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Think Elegant !

ファッションを通して自らの人生と向き合い、美しいと感じるスタイルを追及するブログです。

G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツを購入!

こんにちは!
ここの所カジュアルなアイテムのご紹介が続いておりましたが、本日は久しぶりに!?ドレスアイテムのご紹介です。

購入しましたのは、現在モンテサーロと並んで私のお気に入りのカミチェリア(ス・ミズーラのシャツ工房または職人)である、G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のマイクロストライプシャツです。無地系のシャツは充実してきておりますので、カジュアルだけではなく、ドレスも着こなしの幅を広げるべく、少しずつワードローブにはないアイテムの補充を測っている次第です。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_①

それでは、本日は早速実物からご覧頂きましょう

■G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツをご紹介
シャツの顔は襟だと言いますが、何度見てもうっとりするような美しい襟を持っていることが、私がジ・イングレーゼに惹かれる理由の一つです。もちろん手縫いの工程が20以上もあることによって溢れ出る手縫い感や、着心地が良かったりと言う点も魅力的なのですが、ぱっと見で惹かれるかどうか、と言う感覚的な部分を私は結構大切にしております。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_②

もう1つのお気に入りのカミチェリアであるモンテサーロに比べると、ややゆとりを持ったクラシックなボディバランス。先がすぼまるような形状の台形カフもそのクラシック感を強めている感じがして好みです。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_③

襟の開き方が水平(ホリゾンタル)に近いことから、ホリゾンタルカラーまたはカッタウェイカラーと呼ばれているこの襟型。個人的には最も好きなシャツの襟型で、こちらにキュッと絞られたネクタイのノットを合わせ、そこからフワッと広がるようなダブルディンプルを合わせますと、最高に幸せな1日を過ごす事が出来ます。(笑)
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_④

台形型のカフは、その長さもバランスを保つ上では重要です。ほとんどのシャツメーカーのカフの長さは7cm以下なのですが、イングレーゼのカフは1cmほど長い、8cm。長ければ良い!と言うものではなく、大切なのはバランスかなと思います。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_⑤

そして、今回は自身初のマイクロストライプのシャツです。遠目には無地のサックスにも見えますので、徐々に着こなしの幅を広げたいと考える私にとりましてはチャレンジしやすい柄ですね。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_⑥

実際に「悩めるトルソー君」に着せますと、こんな感じです。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_⑦

襟羽根に入る、ピッチが細かく精密に走る精緻なステッチに対して、台襟に入るいかにも手縫いであることを主張する星ステッチ。この180度も性質が異なるものが共存するあたりがたまりません。(笑)
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_⑧

ジ・イングレーゼのドレスラインのシャツには、様々な箇所に星ステッチが見られます。もちろん着心地には一切関係はありませんが、シャツの雰囲気を作る上で重要なディティールの1つだと思います。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_⑨

釦はやや厚みのある白蝶貝に、ザンパテグリアートによる釦付け。釦ホールもしっかりと手縫いです。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_⑩

星ステッチはバックヨークにも並び、美しいギャザーが目を引きます。細かい仕様はオーダー時に色々と設定出来るのだと思うのですが、イングレーゼ持つ強みや魅力を引き出すような仕様はさすがと言ったとことでしょうか。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_⑪

もちろん、着ている分には99.9%の方はそんなディティールには気付きませんので、完全な自己満足の世界なのですが、それでもいかに気持ち良く、気分良く仕事に臨むのかと言うのは大切かなと。高いモチベーションで仕事に臨めるのであれば、個人的にはその方法は問いません。(笑)
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_⑫

今回も生地はCARLO RIVA(カルロリーバ)でしょうか。200双糸だけあってしっとりとして滑らかな手触りは極上そのもの。程良い光沢感と相まって、上質感が半端ないです。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_⑬

トロトロとした心地良さは、1度体験してしまうと病みつきに・・・。こう言う心地良さに慣れてしまいますととても危険ですので(汗)、ここぞ!と言うタイミングで、合わせるスーツやジャケットも考えながら着ておりますよ。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_⑭

ジャケットにシャツ、ネクタイにパンツ、そして靴など、メンズファッションにおけるドレススタイルを構成するアイテムと言うのは限られておりますね。その中でも吊るし(既成品)でここまでお気に入りのシャツと出会ってしまいますと、なかなかス・ミズーラ(ビスポーク)にチャレンジしよう!と言うモチベーションが刺激されないのですが、それでも今年中にはチャレンジしなきゃ!と言う想いは持っております。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のホリゾンタルカラー200双糸マイクロストライプシャツ_⑮

■ジ・イングレーゼのシャツの魅力を改めて考える
さて、ジ・イングレーゼのドレスシャツですが、購入しましたのは昨年以来、約1年ぶりとなります。昨年はシーアイランド・コットンのサックスブルーの無地を購入していたのですが、今回は在庫のあった中から自身初のマイクロストライプシャツにしたことは上述した通りです。
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以前よりシャツの着心地は、「パターン×生地×縫製」と言う式の解で求められることは述べてきたと思うのですが、新しいジ・イングレーゼのドレスシャツを着てみますと、上記の式で表現される各要素が高いレベルでまとまっていることを改めて感じざるを得ません。

ややゆとりあるクラシックなフィッティングはシルエットと言う観点で言えば好みが分かれる点の1つなのかもしれませんが、それでも着心地において不満な点は一切なく、肩、腕周りの稼働域の広さは私がこれまで着てきたシャツの中ではトップレベル。

その上、生地は「生地の宝石」とも称されるCARLO RIVA(カルロリーバ)製の最高級生地を中心にセレクトしておりますので、動かずとも静止している状態で極上の心地良さを感じることの出来る贅沢なシャツなのです。

更に、精緻に縫い上げるところや手縫いならではの柔らかさを出すところ、おまけに手縫い好きを魅了するヴィジュアル的なアクセントなど、1枚のシャツの中に感じどころ、見所が満載である縫製。

ぱっと見の、思わず見とれてしまう程の美しい襟型に加えて、極上の着心地を提供するために高いレベルで「パターン×生地×縫製」がまとまっているともなりますと、毎年少しずつでも揃えたくなってしまうのが、ジ・イングレーゼのシャツなのです。

世の中には他にも素晴らしいシャツを仕立てるメーカーは沢山あると思うのですが、そんな数ある素晴らしいシャツメーカーの中でも、シャツが好きな方に自信を持っておススメ出来るのシャツメーカーの1つがジ・イングレーゼかなと思っています。特に、南イタリアの手縫いの香りが好きな方にはたまらないディティールを数多く有しているのではないでしょうか。

シャツもスーツやジャケットと同じく、良い悪い、と言うよりは、好きか嫌いかの世界かなと思っています。

好みのスーツやジャケットのスタイルには、どんな襟の表情を持つシャツを合わせるのが好きなのか。好みの襟型を持つシャツが見つかったら、その中から上記のような公式!?を当てはめてみて、自分なりの好みのシャツメーカーを絞りこんで行きますと、着心地も良く、高いモチベーションで仕事に臨む事の出来るような!?素敵なシャツに巡り合えると思いますよ!?









MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)を購入!

こんにちは!
本日も、前回に引き続きちょっとこれまでのテイストとは異なるアイテムを購入しましたので、ご紹介したいと思います。それは、数シーズン前から日本に入ってきた、フランスのニットブランドであるMONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)の定番アイテムであるニットブルゾンです。
MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)_⑫

それでは、早速まいりましょう。

■MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)とは
さて、本日も簡単なブランドのご紹介から入りたいと思います。恐らくクラシコイタリアがお好きな方であればご存知であろうブランドですが、ムッシュ ラスネールのデザイナーは、Garance Brocca(ガランス・ブロカ)氏と言うフランス人女性です。

エルメスやジョセフ、バルマンと言った高級メゾンにおいてニットの生産に携わり、その後満を持して独立。2011-12年秋冬コレクションからメンズのニットアイテムに参入し、女性デザイナーながら、メンズのコレクション”のみ”を展開していると言う、ちょっと異色のブランドです。

アイテムの形はシンプルでベーシックなものが多いのですが、各ディティールには女性デザイナーらしいと言いますか、それともフランス人デザイナーらしいと言ったら良いのか迷いますが、エスプリの効いた遊び心が随所にみられるのが特徴のように感じております。

もともとニットが本職であることから、日本でも本日ご紹介するニットブルゾンをブランドの前面に添えて参入してきた印象がありますね。

私も日本のマーケットに登場した当初はニット素材のスタジャンのようなデザインのアイテムを見て、かなり新鮮な印象をもちました。それでも、フランスのブランドらしい、どこか上品な風合いが感じられたことから頭の片隅にその存在がインプットされていたのですが、結局それが今回ご縁があって購入することとなったニットブルゾン(TEDDY)だったわけですね。

正直今季の購入予定アイテムには全くなかったのですが、そんな頭の片隅にあったアイテムが、破格なプライスで販売されておりましたので、思わずポチってしまった次第です。(笑)

