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Think Elegant !

ファッションを通して自らの人生と向き合い、美しいと感じるスタイルを追及するブログです。

Drumohr(ドルモア)のスーパージーロン ラムズウールを使ったケーブル編みタートルネックをおかわり購入!

こんにちは!
本日は、この2016年AWセールで”おかわり購入”をしていたアイテムをご紹介したいと思います。

それでは、まいりましょう。

■お気に入りのニットブランドを探せ!
さて、私はこれまで様々なニットメーカーのアイテムを購入したり、店頭で試着等をしてまいりました。もちろん、まだまだ気にはなるものの、私自身未体験なニットメーカーはございます。

それでも、本日ご紹介するドルモアの他には、フェデリやクルチアーニ、ザノーネやグランサッソ、ジェームズシャーロット、珍しい所ではディマエストロ、オスカーマランゴンなどを購入してきたわけですが、それぞれ一見同じように見えてしまうニットアイテムであったとしても、各ブランドにはそれぞれ個性があり、それが製品作りに反映されていると思います。

それこそ数多くのブランドを見てきますと、それぞれのスタイルや雰囲気があることに気付きますし、それに対して好き嫌いが出てくると思います。そうしますと、大切なことはどのブランドのスタイルや雰囲気、ニットの質感が自分にとってベストなのか!?を知ることかなと思っていたりします。

と偉そうに言ってますが、私も最初は、どのブランドのニットが最も質が良いのか!?と言う意識が強く働いていたと思います。ところが、ある一定のレベルを超えますと、それこそ私のような素人ですと素材や製法における”質の違い”と言うのを見分けるのが困難になってくるように思います。

もちろん異なる素材、異なる製法や仕様のものを比べても意味がないですから、極力同じもの同士を比べると。すると、技術論と言うよりは、感覚としてこれが好みだな、と言うのが色々着ているうちに見えてくると思います。

そう言った自分の心の声!?を頼りにブランドを選べるようになりますと、グッと自分のスタイルづくりがしやすくなるように感じておりますので、是非そんな観点でニットを選んでみると新しい気付きや発見があるかもしれません!?

と言うことで、2016年AWセールで”おかわり購入”をしたアイテムをご紹介したいと思います。

■Drumohr(ドルモア)のスーパージーロン ラムズウールを使ったケーブル編みタートルネックをご紹介
この度購入しましたのは、世界最古のニットメーカーとしても名高く、英国ロイヤルファミリーにも愛されたニットとして知られている、Drumohr(ドルモア)のケーブル編みニットのタートルネックです。1773年にジェームス・パターソン氏によってスコットランド ダムフリースの地で創業された、ニットの老舗メーカーですね。

個人的にはドルモアの中でも、今回購入したアイテムに使われているスーパージーロンラムズウールを使ったミドルゲージ以上のアイテムが、ウールの中では質感や雰囲気が一番好みです。

一応スーパージーロンラムズウールにつきまして簡単にご説明を差し上げますと、羊毛で世界的に有名なオーストラリアのヴィクトリア州ジーロン市にしか生息しないぺディグリー種の純血種の子羊の毛で、生後6カ月で最初にすき取った羊毛のみを、「スーパージーロンラムズウール」と言います。

純血種の子羊は、その一生に一度だけしか羊毛を提供できないそうなのですが、それだけ希少性が高く、最高級細番手のウールとして知られております。

ただ、私はスーパージーロンラムズウールと言う言葉さえも知らずに手に入れたドルモアのタートルネックを触った瞬間に、その繊細で柔らかく、しっとりとした質感に魅了されてしまいました。

これは他のウールとは違うと。

素人の私が瞬間的に判断が出来る位ですから、きっと多くの方が目隠しをされて触ったとしても、どれがスーパージーロンラムズウールのアイテムか、直ぐに判断がつくと思います。それくらい、他のウールとは異なる質感を持っています。

この弾力があって柔らかく、しっとりした質感のウールと、スコットランド発祥のニットメーカーながら、イタリアの資本が入っていると言うことで、素朴過ぎず、かと言って艶感がありすぎない、絶妙なバランス感のある雰囲気がとても気に入っているのです。

そんな背景があってこの度買い足しましたのが、このケーブル編みのタートルネック。色はライトグレーです。
Drumohr(ドルモア)のスーパージーロン ラムズウールを使ったケーブル編みタートルネック①

ニットの質感も上述しましたように”私にとりましてはウールの最高峰”であることに加えて、ボディバランスもとても良いのです。172cm 59kgの私でサイズは「44」を着ているのですが、タイト過ぎず緩すぎず、またネックの長さもちょうど良い感じです。 
Drumohr(ドルモア)のスーパージーロン ラムズウールを使ったケーブル編みタートルネック②

ミドルゲージで編み込まれたこの表情。ふんわりした柔らかな質感がたまりません。
Drumohr(ドルモア)のスーパージーロン ラムズウールを使ったケーブル編みタートルネック③

前身頃とアーム部分の表情の違いも良いですね。デザインなのですが、デザインしました!と言う感じが強くは無いあたりに個人的には好感が!?持てます。
Drumohr(ドルモア)のスーパージーロン ラムズウールを使ったケーブル編みタートルネック④

なお、私がサイズ「44」を着てみますとこんな感じです。ボディ部分もピッチリ過ぎず、緩すぎず、アーム部分も適度なゆとりがあって良いと思っています。
Drumohr(ドルモア)のスーパージーロン ラムズウールを使ったケーブル編みタートルネック⑤

これまで試してきたブランドの中にはネックが若干長すぎると感じたり、短すぎると感じるものもありましたが、ドルモアのこのモデルのタートルネックは長さが絶妙です。ちなみに、私の首の長さは一般的かなと思っています。
Drumohr(ドルモア)のスーパージーロン ラムズウールを使ったケーブル編みタートルネック⑥

最後に、私のスタイルにあわせるとこんなイメージになります。合わせているのは最初に購入したホワイトですが、ナポリならではの柔らかい質感を持ったジャケットにもピッタリだと思います。
Drumohr(ドルモア)のスーパージーロン ラムズウールを使ったケーブル編みタートルネック⑦

ジャケットはサルトリア・ソリートのカシミアジャケット、中に着たシャツはルイジ・ボレッリのフランネルシャツ。パンツは、レ・スパーデのモールスキンパンツです。
Drumohr(ドルモア)のスーパージーロン ラムズウールを使ったケーブル編みタートルネック⑨

同じようなスタイルが好きな方には特におススメですし、個人的にはウールの中では最も気に入っている質感ですので、気になる方は是非お試しくださいませ!きっと、確かにこれは!と思って頂ける一品かと思いますょ。






まだマイサイズがありますので、出来れば色の種類を増やしたいと考える、今日この頃です・・・。



香りで柔軟剤を選んでいませんかっ!?:LAYERED FRAGRANCE(レイヤードフレグランス) ファブリックソフトナー

こんにちは!
本日は久しぶりのメンテナンスカテゴリの記事をお送りしたいと思います。

それでは、早速まいりましょう。

■香りで柔軟剤を選んでいませんかっ!?
さて、本Blogのメインテーマは一応「ファッション」でありますから、服や靴、服飾小物などがお好きな方にお読み頂いていると思うのですが、そんな皆さまであればきっと使っていらっしゃるであろうものが、柔軟剤です。

我が家では私が日々の洗濯を担当していることは既に何回かお話させて頂いたかと思うのですが、柔軟剤を選ぶ際に昨今大きな影響を与えていると思われるのが、「香り」です。

ドラッグストアの柔軟剤のコーナーに行きますと、必ず香りのサンプルがあったり、お洒落なパッケージのモノが並んでいたりと、まるでフレグランス(香水)のコーナーのような様相まで呈してきておりますよね。よって、思わずお気に入りの「香り」がないか色々とサンプルを嗅いでみたり、場合によってはパッケージに惹かれて試してみよう!?なんて言う買い方をされる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ちょっと待って下さい!?

