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Think Elegant !

ファッションを通して自らの人生と向き合い、美しいと感じるスタイルを追及するブログです。

旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)

こんにちは!
本日は「旬の生地でパンツを仕立てる!」と言うテーマを添えながら、自身3本目となりました手縫いのパターン・オーダーことSartoria Sharon(サルトリア・シャロン)にて仕立てて頂いたパンツを取り上げたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■人気の!?キャバルリーツイル
さて、皆さんは「キャバルリーツイル」と言う生地はご存知でしょうか!?昨今の英国調トレンドと言う波に乗って生地もハリ、コシのあるヘビーウェイトのモノが注目が集まっておりますので、気になっている方、既に入手されたと言う方もいらっしゃるかと思います。

まずビジュアル面の特徴としましては、 はっきりとした綾織りの畝(うね)を挙げることが出来ると思います。英国の騎兵隊(キャバルリー)が第一次大戦時にパンツ生地として用いたと言うことが名前の由来だと言いますが、そんな軍事用として用いられたことからも分かるように、耐久性に大変優れています。それはしっかりと織り込まれた畝の表情からも見て取ることが出来るのではないでしょうか。
旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)_①

耐久性があり、ハリ、コシのしっかりとした生地はシワにもなりにくいので、乗馬やゴルフと言ったアウトドアスポーツ用のパンツ生地としても人気が高く、スポーティな雰囲気を感じます。

ただ、そんなスポーティさがある一方で生地の持つ適度な光沢感にはドレッシーさも見出すことが出来る上、生地の持つハリとコシによってクリースがはっきりと、綺麗に出ます。よってフォーマルは難しいにしても、カジュアル以上ドレス未満と言う、ビジネスシーンにも比較的用いやすい生地なのかなと思っています。

また生地そのものの特徴としては上述した耐久性に加えて、適度な弾力性と言いますか、伸縮性も備わっています。よって、ハリ、コシがありながらもガチガチの硬さはなく、不快さを感じることのないストレッチ性がありますので、日常生活の中で負荷がかかりやすいパンツ生地としては最適。それは上述したように戦闘やスポーツ用のパンツ生地として用いられていた経緯からも理解することが出来ますね。

そんなキャバルリーツイルに興味を持ったのは、昨年の秋冬シーズンの立ち上がり時期。当初は既製品であるレスパーデのキャバルリーツイル生地の新作パンツに惹かれたのですが、迷っているうちに気になっていた色のマイサイズが完売・・・。

それではと言うことで個人的に大変気に入っている手縫いのパターンオーダーであるサルトリアシャロンでのお仕立てを考えたのですが、シーズンの立ち上がりからさほど時間が立っていないにも拘わらず、選んだカノニコの生地が完売・・・。最近では値段が上がったことにより一時程のコストパフォーマンスの高さはないものの、人気の高さは相変わらず。
旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)_②

それでも私のように欲しい!と思った方が多かったのでしょう。追加分が11月に入荷すると言うことでしたので、無事に追加入荷したタイミングをもってオーダーをさせて頂きました。なお、仕様は1本目を踏まえた微修正を加えた2本目とまったく同じ仕様です。

■旬の生地でパンツを仕立てる!
それでは、英国調トレンドによる旬な生地の1つである!?キャバルリーツイルを用いてサルトリアシャロンにて仕立てて頂いたパンツをご覧頂こうと思います。

色は最も使いやすい!?ミディアムグレーのキャバルリーツイルを選びました。いつものように平置きをして撮影をしておりますが、その写真からも生地のハリが伝わってきそうな質感ですね。
旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)_③

個人的に気に入っているのが、ハリやコシに加えて存在感を引き立てるのに一役を買っているナチュラルな光沢感。耐久性の高さに加えて、オン、オフともにイケる上品さは私のスタイルを考えるとかなり使い勝手が良さそうです。
旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)_④

オーダーでパンツを仕立てる場合は常にワンプリーツ(アウトプリーツ)を選んでおりますが、ハリ、コシのあるキャバルリーツイルだけに、プリーツが本当に綺麗に出ます。もし仕立てをお考えの方は、是非プリーツ入りパンツを選んでみてはいかがでしょうか!?
旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)_⑥

フロントは個人的な好みからボタンフライにしていますが、座った時の生地のうねりなんかもジップに比べると納まりが良いように感じる点もお気に入り。
旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)_⑤

サルトリアシャロンは日本人の職人さんが一針一針縫いあげておりますが、世界でもトップレベルの器用さを誇る日本人の職人さんならでは丁寧な手仕事が見られます。
旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)_⑦

精緻さと言う観点で言えばミシンの方が当然綺麗に仕上がりますが、人の手ならではの風合いがお好きな方にはたまらないディティール。
旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)_⑧

ヒップのポケットはハンカチを入れる右側だけ。これもいつもの仕様です。
旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)_⑨

実際に着用してみますと、この表情。平置きの状態でもクリースの美しさを感じることは出来ましたが、穿いてみると格別です。綺麗にストンと落ちるラインは足長・美脚効果にも寄与してくれそう。
旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)_⑩

ベースのパターンは細すぎず、太すぎずと言ったシルエットですが、そこから私の好みを反映して頂き、現在のパターンに落ち着いています。立つと美しく、それでいて座りやすい。更に歩いても心地良いと言うサルトリアシャロンのパンツ。パターンも含めて融通がきいて「5.5万円(税別)~」と言うプライスを考えると、かなり満足度は高いと思われます。
旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)_⑪

しかし現状に満足しないのが私がSharonさんをリスペクトしている1つの理由。更に理想の1本を仕立てるべく、パンツの新たなパターンも開発していらっしゃるそうなので、そちらもとても楽しみです。
旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)_⑫

と言うことで、英国調トレンドの流れにのって、まさに旬な1本とも言えるキャバルリーツイルで仕立てて頂いたサルトリアシャロンのパンツのご紹介でした。

ハリやコシ、光沢感によって美しいシルエットが手に入る。そして、耐久性の高さとシワになりにくいと言う実用性の高さ。それでいてオン、オフともに使えると言う汎用性を考えますと、個人的には大変おススメの生地ですので、気になる方はお気に入りのサルト、テーラーさんにてバンチブックを確認されてみてはいかがでしょうか!?





