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Think Elegant !

ファッションを通して自らの人生と向き合い、美しいと感じるスタイルを追及するブログです。

便利なご近所バック!:Herve Chapelier (エルベシャプリエ)ナイロン舟型ショルダーバッグXS

こんにちは!
本日は、あると便利な!?小物アイテムを取り上げてみたいと思います。

それでは、早速まいりましょう。

■ご近所バック
さて、皆さまは普段家の周りを出歩く際に、持ち歩かれているモノってなんでしょうか!?

・携帯
・財布
・家のカギ

上記に挙げたものは恐らくほとんどの方が持たれていると思うのですが、その際バックを使っていらっしゃる方は少ないかもしれません。私もちょっとした買い物であったり、軽く1人でご飯を食べる際にはバックは用いずに、パンツのポケットにつっこんだり、手持ちで出かけたりと言うことことが多かったのです。

ところが、最近週末に嫁さんが数時間家を空けることが増えております。例えば美容院であったり、ネイルやまつ毛!?時には友達と集まりなど、自分メンテナンス!?に忙しい。(笑)

ま、普段は仕事もしており、これに子育ても加わるわけですから、そう言う一人の時間、自分の時間を持ってもらうことは健やかな家庭を維持する上ではとても重要。(笑)と言うことで、気持良く出かけて貰っているわけですが、その際2人の子供の面倒をみるのは当然私1名です。

となると、ランチであったり、今であれば日差しの弱くなった夕暮れ時などに公園に行ったりと、外出することも多々あるわけですね。そんな際には、上記3つのアイテムに加えてティッシュやちょっと厚めのミニタオル(ハンカチ)なんかも持って置くと便利と言いますか、小さい子供と出かける際は無いと困るわけです。

とは言え、わざわざ大袈裟なバックを持って出かけるのも面倒ですし、かと言って全てポケットに入れるとパンパンになってしまい、歩きにくい。もちろん、小さな子供と出かける際には”両手を開ける”は必須の条件ですので、クラッチバックなども当然NG。。

上述しましたように、短時間ながら家の周りを出歩く際に小物を入れる事が出来、それでいて邪魔にならない程度のバックはないのかと探している中で見つけたのが、本日ご紹介する通称「ご近所バック」なのです。

■必要最低限のモノだけ入れば良い
仕事でもなんでもそうですが、解決すべき要件を多く持とうとすればするほど、中途半端な解決策になりがちだったりしませんか!?これは満たせるけど、こちらはイマイチ。等など、なかなか全てをパーフェクトに解決出来る物事って案外そんなに多くはないように感じております。

そのような中で、今回のバックに求める要件は至ってシンプル。まず、利用シーンは「ご近所を最大数時間出歩く際」と限定されており、その上収納したいモノも「携帯、財布、家のカギ、ティッシュ、ミニタオル」と極限までそぎ落とされております。

そんなシンプルな悩みを解決する際には、複雑怪奇な機能は不要。と言うことで選んだのが、これまでもトートバックや日常使いする際のバックパックとして購入していた(※)エルベシャプリエから、舟型のナイロン・ショルダーバッグ。サイズは潔く「XS」!
※購入レポート
Hervé Chapelier(エルベシャプリエ)の608Cコーデュラスクエアショルダーを購入!
Herve Chapelier(エルベシャプリエ)のコーデュラデイパック [946C]を購入!

ちょっとリサーチをした中では、上述したような利用シーン、かつ私が入れたいモノを入れる事が出来る、必要最低限の機能を有するバックが今回購入をしたエルベシャプリエの舟型ナイロン・ショルダーバッグ(XS)だったのです。それもサイズで言うと「縦×横×厚:約11.5×21.5×10.5cm」と言う、超ミニサイズのショルダーバック。
Herve Chapelier (エルベシャプリエ)ナイロン舟型ショルダーバッグXS _①

ブラックにも見えますが、一応選んだ色はモカ(ブラウン)です。素材はエルベシャプリエお得意のナイロンですが、利用シーンを考えれば汚れを落としやすいナイロンはむしろ最適。しかもナイロンですが、安っぽさがそこまで強く出ないのがエルベシャプリエの良いところですよね。
Herve Chapelier (エルベシャプリエ)ナイロン舟型ショルダーバッグXS _②

ま、サイズがサイズですからモノは”本当に入りません”。私は財布のサイズが小さい(※)ので問題はないのですが、大きな財布をお持ちのお金持ちの方ですと厳しいかもしれませんので、小銭入れを入れるイメージになりますね。
Herve Chapelier (エルベシャプリエ)ナイロン舟型ショルダーバッグXS _③
※「邪魔にならない財布!?:SECRID Mini Wallet Vintage

一目でエルベシャプリエだと分かる舟型のデザインは秀逸。素材以上に、この独特のデザインがナイロンと言う安価な素材をそれっぽく見せない効果を生む大きな要因かもしれません。
Herve Chapelier (エルベシャプリエ)ナイロン舟型ショルダーバッグXS _④

ちなみに、172cm60kgの男性が使うと、こんな感じです。私は背が高くはないので問題はないですが、175cmを超える方が使うと、ちょっとバランスが良くないように思います。実は、家の周りを出歩く際のバックが欲しい旨を嫁さんに話した際、嫁さんも使いたいと言うことでした。よって双方の利用を考えて今回はエルベシャプリエを選びましたが、男性のみの利用であれば他の選択肢もありそうです。
Herve Chapelier (エルベシャプリエ)ナイロン舟型ショルダーバッグXS _⑤

ただ、サイズ的には非常に便利で携帯に財布、家のカギ。そしてティッシュやミニタオルでちょうど良い感じにいっぱいになります。(笑)なので本当にモノは入りませんが、私が入れたいと思っていたモノはしっかりと入るサイズ感。よって、解決したい課題を完璧に解決してくれましたので、個人的には大満足!
Herve Chapelier (エルベシャプリエ)ナイロン舟型ショルダーバッグXS _⑥

このサイズ感なら家の周りを出歩く程度の際にも邪魔にはなりませんし、ナイロンなので汚れにも強い。その上両手が空くので小さな子供がいても問題なしっ!更にパンツのポケットは”フリー”ですから、動くのも快適です♪ちなみに家族4人で出かける際には嫁さんが気に入って使っているので、もう元はとった感じでしょうか。

私と同じような”悩み”を抱えている方がいらっしゃるかどうかは分かりませんが、”解決したい悩みだけを完璧に解決”してくれたエルベシャプリエの舟型ナイロン・ショルダーバッグのXSサイズ。気になる方は、是非チェックされてみてはいかがでしょうか!?家の周りであったり、旅先でホテルなどからちょっと出かける際にきっと大活躍してくれると思いますよ。












rm55的スタイリング:2018年SS_19:色と柄でつくるクールビズ(風)スタイル 初期編

こんにちは!
本日は第19回目となりました、私rm55のスタイリング(装いや着こなし)についてご紹介しようと言うコンテンツである「rm55的スタイリング」をお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■TPOとスタイリング
さて、本日ご紹介するのはクールビズ(風?)スタイルなのですが、「初期編」と言うことで、今のようにネクタイはおろかジャケットさえも羽織る事が難しくなる程の暑さではなかった、5月後半の頃のスタイリングです。

