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Think Elegant !

ファッションを通して自らの人生と向き合い、美しいと感じるスタイルを追及するブログです。

グリーンストライプ柄シャツ By LUCA AVITABILE(ルカ・アヴィタービレ)Per Sharon

こんにちは!
本日は「グリーンストライプ柄シャツ By LUCA AVITABILE(ルカ・アヴィタービレ)Per Sharon」と言うテーマを掲げて、だいぶ前に購入していたアイテムを先日デビューさせましたので、ご紹介したいと思います。

それでは、まいりましょう。

■My Styleの主力シャツであるLUCA AVITABILE per Sharon
私が普段お世話になっている北参道にあるSharonさんにて扱われており、私の現在のスタイルにおける主力シャツとして位置付けているのが、イタリアはナポリのカミチェリアである、ルカ・アヴィタービレ。

そして、そのルカ・アヴィタービレのベースモデルのパターンを日本人向けに修正し、通常モデルよりも手縫いの工程数を増やしたSharon向けのスペシャルモデルが「LUCA AVITABILE per Sharon」であることは、前回ルカを扱った記事である「久しぶりに、LUCA AVITABILE(ルカ・アヴィタービレ)のシャツ(コットン ロンドンストライプ柄)を買ってみた!」にも記載した通りです。

ネットで「カミチェリア」を検索してみれば、様々な方が、様々な観点から”最高峰”を謳うシャツを紹介していますが、性能が数字によって可視化可能なプロダクトであればまだしも、感覚的な要素を多分に含む服において”最高峰”を見つける上では、自分なりの審美眼、判断基準を持つことが重要なのだと、これまでの経験から学びました。

それは、誰かにとっての最高峰が必ずしも自分の最高にはならず、逆に、誰かにとっては他と変わらないモノであったとしても、自分にとっては最高のモノになりうるからです。

このような中で、LUCA AVITABILE per Sharonのシャツが私のスタイルにおける主力となりえているのには、理由があります。それは、高度な次元でまとまったバランス力。

私がシャツを評価する際に、最も重視するのが「襟の美しさ」です。もちろん、自分の感性で見て美しいか否か、と言う意味。正直、襟の美しさだけを見ればルカ・アヴィレービレよりも美しいと感じるカミチェリアは他に存在しますが、クセがなく、クリーンさのあるルカ・アヴィレービレの襟は、合わせるジャケットのスタイルを選びません。どんなスタイルのジャケットであっても控えめながら端正な表情を保ってくれる。これはファッションはあくまでトータルでのスタイリングが重要であるという観点から言っても、とても秀逸です。

また、当然ながら着心地も重要。その点、ビスポークシャツも手掛けており、かつ日本人の体形を熟知しているSharonさんの意向が反映されているスペシャルモデルの「LUCA AVITABILE per Sharon」は高い完成度を誇ります。

勘違いしてはいけないのですが、ビスポークシャツの技量があるのと、そのビスポークシャツメーカーが手掛ける既製品(RTW)であるシャツの着心地が良いのとは、まったく別のお話です。ビスポークシャツは目の前の顧客の体形に合わせたシャツをどれだけ高いレベルで仕立てることが出来るのか、と言うことが大切ですが、既製品は、目の前にはいない、多くの人間の体形を踏まえた最大公約数的なパターンをいかにつくりあげるのか、が重要。

つまり、「優秀なビスポークシャツのカミチェリア(職人)=優秀なRTWメーカーでない。」と言うことです。例えばイタリア人はヨーロッパの人種の中でも背丈等の体形が比較的日本人に近いです。しかし、細かく見ていくと、肩の傾斜ライン、腕の長さ、背中のボリュームなどが異なり、イタリアのインポートシャツをパターン修正することなく日本に持ち込むと、分かりやすいところでは袖を詰める必要があったり、背中の生地の余り具合が多かったり、それゆえ前身ごろに皺が出たりと言った傾向があります。

しかし、上述の通り「LUCA AVITABILE per Sharon」はSharonさんによるパターン修正が施されていますので、袖丈の長さやカフのサイズ等を含めてお直しいらず。着心地の良さと、無駄なダブつきや皺の発生がかなり抑えらえており、既製品たる魅力を最大限享受することが出来るのです。

つまるところ、襟の美しさ、着心地、着た際のシルエットや皺の出方を含めたサイズ感が私にとって非常に高いレベルでまとまっているRTWのシャツが「LUCA AVITABILE per Sharon」であり、これが私の主力シャツとなりえている理由なわけです。

ちなみに、シャツはジャケットに比べると重量がはるかに軽く、生地も柔らかいので、ある一定のレベルを超えてくると、ブランド間における着心地面での良し悪しの差はほぼなくなるように感じています。ただし、ブランドによってパターンが違いますので、シルエットや着た感じの印象、皺の出方は異なります。よって、既製品のシャツを選ぶ際には着心地はもちろんですが、シルエットやシワの出方、着心地が自分にとって良いと感じるものを選ぶのがお勧めです。