スポーツラグジュアリーな週末スタイル。:FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン

こんにちは!
先日クレジットカードを落としてしまったのですが、お陰様で無事に手元に戻って来ました♪なんて素晴らしい国に生まれたんだ!と言う喜びと感謝を感じるとともに、もし私が落とし物を見つけたら、しっかりと届けることで恩を返そうと考えているrm55です。

さて、本日は前回ご紹介したフェデーリのカシミアニット×スエード コンビブルゾンの着用イメージをお届け出来ればと思います。それでは、早速まいりましょう。

■ウールパンツ&コットンパンツに合わせてみる!
この年末年始ですが首都圏は特に晴天に恵まれる日が多く、寒くはあるものの風がない日が比較的続いておりますので、服好きにとりましては選択肢を最大限に広げた中から自分の好きな物、着たい物を着ることが出来ると言う幸せな状況が続いているように思います。

このような中で、寒くても風がない日に活躍するアウターが短丈のブルゾンです。風が強いと体感温度は気温以上に下がりますので、どうしてもロングコートやダウンコートを選びたくなるのですが、風さえなければ短丈のブルゾンでも十分!?

と言うことで、そんな天気の良いオフの日にNew Inしたフェデーリのカシミアニット×スエード コンビブルゾンを着用してみました。まずは、昨年大晦日の散策時にウールパンツに合わせたスタイルからご紹介したいと思います。

フェデリのコンビブルゾンのインナーにはクルチアーニのハイゲージタートルネック(44:ウォームグレー)を合わせ、パンツはレスパーデのチェック柄のフランネルウールパンツ(44:チャコールグレー)をセレクト。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_着用イメージ①

そして足元にはジョンロブのブラウンスエードのウィリアムⅡブーツを合わせました。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_着用イメージ②

首元はタートルネックだけではなくロロピアーナのベビーカシミアのマフラー(ライトグレー)にてしっかりと温め、足首もブーツで寒さ対策を実施。3首を冷やさないと言う防寒の基本!?を徹底したからか、ニットブルゾンではありましたが寒さを感じずに、心地良い中で散策することが出来ました。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_着用イメージ③
※着用者:172cm 60kg
※インナーにはユニクロのヒートテックを着用(笑)

お次は、よりスポーティさのあるスタイリング。ブルゾンのインナーにはモンテサーロのフランネルカジュアルチェック柄シャツ(37:ブラウン×オフホワイト)を着用し、アンナプルナのカシミアクルーネックニット(S:オフホワイト)をイン。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_着用イメージ④

パンツはレスパーデのダイアゴナルのコットンパンツ(44:ライトベージュ)で、靴はジョンロブのスニーカーであるレヴァー(サンドベージュ)でカジュアルダウン。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_着用イメージ⑤

なお、この日は風は無かったものの年末に比べると寒さがありましたのでムーレーのウール・ダウンベスト(44:ブラウン)を羽織り、首元にはアリアンナのカシミアチェック柄ストールを巻いて保温力を補完。そのお陰もあって!?歩いていると多少の暑さも感じるくらいの感覚でした。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_着用イメージ⑦

フェデーリのコンビブルゾンはウールパンツにコットンパンツ、どちらにも違和感なく合わせることが出来ましたし、実際に着用してみた感想としましては、思った以上に上品な着こなしに仕上がったと感じました。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_着用イメージ⑥

ブラウン×ベージュと言う色合いやカシミアニットの風合い、キメの細かいスエードの表情と言った点がカジュアル過ぎないラグジュアリーなスポーティさを演出してくれたように感じており、そういう意味では世の中のトレンド的にはクラシックやドレスよりの流れがありますが、天候等が許せば”あえて短丈ブルゾンを選択する”と言うのも1つのスタイルとしてはアリかなと思っています。

■リラックス感と適度なドレッシーさ、上品さの両立!?
小さな子供がおりますと、気を抜くと週末はずっとジャージスタイルで過ごしてしまう(笑・汗)こともあるかと思います。事実、私も家ではオシャレの「オ」の字も出てこないようなジャージスタイルで過ごしておりますし、アメカジスタイルで子供と公園に遊びに行くこともございます。

それはそれでライフスタイルに合って!?いると感じており、無理のない装いなので個人的には違和感は全くありません。

ただ、装いが人間の気持ちに与える影響は少なくないと確信している私としましては、TPOが許すのであれば、外出する際には自分自身が”その時に最も心地良く感じることが出来る装い”で出かけられるように意識をしています。

上記でご紹介したスタイルは、そんなTPOが許したゆえのスタイリングなのですが、実際に特別な週末ではなくとも、週末のカジュアルさ、リラックスした雰囲気の中にも(心の)リッチさや豊かさ、好きな服を着ることの出来る喜びを味わうことが出来たように思います。

週末をカジュアルジャケットで過ごすのも好きなのですが、週末ならではのリラックス感やユルさを堪能しながら、それでいてドレッシーさ、上質さと言うスポーツラグジュアリーな装いが出来ると言う点がカシミアニット×スエードのコンビブルゾンが持つスタイル上の大きな魅力の1つだと実感しています。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_着用イメージ⑨

家の中ではジャージスタイルで過ごす日があるからこそ、ちょっとラグジュアリーなスポーツスタイルで外出する楽しみが”より”増したり、平日にタイドアップでカチッとするスタイルに喜びを感じると言うこともあると思います。

せっかくの週末なのだからカチッとしたジャケットは着たくない!でも、適度なドレッシーさ、上品さは欲しいと言う贅沢な悩み!?を抱えた方にとっての魅力的な選択肢になり得るのが、スポーツラグジュアリーな雰囲気のあるコンビブルゾンだと思いますので、気になる方は是非チェックされてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、風や寒さが気になるようであれば、インナー使いも出来ちゃうのは魅力的。私はコンビブルゾンならではの良さ!?を楽しみたいので、今のところアウターは着てもニットのスリーブが見えるダウンベストにしていますが、上からコートやダウンなんかを羽織るのも良いかもしれませんね。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_着用イメージ⑧





コンビブルゾンと言う選択。:FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン

こんにちは!
本日は「コンビブルゾンと言う選択。」と言うテーマを添えながら、昨年購入をしたカジュアルアウターを取り上げてみたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■コンビブルゾンに惹かれる・・・
さて、アウターを選択する際に「短丈」か「長丈」かと言うのは着用シーンやスタイル、防寒性と言った様々な観点から検討される要素だと思うのですが、車での移動が多い方にとって魅力的ななのが、短丈のブルゾンだと思います。