ただ、この日は気温以上にムシムシとした湿度の高さが気になった日の装いとなります。そんな日に選んだのは、こちらのアイテムです。

エクリュ(ライトベージュ)カラーのウール×シルク×リネンのジャケットはアルフォンソシリカ(46)、白抜きのストライプ柄シャツはモンテサーロ(オーダー品:コットン)、ペイズリー柄のネクタイはジュストビスポーク(リネン)、ネイビーカラーのウールパンツはレスパーデ(44)です。
rm55的スタイリング:2018年SS_19:色と柄でつくるクールビズスタイル 初期編_①
※着用者:172cm 60kg
※ポケットチーフはアリアンナのリネン素材

これに足元にはエンツォボナフェのスエードローファーを合わせていました。湿度が高かったことは記載がありましたが、スエード素材を選んでいるあたりをみると、もしかしたら雨が降りそうだったのかもしれません。
rm55的スタイリング:2018年SS_19:色と柄でつくるクールビズスタイル 初期編_②

■あとがき
私はクールビズを大きく3つに分けて捉えています。まず世間的にクールビズが開始される5月、6月は気温的にはまだネクタイやジャケットの着用も可能ですので、基本的には「色」や「柄」で清涼感を出していきます。

続いて6月後半から7月に入ってまいりますと気温もだいぶ上がってきますので、「色」や「柄」に加えて「素材」にも目を向けて涼しさを表現していくと。例えばスーツであればモヘア、シャツやネクタイにはリネン、コットン×リネンなんかを取り入れ始めます。もちろんこれには見た目的な効果だけではなく、涼しさと言う実利も求めておりますね。

更に本格的な暑さの厳しい7月後半から8月になりますと、ネクタイを外したり、日によってはポロシャツと言ったスーパークールビズスタイルを取り入れると言う、「アイテム」で涼しさを取り入れることをしていくわけです。

ところが今年は7月前半から既に気温も高く、かなり厳しい暑さでしたのでノータイスタイルをした日も実際にはありましたので、上記の時期は一つの目安程度に捉えて頂ければと思います。それよりも「色・柄」「素材」「アイテム」と言う段階を経てクールビズを楽しんでいる!?と言うのがポイントかなと思います。

このような中で、本日ご紹介したクールビズスタイルは「初期編」と言うことで、基本的には「色」や「柄」で見た目的な清涼感を意識したスタイリングです。

そもそもエクリュと言う明るめの色合いをジャケットに持ってきている時点でカジュアルなスタイリングなのですが、ジャケット生地に含まれているシルクの光沢感は清涼感のみならず、上品さも演出してくれますのでカジュアルさを抑えてくれるのに役立ちます。
rm55的スタイリング:2018年SS_19:色と柄でつくるクールビズスタイル 初期編_③

そして人の目線が集まりやすいVゾーンには涼しさを感じるブルーを主体に組み立てています。白抜きストライプはそれこそ清涼感が強いですし、ちょっと派手な柄のペイズリー柄ネクタイは色だけではなく、柄その物にも涼しさを感じます。
rm55的スタイリング:2018年SS_19:色と柄でつくるクールビズスタイル 初期編_④

周りの方がネクタイを外しだす時期にネクタイを着用する者として心掛けていることは、暑苦しさを出来るだけ感じさせないような装いにすること。そう言う意味では、「色」や「柄」と言うのは清涼感を演出するにあたって最も手軽で簡単な方法だと思います。

なかなか本日ご紹介したような色合いのジャケットを着用出来る職場と言うも少ないかもしれませんが、ネイビーやグレーであっても色のトーンを上げてあげたり、Vゾーンを明るめにまとめてみる。サックスやブルー、ライトブルーと言った、涼しさを表現する上で分かりやすい色を取り入れてみると簡単に清涼感を出すことが出来ると思います。

もう「色」や「柄」だけクールビズ”感”を出すのはとても難しい時期ですが、合わせ技として今の時期でも使える考え方だと思いますので、気になる方は是非トライされてみてはいかがでしょうか!?「色」や「柄」を工夫するだけでも、案外涼しさを感じたりすることが出来るかもしれませんよ。






※本記事の内容は素人であるrm55独自のセンス、感性、見解に基づいております。プロのスタイリストのような正しい知識に基づいた装いに関する記述でありませんので、あくまで個人の趣味のブログとして捉えて頂ければ幸いです。

「Think elegant!」更新しましたっ。

こんにちは。
本日は、ちょっとしたお知らせを1つだけ。

■「Think elegant!」を更新しましたっ!
シャロンさんとのコラボBlog、と言ったら大変におこがましいのですが、HP内に個人的にスペースを頂いている「Think elegant!」。実はほぼ1年ぶりに(汗)なってしまいましたが、この度更新を致しましたっ!

今回のテーマは、少し前に私自身が見た映画におきまして印象に残っていた言葉である「The nobelest art is that of making others happy.」。」と言うものです。

アパレル業界でもシーズン毎に新しいブランドが登場しては消え、またトレンドも都度変化しておりますが、そう言ったた中で自分自身がどういうスタンスや距離感、心持で服と付き合っていくのか。そんな事を考える1つのきっかけになれればと思っていますので、お時間のある方は是非ご覧になって頂ければ嬉しいです。

それでは、宜しくお願い致します!






ノータイでも美しく映えるシャツ。:G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のワンピースカラー リネン ストライプ柄シャツ

こんにちは!
本日は、これからの季節において是非ワードローブに1枚は加えておきたい!と私が考えるシャツをご紹介したいと思います。

それでは、まいりましょう。

■日本のビジネスマンの9割以上が夏場はノータイ!?
さて、私が仕事における移動手段として車を用いていることは既に記述してきた通りです。よって屋外を長時間歩いて移動することがありませんので、この暑さの中でも必要に応じてスーツを着用したり、タイドアップをしたりすることがあってもまだ耐えること可能です。

ところが先日所用につき、電車で出勤をした日があったのです。

もちろんその日の装いはクールビズなのでジャケットは着用しましたがノータイ。とは言え屋外移動時はさすがに”ジャケットは手持ち”と言うスタイルだったのですが、出勤時や移動時に駅や街中のビジネスマンを観察してみるに、私rm55の感覚的には9割以上の方がノータイにノージャケットと言う装いであったように感じました。

