fc2ブログ
<?php include_once("analyticstracking.php") ?>

Think Elegant !

ファッションを通して自らの人生と向き合い、美しいと感じるスタイルを追及するブログです。

大人の為のウィンドウペーン柄スーツを着てみたっ!:Solito house exclusive per Sharon

こんにちは!
本日は前回ご紹介をさせて頂きました、サルトリアソリートによるプレタポルテ(既成服)であるSolito house exclusive per Sharonのウィンドウペーン柄スーツの着用イメージをご紹介出来たらと思います。

それでは、早速まいりましょう。

■意外に幅広く着れる!?
さて、最近は公私ともにバタバタしてしまった事もありますし、着用しようと思っていたシーンの状況が変わってしまったこともあり、ワードローブにだいぶ長く寝かせていたのが本日ご紹介するサルトリアソリートのウィンドウペーン柄スーツ。

ベースカラーがライトグレーかつ起毛感のあるフランネル素材である事に加えて、カジュアル感の強いチェック柄(ウィンドウペーン柄)と言うこともありますので、基本的にはカジュアルよりのスーツとなります。よって外部の方とお会いする際に着用するのは、かなり親しい間柄であったり、あまりビジネス色を強く感じない状況等と言ったように着用シーンが結構限定されてしまうのではないかと言う思いが正直あったのです。

このような中で、先日ようやく天候的にも、TPO的にも相応しい日がありましたのでデビューをさせてみました。その日の装いが、こちらになります。合わせたのは、イングレーゼのドレスシャツ(38)に、E.G.カペッリのツイードタイ(ネイビー)。そしてクルチアーニのウールニットカーディガン(44:ネイビー)。
大人の為のウィンドウペーン柄スーツを着てみたっ!:Solito house exclusive per Sharon_①

そして足元には、イルクアドリフォリオのセミブローグシューズをセレクトしました。
大人の為のウィンドウペーン柄スーツを着てみたっ!:Solito house exclusive per Sharon_③

外出はあったものの商談等ではなく、セミナーに近いものでしたのであまり細かい事は気にせずに装いを選んだのですが、それでもややドレッシーさを意識した色合いに。

正直このスーツを購入する際に少し気になったのがスーツの色合いでした。具体的には色のトーンが若干明るいかなと。それでもフランネルと言う素材の持つ柔らかさが影響してか、輪郭がほど良くボヤけるので変に浮足立つことなく!?思った以上に落ち着いて着用することが出来ました。
大人の為のウィンドウペーン柄スーツを着てみたっ!:Solito house exclusive per Sharon_⑤

また、ネイビーやブラックと言うドレッシー色を多用したこともあって、カジュアルな素材や柄ながら全体としては落ち着いた雰囲気になりました。よって、私の仕事のシーンを考えますと、当初思っていた以上に活用シーンが増えそうだなと言うのが実際に着用してみて感じた印象です。
大人の為のウィンドウペーン柄スーツを着てみたっ!:Solito house exclusive per Sharon_②

もちろん、カジュアルな素材、柄ゆえの色あいや着こなしも出来ますし、更に言えばオフのカジュアル使いも出来ちゃいます。いつもお世話になているSharonのスタッフさんからは「週末であればタートルネックなんかを入れて着るのもアリだと思います。」と言うお言葉も頂いておりますので、そんな着方も楽しんでみたいと思っています。

つまり、職場的にこう言った色、柄のスーツが許容されるのであれば、シーンはある程度制限されるかもしれませんが、ドレッシーさを演出することも出来ますし、色や素材のもつカジュアル感を前面に出した着こなしも楽しむことが出来る。更に、オフにも使えるますので、結構幅広い着こなしを楽しむことが出来るのかなと。
大人の為のウィンドウペーン柄スーツを着てみたっ!:Solito house exclusive per Sharon_④

■やってみなはれ
スーツに関しては素人に毛が生えたくらいの経験は積んできたつもりでしたが、イメージするのと、実際に着用して過ごしてみるのとではやっぱり感じる印象と言うのはだいぶ違うなと改めて学んだのが、今回のサルトリアソリートによるライトグレーカラーのウィンドウペン柄スーツでした。