その理由は当然ながら、”運転の際にアウターを脱ぐ必要性がない”と言う点に集約されますね。

長い丈のコートは運転の際に邪魔になりますし、シワやヨレにも繋がりますので車に乗り込む際には脱がれる方がほとんどだと思います。また、ダウン(短丈)などの本格的なアウターと言った選択肢もありますが、外部に出る時間が長ければともかく、防寒性を優先する場合はボリューム感が出てきますので短丈とは言え着たままですと運転もしにくく、車内では運転中に暑くなってしまうことも多々ございます。

このような中で、短丈かつ適度な保温性を持つブルゾンと言うのは、冬場の車乗りの方にとって魅力的なアウターの選択肢になりうるのではないでしょうか。

短丈なので着たまま車に乗り込んで運転することが出来ますし、本格的なアウターほど保温を重視していないので、ボリューム感も抑えがち。よって、移動先で長時間外部に滞在することがなければ、家を出てから帰宅するまで脱ぐ必要性がなく、また適温状態をずっと保つことが出来ると言う優れもの。

このような中で、3年前くらいでしょうか。ブルゾンでもニットとスエードのコンビブルゾンに妙に惹かれた自分がおりました。




ニットの持つ上品さやソフトさ、優しげな印象にスエード(下記のコンビブルゾンはフェイクムートン)の持つラグジュアリーさ、ドレッシーさが加わることで、ニット単体のショールカラーカーディガン等よりも私が好んでいるスタイルにマッチしそうだなと。


あくまで個人的な感覚ですが、ニットとスエードのコンビブルゾンはライトアウターと言うよりも、カジュアルジャケットに近い感覚で着用することが出来るのではないかと言うことで、それ以来ずっと狙っていたのです。

■理想の1着に出会う:FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン
そして2年前の2017年、理想にかなり近い1着にSharonさんで出会うことが出来ました。それが、北イタリアのMonzaに誕生したニットの先駆的なブランドであるFEDELI(フェデーリ)のコンビブルゾン。

ニットアイテムは用いる素材や生産方法によって土臭くもなりますし、モダンにもなる。そして時には艶感が前面に出たり、クリーンな表情を持つブランドもあったりと、様々な表情をみせることがありますが、フェデーリはシンプルでベーシック中にも北イタリアらしいモダンさを有しており、艶感もそこまで強くはないので大人が使いたいニットブランドの1つかなと感じております。

そんなフェデーリからカシミアニットとキメの細かいスエード素材のコンビブルゾンと出会ったのが上述の通り2017年。非常に魅力的ではあったのですが、その際は2点ほど乗り越えるべき壁!?があったのです。

1つ目が、フロントが釦ではなくジップと言うデザインであった点。これまでも本Blogでは触れておりますが、個人的にはニットアイテムに限らず、ジップより釦の方が好みです。ただ、その際出会ったフェデーリのコンビブルゾンはフロントがジップでした。雰囲気、質感ともに素晴らしかったのですが、その点のみが気になり、いつものように出会い頭に勢いで!?購入することが出来ません。

更に大きな壁が2つ目の予算問題。2017年末はビスポークしたアイテムの支払いやらなんやらが立てこんでおり、逆立ちをしても予算の確保がどうしても出いない状態だったのです。

そんな状態で指を加えて見ているうちに、マイサイズが完売・・・。服好きあるあるではないですが、完売すると余計に欲しくなると言う状況に追いやられてしまうわけです。

そんな思いから約1年の時を経て昨年2018年に出会ったのが、まさに私にとって理想の1着ともに言える、同じくフェデーリのカシミアニットとスエードのコンビブルゾンでした。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_①

色も袖口にカシミアニット部分がベージュで前身頃のスエード部分がブラウンと言う、まさに私が欲していたカラーリング。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_②

インナーに白シャツを入れて撮影をしておりますが、ネクタイをしてしまえばカジュアルフライデーにも通用しそうな!?雰囲気のドレッシーさがありますね。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_③

2017年はジップだったフロントも、2018年モデルでは釦に変わっており、好みのど真ん中!防寒性はジップの方が高いのかもしれませんが、本アイテムであればデザイン優先で問題ありません。(笑)
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_⑥

前身頃のスエードも薄くて柔らかく、キメも細かいので着心地も良い事に加えて、上品さが強く感じられるのも理想的でした。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_⑦

やや細身のボディシルエットはモダンさを醸し出すのに一役買っておりますし、ニットのスリーブも若干の長さは感じるものの、太さなどのバランスが良いので美しく、野暮ったさは微塵も感じません。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_⑤

スエードとニットの切り替え部分もとても綺麗。このようなディティールの積み重ねがアイテム全体としての上品かつモダンな雰囲気に繋がっていきますので、神は細部に宿るとは言いますが、とても重要なポイントですね。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_④

今回はスタンドカラーですが、襟の高さ、長さも絶妙で、ラグジュアリースポーツなライトアウター感が満載です。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_⑧

ちなみにライニングにもカシミアが使われておりますので、外部でも風のない日であったり、室内では十分な保温性を発揮してくれます。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_⑨

正直今回も予算的には決して余裕のある状態とは程遠く、厳しい状態だったのですが、数年感温め続けたニット×スエードコンビブルゾンに対する愛情が溢れ出てしまいましたので、満を持してワードローブに向かい入れることと致しました。
FEDELI(フェデーリ)のカシミアニット スエード コンビブルゾン_⑩

ここ最近はかなり冷え込んでおりますが、この年末年始は比較的天候に恵まれており、風のない日であれば首元にマフラーを巻いて外を歩くことも出来ましたし(但し、短時間)、寒さを感じる場合はダウンベストで保温性を担保すれば結構いける!?と言う感覚も持っていたりします。

アウターとしては決して実用性が高い種類のアイテムではありませんが、それぞれの素材の持つ魅力を楽しみながら、ちょっと贅沢な!?カジュアルスタイルを楽しむことが出来ると思いますので、気になる方は是非異素材同士のコンビブルゾンを選択されてみてはいかがでしょうか!?
※ちなみに、本日ご紹介したアイテムですが19日(土)より、セールになっております・・・。
本日取り上げたアイテムは、コチラ






フロントがナイロンになりますと、今度はスポーティさが強くなり、また異なる魅力がありますね!スポーティなスタイルが好きな方はこういったコンビブルゾンを検討されてみても良いかもしれません。

rm55的スタイリング:2018年AW_31:ビジネスシーンにおける色での遊び方!?