正確に数を数えたわけではないのですが、この時期においてスーツ又はジャケパンにタイドアップと言う装いの方は100人中2~3人いたらい良いくらいの感覚。

でもそれも考えてみれば当然で、ここ数日の東京の気温は35度前後。家を出て数歩歩けば汗が出始めると言っても過言ではないほどの暑さと湿度でしたので、屋外を移動するにあたってネクタイを締め、ジャケットを着ようものなら、滝汗は必至。とてもそんな状態で快適に仕事がこなせるとは思えません。

よってジャケットレスであることや、ノータイであることを非難するつもりは全くありません。むしろ、この天候を考えた場合は至極当然の装いであるようにも思います。

このような中で多くのビジネスマンがノータイのシャツ1枚にウールパンツと言うシンプルな装いだったのですが、シャツの襟型としてはレギュラーカラーが圧倒的に多く、次いでカッタウェイカラー又はワイドスプレッドカラーの方をたまに見かけると言う感じでした。

人様の装いにケチをつけるのは「ナンセンス」である、とは思いながらも、普段ジャケットやネクタイとセットで使うことを前提に考えられているシャツが、相棒たるジャケットやネクタイを伴わないでいる姿を見るにつけ、なんだか寂しく、残念な気持ちになるのは私だけでしょうか。

ではどうしたら良いのか!?と言いますと、この気温と湿度の中でジャケットやネクタイを着用することは難しいので、代わりに”1枚で着ても映えるシャツ”を着たらどうか!?と言うのが個人的な提案だったり致します。

■エレガント&セクシーなワンピース(イタリアン)カラーのシャツ
シャツの起源をたどると元は下着であったと言うお話は有名ですが、シャツの襟型に様々な種類が見られるようになったのは、1800年代初頭から中ごろにかけてだと言われているようです。更に、1900年代に入るとボタンダウンやクレリック、ワイドスプレッドと言ったおなじみのカラースタイルが続々と登場しております。

このような中で、クールビズスタイルのシャツとして個人的におススメしたいのが「ワンピース(イタリアン)カラー」の襟型を持ったシャツです。他の襟型と並列して語られることの多い襟型ですが、その起源は他の襟型と大きく異なり、1950年代にセーターの襟型として最初に考案され、一時はその襟型を持ったセーターが南イタリアのリゾート地で流行になったと言います。

その後、セーターの襟型からシャツの襟型へと応用されたのがワンピースカラーなのですが、その構造上の特徴として挙げることが出来るのは、台襟が無く(又は低く抑えられており)、襟と台襟、前身頃が一体(ワンピース)になっていると言う点。

これにより、第1ボタンを開けた際の襟のロールがとても美しく返るととともに、台襟釦から第一釦にかけての前立ての裏側にも表地が施されていることから釦を開けてもシャツの裏地が見えないため、エレガントさを維持することが出来ます。更に、襟から身ごろにかけてのラインが綺麗に落ちていくので、切り込んだ首元のVラインにセクシーささえ感じると言うメリットがあるのです。

つまり、もともとセーターの襟から派生した襟型であることからタイドアップを前提にしておりません。これによりノータイであっても単体として美しく成立する襟型であるとともに、その構造的な要因によって釦を外していてもだらしなく見えず、それどころかエレガントかつセクシーな雰囲気さえも醸し出すことが出来るのが、ワンピースカラーだと言うことですね。

私もこれまでチャレンジしようと思いつつ、どうしてもタイドアップを前提としたベーシックな襟型のシャツを優先的に購入してしまっておりました。

ところが、普段お世話になっているSharonさんがこの度めでたく”5周年”を迎えられ、それを記念して開催されていらっしゃる5周年特別イベントにおきまして、通常はセールにはならないブランドや魅力的な値引き率のアイテムを目のあたりにし、思わず購入してしまったのが、本日取り上げますジ・イングレーゼのワンピースカラーのストライプ柄シャツなのです。
sharon_5thaniversary
※画像はSharonさんの公式HPより拝借致しました。

幸いにしてマイサイズが残っていたのが、こちらのサックスカラーのストライプ柄のワンピースカラーシャツ。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のワンピースカラー リネン ストライプ柄シャツ_①

釦を外すと、美しいロール感とセクシーなVラインが現れます。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のワンピースカラー リネン ストライプ柄シャツ_②

素材はリネン100%。見た目的にも清涼感が漂いますので、この時期にぴったり!
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のワンピースカラー リネン ストライプ柄シャツ_③

釦を外して襟を開けた際にもシャツの裏地が見えないよう、表地が内側まで回っています。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のワンピースカラー リネン ストライプ柄シャツ_④

G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のワンピースカラー リネン ストライプ柄シャツ_⑥

カジュアルなシャツですが、手縫い感溢れるハンドメイドシャツを代表するメーカーの1つとして手は抜きません。至る所に手仕事の形跡が感じられ、好きな人にはたまらない雰囲気。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のワンピースカラー リネン ストライプ柄シャツ_⑤

私は172㎝ 60kgでサイズ「37」を選びましたが、着用するとこんな感じです。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のワンピースカラー リネン ストライプ柄シャツ_⑦

前方から後方に美しく流れる襟。襟の内側にも表地が見えますね。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のワンピースカラー リネン ストライプ柄シャツ_⑧

襟のロールから身ごろに繋がっていくラインが美しく、そしてネクタイを前提としていない襟型であることからノータイの方がエレガントかつ色気を感じます。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のワンピースカラー リネン ストライプ柄シャツ_⑨

ちなみに今回は袖丈が若干長かったので一旦カフを外し、長さを詰めて頂きました。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のワンピースカラー リネン ストライプ柄シャツ_⑩

それでも元の雰囲気はしっかりと残っておりますので、仕上がりにも大満足。
G.Inglese(ジ・イングレーゼ)のワンピースカラー リネン ストライプ柄シャツ_⑪

私はこれまでスーツにノータイと言うスタイルは基本的にはやりませんでした。例外的に、シャマットやブラウンカラーのスーツと言ったカジュアル要素が強い場合はネクタイをしないこともありました。ただ、今回購入をしたイングレーゼのワンピースカラーのシャツであれば、モノによってはスーツにノータイであっても雰囲気としてアリなのではないか!?とさえ思っていたりします。

もちろんジャケパンでも美しく決まりますし、例えシャツ1枚で着用したとしても、相棒(ジャケットやネクタイ)がいない寂しさを感じさせることなく、美しく、そして時にセクシーな雰囲気を醸し出してくれるのではないでしょうか。

スーツやジャケットは着るけれどノータイだよと言う方はもちろんですが、シャツ1枚で出勤しているよ!と言う方も、今年の夏はエレガントで時にセクシーな、ワンピースカラーのシャツを是非取り入れてみてください。もしかしたら、周りからの見え方がぐっと変わってくるかもしれませんよ。(笑)









rm55的スタイリング:2018年SS_18:ニットポロ×ウールパンツでつくる上品なカジュアルスタイル

こんにちは!
本日は第18回目となりました、私rm55のスタイリング(装いや着こなし)についてご紹介しようと言うコンテンツである「rm55的スタイリング」をお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■TPOとスタイリング
さて、本日取り上げますのは6月上旬のとある週末のカジュアルスタイル。ただカジュアルとは言え、家族で都内の商業施設に訪問をしましたので、ドレス度が高めなカジュアルをイメージしました。それでも、今回は私が当初イメージしていた以上に上品なカジュアルスタイリングが出来たかなと感じていたりします。