ある程度経験を積んできますと、固まってきた自分の感性、感覚をもとにアイテムを見た瞬間に大よその着用イメージと言うのが出来るようになってきます。もちろんこれはとても良い事だとは思っているのですが、経験を積むことによる弊害があるとしたら、実際にチャレンジすることをせずに、頭の中だけで判断してしまうことなのかもしれません。

幸いにして今回は「チャレンジをしない」と言う選択肢はなかったのですが、事前に頭の中でイメージしていた利用シーンと、実際に着用してみて肌感覚として感じとった利用シーンには大きなかい離があり、上述のとおり、私個人の環境下におきましてはオン、オフともに思った以上に幅広く使えそうだと言うことが分かりました。

「やってみなはれ」

の精神ではないですが、やっぱり自分で買ってみないと、着てみないと分からない事ってあるのだなぁと感じた次第です。

もし、皆さまの中でちょっと気になるけれど難しいだろうと頭の中で判断をくだしてしまっているアイテムがあれば、是非、一度買ってみて、実際に着用して過ごしてみてはいかがでしょうか!?

もちろんやっぱり違った!と言うこともあるかと思いますが、事前のイメージとは異なる感覚を得ることが出来ることもあると思いますし、どちらにせよ、その経験が自らの今後のファッションライフスタイルをより豊かにしてくれることは間違いないと思いますよ!(笑)






Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)による大人の為のウィンドウペーン柄スーツ:Solito house exclusive per Sharon

こんにちは!
本日は「Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)による大人の為のウィンドウペーン柄スーツ」と題しまして、昨年購入をしていた世界で唯一、サルトリアソリートの工房によって仕立てられたプレタポルテ(既成服)である、Solito house exclusive per Sharonのウィンドウペーン柄スーツを取り上げたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■大人が選びたい柄ものスーツとは!?
さて、タイトルに「大人の為のウィンドウペーン柄スーツ」と記載しましたが、最近年齢や経験を重ねてきたせいか、柄ものを着る際にはその”柄の具合”が妙に気になります。

若い頃もその当時の感性で持って服を選んでいたと言う観点では今と変わりはありませんが、今と比べると着ることの出来る柄、着てみたいと思える柄の幅はもっと広かったように感じています。よって、多少派手な柄であったとしても、今以上にチャレンジしてみようと言う気持ちはありましたし、着てしまえば他人の評価は別にしても、自分としては”無しではないかな”と感じたことも多々ありました。

しかしながら、世間的には十分すぎるくらい大人の年代になって来た”私個人の今の感性”はと言えば、目立つことを好まず、街中、人ごみに馴染むくらいの感覚が心地良い。

それは決して柄ものではなく無地が良いと言うことではなく、柄ものであったとしても、派手さのない、落ち着いた雰囲気の柄ものに惹かれている自分がいると言うことになります。

もちろん感性は人それぞれ異なりますから、何歳になったとしても派手な柄、色のものを着用することを否定するわけではありません。インスタグラムにおいて交流をさせて頂いている方の中には、私の先輩にあたる年代の方であっても、ハッキリした柄、色のものを自分のスタイルとして昇華されていらっしゃる方は実際多いですし、自分も真似してみたいと感じることも正直ありますので。

ただ、あくまで私個人の感性、感覚としては上述した通りですので、表に出る面積の多いアイテムに柄ものを選ぶ際には、コントラストの強くない柄モノが今は好みです。具体的には、ベースカラーと柄との色が馴染んでおり、柄が強く出ていない柄ものと言うことが出来るでしょうか。

そう言う意味で、大人(である私)が選びたい柄ものスーツとは、”落ち着いた印象のある柄もの”だと感じています。

■Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)による大人の為のウィンドウペーン柄スーツ
このような中で私が選んだのが、Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)の工房において経験豊富な熟練のビスポーク職人によって、ビスポークと同じ工程を経て仕立てられているプレタポルテであるSolito house exclusive per Sharonのウィンドウペーン柄スーツでした。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)による大人の為のウィンドウペーン柄スーツ