それでは、そんな衝撃的なプライスで購入した、ムッシュ ラスネールのアルパカアワードニットブルゾンをご紹介したいと思います。

■ムッシュ ラスネールのアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)の実物をご紹介
今回購入しましたのは、ブランドの顔的な存在ともなっております、ニットブルゾンのTEDDY。色は何色かあって迷ったのですが、価格とベーシックで使いやすいと言う理由からネイビーをセレクト致しました。
MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)_①

ニット素材でできていることから、全体的には柔らかく、見方によっては可愛らしい!?印象になりますね。シャツに合わせても良いですし、カットソーなんかにサラッと羽織るのも良さそうです。
MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)_②

リブにはこのようにラインが入って、スタジャンらしいデザインディティールになっています。
MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)_③

素材はアルパカ。秋冬はアルパカで展開し、春夏ものはコットンで展開しているようですので、機会があれば春夏ものも購入しても良いかもしれません。ちなみに秋冬はご覧のように毛足が長くて起毛感がありますので、こなれるまではシャツなどに毛がついてしまいそうですね。
MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)_④

フロントの釦はメタルではなく、ウッド。この素材のセレクトもアイテムとして上品かつ優しい印象を醸し出すのに影響をしているように思います。
MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)_⑤

スタジャンタイプのブルゾンがニットで作られていると言うこと事態新鮮なのですが、デザイン的な特徴の1つが、このバックサイドのセンターに走る編み込みのライン。
MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)_⑥

このデザインディティールによって、いかにもニットで編み込まれた!と言う感じがして良いと思います。
MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)_⑦

アルパカのため保温性は高く、室内であればこの時期でも全然OK。商業施設に遊びに行く際など、車移動の日などはアウターは結局車内に置きっぱなしになってしまいますよね!?よって、そういった日にはムッシュラスネールのニットブルゾン1枚を羽織って行けば、寒い日であっても対応は出来そうかなと思っています。
MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)_⑩

ちなみにタグを見て驚きました。今回はアマゾンにて破格なプライスになっていたのを偶然見つけて購入したわけですが、アマゾンジャパンが直接仕入れている模様です。小売りだけではなく、インポートアイテムの代理店機能も担っているのですね。知人が勤めているので、今度聞いてみようかなと。
MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)_⑪

最後に「悩めるトルソー君」に着てもらい、実際の着用イメージをご紹介出来ればと思います。ご覧の通り、襟の立ち具合も絶妙で、シャツを着た際の襟の長さやその立ち具合も良い感じです。もちろんカットソーにあわせても、しっかりと襟立ちしてくれますよ。
MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)_⑬

今現在、あまりこう言うテイストのアイテムを持っていませんでしたので、私のワードローブの中でもかなり新鮮かつ異色な!?存在です。もちろんオフ用での利用を目的に購入しておりますので、オフのカジュアルスタイルの幅を広げるのに活躍してくれそう。
MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)_⑭

今回選んだサイズは「S」です。172cm 59kgの私が着てみますと、タイト過ぎず、緩すぎずちょうど良いかなと言う感じでした。
MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)_⑮

ところで、ムッシュラスネールのニットブルゾンは定価ですと4万円近くすると思うのですが、今回は新品ながらなんと破格の6955円!しかも2点で更に20%Offセール時に買いましたので、実質5千円中盤位と言う驚きの価格!!アマゾンはたまにこう言った驚異の!?プライスでセール販売を行う事がありますので、定期的にチェックすると良い買い物が出来ると思います。
MONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ ラスネール)のアルパカアワードニットブルゾン(TEDDY)_⑯

ちなみに、今現在でも60%Off以上で購入できますので、気になる方はチェックされてみてください!カラーやサイズによっては70%Offに近いものもありましたょ。


と言うことで、シーズンの終盤に思わぬ収穫がありました。アルパカかつ起毛感が結構ありますので、これからの季節に着るには期間が限られてしまいますが、ベーシックなデザインですので今後末長くお付き合い出来ればと思います。






これからの季節に使いやすいコットン素材が中古なら約6500円!



Kerry Woollen Mills(ケリー ウーレン ミルズ)のアランケーブルクルーネックセーターを購入!

こんにちは!
本日は少し前に購入しておりました、普段の私のテイストとはちょっと異なるアイテムをご紹介したいと思います。

それでは、まいりましょう。

■Kerry Woollen Mills(ケリー ウーレン ミルズ)とは
さて、この度購入しましたのはKerry Woollen Mills(ケリー ウーレン ミルズ)のアランケーブルクルーネックセーターです。まずは簡単にブランドのご紹介から始めたいと思います。

ニットの産地として有名なスコットランドにて創業したケリー ウーレン ミルズ。300年以上にも渡って伝統的な手法を忠実に守りながらファインウールから織物と糸を生産しており、アイルランド国内はもちろん世界中に顧客をもっているイーディー家によって1904年に買収され、現在はその拠点アイルランドへと移しております。

また、近年ではイギリスにもファクトリーを構えるなど、顧客からの支持によりその生産数を拡大しているようですが、その大きな特徴の1つは、化学物質や殺虫剤、科学薬品等を使わない有機牧場で飼育されている羊たちから採れたピュアウールのみを使用していること。

今回私が購入をしたのは、元々は漁師のための防寒服であったと言うアランセーター。デザイン上目を引く網状の編み方は漁に使うロープを表していると言い、大漁祈願等の様々な願いが込められているのだそうですよ。

もちろん元々はワークウェア!?として生まれたものですから、機能性もちゃんと有しています。しっかりと編み込まれているので高い保温性はもちろんですが、ウールに残っている油分によってある程度の防水性も実現していると言うすぐれもの!?

自然界の恩恵をしっかりと機能に活かしながら、なおかつ伝統的な生産手法を忠実に守って、ニットならではの温もり溢れるアイテムを送りだしているのが、ケリー ウーレン ミルズであると言うことが言えそうです。

私はこの2016年AWのセールでは、「Drumohr(ドルモア)のスーパージーロン ラムズウールを使ったケーブル編みタートルネックをおかわり購入! 」と言う記事でご紹介さしあげた、ドルモアのケーブル編みタートルネックを購入しております。
Drumohr(ドルモア)のスーパージーロン ラムズウールを使ったケーブル編みタートルネック②

スーパージーロンラムズウールを使っているので適度な弾力を持ちながらも繊細で柔らかく、しっとりとした質感を持っていることから個人的にはお気にいり。更に、ニットとしてはプレーンな表情を持っておりますので現在所有するアイテムとも合わせやすくて重宝しているのですが、休日のよりカジュアルなスタイルにも合わせやすいニットの購入を考えておりました。

そんな折に目についたのが、ケリー ウーレン ミルズだったわけですね。セールプライスで1万円ちょっとと言うこともあり、この機会にワードローブに向かい入れておきました。

それでは、実物をご覧頂こうと思います。

■Kerry Woollen Mills(ケリー ウーレン ミルズ)のアランケーブルクルーネックセーターをご紹介
ドルモアのケーブル編みニットとは大分表情が違いますよね。この素朴でざっくりしとした風合いが気に入って購入致しました。ちょっと太めのデニムやチノパン、カーゴパンツなんかに合わせたいなと。
Kerry Woollen Mills(ケリー ウーレン ミルズ)のアランケーブルクルーネックセーター_①

ネック周りのリブの太めで、良い意味で!?カントリー色を感じます。
Kerry Woollen Mills(ケリー ウーレン ミルズ)のアランケーブルクルーネックセーター_②

ロープを模していると言うこのデザイン。ピュアウール100%ですが、適度な油分を含んでいるのでチクチク感は皆無です。
Kerry Woollen Mills(ケリー ウーレン ミルズ)のアランケーブルクルーネックセーター_③

リブのフィット感はとてもナチュラル。私が所有する中ではザノーネが一番しっかりとした圧がかかるのですが、このあたりの着心地は好みが別れますので、お好きなスタイルと着心地のものを選ばれるのが一番かなと思います。
Kerry Woollen Mills(ケリー ウーレン ミルズ)のアランケーブルクルーネックセーター_④

300年も続いている手法を用いると言うのは、技術発達が目覚ましい現代においてコストがかかっていることを意味すると思うのですが、それでもこういった独特の暖かさ、柔らかい表情など、守るべきブランド・アイデンティティを大切にしているのは凄いことだなと改めて感じます。
Kerry Woollen Mills(ケリー ウーレン ミルズ)のアランケーブルクルーネックセーター_⑤

こちらはイギリスのファクトリーで生産されたもののようで、タグにはイギリス製の文字がありました。
Kerry Woollen Mills(ケリー ウーレン ミルズ)のアランケーブルクルーネックセーター_⑥

実際に着用してみますとこんな印象となります。172cm 59kgの私で選んだサイズは「36」。程良いゆとりがなんとも言えません。カラーはグレーにも見えますが、ブランド表記上は「オートミール」と言うベージュがかったグレーのようなカラーリングです。
Kerry Woollen Mills(ケリー ウーレン ミルズ)のアランケーブルクルーネックセーター_⑥

着心地や持っている風合いとしましては、以前ご紹介させて頂きました同じイギリス製のJAMES CHARLOTTE(ジェームス・シャーロット)のニットに近いです。
Kerry Woollen Mills(ケリー ウーレン ミルズ)のアランケーブルクルーネックセーター_⑦
※ご紹介記事:「JAMES CHARLOTTE(ジェームス・シャーロット)のケーブル編みタートルネックを購入!

