FEDELI(フェデーリ)のスプリング・ジップアップブルゾンを購入!
こんにちは!
本日は、少し前に購入してあったものの、取り上げていなかったアイテムをご紹介したいと思います。
この度購入しましたのは、1934年に北イタリアのMonza(モンツァ)に誕生したラグジュアリーなニットブランドとして有名なFEDELI(フェデーリ)のジップアップブルゾンです。実は、今年の春にそれまで所有していたTATRASのM65型のスプリングブルゾンを手放しておりまして、気軽に羽織れる上品なブルゾンが欲しいと思っておりました。
TATRASのミリタリーテイストなブルゾンも気に入っていたのですが、同じようなM65タイプのブルゾンとしてモンクレールを所有していることもあり、今の気分にフィットした上品なブルゾンを探している中で見つけてしまったのが、本日ご紹介するフェデーリのジップアップブルゾンなんです。
それでは、早速まいりたいと思います。
■上品なブルゾンは意外に見つからない!?
さて、改めてブルゾンとはなんぞや!?と言うことでちょこっと調べてみますと、ウィキペディアには英語で言うところのジャンパー( jumper)であり、総じて丈の短い上着のことを指すとの記載がございます。ちなみに、ブルゾンとはジャンパーのフランス語だそうです。
もともとそんなブルゾンの起源と言えば、粗綿、麻などで作った仕事着だったと言います。形状からなんとなくワークウェアをその起源に持つことは想像出来ましたが、運動量に富んだゆったりとしたシルエットに、機能的なジップフロントはまさにそれらを象徴とするデザインですよね。
以前、イギリスのレインウェア・ブランドであるBARACUTA(バラクータ)G4 MILITARYをご紹介しておりましたが、こちらもネーミングからも分かりますようにミリタリーテイストですし、同じく有名なValstar(ヴァルスター)もワークウェアのテイストを残しており、エレガントな雰囲気とはちょっと異なりますね。
バラクータのG4もヴァルスターも1つのテイスト、スタイルとしては確立しておりますので、ワードローブに1つあると便利なのですが、せっかく揃える!?のであれば異なるテイストのブルゾンを揃えておきますと着こなしの幅も広がりますし、その日の気分やスタイルによって着分けることができるわけです。
ところが、エレガントな雰囲気のブルゾンと言うのは探すと意外に見つからないもので、ラグジュアリー(メゾン系)ブランドですと価格の破壊力が強すぎますので、なかば諦めておりました。
■買うなら?今でしょっ!
そのような中で、お馴染みSharonさんにておいてフェデーリのジップアップブルゾンを見つけてしまいまして、これがまさに探していた上品な雰囲気を持つブルゾンだなと言うことで、機会があればと虎視眈々と購入のタイミングを狙っておりました。
しかし、フェデーリと言うブランドは、そもそも日本において扱っているShopがかなり少ないようで、日本における取扱量はSharonさんが一番多いようです。タイユアタイさんでも取り扱いはございますが、価格設定が全然異なりますね・・・。と言うことで、買うならもちろんSharonさんで、と思っておりました。
ただ、これだけのクオリティと雰囲気を持っていながらも、取扱店舗が少ないブランドと言うこともあって、SharonさんのOnlineShopに出ると、あっと言う間に売れていってしまうのです。。正直これにはかなり焦りまして、今季の購入を諦めざるを得ないのかなと覚悟をしておりました。
が、自身のB/S(バランスシート)における資金状況が回復した際に、運よくマイサイズがラスト1点だけ残っておりまして、「買うなら、今でしょ!」と言う勢いとともに無事に!?確保した次第です。
そんな経緯で我が家のワードローブにやってまいりました、フェデーリのジップアップブルゾンをご紹介したいと思います。
■FEDELI(フェデーリ)のスプリング・ジップアップブルゾンをご紹介
さて、この度購入したブルゾンは、こんなカーキがかったベージュカラーのスタンドカラータイプのブルゾンです。
何の変哲もない、至って普通のジップアップブルゾンなのですが、実際に見るとワークウェアを起源とは持つとは思えないような、上質な雰囲気を放っているのです・・・。
素材は、ポリアミド85%にポリウレタン15%と化学繊維ではありますが、軽量かつ、簡易な防風、防水性能を考慮すると使い勝手の良いブルゾンかなと。 もちろん小さく畳むこともできますし、ナイロン素材にストレッチが効いておりますのでシワにもなりにくいと言う特徴もございます。
全体の雰囲気はディティールを積み上げることで決まってくるものだと思うのですが、ジップの金具や細かい処理の仕方にどこまでブランドとしての精神性を反映させることが出来るのか、と言うことが、結局最後に物を言うようにも思います。
フェデーリを最初に購入したのはナイロン製のボストンバック(※)でしたが、またしてもブランドの顔であるニットではなく、ナイロン製品を・・・。(汗)しっかりと顔となるプロダクトも買わないといけませんね。(笑)
※購入記事:「FEDELI(フェデーリ)のナイロン製 スポーツ(スイム)ボストンバックを購入!」
なお、両サイドについているポケットもジップアップ仕様ですので、物を良く落とす私には嬉しい仕様です。家の鍵など、大切なものはしっかりとジップを上げて、落とさないようにしないといけませんね。
ちなみに、ご覧の通りアンラインド仕様の非常に軽い仕立てです。従って、使える時期としては春と秋口が中心になりそうです。あと、ちょっとした旅行の際には活躍してくれそうですょ。
ちなみに、「悩めるトルソー君」に着てもらいますと、こんな感じです。なお、今回はサイズ「46」をセレクトしております。普段はほとんどが「44」なのですが、フェデーリのこのアイテムは「44」ですとかなりタイトフィットな感じでしたので、1サイズあげました。そして、運よく「46」が最後の1点で良かったです・・・。
もともとトルソー君がシャツを着ておりましたので、無造作にそのまま着せてみましたが、タイドアップしても工事現場のおっちゃんにはならないような雰囲気ではありませんか!?(笑)ジャケットがわりにサラッと羽織る、と言うシーンはありませんが、思わずそんな使い方もしてみたくなってしまう一品です。
スタンドカラーの高さもちょうど良く、全体のシルエットはほっそりしたモダンなシルエット。ワークウェア起源であることをイメージさせないブルゾンです。
多くのブルゾン・アイテムは、わりと身幅と肩周りに余裕がある(ワークウェア起源なので当然かもしれませんが)のですが、ご覧の通りフェデーリのブルゾンは綺麗にボディにフィットするシルエット。色使いや、ディティールの見せ方、そしてシルエットなど、こう言った全ての要素がブランドの思想を体現し、それが形となって表れるわけですね。
バックサイドからみても、背中からウエストまわりもしっかりとシェイプされておりますので、やぼったさは皆無です。ミリタリーなバラクータのG4、ワークウェアなヴァルスター、そしてエレガントなフェデーリのブルゾンと、シーンとアイテムによって使い分けることができそうです。
と言うことで、FEDELI(フェデーリ)のジップアップブルゾンをご紹介致しました。購入時にはすでにブルゾンを羽織る気温ではなくなっておりましたので、デビューは今年の秋口かなと思っております。
今年は私が最後の1点を購入することで完売してしまいましたので、気になる方は来年の入荷(※)を是非、楽しみに待ってみてはいかがでしょうかっ!?(汗)
※注:ご紹介したブルゾンと同型のアイテムが入荷するかどうかの確認は取れておりません。