柔軟剤における最も重要な機能(コアバリュー)は、「香り」や「お洒落なパッケージ」ではなく、購入した時のような「ふっくらとした心地良さ」や「柔らかさ」を取り戻す事ですよね!?これこそ、柔軟剤を使う、本来の目的であったはずです。

元々衣料品やタオルなどの繊維製品には、その製造過程において『なめらかでしなやかな肌触りや風合いなどを保つ』ために、様々な物理的、化学的な処理が施されているようです。ところが、これらは着用し、洗濯し、乾燥させると言うプロセスを繰り返すことで徐々にその効果が薄れてしまったり、また繊維そのモノが細くなったり、毛羽立つことで変質し、硬く、ごわつくようになってしまうのだとか。

そんな時に登場するのが柔軟剤なわけですが、柔軟剤を使いますと、簡単に言うと”潤滑油”の働きをするそうです。繊維と繊維をごく薄い油の膜で覆うようなカタチになるので、摩擦抵抗を弱めてくれ、結果として滑りが良くなり、手触りが柔らかくなるのだとか。

なお、そのメカニズムの詳細を知りたい方は、日本石鹸洗剤工業会さんのHPに詳しく説明がされておりますので、そちらをご覧になってください。

ちょっと話がずれてしまいましたが、柔軟剤を使う本来の目的は、『購入した時のような「ふっくらとした心地良さ」や「柔らかさ」』を取り戻すためと言うことででしたね。

私も「好みの香りか」や、子供のために「体に優しい成分を使っているか」と言う、観点で選んでしまっていたわけですが、この度本来追求すべき機能を求めて、新しい柔軟剤を試してみることにしました。

それが、本日ご紹介するレイヤードフレグランス ファブリックソフトナー(柔軟剤)です。

■LAYERED FRAGRANCE(レイヤードフレグランス)のファブリックソフトナーを使ってみた!
色々探している中で、レイヤードフレグランスのファブリックソフトナーを試してみたいと思った理由は、下記3点です。

①柔軟剤の本来の目的である、心地良さや柔らかさを「第1に」追求していること
②医療現場や化粧品の原料としても使われている、人に優しい成分であるシルクを主原料としていること
③上質な香りにコダワッテいること

柔軟剤本来の柔らかさを取り戻す機能を重要視しながらも、小さな子供もいることから体への優しさは配慮しておきたい。それでいて香りが良ければ言うこと無し!と言う私のワガママ!?な要望を全てドンピシャで満たしているのが、レイヤードフレグランスの柔軟剤であるファブリックソフトナーだったわけです。

ちなみにレイヤードフレグランスは、元はフレグランスやデュフューザーと言った製品を送り出している、”香りのプロ”が開発した柔軟剤のようで、開発にはパフューマーやエグゼクティブプロデューサーと言う香りの専門家も参加していたようです。

などなど、色々と述べてまいりましたが、論より証拠!?と言うことで早速届いた柔軟剤であるファブリックソフトナーを使ってみましたので、ご紹介したいと思います。

まずパッケージですが、ホワイトにブラックと言う極めてシンプルなボトルに入っておりました。
LAYERED FRAGRANCE(レイヤードフレグランス) ファブリックソフトナー①

香りは2種類あったのですが、私が選んだのは「ホワイトムスク」。ホワイトムスクの香りから、ほんのりバニラの香り、ジャスミンの香りへと続いて変化して行くと言います。
LAYERED FRAGRANCE(レイヤードフレグランス) ファブリックソフトナー②

ボトルの背面には使用料の目安が表示されておりました。ドラム型だけではなく、私が愛用している縦型洗濯機の目安も表示されておりましたので、このあたりは使っている洗濯機のタイプを選ばないので安心ですね。
LAYERED FRAGRANCE(レイヤードフレグランス) ファブリックソフトナー③

私の家庭では最近は頻度が増えているものの、2日に1回位のペースで洗濯をしております。その際はフルの容量で回しておりますので、今回はMAXである30mlを入れることにしました。ちなみにキャップには目安の容量が記載されておりましたので、そちらに合わせて柔軟剤を測っていれるだけ。
LAYERED FRAGRANCE(レイヤードフレグランス) ファブリックソフトナー④

で、実際に洗濯(柔軟剤を使って)をしてみた感想ですが・・・、

なんと、ビックリするほど違いました!
※私個人の感想です。

正直そこまで期待はしていなかった、と言ったら大変失礼ですが、大きく改善することはないだろうと言う私の事前の予想を嬉しいカタチで裏切ってくれたのです。洗濯が終わって、まだ水分を含んだ状態の服やタオルなどを干そうと手を伸ばし瞬間にその違いが明確に分かるほど、明らかに服が柔らかいのです。

これには心底驚きましたよ。。。

何しろ驚いたのが、幼稚園生である子供の制服。制服と言いますと日々着用するものですし、毎回洗濯をするものですから、厚手のコットンで出来ております。その上洗濯を繰り返しておりますので、最近はゴワゴワして硬いなぁと思っていたのです。

それが、明らかに柔らかい!これまでと全然違いました。

そしてちょっと古くなったバスタオル。こちらもゴワついて来ていたのですが、大分柔らかくなっておりましたっ!!いつも洗濯は仕事から帰ってきて一人で深夜に行うことが多いのですが、洗濯ものを干しながら、一人テンションが上がってしまうほどでした♪(笑)

正直ヴィジュアルでその凄さをお伝えすることが出来ないのが残念なのですが、こちらがこれまで使っていた洗剤を使い、柔軟剤のみレイヤードフレグランスのファブリックソフトナーを用いて浴室乾燥機で乾燥させた今治タオル(フェイスタオル)です。なんとなく柔らかく、ふわふわした表情がお分かり頂けますでしょうか!?
LAYERED FRAGRANCE(レイヤードフレグランス) ファブリックソフトナー⑤

こちらはアップの表情です。こちらのフェイスタオルは、もともとゴワゴワしていたわけではないのですが、それでも手触りがより滑らかになったように感じます。
LAYERED FRAGRANCE(レイヤードフレグランス) ファブリックソフトナー⑥

ちなみに、嫁さんも柔軟剤が変わったことに気付き、自分のパジャマがめっちゃ柔らかくなってる!と1人で喜んでおりましたよ。嫁には本日ご紹介したような細かな解説は一切しておりませんので、私だけではなく、何も聞かされていない人であっても、その違いが明らかに分かるほどの効果があったようですね。

ただ、ホワイトムスクの香りは思ったほど強くはなく、ほんのり香る、程度の印象でした。これは洗濯直後から感じたことですので、乾燥後はもっと香り自体は弱くなっていたように思います。

それでも香り自体は鼻を突くようなものではなく、上質な香りでしたし、個人的には衣料品に強い香りがついているのがちょっと苦手なので、結果的にはこの適度の香りの方が私にとっては良かったです。

と言うことで、私と同じように柔軟剤には

①衣料品を柔らかく、心地良くする機能を求め、
②それでいて体に優しく成分で出来ており、
③ほんのり上質な香りがあると望ましい!

と言う欲張りな方は、レイヤードフレグランスのファブリックソフトナーがオススメですので、是非試してみてください!
※私は乳幼児や子供が幼稚園に入る位までは、子供の服には念のため柔軟剤は使っていませんでした。








G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツを購入!