もともとブルーベースのウィンドウペーン柄スーツは所有していたのですが、ベースカラーの色合いや柄の出方が今の自分の感覚からしますと、ちょっと派手気味。よって、今では雨や曇りなどの太陽光が出ない日を中心に着用しているのですが、ウィンドウペーン柄自体は気に入っておりますので、グレーカラーも欲しいなと思っていた際に出会ったのが、ソリートによるプレタポルテのスーツだったのです。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)による大人の為のウィンドウペーン柄スーツ_①

ベースカラーはライトグレー。これに、(オフ)ホワイトのペーンが入るのですが、フランネル生地と言うこともあり、柄の馴染み具合が絶妙です。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)による大人の為のウィンドウペーン柄スーツ_②


フランネルと言えば英国の老舗ミルであるFox Brothers ですが、こちらはそのFox Brothersのウール100%の生地になります。英国の生地らしいハリとコシ、肉厚感に惚れました。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)による大人の為のウィンドウペーン柄スーツ_③

英国調と言う世の中の流れがある中で、そのトレンドをディティールよりも空気感に求めたい私にはぴったりの生地。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)による大人の為のウィンドウペーン柄スーツ_④

ただ柄が落ち着いているとは言え、ベースカラーが明るいので、このような色のスーツを仕事で着用出来る方は限られてしまうかもしれませんね。もちろん私には全く問題のないレベルですので、ワードローブに向かい入れることと致しました。

ところで、今回は釦までもがドストライク。ブラウンが混ざったようなチャコールなのですが、質感もさることながら、生地との相性が抜群です。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)による大人の為のウィンドウペーン柄スーツ_⑤

釦好きにはたまらない合わせ方ですので、これを見ながらお酒が頂けそうなほど。(笑)
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)による大人の為のウィンドウペーン柄スーツ_⑥

ちなみに仕様はいつもと同じ。3Bのシングルにバルカポケット、ウエストのポケットはスーツなので切ポケです。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)による大人の為のウィンドウペーン柄スーツ_⑦

パンツはパスクワーレ・モーラ氏による仕立てで、ワンプリーツ(アウトプリーツ)に、バックポケット。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)による大人の為のウィンドウペーン柄スーツ_⑧

パンチェリーナ仕様です。
Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)による大人の為のウィンドウペーン柄スーツ_⑨

なお、わけあって!?珍しくワードローブに収まってからだいぶ寝かせてしましましたが、先日ようやくデビューしました。ここまで英国らしい生地感のものは自身初めてだと思うのですが、英国生地にドハマりしてしまいそうなほど、良かったです。

と言うことで、次回は着用イメージをご紹介出来ればと思います。











rm55的スタイリング:2018年AW_32:グレーグラデーションが気分です!?

こんにちは!
ここ最近、公私ともにバタバタしており、久しぶりの記事となってしまい大変失礼致しました。本日は第32回目となりました、私rm55のスタイリング(装いや着こなし)についてご紹介しようと言うコンテンツである「rm55的スタイリング」をお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■TPOとスタイリング
さて、本日は1月下旬のとある平日の装いです。この日は会計・税務でお世話になっている仕業の方との打ち合わせがあった為に、スーツを着用。とは言え、お付き合いも長く、毎回カジュアルな雰囲気での打ち合わせとなりますのでこんなスタイルで参加しておりました。

アルフォンソシリカのグレーカラーのウールスーツ(44)に、シャツはルイジボレッリのサックスカラーのドレスシャツ(37)。これにサルトリアソリートのトランクショーの際に購入したヴィンテージウールのグレーカラーの小紋柄タイと、オスカーマランゴンのVネックウールニット(44:グレー)を合わせました。
rm55的スタイリング:2018年AW_32:グレーグラデーションが気分です!?_①
※着用者:172cm 60kg

