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Think Elegant !

ファッションを通して自らの人生と向き合い、美しいと感じるスタイルを追及するブログです。

レザーアウターなら、”裏側”がおススメです!:ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン

こんにちは!
本日は、「レザーアウターなら、”裏側”がおススメです!」と言うテーマを掲げながら、2019年SSのカジュアルアウターとして私が選びました、ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン着用イメージをお届け出来ればと思います。

それでは、まいりましょう。

■エンリコ・マンデリのG9型 スウェードブルゾン着用イメージ
まずはこちら。購入したのは2月だったのですが、春を待ち切れず、実は冬仕様として2月後半に登場させておりました。流石にダウンウェアのような保温性の高さやカシミアコートのような心地良さはありませんが、スウェード故に防風性の高さはありますし、インナーに保温性の高いアイテムを合わせることで、車移動であれば全く違和感なく2月でも使えてしまいます。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_着用イメージ①

しかも車移動ですと、脱着無しに運転席に乗り込むことが出来るのが短丈のG9型ブルゾンの大きな魅力の1つ。運転席でもダウンウェアのようなかさばり感はないですし、長い丈のコートを着用したままの運転は難しいですよね。。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_着用イメージ③

ちなみにこの日はレザースニーカーを合わせていました。スポーツラグジュアリーな雰囲気のあるマンデリのスウェードブルゾンには結構ハマります。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_着用イメージ②

また、先日は春らしい装いにも使ってみました。それが、こちら。まだ寒さが残っておりますので、フランネルのギンガムチェックシャツに厚手のコットンパンツ、温度調整用のジレはコットンです。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_着用イメージ⑥

寒い日はジップを解放する気にはなれませんが、日中の気温が上がって来た3月中旬であれば、ジップを締めない着こなしも楽しむことが出来ます。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_着用イメージ④

この日の足元にはスニーカーよりもドレッシーなスウェードのローファーを合わせました。スポーツエレガンスな雰囲気がお好きな方であれば、おススメの着こなし。シューレースタイプですと種類によっては若干のミスマッチを起こしてしまいそうですが、革靴でもカジュアルよりのローファーなら合わせやすいですね。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_着用イメージ⑤

ちなみに、昨日は本家バラクータのG9ブルゾンを着用してみました。思ったよりも寒かったのでウールのニットを入れましたが、それでも外ですと、ちょっと寒かった・・・。
バラクータのG9型ブルゾン_着用イメージ①

同じ”型”であっても、素材やライイングのデザイン、細かなディティールの違いで、着こなしの雰囲気もだいぶ違ってきます。昨日はカジュアルながらもエレガントな方向に振ったつもりですが、マンデッリの持っているスタイルとは良い意味で異なるなぁと実感した次第です。
バラクータのG9型ブルゾン_着用イメージ②

■レザーアウターなら、裏側がおススメです!
さて、店頭にはだいぶ2019年SSのアイテムが充実してきておりますが、ここ数年のアウターにおける注目株であるレザーアウターの流れは継続しているように感じます。

ただ、個人的にはレザーアウターでれば、裏側であるスウェードアウターがおススメです。スウェードはなめした革の裏側を起毛させた素材であることは皆さまご存知の通りですが、表面にくらべると起毛している分、見え方がだいぶソフトになってきます。

表面のレザーアウターもカッコ良いのですが、裏面のスウェードに比べますとよりハードさ、男らしさが強くなってきますよね。もちろんそれはそれでカッコ良いのですが、本Blogをご覧頂いている方の多くはイタリアを中心としたインポートファッションがお好きな方だと思っています。

そう言うスタイルがお好きであれば、よりソフトでエレガントな雰囲気を出しやすい裏側のスウェード素材の方が、今のワードローブにも難なく合わせられるかなと言うのが個人的な見解です。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_着用イメージ⑦

スウェードのアウターは、それこそシャツやニット、ウールパンツ、コットンパンツ、デニムなど、多彩な合わせ方が容易に可能ですが、表面のレザーアウターはイタリアブランドであっても、シャツやウールパンツなどに合わせるのには、それなりの着こなしにおける経験が求められそうな気がします。

もし、これからレザーアウターの購入をご検討されていらっしゃる方がおりましたら、是非、そんな自らのワードローブのアイテムとの相性、合わせやすさなどを踏まえて、表革にするのか、裏革にするのかを検討してみても良いかもしれませんね!











