Drumohr(ドルモア)のスーパージーロン ラムズウールを使ったケーブル編みタートルネックをおかわり購入!
こんにちは!
本日は、この2016年AWセールで”おかわり購入”をしていたアイテムをご紹介したいと思います。
それでは、まいりましょう。
■お気に入りのニットブランドを探せ!
さて、私はこれまで様々なニットメーカーのアイテムを購入したり、店頭で試着等をしてまいりました。もちろん、まだまだ気にはなるものの、私自身未体験なニットメーカーはございます。
それでも、本日ご紹介するドルモアの他には、フェデリやクルチアーニ、ザノーネやグランサッソ、ジェームズシャーロット、珍しい所ではディマエストロ、オスカーマランゴンなどを購入してきたわけですが、それぞれ一見同じように見えてしまうニットアイテムであったとしても、各ブランドにはそれぞれ個性があり、それが製品作りに反映されていると思います。
それこそ数多くのブランドを見てきますと、それぞれのスタイルや雰囲気があることに気付きますし、それに対して好き嫌いが出てくると思います。そうしますと、大切なことはどのブランドのスタイルや雰囲気、ニットの質感が自分にとってベストなのか!?を知ることかなと思っていたりします。
と偉そうに言ってますが、私も最初は、どのブランドのニットが最も質が良いのか!?と言う意識が強く働いていたと思います。ところが、ある一定のレベルを超えますと、それこそ私のような素人ですと素材や製法における”質の違い”と言うのを見分けるのが困難になってくるように思います。
もちろん異なる素材、異なる製法や仕様のものを比べても意味がないですから、極力同じもの同士を比べると。すると、技術論と言うよりは、感覚としてこれが好みだな、と言うのが色々着ているうちに見えてくると思います。
そう言った自分の心の声!?を頼りにブランドを選べるようになりますと、グッと自分のスタイルづくりがしやすくなるように感じておりますので、是非そんな観点でニットを選んでみると新しい気付きや発見があるかもしれません!?
と言うことで、2016年AWセールで”おかわり購入”をしたアイテムをご紹介したいと思います。
■Drumohr(ドルモア)のスーパージーロン ラムズウールを使ったケーブル編みタートルネックをご紹介
この度購入しましたのは、世界最古のニットメーカーとしても名高く、英国ロイヤルファミリーにも愛されたニットとして知られている、Drumohr(ドルモア)のケーブル編みニットのタートルネックです。1773年にジェームス・パターソン氏によってスコットランド ダムフリースの地で創業された、ニットの老舗メーカーですね。
個人的にはドルモアの中でも、今回購入したアイテムに使われているスーパージーロンラムズウールを使ったミドルゲージ以上のアイテムが、ウールの中では質感や雰囲気が一番好みです。
一応スーパージーロンラムズウールにつきまして簡単にご説明を差し上げますと、羊毛で世界的に有名なオーストラリアのヴィクトリア州ジーロン市にしか生息しないぺディグリー種の純血種の子羊の毛で、生後6カ月で最初にすき取った羊毛のみを、「スーパージーロンラムズウール」と言います。
純血種の子羊は、その一生に一度だけしか羊毛を提供できないそうなのですが、それだけ希少性が高く、最高級細番手のウールとして知られております。
ただ、私はスーパージーロンラムズウールと言う言葉さえも知らずに手に入れたドルモアのタートルネックを触った瞬間に、その繊細で柔らかく、しっとりとした質感に魅了されてしまいました。
これは他のウールとは違うと。
素人の私が瞬間的に判断が出来る位ですから、きっと多くの方が目隠しをされて触ったとしても、どれがスーパージーロンラムズウールのアイテムか、直ぐに判断がつくと思います。それくらい、他のウールとは異なる質感を持っています。
この弾力があって柔らかく、しっとりした質感のウールと、スコットランド発祥のニットメーカーながら、イタリアの資本が入っていると言うことで、素朴過ぎず、かと言って艶感がありすぎない、絶妙なバランス感のある雰囲気がとても気に入っているのです。
そんな背景があってこの度買い足しましたのが、このケーブル編みのタートルネック。色はライトグレーです。
ニットの質感も上述しましたように”私にとりましてはウールの最高峰”であることに加えて、ボディバランスもとても良いのです。172cm 59kgの私でサイズは「44」を着ているのですが、タイト過ぎず緩すぎず、またネックの長さもちょうど良い感じです。
ミドルゲージで編み込まれたこの表情。ふんわりした柔らかな質感がたまりません。
前身頃とアーム部分の表情の違いも良いですね。デザインなのですが、デザインしました!と言う感じが強くは無いあたりに個人的には好感が!?持てます。
なお、私がサイズ「44」を着てみますとこんな感じです。ボディ部分もピッチリ過ぎず、緩すぎず、アーム部分も適度なゆとりがあって良いと思っています。
これまで試してきたブランドの中にはネックが若干長すぎると感じたり、短すぎると感じるものもありましたが、ドルモアのこのモデルのタートルネックは長さが絶妙です。ちなみに、私の首の長さは一般的かなと思っています。
最後に、私のスタイルにあわせるとこんなイメージになります。合わせているのは最初に購入したホワイトですが、ナポリならではの柔らかい質感を持ったジャケットにもピッタリだと思います。
ジャケットはサルトリア・ソリートのカシミアジャケット、中に着たシャツはルイジ・ボレッリのフランネルシャツ。パンツは、レ・スパーデのモールスキンパンツです。
同じようなスタイルが好きな方には特におススメですし、個人的にはウールの中では最も気に入っている質感ですので、気になる方は是非お試しくださいませ!きっと、確かにこれは!と思って頂ける一品かと思いますょ。
まだマイサイズがありますので、出来れば色の種類を増やしたいと考える、今日この頃です・・・。