そして足元には硬くなり過ぎよう、ダークブラウンカラーのエンツォボナフェのスエード・セミブローグシューズをセレクト。
rm55的スタイリング:2018年AW_32:グレーグラデーションが気分です!?_②

ちなみに寒かったのでムーレーのウール×カシミア素材のセミダブルダウンコート(44:MORRIS)を着用。色はチャコールグレーです。
rm55的スタイリング:2018年AW_32:グレーグラデーションが気分です!?_④

■あとがき
最近のビジネスシーンにおきましては、「我慢をしない」と言うのが1つの価値観として幅広く受け入れられているように思います。例えばノーネクタイに代表される「クールビズ」も「暑さを我慢しない」と言うことの1つの例だと思いますし、冬場にスーツの下にプルオーバーやカーディガンなどのニットを挟むことも「寒さを我慢しない」と言う意味で、広く浸透しているのかなと。

このような中で、今回のような浅めのVネックを着用した際にネクタイをどう見せるのか?と言うのは相手方を含めたTPOによるとは思うのですが、下記のように立体感を出すと言うこともシーンによっては許されるのかもしれません。
rm55的スタイリング:2018年AW_32:グレーグラデーションが気分です!?_③

ところで、これは個人的な気分なのですが、グレーのグラデーションと言うのが今最も気になる着こなしの1つです。ネイビーほど主張をせずに、控えめでいて上品。それでいて、どんな色とも合わせ易いと言う懐の深さがグレーにはあると思うのですが、そんなグレーを中心にVゾーンを構築したくなる自分がおります。

例えば、下記のようにシャツの色をホワイトにして、靴をブラックにすればよりフォーマル感と言いますか、ドレッシーさを持った上品さを表現できますし、
rm55的スタイリング:2018年AW_32:グレーグラデーションが気分です!?_⑨

rm55的スタイリング:2018年AW_32:グレーグラデーションが気分です!?_⑩

rm55的スタイリング:2018年AW_32:グレーグラデーションが気分です!?_⑪

また、下記のようにブルゾンやボタンダウンのチェック柄シャツを用いたとしても、グレーのグラデーションで全体を装いますとカジュアル感を程よく抑えることが出来ますね。
rm55的スタイリング:2018年AW_32:グレーグラデーションが気分です!?_⑤

rm55的スタイリング:2018年AW_32:グレーグラデーションが気分です!?_⑥

更に、例えジャケットに派手な色を持ってきたとしても他のアイテムをグレーのグラデーションでまとめますと、上品さを損なわない印象で全体をまとめることが出来るのではないでしょうか。
rm55的スタイリング:2018年AW_32:グレーグラデーションが気分です!?_⑦

rm55的スタイリング:2018年AW_32:グレーグラデーションが気分です!?_⑧

ちなみに、グレーのグラデーションと言っていますが中でも特に気になっているのがグレーカラーのネクタイです。自らの装いを振り返ってみますと、ネイビーやブラウンと言う王道系カラーのネクタイが多いので、この2019年はSS、AWともにグレーカラーのネクタイに注目をしながら、買い物をしてみたいと思っていますっ!






※本記事の内容は素人であるrm55独自のセンス、感性、見解に基づいております。プロのスタイリストのような正しい知識に基づいた装いに関する記述でありませんので、あくまで個人の趣味のブログとして捉えて頂ければ幸いです。










贈り物としてのネクタイの効能!?

こんにちは!
ちょっと間があいてしまいましたが、本日は「贈り物としてのネクタイの効能!?」と言うテーマでお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■贈り物としてのネクタイの効能!?
さて、男性がソワソワしだす時期と言えば、この1月後半から2月の頭にかけてのバレンタインデーの時期ではないでしょうか!?(笑)

チョコレートだけでも大変嬉しいものですが、ちょっとしたプレゼントなんかがあると嬉しさも倍増!?そしてそんな男性へのプレゼントの1つとして候補に挙げられるのが、ネクタイなのかなと思います。