2019年SSのスプリングアウターはコレ!:ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン

こんにちは!
ここ数日は日に日に最低気温も上がってきておりますので、そろそろ衣替えをし、本格的に春夏モノを着ることが出来る!と考えている服好きの方は多いのではないでしょうか!?

本日は、春先に活躍する軽量アウターとして、この2019年SSに私rm55が新たにワードローブに向かい入れたアイテムを取り上げたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■昨年に続いて選んだのは、ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)
さて、この2019年の春夏アウターとして私がこの度購入しましたのは、昨年同時期にもスエード素材のサファリブルゾン(サファリジャケット)を購入しておりましたエンリコ・マンデリの、G9型 スウェードブルゾンです。

昨年購入をしたサファリブルゾンは、元来サファリブルゾンが持っている男らしさ、土臭さと言ったテイストを、イタリアが誇るモードの発信地であるミラノのブランドならではの再解釈により程良く抑えながら、エレガントさとモダンさを感じることが出来るオトナなブルゾンに仕上がっておりました。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデッリ)のスエード サファリブルゾン_着用イメージ④

そんなモダンさを有するサファリブルゾンは、シンプルでベーシック、そして現代の空気感(モダン)を内包したクラシックなスタイルが好みの私にとりましては、ど・ストライクな上、現在ワードローブに収まっているアイテムとの相性も抜群。時にはタイドアップを楽しんでみたり、
rm55的スタイリング:2018年SS_11:サファリジャケット×タイドアップ_②

また春秋のみならず、保温性を強化するアイテムと組み合わせれば冬の日であっても使える日があるなど、その使い勝手の良さは以前もどこかの記事で記載していたかと思います。
カントリーアイテムをエレガントに!?:JAMIESON'S(ジャミーソンズ)フェアアイル柄ニットベスト_⑤

rm55的スタイリング:2018年AW_30:冬の週末はタートルネックをフル活用!_①

そんな大活躍をしているマンデッリのレザーアウターに魅了された私が、今年もマンデッリのレザーアウターを購入するのは、ごくごく自然な流れだったのかもしれません。

しかも、そんなマンデッリから数年間探していたG9型のレザー素材のブルゾンが入荷すると聞いた日には、買わない理由を探すほうが難しい、、、と言うことで公私ともにバタバタしている中で、無事にワードローブに追加されたエンリコマンデッリのG9型スエードブルゾンをご紹介したいと思います。

■エンリコ・マンデリのG9型 スウェードブルゾン
実は兼ねてからジップよりもボタンの方が好みであることを公言してきた私ですが、唯一!?軽快さとスポーティさのあるG9型ブルゾンだけは例外でして、結構好きなのです。実際、本家バラクータのG9ジャケットは素材、色違いで4、5種類ほどは持っていると言う、隠れファン!?
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_①

日本では梅雨明けをして本格的な夏が到来するまでは肌寒さを感じる日が結構あったりすると思うのですが、シャツやカットソー、Tシャツなど、インナーを選ばずにサッと気軽に羽織れて”様になる”。しかもラグランスリーブにより肩、腕回りも楽に動く機能性も有しておりますので、G9型ブルゾンは実用性のかなり高い軽量アウターだと思っています。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_②

ただ、当然ながらバラクータのG9ジャケットはスポーティさやカジュアル感が前面に強く出てきますので、なかなかそこにエレガントさやモダンさを求めることは難しかったりするのです。よって、マンデリのG9型ブルゾン、しかも探していたベージュ系のレザー素材だと聞いた瞬間、密かに!?「絶対買おう」と決めている自分がおりました。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_③

色は上品なグレージュ。そして上質なゴートスキンのスウェード面がキメが細かく、エレガントな雰囲気を醸し出します。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_⑤

スタンドカラーにボタンをあしらったドッグイヤーも特徴的なディティールの1つ。ボタンは同系色でまとめられており、控えめ。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_④

ジップのデザインや色などにも上質感を感じます。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_⑥

G9ジャケットと言えば、アンブレラヨークを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、マンデリのG9型ブルゾンはそう言ったディティールは省かれており、デザインはシンプルに、ミニマムに。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_⑧

