MOORER(ムーレー)のMORRIS-L(モリス) カシミヤ混フランネル・ダウンコートを購入!
こんにちは!
本日は、先日もちょっと触れておりました、2015年AWセールの大物戦利品をようやく!?ご紹介致します。
購入しましたのは、MOORER(ムーレー)のMORRIS-L(モリス) カシミヤ混フランネル・ダウンコートです。今更感がぬぐえませんが、恐らくこのタイミングで買うのがプライス的にはベスト!?という判断もあり、購入した次第です。
■3年越しの購入!?
さて、今やクラシコイタリア好きの方々にとりましては、ダウンウェアの最高峰!?として知られるようになりました、イタリアはヴェローナ発のラグジュアリー・ダウンブランドである、「MOORER(ムーレー)」。
確か日本に上陸したのは、2012年頃だったように記憶しております。当時はまだムーレーを扱っているShopも少なく、その頃お世話になっていたB.R.Shopさんにて初めて目にしました。ダウンウェアとは思えないようなラグジュアリー感を持った雰囲気で、これはかなり良いなと。
当然ながら!?、当時ご担当頂いていたスタッフの方からもおススメ頂いたのですが、展開当初は最小サイズが確か「46(か44)」で、最小サイズでも私の体型ですとちょっと大きかったのです・・・。
他にはない大人顔の雰囲気のダウンウェアには当然惹かれたのですが、サイズ感を横に置いておいてまで買うには至らず、結局HERNO(ヘルノ)のダウンコートを購入致しました。
ちなみに当時は今ほど高価ではなく、ヘルノにちょっと足した位の金額だったように思います。
そんなムーレーですが、翌年2013年からはあれよ、あれよという間に人気ブランドに。取扱モデルの幅も格段に広がり、多くのShopがこぞって取り扱いを開始致しましたことは皆さまご存知の通り。特に、昨年2015年-16年AWにおきましては、相当数のShopがムーレーを取り扱っていたように思います。
そんなこともあってか、この2015年AWのセールでは、多くのShopがムーレーをセール対象品と致しました。私がお世話になっているSharonさんでも昨年より30%Offと言う値引き率でのセールが始まると同時に、瞬く間に在庫がなくなっていったと言います。
私も「MooRER(ムーレー)はドレスウェア!?」と言う記事において、今回、結局購入することになりました、LoroPiana社製のカシミヤ混フランネルを表地に使った「MORRIS-L」が相当気になっていることはお伝えしておりました。
「MORRIS」にはナイロン・モデルもありますが、私の場合、ナイロン系のアウターはヘルノを所有しておりますし、メンテナンスにおける取扱はちょっと難しそうだ、とのお声も聞いておりましたが、結局よりラグジュアリー感と言いますか、オンにも合わせやすいカシミヤ混フランネルに惹かれていたわけです。
ただ、シャロンさんではセールを待たずして「MORRIS-L」のマイサイズが完売・・・。
今季はアウターとしての超大物をワードローブに追加しておりましたので、諦めていたのですが、年明けのセールにて、なんとシャロンさんで気になっていた「MORRIS-L」の、欲しかったチャコールグレーを見つけてしまい、更に不幸なことに!?マイサイズがあるではありませんかっ。
シャロンさんでは来期(2016年AW)からはムーレーの取扱いは考えていないと伺っておりました。また、このセールで大量にセールにかかっているところをみますと、来期からは取り扱いを辞めたり、モデル数を減らすShopは多そうだ、との勝手な予想をたてまして、セール価格で買うなら今年が一番買いやすいのでは!?と言うことで、購入を決定致しました。
ちなみに、30%Offに加えて、ポイントなどでごにょごにょさせて頂いたので、ムーレーにしてはかなりお手頃価格で購入することができました。と言うことで、最初に出会ってから3年越しに我が家にやってきました、ムーレーのダウンコート。それでは、ご覧頂きましょう。
■MOORER(ムーレー)のMORRIS-L(モリス) カシミヤ混フランネル・ダウンコートをご紹介