こんにちは!
本日は、昨年購入していたアイテムのご紹介をしたいと思います。

それは、私がモンテサーロと並んで最も好んでおりますシャツメーカーであるG.Inglese(ジ・イングレーゼ)のカジュアルシャツ。しかも、今回はウール85%にカシミアが15%ほど混紡されております、ちょっと贅沢なカジュアルシャツです。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ①

それでは、早速まいりましょう。

■エレガントなカジュアルシャツ
さて、エレガントなスタイルと一言で言ってもその定義は人によって様々だと思うのですが、構成している要素を分解してみますと、ポイントがいくつかあることが分かります。

①着用する人そのものの持つ人間性、雰囲気
②着用する人の所作
③素材
④仕立て
⑤デザイン
⑥コーディネート(色・柄やシルエット、サイズ感等)

例えば年齢を重ねれば重ねるほど、人間はその内面が表に出てくるものだ、とはよく言われますが、個人的にもその考え方に基本的には賛成しております。特に目つきや人相については100%とは言わないものの、その方を言葉以上に雄弁に語ることもあるように感じておりますので、上記①や②はエレガントさを語る上では大切なポイントかなと。

ただ、”装い”と言う点に絞って考えますと、上記③~⑥あたりが、エレガントさ、上質さ、上品さなどに影響してくるポイントだと思っております。もちろん細かく挙げれば他にも多々あるかと思いますが、大きな要素で言えばこんなところでしょうか。

今年は年初に記載した私自身の買い物の計画(※)のポイントとして、「素材」を挙げておりました。昨年1年間を通して、良質な素材は心をより豊かにしてくれるものであることを学びましたので、オンの時だけではなく、オフの際のカジュアルスタイルにおきましても同様に、そんなちょっとした幸せを感じることのできる日があっても良いのかなと感じておりました。
※「2017年 新年のご挨拶

また、オフの際に活用できるカシミア100%のジャケットなども昨年は購入しておりましたので、それらに合わせるのであれば素材のバランス感を考えて、ちょっと上質なカジュアルシャツがあった方が良いのではないか、なんてことを考えていたことも、実は本日ご紹介するイングレーゼのウール×カシミア フランネルシャツを購入した動機の1つでもありました。

カジュアルシャツと言いますと、どうしても太番手かつ、ハードな使用にも耐えうる仕様であったり、色や柄などにおいても明らかにドレスシャツではないようなものを想像してしまいますし、一般的にはそのような仕様のアイテムが多いように思います。

もちろんそう言った一般的なカジュアルシャツは私も大好きですし、既にワードローブにもいくつか所有しているのですが、ちょっと贅沢な、触っただけで幸せを感じることが出来るようなカジュアルシャツがあっても良いのではないかと言うことで、昨年末にカシミア混のカジュアルシャツを入手しておりました。

それでは、実物をご紹介させて頂ければと思います。

■G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツをご紹介
今回購入しましたのは、こんなサックスカラーの無地のフランネルシャツです。見るからに柔らかそうな、心地よさそうな生地感であることがお分かり頂けるかなと思います。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ②

襟型は私が大好きなホリゾンタルカラー。緩やかに孤を描く襟羽根がたまりません。(笑)
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ③

「悩めるトルソー君」に着てもらった方が雰囲気なども分かりやすいと思いますので、本日は早速登場してもらいます。モンテサーロの同サイズと比較しますと、若干ゆとりのあるサイジングがまた大人の余裕!?を醸し出します。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ④

第2釦を開けた際の開き方なども良いですね。特にカジュアルシャツの場合は第2釦くらいまでは開けて着る可能性もありますので、この辺りはトルソーなどで事前にチェック出来ると嬉しいですよね。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ⑤

イングレーゼの魅力の1つに、その手縫い感あふれる表情がございます。ドレスシャツですと手縫いが20工程を超えると言う超絶的な仕様ですが、今回はカシミア混とは言えカジュアルシャツですので手縫いの工数は若干抑えられているようです。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ⑥

それでも着心地に影響を与える箇所はもちろん、装飾的に目立つ箇所には随所に手縫いのステッチが見られます。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ⑦

生地の表情はこんな感じです。うっすらと起毛していることから、優しさとともにウォーム感があふれる風合いです。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ⑧

袖は釦の縫いつけや釦ホールの他は、剣ボロの閂が手縫いですね。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ⑨

釦はやや厚めの白蝶貝でしょうか。手縫いの釦ホールとセットになりますと、かなり開け閉めがしやすいので個人的には好きな組み合わせの1つです。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ⑩

そしてシャツの顔とも言える襟は、ドレスシャツと同じく丁寧かつ、とても細かいピッチ幅で仕上げられておりました。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ⑪

こちらはバックサイド。熟練の職人によるイセ込みはもちろんですが、ギャザーの入り方からも少し余裕を持った背中の表情であることが分かります。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ⑫

このあたりの仕様は好き嫌いが分かれるポイントの1つですが、溢れ出る手縫い感や柔らかさが好きな方には自信を持っておススメ出来るつくりだと思います。ちなみに、私はイングレーゼを超える手縫い感のあるシャツにこれまで出会ったことがございません。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ⑬

実際に年末のカジュアルスタイルとして、着用イメージをインスタグラム(ID:NFLD_rm55)にはポストしておりましたね。合わせていたのはサルトリアソリートのカシミアジャケットに、レスパーデのダイアゴナルのカジュアルパンツ、ポケットスクエアはアリアンナでした。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ⑭

カシミアが入っておりますと光の反射の仕方などがやっぱり異なりますので、雰囲気もぐっと変わってくるように思います。小心者の私としましては、耐久性に若干の心配がございますが、”有限である”ことにもエレガントさを感じる秘密があるかもしれませんので!?、あまり細かいことは気にせずに、”着たい時に着たいものを着ていきたい!”と思っております。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のウール×カシミア フランネルシャツ⑮

と言うことで、ちょっと贅沢なイングレーゼのカジュアルシャツのご紹介でした。まだ残っているサイズも少しあるようですので、気になる方はSharonさんのOnline Shopや店頭で是非チェックされてみてください!








LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツを購入!

こんにちは!
先日記事としても取り上げさせて頂きました粋な着こなしさんにて開催されていたルイジボレッリの2016-17年AWファイナルセール。本日は、そのファイナルセールにて購入したアイテムをご紹介したいと思います。
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ

この度購入しましたのは、タイトルにもございますようにLUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツです。しかも、ファイナルセールと言うことで”定価の半額”で購入することが出来ましたっ!セール価格とクオリティとのバランスを考えますと、相当にお買い得だったと思います。

ルイジボレッリのシャツにつきましては、これまでもドレス、カジュアルともに既にご紹介(※)しておりますが、改めてご紹介さしあげたいと思います。
※購入記事
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)のセミワイドカラー・ドレスシャツ(LUCIANO) を購入!」:ドレスシャツ
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャツを購入!」:カジュアルシャツ

■良いシャツの条件
さて、これまでも本Blogにおきましては様々なメーカーのシャツをご紹介してまいりました。その中で、シャツの良し悪し(※)と言った評価は、下記の式で表現できるのではないかと主張してきたわけです。

パターン×生地×縫製 = シャツの評価
※本Blogで言うところの良いシャツとは、着心地が良いと言う定義で捉えております。

正直私などまだまだ知識、経験不足であるがゆえに、主張における誤りも多々あるかと思うのですが、それでも私がこれまで経験してきたこと、感じたことを素直に表現すると上記の式に落ち着くと言うのが個人的な見解です。

それこそブログを執筆し始めたころには、「縫製」に着目していたように思います。中でも袖付けや襟付けなど、着心地に影響を与えると言われている箇所に手縫いが用いられているかどうか、と言う点のみを特に意識しておりました。

ただ「縫製」につきましても実際に色々なシャツを着てみて、またプロの方から教えを請う中で、手縫いか否か、と言うだけではなく、縫い代のどのラインを、どのように、どんなテンションで縫い上げるのか、と言った点も大切だと思うようになってきたわけですね。

更に、今の時点でシャツの着心地に対して”縫製が手縫いか否かが重要か”!?と言われると、重要だけれど他にもっと影響を与えるポイントがある、と言うのが現時点での私の感覚です。

それでは何が一番着心地に影響するのか?と申しますと、それはパターンではないか、と言うのが私の考えです。おそらく、半分以上の割合で、このパターンの良し悪し(身体に合う、合わないを含む)が、着心地の良し悪しに直結するのではないか、と思うのです。静止しているだけの状態であれば生地の影響も大きいと思いますが、人間は動きますから、そうなるとやっぱりパターンが着心地に与える影響が大きいと。