ただ、防風性を高める袖、裾のリブは継承しており、機能面でのぬかりはありません。しかし、リブの雰囲気もエレガント。神は細部に宿ると言いますが、そう言う上質なデザインディティールの積み重ねが、同じようなデザインのG9型ブルゾンにそれぞれの個性、スタイルを与えているのですね。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_⑦

大きなロゴや特徴的なアイコンはなく、サファリブルゾンの時と同様に、首の後ろにひっそりとブランド名が入るのみ。そんな点も気に入っていたりします。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_⑨

ちなみにライニングにはリネン、シルク素材を使って仕上げられており、見えないところにも独自の世界観をしっかりと反映。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_⑩

なお、個人的にG9型ブルゾンが好きな理由の1つに、このダブルジップと言う仕様を挙げることが出来ます。ジップの位置でシルエット調整が出来たり、ジャケットライクな着こなしが楽しめたり、気温の調整も出来る。デザイン面だけではなく、実用的な観点からも非常に嬉しいディティールですね。
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_⑪

このエンリコ・マンデッリ。Sharonさんで取り扱いが開始された直後は比較的ゆっくり選ぶことが出来ていたのですが、昨年くらいから人気が爆発しているようで、本日ご紹介したG9型 スウェードブルゾンも入荷早々に完売してしまったそうです。よって今期の購入は難しいですが、もし気になる方がいらっしゃれば、この秋冬シーズンは早めにチェックされてみてください!
ENRICO MANDELLI (エンリコ・マンデリ)のG9型 スウェードブルゾン_⑬





エレガントさでは負けていませんっ!?


よりスポーツラグジュアリーなスタイルがお好きな方にはおススメです。




rm55的スタイリング:2018年AW_34:ベージュのワントーンVゾーンスタイル

こんにちは!
本日は第34回目となりました、私rm55のスタイリング(装いや着こなし)についてご紹介しようと言うコンテンツである「rm55的スタイリング」をお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■TPOとスタイリング
さて、本日取り上げますのは2月最後の平日のオンスタイル。この日は外部の方とお会いする予定もありませんでしたので、ビジネス上の制約はありませんでした。そう言った状況の中で、2月も末なので季節的に起毛感の強いアイテムを着ることが出来るのは最後だなと言うことで、数ある選択肢の中から選んだのが、こちらのスタイルでした。

サルトリアソリートのカシミアヘリンボーン柄のベージュジャケット(44)に、ルカアヴィタービレのストライプ柄シャツ(37:ホワイト)、これにサルトリアソリートのオリジナルカシミアタイとオスカーマランゴンのウールニット(46:ベージュ)をセレクト。
rm55的スタイリング:2018年AW_34:ベージュのワントーンVゾーンスタイル_①

パンツにはレスパーデのピンヘッド×ウィンドウペーン柄のグレーフランネルパンツ(44)を合わせ、靴はブラウンスエードのセミブローグシューズ(エンツォ・ボナフェ)を選びました。
rm55的スタイリング:2018年AW_34:ベージュのワントーンVゾーンスタイル_②

■あとがき
数ある選択肢の中からあえて2月最後の平日のオンスタイルにソリートのベージュカラーのカシミアジャケットを選んだのは、些細な理由から。それは、ちょうどその週はワントーンでVゾーンを構成すると言うマイ・ルールに従って装うアイテムを選んでおり、月曜日のグレーに始まり、ブラウン、ネイビー(ブルー)と来たので、ベージュかなと。
rm55的スタイリング:2018年AW_34:ベージュのワントーンVゾーンスタイル_④

他にもグリーンと言う選択肢もありましたが、そちらはカジュアルフライデーに回そうと思いましたので、自然とベージュカラーによるワントーンVゾーンになりました。
rm55的スタイリング:2018年AW_34:ベージュのワントーンVゾーンスタイル_③

ソリートのオリジナルネクタイは確かトランクショーの際にルイージさんが持参した中から選んだものだと記憶しています。ソリートのオリジナルネクタイは、生地はヴィンテージ生地などを扱っていて新鮮なのですが、個人的なネクタイの好みからすると、パターンと芯材の柔らかさが若干気になります。