残念ながら!?結婚から時を経た我が家ではバレンタインデーにおけるプレゼントの習慣はなくなり、今ではチョコレートのみと言う状況。もちろんそれでも嬉しいのですが、最近では嫁さんが自分が食べたいチョコレートを買って来て、自ら食べると言う、バレンタインデーがもはや”食べてみたいチョコレートを購入するイベント”と化している状態です。(笑)

それでも誕生日やクリスマスなんかにはちょっとしたプレゼントのやりとりがあるわけですが、そんな時に私が選ぶのがネクタイだったり致します。

欲しいネクタイの中でも最も優先度が高いものは当然自ら購入するわけですが、予算等の関係から気になるけれど購入出来なかったものなどが、そう言ったイベント時のプレゼントの候補になったりするのです。

つまり私の場合は上述の通り、自らのプレゼントを自ら決めて、プレゼントをして貰うと言うプロセスになっているのですが、中にはプレゼントを秘密にしていたり、自分で選んだものをプレゼントすると言う女性も多いのではないでしょうか!?

個人的には、そう言う自ら選ばないでプレゼントしてもらうネクタイこそ!?普段とは異なる魅力があるのだと感じています。

それはどういうことか!?と言いますと、自らの意思が介在しない状態で頂くネクタイ(プレゼント)と言うのは、自分では選ばないような色であったり、柄であったり、テイストのネクタイになることが多いですよね!?やはり自分で選ぶネクタイは、そこにトレンドなどを踏まえた”その時の気分”が反映されているとはいえ、ベースには自らの好みが色濃く反映されてきます。

従いまして、意識して持っていないようなネクタイを選んだとしても、ショップの方からすると「○○さんらしいネクタイ」などと言うお言葉を頂戴することも多く、外から見ると同じような雰囲気、テイストにまとまってくるように感じます。

これは自らのスタイル、好みが確立されてきていると言う点で喜ばしいこと!?ではあると思うものの、ファッションを楽しむ醍醐味の1つでもある”新鮮さ”であったり、”目新しさ”と言ったスタイルの幅がどうしても制限されてしまう。

しかしながら他の方が選んだネクタイと言いますのは、プレゼントされる側の好みを意識したとしても、やはりそこにはネクタイを選ぶ方の感性、センスが表れてきます。よって、そう言うプロセスを経てワードローブに収まったネクタイと言いますのは、ある意味での新鮮さやこれまでの自分にはないようなスタイルがある場合があります。

そう言う意味で、(自ら選ばない)贈り物としてのネクタイにはスタイルの幅を広げてくれる可能性があったり、新鮮さや目新しさと言った効能を期待することが出来るのかなと感じます。

特に私のようにネクタイが好きな方ほど同じようなネクタイが集まる傾向が強いと思いますので、そんな方はあえてネクタイが欲しいとだけ伝えて、選ぶのはお任せしてみたり、自ら購入する際にも自分は何も言わずに懇意にしているスタッフの方に選んでもらうと言うことをしてみますと、新しい自分に出会える!?かもしれませんね。(笑)

■”我慢”するのは難しい
それでも、スタイルが確立してくればくるほど、こだわりがあればあるほど、自らの好み以外のものを身に着けると言うことに抵抗を覚える方もいらっしゃると思います。

そして私も、そんな人間の1人であることを正直に告白致します・・・。

昔は自分が選ばずにプレゼントしてもらったネクタイ等を喜んで身に着けていたものの、コダワリが強くなり過ぎた今となっては、どうしても選ぶことを我慢することが難しく、自ら選んでしまう自分がおります。

2018AWではシーズン立ち上がりに、これまでに比べてネクタイの購入本数を抑えたからか、後半になってその反動が出てしまいました。以前自らの今の気分だと記載したソリッドのネクタイ。ネイビー、ブラウンに続いてミディアムグレー(E.G.カペッリ)も追加。
egカペッリ_グレーフランネルネクタイ①