こんにちは!
本日は第31回目となりました、私rm55のスタイリング(装いや着こなし)についてご紹介しようと言うコンテンツである「rm55的スタイリング」をお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■TPOとスタイリング
さて、本日お送りしますのでは昨年12月初旬のとある平日の装い。この日は雨が降っており、天候がイマイチ。よって気分だけでも盛り上げよう言うことで!?、明るい色を取り入れようと考えました。また人と会う予定もなかったので、普段はあまりしない色使いにチャレンジした装いで出勤致しました。

そんな日の装いがこちらです。サルトリオのウール×アンゴラのグレンチェックジャケット(44)はライトブラウンベースにボルドーのペーンが入り、これにサルトリアソリートによるテラコッタカラーのビンテージ小紋柄ウールタイ、ジョンスメドレーのオレンジカラーのVネックニット(S)を合わせ、ヴィンツェンツォディルジェッロのホワイトシャツ(37)で全体を落ちつかせながら、ダークブラウンカラーのサキソニーウールパンツ(インコテックス:44)で締めると。
rm55的スタイリング:2018年AW_31:ビジネスシーンにおける色での遊び方!?_①
※着用者:172㎝ 60㎏

そして靴はエンツォボナフェのダークブラウンスエードのセミブローグシューズでした。
rm55的スタイリング:2018年AW_31:ビジネスシーンにおける色での遊び方!?_②


■あとがき
装いを考える際に気温は当然にしても、天気(晴れ・雨・曇り当)まで考慮に入れる方がどの程度いらっしゃるかは分からないのですが、”光の強さ”によって色の見え方、雰囲気が変わってくると感じているために、私は装う際に天気を考慮に入れる場合が結構あったりします。

例えば晴れていて光が強ければダークトーンの色でも映えますが、雨や曇りの場合は、全体の雰囲気が”より”暗い印象になりますよね。逆に晴れの日に明るい色を取入れますと全体としてのフワフワ感が強くなってきますので、自分の中では色のバランスなどを考えながらコーディネートをしているつもりです。

このような中で、この日は人に会わず、そして雨と言うことで空もどんよりとしていて暗かったので、気分だけでも明るくなるように!?暖色系かつ、普段はしないような色合わせでVゾーンを構築してみました。
rm55的スタイリング:2018年AW_31:ビジネスシーンにおける色での遊び方!?_④

以前も「第4回 装いを考える:色のドレス度!?カジュアル度!?」と言う記事で色の持つドレス度やカジュアル度について触れたことがありましたが、基本的には明るい色、トーンの高い色になればなるほどカジュアルさが出てきます。よってそう言った色はビジネスにおける着用シーンが限られてくると思うのですが、この日は社内用!?と言うことでカジュアルなテラコッタとオレンジを合わせてみました。

普段は明るい色同士を重ねることはないので、若干の派手さを感じつつも、胸元が華やかになったことによるテンションへの好影響もあり!?どんよりとした天気にもめげずに!?仕事を快適に、しっかりとこなすことが出来ました。

ちなみに、この日唯一の外出と言えばランチ時。その際はジャケットの上からムーレーのダウンベスト(44)を着用しておりましたので、派手なVゾーンは更に小さくなり、気恥ずかしさも感じません。(笑)
rm55的スタイリング:2018年AW_31:ビジネスシーンにおける色での遊び方!?_③

そんなことを考えますと、内勤とは言え、ビジネスにおいて色で遊ぶ際の鉄則は、”遊ぶ色の面積をコントロールする”と言うことに尽きるな、と改めて感じた次第です。

今回であればネクタイとニットに明るい色を取り入れたのですが、ネクタイはアイテム自体が小さいので全体において締める面積の割合はもとから小さいですし、インナーニットもジャケットを着ることで面積の大きさをコントロールする事が可能。更に、ランチ時に気になる!?派手目のVゾーンに対する”外部の目”も、ダウンベストでより遮断することが出来ますね。
rm55的スタイリング:2018年AW_31:ビジネスシーンにおける色での遊び方!?_⑤

普段から明るい色を用いている方にとっては何の問題もない色合わせであったとしても、私のように慣れていない人間が珍しいカラーコーディネートをしたりすると、気になって気分が落ち着かない場合もあるかと思います。そんなこと想定して、面積の小さいもの、面積のコントロールが出来るアイテムで色遊びをするのがおススメです。

いつもの自分のスタイルを貫き通すのもカッコ良いですが、TPOが許す日には普段はしなような装いにチャレンジすることで見えてくること、感じることがあったり、その後の自分のスタイルに活きてくるヒントがあったりすると思います。そんな新しい自分に出会う為に!?ビジネスシーンにおいても機会があれば是非、色遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか!?






※本記事の内容は素人であるrm55独自のセンス、感性、見解に基づいております。プロのスタイリストのような正しい知識に基づいた装いに関する記述でありませんので、あくまで個人の趣味のブログとして捉えて頂ければ幸いです。

カントリーアイテムをエレガントに!?:JAMIESON'S(ジャミーソンズ)フェアアイル柄ニットベスト

こんにちは!
本日は「カントリーアイテムをエレガントに!?」と言うテーマを掲げてお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■JAMIESON'S(ジャミーソンズ)フェアアイル柄ニットベスト
さて、昨年お送りした「2018年秋冬のアイテムはこれを買う!?」と言う記事におきまして、カジュアルアイテムの中でも優先度を挙げて購入したいと記述していたのが、ジャミーソンズのフェアアイル柄ニットベストでした。

既に、同ブランドのグレーベースのフェアアイル柄ニットベストは所有しているのですが、毛足が長く、弾力ある肉厚なシェットランドウールを使っていますので、ジャケットにインするだけでも暖かさが全然違います。更に、これ1枚を用いるだけでブリティッシュカントリーな雰囲気を出せる。よって、冬場のオフにおける保温力アップとビジュアル的なアクセントを付けるのには持って来いのアイテムと言うわけですね。
Jamieson\'s(ジャミーソンズ)のシェトランドウール・フェアアイル柄Vネックニットベスト②

