SharonさんにSciamat(シャマット)の2016年SS新作アイテムが入荷っ!
こんにちは!
本日は、タイトルにもございます通り、Sharonさんに待望の!?Sciamat(シャマット)の2016年SS新作アイテムが入荷致しましたので、皆さまにもご紹介したいと思います。
既に、SharonさんのBlogをお読みになり、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、2016年SSの新作も超絶的でした・・・。私も大きな負債を抱える中、当然ながら!?訪問してまいりましたので、早速ご紹介させて下さい。
■ベーシック+α
さて、シャマットと言えば、昨年秋にSharonさんによって日本に本格上陸した、イタリア本国でもトップレベルに位置づけられているサルトリア系のブランドです。本国でス・ミズーラをしても、シャマットを上回るような価格帯のものは数えるほどしかないと言います。
そもそもシャマットって何!?と言う方は、私が昨年執筆致しました下記の記事をご覧頂ければ、大方ご理解頂けるかと思います。
・「Sciamat(シャマット)日本、本格上陸!!:前編」
・「Sciamat(シャマット)日本、本格上陸!!:後編」
また、私が購入したホップサックジャケットの購入記事と着用レポートは下記の記事。
・「Sciamat(シャマット) ホップサック3Bシングルジャケットを購入っ!!!(前編)」
・「Sciamat(シャマット) ホップサック3Bシングルジャケットを購入っ!!!(後編)」
・「人服一体!:Sciamat(シャマット) ホップサック3Bシングルジャケット」
更に、ドラッパーズのカシミアを使ったチェスター/ポロコートの購入記事と着用レポートは下記の記事をご参照ください。
・「Sciamat(シャマット) のカシミア チェスター/ポロコートを購入っ!!(前編)」
・「Sciamat(シャマット) のカシミア チェスター/ポロコートを購入っ!!(後編)」
・「鳥肌が立つほどのコート!?:Sciamat(シャマット) のカシミア チェスター/ポロコート」
上記の記事内でも書いておりますが、ブランド名の「Sciamat(シャマット)」は、ペルシャ語で「チェックメイト」を意味していると言います。ありとあらゆるスーツ/ジャケットを着てきた中で、最後に辿りつくのがシャマット。つまり、時計界で言う所の「パテック・フィリップ」のような、「上がり」のブランドと言うことになりますでしょうか。
私は、そこまで多くのサルトリア系ブランドを着てきたわけでもないですし、ス・ミズーラ(ビスポーク)を経験してきたわけでもございませんが、実際、その着心地には驚くばかり。パッドや芯材がほとんど入っていないにもかかわらず、人体に沿って構築的なフォルムを描き出す技術力はもちろんのこと、着れば着るほど体になじみ、皮膚のような感覚にさえなってきております。
私が昨年購入しましたホップサックジャケットは、スキャバルのウール・カシミアを使っております。ただ、生地厚がそこまでないので、盛夏を除く3シーズンは使えるかな(使いたいっ!)と言うことで、この春も絶賛活躍中。唯一無二のスタイルはもちろんですが、その着心地の良さに酔いしれております。
そんなシャマットですが、昨年Sharonさんに入荷したのはネイビー、そしてグレーのスーツやジャケットと言うことで、非常にベーシックなラインのものでした。もちろんSharonさんのスタイルとして、派手なものは扱わず、「シンプルでベーシックなもの」を信条にセレクトされていらっしゃいますので、それも当然なのですが、この2016年SSにはちょっと遊び心の効いた「+α」のアイテムも入荷しております。
それでは、簡単ですがご紹介させて頂きたいと思います。
■ため息が出る美しさ:Sciamat(シャマット)の2016年SS新作アイテム
今回は入荷第1弾と言うことで、スーツが4型、ジャケットが2型入荷しております。それにしても圧倒的な存在感は健在で、その美しさ、オーラにはため息が出るとともに、見とれてしまうほどでした。
※SharonさんのBlogより拝借しております。