そのように考えますと、長い年月を経て改良が加えられ、時の洗礼を受けてきたルイジボレッリのシャツのパターンと言いますのは、私がドレスシャツ、カジュアルシャツを着た経験の中では、レベルがとても高いなと感じているわけです。しっかりと腕の稼働域等を考慮したパターンがベースになっていると。

手縫いか否かも着心地に与える影響がゼロではないですが、どちらかと言いますと雰囲気だったり装飾的な要素の方が大きいように感じておりますので、そのあたりはシャツの良し悪しと言うよりは、好みの範疇かなと言うのが現時点での個人的な見解でしょうか。

もちろん今後更なる経験を積み、色々な方のお話を伺う中で上記見解も変化する可能性は多分にあるのですが、少なくとも吊るし(既製品)のシャツの(自分にとっての)良し悪しを評価する際には、パターンを意識してみると言うのはアリではないでしょうか。

と言うことで、シャツの実物をご覧頂こうと思います。

■LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツをご紹介
この度購入しましたのは、こんなグレーカラーのシャンブレーシャツです。少し前から着こなしの幅を広げるべく、オン、オフともにカラーシャツにチャレンジしているのですが、カジュアルに使えるグレーカラーのシャツを探しておりました。
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ_①

そのような中で、上品な印象の出やすい細番手糸で織られたシャンブレーながら、弱めの製品洗い(ガーメントウォッシュ)が施されていると言うことで、ドレッシー過ぎず、それでいてカジュアル過ぎないと言う絶妙なバランス感が気に入ったのが、このボレッリのシャンブレーシャツでした。
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ_②

襟型は『ドレス・カジュアル共通の衿型として開発された”ホリゾンタルカラー”』である「N35」。ホリゾンタルカラーは私の最も好きな襟型の1つですが、ボレッリのホリゾンタルカラーはクセのない、ベーシックな表情を持っていると思います。
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ_③

生地のアップはこんな感じです。『縦糸にブラック、緯糸に未晒し糸』を打ち込んでいるそうで、ちょっと大人っぽい雰囲気をも感じるのが、このシャンブレーシャツの特徴の1つだと思います。もちろん、そこまでブラックが強くないのでモードっぽくはないですし、製品洗いのおかげでスタイリッシュ過ぎない絶妙さも注目です。
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ_④

手縫いの箇所は6工程だそうですが、剣ボロの手縫い(コイル状閂止め)もそのうちの1つ。カフはシングルラウンドカフで、正直好みのど真ん中ではないのですが、まぁ価格を考えれば全然アリかなと。
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ_⑤

他にも手縫いによるイセ込みと前振りの袖付けも確認できますし、
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ_⑥

台襟の身頃への縫い付けも手縫いですね。もちろん上述しましたようにジャケット程着心地には影響しないと思いますが、高級シャツと言われる類のシャツは、たいていこの辺りは手縫いで行われています。
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ_⑦

私が購入したボレッリのドレスシャツは、アイロン作業のことを考えて!?接着芯が用いられておりましたが、今回購入したカジュアルシャツの襟は、やわらかめの衿芯(フラシ芯)を採用しているとか。それでもカラーキーパーが付属しておりますので、しっかり見せる(魅せる)ことも可能なようです。
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ_⑧

下記の通り「悩めるトルソー君」に着てもらいましたが、ボレッリならではの安定感のあるシルエット。そして、ブラックシャンブレーが良い感じに大人っぽさを醸し出しているように感じます。
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ_⑨

ス・ミズーラでは難しい製品洗い(ガーメントウォッシュ)がかかっていることから、これがシャツ全体の雰囲気の角をとってくれて、独特の柔らかさに繋がっておりますね。
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ_⑩

襟の表情やフロントヨークの手縫いによるステッチングもなかなか良い感じです。
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ_⑪

老舗カミチェリアならではの、職人仕事が感じられる背中や袖付け。私ははボレッリのネクタイから色々学んだことも多いのですが、同じくシャツからも勉強させて頂くことが多いです。
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ_⑬

ちなみに以前のカジュアルシャツ同様に、こちらもMANICA GIAPPONESE(日本仕様)でしたので、袖丈は日本人に合わせた適正な長さに抑えられております。袖丈が長い場合はボタン移動で対応することが多いですが、今回も修正なしで問題なさそうです。
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ_⑫

手縫い好きの方からしますと、手縫いが6工程であるボレッリのカジュアルシャツでは若干物足りなさも感じてしまうかもしれませんが、ドレス、カジュアルを私が着てみた感じでは、個人的にはルイジボレッリのシャツは良いシャツだと感じております。特にセールプライスであればお得感も強いので、気になる方はドレス、カジュアルともに是非チェックされてみてください!
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツ_⑭

そう言えば、本日25日の0時からリングヂャケットさんがモアセールをスタートさせていらっしゃいます。スティレ・ラティーノのジャケットが15万円程度、コートも20万円弱とかなりお安くなっていましたので、気になる方はチェックされてみてください!










「Think elegant!」更新しましたっ。

こんにちは。
本日は、ちょっとしたお知らせを1つだけ。

■「Think elegant!」を更新しましたっ!
2015年より取り組みを始めさせて頂きました、シャロンさんとのコラボBlogである「Think elegant!」ですが、この度久しぶりに更新致しました。。

趣味の延長線と言ったら大変失礼ですが、私の思うがまま、自由にやらせて頂いているとは言え、昨年は自分の中での更新頻度の目標を大きく下回ってしまいましたので、今年は気を引き締めて頑張っていかなければなりません。

と言うことで、2017年最初のテーマは、「人に学ぶ」。

SharonさんとのコラボBlogは今年最初の記事となりますので、年初らしい!?内容を盛り込みつつ、初心に返ってコラボBlogのタイトルにもなっております、「Think elegant!」をしてみた感じでしょうか。

毎回たいした内容ではなく恐縮ですが、お時間ある方は是非ご覧になって頂ければ嬉しいです。
それでは、宜しくお願い致します!








COMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)のハイカットスニーカーを購入!

こんにちは!
本日は、昨年購入していたのですが、まだご紹介していなかったアイテムを取り上げたいと思います。

それは、COMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)のハイカットスニーカーです。あまりスニーカーは買わない私ですが、最近は小さな子供もおりまことから、週末を中心に着用頻度が上がってきております。

スニーカーと言うとカジュアルなアイテムの代表格的なイメージもございますが、私が普段好んで着ているクラシコフイタリア的なスタイルにも合わせやすいスニーカーとして、昨年はジョンロブのスニーカーであるレヴァーを購入(※)しておりました。これが結構良いので、もう少し大人なスニーカーのバリエーションを増やそうと考えておりました。
※購入記事:「(JOHN LOBB)ジョン・ロブのスニーカーLEVAH(レヴァー)を購入!

ジョンロブのレヴァーもとても魅力的ですので、色違いやハイカットタイプの購入も考えたのですが、いかんせんスニーカーに10万円オーバーはやっぱりお高い・・・。

そんな際に、インスタグラムで見かけて思わずこれだ!と思ったスニーカーこそ、本日ご紹介するCOMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)でした。

それでは、いつものように!?ブランドの簡単なご説明から入っていきたいと思います。

■COMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)とは
コモンプロジェクツとは、ニューヨーク在住のアートディレクターで数々のラグジュアリーブランドの広告デザインを手がけてきたプラタン・プーパ(Prathan Poopat)氏と、イタリア在住のクリエイティブディレクターでイタリア国内のメーカーに向けてデザインに関わるコンサルティングを行ってきたフラビオ・ジロラミ(Flavio Girolami)氏が、2004年に立ち上げたNY発のフットウェアブランドです。

ブランドのコンセプトは、『形状、機能、素材の3要素を組み合わせ、実用的でラグジュアリーな製品を作り出すこと』だそうですが、それでもラグジュアリーな素材やデコラティブなデザインを用いるのではなく、シンプルでいて、そぎ落とされたミニマルなデザインがベースになっているあたりが、なんともNYらしいなぁと思ってしまうのは私だけでしょうか。

なお、生産はイタリアのファクトリーにて職人のハンドメイドによって手がけられているそうですが、クラシコイタリアのアイテムを扱うセレクトShopでも最近よく目に致します、Amb (Ambassadors of minimalism)と同じファクトリーであることから、ご覧になられた方やご存知の方も多数いらっしゃるかもしれません。




ちなみに、国内ではトゥモローランドさんが定番で扱っているほか、他のセレクトShopでも扱っているところも結構あるようですので、気になる方は店頭で是非チェックされてみてください!