既に数回ほど使っておりますが、イメージ通りで気に入っております。クラシコイタリアなアイテムよりは、アメカジ的なアイテムと合わせたくなるニットと言う感じです。
Kerry Woollen Mills(ケリー ウーレン ミルズ)のアランケーブルクルーネックセーター_⑧

ニットオンニットや、ダウンベストなんかを合わせても良いと思います。ニットなので風の強い日に長時間外にいるのはつらいですが、室内中心であればこの時期でも十分な保温性を提供してくれますので、おススメです。
Kerry Woollen Mills(ケリー ウーレン ミルズ)のアランケーブルクルーネックセーター_⑨

最近はオンとオフでギャップあるスタイルを楽しんでいる自分がいるように思います。もちろんその根底には、週末にはちびっ子たちと一緒に過ごすと言うライフスタイルに起因する理由があるわけですが、小さい子供と過ごす際にもお気に入りの服を着ると言うことを諦めずに!?楽しく過ごしていければと思います。(笑)






残り少ないですが、サイズが合う方はお得です!


評価変えが必要です!?約1000円で買えるイタリア製 BRAGAのロングホーズ

こんにちは!
本日は、購入後に使い続ける中で、購入時に記述していた評価を変える必要がある!?と感じたエピソードをテーマに添えて、お送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■約1000円で買えるイタリア製のBRAGAのロングホーズ
さて、先月中旬ごろに「BRAGAのイタリア製ロングホーズを買ってみた!」と言う記事で、約1000円と言うプライスながら、価格を考えれば納得感の高い質感を持つイタリア製のロングホーズであるBRAGAをご紹介しておりました。



私はロングホーズである、と言うことを前提とすれば、その生産国がイタリア製であろうが、日本製であろうが、特段強いコダワリはございません。従いまして自分の中でのロングホーズに対する評価軸である以下の観点を一定レベルでクリアすれば、リピート購入するようにしております。

①ホールド感
②耐久性
③価格
④心地良さ

現在は週に1回程度のローテーションで所有するロングホーズを使っているのですが、 1000円程のロングホーズであれば2、3シーズン持てば御の字と言ったところで、正直耐久性につきましてはそこまで厳密な評価を行っていません。ただし、少なくとも数回の洗濯でホールド感が落ちてしまう(使用している最中にズレ落ちてしまう)ようなもはNGかなと。

このような中で、BRAGAのロングホーズはサイジングを除いて(※)は自分の中での満足度が高かったので、リピート買いの対象アイテムでした。ちなみにサイジングと言うのは主につま先から甲回りのだぶつきのことで、これが若干気になることは購入時の記事でも記述しておりました。
※購入時の記事では耐久性は未評価
BRAGAのイタリア製ロングホーズ_⑧

だぶつきが大きいと、どうしても革靴の中で違和感や不快感を多少なりとも覚えることがございます。一方、ぴったりと足に寄り添うようなフィット感ですと肌感覚に近い感じで靴を履くことが出来ますので、それが心地良さに繋がっていくと思っています。

購入時はそのマイナス点を踏まえても、自分の中では魅力度が高い!と言うことで上述したようにリピート買いの対象として考えてておりました。ただ、購入から1か月程度使い続ける中で私がマイナス点として評価したポイントが、なんと上手い具合に解消されたのです!

従いまして、これは記事としてお送りしておかないとBRAGAさんに申し訳ない!?と言うことで、この度ご紹介しておくことと致しました。ま、内容としては大したものではなく、洗濯をすると縮んで、より適正サイズになりました!と言うことなのです。(笑)

■たぶつきが洗濯により解消!これで買わない理由はなくなりました!?
正確に洗濯の回数までは把握していないのですが、2、3回の洗濯後にはだぶつきが解消されていたと思います。

なお、BRAGAのロングホーズに限ったことではありませんが、洗濯時は必ずネットにロングホーズを入れて洗濯機を回し(※)、干す際には履き口部分を揃えて洗濯バサミで吊るすようにしてしています。ちなみに、このようにすると乾くのが早く、品質を維持しやすいのだとどこかの記事で読んだことがありますが、実際のところはその効果は不明です・・・。
※推奨は手洗いですが、めんどうなのでそこまでは出来ていません。

と言うことで、数回の洗濯を経ることで購入時の「つま先、甲回りのだぶつき」と言うマイナス点が解消されたBRAGAのロングホーズがこちらです。良い感じにつま先から甲にかけてのだぶつきがなくなり、綺麗にフィットしているように見えますね。
BRAGAのロングホーズ_だぶつき解消①

これまで購入したロングホーズはどれも多かれ、少なかれ縮んでおりますが、BRAGAのロングホーズはそれが若干顕著に感じられるような気が致しました。
BRAGAのロングホーズ_だぶつき解消②

ただ、縮むと言ってもサイズが大きく変わってしまう程の変化ではございません。ホールド感が若干ながら強まった感じがある位ですので、購入時に適正サイズだったものが洗濯をする事で不快になるほどタイトになった!と言うことではないように私は思っております。よって、そのあたりはあまり神経質にならなくても良いのかもしれませんね。

と言うことで、個人的には約1000円で購入することのできるイタリア製BRAGAのロングホーズは”大きなスキがない”、とても魅力的なロングホーズであると評価を修正致しました!と言うお話でした。

これからも小さな変化にも気付くことが出来るように、丁寧に物と向き合えたらと思っています。






これからの時期ですとウールではなく、コットン素材のロングホーズが気になるところです。今度はイタリア製のコットン素材のロングホーズが3足で1620円(税込・送料込)と言うものを見つけてしまいましたので、次はチャレンジしてみたいと思います。




malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーをおかわり購入!

こんにちは!
昨年購入し、先日「malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーを購入!」と言う記事でもご紹介させて頂きました、1972年にイタリアのフィレンツェ郊外にて創業したニットウェアブランドであるmalo(マーロ)。この度、そんなマーロのカシミアニットマフラーをおかわり購入してしまいましたので、本日は簡単にご紹介させて頂こうと思います。

それでは、まいりましょう。

■自然と手が伸びるアイテム
さて、私も皆さまと同じように日々スーツやジャケパンを着用して仕事をしておりますので、毎朝の日課の1つが、

「今日は何を着るか」

と言う、その日のコーディネートを考えることです。

インスタグラム(ID:NFLD_rm55)を始めてからと言うもの、その日の自身のコーディネートがスタイルブックのような形で残っておりますので、これを見ながら出来るだけ同じコーディネートにならないように気を付けているわけですが、どうしても”自然に手が伸びてしまうアイテム”、と言うのがあったり致しますね。

それは、自分のお気に入りのアイテムであったり、どんなアイテムでも合わせやすい汎用性の高いアイテムであったり、その理由は色々とあると思います。

それでも、そんな”思わず手に取ってしまうアイテム”の理由の1つが、”とても心地良いと感じるから”と言う方も実際は多いのではないでしょうか!?

私もそんな”心地良い”アイテムを自然に手に取ってしまう1人です。例えば修行と言う名の慣らし履き中の革靴よりも、既に足に馴染んでいたり、製法によってもともと履きやすい靴を選んでしまったり、シルエットはカッコ良いけれど、タイトフィットのパンツより、も、履きやすいサイジングのパンツを手に取ってしまったり、そんな事も、”自分が心地良いと感じるアイテム”を自然と手に取ってしまう例であるかもしれません。

その様な中で、この時期に必ずと言っても良いほど取入れるアイテムの1つが、マフラーやストールですよね!?