よって登場回数はさほど多くないので、今回のような合わせ方をしたのは初めてでした。

ただ、やってみたら思った以上に私好みのエレガントな雰囲気に仕上がり、起毛感、ウォーム感を前面に出した2018-2019AWのスタイルを締めくくる装いとしては個人的に大変満足度の高いスタイリングとなりました。

ワントーン系のVゾーンは、合わせる色の濃淡のバランスだけ気をつければ、色合わせが苦手な方であってもうまくまとめられると思いますし、ビジネス上の装いとしてもOBになることは少ないと思います。私も迷ったらワントーンで仕上げると言うルールを自分の中に持っておりますので、大変便利なテクニックかなと。

Vゾーンと言うとどうしても色を組み合わせなくてはいけない!と考えてしまいがちですが、ワントーンであれば簡単、手軽な上に、装いに悩む時間も短縮出来ますので、やったことが無い方は是非トライされてみてはいかがでしょうか!






※本記事の内容は素人であるrm55独自のセンス、感性、見解に基づいております。プロのスタイリストのような正しい知識に基づいた装いに関する記述でありませんので、あくまで個人の趣味のブログとして捉えて頂ければ幸いです。

冬から春へ、装いの移ろいを考える。

こんにちは!
本日は「冬から春へ、装いの移ろいを考える。」と言うテーマを掲げてコラム的にお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■3月の装いは難しい!?
さて、寒さが苦手な私としましては、気温が徐々に上がっていくこの春の季節は”花粉を除けば”大好きな季節の1つです。

ただ、「装う」と言う観点で捉えてみますと、意外と難しいのがこの3月と言う季節でもあるのかなと。何が難しいのか、と言いますと、気温、気候に合った、適切な服を着ることが難しいと。

具体的には、3月に入ったからと言って突然最高・最低気温が上がるわけではなく、当然ながら2月の寒さから徐々に気温が高くなっていきますので、3月に入ってもまだまだ寒さを感じる日は多々ございます。

しかしながら、2月であれば着用することの出来た起毛感のあるアイテムや、ビジュアル的に”秋冬”を強く想起させるアイテムは、3月になりますと気温、気候の面では適切であったとしても、感性、感覚の面では難しい・・・、と私自身は感じているのですが、服好きの皆さまはいかがでしょうか!?

装い、特にビジネスシーンにおける装いと言いますのは、必然的に制約が発生することが多いと思います。このビジネス上の制約に加えて、気温や季節面での条件が加わり、そこに自らの感性、感覚を反映することで”その日の装いが決まる”と私は考えているのですが、気温と季節面、そして自らの感性の間の”整合性”がとりにくくなるのが3月なのかなと。

毎年、この時期は装いにおける工夫を色々と試みるのですが、なかなか全ての制約、条件等を満足させることの出来る装いが相変わらず出来ていないなと私自身は感じています。

■冬から春へ、装いの移ろいを考える
では、そんな難しさを感じている今年(3月)の「冬から春へ、装いの移ろい」を簡単に振り返ってみたいと思います。

まずは、こちら。3月に入ってすぐの装いですが、全て冬物で構成しています。しかし”秋冬感”の濃度を薄めるために、あえて起毛感が抑えられているアイテムを中心に組み立ててみました。
冬から春へ、装いの移ろいを考える。_①

そして、そこから春仕様へと1歩前進したのが、以下のスタイル。体感温度に影響を与えないアイテムであるネクタイのみ、春夏物や季節感が強く前に出にくいシルクタイに変えています。
冬から春へ、装いの移ろいを考える。_②

冬から春へ、装いの移ろいを考える。_③

ジャケットやスーツは相物または起毛感が強くない秋冬物を中心に用いて、インナーにはウールのニットを挟みます。Vゾーンは視線が集まりやすい箇所ですので、ネクタイのみ春夏またはシルクタイにするだけでも秋冬感がグッと抑えられる気が致します。

そう言う意味では、冬から春へと季節が移ろいで行く中で行う、装いの変化の第1段は「冬感の低減」と言う点にポイントを置いていると言えるのかもしれません。

更に下記はネクタイに加えて、インナーに挟んだジレもコットン素材のものをセレクトしておりますので、ジャケットは秋冬ものながら、Vゾーンの印象は色の影響もあって、だいぶ軽やかになっているようにも感じます。
冬から春へ、装いの移ろいを考える。_④