そんな日の装いが、こちら。今期は改めて注目度の高まっているジョンスメドレーのブラックカラーのニットポロ(S:モデルADRIAN)に、レスパーデのワンプリーツ・ウールパンツ(44:チャコールグレー)。肩掛けしているライトグレーのロングスリーブニットも同じくジョンスメドレーのコットンニット(S)です。
rm55的スタイリング:2018年SS_18:ニットポロ×ウールパンツでつくる上品なカジュアルスタイル_①
※着用者:172㎝ 60㎏

これに足元は、長時間の着用はいまだにキツい(汗)J.M. Westonのシグネチャーローファー(180:ブラック)を選びました。
rm55的スタイリング:2018年SS_18:ニットポロ×ウールパンツでつくる上品なカジュアルスタイル_④

■あとがき
ニットポロを購入した時からやってみたいと思っていたのが、ウールパンツを合わせると言う組み合わせでした。

ポロシャツと言いますと、これまでは鹿の子ポロが定番。鹿の子もニットの一種ではありますが、編目が荒くなります。よって合わせるパンツも自然とコットンパンツを選びがちだったのですが、鹿の子に比べると目が細かく、上品な雰囲気のあるジョンスメドレーのニットポロであれば、ウールパンツを合わせてみたい!と。事実、やってみると相性はとても良いと感じました。
rm55的スタイリング:2018年SS_18:ニットポロ×ウールパンツでつくる上品なカジュアルスタイル_⑤

一般的には生地の目が細かい方がドレス度が高くなる事に加えて、今回はフォーマルカラーであるブラックのニットポロにチャコールのパンツを合わせると言う、シックな色遣いであったこともドレッシーな雰囲気が強く出た1つの要因だと思っています。

ところで、この時期のニットの肩掛けは大きく3つの目的を持って行うことが個人的には多いです。
rm55的スタイリング:2018年SS_18:ニットポロ×ウールパンツでつくる上品なカジュアルスタイル_③

まず1つ目は、夏時期に多くなりがちな単調なスタイリングに変化を取り入れること。そして二つ目は、色に厚みを持たせて立体感を出す事です。重ね着などがしにくい夏時期はどうしてもスタイリングが単調になりがちですが、肩にニットをかけるだけで変化をもたらす事が出来ますし、今回のようにダークトーンの中にブライトカラーのニットを足すだけで全体の雰囲気が明るくなります。
rm55的スタイリング:2018年SS_18:ニットポロ×ウールパンツでつくる上品なカジュアルスタイル_②

そして3つ目は、子供のため。(笑)ここ数日も溶けるような暑さが続いておりますが、施設内や飲食店は冷房が十分効いており、場合によっては寒さを感じることもございます。

特に飲食店なんかは席に座ったら動かないので、冷房の風が当たるとかなりの寒さを感じるのです。特に脂肪の少ない!?子供は直ぐに寒いと言いますから、肩に掛けたニットを子供の寒さ対策に活用すると言うことが多く、大変便利なのです。正直今の時期は肩に掛けるだけで暑いのですが、腰巻にも出来ますし、室内での寒さ対策用として重宝しておりますよ。

と言うことで、最後は少し脱線してしまいましたが、「ニットポロ×ウールパンツ」と言う組み合わせはカジュアルな中にも上品さを見出すことの出来る、大人のカジュアルスタイルとしては大変におススメです。特に、今回のようにダークトーンのカラーリングであればより大人感が出ますので、是非TPOに合わせて実践されてみてはいかがでしょうか!?






※本記事の内容は素人であるrm55独自のセンス、感性、見解に基づいております。プロのスタイリストのような正しい知識に基づいた装いに関する記述でありませんので、あくまで個人の趣味のブログとして捉えて頂ければ幸いです。





Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)の新モデルでジャケットをスミズーラ!:仮縫い編

こんにちは!
溶けるような暑さの続く日々ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか!?

本日は前回のパンツの仮縫い編に続き、Sharonさんにおける手縫いのパターン・オーダーことSartoria Sharon(サルトリア・シャロン)にて仕立てて頂いているNEWモデルのジャケットの仮縫いに先日行ってまいりましたので、本日はこれを取り上げてみたいと思います。
※「Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)の新モデルでジャケットをスミズーラ!:生地セレクト編

それでは、まいりましょう。

■インスタグラムと言う名の物欲刺激装置・・・
本Blogをお読みの方であればアカウントの有無等は置いておいて、「インスタグラム」を知らないと言う方はいらっしゃらないと思います。インスタグラムとは国境を越えて、世界中の方々と手軽に、しかも無料で画像の共有が出来てしまうアプリケーションなわけですが、もちろん私もアカウント(ID:NFLD_rm55)を有しており、世界の服好きな方がとの交流を楽しませて頂いております。

インスタグラムの使い方は人それぞれで、服好きな方であれば自身のコーデ記録として使われる方もいらっしゃるでしょうし、オシャレだなと思う方をフォローして自身のコーデの参考にされる方もいらっしゃるでしょう。

また、著名な方をフォローしてダイレクトな交流を楽しんでみたり、最近では法人のアカウントも増えておりますので、お気に入りのブランドをフォローして情報を入手する手段として使っていらっしゃる方もいるかもしれません。

このような中で、最近個人的に多いのが!?フォローさせて頂いている方が着ていらっしゃるアイテムであったり、着こなしにインスピレーションを頂き、自身の買い物やビスポークにフィードバックをするというもの。そんな風に書くとカッコ良く聞こえてしまいますが、要は「真似」をさせて頂くと言うものです。(笑)

私は大の服好きとは言っても、所詮は「素人」。素人が成長するためには、まずは参考にさせて頂いている方々の着こなし等を真似て、しっかりとそれを「守」っていくと。そして、真似た装いの型を「破」って自分なりの工夫やセンスを入れ込みつつ、いずれはそれらから「離」れて、自分独自のスタイルを構築してくしか方法はありません。

と言うことで、気になるアイテムを見つけたら取り入れてみたり、気になる着こなしはワードローブ内のアイテムを上手く活用しながら、近しいスタイルを作ってみたりと言う事をしているわけですが、実はサルトリアシャロンで仕立てて頂くことにしたジャケットも、そんなインタグラムからのインスピレーションが根本にはあったのです。

そんなインスピレーションを日々無料で与えてくれるインスタグラムにはとても感謝しておりますが、別の言い方をすれば物欲が刺激されまくってしまい、若干困ることもありますね。。(汗)