もちろん選ぶ大前提としては、その日のコーディネートに色味や素材感として違和感がないかどうか、と言う観点が一番重要だと思うのですが、私は柄物よりも、比較的ベーシックかつ合わせすい色のマフラーを購入していることもありまして、思わずとってしまうのは、やっぱり首に巻いたときに心地良いと感じるマフラーだったり致します。

そんな心地良いと感じるマフラーの中でも、昨年から今年にかけても最も活躍してくれたマフラーの1つが、以前ご紹介させて頂いた、マーロのカシミアニットマフラーです。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーを購入②

カシミアながら、とてもクリアな表情を持っており、「サラッとしながらも肌にしっかりと寄り添ってくるような心地良さ」がお気に入りであることは、以前の記事にも記載させて頂きました通りです。

上述しましたように”自然と手が伸びる”ほど気に入って使っておりましたので、今度は少し起毛感のあるカシミアニットマフラーを試してみよう!と言うことで購入したのが、本日ご紹介するマフラーです。

それでは、実物をご覧頂こうと思います。

■素材に拘る!?malo(マーロ)のカシミア ニットマフラーの実物をご紹介
今回購入しましたのは、ちょっと濃いめのミディアムグレーな色合いのカシミアニットマフラーです。グレーは同じグレーはもちろんですが、ネイビーやベージュ、ブラウンと言ったスーツやジャケットのベースカラーにも合わせやすく、懐が深い色だと思います。その上、ネクタイなどの色にも比較的馴染みやすいので、マフラーやストールの色としてはおススメです。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー2_①

前回購入したカシミアニットマフラーと異なるのは、色だけではなく、その表情。ふわふわした毛羽立ち感があって、首に感じる心地良さもまた違い、優しい肌触り。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー2_②

もちろんカシミア100%ですので、(ブリティッシュ)ウールのようなチクチク感などは皆無です。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー2_③

私がマーロとともに気に入っているアリアンナのカシミアマフラーとあえて比べるのであれば、アリアンナはどちらかと言うと、旧式の織り機によってゆっくりと織られることで得られる、空気を含んでいるかのような”ふわふわ感”であるのに対して、マーロはカシミアと言う素材にこだわり、その品質の良さを引き出した”ふわふわ感”と表現するのが合うように感じます。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー2_④

つまり申し上げたいことは、どちらもとっても良い!と言うことです。(笑)

実際に使ってみますと、こんな表情になりますね。合わせているのは、サルトリア・ソリート(Solito house exclusive per Sharon )のカシミア素材のキャメルベージュのジャケットです。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー2_⑤

柔らかく、上質な感じが伝わってくる質感です。
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー2_⑥

ブラウンのタイにも違和感なくフィットしているように思いますが、いかがでしょうか!?
malo(マーロ)のカシミア ニットマフラー2_⑦

正直マーロのカシミア素材の特徴はこうだ!と言えるほど知識も経験もないのですが、同じメーカーのアイテムを使い続けることで感じることもまたあるかと思いますし、他のメーカーとの差異にも気付くことが出来るかもしれません。

今年は”素材”と言うのも自身の買い物におけるポイントの一つにしておりますので、自分なりに少しずつですが勉強しながら見識を深めて行ければと思っております。






カシミアのニットマフラーがこれだけ良いと、コットンリネンのストールだとどんな風合いになるのか気になってしまいますね!(笑)




中古ですと格安で入手出来ますので、チャレンジもしやすいと思います。




Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケットを購入!

こんにちは!
本日は、これまでの私の買い物とはちょっとテイストの違う、だけれども大物なアイテムをご紹介したいと思います。

それは1988年にMartin Margiela(マルタン・マルジェラ)氏によって創業、スタートしたMaison Margiela(メゾン マルジェラ)(※)のライダースジャケットです。アイテムとしてはこれまでのテイストと大きく違いますし、しかも私はカジュアルアイテムにあまりお金をかけることが少ないので、驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、そのあたりの経緯も含めてご説明したいと思います。(笑)
※ブランドスタート時はMaison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ)で、2015年SSに改名

それでは、まいりましょう。

■食わず嫌いはやめましょう!?
さて、現在私が懇意にさせて頂いているのが、南青山に店舗を構えるセレクトShopであるSharonさんであることは常々申し上げておりますね。2014年の11月に出会い、それ以来服好きを魅了するアイテムの数々に引き込まれてゾッコンなわけですが、実は出会ってから1年ほどした2015年の暮れぐらいに、素敵な出会いをしておりました。

それは、2010年にイタリアのペルージャにてRiccardo Minchiatti氏によって創業された、rvl(アール・ヴィ・エル)のA-2タイプのレザーブルゾンです。
sharon_rvl
公式HPより拝借致しました。

こちらは1931年に米軍のパイロット用に生産が始まったとされるフライト・ジャケットType A-2がベースとなっているのですが、ミリタリー発のアイテムらしからぬエレガントさが目を引き、これまでレザーアイテムを敬遠していた私が思わず手に取ったレザーアウターでした。

一般的にレザーアイテムと言うのはハードな印象になりがちで、革も重くて硬い印象がありますよね。ところが、rvlのA-2タイプのブルゾンは柔らかなディアスキンを使用していることからとっても柔らかくて上品な印象があり、また首元には贅沢にもビーバーのファーがあしらわれている上、ライニングにはカシミアが使われるなど、かなり上質な作りとなっておりました。

実際に試着をしてみると、カ、カッコいい・・・。

もちろん私が現在所有しているアイテムの中では一番ハードな印象になるのですが、それでも違和感なく手持ちのアイテムに溶けこむような使い勝手の良さに惹かれ、いつかは絶対購入しようとスタッフの方にも伝えましたし、私自身も余裕が出来たら購入しようと密かに決めていたわけです。

ただ、どうしてもまずは仕事で使うドレスよりのアイテムに資金を投下してしまい、rvlのA-2タイプブルゾンは後回しになりがち・・・。

ま、新入荷の商品ではないですし、決して目立つアイテムではないから大丈夫だろうと高をくくっていたところ、なんとマイサイズであった「44」が売れてしまったことに気付いたのです。これが昨年のこと。

無くなってしまうと無性に欲しくなるのが、「服好きあるある」だと思うのですが(笑)、オーナーであるK氏に伺っても今のところバイイングの予定はなく、今後もちょっと難しそうだと言うお言葉を頂いておりました。

するとますます欲しくなってしまうのが性分なのですが、そもそもrvlを扱っているショップが少ないこともありまして、購入希望であったA-2タイプのレザーブルゾンは残念ながら見つかりませんでした。

それではと少しアイテムの対象を広げて、ライダースジャケットも候補の1つに加えて色々リサーチをしておりました。そのような中で目にとまったのが、今回購入したMaison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケットだったわけです。

ハード過ぎず、それでも必要以上にそぎ落として綺麗目ではない絶妙なバランス感覚。初めは初心者が着やすそうかなと言うことでシングルも考えたのですが、ダブルの方がメゾンマルジェラはカッコいい!と個人的には感じましたので、この度一生モノとの思想いで!?清水の舞台から飛び降りておきました。(汗)

オフ用のアイテムでここまでの金額のアイテムは滅多に買わないので、さすがにドキドキしましたよ。(笑)それでは、実物をご覧頂こうと思います。

■Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケットの実物をご紹介
この度購入しましたのは、こんなブラックレザーのダブルのライダースジャケットです。細かなディティールこそ違うのですが、ベースとなっているデザインには、アメリカのモーターサイクルのアクセサリーを扱う製造業者であったBUCOのライダースジャケットがあるのではないか、と勝手に思っております。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_①

従って王道かつベーシックなスタイルなのですが、やや大きめの襟にはスタイリッシュさを感じますし、メタルパーツの使い方もやり過ぎ感がなくて絶妙です。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_②

ボディはスリムにシェイプされ、モダンではあるもののメタルなパーツが適度に配置されておりますので、あまりモード過ぎず、男らしい雰囲気も持っておりますね。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_④

使われている革は、かなりキメの細かいラムレザー(羊)。モッチリとしており、程良い光沢感があります。このキメの細かい革の表情がハードさを抑えつつ、上品さを醸し出す大きな要因の1つになっている気がします。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑤

ジップのデザインはミニマル。無駄をそぎ落としたシンプルなデザイン。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑥

ステッチは細か過ぎず、かといって荒削りでもない、マルジェラらしい世界観が出ているポイントの1つかなと思います。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑦

ショルダーにはエポレットがつきます。ライダースジャケットが開発された当時は、第1次世界大戦時の飛行服を参考にデザインが起こされたと言うお話も聞きますので、そのあたりの名残として残っているのでしょうか!?その起源はちょっと謎です。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑩

学生時代にギャルソンとともにハマったマルジェラ。まさか十数年の時を経てまた購入することになるとは、夢にも思いませんでした。が、長い時を経て戻って来た事になんとなく縁を感じざるを得ません。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑧

ライニングは裏地としてよく使われるレーヨンです。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑨

こちらはバックサイド。後姿もライダースとしてはベーシックなデザインかと思います。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑪

衿腰は若干高めでしょうか。襟を立てたりする際にはこのあたりの高さが雰囲気に影響しそうですね。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑫

両サイドの腰のあたりに入っているスリット。可動性を意識したものなのかどうかは分かりませんが、機能性デザイン性が融合したような印象を持ちました。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑬

で、実際に着用してみますとこんな感じです。172cm、59kgの私でサイズ「44」ですね。最初は袖が長め!と思ったのですが、ライダースジャケットは、(アメリカン)バイクに乗って腕を伸ばした際にもしっかりと手首が隠れるような長さで設計されているようで、長めであることが普通なんだそうです。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑮

フロントのジップをしめますと、またちょっと男くさいイメージになりますね。なんだか新鮮で、個人的にはとっても気に入りました♪
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑯

レザーアイテムは使うことでまた表情が変化してくるのも使う楽しみの一つですが、ライダースジャケットもまたしかり。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑰

使い続けるほど体に馴染んでくると言いますから、週末は出来るだけライダースジャケットを着用し、体に馴染ませていきたいと思っています。これからの成長!?が愉しみですね。
Maison Margiela (メゾンマルジェラ)のライダースジャケット_⑱

と言うことで、A-2タイプのレザーブルゾンに惹かれたことから始まったこの騒動!?最終的には満足度の高い1着をワードローブに向かい入れることが出来ましたので、結果的には良かったかなと考えております。

これからも少しずつですが、自分のスタイルの幅を広げる努力を積み重ねていければと思っています。






メゾン系ブランドですと、幾分ハードさが抑えられると思います。



ミッドタウンのロンハーマンで試着した同じマルジェラのシングルのハの字ライダース。こちらもカッコ良かったのですが、個人的にはダブルが好みでした。ただ、レザーブルゾンの魅力を感じてしまいましたので、シングルも気になり始めておりますよ。(笑・汗)



ラムレザーながら、英国の職人が仕立てたジェームス・グロースも面白いかもしれません。残り1サイズですが、セールプライスですので気になる方は要チェックです!?