と言うことで、それでは実物をご覧頂こうと思います。

■COMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)のハイカットスニーカーをご紹介
さて、この度購入しましたのは、こんなブラックカラーのハイカットスニーカーです。スニーカーを買う、と言うことでさえ珍しいのに、更にブラックとなりますと私にとりましてはかなりレアなセレクトです。
COMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)のハイカットスニーカー①

それでもこのミニマルで、若干モード感さえ漂うデザインにグッときてしまいまして、購入するに至った次第です。
COMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)のハイカットスニーカー②

カテゴリで言えば間違いなくスニーカーなんですけれども、まるでブーツのようなちゃんとした感!?と言いますか、しっかり感と言うのが、デザインや佇まいだけではなく、造りからも感じられるような気が致します。
COMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)のハイカットスニーカー③

それぞれの個体には固有のシリアルナンバーが入るようで、それさえもデザインとして昇華し、思わずカッコいい!?と思わせてしまうあたりのディレクションは、さすがアートディレクターと言った感じでしょうか。
COMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)のハイカットスニーカー④

スニーカーですとトゥまわりには切り返しやステッチといったデザインが大抵入るものですが、こちらはご覧の通り、シンプルで”何もないデザイン”です。
COMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)のハイカットスニーカー⑤

そしてソール。バンズなんかですと結構ゴムソールが柔らかく、履き心地は良いものの、その分消耗も早いのですが、コモンプロジェクツのソールはご覧の通り、がっちり感がありますね。もちろん、だからと言って履き心地が硬いわけではございません。
COMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)のハイカットスニーカー⑥

トゥの形状は、ややシャープなラウンドトゥ。これがミニマルなデザインとあわせて、精悍な印象を放っているようにも思います。私は服以上に靴のことは知識、経験がなくて分かっておりませんが、靴におけるトゥの表情はジャケットで言うところのラペルやショルダー周りのように、印象を大きく左右するポイントですね。
COMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)のハイカットスニーカー⑦

履き口のパイピングやステッチもかなり丁寧に、細かいピッチで縫い上げられていることが分かります。
COMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)のハイカットスニーカー⑧

USAメイドですともう少しざっくりした造りになるようなイメージがございますので、そのあたりはNY発のフットウェアブランドながら、生産をイタリアにした理由があるのかもしれません。
COMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)のハイカットスニーカー⑨

シリアルナンバーをデザインにしてしまうあたりに、熟練の職人が1足1足つくり上げたんだ!と言うプライドと埃のようなものを感じますし、それゆえ作り手としても持てる技をいかんなく発揮し、良い仕事をしようと言うモチベーションに繋がっているのかもしれませんね。
COMMON PROJECTS(コモンプロジェクツ)のハイカットスニーカー⑩

ちなみに、昨年ユニクロのブロックテックフリースパンツをご紹介させて頂いた際に履いていたのが、本日ご紹介させて頂いたコモンプロジェクツのハイカットスニーカーです。
ユニクロ ブロックテック フリースパンツ_着用イメージ①

クラシコイタリアな服装はもちろんですが、こんな緩いスタイル合わせてもイケますし、スポーティな雰囲気をちょっと締めてくれる気もしておりまして、週末には多用中です。
ユニクロ ブロックテック フリースパンツ_着用イメージ②

ご覧頂きました通り派手さは全くないのですが、シンプルでベーシック、そしてしっかりとした作りのコモンプロジェクツのスニーカーは大人が履くには良い選択肢の1つだと思いますので、これから大人スニーカーのご購入を検討されていらっしゃる方は、候補の1つに加えてみてはいかがでしょうか!?

※「2016年AWアイテム・インポートファッションのセール情報まとめ!」更新中!






シンプルなホワイトのスニーカーもカッコいいので、チャンスがあれば欲しいですっ!



スーツの愛し方を、考える。:『紳士服を嗜む』:飯野高広氏著

こんにちは!
昨晩より始まった、粋な着こなしさんによる、ルイジ・ボレッリの全品半額セール(※)!半額でボレッリが購入出来ることは滅多にありませんので、私も思わず身を乗り出してしまいました・・・。今季は春夏に早く移行しようと思っていたのに、ダメですね。(笑)また商品が届きましたら、改めてご紹介させて頂きます。
※5日間限定で、24日の13時59分迄。

それでは本題に入りたいと思うのですが、本日は久しぶりの書籍紹介です。

3年ほど前に、「靴の愛し方、を考える。」と言う記事にて「紳士靴を嗜む」と言う書籍をご紹介させて頂いたのですが、本日ご紹介する書籍は同じ著者である飯野高広氏が執筆した第2弾と言うことで、昨年2016年の12月16日に発売されました。その名も、「紳士服を嗜む [ 飯野高広 ]」。
紳士服を嗜む

「紳士靴を嗜む」は、私にとりましての本格的な紳士靴の指南書として大変勉強になりましたし、今でも分からないことなどがありますと、ペラペラとめくって読み直したりしている、私にとっての靴のバイブルです。

そんな素晴らしい書籍を執筆された飯野氏の第2弾と言うこともありますし、本Blogの読者様からもおススメ頂いたこともありまして、この度購入して読んでみました。よって、本日は簡単ですがご紹介させて頂ければと思います。

それでは、まいりましょう。

■現状に対する危機感!?
さて、私が書籍を読む場合は、大抵「はじめに」と言った「序」にあたる部分と、「目次」をざっと眺めた上で、大よその話の展開と言いますか、全体像を頭の中に入れてから読み進めるようにしております。

今回も例にもれず、そのように読み進めて言ったわけですが、「序」を読んでみて、服飾ジャーナリストであり、服飾を心から愛する!?飯野氏の”現状に対する危機感”のようなものが、この書籍を執筆するに至らせたのではないか、と言うことをまずは感じたわけです。

『見た目の流行やコスト的な要望に溺れ、着心地や耐久性といったより本質的な機能を、むしろ作り手や売り手が退化させてしまったのではないか?』

『~スーツを身につける側にしても、「合理」にまで嗜好、もとい思考が及ばないばかりに、瞬間瞬間の浅はかなノリだけでスーツを買ってしまったり、ファッション雑誌やネットに出てくる大量の情報を鵜呑みにしただけでそれを着てしまうケースを非常に多く見受けます。』

『そしてその根本には、服を企画する側・売る側そして買って身につける側のいずれも大多数が、身嗜みを唯一絶対的に支配する「ルール」としてしかとらえていないがゆえに、それを反射的に敬遠している「幼さ」が潜んでいます。だからそれを「コワす」「ハズす」ことでしか、個性を発揮できないのです。』

などなど、飯野氏ならではの愛の鞭と表現したら良いのでしょうか、正直頭が痛くなるような厳しい投げかけに自戒の念を込めながら、自分自身の背筋をピンと伸ばす感覚で、この度書籍を読み進めさせて頂いたのでした。

なお、飯野氏はそう言った現状を踏まえて、本書籍において、

『十分な思索を通じ、時と場に応じた最適解を導くための指針』の1つを大まかに提示し、

それが結果として、紳士服を『嗜む』きっかけになれば、と言う想いを持って執筆されたようです。

■「紳士服を嗜む」を、ざっと眺めてみる!
本書は、大きく下記3部の内容に大別され、執筆されております。

第1部:体に合ったスーツを着こなす
第2部:目的に応じたスーツを着こなす
第3部:嗜好を生かしたスーツをきこなす

第1部では、スーツを着る我々人間の骨の構造についてのお話があり、続きましてスーツがどう言ったパーツで構成されているのか、と言う話になり、最後に、スーツが体に合う、合わないとはどういうことなのか!?合わない場合は、どう言ったところに、どのような皺(シワ)が現れてくるのか、と言うことを細かく、丁寧に説明されていらっしゃいます。