最近ネクタイの色で言えば、個人的に最も気になっているのが「グレー」ですので、かなり気に入っています♪
egカペッリ_グレーフランネルネクタイ②

もちろん、雰囲気がこれまでと変わることはないので、新鮮さや目新しさはなく、いつものrm55のスタイルになってしまうわけですが・・・。(汗)
egカペッリ_グレーフランネルネクタイ③

下記は、昨年のクリスマスのプレゼントに嫁さんから貰ったフランチェスコマリーノの小紋柄シルクタイ。クラシックなペイズリー柄と小紋柄、そしてジャカード織の雰囲気に色気とヴィンテージ感を見出して選んだのですが、嫁さんからは「同じようなネクタイ沢山持ってるじゃん!」と言うつっこみが・・・。
フランチェスコマリーノ_ペイズリー小紋柄シルクタイ②

一応購入前に保有するネクタイを確認したのですが、シルク素材、ジャカード織のモノはない。ペイズリーと小紋柄のコンビネーションは持っていないなどと言う、”細かな差異”を見つけては自身を納得させ、結局嫁さんも「好きなのにすれば」と言ってくれたので、こちらにしました。(笑)
フランチェスコマリーノ_ペイズリー小紋柄シルクタイ①

セールだったので少しお得でしたし、ちょっとパープルがかったネイビーに妙に色気を感じるので大変気に入ってます。(笑)
フランチェスコマリーノ_ペイズリー小紋柄シルクタイ③

と言うことで、なかなか自分の好みを我慢するのは難しいのですが、自分が購入のプロセスに関わることなく、ネクタイをプレゼントして貰った幸運な男性がおりましたら、是非上述した「効能」を意識しながら!?素敵なネクタイを堪能してみてはいかがでしょうか!?もしかしたら、新たな発見があるかもしれませんよ!
フランチェスコマリーノ_ペイズリー小紋柄シルクタイ④

















ドレスとカジュアルの間で。

こんにちは!
本日は「ドレスとカジュアルの間で。」と言うテーマを掲げながら、先日ご紹介をさせて頂きました、手縫いのパターン・オーダーことサルトリアシャロンにて仕立てて頂いたパンツの着用イメージをご紹介差し上げたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■キャバルリーツイル?いや、カバートクロス
まず、最初に皆さまに謝らないといけないことがあります。それは、前回の記事「旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)」におきまして、仕立てた生地はカノニコのキャバルリーツイルだと記述していたのですが、正確にはCOVERT CLOTH (カバートクロス)になります。
旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)_④

私はてっきりキャバルリーツイルだと思いこんでしまっており、しっかり調べないままに執筆してしまったのですが、読者の方よりご指摘を頂いて改めて確認を行いました。その結果、正確にはキャバルリーツイルではなく、カバートクロスだと言うことで確認が取れましたので、本記事を持って訂正してお詫び申し上げたいと思います。大変失礼致しました。

なお、ご指摘を頂いた読者様も仰っていた通り、キャバルリーツイルはカバートクロスから派生した生地となりますので、生地の組織自体に大きな違いはないそうです。キャバルリーツイルは2本の綾線である一方、カバートクロスは1本であると言うビジュアル上の特徴も事実のようですが、最近では見分けがしにくい生地も存在するようで、総称してキャバルリーツイルと呼んでしまうこともあると言うことでした。

ただ、正確には上述の通り、私が今回仕立てて頂いたパンツの生地はカバートクロスとなります。よって同じ生地で仕立ててみたい!と言う方は、ご贔屓にされていらっしゃる職人さんやサルト、テーラーさんには「カバートクロス」で仕立てたいとお伝えしないと、微妙に異なる生地が出てきてしまうと思いますのでご注意くださいませ!
旬の生地でパンツを仕立てる!キャバルリーツイル パンツ from Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)_①

ちなみに、カバートクロスは狩猟や乗馬等の際に使われるコート地として使われており、一方のキャバルリーツイルは前回記事に記載の通り戦闘時のパンツ用として使われていたと言う背景があります。従って、いずれも耐久性、ハリ、コシがあると言う点は変わらないので、実際にご覧になってみて用途やお好みに合わせて選ばれるのが良いのかもしれませんね。