残りものには服(副)がある!?

こんにちは!
昨年暮れから始まった2016年AWアイテムのセール戦線(※)もいよいよ大詰めですね。
※「2016年AWアイテム・インポートファッションのセール情報まとめ!

各ショップでは現在ファイナルセールが開催されておりますが、順次2017年新作の展開に変わってセールも終了して行くものと思われます。私もこの2016年AWアイテムのセールでは少しだけワードローブを補充させましたが、毎年この時期にはショップのファイナルセールをチェックして回ることが大切な習慣となっております。

その理由は、

”残りものには服(副)がある!?”

と言うことで、欲しかったアイテムが破格の価格で購入出来たりすることがあるからです。

この2016年AWのセールでは、かなりのボリュームでセール品が出ていたと言うお話がチラホラと聞こえてまいりますし、インスタグラムでフォローさせて頂いている方の中にも、ファイナルセールでお目当てのアイテムをお安くゲットされた方が多いように思います。

そんな事を考えますと、今年は例年以上にチャンス!?かもしれません。この時期は春夏の新作アイテムとの狭間で想いが揺れ動く悩ましい時期ですが、皆さまも是非最後のAWアイテムのチェックをされてみてはいかがでしょうか!?思わぬ副(服)が舞い込んでくるかもしれませんよ!?(笑)

■2016年AWのファイナルセール品をチェックする!
さて、そんなことで2016年AWのファイナルセール品をパトロールしたのですが、これはお得!と言うものや個人的にも気になっているものを、ドレス系アイテムメインですが少しだけご紹介出来ればと思います。

それでは、まいりましょう。

まずは、こちら。ルイジボレッリのピンチェックスーツ。ボレッリは世界中で展開しているだけあってベーシックかつ清潔感のあるプレーンなスタイルが特徴かなと思います。業界や職種を気にせず着用出来るスタイルですし、その上着心地の満足度も高く、フラワーホールなど、ヴィジュアル的にも手仕事の良さが分かるのが魅力的。それが今なら定価の半額(8万円+税)です!



使いやすいピンヘッドなので足も早いかなと思っていましたが、ネイビーに加えてグレーもサイズが残っています。プロパーの半額で出せるのは、ボレッリの代理店を務めているから故だと思うのですが、仕様だけとってもかなり破格のプライスのように感じます。正直かなり魅力的な価格ですので、一度北青山のショップに試着に行ってみようかなと・・・。



ボレッリはジャケットも結構在庫があったのですが、中でもブラウンベースのウールワッフルジャカードジャケットは気になりました。私のサイズのみ完売してしまっておりますが、カジュアル色の強いブラウンベースながら上質な雰囲気があるのが良いですね。税別67000円、税込でも7万円を少し超える位で購入出来るとなりますと、かなりお得!?



そしてボレッリ以外のスーツでおススメなのは、リングヂャケットマイスター。ホールの処理などは個人的にはボレッリの方が好みなのですが、着心地の秀逸さはボレッリにも負けていません。要所を手縫いで仕立てたマイスターラインのスーツは通常20万円程するのですが、こちらは税込でも5万8000円程!まさにファイナルセール価格ですのでサイズがあえば相当にお買い得です。



他にもナポリらしい軽やかで柔らかい着心地を味わえるペトリロ(旧ガイオラ)もおススメです。個人的に秋冬のスーツやジャケットはス・ミズーラ(ビスポーク)メインで考えておりますが、カジュアルな色やチェック柄のアイテムは吊るし(既成品)も視野に入れています。その点こちらのペトリロのジャケットはなんと税込で5万8000円を切っておりますょ。柄が気に入ればお得です。



上記はブラウン系ですが、同じくネイビー系のチェック柄ジャケットもサイズが豊富。こちらは約6万7000円程ですね。



ドレス系スーツの最後は、手縫い感溢れるスタイルにチャレンジしたい方のために、ジ・アーボをご紹介致します。

手縫いスーツに興味はあるけれど、価格の高さが気になると言う方には特におススメです。現在セール価格で約15万円(税込)程。グレーベースのグレンチェックにブルーのペーンがうっすらと入るベーシックな柄で、使い勝手も良さそうです。目に見える箇所はほぼ手仕事でなされておりますので、そう言った仕様を考えるとかなりお得です。



ちなみにドレス系の小物もアウトレットながら、こんなのがありました。私がネクタイにハマるきっかけになったルイジ・ボレッリのストライプタイ。アウトレット品ですが、シルク×ウールで7000円以下。結構使えそうな色合いですね。スフォデラータなら買っていたかもしれません。



他にも、同じくアウトレットですが、ほとんどキズは分からない上、使い勝手のよいブラウンベースのシルクツイルのピンドットタイが1万2千円程。ネイビーやグレーのスーツには重宝しそうな1本です。



また本Blogでも何回かご紹介しております、大人のためのダウンアウターを数多く送り出しているムーレー。カシミア混のシングルブレストであるVALENTEが、約18万円。しかも、黄金の?サイズ「44」のみ残っております。さすがに3月に普通に使うには厳しいのかもしれませんが、あまりトレンド関係なく使えるスタイルですのでお探しの方はお得かなと。



ところで、アウターとして個人的に注目しているのがレザー系のアウターです。実は2015年に出会ったとあるブランドのレザーアウターを狙っていたのですが、手元資金が貯まる前に完売・・・。その後紆余曲折して無事に!?レザーのアウターは購入出来たのですが、今後レザーは注目のアイテムになるのではないか!?と密かに思っていたりします。

そのような中でエンメティのアウターは程良いオトコらしさと上質さを兼ね備えておりますので、これが10万円以下ならお買い得だと思います。なお、私が購入したレザーアウターは次回の記事にてご紹介したいと思います。



この2016年AWセールで私はドルモアのタートルネックを買い足しておりますが、実はちょっと悩んだのがこのクルチーアニのアルパカ混ケーブル編みタートルネックでした。クルチアーニはブランドとしてちょっと動きがあるかもしれない、と言う情報も掴んでおり、今のうちに仕入れておくか悩んだ次第です。

ウールなら質感としてドルモアのスーパージーロン ラムズウールがお気に入りですが、クルチアーニのアルパカ混と言うのが気になりますね。



最後はカジュアルアイテムの中でも、ちょっとテイストの違うこちらのアイテム。実は私無類の!?カーゴパンツ好きでして、恐らくカーゴだけでも10本近くあるかと思われます。(汗)イタリアブランドのドレスカーゴやアメカジブランドのヴィンテージ加工のカーゴ。また、軍からの払い下げ品の古着など、所有するカーゴパンツのテイストは様々ですが、今気になるのはヴィンテージ調のもの。

クラシコイタリアならシヴィリアかインコテックスのスラックスがイメージに近かったのですが、悩んでいるうちにマイサイズが完売!(笑)個人的には若干ワイドシルエットのものをイメージしていたのですが、シヴィリアは加工具合が良いのです。私はレザーのアウターに合わせたいと思っていますが、ヴィンテージ加工のカーゴパンツは今後(個人的に)注目のアイテムです。



と言うことで、ファイナルセールの中からこれはお得!と思うものや個人的に気になるアイテムなんかをお届け致しました。2017年SSの新作も続々入荷しておりますので予算の振り分けには悩みますが、残りものには、副がありますように・・・!







海外のサルトを日本でス・ミズーラ(ビスポーク)する方が良い理由!?