まさに、体に合ったスーツを着こなすために自分の体を知り、スーツを知り、自分がスーツを着た場合の状態を知る、と言うステップなのですが、かなりマニアな私でさえ正直驚いてしまうほどの細かな内容でした。よって、一般の方はもとより、スーツに興味がある方をもってしても若干戸惑ってしまうのではないか!?とさえ感じるほどです。

そして第2部では、繊維から素材の特徴について詳述され、ジャケットやパンツ(トラウザーズ)、ジレ(ウェストコート)の細かな仕様を簡単な歴史や起源を踏まえて分かりやすく説明し、最後にスーツの着こなしの基本について、色をベースにしながら”場にふさわしい装い”を提示します。

第1部に続き、繊維や素材、スーツの各仕様についてのお話ももはや辞書レベルです。個人的には名称や仕様の詳細を全て覚える必要は全くないと思っておりますが、馴染みのショップのスタッフさんや、テーラーの方とお話をする際に、互いに理解しあえる共通言語として最低限の言葉は知っておくと便利かなと感じました。

また、個人的には色をベースにしたスーツの基本の着こなしのパートは、自分の感覚だけに頼っていた部分に理論が補足されるような感覚を覚えまして目から鱗のようでした。

最後の第3部は、スーツの歴史にはじまり、時代や国によるスタイルの違いについての説明や現在国内で購入出来るスーツの種類やそれぞれのメリット、デメリットについて解説します。更に、お気に入りのスーツを長く着用するためのメンテナンスのテクニックに触れた上で、飯野氏によるスーツとの付き合い方の提案や最新のスーツ事情を最後に触れるという構成です。

第3部は、私も本Blogを執筆する中で以前調べたことなどが多数掲載されておりましたので、新たな知識を入れ込むと言うよりは、自分自身の知識の整理や確認、補完的な感覚で読み進めることが出来たパートでしたが、それでも第1部、2部同様に、かなり細かい(マニアックな)内容でした。

全体では300ページを超える大作ですので、上記に記述したようなたった数行で本書籍の魅力、内容をご説明さしあげることはことなど、私には到底出来るはずもないことではございます。ただ、目次のようなざっくりした全体像の把握くらいはして頂けるのではないか、と考えております。

■スーツの愛し方を、考える。
で、私rm55としておススメなのかどうなのか!?と言う点ですが、飯野氏がこれまでご経験され、蓄積された辞書のような詳細な内容に加えて、かなり丁寧かつ分かりやすく記述されている点は素直に凄い!!と感嘆しつつも、正直読者層と言いますか、ターゲットが私の場合はパッと思いつかない、と言うのが率直な感想です。

どう言う方におススメしたら良いのか!?と言うのが直ぐに思いつかない、と言う意味ですね。

内容がかなり細かいので、新入社員やスーツをこれから買って行こう!と言う方ですと、若干引いてしまうと言いますか、そんな事を知らないといけないの!?とスーツに対するハードルが上がってしまう気が致します。

では、散々スーツを仕立ててきた、または沢山買ってこられたようなプロレベルのスーツ好きの消費者向けか!?と言われると、そうでもないような気がしてしまいます。なぜなら、そう言う方は数ある経験を通して、書かれているような内容を感覚的には身につけてきていらっしゃる(もちろん中には理論も含めて)と思うからです。

じゃ、プロ向けなのか!?と言いますと、本書記載の内容を理解、知っていれば顧客の信頼も勝ち取れると思いますし、良い提案も出来るように感じますが、こちらも仕事を通じて既に知っているよ、と言う方も多数いらっしゃるように思うのです・・・。

とは言え、ここまで書いてきましたので、何か答えをださなければ!と勝手に1人で焦っているのですが、悩んだ末に出した答え!?は、

「アマ、プロ問わず、服を心から愛する、凝り性の方」

であれば、十二分に本書をお楽しみ頂けるのではないか!?と考えました。(笑・汗)

それこそ「スーツの愛し方」は千人いれば、千通りの”愛し方”があると思います。起源や歴史的背景、素材の詳細については知らなくたってスーツを着るのが好きだよ!と言うのも1つの愛し方だと思いますし、逆に起源や歴史的背景、素材についてはマニアだけれど、コーディネートは苦手。でもスーツが好きだ!と言うのもまた1つの愛し方ですよね!?

そんな数あるスーツの愛し方の中でも、色々なことを突き詰めてみたくなるような、凝り性の方であれば、アマ、プロ問わずに、詳細な内容を丁寧に分かりやすく執筆された飯野氏の『紳士服を嗜む』をチェックする価値は十分にあると思います!是非、ご覧になってくださいませ。









タマゴが先かニワトリが先か!?

こんにちは!
本日は、「タマゴが先かニワトリが先か!?」と言うテーマで、コラム的にお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■男はスーツに年収の何パーセントを投資すべきか
さて、いきなり気になる!?サブタイトルです。

「男はスーツに年収の何パーセントを投資すべきか」
su mizura(ス・ミズーラ)への道のり:中縫い編⑬

まずその答えを記載しますと、

・普段仕事で着るスーツであれば、年収の1.2%が目安
・勝負スーツであれば、年収の1.5~3%が目安

です。ただこれらの目安は実は私の意見ではなく、これまで約8万5000人に服飾指導をしたと言う、ファッション・プロデューサーのしぎはらひろ子氏の見解です。これらは、先日ダイヤモンド・オンラインの記事として配信され、Yhaoo!JAPANのトップページにも転載されました、サブタイトルと同名の記事の中から抜粋した内容です。

しぎはらひろ子氏は、『男の「見た目」は戦略的でなければならない。』と説き、経営者や作家、医師、講演家など、要職にある人や人前に立つことが多い人、ビジネスパーソンに対して『存在感が際立つスタイリング』を行っており、『「自分が何者かがわかる“アイコン”としての衣装を決める」』ことが大切だと言います。

具体的には、


1 自分が「いかに在りたいか」を明確にする
2 自分をブランド化する
3 「戦略的容姿」を整えていく


ことが重要であると。そして、

『これを正しい手順で行なうと、自分の望むステージ、年収、成功が面白いように手に入る。』
と、主張されてらっしゃいました。

例えば、

『「収入を上げる」ためには、「すでに高収入を稼いでいる人」に見える必要性がある』

と言う理論をもとに、


「毎日の仕事スーツは収入を目安に、今より一ランク上の価格帯を購入すること」 
「勝負スーツは、目的に応じてお金をかけること」


を提案され、上述したような年収に対するスーツの額の目安を提示していらっしゃいます。

実際、記事の中では池井戸潤氏の小説をテレビドラマ化した『半沢直樹』の登場人物の装いを例にとって、”装い”が人物の内面さえも炙り出してしまう、つまり『身に着けたスーツによって、あなた自身も“値踏み”されてしまうのだ。』と主張され、

『だから、毎日の仕事スーツに、今より一ランク上の価格帯のものを購入することで、他者からの評価が変わり、内面が変わり、行動が変わっていく。』ようにすべきなのだと読者に問いかけます。

もちろんドラマの登場人物だけではなく、ご自身でコンサルティングをされたと言う経営者のD氏の事例も引き合いに出し、勝負スーツとしてブリオーニの60万円のスーツを購入したD氏は、10年後にはビジネスで成功をおさめ、スーツにふさわしい年収を得るに至っていると言う、”実例”も提示していらっしゃいました。

つまるところ、『一言でいえば、スーツのランクを上げることは「目指す未来」への近道となる。』ので、ランクの高いスーツ(※)を購入して仕事をしましょうね、と言うことがメインの主張のようでした。
※ランクの高いスーツの定義は記事中にはないですが、「ランクの高いスーツ=金額的に高価なスーツ」だと解釈されます。