ご指摘を頂きました読者様、本当にありがとうございました!今後は誤った情報を掲載しないように気を付けたいと思います。

■ドレスとカジュアルの間で。
さて、それではカバートクロスで仕立てて頂きましたサルトリアシャロンのパンツの着用イメージをご紹介したいと思います。

まずはこちら。スティレラティーノのブークレ調のウィンドウペン・カジュアルジャケットにフィナモレのホリゾンタルカラーシャツを合わせ、ジャミーソンズのフェアアイル柄ベストと言うカジュアルな装いに合わせてみました。
ドレスとカジュアルの間で_サルトリアシャロン⑤

靴もパラブーツのカントリーブーツであるSERIGNAN(セリニャン)を合わせていますので、全体的にスポーティな印象。カバートクロスのハリ感や光沢感がそんなスポーティさを程よく抑え、ドレッシーに見せてくれているように感じます。
ドレスとカジュアルの間で_サルトリアシャロン⑥

思った以上にスポーティなスタイルにもはまりそうでしたので、よりカジュアルさのあるスタイリングにもチャレンジ。そんな日のスタイルがこちらです。

バラクータのG9ブルゾン(ウール×カシミア)にルイジボレッリのボタンダウンチェック柄シャツ。そして同じくボレッリのヘリンボーン柄ウールタイ、スリードッツのヘリンボーン柄ウールジレと言うカジュアルフライデーな着こなしに合わせてみたのですが、全体をグレートーンにまとめたこともあって!?意外にもすんなりとハマった気がします。
ドレスとカジュアルの間で_サルトリアシャロン①

ちなみに足元にはエドワードグリーンのタッセルローファーと言う、脱力系の靴!?でバランスをとっています。
ドレスとカジュアルの間で_サルトリアシャロン②

ゼネコンに務めていらっしゃる現場の方なんかはタイドアップしてブルゾンを羽織り、ウールパンツに革靴と言うスタイルの方をよく見かけるのですが、やっぱり作業用ブルゾンとウールパンツとのバランスに若干のギャップを感じなくもないかなと。そんな時は、カバートクロスやキャバルリーツイルのパンツを持って来てあげると、そんなギャップも解消して!?バランスが整う気もします。

耐久性もありますし、シワにもなりにくいので機能的観点からも作業現場にぴったりですし、客先の定例があってもブルゾンをジャケットに変えれば綺麗なジャケパンスタイルにもなるので個人的には大変おススメです。(笑)

最後は、ドレスよりに振ったこちらのスタイル。アルフォンソシリカのカシミアジャケット(キャメル)にヴィンツェンツォディルジェッロのドレスシャツ、ジュストビスポークのチェック柄ネクタイにジョンスメドレーのカーディガンを合わせ、これにカバートクロスのパンツをセレクト。
ドレスとカジュアルの間で_サルトリアシャロン③

足元はイルクアドリフォリオにて1足目にビスポークさせて頂いたホールカットを合わせています。やはり生地の起源がスポーティだけに色や生地にもカジュアルダウンしたものを持って来ておりますが、ネイビーのホップサックジャケットなんかも全く違和感なく合わせられると思っています。
ドレスとカジュアルの間で_サルトリアシャロン④

上記のようにいくつかのパターンで着分けてみた感想としましては、カバートクロス(キャバルリーツイル)は完全なドレスではなく、またカジュアル(スポーツ)でもないものの、その”ドレスとカジュアルとの間”を絶妙に行き来することの出来る懐の深さを持っているように感じました。

そんな汎用性の高さに加えて、耐久性やシワになりにくいと言った実用性の高さも兼ね備えており、生地の価格も高すぎないと言う3拍子が揃った!?生地がカバートクロス(キャバルリーツイル)ではないかと思います。

今回は使いやすいミディアムグレーを選びましたが、他の色合いをワードローブに加えても良いかなと感じていますので、気になる方は是非チェックされてみてください!