実は入荷前から私が一番気になっており、願わくば手に入れたいと思っていたのが、Blogでもご紹介されていたブラウンのヘリンボーンのジャケット。こちらはマネージャのD氏が着用している画像ですが、ただものならぬオーラがあります。
※SharonさんのBlogより拝借しております。
私はブラウンが好きなのですが、ここまでエレガントなブラウンカラーのジャケットを今まで見たことがありません。ほど良い光沢感に、手縫い感が溢れる柔らかい表情。それでいて、シャマットショルダーをはじめとした、圧倒的な存在感。
※SharonさんのBlogより拝借しております。
背中の吸いつき具合も半端ではありません。「ふわっ」とついている袖と袖山が注目されがちですが、シャマットの神髄はその圧倒的な着心地の良さにあるのではないでしょうか。吊るし(既製服)ながら、ス・ミズーラ(ビスポーク)と同じ工程を経て仕立てられたジャケットだと言いますが、それでもこの着心地の良さは驚くレベルだと思います。
※SharonさんのBlogより拝借しております。
ジャケットは、上記のブラウンカラーのヘリンボーン以外に、ベージュのホップサック生地のジャケットが入荷しておりました。そして第2弾の入荷では、ネイビーカラーのホップサックジャケットも入荷すると伺っております。
そしてスーツは4型が入荷しておりますが、うち3型はベーシックなネイビーのスーツ。ただ、これがヤバいほど凄いのです・・・。なんと、そのうち1型は「Super160'sの素材」を使った無地のネイビーカラーのスーツ!正直、この圧倒的な存在感は今まで見たことのないレベル。一目見た瞬間に、その独特のぬめり感のある表情は、上質な生地で仕立てられていることが素人の私にも瞬時に判断できるほどでした。当然生地の触り心地も、うっとりする程心地良かったです。
※Sharonさんに許可を頂いて撮影しております。
もちろん価格も最高級ですので、恐れ多く、私は試着することは出来ませんでしたが本当に「度肝を抜かれる」とはこのようなことを言うのだな、と言う印象でしたよ。ちなみみにSharonさんは直で仕入れておりますので、クオリティを考えばかなり良心的な値段設定ですが、代理店が間に入った場合は余裕で100万円は超えていくシロモノです。
他にはモヘア混の無地のネイビーカラーのスーツ、そしてシルク混のヘリンボーン(ブラウンのジャケットのネイビースーツ版)がありました。シルク混のヘリンボーン柄のスーツは試着したのですが、その端正な顔立ちがとても気になりました。春らしい生地の表情と光沢感でしたね。
そして、個人的に相当に悩んだのが、スーツ4型の内、最後の1型であるコットンスーツ。ベージュですが落ち着いたトーンの色合いで非常に使い勝手が良さそうなんです。生地はドラッパーズのコットン100%で、コットンながらエレガント。今季から肩幅なども若干の修正が加えられているようで、よりフィット感が高まっておりました。完全ノーマークでしたが、相当にカッコ良かったです!
※Sharonさんに許可を頂いて撮影しております。
これまでも何度か書いておりますが、シャマットで驚くのはそのパンツの履き心地の良さ。比較的細めのシルエットながら、気持ち良く、自然と脚が前にでます。引っかかりが一切ない、不思議なほどの心地良さ。それはコットンスーツも同様でした。
ちなみに、世界初!?と言うシャマット製のホワイトデニムも数本ながら入荷しておりました。これは相当に良さそうでしたが、今頃はもうないでしょうか・・・。
同じくシャマットを展開する、お隣韓国や米国に比べれば、かなり買いやすい価格帯に設定されているようですが、それでも買うぞ!と決めて貯金をしていないと、私なんぞは買うことが難しいレベルであることは間違いございません。
しかし、そんな財政コントロールと言う「理性」もふっ飛ばしてしまうほどの魅力があるのも、またシャマットの「魔力」いや、「魅力」の一つです。気になる方は、是非種類が豊富な内にSharonさんに訪問されてみてはいかがでしょうか。
※記事が公開される頃には、だいぶサイズ欠けが発生している可能性がございますが、予めご了承ください。
もしかしたら、シャマットと言う名の「魔法」にかかってしまうかもしれませんよ。(笑)