ちなみに上記の『』内は全て記事から引用したものですが、上述した内容は決してしぎはらひろ子氏の主張を正確に要約したものではありませんから、正確な内容を知りたい方は、是非記事を直接ご覧になってください。

■タマゴが先かニワトリが先か!?
正直上記にてご紹介させて頂いた記事は、論理の飛躍や因果関係が「?」と言う箇所も所々あったのですが、服好きとして、また一ビジネスマンとして、なかなか興味深く読み進めることが出来ました。

実際、

・高価なスーツを着るから、仕事が出来るようになったり、成功する

のか、

・仕事が出来、成功しているから、高価なスーツを着る

のかは、まさに「タマゴが先かニワトリが先か!? 」と言ったところで、真面目な議論にはならないように思うのですが、ファッション・プロデューサーのしぎはらひろ子氏は前者を主張されていらっしゃるわけですね。

しぎはら氏は相当なご経験、ご実績もあるようですし、自らのお仕事の宣伝等を踏まえてのご主張だとは理解しつつも、しぎはら氏に相談に来る段階で、既に意識の高い、「デキル」ビジネスマンである可能性も高く、論理的には若干の違和感も感じなくもないわけです。

とは言え、自らの買い物を”投資”として位置づけて、背伸びをしまくっている私からしますと、共感出来る個所もたくさんあるわけで、嫁さんに読んでもらえればスーツにお金をかける理由が分かってもらえるかも!?と妄想してみたり、「年収に対する着るべきスーツの額の目安」なんかは、思わず電卓を叩いてしまう自分がおりました。(笑)

まぁ今回の場合は、タマゴが先であったとしても、ニワトリが先であったとしても、どちらにしても”幸せな状態”なんだから、どちらでも良いよね、と最後は自分自身を納得!?させましたが、皆さんの感覚的にはどちらの考え方の方が腹落ちしやすいでしょうか!?

ちなみに、私自身の体験談を踏まえますと現実的には「後者」から入り、「前者」に移行してきたのかなと思っています。

やっぱり若い頃は目の前の仕事に必死でしたし(今手を抜いていると言うわけではないです・笑)、あるべき”装い”をしっかりと考える精神的余裕も、経済的余裕もなかったと言うのが現実です。どうやっても無い袖は振れない。もちろん、それでも失礼のない清潔感のある装いや、モテたい欲求からそれなりには頑張っていたとは思いますが。(笑)

ただ、ある程度経験を積み、素晴らしい先輩方からしごかれて!?仕事が出来るようになってきたり、収入もそれに応じて徐々に上がってきますと、多少余裕のようなものが出来てきて購入するスーツにもお金をかけることが出来るようになってきたと。

まだまだ仕事的にも、人間的にも未熟な部分が多々ありますので勉強をさせて頂く毎日ですが、今はもっと仕事が出来るようになり、上を目指して成功することが出来るように!?、自分自身がもっと頑張れる、魅力を感じる服(スーツ)を選んで買っている感じでしょうか。

もちろん世の中には服装に全くお金をかけないでも恐ろしく仕事が出来たり、成功されていらっしゃる方も多数いらっしゃいますので考えだすとキリがないのですが、色々と考えてみる”きっかけ”を提供してくれた記事のご紹介でした。

どちらが正解で、どちらか不正解と言うことではないと思いますので、皆さんも是非隣駅までの時間を使って!?考えてみてはいかがでしょうか!?ちょっとした頭の体操位にはなるのかもしれませんょ。(笑)









BRAGAのイタリア製ロングホーズを買ってみた!

こんにちは!
本日は、先日開催されました楽天買い物マラソンにて購入した小物アイテムをご紹介致します。

それでは、まいりましょう。

■約1000円で購入可能な、イタリア製の秋冬用ロングホーズ
この度購入しましたのは、BRAGA社の秋冬用のロングホーズです。興味を惹かれた理由は下記2点!

①イタリア製なのに991円(税込・送料込1070円)と言う、お財布に優しいプライス!
②秋冬用の生地のロングホーズであること!

これまでも1000円程で購入出来るイタリア製のロングホーズを購入してまいりましたが、意外や意外!?結構普通に使えます。もちろん「安かろう、悪かろう」であれば、リピート購入もしませんし、今回も試さなかったと思うのですが、「使える!」となりますと話は早いですよね。(笑)

また、1000円程であればチャレンジもし易いと言うこともありますので、今回も試してみた次第です。

なお、これまで購入してきたロングホーズの購入記事(※)でも記載しております通り、私がロングホーズを評価する際には、以下の4つの切り口をもって判断をしております。

①ホールド感
②耐久性
③価格
④心地良さ

※これまで購入したロングホーズの記事:
・「ADRIAN(アドリアン)のホーズを購入!
・「HALISON(ハリソン)スーピマ ハイゲージ 平編 ロングホーズを購入!
・「NASSOW(ナッソー)定番リブ編みロングホーズを購入!
・「ROSSI(ロッシ)のロングホーズを購入っ!
・「Sozzi(ソッツィ)のコットン ロングホーズを購入!

もちろん今回も例にもれず、上記4つの切り口を踏まえて個人的な感想を述べてみたいと思います。

■BRAGAのイタリア製ロングホーズの実力やいかに!?
今回選びましたのは、チャコールグレー。他にもネイビーとブラックがあったのですが、現在所有するロングホーズはネイビーが多く、ブラックはフォーマル以外は基本履きませんので、自然とチャコールグレーと言う流れになりました。
BRAGAのイタリア製ロングホーズ_①

実際届いてみますと、思った程の生地の厚みはないものの、逆に起毛感が思った以上にありました。よって、表情、雰囲気としてはカジュアル色が強くなりますので、フランネル生地などの起毛感のあるスーツには合わせやすい一方、ウーステッドなどドレッシーな雰囲気のスーツを着用する際には避けた方が良さそうです。
BRAGAのイタリア製ロングホーズ_③

素材はヴァージンウールが50%にアクリル40%、ナイロン10%と言う混紡率。アクリルやナイロンを入れているのは伸縮性や耐久性の向上、そしてコスト面以外の目的としては毛足が長めのウールのチクチク感緩和のためかなと想像しましたが、実際どうでしょうか・・・。
BRAGAのイタリア製ロングホーズ_④

ちなみに伸縮性は抜群で、軽い力で結構伸びます。
BRAGAのイタリア製ロングホーズ_⑥

つま先もリンキング処理(かがり縫い)がなされており、ごろつき感などはなさそうな雰囲気。
BRAGAのイタリア製ロングホーズ_⑤

かかと部分も凹凸感などはなく、ぴっったりとフィットしそうな予感・・・。
BRAGAのイタリア製ロングホーズ_⑦

と言うことで実際に足を通してみました。起毛感はあるものの、チクチク感はほとんど感じられず、ふくらはぎのホールド感はまずまず(ハリソン、ソッツィには劣る)でしょうか。これまで購入した中では、同じく1000円ほどのロッシに近い感覚です。
BRAGAのイタリア製ロングホーズ_⑧

今回はワンサイズだったのですが、対象としては39から41と若干幅があります。と言うことで、上記画像からもお分かり頂けますが、甲からつま先にかけて若干のだぶつきが見られますね。インポート系のロングホーズで多いのが、このつま先のだぶつき。このあたりが解消されると更に靴の履き心地が良く感じられると思うのですが、日本人仕様ではないので・・・。
BRAGAのイタリア製ロングホーズ_②

それでもふくらはぎからかかとにかけてのフィッティングは十分。こちらも上述したロッシに極めて近い感覚です。かかと部分は緩すぎますと靴を履いた際に動いてしまって気になりますので、注意したいところです。
BRAGAのイタリア製ロングホーズ_⑨

耐久性はこれからの検証となりますが、ホールド感や心地良さは、上述しましたように、これまでに購入した1000円(税込・送料込)ほどの【イタリア製】ロングホーズROSSIにかなり近いように感じました。私個人の感じた大きな違いとしましては、素材による肌触りくらいです。

秋冬用のウールロングホーズとしましては生地厚が抑えられているように思ったのですが、考えてみれば生地厚があまりにもありますと、靴を履いた際の感覚も大分異なってしまいますよね。特に普段ぴったりのフィッティングで革靴を履いてらっしゃる方ですと、圧迫感を感じてしまうこともあるかと思います。

そう言う意味では、コットンではなくウールメインのロングホーズをお探しの方の中で、特にコスパ重視、かつ起毛系のスーツに合わせるロングホーズを探されている方は、このBRAGA社のロングホーズを検討の選択肢に入れてみても良いのかもしれませんね。









MOORER(ムーレー)のウールフランネルファー付きセミダブルダウンジャケット(SIRO-FF)を着てみた!