■グリーンストライプ柄シャツ
”主力”と言うくらいですから、ホワイト、サックス系の無地シャツはそろっていますし、サックスやブルー、ネイビー、ブラウンと言った、ビジネスで頻度高く使うストライプ柄シャツも揃っている。

このような中で今回新たに買い足したのが、グリーンストライプ柄のシャツ。グリーンのストライプ柄シャツは一般なビジネスシーンにおいてはチャレンジングな色ですが、だいぶ前にセールでルイジボレッリのグリーンストライプ柄シャツをチャレンジ購入しておりました。そして実際にコーディネートに取り入れてみたところ、これは使えるな!(笑)と言うことが分かったので、今回は本命である”ルカ・アヴィレービレ”のシャツを購入することにしました。
ルカアヴィレービレ_グリーンストライプシャツ1

クセのない、端正な襟型がルカアヴィレービレの特徴。
ルカアヴィレービレ_グリーンストライプシャツ2

パターンも程よくシェイプされており、腕の長さも日本人向け。
ルカアヴィレービレ_グリーンストライプシャツ3

カフのサイズも修正してあるので、手首にピッタリと納まります。恐らくスポーツやジムトレーニング等で体が発達している人でない、他のメーカーの既製品シャツを着ることが出来る体形の方であれば、綺麗にハマるパターンだと思います。
ルカアヴィレービレ_グリーンストライプシャツ4

ストライプの太さ、ピッチ幅、落ち着いたカラーリングのグリーンも絶妙。
ルカアヴィレービレ_グリーンストライプシャツ5

■LUCA AVITABILE per Sharonのグリーンストライプ柄シャツを着てみた!
と言うことで、購入からだいぶ時間が経過してしまいましたが、先日デビューさせてみました。その際のスタイリングが、こちらです。

グレーブラウンのモヘア混スーツにアヴィレービレのグリーンストライプ柄シャツを合わせ、ネクタイはエメラルドグリーンのシルクツードネップタイを選んでいます。
ルカアヴィレービレ_グリーンストライプシャツ9

昔はコントラストを付けるスタイリングも好きでしたが、最近はシャツとネクタイの色合いを同系色でまとめるスタイリングが特に好み。直近数年は、こういったカラーコーディネートが多いように感じます。
ルカアヴィレービレ_グリーンストライプシャツ7

ちなみに足元はダークブラウンのセミブローグシューズ。
ルカアヴィレービレ_グリーンストライプシャツ8

スーツの生地感やネクタイの色合いもあって、サラッとしたドライな印象がありますが、正直湿度が急激に高くなってきた6月中旬を過ぎたころの装いとしては暑さがこたえるスタイリングでした。(笑)どんなに爽やかに見せても暑いものは暑いですし、ビジネスでも軽装が当たり前となった現代においては、驚かれる装いなのかもしれません。(汗)

自撮りした自分を見て改めて思い出したのは、確かこのストライプ柄シャツが入荷したのが、秋冬シーズンだったこと。シャツの生地は通年使える薄さのコットンなのですが、グリーンの色のトーンが若干秋冬よりな気もします。
ルカアヴィレービレ_グリーンストライプシャツ6

今回はネクタイの色と素材感でごまかしていますが、秋冬用のスタイリングに用いた方がベストマッチかもしれませんね。
ルカアヴィレービレ_グリーンストライプシャツ10

と言うことで、今日は LUCA AVITABILE(ルカ・アヴィタービレ)Per Sharonのグリーンストライプ柄シャツのご紹介でした。

もうそろそろ待望の!?セールが始まりますし、アパレル関係者に話を伺うと、コロナやロシアのウクライナ侵攻等によって生産や物流が大きく滞り、ある意味では生ものであるアパレルのタイミングを逃したシーズン商品が、今年は特に多いそうです。よって、セールでは今までにないほどの魅力的な商品があったり、またアウトレットストアなんかにも正規品が豊富に出回る見込みとのこと。

世間的にはようやくコロナも落ち着いてきた感じがありますし、是非、新たなウェアを仕入れて、お気に入り場所に出かけてみたはいかがでしょうか。やっぱり好きな服を着て出かけるとテンションが上がりますし、服の持つ楽しさ、素晴らしさを改めて実感するように思います。

それでは服好きの皆さま、良いセール戦線をお過ごしください!(笑)




Aesop(イソップ) ピュリファイング フェイシャル クリーム クレンザーとルーセント フェイシャル エッセンスを使ってみた。

こんにちは!
本日は以前お送りした中年男性のための美容記事である「Aesop(イソップ) プリム フェイシャル ハイドレーティング クリーム & パセリ フェイシャル トナー を使ってみた。」に引き続き、より踏み込んだ!?ケアアイテムをご紹介したいと思います。

