rm55的スタイリング:2018年AW_28:柄を多用する際はワントーンで仕上げる!?
こんにちは!
本日は第28回目となりました、私rm55のスタイリング(装いや着こなし)についてご紹介しようと言うコンテンツである「rm55的スタイリング」をお送りしたいと思います。
それでは、まいりましょう。
■TPOとスタイリング
本日取り上げますのは、11月中旬のとある平日のスタイリング。この日は外部の方との打ち合わせ等もございませんでしたので、少し明るめのトーンのスーツを用いて、遊び心を伴った装いで出勤することと致しました。
そんな日のスタイリングがこちらです。カルロ・バルベラのブルーベースのウィンドウペン柄生地を用いたスーツはリングヂャケット製(サイズ:44)で、ブルーのロンドンストライプ柄のシャツはBEAMSFのオリジナル(37)。ブルーの小紋柄ウールタイはジュストビスポーク、ブルーグレーのウールチーフはティトアレグレットで、インナーのネイビーカラーのニットジレはグランサッソ(44)です。
これに足元はブラックカラーのエドワード・グリーンのドーバー(Uチップ)を合わせました。
■あとがき
「装いを考える」シリーズの記事には記載しておりますが、色は明るいトーンになればなるほどカジュアル色が強くなります。更に柄も無地→ストライプ→チェックと言う順にカジュアル要素が強まりますし、生地も目が細かく、ツルッとした表情から目が粗く、起毛感のある生地になればなるほどカジュアルになりますね。
そう言う意味ではブルートーンがベースカラーであることに加えてウィンドウペンと言うチェック柄が乗っており、毛足は短めながらも起毛したバルベラのサキソニー生地のスーツは明らかにカジュアルよりですので、社外よりも社内向けの1着かなと思っています。
そしてせっかくそんなカジュアルよりのスーツを着るのであれば!?遊んでみようと言うことでトライしたのがVゾーンを構成するジャケット、シャツ、ネクタイの3大アイテム!?に全て柄物を用いてみると言う試み。ジャケットは上述の通りウィンドウペン柄でしたが、これにストライプ柄のシャツを合わせて、ネクタイには小紋柄を持ってきます。
これらをブルー/ネイビーと言うワントーンのグラデーションで仕上げますと、柄と柄とのぶつかり合いを軽減してくれ、ガチャガチャ感が程良く!?抑えられますので大人の方にはおススメですし、昼間のビジネス街であったとしても目立ちはしますが、、、強い違和感を感じることはありません!?(笑)
もちろんワントーンで仕上げると言うアプローチ以外にもジレには無地を用いて、更に足元は茶靴ではなく黒靴にすることで全体を締めつつ、遊び感が強くなり過ぎないようにコントロールすると言うことも意識しておりました。
ちなみにUチップはその起源がカントリーシューズにありますので、一般的にはドレスシューズではありません。しかし日本におきましてはその点が意識されることなく使われておりますし、エドワードグリーンのドーバーは人気も高いことからよりドレッシーなスーツに合わせていらっしゃる方も沢山お見受け致します。
ただ、個人的にはそんなモデルの起源を尊重して!?、Uチップの靴はジャケパン合わせを基本としており、スーツに合わせる際は今回のようにカジュアルよりのスーツに合わせるのが小さなコダワリだったり致します。ま、恐らく誰も気付かないですし、気にしないので自分だけの小さな満足なのですが、そんなことも密かに!?楽しんでいたりします。
年を重ねるとなかなかトリッキーな装い!?をすることに抵抗を覚えてしまいがちですが、TPOを踏まると言う前提で、アレンジを楽しむ気持ちも忘れないでいたいなと思うのでした。
これくらいのトーンですとより使いやすいですね、
ネイビーストライプ柄は1枚あると便利です。
正確には小紋柄ではないですが、今季らしいクラシック感のある柄を合わせたいですね。
※本記事の内容は素人であるrm55独自のセンス、感性、見解に基づいております。プロのスタイリストのような正しい知識に基づいた装いに関する記述でありませんので、あくまで個人の趣味のブログとして捉えて頂ければ幸いです。