装いの変化の第1段である「冬感の低減」から、今週は更に前進して!?「春を感じさせる装い」にシフトしてみました。その理由は、最高気温が15度を超えると言う予報があったからです。

こうなりますと、今度は春夏モノのアイテムを中心に装いを構成します。下記はサルトリアシャロンによるウール×シルク×リネンのジャケットに、春感の漂う色、柄を持ったシルクプリントタイ。
冬から春へ、装いの移ろいを考える。_⑤

春から夏にかけてはライトグレーのパンツをよく合わせるのですが、まだ寒さも残る日々ですので、パンツには1トーン低いミディアムグレーのウールパンツ(春夏もの)を用いて、インナーにはウールニットを噛ませます。
冬から春へ、装いの移ろいを考える。_⑤2

下記も春夏ものメインのスーツスタイルですが、保温性確保のためにインナーにはカーディガンを入れました。
冬から春へ、装いの移ろいを考える。_⑥

冬から春へ、装いの移ろいを考える。_⑥2

つまり、第2弾のポイントとしましては「春っぽさと保温性の両立」と言うことが出来るかもしれません。春夏モノをメインに構成しながらも、インナーにニットを用いることで保温性を確保。更に、この時は起毛感のあるカシミアではなく、サラリとした表情のウールでビジュアル的な冬感を極力抑えています。

ただ、ここ数日実感していることは、同じ「18度」だったとしても、この時期に感じる「18度」と本格的な春夏における「18度」には"大分隔たりがある"と言うことです。湿度や風の冷たさなども多分に影響していると思うのですが、少なくとも私がランチの際に外出をする午前中から午後一にかけては、”暖かさ”よりも”寒さ”を感じたと言うのが正直なところ。

と言うことで、昨日は改めて起毛感が控えめの秋冬モノのジャケットやパンツを用いたのですが、昨日は思ったよりも暖かく、、、改めて気温、気候と季節を踏まえた装いの難しさと感じた次第です。
冬から春へ、装いの移ろいを考える。_⑦

冬から春へ、装いの移ろいを考える。_⑦2

相手は自然ですから、なかなか100%コントロールをすると言うのは、これから先も難しいのかもしれません。それでも、ああでもない、こうでもないとトライ・アンド・エラーを日々繰り返しているうちに、気温や気候、そして用いるアイテムを踏まえた自らの感覚、感性が整合する季節になるのかな、と思っています。(笑)

こう言う季節の移ろいの時期に最適なアイテムを多数そろえるのは経済的にも、スペース的にもなかなか難しいので、どうしても春夏、秋冬物を最適に組み合わせながらの対応がメインになると思っています。

私自身は上述の通り、なかなか最適な方法と言うのを見つけられていないのですが、もしこんな良い方法があるよ!と言う方がいらっしゃいましたら、是非ともご教授頂ければ幸いです♪






rm55的スタイリング:2018年AW_33:サファリブルゾン×タートルネック

こんにちは!
本日は第33回目となりました、私rm55のスタイリング(装いや着こなし)についてご紹介しようと言うコンテンツである「rm55的スタイリング」をお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■TPOとスタイリング
さて、本日取り上げますのは2月中旬のとある週末のスタイリングです。本記事を執筆している3月頭でもまだまだ朝晩は寒いくらいですので、2月の中旬はもちろん暖かくはありません。

正直週末は楽をしようと思えば、アウターに2年前に購入をしたノースフェイスのバルトロライトジャケットや、ウールリッチのアクティックパーカーなどを用いれば中はどうにでもなってしまうのですが、オンとは異なるスタイリングを楽しめる週末は服好きにとって貴重な時間。

と言うことで主役として持ってきたのが、購入以来大変気に入っているエンリコ・マンデッリのスエード・サファリブルゾン(ジャケット)です。こちらのサファリブルゾンはSSアイテムとして購入を致しましたので、中綿などは入っておりません。よってスエードによる防風性はあるものの、保温性は高くはない。その為インナーにはクルチアーニのタートルネック(44:グレー)、そして見えておりませんがユニクロのヒートテックを着こんで保温性を確保。
rm55的スタイリング:2018年AW_33:サファリブルゾン×タートルネック_①

