秋冬物はいつから着るべきか!?
こんにちは!
本日は「秋冬物はいつから着るべきか!?」と言うテーマを掲げて、コラム的にお送りしたいと思います。
それでは、まいりましょう。
■2つの考え方
さて、もう今日で平成最後の10月も終わり。皆さんはどんな装いを楽しんでいらっしゃるでしょうか!?インスタグラムでは日ごろから交流をさせて頂いている皆さまの日々の装いを拝見することが出来るのですが、大きく2つの考え方を持って”秋の装いをいつから始めるのか”を分けることが出来るのかなと感じています。
その1つ目は、暦。
そして2つ目は、気温。
まず「暦」ですが、”もちろん”二十四節気のことではなく、年間の月日のことです。二十四節気で言うところの秋の始まりである「立秋」は8月初旬ごろ(2018年は8月7日)と言う時期ですし、昼と夜の長さがほぼ同じになる秋分の日(9月23日ごろ)であっても、まだまだ暑かったりしますよね。
秋冬素材と言いますと起毛したウール素材や厚手のコットンなど、春夏素材と比べますと保温力が格段に向上してきますし、ビジュアル的にも温かみを感じますので、9月中はもちろんですが、10月に入っても着用している方と言うのは仕事上の理由を除外すれば、ほとんどいらっしゃらないように感じます。
それでも朝晩の冷え込みを体感的に感じるようになる10月中旬前後となりますと、ちらほらと秋の装いを楽しむ方の数がぐっと増えてくるような気がします。この時期は休日に外出をした際にも秋冬物を着ていらっしゃる方を多々お見受け致しますし、ある程度起毛した素材(ニット等を含む)を見ても違和感を感じることはないのかなと。
そう言う意味ではビジュアル的に大きな違和感を感じることのない10月中旬から後半にかけてと言うのが、現実的に秋冬物を投入する1つのタイミングのように感じています。
実際私も自身の過去のインスタグラム(ID:NFLD_rm55)を確認してみますと、10月中旬前後から秋冬物が本格化しだしているように思います。
そんな10月中旬から後半と言う「暦」を境に秋冬物を投入される方がいらっしゃる一方で、もう1つの考え方が「気温」と言う、より現実的な基準をベースにする考え方です。
■今年のrm55は「気温派」!
実際私も今年はどちらかと言いますと、この「気温」をベースに装いを決めております。具体的には、最高気温が20度を超えるようであれば春夏物を用いて秋風な装いを行ったり、または相物と言われる素材の服をベースに細かな気温調整は重ね着で対応しています。これに対して最高気温が10度台に入ったら、秋冬物を本格化させようと言うアプローチ。
※「rm55的スタイリング:2018年AW_26:春夏モノで装う、オータムスタイリング!」
その理由は、単純に汗をかいて、暑いからと言うものです。
まず第1に、私は車での移動が多いので、最も気温が下がる朝晩のタイミングで外に長くいることがありません。従いまして、朝晩であっても春夏物をベースに、重ね着をするくらいでも(外にいるのは短時間なので)心地良ささえ感じております。
また打合せ等が無ければ唯一歩いて外に出るのが、ランチのタイミング。この時間帯はそれこそ最高気温に近くなり、気温が20度を超えてきますので春夏物の方が心地良いのかなと。
更に、現在は電車や各施設も空調が十分整っております。よって休日であっても秋冬物で全てをコーディネートしますと、むしろ暑さえ感じてしまい、汗が噴き出るほどです。
実際、先日Sharonさんを通して仲良くさせて頂いている方(仮にU氏とします)とお話する機会があり、こんな趣旨のやりとりがありました。
U氏「rm55さんは、まだ秋冬物着ないの?」
私「まだ着ていないんですよ。平日はランチ時くらいしか外に出ないので、秋冬物着ちゃうと暑くて汗が出ちゃうんです。」
U氏「そうだよね~。確かに電車とか暑いしさ。でも、我慢出来なかった(※)よ・・・。」
※秋冬物を早く着たくて、多少の厚さを感じても着ていると言う意味
あんなに夏服に飽きてしまい、早く秋になって欲しい!と思っていた服好きの私ですから、U氏の「我慢できなかった」と言う感覚はリアルに共感する事が出来ましたし、新しく納品を頂いた秋冬もののビスポークスーツも早く着たい!と言うはやる気持ちが存在するのもまた事実。
ただ、汗をかいてしまいますとメンテナンスが大変なので、、極力(汗をかかず)心地良く着ることの出来る気温になるまで待とう!と言うのが今年のrm55の気分だったり致します。
どちらが正解、不正解と言うのはありませんから、ご自身の通勤、職場環境や、価値観、考え方によって「暦」をベースにするのか、それとも「気温」をベースにするのかは選べば良いのだと思います。
それでも11月になりますと、あまり春夏感を強く感じる生地は使いにくくなりますし、逆に装いに敏感な方からは違和感を感じられてしまうこともあるように感じていますので、少し悩み中だったりします。(笑)
たかが装い。されど、装い。
皆さまの装いの変化を楽しみつつ、私も秋冬物の投入タイミングを図っていきたいと思います♪