こんにちは!
本日は、先日「SARTORIA SOLITO(サルトリア ソリート)のトランクショーに参加!:仮縫い編」と言う記事でお送りさせて頂きました、サルトリアソリートのトランクショーに参加させて頂く中で感じたことをテーマにお送りしたいと思います。

そのタイトルは、「海外のサルトを日本でス・ミズーラ(ビスポーク)する方が”良い”理由!?」です。

それでは早速まいりましょう。

■海外のサルトを日本でス・ミズーラすることのデメリット!?
さて、私は先日イタリアはナポリのサルトリアであるサルトリアソリートのトランクショーに参加させて頂いたわけですが、開催された場所は日本の東京、南青山に店舗を構えるセレクトShopであるSharonさんの店舗です。
シャロン店舗

一般的に、海外のサルトリアのス・ミズーラ(ビスポーク)を本国以外の国で注文することのデメリットとして挙げられるのは、「価格の高さ」ですよね。

その価格の高さの要因の1つが、「経費」の違いです。

当然ながらイタリアのサルトが自らの工房で注文をとるのと、日本に赴いて注文を取るのとではかかる経費が大きく異なります(※)。例えば、日本に来る場合は自らの工房で注文を取る際にはかからない交通費や宿泊代(必要な宿泊数)が必要になるわけですし、移動される職人さんたちの時間的経費!?なんかも考慮する必要がありますね。
※イタリアから距離的にも近い英国ロンドンなどでは、ナポリに近い金額で注文が出来るようです。

よって、一般的には本国で仕立てるよりも高額になってしまうことから、日本のトランクショーで仕立てるよりも本国に行って仕立てた方が良い(安く注文出来る)!と言うご意見を持たれる方が多いと思います。

しかし、経済的観点だけに論点を絞ったとしても本当にそうでしょうか!?

通常のス・ミズーラ(ビスポーク)であれば、①採寸、②仮縫い、③中縫い、④納品と言う、大きく分けても4回程工房に行く必要がありますね。特にイタリアのサルトにつきましては、②仮縫いから③中縫いにかけて精度をグッと上げてくると言われておりますから、これらは非常に重要な工程なわけです。

それでも、④納品は(修正が無いと言う前提で)わざわざ行かないでも郵送対応が可能だ!と言うご意見もあるかと思いますし、少し長めに滞在して、①採寸と②仮縫いを1回の滞在で行い、後は③中縫い時のみ訪伊すれば2回分の交通費で納まる!と言うご意見もあるかと思います。

ただ、2回もイタリアに行きますと飛行機代だけでも20万円は超えてくると思いますし、ホテル代、現地での交通費なんかも考えますと結構な金額になってきて、本当に日本で仕立てるより驚くほど安くあがるのか!?と言うと若干疑問が残るわけです。

つまり、確かに本国でサルトリアに注文する金額だけを考えば日本より安い!と言うのは事実だと思うのですが、その他経費を考慮しますと、驚くような差はない、もしくは通常の工程を踏んだとしたら、日本で注文するよりも、もっと高くなってしまうのではないか!?と感じる事さえあるわけです。

その上、経済的観点以外にも、ス・ミズーラ(ビスポーク)ですからイタリア語(または英語)でしっかりと意思疎通をはかる事が出来るのか!?と言う点や、仕立て上がった時に思い描くものではなかった際に対応してもらえるのか(修正指示を理解してもらうコミュニケーション力含め)と言った不安な事も多々あるわけです。

そんな事を考えておりますと、海外のサルトを日本でス・ミズーラすることのデメリットは本当にあるのだろうか!?(いや、無いのではないか)と個人的には思うのです。

しかし、本記事のタイトルは、「海外のサルトを日本でス・ミズーラすることのデメリットは無い!」ではなく、むしろ「海外のサルトを日本でス・ミズーラ(ビスポーク)する方が良い」と、積極的に日本で注文することを肯定しております。

よって、Sharonさんで開催されたサルトリアソリートのトランクショーに参加させて頂く中で、私が決定的に日本で注文した方が良い!と感じたことを下記に記述してみたいと思います。

■モデリストと言う機能を買う
さて、皆さまは「モデリスト」と言う言葉をご存知でしょうか!?本Blogをお読み頂ける程服が好きな方々ですから、恐らく聞いたことはあるよ!と言う方も多いのだろうと想像致します。

モデリストとは、『第一義的には、モデル、つまり型紙を作る人という意味』だそうで、もっと言うのであれば、

『デザイナーと相対しながら、原型パターン作成から応用-試作サンプル-最終サンプル-工業パターン作成の全てに関与し、生産現場への指示・説明を行い、最終製品に対して品質・技術面で責任を負う立場にある人』

とは、日本モデリスト協会の公式HPより抜粋した内容です。

まさにスーツやジャケットを仕立てる上で、非常に重要な機能がモデリストであり、ジェンナーロ・ソリート氏もルイージ・ソリート氏も、自らこの「モデリスト」の機能を能力として保有しているわけですが、今回Sharonさんで仮縫いをしている最中に、個人的に感じたことがあったのです。

実は、今回私の仮縫い時にSharonのオーナーであるK氏が横で見ていて、「あと(パンツの)丈を5mm出した方が良いのは!?」とか、「アームホールを若干削った方が良いですね。」と言ったアドバイスを下さっていたのです。これらのアドバイスを踏まえて私はそのままジェンナーロ氏に(型紙・パターン)の修正をお願い致しました。
サルトリアソリートのトランクショー201702_④
※後方に写っているのが、私の仮縫いの様子を見守ってくださっていたK氏

つまり一言で言いますと、(ちょと大袈裟かもしれませんが)K氏が私のスーツのモデリストとしての機能を担ってくれていたわけです。これには非常に大きな安心感を覚えるとともに、日本で、いやSharonさんのトランクショーでサルトリアソリートをス・ミズーラ出来たことの”大きな価値”を感じた次第です。

ジェンナーロ氏もルイージ氏も、Sharonのスタッフさんが一緒に仮縫いを見てくれると言うことに(良い意味で)大変驚いていたと伺いました。なぜなら、一般的にはショップ開催のトランクショーであったとしても、場所貸し的な意味が強く、仮縫いの工程には一切関与しないのが通常だからだそうです。

しかし、私は普段から自分のスタイルをジェンナーロ氏やルイージ氏以上に見て、知っていて下さり、好みも把握している。更に、同じ日本人としての感性を持つK氏が修正のアドバイスを下さったことに、上述しましたように大きな価値を見出しました。

やはり60年以上もこの業界の第1線でご活躍されていらっしゃるサルト・フィニートであるジェンナーロ氏であったとしても、私と過ごした時間はごく僅かであるわけですし、更に極端な例を挙げれば、ミラノの大聖堂と三重県伊勢市にある伊勢神宮を比べれば、イタリア人と日本人との間に大きな美意識の差があることは否めない事実です。

まぁ、それは言いすぎにしても(笑)、背丈こそあまり変わらないイタリア人と日本人ですが、イタリア人は頭が小さくスタイルも良いので、日本人には日本人に合うシルエットが絶対にあり、それはイタリア人のものとは異なると言うように考えております。

正直まだ仮縫いを終えただけで、中縫いはもちろん納品さえもされていないのですが、今回の経験を通して強く思ったこと。

それは、ス・ミズーラ(ビスポーク)の経験が浅く、イタリア語(英語)が堪能ではない私のような方が、もし海外のサルトでス・ミズーラ(ビスポーク)をしようと考えるのであれば、こう言ったモデリストの機能を果たして下さる方がいるショップでのトランクショーに参加し、そこで注文をすることが最も満足度の高い1着が仕上がるであろうと言うことです。

そもそも全身鏡に映したところで、自分でもはっきりと確認が出来るのはフロント部分。横から、または後ろから見た際には全体的なシルエットは自分では見えません(見にくいです)し、角度もありますのでパンツのベストな丈と言うのも若干見にくい。よって自分では良いと思っても、もう少しこうした方がベストだ!と言うことは気付かない場合もあるわけです。

もちろんそれらの修正はサルトリアの職人がデザイナー的機能、またモデリストとしての機能を発揮して本来対応するものですが、日本人の体型に合わせたベストなバランスと言うのは、イタリア人よりも日本人のプロの方の方が分かっているわけですよね。更に、それが日頃見慣れた一顧客であれば、着こなしや好みも把握しているわけですから尚更です。

日本のセレクトShopのスタッフさんの中でも、海外のサルトがトランクショーを開催したい際に常に寄り添ってくれ、適宜アドバイスまでくれる方と言うのはなかなか”稀”な存在であるのかもしれませんが、これぞ私が例え本国よりも高額な代金であったとしても、「海外のサルトを日本でス・ミズーラ(ビスポーク)する方が良い」と感じる最大の理由です。

ス・ミズーラ(ビスポーク)も百戦錬磨、イタリア語(英語)も堪能で、自分で全てを完結できる方は、それこそ本国で仕立てて貰ったほうが経済的にも、満足度的にも高くなるのだと思いますが、そうでは無い方は、是非上述したようなことを頭の片隅に入れて頂くと、日本において高い値段を払って海外サルトのス・ミズーラを行う意味、意義、価値を感じて頂けるのではないでしょうか!?