そしてパンツにはレスパーデのフランネル素材のチェック柄パンツ(44:チャコール)、更に足元にはジョンロブのダブルバックルブーツであるウィリアム2ブーツで足首を隠して防寒性を高めました。
rm55的スタイリング:2018年AW_33:サファリブルゾン×タートルネック_③

■あとがき
上述の通りSSアイテムとして購入をしたサファリブルゾンですが、中綿が無いことによって”活用季節が広がる”と言う嬉しい状況です。春先から夏にかけてはもちろん、秋、そして天候等によっては真冬であっても今回ご紹介しましたように他のアイテムで寒さを補えば使えてしまいます。

そんな季節を問わずに使える使い勝手の良さに加えて、以前ご紹介をしたタイトアップスタイルや、カントリーカジュアルなアイテムであるフェアアイル柄ニットを合わせるスタイル。
rm55的スタイリング:2018年SS_11:サファリジャケット×タイドアップ_②

カントリーアイテムをエレガントに!?:JAMIESON'S(ジャミーソンズ)フェアアイル柄ニットベスト_⑤

更には、今回のようにタートルネックを用いることでドレッシー感のある雰囲気に仕上げることも出来ると言うスタイル上の汎用性の高さも魅力的。個人的にはこのサファリブルゾン×タートルネックと言う合わせ方はとても気に入りましたので、毎年秋冬には定番コーデとして取り入れたいと思っています。
rm55的スタイリング:2018年AW_30:冬の週末はタートルネックをフル活用!_①

なお、私が昨年エンリコマンデッリのブルゾンを購入した南青山のSharonさんではこの2019SSでもデザインが多少違うサファリブルゾンを扱っていらっしゃいましたが、入荷早々にほぼ完売状態だったようで、服好きの方の注目度も増しているのかもしれません。
rm55的スタイリング:2018年AW_33:サファリブルゾン×タートルネック_②

ここまで使い勝手が良いと色違いも欲しくなってしまいますが、この2019SSでは数年間探していた別のアイテムで魅力的なものがありましたので、そちらを購入致しました。新しく仲間入りをしたアイテムは、また近いうちにご紹介したいと思います。













※本記事の内容は素人であるrm55独自のセンス、感性、見解に基づいております。プロのスタイリストのような正しい知識に基づいた装いに関する記述でありませんので、あくまで個人の趣味のブログとして捉えて頂ければ幸いです。

チェック柄のドレスシャツを着てみた!:G.Inglese(ジ・イングレーゼ) 200双 チェック柄シャツ

こんにちは!
本日は前回ご紹介を致しました、G.Inglese(ジ・イングレーゼ)の チェック柄ドレスシャツ(200双)の着用イメージをお届けしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■やっぱり基本はカジュアルよりで
さて、前回のシャツのご紹介記事にも記載しておりましたが、「チェック柄」は基本的にはカジュアル柄に分類されます。

従いまして、スーツに合わせるにしてもダークトーンの色や無地であったり、ウーステッド(梳毛)のようにフォーマル、ドレッシーさの強いものではなく、どちらかと言いますとカジュアルよりの柄、生地に合わせたいと言うのが、私rm55個人としての感覚です。

と言うことで、この度合わせてみたのは、明るめのグレートーンにウィンドウペーン柄、かつ生地は毛足の長いウーレン(紡毛)の代表的な生地の1つであるフランネルのスーツでした。
大人の為のウィンドウペーン柄スーツを着てみたっ!:Solito house exclusive per Sharon_②

スーツもシャツも同じ格子(チェック)柄ではありますが、「同じような柄を合わせる際にはサイズを変える!」と言う着こなしの基本に忠実に従っておりますので、あまりごちゃごちゃ感は出ていないように思います。

また、シャツのチェック柄は色、大きさともにカジュアル感が抑えてあり、ご覧のように遠目には無地のシャツにも見えますので、スーツに合わせるチェック柄のシャツとしては、とても扱いやすい印象です。
大人の為のウィンドウペーン柄スーツを着てみたっ!:Solito house exclusive per Sharon_①

