお得です。気に入るデザイン、サイズがあれば是非抑えることをおススメ致します!