実際、これまではこんな感じでツイードジャケットとデニムと言うカントリーライクな香りのするアイテムに合わせてみたり、
JAMIESON'S(ジャミーソンズ)フェアアイル柄ニットベスト_着こなし①

ボタンダウンシャツにニットタイ、これにバルスターブルゾンを羽織り、カーゴパンツを履くなどのカジュアルテイストが強い着こなしに用いておりました。
JAMIESON'S(ジャミーソンズ)フェアアイル柄ニットベスト_着こなし②

ただ、私のワードローブは当然ながら自身の好みが色濃く反映されますので、どちらかと言いますとカジュアルよりではなく、ドレスよりのアイテムが多く、テイストもイタリアンエレガンスなアイテムの方が多い。。

このような中で、ジャミーソンズのフェアアイル柄ニットベストはバリバリのブリティッシュカントリーアイテムなのですが、これを手持ちのアイテムと上手くミックスさせながら、全体としては上品に仕上げる着こなしを試してみたい!と言う服好きならではの!?欲求が沸々と静かに沸いておりました。

そしてこれを実現させるべく!?新たにワードローブに迎い入れたのが、ブラウンベースのフェアアイル柄ニットベストなのです。
カントリーアイテムをエレガントに!?:JAMIESON'S(ジャミーソンズ)フェアアイル柄ニットベスト_①

ドレスよりの雰囲気を持つアイテムにも合わせやすいように色数が少ない柄を探したのですが、フェアアイル柄だけに中々見つからない・・・。ただ、新たに購入した柄は色数こそあれど色のトーンが落ち着いていて渋いので、違和感なく合わせることが出来るのではないか!?と考えたのです。
カントリーアイテムをエレガントに!?:JAMIESON'S(ジャミーソンズ)フェアアイル柄ニットベスト_④

とは言え、そこはフェアアイル柄。色身は渋いのですが、当然カントリーライクな柄と雰囲気。
カントリーアイテムをエレガントに!?:JAMIESON'S(ジャミーソンズ)フェアアイル柄ニットベスト_②

実際に合わせてみるまでは、ちょっとドキドキしていたことを告白しておきます。
カントリーアイテムをエレガントに!?:JAMIESON'S(ジャミーソンズ)フェアアイル柄ニットベスト_③

それでもオフのスタイルなので誰かに迷惑をかけるわけではない!?ため、年末に思い切ってデビューをさせてみました。

■カントリーとエレガンスの共存
そんな年末にデビューさせた際のスタイルがこちら。エンリコマンデッリのスエードサファリブルゾンに、ルイジボレッリのボタンダウンチェックシャツにフェアアイル柄ニットベストを合わせ、パンツにはインコテックスのホームスパンパンツをセレクト。
カントリーアイテムをエレガントに!?:JAMIESON'S(ジャミーソンズ)フェアアイル柄ニットベスト_⑤
※ストールはアリアンナのウール×カシミアチェック柄ストール

これに、オールデンのスエード素材のブーツで仕上げます。
カントリーアイテムをエレガントに!?:JAMIESON'S(ジャミーソンズ)フェアアイル柄ニットベスト_⑥

流石にドレスのど真ん中のアイテムを合わせるのは難しいかな!?と感じましたので、ドレッシーな雰囲気を持ちながらも、カジュアルよりのアイテムを合わせましたので全体としては違和感なく!?まとまったかなと個人的には感じました。
カントリーアイテムをエレガントに!?:JAMIESON'S(ジャミーソンズ)フェアアイル柄ニットベスト_⑦

スエードのブルゾンは一見ドレッシーですが、カジュアルなサファリブルゾンがベースですし、シャツもボタンダウンにチェック柄と言うカジュアル要素のあるシャツを選んでいます。

また、パンツもウールながらホームスパンなのでフェアアイル柄ニットベストと同じカントリーに起源をもつアイテムですし、靴もそれは同じです。

そういう意味では完全にドレスアイテムと合わせたわけではないのですが、カントリーアイテムながらエレガンスな雰囲気を感じるスタイリングになったように思います。
カントリーアイテムをエレガントに!?:JAMIESON'S(ジャミーソンズ)フェアアイル柄ニットベスト_⑧

テイスト(スタイル)の異なるアイテム同士を掛け算するのは難しいと思うのですが、それぞれ互いに歩み寄ることが出来る要素を持たせておけば、頓珍漢なことにはならないと感じましたので、自分もチャレンジしてみたい!と言う方は、そんな点に注意しながらトライされてみてはいかがでしょうか!?












秋冬のレイヤードスタイルにはやっぱりカーディガン!?:JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー) PETWORTH(ペットワース)

こんにちは!
本日は「秋冬のレイヤードスタイルにはやっぱりカーディガン!?」と言うテーマを添えながら、昨年末から行われている2018AWセール(※)にて購入致しました、JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)のカーディガンであるPETWORTH(ペットワース)を取り上げてみたいと思います。
※「2018-2019年 インポートファッション セール情報まとめ!

それでは、まいりましょう。

■秋冬のレイヤードスタイルにはカーディガン!
さて、秋冬と言う季節が服好きを魅了し!?惹きつける1つの要因として挙げられるのが、”重ね着(レイヤード)が(無理なく)出来る”と言うことだと思っています。

トップス1枚で完結してしまう夏に比べますと、秋冬はジャケットやシャツ、ネクタイと言うメンズドレスファッションにおける必須のアイテムを無理なく着ることが出来ることに加えて、アウターやニットやジレなどによって、レイヤードなスタイリングを楽しむことが出来ますよね。

これにより色であったり、素材の組み合わせのバリエーションを堪能することが出来るわけですが、私rm55の秋冬スタイルの定番であり、必須!?なアイテムと言えば、カーディガンです。

もともと私自身が寒がりであることから、保温性を高めると言う機能性を求めるのが秋冬の定番アイテムたる第1の理由。これに加えて、上述のように色や素材をレイヤードさせる”楽しみ”であったり、用いるアイテムが増えることによる装いにおける表現力の向上。更には、大好きなネクタイを合わせの箇所にひっかける!?ことで立体感を演出することも出来ると言った感性、感覚上の理由が並びます。

一昔前であればこれを実現するアイテムとしては”ジレ”を多用していたのですが、最近はもっぱらカーディガン。その理由は、機能的にもジレよりもカーディガンの方が保温力に勝りますし、感性の観点で見てもカーディガン(ニット)の持つ上品さの方が現在私が好んでいるスタイルにはフィットしていると感じるから。