SARTORIA SOLITO(サルトリア ソリート)のトランクショーに参加!:仮縫い編

こんにちは!
本日は、南青山にあるセレクトShopであるSharonさんにて先日開催されました、サルトリア・ソリートのトランクショーに参加してまいりましたので、その時のことをテーマにお送りしたいと思います。もちろん、今回は昨年2016年の10月に開催された初のトランクショーにてオーダーしたスーツの仮縫いのための参加です。
sorito-n[1]
Sharonさんの公式HPから拝借致しました。
※昨年開催されたサルトリア・ソリートのトランクショーの記事:
SARTORIA SOLITO(サルトリア ソリート)のトランクショーに参加!(前編)
SARTORIA SOLITO(サルトリア ソリート)のトランクショーに参加!(後編)

それでは、まいりましょう。

■感動の対面
さて、服が好きな方であればサルトリアソリートにかかわらず、スーツや靴等のトランクショーに参加する際には自然とテンションが上がってしまうものだと思うのですが、今回はいつもとはちょっと異なる気分の高揚がありました。

それは、ナポリ、いや世界のサルトリア業界の中で知らない人はいないであろう伝説のマエストロである、ジェンナーロ・ソリート氏が来日され、ご本人に仮縫いを行って頂ける!と言う状況であったからです。

以前執筆致しました、「ナポリ仕立ての最高峰!Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)がSharonさんに降臨!」と言う記事でもご紹介しておりましたが、ジェンナーロ・ソリート氏は6歳の頃から”ヴィンツェンツォ・アットリーニ”のサルトに務めていた仕立て職人の父に師事してこの業界に入り、既に60年以上もこの道にいらっしゃる、サルトの中でも最高位に位置するサルト・フィニートです。

しかも、70歳を過ぎた今もなお現役でナポリのサルト業界でご活躍されていらっしゃることから、いつかはナポリの工房を訪ねて、サルトリアソリートでス・ミズーラ(ビスポーク)をしてみたい!と言う熱い想いをずっと持っていたわけです。

そのような中で、上記記事にも記載しましたように、偶然にも懇意にさせて頂いていたセレクトShopであるSharonさんにてソリートの取扱が昨年2016年のSSよりスタートし、更に昨年末にはSharonさんの3周年に合わせてトランクショーが開催されると言う運びになったわけですね。

正直ス・ミズーラの経験が不足している私にとりましては、サルトリアソリートのトランクショーに参加すること自体若干の不安もあったわけですが、どんなにその道のプロの方であったとしても、初めの1歩はあるわけです。

そうであれば、目の前にある最初の1歩を踏み出せる機会を逃さずにチャレンジすべき!との精神で参加したのが昨年10月。生地選びと採寸時にはジェンナーロ氏は残念ながら来日出来ず、ご子息であるルイージ・ソリート氏に対応を頂いたのですが、今回は上述しましたようにジェンナーロ氏ご自身に仮縫いを行って頂けるとのことで、非常に楽しみにしていたのです。

私は初日の最終時間に予約を入れて訪問したのですが、初めてSharonさんに訪問し、店内に入る時のような緊張感を感じながら店内に足を踏み入れました。そして、既に前のご予約のお客様はいらっしゃらないとスタッフM氏に伺いましたので、不安と期待感を胸に、トランクショーの会場である2階へゆっくりと上がったのです。

するとそこには、包み込むような優しい笑顔のジェンナーロ・ソリート氏がおり、暖かく私を迎えてくれたのでした。なかなかこの年齢になりますと、”感動する”と言う感情が込み上げる機会も少なくなってまいりますので、本当に幸せな瞬間だったように思います。

ただ、夢にまで見たジェンナーロ・ソリート氏とのご対面には私もさすがに緊張してしまい、最初の数分はどこに身を置いて良いのか分からないほど、ソワソワ、アタフタしてしまいました。(笑)

それでも嬉しいことにジェンナーロ氏からその日の私の装いをお褒め頂けたことで笑顔になり、それと同時に肩の力がスッと抜けてスムーズに仮縫いに入ることが出来たのでした。
サルトリアソリートのトランクショー201702_①

それでも後から考えますと、私の緊張感を和ませるために、あえてお声掛け頂いたのかなぁなどと振り返っております。それでは簡単に仮縫いの様子をご紹介したいと思います。

■サルトリア・ソリートの仮縫い
昨年の10月に選んだ生地は、ロロピアーナのグレンチェック。グレンチェックながらイタリアらしい柔らかい風合いを感じる事が出来、更にグレーベースと言うことで極めてベーシックな生地だと思います。
ロロピアーナ_グレンチェック②

まずはパンツから。仮縫いなので厳密な着心地等についてはコメントしませんが、それでも腰回り、ヒップ周りはピッタリでほとんど修正いらず。それでもジェンナーロ氏は前から、後ろからシルエットなどを確認しながら、チョークで所々に手なれた感じで印をつけていたのが印象的でした。
サルトリアソリートのトランクショー201702_②

今回はダブルブレストで仕立てて頂いておりますが、こちらも仮縫いながら絶妙な軽さと美しいシルエットは健在です。日本人の職人さんは仮縫いの時点で、かなり精度の高い仕上げを行ってくることが多いようですが、サルトリアソリートの場合は精度と言うよりも全体のバランスを入念に確認するような感じだったように思います。
サルトリアソリートのトランクショー201702_③

ジェンナーロ氏は体とのフィッティングを触りながら確認し、絞る所、削るところを確認しながらピン打ちとチョークを走らせます。その確認のスピードはかなりのもので、さすが60年以上のご経験をお持ちであることが強く感じられました。
サルトリアソリートのトランクショー201702_④

鏡を見ながらシルエットや生地のあまり具合を確認。時々、もっと絞った方が良いのか!?丈を削るのはこの程度で良いのか!?と言った意見を求められます。ただ、それはお客さんの好みを確認する、と言う感じの聞き方でした。
サルトリアソリートのトランクショー201702_⑤

仮縫い自体は本当にあっという間で、私が現在1着仕立てて頂いている日本人の職人である直井茂明氏の仮縫い時と比べますと、かける時間や確認箇所や方法など、だいぶ違う感じだったことが印象的でした。

個人的にはこれらのアプローチの違いが、どのような形で最終的な仕上がりに影響してくるのか、こないのか、とても興味がございますのでそのあたりも楽しみにしたいと思っています。

なお、今回のサルトリアソリートのトランクショーは平日含めて3日間開催されたのですが、昨年オーダーした既存のお客様の仮縫いの他にも、新規のお客さまが多く、かなり慌ただしい3日間だったと後日スタッフの方からお伺い致しました。

これからは3日間じゃ足りなさそうとのことで、それだけ多くのお客様が集まり、オーダー数が入ること自体凄いことですよね。また数ヵ月後には中縫いがございますので、それまで楽しみに待ちたいと思います。

■おわりに
さて、本当にあっという間で夢のような時間でしたが、とても良い思い出になるであろう素敵な時間を過ごさせて頂きました。

オーナーであるK氏やY氏からもお話は伺っておりましたが、ジェンナーロ・ソリート氏は紳士的かつ、丁寧で誠実に仕事をこなされるお姿がとても印象的で、サルト・フィニートと言う職人としてはもちろんですが、人として、人生の先輩としても心から尊敬出来るお人柄であると強く感じました。

自らの工房を持った当初こそ、顧客がつくまではとても苦労したそうですが、その後は現在に至るまで安定的にサルトの経営を行ってこられたと伺いました。それはもちろん仕立て職人としてのセンスや技術が多分にあることは間違いないのですが、それに加えて良い仕事をお客様に届けたいと言う真摯な姿勢と高貴な人間性こそ、長きに渡って多くのお客様から支持される所以ではないか、と個人的には思ったのでした。

どんな仕事であっても一番重要なことは、「信頼関係」。

お話を伺いながら改めてそんなことを強く感じましたし、人ととして、また一ビジネスマンとして、ジェンナーロ・ソリート氏、ルイージ・ソリート氏の姿勢に見習うべきことが多いように思いました。

最後になりましたが、素晴らしい時間を頂きましたジェンナーロ・ソリート氏とルイージ・ソリート氏、コーディネートをしてくださいましたMさん、そして今回の機会を提供して下さったSharonのスタッフの皆さまには心良い御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。そして、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
サルトリアソリートのトランクショー201702_⑦








あると便利な!?POLO RALPH LAUREN (ポロ ラルフ ローレン)のベーシックアイテム!