正直この程度の主張のチェック柄シャツであれば、無地やウーステッドのスーツに合わせてもなんら違和感は出ないように感じるのですが、そこはあくまで個人の美的価値観、感性、好みなどにもよってきますね。ちなみに、個人的にはチェック柄のシャツは基本はカジュアルよりに着たい!と思う感性、感覚の持ち主なのですが、皆様はいかがでしょうか?
チェック柄のドレスシャツを着てみた!:G.Inglese(ジ・イングレーゼ) 200双 チェック柄シャツ_①

■Next Step!?
チェック柄のドレスシャツと言うのは個人的には初めてでしたが、今回実際に着用をしてみて、思った以上にすんなりと受け入れることが出来たかなと言うのが正直な印象です。

これまでは無地をベースにストライプ柄を取り入れると言うのが自らのシャツの着こなしにおける”幅”だったのですが、これからはそこにチェック柄が加わってきますので、多少ながら着こなしの幅が広がるように感じています。
チェック柄のドレスシャツを着てみた!:G.Inglese(ジ・イングレーゼ) 200双 チェック柄シャツ_②

それでは今後はどうするのか!?と言いますと、ストライプやチェックの柄のバリエーションを増やしていきたいなと考えています。

例えばストライプ柄であればストライプの幅であったり、色、ストライプの入り方で新しいバリエーションの柄にチャレンジしてみたり、同じようにチェック柄でも色や柄の大きさ、チェックの種類などの幅を広げていき、どの程度までであれば”自らが心地良く着こなすことが出来る”のか、と言うことを知る為にも新たな柄にチャレンジしていきたいと思っています。

既製品ですとどうしても柄物のドレスシャツは種類が少なくなってしまう傾向がありますので、見つからないけれど是非着てみたい!と言う柄があれば、パターンオーダーやビスポークなどで仕立てて頂くのも良いかもしれませんね。

恐らく外から見たら分からないような変化だとは思うのですが、今年は自らの着こなしにおけるそんな小さな点でアップデートを重ねていければと思っています♪






チェック柄のドレスシャツにトライ!:G.Inglese(ジ・イングレーゼ) 200双 チェック柄シャツ

こんにちは!
本日は「チェック柄のドレスシャツにトライ!」と言うテーマを掲げ、昨年購入をしていたG.Inglese(ジ・イングレーゼ)の200双 チェック柄ドレスシャツを取り上げてみたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■チェック柄のドレスシャツ!?
さて、昨年約1年間と言う時間を使ってお送りした、私rm55の”装い”や”着こなし”における”エッセンス”を語っていこうと言うコンテンツである「装いを考える」シリーズ。

私個人としましては、装いに「美しさ」であったり「上品さ」を求めたいと言う美的価値観を持っております。そして、それを前提とした際には「個々のアイテムの持つドレス度とカジュアル度のバランスをとってあげることが装い全体におけるバランス感に繋がり、結果としてまとまり感のある美しいスタイリングになる」と言う主張を様々な角度から語ってみたのが上記コンテンツなわけです。

この中では当然「柄」についても触れていたのですが、その際に私がドレス的な扱いを「柄」は「無地」または「ストライプ」のみであると受け取られるような記述をしておりました。

もちろんこの記述(考え方)は今時点におきましても私の中で生きています。ただし、柄につきましては、同時に下記の記述もしておりました。


・柄が薄いほどドレス度が高く、柄が濃く(ハッキリしたもの)なるほどカジュアル度が増す
・柄が小さい(細かい)ほどドレス度が高く、大きなものになるにつれてカジュアル度が増す


つまり、柄の種類としてはカジュアル色が強い「チェック柄」であったとしても、柄自体が薄く、チェック柄が細かければドレス的な色合いが強まりますので、これであれば私好みのスタイリングに使えそうだとなと。

これまでシャツは無地が多く、ここ最近は装いの幅を広げるべく様々なストライプ柄にもチャレンジしていたのですが、このような中でチェック柄にもチャレンジしてみたい!チャレンジしなくては!と言う思いが日々強くなっておりました。そして、そんな想いを具現化するのに最適だと感じたシャツが、お世話になっている南青山のセレクトShopであるSharonさんにて取り扱いのあるG.Inglese(ジ・イングレーゼ) のシャツだったのです。

