Le Spade(レ・スパーデ) ノープリーツ ストレッチ・コットンパンツを”色違い”購入!
こんにちは!
もう、”お腹いっぱい”と言うお声も聞こえてきそうなのですが、結局我慢できずに今年も買ってしまいました。イタリアはナポリにおいて、1世紀(100年)以上にわたってパンツを作り続けてきたと言う、伝説の職人家であるモーラ家のパスクワーレ・モーラ氏によって手縫いされた吊るし(既成品)のパンツブランド、レ・スパーデのカジュアルパンツ。
今年は予算の関係からドレスパンツのみ、と心に決めていたのですが・・・。(汗)
■穿けば分かるさ、その良さが!?
さて、本Blogでは、昨年の5月に最初にレ・スパーデを取り上げて以降、その手縫い感溢れる表情や、代々受け継がれてきた職人技による穿き心地の良さなどを度々記事としてご紹介してまいりました。
また、ご紹介するだけではなく、これでもかっ!と言う位に私自身がリピート買いをしておりますので、私が大変気に入っているパンツメーカーであると言うことは、読者様におかれましては既にお分かり頂いていることと思います。
そのような中で、先日”とある方”とSharonさんにおいてお会いする機会がございました。
”その方”との出会いなどにつきましては、また次回の記事としてでも取り上げさせて頂きたいと思うのですが、”その方”がSharonさんにて今期2016年SSのレ・スパーデを初めてご試着された際に、
「これはイイ。これはイイなぁ~。」
と唸るように!?仰っていたのが、非常に印象的だったのです。
私はモーラ家のパンツについては書籍で読んで知っていたのですが、まさかそのモーラ家が手掛けた吊るしパンツが、Sharonさんで扱っているレ・スパーデだとは思いもせず、当初は完全スルーしておりました。つまりそれ位、一見すると何の変哲もない!?普通のウールパンツの様に見えていたわけです。
しかし、オーナーであるK氏やマネージャであるD氏から、レ・スパーデがモーラ家の手掛けたパンツであると言うことを伺い、改めて手にとって見てみますと、溢れだすほどの手縫い感に、まずシビれたわけです。
そして、穿いてみたさらに驚いたのが、その心地良さと柔らかさ、いや”優しさ”と表現した方が正確かもしれません。そんな優しく包まれているような感覚と、脚が自然と前にでるような履き心地の良さは、1度穿いたら病みつきに。
そんな私自身が経験したような”感動”体験を、私の目の前で”その方”がまさにご経験をされている様を見て、懐かしく思うとともに、自分が好きなモノを「イイね!」とご共感頂けることに、大変な喜びを感じた次第です。
穿けば分かるさ、その良さが。
よく見ると、ヴィジュアル面でも特徴的な手縫いのステッチが、職人が手掛けたことを伺わせる良いアクセントになっているのですが、穿いてみると、改めてイタリア服の奥深さと言うか、魅力を感じざるを得ないのです。
もちろん”その方”も、しっかりとご購入されていらっしゃったのですが、穿いた人を虜にしてしまう魅力あふれる手縫いのパンツ、レ・スパーデ。私が今期はドレスパンツのみ!と決めていたにも関わらず、我慢できずにカジュアルパンツも買い足してしまったことは、きっと1度レ・スパーデを穿いたことがある方であれば、ご共感頂けるのではないでしょうか。
それでは、そんな予定外にも買い足してしまいました、レ・スパーデのカジュアルパンツをご覧ください。
■カジュアルパンツの最高峰!?レ・スパーデのストレッチ・コットンパンツ
今回購入してしまいましたのは、こんなライトブラウンのレ・スパーデ。実は、カジュアルパンツとして入荷するのは、ネイビー、ベージュ、ホワイトデニムと伺っておりましたので、昨年ネイビーとベージュを買い足している私としましては、今季は見送る予定であったのです・・・。
ただ、実物を見てみると、ベージュと言うよりは濃いベージュ、ブラウンよりのカラーだったのです。今季はセールでブラウンのパンツを買い足そうと思っていたこともあって、他のメーカーのパンツをを買い足すよりは自分が最も気に入っているレ・スパーデを買っておいた方が満足度が高いだろうと言うことで、ご購入とあいなりました。
マシンのステッチ(AMFステッチ)では出すことのできない、この不均衡に並んだ柔らかい表情のハンドステッチ。
仕様はドレスパンツと変わりません。パンチェリーナ仕様に、釦ホールもハンドソーン。
”圧”がかかるとヒップの縫い目が開くと言う技術もカジュアルパンツながら、盛り込まれております。
太すぎず、細過ぎず、私の”今の気分”を見事に捉えた絶妙なシルエット。今回は丈詰めだけでしたが、裾幅は17.5cmでした。
ちなみにドレスパンツ同様、ヒップには2つのポケットが。(昨年モデルは1つポケット)
画像を圧縮している関係でちょっと見にくいですが、コットンストレッチのクリアな表情がいかにも春夏を想起させます。
やめられない、止まらない、手縫いのパンツ、レ・スパーデ。ちなみにサイズは「42」も穿けたのですが、今回も「44」がベストバランスという印象でした。手縫いのため、入荷モデルの中でも若干のサイズのばらつきはあるようです。
ちなみに昨年購入したベージュのチノが右側。2016年SSモデルとして購入したライトブラウンよりのカラーが左側です。
ご紹介している画像ですと、ちょっとカーキっぽくも見えますが、パンチェリーナの画像が実際の色見に近いかもしれません。
レ・スパーデは沢山着用イメージをご紹介しておりますので、わざわざ別記事とはせずに、最後に着用画像も1枚だけご紹介しておきます。先日デビューさせた時のコーディネートに使いました。
※172cm 59kg ウエスト76cm
アルフォンソシリカのウール×シルク×リネンのジャケット(46)に、フィナモレのコットン×リネンのシャツ、そしてアリアンナのリネン×シルクのポケットスクウェアに、パンツは本日ご紹介したレ・スパーデ(44)で、靴はオールデンのタッセルローファーです。
※眼鏡はDITA
ちなみに以下が、昨年購入したベージュの同モデルのレ・スパーデ。光の加減やシャツの色合いの違いもありますが、大分印象が異なりますね。
さて、ベージュとブルーにブラウンという組み合わせ。インスタグラム(ID:NFLD_rm55)にも異なるアングルの画像をポストしましたが、皆さまより色合いに関するご評価を頂けて嬉しい限りです。個人的にもこのカラーコーディネートは気に入りましたので、似たようなカラーコーディネートはまたしたいと思います。
と言うことで、物欲に勝てない30代のパパの懺悔の記録をお届け致しました・・・。(汗)