こんにちは!
本日も、昨年購入していたアイテムをいくつかご紹介したいと思います。

それでは、まいりましょう。

■POLO RALPH LAUREN (ポロ ラルフ ローレン)は、パパさんにとって絶妙なブランド!?
さて、ラルフ・ローレンと言えば私が高校生の時から好きなブランドとして、また個人的に好きな期間が最も長いブランドとして以前も簡単に取り上げさせて頂いたことがあるかと思います。

ネクタイの販売から始まったラルフローレンは、今やブルックス・ブラザーズと並んでアメリカン・トラディショナルの代表的なブランドとして世界に広く知られており、まさにアメリカン・ドリームを体現したブランドであるようにも思います。

私は高校生の時に購入した、ネイビーカラーに赤いポロポニーが刺繍されたカーディガンが最初の出会いでした。

これまでどっぷりとその世界観に浸かったことこそ無いのですが、それでも常に世の中の空気感を上手く織り混ぜながら、それでいてアメリカの香りとラルフ・ローレン氏独自の世界観を持つスタイルには魅了され続けており、自分の年齢に関係なく、また好きなスタイルに関係なく、常に気になる存在であったり致します。

そんなポニーのロゴマークが特徴的なポロラルフローレンですが、完全なる個人の主観で言いますと、非常に使い勝手の良い!?絶妙なブランドだなぁと感じておりました。その理由は3つあります。

1つ目の理由は、高級過ぎず、かと言って誰でも気軽に買えると言う程でもない、バランス感の良いブランドのポジショニングです。もちろんプロパーで買おうとすると決して安くはないのですが、それでも本Blogの読者様の多くが購入しているであろうクラシコイタリアなブランドと比較すれば、幾分リーズナブル。

またセールですと最大50%Off位にはなりますし、アメリカから直輸入しているアイテムなんかですと比較的手ごろな価格で購入することも出来ますよね。

よって、ポニーロゴの付いたパーカーやニットなんかを着用して娘と公園に遊びに行っても全然馴染みますし、逆に、例えば銀座の百貨店やそこそこ値段の高いレストランなどに着用して行ったとしても違和感を覚える事がない、懐の深さがあるように感じるのです。これがラグジュアリーブランドともなりますと、やはり上記の例でいえば、合うのは後者ですよね。

つまるところ、会う人や行く場所と言った、着用出来るTPOを比較的広くとることが出来るくらいブランドの持つイメージの懐が深い、と言う事を1つ目に挙げておきたいと思います。

そして理由の2つ目は、使い勝手の良いベーシックなデザインです。現在ラルフローレンは、ヴィンテージ感を全面に出したRRLや、高級感溢れるパープルレーベルやブラックレーベル、若者向けのカジュアルラインであるDENIM & SUPPLYなど、コンセプトによってレーベルが分かれております。

ただ、それぞれ明確なコンセプトを掲げていると言うこともあって、アイテムの1つ1つに世界観が溢れておりますよね。よって、モノによっては他のブランドや他のテイストとのミックスが若干難しいアイテムがあることも事実です。

そのような中で、ポロ ラルフ ローレンはアメリカン・トラディショナルを地で行くようなスタイルを持っております。従いまして、(モノによってはアイビー色が若干強かったりするのですが)、他のレーベルに比べますと非常にシンプルでベーシックなデザインのアイテムが多いように思います。

つまり、デザイン的にも、テイスト的にもどんなアイテムにも合わせやすいのが魅力と言うのが2つ目の理由です。

最後の3つ目の理由ですが、アメカジブランドと言うことで、生地、縫製が比較的しっかりしてる。ひいては、洗濯機でガンガン洗ってもへこたれない(気にならない)。もしくは、経年変化もまた風合いとして魅力度を増す、と言うものです。

とは言え、ラルフローレンは世界中で展開する巨大なブランドです。その売り上げの半分は、ライセンス収入によって得ていると言う記述もございますように、生産国、製造元は様々だったり致します。よって、中には私が感じているような耐久性に及ばないアイテムもあるのかもしれませんが、少なくとも私が所有しているアイテムですと、それは感じません。

例えば、私がかれこれ5年以上使い続けているカジュアルシャツ(チャイナメイド)は、ガンガン洗っているにもかかわらず、糸のホツレもなく、釦も取れない。コットンゆえに若干生地が硬くなったようにも感じますが、それも以前ご紹介させて頂いた(※)レイヤードフレグランス ファブリックソフトナー(柔軟剤)を使えば、特に問題はないのかなと。
※ご紹介記事「香りで柔軟剤を選んでいませんかっ!?

つまり、そもそもの製品の耐久性の高さもありますし、またアメカジブランドと言うことで!?、精神的にもガンガン洗濯機に入れて洗うことによるハードルが低く、生地や縫製が繊細なイタリアものに比べますと、扱いが楽と言う点を3つ目に挙げておきたいと思います。

ついつい長々と書いてしまいましたが、申し上げたい事は、

「小さい子を持つパパさんには特におススメです!」

と言うことです。(笑)

それでは、懐が深いがために様々なシーンに対応し、幅広いアイテムに合わせやすく、かつ汚れようがひっぱられようが気にならず、ガンガン洗濯機でも洗えてしまう、ポロラルフローレンのアイテムを最後にご紹介しておきたいと思います。

■昨年購入していたPOLO RALPH LAUREN (ポロ ラルフ ローレン)のベーシックアイテムをご紹介!
まず購入しておりましたのは、プルオーバータイプのスタンドカラーニット。色は個人的には懐かしさを感じる、ネイビーにレッドカラーのポロポニーが刺繍されたベーシックな1着です。
ラルフローレン_プルオーバータイプのスタンドカラーニット①

コットンニットですが、比較的肉厚なスタンドカラーの表情です。スタンドカラーは襟の立ち具合が大切なように思いますが、ペラペラすぎず、かと言ってガチガチでもない絶妙な塩梅。
ラルフローレン_プルオーバータイプのスタンドカラーニット②

イタリアブランドで同型のニットアイテムを探そうモノなら2万円、3万円は当たり前なご時世ですが、こちらはアンダー1万円と魅力的なプライシング。
ラルフローレン_プルオーバータイプのスタンドカラーニット③

懐かしいポロポニー。久しぶりにコンニチハ。
ラルフローレン_プルオーバータイプのスタンドカラーニット④

結構しっかりと編み込まれている一方、しなやかな心地良さもあって、思った以上に!?快適な生地感です。
ラルフローレン_プルオーバータイプのスタンドカラーニット⑤

襟と同じ表情を持つ、リブ周り。ザノーネのようなしっかりとしたホールド感ではないのですが、適度なリラックス感を感じながら、心地良く過ごすことが出来そうな感じですね。
ラルフローレン_プルオーバータイプのスタンドカラーニット⑥

他にも、オフ用としてずっと探していたオックスフォードのサックスカラーのシャツを買いました。襟型は特に釦ダウンである必要性はなかったのですが、アメカジは釦ダウンと言った印象もありますのでアリですね。
ラルフローレン_オックスフォード釦ダウンシャツ①

私がイタリアのシャツに感じる色気や繊細さと言うのは全く感じないのですが、それでも飾り気のない、プレーンな表情がたまらなく魅力的で、たまに無性に着たくなる時があるのが不思議です。
ラルフローレン_オックスフォード釦ダウンシャツ②

釦ダウンシャツはポロ競技が発祥だとされておりますね。そんなアイテムの起源を頭の片隅に入れておきますと、コーディネートの際に意外に役にたったりしますので、私はそんなストーリーも大切にしております。
ラルフローレン_オックスフォード釦ダウンシャツ③

襟が人の体に沿って緩やかに弧を描くことは”なく”、垂直的な線で構成される襟の表情。アメリカが物づくりに導入した合理的な大量生産の精神性を感じたりしますね。そこがまたアメカジブランドの1つの魅力なのかもしれません。
ラルフローレン_オックスフォード釦ダウンシャツ④

釦ダウンと前立てのあるシャツのコンビネーションは良く合います。もちろん、ボタン付けも釦ホールもマシンですが、そんなことにこだわらないのがアメリカンスタイル!?いや、もっと大切にしていることが他にある、と言った方が良いのかも知れまん。
ラルフローレン_オックスフォード釦ダウンシャツ⑤

ちなみに、合わせるとこんな感じです。バルスタリーノのダウンベストに、ユニクロのヴィンテージチノを合わせて。実はこちら、昨年開催されました子供の友人ご家族とのクリスマスパーティでのスタイル。私の服が目立つのは絶対避けたかったので、可もなく、不可もない普通なスタイルです。(笑)
ラルフローレン_着用イメージ

もちろん!?、クリスマスパーティと言うことで子供達は大はしゃぎ。私のユニクロのパンツにはポテトフライについて来たケチャップとマヨネーズがべったりと付きましたし、子供たちの油まみれの手でスタンドカラーニットもひっぱられまくりましたが、全く精神的なダメージを負わずに、純粋に子供たちとの時間を楽しめたことに幸せを感じましたょ。(笑)

ちなみに嫁さん的には「おっさんくさい」と言うことで、あまり評判は宜しく無いのですが、まぁ私自身決して若くはありませんし、服の事を気にせずに子供と過ごすことの出来る時間は重要なので、個人的にはとても満足しております。

嫁さんには不評なものの、ポロラルフローレンのアイテムの使い勝手の良さに味をしめた私は、その後もオフ用にアイテムをいくつか買い足していたことは秘密です。(笑)
ラルフローレン_着用イメージ②






コットンニットですが肉厚ですし、シャツをインしておきますと結構暖かくて使いやすいですよ。



オックスフォードシャツはホワイトも買い足しておきたいと思っています。



ジップは好みではなかったのですが、試しに買ってみたら意外に良いです。(笑)