従いまして、エレガントな表情が魅力的なフェデーリのミリオネア(カシミア)のカーディガンから、艶感のあるクルチアーニのカーディガンやクセのないプレーンな表情のドルモアのカーディガンなど、それぞれ異なる魅力を持つニットメーカーのカーディガンをワードローブ内に待機させております。

このような中で、この2018AWセールでは英国を代表するニッターであるジョンスメドレーのカーディガンを新たに向い入れてみました。

■ジョンスメドレーのカーディガン:PETWORTH(ペットワース)
購入したのは『タイムレスな魅力と、合わせやすいスタイルを確立した』モデルであると言う、PETWORTH(ペットワース)。色は、カーディガンとして探していたブラウン(表記名:CHESTNUT)です。
秋冬のレイヤードスタイルにはやっぱりカーディガン!?:JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー) PETWORTH(ペットワース)_①

スタイルとしてはドレスよりのベーシックなデザイン。
秋冬のレイヤードスタイルにはやっぱりカーディガン!?:JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー) PETWORTH(ペットワース)_②

リブの幅、デザインなどもシンプルなのでオンはもちろんですが、オフにも使えるモデルです。
秋冬のレイヤードスタイルにはやっぱりカーディガン!?:JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー) PETWORTH(ペットワース)_③

しっかりと見ていませんが、編み込みの細かさや艶感から30ゲージくらいはありそうですね。色はブラウンですが、やや赤みがかっているようにも感じますので、瞬間的にはパープルに見えたりもします。
秋冬のレイヤードスタイルにはやっぱりカーディガン!?:JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー) PETWORTH(ペットワース)_④

もちろん!?ジョンスメドレーお得意の上質なメリノウールが使われております。
秋冬のレイヤードスタイルにはやっぱりカーディガン!?:JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー) PETWORTH(ペットワース)_⑦

釦はやや小ぶりのプラスチック釦。釦が大きいとカジュアル色が強くなりますし、小さすぎるとニットの場合は外れやすくなってしまうので難しいのですが、私が考えるベストバランスからしますとやや小ぶりな印象です。
秋冬のレイヤードスタイルにはやっぱりカーディガン!?:JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー) PETWORTH(ペットワース)_⑤

袖等のリブの幅などもベーシックで、プレーンな表情。ニットでもクルチアーニのリブはややタイトフィットな印象ですが、ジョンスメドレーはきつくもユルクもない感じです。
秋冬のレイヤードスタイルにはやっぱりカーディガン!?:JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー) PETWORTH(ペットワース)_⑥

172cmで60kgくらいの体型の私が「S」サイズを着用してみますと、こんな感じです。個人的な感覚では袖丈、着丈は”やや”長めな印象で、首回りも”やや”大き目でしょうか!?
秋冬のレイヤードスタイルにはやっぱりカーディガン!?:JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー) PETWORTH(ペットワース)_⑧

ただ大きすぎると言った感じではないので、好みの範疇にカウントされるべきものかもしれません。
秋冬のレイヤードスタイルにはやっぱりカーディガン!?:JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー) PETWORTH(ペットワース)_⑨

早速サルトリアソリートのビスポークスーツに合わせてレイヤードスタイルを楽しんでみましたが、クリーンな表情に加えて上質な質感も感じられるので、私が好きなテイストに仕上げやすい印象を持ちました。
秋冬のレイヤードスタイルにはやっぱりカーディガン!?:JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー) PETWORTH(ペットワース)_⑪

ジャケットの下に着てもだぶつくことはなく、アリストンのウール生地に合わせても遜色ない印象を受けますし、色の出方も派手過ぎず、地味過ぎず、一定の存在感を保っているあたりは流石ジョンスメドレーと言ったところでしょうか。
秋冬のレイヤードスタイルにはやっぱりカーディガン!?:JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー) PETWORTH(ペットワース)_⑩

しいて言えば、上述したサイジングの好みの問題はあるのですが、普段使いをするには十分選択肢に入ってくる魅力的なモデルかなと感じています。

私はセールで税込17000円と言う価格に対して、割引クーポンやポイント5倍と言った合わせ技を使ったのでもう少しお得に買えましたが、価格を考慮しますとかなり満足度は高く、真剣に色違いでの購入を検討中です。

英国調がトレンドだから、と言うわけでは全くないのですが、純粋にニットメーカーとしても秀逸だと思いますし、スタイル(デザイン)にもクセがないので懐が深く、使いやすい。更にセールプライスとクオリティとのバランスも高く、色も豊富なので、秋冬のレイヤードスタイルを楽しみたい方はご検討されてみてはいかがでしょうか!?
















カシミア素材のスーツとの付き合い方!?:Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア(ミリオネア) シングル3B グレーカラーのチェック柄スーツ(Solito house exclusive per Sharon)

こんにちは!
本日は「カシミア素材のスーツとの付き合い方!?」と言うテーマを掲げながら、前回ご紹介をしたサルトリアソリートの既成ラインである「Solito house exclusive per Sharon」のカシミア(ミリオネア)素材のスーツを取り上げてお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■カシミアの特徴
さて、まずはカシミアと言う素材の特徴から整理をしてみたいのですが、一般的にイメージされるカシミアの特徴と言えば「①優しい肌触り」を真っ先に挙げることが出来るのではないでしょうか。

これはカシミアそのものの繊維が他の素材と比べるとかなり細く、油分を多く含んでいると言うことに加えて、繊維の表面が滑らかな為にひっかかりが少ないことから肌への刺激が小さいことが大きな要因となっています。

ジャケットや本日取り上げておりますスーツのように直接肌への接地が少ない衣類ですとその恩恵を直接的に受ける機会は少ないのですが、それでもふとした瞬間に生地に触れますと、それだけで幸せな感覚を覚えることが出来るのはカシミアと言う素材ならではの大きな魅力だと思っています。

また、「②軽くて暖かい」と言うのもカシミアの大きな特徴ですね。これは上述のように繊維そのものが細く、かつ縮れていることで空気を含み、熱伝導率が低くなる(熱を逃がしにくい)故の特徴となります。