と言うことで、インスタグラムは私にとっては物欲刺激装置・・・。どうにかしないとっ!と思いつつ、止められない日々が続いております。。

■夏場の柄物に目覚める!?
今回インスピレーションを頂いていたのは、3年くらい前に「関西方面に行ったら、是非訪れてみたいサルト3選!?」と言う記事内にてご紹介をしておりました、神戸に拠点を構えていらっしゃいますCOL(コルウ)神戸のスタッフさんです。

基本はベーシックなクラシックスタイルなのですが、そこに神戸らしい!?上品なエッセンスが加わり、更に適度にカジュアルダウンしたアイテムを絶妙にマッチさせる装いなどが非常に勉強になるので、インスタグラムを通じて長らく交流をさせて頂いているのです。

そして、もちろんその方が着用されるスーツやジャケット、アイテムはコルウさんで仕立てたものであったり、店舗で取り扱いのあるブランドのものが多く、店としてのスタイルも感じられますので、3年程経過した今現在であっても関西に行く機会があれば仕立てて頂きたいと言う想いを持っていたりします。

このような中で、個人的にはこれまで柄物と言いますと秋冬のイメージが強く、春夏のスーツやジャケットは無地や柄があってもストライプと言うものが圧倒的に多い状況でした。それでも、その方が着用されていたハウンドトゥース(千鳥格子柄)の三者混のジャケットがとてもカッコ良かったので、春夏の柄物もアリかも!?と言う自身の価値観の変化に大きな影響を与えた事があったのです。

そのような経験以降、同じような生地がないかをトランクショーなどの機会があれば毎回探しておりました。

結局同じようなハウンドトゥースの三者混は見つけられなかったのですが、春夏らしい表情を持ったチェックの生地が見つかり、サルトリア・シャロンに新しく登場したモデルに載せてみたらカッコ良いのでは!?と言うことでお願いしたのが、生地セレクト編でご紹介をしておりました、エルメネジルド ゼニアのウール×シルク×リネンの生地だったのです。
Ermenegildo Zegna(エルメネジルド ゼニア)の三者混

今年はあまりの暑さにTPOさえ許せばノータイでの出勤を既に行っておりますが、スーツにノータイと言うスタイルは個人的には好みではないので、ノータイなら基本はジャケパンが中心となります。更に、ノータイであれば合わせるジャケットやシャツ、パンツなどのアイテムには適度なカジュアルさを感じる方が、私の感覚的には良いなと。

そんな背景もありましたので、オフの時にはもちろんですが、夏場のノータイデーでも是非取り入れたいと言う思惑を持ってセレクトしたのが今回のジャケット生地でもあったのです。

日本の夏(の気候)も私が社会人になった頃と比べるとだいぶ変わってきておりますので、これからは夏場のジャケットに柄物を持ってくると言うスタイルが、自分の中ではもっと進むかもしれないとさえ感じていたりします。後から見れば、その時のターニングポイントとなるジャケットが、本日取り上げておりますサルトリア・シャロンのジャケットになるのかも!?しれませんね。

■サルトリア・シャロンによるNEWモデルのジャケットの仮縫いを行う
さて、私はこれまでジャケットを1着、ブラックスーツを1着、サルトリア・シャロンにて仕立てて頂いておりますので、今回が3着目のオーダーとなります。

ただ、上述しましたように、これまでの2着とは全く異なるモデルですので、改めてしっかりと仮縫いを行って頂く事に致しました。その時の仮縫いの様子を少しだけですが、ご紹介させて頂ければと思います。

この日は前回の記事にて取り上げたパンツと共に仮縫いを行って頂きました。ゴージや、ラペルからフロントカットへの流れ方。更には肩周りの雰囲気、腕まわりなど、正直これまでの2着の経験が良い意味で生きない!?ほど別物のスタイルを持っているのが、今回お願いをすることにしたサルトリア・シャロンのモデルかなと思います。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)の新モデルでジャケットをスミズーラ!:仮縫い編①

よって、出したり、削ったり、上げたり、下げたりと言った細かな修正を中心に、全体的な補正を行って頂きました。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)の新モデルでジャケットをスミズーラ!:仮縫い編②

正直まだまだ経験値が低いのだと実感しておりますが、仮縫いの状態では着心地などに関するフィードバックは出来ても、出来あがりイメージに対するスタイル上のフィードバックは中々出来ない私がおります。よってこの辺りはフィッティングを見て頂いている直井茂明氏にアドバイスを頂きながら、都度判断をしている状況です。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)の新モデルでジャケットをスミズーラ!:仮縫い編③

それでも、インスタグラムで見たコルウ神戸のスタッフさんの着用していたジャケットに近しい雰囲気を感じる事は出来ておりますし、これまで仕立てて頂いた2着とは異なる、NEWモデルならではのカッコ良さを垣間見る事が出来ておりますので、仕立てあがりがとっても楽しみになりました♪

サルトリアシャロンにコルウ神戸。もし気になる方がいらっしゃいましたら、是非お話を聞くだけでもご訪問されてみてはいかがでしょうか!?それが後から振り返ってみれば、装いにおける思わぬターニングポイントになったりするかもしれませんよ!?






Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツをおかわりスミズーラ!:仮縫い編

こんにちは!
以前記事(※)としてお送りしておりました、Sharonさんにおける手縫いのパターン・オーダーことSartoria Sharon(サルトリア・シャロン)にて仕立てて頂いているパンツの仮縫いに先日行ってまいりましたので、本日はこれを取り上げたいと思います。
※「Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツをおかわりスミズーラ!:生地セレクト編

それでは、まいりましょう。

■STANDEVEN(スタンドイーブン)のウール100%で仕立てる!
さて、前回お送りした記事のおさらいから入りたいと思うのですが、この度選びました生地は英国のヨークシャーにおいて毛織物会社を営む大手のミルであるスタンドイーブンのウール100%です。
スタンドイーブンのウール生地①

色は春夏らしいトーンを有するブラウンカラー。ヴィンテージ生地ではありませんが、適度なハリ感と光沢感に加えて、サラりとしたドライなタッチ感が春夏生地としては絶妙です。
スタンドイーブンのウール生地②

個人的には生地がヴィンテージか否かと言う観点にはそこまでこだわりはないのですが、やはり昔の織機で織られた生地には独特の雰囲気があるように思います。それは今ほどの効率性を求められたり、大量生産をこなしていた時代ではないので、今の生地よりも生地の密度が濃いように感じたり、ハリ感を覚えるものが多いのかなと。

ただ、今回のように現代の生地でも感性に訴えかける魅力的な生地は沢山ありますので、どちらが生地として優れているのか否かと言う話ではなく、個人の好みであったり、どう言ったシーンで着用するアイテムであるのか、またはどのように装いたいのかと言ったイメージに合わせて各々が最適だと思う生地をその都度選べば良いのだと考えています。