こんにちは!
本日は、前回購入をお伝え致しました、MOORER(ムーレー)のウールフランネルファー付きセミダブルダウンジャケット(SIRO-FF)の着用イメージをお届けし、後半では執筆時点で在庫のあった、”お得な”ムーレーのアイテムをご紹介したいと思います。

それでは、早速まいりましょう。

■MOORER(ムーレー)のウールフランネルファー付きセミダブルダウンジャケット(SIRO-FF)を着てみた!
さて、172cm 59kgと言う体型の私が今回選んだのはサイズ「44」。恐らく「42」でも着用は出来るのですが、前回の購入記事にも記載しましたように、私はスーツやジャケパンと言うドレススタイル(仕事)時に着用することを想定しておりましたので「44」を選んでいます。ただ、タートルネックの上に直接着用するようなイメージですと、「42」の方がベストフィットするかもしれません。

今回襟のファーはつけたまま撮影しましたが、スーツの上に着用しますとこんな感じです。ネクタイがあっても全く違和感なく、それでいて程良いエレガントさとドレッシーさを保ったまま着用することが出来るのが、ムーレーの嬉しいポイントです。やっぱりインポートものであるせいか、袖丈が若干長めなのは気になりますが、ダウンウェアと言うことで許容範囲かなと思っています。
MOORER(ムーレー)のウールフランネルファー付きセミダブルダウンジャケット(SIRO-FF)_⑫

チェストの部分には、ファスナー式のハンドウォーマーポケットが付いています。これが結構便利でして、かなり暖かいのです。もちろんこの時期はグローブを持って移動される方が多いと思いますが、グローブをつけるのが面倒であったり、ちょっとした距離を移動するのであれば、このハンドウォーマーポケットで十分対応可能!?かなと思います。
MOORER(ムーレー)のウールフランネルファー付きセミダブルダウンジャケット(SIRO-FF)_⑬

気になる!?バックサイドの表情はこんな感じです。サイズ「44」ですとカタログ上の着丈は「70.5cm」。私の場合、ジャケット丈が70cm~71cm程度であることが多いので、購入前はジャケットが出てしまうことを少し心配したのですが、実際に着てみますと全く気になることはありませんでした。
MOORER(ムーレー)のウールフランネルファー付きセミダブルダウンジャケット(SIRO-FF)_⑭

フロントを開けても、ご覧の通りキマります!?私のワードローブには基本無地のスーツが多く、チェック柄であったとしても控えめの柄を着ることが多いので、アウターにこう言ったチェック柄が施されているのは逆に良いアクセントになって良かったと思っています。
MOORER(ムーレー)のウールフランネルファー付きセミダブルダウンジャケット(SIRO-FF)_⑮

下記は昨日外出した際のオフスタイルの着用イメージです。今季最強の寒波が襲来すると言うので、タートルネックにフランネルシャツをインして外出しました。結果、空気はかなり冷たかったのですが、それさえも心地良く感じるほどの暖かさで大満足。
MOORER(ムーレー)のウールフランネルファー付きセミダブルダウンジャケット(SIRO-FF)_⑱

表地に使われているロロピアーナのグレンチェック柄は私が思った以上にドレッシーに見えるようで、インスタグラムで交流させて頂いている皆さまからも、「ショート丈なのにカジュアルさが抑えられていてエレガント」と言った趣旨のお褒めの言葉を頂くことが出来ましたよ。お世辞であってもやっぱり嬉しいですねっ♪コメントを頂きました皆さま、ありがとうございますっ^^
MOORER(ムーレー)のウールフランネルファー付きセミダブルダウンジャケット(SIRO-FF)_⑲

なお、色も落ち着いたブラウングレーと言うことで、スーツの定番であるネイビーやグレーはもちろんですが、ブラウンのジャケットなどにも合わせやすく、既に所有していたモーリスとともにオン・オフ問わずに活躍してくれるのではないか!?と期待しております。ムーレーのドレス用アウターは今回のSIROでもう十分かなと思っておりますので、後はカジュアルを・・・。(笑)

と言うことで、ムーレーのSIRO-FFの着用イメージをお届け致しました。それでは、後半ではお買い得価格となっておりました、ムーレーのアイテムをご紹介したいと思います。
※執筆時点での在庫のため、完売している場合はご了承くださいませ。

■サイズがあれば、お買い得!ムーレーのお得なアイテムをご紹介
まずは定番のダウンベストモデルであるOLIVER。実は、今回ギリギリまで悩んだのが、このOLIVERでした。新品で6万円代であればアリかなと思いつつ、ダウンベストのフロントは釦にこだわりたい私は結果的に見送ることと致しました。。残りサイズは少ないですが、気になる方はチェックされてみてください。



なお、OLIVERでも今回ご紹介さしあげたSIROと同じロロピアーナのグレンチェック生地を使ったOLIVER-FFと言うモデルもあります。現在20%Offにポイント10倍が付きますので、実質30%Off相当。OLIVERを狙っている方で、他の人と被らないモデルが良い、と言う方にはおススメです。



こちらは私も所有するMORRISのナイロンモデル。それでもプロパーは20万円ほどしたと思いますが、こちらは115000円(税込)と驚異のプライス。日本の現在の代理店であるパルテンツァさんのものではなく、直輸入だから出来る価格ですね。



ミリタリーテイストなN3-BがベースのモデルであるBARBIERI。ムーレーにかかるとかなり上品に仕上がりますね。こちらは119800円 (税込)で、サイズ「44」と「48」が残っています。



更に、BARBIERIのショート丈バージョンであるPHILIPのカシミア混生地を表地に使ったPHILIP LLは、同じく119800円 (税込)。なお、本日の20時から4時間限定で更にポイント10倍セールになるみたいですので、かなりお買い得かと思います!



もちろん!?今季初登場のモデルである、フロントがシングルのモデルであるVALENTEもセールに。なぜか人気の「44」だけ残っておりますね。こちらは139860円(税込)でした。



ストレッチの効いたショート丈ダウン。車移動が多い方なんかは重宝しそうですが、こちらは142560円(税込)で、サイズ「42」と「44」と言う黄金サイズ!?が今だに残っておりました。



なお、中古であっても1円でも安い方が良い!と言う方であれば、ウールの表地を使ったPコートタイプのアウターが5万円と言うことなので、検討の余地ありかもしれません。



あと、昨年私も購入を検討したダウンベストのモデルであるMANTEGNA-L。こちらは未使用の中古で6万円ちょっと。プロパーで10万円ちょっとだったと思いますので、サイズがあえば大変お買い得ですね。



インスタグラムでもムーレーを新規で検討されていらっしゃる方や追加で買い足しを考えていらっしゃる方が結構いらっしゃいましたので、狙っている方は少しでもお得に購入出来るように頑張ってさがしてみてください!この雰囲気とデザイン性、品質の高さが15万円以下で購入出来るとなればアリだと思います。

それでは、皆さまが良い買い物を出来ますことを心より願っておりますっ!
※「2016年AWアイテム・インポートファッションのセール情報まとめ!」:Sharonさんのモアセール情報など、絶賛更新中!