イギリス好きであれば目付のしっかりとしたウエイトのあるウール生地を使い、構築的に仕立てると言う方が保温性を担保するアプローチとしては良いと思うのですが、副資材を省きながら、よりナチュラルな形で体にフィットさせるナポリ仕立てが好きな方であれば、軽さを生かしながら暖かさを手に入れる手段としてカシミア素材を選ぶのは良いのかもしれません。

更に、「③艶感や光沢感」もカシミアのビジュアル面における大きな特徴ですね。カシミアは上述の通り繊維の表面が滑らかだと言います。一般的には凹凸がない方が光が綺麗に反射するので艶感、光沢感が増すと言いますが、上質なカシミアほどイヤらしくはない自然な光沢感を発するように思いますので、エレガントな装いをしたい方には魅力的な素材かなと思います。

■カシミア素材のスーツとの付き合い方
上述したような特徴のあるカシミア素材ですが、これまでカシミア100%のジャケットを購入したことはありましたが、スーツと言うのは自身初めてでした。

私はこれまでも述べてきましたように柔らかく、ナチュラルなスタイルを特に好んでおりますので、カシミア素材を用いたジャケットの持つ独特の優しい雰囲気が大好きです。そう言う意味では素材と共に全体に大きな影響を与える仕立ても重要なのですが、ソリートの持つベーシックな中にも柔らかく、ナチュラルなスタイルを持つサルトが仕立てたカシミアジャケットは好みのど真ん中。
カシミア素材のスーツとの付き合い方_②

必要以上に背伸びをすることなく、自然体でいることが出来るのは、自らの体を大きく見せたり、派手に飾るのではなく、着る人の体型バランスを整えてあげると言う程度の!?ソリートの持つスタイル故なのかもしれません。
カシミア素材のスーツとの付き合い方_①

そのような安心感、信頼感がありましたので、初めてのカシミア素材のスーツもソリートの既製品ラインである「Solito house exclusive per Sharon」をセレクト。実際に着てみますと、硬くなりがちなドレスカラーのグレーであっても、絶妙な柔らかさを伴ってドレッシーに着こなすことが出来たので大満足!?
カシミア素材のスーツとの付き合い方!?:Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア(ミリオネア) シングル3B グレーカラーのチェック柄スーツ(Solito house exclusive per Sharon)_②

そして購入記事にも記載しておりましたが、グレーは艶感や光沢感が顕著に表れやすい色だと思っています。それでも今回はマットな色合いのために派手になり過ぎず、落ち着いた雰囲気となったことで使える幅がちょっと広がったかなと個人的には感じました。
カシミア素材のスーツとの付き合い方!?:Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア(ミリオネア) シングル3B グレーカラーのチェック柄スーツ(Solito house exclusive per Sharon)_①

このように白シャツとネイビーソリッドタイ、黒靴を合わせてもフォーマル感が前面に強く出ることはありません。ただ、程良く角の取れたドレッシーさは出すことが出来ますので、シーンによっては大活躍してくれそうですよね。
カシミア素材のスーツとの付き合い方!?:Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア(ミリオネア) シングル3B グレーカラーのチェック柄スーツ(Solito house exclusive per Sharon)_③

また、保温性の高さは私が持つスーツの中ではトップレベルかもしれません。寒がりの私であっても、中にニットを入れると少々熱いかも!?と感じる瞬間が多々ありましたので、カシミアと言う素材の恩恵を最大限に受けているように感じました。
カシミア素材のスーツとの付き合い方!?:Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア(ミリオネア) シングル3B グレーカラーのチェック柄スーツ(Solito house exclusive per Sharon)_⑤

そしてジャケットを手に持った瞬間に感じる軽さや、ウールや他のカシミアに対しても一線を画すふわトロなタッチ感は幸せ感を感じるには十分すぎるほど。
カシミア素材のスーツとの付き合い方!?:Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア(ミリオネア) シングル3B グレーカラーのチェック柄スーツ(Solito house exclusive per Sharon)_④

1度着たら病みつきになりそうな心地良さですが、カシミア故に感じるデメリットもないわけではありません。
カシミア素材のスーツとの付き合い方!?:Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア(ミリオネア) シングル3B グレーカラーのチェック柄スーツ(Solito house exclusive per Sharon)_⑥

私が着用した感じで言えば、やはりウールのようなコシは強くないので、座ったり、しゃがんだ際に負荷のかかる膝周りが抜けそうな感覚は正直あります。もちろん数回程度で抜けることはないと思いますが、ちょっと心配。

また、生地が繊細なのは触れば一目瞭然と言った感じなので、満員電車のような環境には向いていないですし、メンテナンスが容易ではなさそうなので、食事をする際にも気を使います。

そう言う意味では、実用性が高いとはお世辞にも言えませんので、着用シーンやライフスタイルがかなり限られてくるようにも感じます。そんなことを踏まえますと、やぱりビスポーク向きではなく、既製品で出会えたこと自体が大変に幸せなことなのかもしれません。

個人的にはカシミアのスーツは実用品ではなく、贅沢品として捉えております。様々なデメリットをデメリットと感じず!?、そんな面を踏まえてもカシミアの持つ魅力に惹かれる方にはおススメですが、そうではない場合は個人的にはあまりおススメは出来ません。

例えが正しいのかは分かりませんが、、超絶美人と”お付き合い”をするには、色々な代償も必要になる・・・と言うことでしょうか。(苦笑)

仕事での着用を前提にすれば、カシミア100%のスーツはワードローブに必須なものではありませんが、ライフスタイルを含めた環境が許容し、更に上述したような”気難しさ”を踏まえてもなお、カシミアならではの魅力を堪能したい方は、既製品でお探しになられることをおススメ致します。

気難しさがあるからこそ、持っている魅力がさらに増幅され!?、大きな幸せをもたらしてくれる1着になるかもしれませんよ。(笑)






Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア(ミリオネア) シングル3B グレーカラーのチェック柄スーツを購入!:Solito house exclusive per Sharon

明けましておめでとうございます!
本年も、どうぞ宜しくお願い致します。

さて、2019年最初の記事は購入こそしていたものの、まだご紹介をしていなかったサルトリアソリートのスーツを取り上げたいと思っています。最近、秋冬物は特にビスポークに傾きつつあったのですが、本日取り上げますのは世界初、そして唯一となるサルトリアソリートの既成ラインである「Solito house exclusive per Sharon」のもの。