そういう意味で言えば、今回は春夏に着用するブラウンカラーの生地を探しており、これにイメージがぴったりだったことが生地購入の決めてとなった大きな要因です。

更に、同時進行で仕立てて頂いているサルトリアシャロンのNEWモデルのジャケットは従来のモデルに比べてクラシックであり、ドレスよりのスタイルであること。またお願いしているジャケット生地はカジュアルよりなので、パンツの生地として柔らか過ぎず、かつドレッシーな雰囲気をもつ生地は上下のバランスをとる上でも最適かなと感じた次第です。

と言うことで、少しだけですが仮縫いの様子をご紹介したいと思います。

■サルトリアシャロンによるおかわりパンツの仮縫いを行う
パターンオーダー(メイドゥトゥメジャー)とは言っても、世の中には様々なやり方が存在すると思うのですが、サルトリアシャロンはP.Oとは思えないほど細かな補正を行ってくれますので、ビスポークに近い感覚で臨むことが出来ます。

仮縫いは用意されたパターンとの相性によって実施有無を判断されるようですが、私の場合は前回から変更を若干加えたこともあって、今回も仮縫いを行って頂きました。

下記は私が初めてサルトリアシャロンにてオーダーしたパンツなのですが、履き心地やシルエットなどの満足度がとても高く、大変に気に入っています。それではなぜ、そこから変更を加えるのかと言いますと、前回の記事にも記載しましたように「季節による装いの変化に対する適正化」の為です。
サルトリア・シャロンのワンプリーツ ハウンドトゥース柄ウールパンツ_⑧
※上記はファーストモデル

秋冬は生地にボリュームが出てきますが、春夏の生地は当然ながらそのボリューム感が抑えられてきますよね。よって、今回は履き心地やシルエットの改善と言うよりも、春夏のジャケット生地のボリュームに合わせて、ワタリから膝にかけてのシルエットを少し削って頂き、秋冬よりもスリムになる春夏生地のジャケットに合うような”適正化”、つまるところ補正を頂くことにしました。

その仮縫いの状態が、こちらです。削って頂いたのはわずかなので画像で判断出来るレベルではないのかもしれませんが、履き心地を犠牲にすることなく、とてもスッキリしたシルエットになっているような気がして、個人的にはイメージ通りでした♪
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツをおかわりスミズーラ!:仮縫い編_①

ウエストからヒップにかけての曲線や、そこから綺麗に膝から裾にかけて落ちていくラインには自分でも美しさを感じるほど。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツをおかわりスミズーラ!:仮縫い編_②

フロントのクリースのライン、バックのヒップのライン、どれも大満足でしたので特に修正すべき点はなく、このまま本縫いに入って頂くことに致しました。
Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)でパンツをおかわりスミズーラ!:仮縫い編_③

体型が同じだから秋冬も春夏も同じパターンで!と言う考え方も当然あるとは思うのですが、ファーストモデルは少し余裕を持ったシルエットにして頂いておりましたので、仮縫いの状況を見る限り、今回の”適正化”は正しい判断だったのではないか!?と自画自賛でございます。。

上手く言えば来月中には納品を頂けそうなので、秋口には特に活躍してくれるのではないか!?と大きな期待をしております。なお、本日はパンツに関する記事をお送りしましたが、近日中にはジャケットに関する記事もお送り出来ればと思います。






春夏最強カラーはホワイト!:FEDELI(フェデーリ) Vネックコットンニット

こんにちは!
本日は、春夏、特にこれからの盛夏にかけては欠かすことの出来ない色であるホワイトカラーのアイテムを取り上げてみたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■清潔感、清涼感、爽やかさ No.1の色
さて、これはあえて語るほどの内容ではないですが、沢山ある色の中でも清潔感や清涼感、爽やかさと言った観点で 「No.1の色」だと断言しても良いのが、ホワイトではないでしょうか。

私の場合、普段から本Blogをお読み頂いている方であればご存知の通り、ビジネスにおけるシャツのベースカラーには「サックス」を用いております。よって、シャツにホワイトを用いると言うのは畏まった場であったり、他のアイテムにおいて色、柄等を多用した際に全体を落ち着かせる目的で使用することが多いと言う状況です。

このような中で、カジュアルスタイルが中心にはなるのですが、夏から盛夏にかけて特に気になってくる色が「ホワイト」なんです。

オンにしろ、オフにしろ、正直汚れやすいと言うデメリットはあるものの、この時期には上述しましたように「清潔感」や「清涼感」、「爽やかさ」と言う観点で、デメリットを補っても余り得るメリットをもたらしてくれる色が「ホワイト」かなと思っていたりします。

例えば、rm55個人の経験談であることに加えてサンプル数である「n数」は限りなく少ないのですが、「ホワイト」は女子ウケが良いです。いや、女子と言っても嫁さんだけですが、ホワイトカラーをトップスかボトムスに用いた際には、「良いじゃん」と褒められることが多いような気がしています。(笑)

白パンは最初の一歩を踏み出すのに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、穿いてしまうと案外すんなり受け入れられてしまうものですし、トップスのホワイトはそれこそ簡単に取り入れることが出来ますね。

良くも悪くも!?ホワイトと言う色にはクセがないので、難易度の高いオシャレな装い”感”は出しにくいですが、幅広い層に受け入れられやすいベーシックなスタイルは作りやすいように感じます。

このような中で、オトナのリゾートスタイルを若干意識して!?ホワイトカラーのカジュアルトップスを今年は新たにワードローブに追加してみました。

■FEDELI(フェデーリ) Vネックコットンニット
それが、シンプルでベーシックながらも上品なモダンさが気に入っている、北イタリアのモンツァ発のニットを中心としたブランドであるFEDELI(フェデーリ) のVネックコットンニットです。
FEDELI(フェデーリ) Vネックコットンニット_①

形はロングスリーブのVネックニットで、特に主張のあるデザインではないあたりが個人的にはストライク。
FEDELI(フェデーリ) Vネックコットンニット_②

ニットはゲージ数はもちろん、リブの表情によって大分印象が変わる気がするのですが、フェデーリはその辺りの上品さを醸し出すデザインのまとめ方がとても上手いなと感じています。Vネックの深さも深すぎず、浅すぎず、絶妙な塩梅。
FEDELI(フェデーリ) Vネックコットンニット_③

袖口や裾のデザイン処理など、春夏らしいサラっとした印象です。
FEDELI(フェデーリ) Vネックコットンニット_④

もちろん春夏用のニットですからウールではなく、コットン。ちなみにスーピマコットンですので柔らかく、触り心地が滑らかで心地良さも抜群です。
FEDELI(フェデーリ) Vネックコットンニット_⑤