■G.Inglese(ジ・イングレーゼ)の200双 チェック柄ドレスシャツ
そんな私の好みのスタイリングを前提に選んだのが、ジ・イングレーゼによる200双のチェック柄ドレスシャツです。
チェック柄のドレスシャツにトライ!:G.Inglese(ジ・イングレーゼ) 200双 チェック柄シャツ_①

Sharonさんで扱うジ・イングレーゼのシルエットは、同じくSharonさんで扱う他メーカーや、他店で扱う日本仕様のイタリアメイドのシャツと比べますとシルエットにややゆとりの感じられるクラシックなフィッティングが特徴。体のラインが出ることが好みでない方やゆとりある着心地が好みの方にはおススメの極上プレタポルテ(既製品)シャツです。
チェック柄のドレスシャツにトライ!:G.Inglese(ジ・イングレーゼ) 200双 チェック柄シャツ_②

襟型は私が好きな襟型の1つであるホリゾンタルカラー。ゴージラインの高いナポリのスーツ/ジャケットとのバランスが良く、またドレスのど真ん中過ぎない、ややスポーティな雰囲気が気に入ってます。
チェック柄のドレスシャツにトライ!:G.Inglese(ジ・イングレーゼ) 200双 チェック柄シャツ_⑤

また、ビジュアル的な特徴をあげるとすれば、”これでもかっ!”と言うほどのハンドクラフト感でしょうか。台襟をはじめ、シャツの至るところ!?にハンドステッチが入り、手縫いであることを主張します。(笑)
チェック柄のドレスシャツにトライ!:G.Inglese(ジ・イングレーゼ) 200双 チェック柄シャツ_⑧

そう言う意味では、同じく高級シャツとして名のあるフライとは根本的に持っている世界観が異なりますね。1mmの狂いもない、精緻な美しさを持つフライがお好みであれば、スーツもイタリアの中ではミラノなどの北よりのブランドの方が合うかもしれません。
チェック柄のドレスシャツにトライ!:G.Inglese(ジ・イングレーゼ) 200双 チェック柄シャツ_⑨

逆に、手縫いならではの”味のある!?”表情を好まれる方であれば、スーツも同じくイタリアでは南に位置するナポリのものに惹かれるかもしれません。
チェック柄のドレスシャツにトライ!:G.Inglese(ジ・イングレーゼ) 200双 チェック柄シャツ_⑥

ジ・イングレーゼのように着心地が良くて、美しい。更にハンドクラフト感溢れる表情を持つブランドとなりますと選択肢はかなり減ってしまいますが、日本ではイタリアはナポリだけではなく、フィレンツェやミラノ、更にはイギリスやインド、そして日本など、高いクオリティを有するシャツメーカーを選ぶことが出来る幸せな環境です。従いまして、お好みのスタイルや納得のゆくクオリティ、プライスを持つお気に入りのシャツメーカーを探してみるのが良いと思っています。
チェック柄のドレスシャツにトライ!:G.Inglese(ジ・イングレーゼ) 200双 チェック柄シャツ_⑦

ちょっと話が脱線しましたが、選んだチェック柄の表情はこんな感じです。遠目には無地に見えるような柄の薄さや細かいチェック柄が、私のイメージするスタイルとピッタリ。かつ200双と言うことで表情に光沢感がありますし、独特のシルキーさのあるタッチは他の所有するアイテムにも合わせやすいと感じました。
チェック柄のドレスシャツにトライ!:G.Inglese(ジ・イングレーゼ) 200双 チェック柄シャツ_④

当初はドレスシャツとは言えチェック柄ですので、あまりドレッシーなスーツには合わせるつもりはなかったのですが、着てみるとそれほどチェックであることを感じさせませんでした。よって、どの程度のドレス度までであれば”自分が心地良く着る”ことが出来るのか、これから色々とチャレンジしながら探っていきたいと思っています。

なかなか業界や職場でチェック柄のシャツを気軽に用いることが出来る方も多くはないのかもしれませんが、本日ご紹介したようなヴィジュアルでればさほど問題にはならないように感じますので、気になる方は是非チェックされてみてはいかがでしょうかっ!?
※本日ご紹介したシャツは、コチラ