ビスポークではなく、あえて既成品(プレタポルテ)を購入する理由の1つになりそうな要素を含んでいるスーツですので、そんな点にも注目をしながらお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■ビスポークではなく既製品を選ぶ理由
これまでも本Blogにおきましては、ビスポークではなく、あえて既製品を選ぶ理由と言うのを考察したことがあったかと思います。その理由として挙げていたのは、主に以下の3点。

同条件であればビスポークよりもプレタポルテの方が”①価格が抑えられる”と言う点であったり、購入前に試着をして、しっかりと”②着用感や着用イメージ等を確認することが出来る”と言う点。更には、”③購入したらすぐに使うことが出来る”と言う点などを挙げておりました。

今回私がソリートの既製ラインを購入したのは、そのどれにも当てはまりません。いや、正確に言えば上記①の要素は含むのですが、それ以上に既製品を選んだ大きな理由が、4つ目の理由となる”④使われている生地”によるものだったのです。

私が購入したのは、カシミア素材の中でもmillionaire(ミリオネア)と名付けられている最高峰のカシミア素材を用いたスーツ。既成品であったとしてもそれなりに高額になりますので、購入を決断するのに相当の時間を要したことは正直に告白しておきますが、それでもビスポークとなりますと、私が選ぶことが出来る生地ではなさそうです。つまり、既成だからこそ買えた生地ですと。

また、ミリオネアは一般的なカシミア素材よりも細い14ミクロンと言う非常に細いカシミア繊維になっておりますので、カシミアならではの極上の柔らかいタッチが素晴らしいことに加えて、シルクのような艶感や上品さ、滑らかさは他の生地では見られない程魅力的。ただ一方で、耐久性が低いと言うデメリットがあったりします。

よって、あまり連続して長時間着用をしてしまうと膝が抜けたり、乱暴に扱うことで形が崩れたりと言ったことが考えられる他、一般的なクリーニングに出すことが難しいので、メンテナンスの観点でも難しさがあったりします。

生地だけのお話ではないですが、何かに突出して魅力的なモノと言うのは、それ以外の要素を”捨てる”必要が出てきますので、どうしてもマイナス要素は出てきてしまいます。それでも、それを補ってもあまりある魅力を感じるモノも中々ありませんので、ビビッと来たら自宅に連れて帰ることを検討してみても良いのかもしれません。

話を戻しますと、ミリオネアは耐久性やメンテナンス性と言った観点で考えますと、ある程度の頻度で普通に使うことが難しい生地ですので、時間とお金をかけて”ビスポークするにはあまり向かない生地”と言うことが言えるように思います。

つまり、今回のようにビスポークにするととんでもない価格になってしまうほど高価な生地であったり、ヴィンテージ生地などの同じものが他には存在しない生地。更には、季節性が高い(着用期間が限られる)生地や耐久性が低そうな生地に惹かれた場合は、ビスポークではなく、あえて(魅力的な生地のものに出会えれば)既製品を選ぶと言うことも十分合理的な判断の1つになるうるのかなと個人的には感じています。

■人気急上昇中!?サルトリアソリートの既製品ライン:Solito house exclusive per Sharon
実はこのミリオネアを使ったサルトリアソリートの既製品ラインであるSolito house exclusive per Sharonのスーツですが、シーズン的に言えば、今季物(2018AW)ではありません。入荷をした際に、その見たこともない極上の生地感でありながらも落ち着いたマットなグレーカラー、そして三筋格子柄に大きな魅力を感じている自分がおりました。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア(ミリオネア) シングル3B グレーカラーのチェック柄スーツを購入!:Solito house exclusive per Sharon_①

ただ上述しましたように既製品とは言え、生地が生地ですので非常に高価。よって入荷時には手を出すことが出来ず、一旦は見送った経緯があったのです。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア(ミリオネア) シングル3B グレーカラーのチェック柄スーツを購入!:Solito house exclusive per Sharon_②

ところが”服運”が良いのか!?入荷して次々にサイズがなくなる中で、私の”サイズのみ”がシーズンを超えて残ったと。(笑)これはもうスーツの神様が私に買いなさいと言っているに違いない!と自らに言い聞かせ、決断までは時間がかかりましたが、昨年無事に我が家のワードローブに向かい入れておりました。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア(ミリオネア) シングル3B グレーカラーのチェック柄スーツを購入!:Solito house exclusive per Sharon_③

カシミア素材であったり、ウールでも極細の繊維の生地となりますと、グレーカラーと言うのはどうしても光沢感が強く出てきます。従いまして着用シーンを考える必要が出てきたりするものですが、こちらのミリオネアはグレーながらも落ち着いたマットなカラーリングに、控えめな三筋格子柄が大人っぽい雰囲気でとても惹かれました。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア(ミリオネア) シングル3B グレーカラーのチェック柄スーツを購入!:Solito house exclusive per Sharon_⑤

無地系のスーツがだいぶ揃ってきたことから、ここ最近は柄モノを意識してワードローブに迎えているのですが、そう言う私自身のワードローブ構築の流れにも沿った生地だったように思います。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア(ミリオネア) シングル3B グレーカラーのチェック柄スーツを購入!:Solito house exclusive per Sharon_④

ところで、私が普段お世話になっているSharonさんでは、昨年は新規のお客様がかなり多く来られたそうです。中でもそう言った新規のお客様に特に人気なのが、このサルトリアソリートの既製ラインなんだとか。

名だたるサルトはもちろん、メディアに出ているような有名な日本人の職人さんを一通りご経験された方であっても、ソリートの既製品ラインの出来の良さには驚くばかりで、これが一番良いと。(笑)そして、「もう色々やりきったので、これからはソリートのプレタポルテ(既製品)で落ち着くよ」と言うお客様までいらっしゃるそうです。

ソリートのスタイルが好きで、職場環境的に許容され、更には体型が合うのであれば、ビスポーク慣れした方にとっても十分魅力的な選択肢になりうるのが、Solito house exclusive per Sharon なのかもしれません。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)のカシミア(ミリオネア) シングル3B グレーカラーのチェック柄スーツを購入!:Solito house exclusive per Sharon_⑥

そう言うお話を聞くにつけ、とても嬉しく思う一方で、マイサイズがなくなるのが早くなるのでは!?と言う懸念を抱いてしまう小さな自分がいたことも年始早々に告白し、2019年最初の記事を締めたいと思います・・・。(汗)