大人の巻物はダブルフェイス!?:SARTORIA SOLITO(サルトリア ソリート)のウール×シルク ダブルフェイスストール(2019AW)
こんにちは!
本日はこれからの秋冬コーディネートにおいてアクセントを加えてくれるアイテムを取り上げたいと思います。
それでは、まいりましょう。
■SARTORIA SOLITO(サルトリア ソリート)のウール×シルク ダブルフェイスストール
先日南青山にあるセレクトショップのSharonさんにおいて開催された、サルトリア ソリートのトランクショーに訪問してきたことは記事(※)としてお送り致しました。
※「Sartoria Solito(サルトリア・ソリート)によるサファリジャケットの納品!」
その際、既にご紹介しておりますサファリジャケットの納品や、現在仕立て頂いておりますスーツやジャケットの仮縫い、中縫い等を行って頂いたわけですが、最後にナポリにあるソリートのアトリエに置いてある巻物(ストール)もご紹介頂きました。
ソリートのトランクショーでは時期やタイミングなどによって、ソリート・オリジナルのネクタイやストールなどが限定販売されることがあります。これまでもヴィンテージ生地等を使ったネクタイやストールなどを購入してきたのですが、今回もルイージ氏が持参したと言うオリジナルのストールが、トランクショー開催時限定で販売されておりました。
前回購入したのは、60年代のヴィンテージファブリックを使って仕立て上げられたと言うダブルフェイスのウール×シルクのブラウンカラーのストール。色や柄、雰囲気がとても良く、使い勝手も良かったので今回も購入することに。
私はトランクショーの最初の時間帯に訪問しておりましたので選択肢が多く、非常に悩んだのですが、あれこれ考えた末に選んだのは、ネイビーカラーのウール×シルク生地にクラシックな紋様がプリントされた、こちらのストールになります。
今回はヴィンテージ生地ではないのですが、それでも雰囲気は抜群。ブラウンベースはやっぱりカジュアルなので、もう少しドレス度の高いネイビーがあると着こなしによって使い分けることが出来るなと言うことでセレクト。大柄ですが、大人が使いやすい雰囲気であることに加えて、特徴の1つがダブルフェイスであること。
個人的なスタイルとしてはオン、オフともにドレスよりのスタイルが多いので、裏地にも柄が入っておりますとドレス度を損ないませんので、非常に使い勝手が良いのです。
ちなみに珍しく!?ストールについていたブランドタグは旧ロゴでした。このあたりはナポリのブランドですね。(笑)ちなみに、生産は本Blogをお読みの方であれば誰しもが知っているであろう某ブランドと同じファクトリーが手がけておりますので、端の処理なども含めてとても美しい仕上がりとなっています。
■大人の巻物はダブルフェイス!?
さて、気温が下がってくるこれからの季節は服好きにとっては装いが最も楽しくなる!?季節の1つですよね。重ね着を中心に、巻物などを用いて思わず盛り込みたくなってしまう。(笑)
真冬は首元を温めることを目的に、無地のカシミアマフラーやストールなんかを巻きたくなるのですが、本格的な寒さが到来する前の季節であれば、こういった柄物で華やかさを楽しむのもありかなと。
そのような際に、特に大人な装いにフィットすると思うのが”ダブルフェイス”のストールです。上述のとおり、裏面にも柄がしっかりとプリントされておりますので、一見どちらが表で裏なのかの判断がつきにくい。でも、それがいいんですっ!大人な装い、つまるところドレス度が高い装いにおきましては、「裏」が見えているのはあまり美しくはないと考えています。
よって、例えばスーツであったり、ジャケパンでもドレス度が高い装いをするのであれば、裏地にもしっかりと柄入っているダブルフェイスのストールがおススメ。ダブルフェイスであれば全体のドレッシーさを損なうことなく、狙ったドレス度、装いが出来ると思っています。
本当に小さいことですし、きっと裏地が見えていても気付く方、また気にされる方はいないのかもしれません。それでも、そんな小さな点にこだわって自分だけの装いを楽しむのが大人!?だと思いますので、同じような価値観を持っていらっしゃる方は、是非、今年の巻物にはダブルフェイスを選ばれてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、表と裏の柄の雰囲気が異なれば、それぞれの装いに応じてフィットする方を”表面として使う”と言う、1度で2度美味しいと言う側面もありますので、お買い得感もあるはずですよ!?