購入しましたのは、こんなANTRACITE(チャコールグレー)のダウンコートです。ブランドを代表するモデルであるSIROもシャロンさんで試着し、かなりカッコ良かったのですが、寒がりであることに加えて、ONでの仕様を考慮し、ジャケットの丈がしっかりと隠れるモデルに惹かれました。
ネクタイをしてもまったく違和感なく、ドレッシーな雰囲気を放ち続ける雰囲気はさすがです。フロントの合わせが浅い「セミダブル」仕様と言うのも絶妙です。丈の短いモデルであるSIROであれば、ジャケット感覚で着れてしまうのではないでしょうか。
全てが最高品質と言うムーレーだけあって、首元のLAPIN(ラビットファー)の肌触りも凄いです。ストールやマフラーなどはあえてせず、そのままファーの心地良さを味わいたいと言う衝動にかられてしまいます。(笑)
釦やファスナーなどの各パーツは、某有名メゾンとムーレーだけしか使えないという、最上質の特注品であることは有名ですが、艶感、質感ともに満足のゆくクオリティ。
LoroPiana社製のカシミヤ混フランネルを使った表地。『トップクオリティのエクストラファインメリノウールを原料にした細番手糸を密に打ち込んだ後、縮絨することで目を詰めて保温性を高めたウールフランネルが使用されています。』と言う商品説明がありますが、実物からは、そこまでは分からなくても、ほど良い起毛感によるエレガントな雰囲気は一目で分かるほど。
フロントは2重構造になっています。ジップが苦手な私ですが、秋冬のアウターは、ジップと釦の2重構造が寒がりな私にとりましては一番望ましい仕様です。歩いていると熱くなるので、ジップを下げて冷気を入れて、寒くなったらジップを上げる。このジップにどれだけ助けられたことか。(笑)
インナーの出来も素晴らしく、羽織ると吸いつくように体に柔らかくフィットしてきます。ここまでの感覚はヘルノにはありませんでしたので、さすがムーレーと唸りました!?
ダウン(中綿)には、『高純度のシベリア産ホワイトグースダウン』が使われているとのことですが、かなり暖かいです。実は数週間前に既に入手しており、仕事で使っていたのです。先日電車に乗った際は、暑くて着ていられないほどでした。ちなみに、「MORRIS」は『ダウンパックを採用していることに加えて、羽毛が飛び出しにくい特殊な縫製が施されている』のも嬉しいポイント。やっぱり羽毛が飛び出してくると、ちょっと残念な気持ちになったりします。
こちらはバックスタイル。ウエストもほど良くシェイプされており、一昔前のようなダウンウェアのモコモコ感は皆無です。スーツにも使っておりますが、ダウンウェアとは思えないほどのエレガントな佇まいだと思いました。
「前振り袖」仕様の肩周り。ラグジュアリーな仕様に目が行きがちなムーレーですが、パターンもしっかりしております。ジャケットの上から着ても違和感なく、腕の稼働についてきてくれますね。
そして袖口。ヘルノは風の巻き込み防止!?のために、リブ仕様になっているのです。このリブ仕様、機能性の観点ではとても良いのですが、ジャケットを着ていたり、時計があるとちょっときつかったりするのです。その点ムーレーはジャケット・インでも気にならない仕様なのが嬉しいですね。
ちなみにラビットファーは取り外し可能なので、スタイルにあわせて調整できます。なお、私はエンメティのダウン・ピーコートのムートンファーは外して利用しておりますが、ムーレーのMORRISはファーをつけて使っております。
と言うことで、色々なことが重なって我が家にやってきた、MOORER(ムーレー)のMORRIS-L(モリス) カシミヤ混フランネル・ダウンコート。私は仕事での利用をメインに考えておりますが、あまりスタイルを選ばず、長く着用できる1着だと思いますので、真冬のアウターとして、今後も活躍してもらいたいと思います!
ウール・カシミヤモデルのブラックカラー。残りワンサイズです!
同じくウール・カシミヤのSIROもワンサイズ。
私の場合、ジャケット丈も気になるほど出る感じではなかったので、サイズが合えばおススメですっ。