先日購入(※)をした、同じくフェデーリのバミューダショーツに合わせるイメージでおりました。
FEDELI(フェデーリ) Vネックコットンニット_⑥
※ご紹介記事:「大人のショートパンツは!?:FEDELI(フェデーリ) バミューダショーツ丈感が重要

■着用イメージのご紹介
と言うことで、事前のイメージ通り!?のコーディネートで出かけてみましたので、着用イメージもご紹介したいと思います。それが、こちらです。私は素肌に直接着るのがあまり好みではないのでアンダーウェアを1枚着ておりますが、それでも北イタリアらしいスタイリッシュなシルエットですよね。
FEDELI(フェデーリ) Vネックコットンニット_⑧

ホワイト×グレーと言うカラーコンビネーションも好みですが、トップスにホワイトを持ってきますと来ている本人の視線にもホワイトカラーが入ってくるからか、とても爽やかな気分になるのも興味深い!?です。
FEDELI(フェデーリ) Vネックコットンニット_⑦
※ハットはボルサリーノのパマナハット

ちなみにこの日はスニーカーを合わせました。ローファーですともう少しドレッシーな雰囲気になるのだと思いますが、休日らしいリラックス感を味わいたかったので、ちょうど良かったと思っています。
FEDELI(フェデーリ) Vネックコットンニット_⑨

同じホワイトでもシャツに比べるとかなりリラックスした表情を出せるのがニットの良いところ。今年の夏は是非、ホワイトカラーのニットをトップスに取り入れて、「清潔感」や「清涼感」、「爽やかさ」を演出されてみてはいかがでしょうか!?きっと女子ウケも高いこと間違いなし!?だと思いますよ。(笑)









シャツの襟汚れを手軽に落とす!?:アタック プロEX石けん ケース付き

こんにちは!
本日は、シャツの襟や袖の汚れ落としに”最適なアイテム”をご紹介したいと思います。

それでは、まいりましょう。

■もっと手軽に、もっと楽に・・・
さて、高温多湿な日本の夏を迎えると特に気になるのが、シャツの襟や袖口の汚れ。これらの汚れをしっかりと落とし、お気に入りのシャツを綺麗な状態で少しでも長持ちさせる方法について、「シャツを極力長持ちさせるメンテナンス方法!?」と言う記事を1カ月程度前にお送りしておりました。

具体的な方法は、下記の3点。

①着用したその日に汚れを落とす
②洗濯機に入れる前に、ピンポイントで汚れを落とす
③洗濯機の使い方を一工夫する

汚れは”貯めず”に、その日のうちに落とし、固形石鹸と歯ブラシを使って汚れが気になる箇所をピンポイントで洗うと。更にネットには必ず入れて洗濯機にて洗い、余裕があれば(洗濯機を使って)漬け置き洗いをすると言うもの。

好きで高価なシャツを購入しているわけですから、嫁さんに”ひと手間をかけて”洗濯をお願いすることは難しいと思います。よって、当然ながら自分でやる(家では洗濯係ですし・・・)ことになるのですが、私の場合は固形石鹸をカットして、アメニティ等で貰った歯ブラシを用いながら夜な夜なせっせとシャツの襟、袖口を洗っていたのです。

すると、そんな私のけなげ?な姿を見た嫁さんが一言。

「もっとイイのがあるよ。」

と言うことで、夜な夜な行っているシャツの襟、袖口洗いを「もっと手軽に、もっと楽に!」行うために購入してみたのが、本日ご紹介をする「アタック プロEX石けん ケース付き」なのですっ。
アタック プロEX石けん ケース付き_①

ちなみに嫁さんは、子供の靴下などの汚れを落とす最適なアイテムとして、ママさんネットワークから情報を仕入れていたようです。。やっぱりママさんの情報力は凄いですね!!

■アタック プロEX石けん ケース付きを使ってみた!
早速購入をした「アタック プロEX石けん ケース付き」を使ってみたのですが、確かに”手軽”だし、”楽”ですね。手も汚れないので、以前私がご紹介した方法である固形石鹸と歯ブラシを使うよりも断然おススメです。(汗)

まず開封すると、中にはアタック プロEX石けん(80g)が1個とアタック プロEX石けん専用ケースが1個入っています。
アタック プロEX石けん ケース付き_②

ケースの先にはブラシもついており、適度な弾力があるので生地も傷めにくそうですし、逆に歯ブラシよりは強度があるので泡立ちも良さそうです。
アタック プロEX石けん ケース付き_③

使い方としては、まずケース後部にある石鹸を固定するパーツを取り外して、
アタック プロEX石けん ケース付き_④

アタック プロEX石けんを挟みこむように取り付けます。
アタック プロEX石けん ケース付き_⑤

そして石鹸を固定したら、ケースに差し込むと。
アタック プロEX石けん ケース付き_⑥

あとはレバーを調節して、石鹸を押し出すと使えるようになりますね。
アタック プロEX石けん ケース付き_⑦
※先端のブラシは取り外しています。

石鹸の準備が出来たら、まず対象となるシャツの襟等を水で濡らして汚れを落としたい箇所に石鹸をこすりつけます。
アタック プロEX石けん ケース付き_⑧
※イメージ写真です。

その後、ケースの先端にブラシを取り付けて、泡立てながら汚れをかき出すように洗います。
アタック プロEX石けん ケース付き_⑨
※イメージ写真です。

ピンポイントでの汚れ落としが終わったらネットに入れて、洗濯機に入れて回すだけ!とっても簡単です。
シャツを極力長持ちさせるメンテナンス方法_③
※イメージ写真です。

現時点では先日ご紹介をしたウタマロ石けんとの比較は出来ていないのですが、アタック プロEX石けんによって汚れは普通に落ちていましたし、泡立ちの容易さなど、使い勝手に良さは抜群ですので購入してみる価値はあるかなと感じています。まっ、石鹸とケースで300円ちょっとですし、石鹸も追加出来る上、それも140、150円程度ですので、チャレンジするにあたっての障壁は低いように思います。

最近はこの暑さもあってネクタイを締めている人はグッと減っておりますが、シャツの襟や袖口の汚れが気になる方は是非トライされてみてはいかがでしょうかっ!?毎日綺麗なシャツに袖を通す喜びを一緒にかみしめましょう!(笑)









夏場のシャツはコットン×リネンが最適です!:MONTESARO(モンテサーロ)のコットン×リネン ストライプ柄シャツ

こんにちは!
ここ数日は天候が崩れておりますが、それでも暑い日が続く中、皆さまいかがお過ごしでしょうか!?本日は気温、湿度ともに高い日本の夏を乗り切る上で、個人的には最適ではないか!?と感じるシャツを取り上げてみたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■コットン×リネン
さて、コットンとリネンと言えば、植物性繊維の代表的な素材ですよね。動物性繊維に比べますと植物性の方が一般的には安価になりますし、共に耐久性や吸湿性にも優れているのでシャツ生地として用いられることも多い素材です。

このような中でコットンの持つ柔らかさや上質さと、リネンの持つシャリ感と清涼感を同時に得ることの出来る素材が、個人的には夏場のシャツ素材として最もおススメである「コットン×リネン」なのです。

どちらの素材の特徴がどの程度出るのかにつきましては混紡割合によって異なりますが、個人的には「コットンが70%、リネンが30%」をベースとして、±5%程度の差異が好みです。それは私が普段から好んでしているスタイルとも関係してくるのですが、私のワードローブ内のスーツやジャケットは、色、柄、素材ともにどちらかと言いますとドレスよりの物が多いのです。

装いは単独のアイテムではなく、あくまでトータルで考える必要がありますね。そうするとカジュアルな風合いが強くなるリネンよりも、ドレッシーな雰囲気のあるコットン素材の方が割合として多くないとバランスがとりにくくなると感じています。そのような観点で言いますと、コットンが70%前後と言うのがドレッシーさを保つ上では重要な割合かなと思っていたりします。

ただ高温多湿な日本の夏場を考えますと、風合いと言う意味でも、通気性と言う実利の面でも一工夫が欲しくなります。そんな時には清涼感ある適度なハリ感と柔らかさに加えて、繊維が空洞になっていることから通気性、発散性が高く、サラりとした肌触りを持つリネンを合わせるのがベストだと思うわけです。

もちろんコットンによるドレッシーさがあるとは言え、SUPER150'S、SUPER160'Sと言った極細素材のドレス度満載なスーツに合わせるのは難しいと思いますが、春夏のスーツ生地としてよく用いられるウール×モヘアであったり、春夏のジャケット生地で見られるウール×シルク×リネンと言った素材にはぴったりです。

また、ウール100%であってもホップサックのように程良いカジュアル感がある生地には合わせやすいと思います。

と言うことで、昨年もモンテサーロのコットンリネンのマイクロストライプ柄シャツを購入しておりましたし、ルイジボレッリのコットンリネンシャツもセールにて3枚ほど購入致しました。
MONTESARO(モンテサーロ)のコットン×リネン マイクロストライプシャツ_着用イメージ④
※上記はモンテサーロのコットンリネン マイクロストライプ柄シャツ

ただ、夏場であったとしても平日は5日間ありますので、手持ちのコットンリネンのシャツは多いに越したことがない、と言うことで今年も追加で購入した次第です。

■MONTESARO(モンテサーロ)のコットン×リネン トライプ柄シャツ
この度追加しましたのは、お気に入りのカミチェリアであるモンテサーロのコットン×リネン ストライプ柄シャツ。
MONTESARO(モンテサーロ)のコットン×リネン ストライプ柄シャツ_①

最近はルカアヴィタービレのシャツもお気に入りなのですが、モンテサーロのシャツもとても心地良いですし、よりクラシックで手縫い感のあるスタイルは好きな人にはたまらないのではないでしょうか。
MONTESARO(モンテサーロ)のコットン×リネン ストライプ柄シャツ_②

コットンリネンと言うややカジュアルよりの素材ですが、襟のステッチはドレスシャツのごとくキワに美しく入っておりますし、それでいて柔らかい表情を持つ襟には大人の色気さえ感じます。
MONTESARO(モンテサーロ)のコットン×リネン ストライプ柄シャツ_③

この度購入したのは、ホワイトベースにブラウンカラーのストライプが入るデザイン。
MONTESARO(モンテサーロ)のコットン×リネン ストライプ柄シャツ_④

昨年ボレッリでも同じような柄のものは購入していたのですが、ボレッリの方がストライプの間隔がより狭く、ブラウンの色の出方もより鮮やかですのでモダンさが強いように感じます。そう言う意味では「これは別物である」という”言い訳”が成立しましたので、購入するに至りました。(笑)
MONTESARO(モンテサーロ)のコットン×リネン ストライプ柄シャツ_⑤
※右が昨年購入したルイジボレッリのコットンリネンシャツ

ただ、これまで私が購入していたモンテサーロとは異なる点がありました。それは、サイジング。通常は「37」を選んでいるのですが、今回は「37」が既に完売していたことに加えて、中年太りなのか、、ネクタイを締めると首回りが以前よりも若干タイト!?と感じることがたまにありましたので、在庫のあった「38」をセレクト。
MONTESARO(モンテサーロ)のコットン×リネン ストライプ柄シャツ_⑦

「38」ですとボディは違和感なくフィットしたのですが、袖丈が長かったのでカフをとって調整をして貰いました。ちなみに、それ以外の細かな仕様はこれまでとなんら変わりません。
MONTESARO(モンテサーロ)のコットン×リネン ストライプ柄シャツ_⑥

■モンテサーロのコットンリネンシャツを着てみた!
実は先日ひっそりと!?、デビューさせておりました。その際に合わせたのは、アルフォンソシリカのウール×シルク×リネンのアイボリー(ベージュ)カラーのジャケットに、ネクタイはウルトゥラーレのチェックタイ。こちらもウール×シルク×リネンの3者混です。そしてパンツは、インコテックスのブラウンカラーのウールパンツ。
MONTESARO(モンテサーロ)のコットン×リネン ストライプ柄シャツ_⑧

ブラウンカラーは秋冬のイメージが強いかもしれませんが、色や柄、素材感を考えてあげれば清涼感は結構出せますし、個人的には夏場のベージュ×ブラウンと言う組み合わせもかなり好きです。
MONTESARO(モンテサーロ)のコットン×リネン ストライプ柄シャツ_⑨

私はウール×モヘヤのスーツ、または今回のようにウール×シルク×リネンのジャケットにコットンリネンのシャツを合わせるのがとても好きなので、手持ちのコットンリネンのシャツのバリエーションが増えた分、今年はより幅広いコンビネーションを楽しめるかなと思っています。
MONTESARO(モンテサーロ)のコットン×リネン ストライプ柄シャツ_⑩

ちなみに、ノータイであっても襟の形や開き具合も綺麗にきまりますので、おススメですよ!
MONTESARO(モンテサーロ)のコットン×リネン ストライプ柄シャツ_⑪

なお、コットンリネンのシャツで1点注意点があるとすれば結構「透け感」が強いと言うことです。特に無地ですとその「透け感」はより強く感じます。例えば、肌に近いベージュのアンダーウェアであっても透けて見えることもありますし、素肌に直接シャツを着られる方はジャケットを脱ぎますと”アレ”が見えますね。(汗)

このあたりはコットンとリネンの割合や、使われている糸の太さなどにもよりますので、「透け感」が自分にとって許容範囲かどうかはチェックしておいた方が良いと思います。

と言うことで、そんな点にも注意しながら、コットン×リネンのシャツを用いて日本の暑い夏を乗り切ってみてはいかがでしょうか!?きっとヴィジュアル的にも、体感的にも、いつもよりちょっと涼しい夏を過ごすことが出来るかもしれませんっ。