それでは、まいりましょう。

■装うことよりも大切なこと!?
本ブログをご覧いただいている皆様であればご存知の通り!?、私は大の服好き、ファッションバカ?であります。物心ついたころからファッションに興味があり、当時は女の子にモテたい一心で?ファッション雑誌を読み漁っては、おしゃれなファッションについて自分なりの追求をしていました。

また高校生や大学生のころになると、マズローの欲求5段階説で言うところの「社会的欲求」や「承認欲求」が強くなり、友人が着ていたラルフローレンを着てみたり、またプラダ等のハイブランドや、当時人気のあったデザイナーズブランドなどを買い求め、モテることに加えて友人との連帯感、帰属欲求であったり、周りから認められたいという承認欲求が強くなっていたと今振り返ると思うのです。

しかし長らくブログを書き続け、経験と年を重ねながら自らのスタイルが確立してくると、これまであったような欲求は自然と薄れ、いわゆる「自己実現欲求」と言う、周囲からの目や評価よりも、自らのスタイルをいかに高みに持っていくのかと言う段階に入ってきております。

そしてスタイルを追求し、装うことに対する自分なりの哲学や考え方をブラッシュアップし続ける中でも、ある意味においては装うこと以上に大切だと感じていることが、実はあります。

それが、清潔感。

元来”装い”とは、TPOに合わせ、相手、周囲に対する配慮であったり、マナーなどを自分なりに表現することであるという趣旨の発言を私はしてきており、これは今でも変わりません。ただ、装うこと以上にそれらを実現する上で大切と言いますか、むしろ前提となることが、清潔感だと思うのです。

どんなにセンスがあっても、どんなに有名なブランドのアイテムで身を固めていても、清潔感がなかったら、全てが台無し。カッコよさも、美しさも、何もかもが意味をなさないと思うのです。

もちろん人によって様々な体質がありますから、その清潔感を一義的に定義することは出来ませんが、周囲に不快感を与えることのないような”努力”が重要なのだと考えています。

このような中で、前回の美容ネタ記事では肌の乾燥と言う、自身の肌の悩みを解決するためのケアアイテムを選んだわけですが、湿度が上がり、気温が上がってくるこれからの季節には、肌のテカリを抑えたり、中年男性にありがちな毛穴の開きを抑えるようなケアアイテムがないかと言う、マイナスをゼロに戻すような悩みを解決するアイテムではなく、ゼロからプラスに持っていけるようなスキンケアアイテムを探してみることにしました。


■Aesop(イソップ) ピュリファイング フェイシャル クリーム クレンザーとルーセント フェイシャル エッセンスを使ってみた。
このような中で、前回購入したAesop(イソップ)のケアアイテムの使用感が自分に合っているように感じたことに加えて、SNSを通じて気になっていたイソップのケアアイテムを使っている方から感想や効果を教えて頂き、おススメ頂いたことから、追加での購入に踏み切ることにしました。

ご存知の方も多いと思いますが、イソップの店頭ではコンサルティング販売?のようなスタイルをとることがほとんどです。顧客の要件、悩みを聞いたうえで、販売員の方がお勧めのアイテムを提案、実際に使用方法や使用感を店頭で体感して、納得してから購入に至るというアプローチ。

今回は事前におススメ頂いたアイテムを買いに行ったわけですが、経緯をお話すると、どうやら私が購入しようと考えていたアイテムはボディ用で、毛穴ケアなどのフェイシャル用ではないとのこと。(笑)

石鹸でもボディソープとフェイシャル用とがあることくらいは理解してたのですが、正直服のようにスキンケアアイテムに興味があるわけではないので、そのあたりの知識はまだまだ浅い。

と言うことで、過去に全く肌のケアを考えないままサーフィンをしていたことや、毛穴のケアをしたいことなど、自分の肌に関する情報や解決したい課題を販売員のお姉さんにお伝えした結果、ご提案頂いたアイテムの中でもこれは必須だと言うものを2点ほど購入させて頂くことにしました。
イソップ_フェイシャルケアアイテム

決め手は、同じ商品を使っているという販売員の方の肌がめっちゃ綺麗だったこと。(笑)男性と女性ではだいぶ肌質もことなりますし、私よりも全然お若そうな方だったのでアレですが、正直説得力がありました。

今回購入したアイテムの1つは、「ピュリファイング フェイシャル クリーム クレンザー」。聞くところによると、サーフィンなどで日焼けを繰り返していると、肌が厚く、硬くなってしまうのだそうです。その点、このアイテムは古い角質を除去して汚れを取り除き、肌を柔らかくしれくれると言うことでした。
イソップ_フェイシャルクレンザー

ただ、スクラブが入っているので目の周りはさけ、また週に1~2回の使用で良いと。

これは洗顔料の代わりに使うアイテムだそうで、これを使ったあとには前回ご紹介をした「パセリ フェイシャル トナー」と言う化粧水で保湿を行います。

そのあとに、これまでは保湿用に使っていた「プリム フェイシャル ハイドレーティングクリーム」の代わりに購入をした、「ルーセント フェイシャル エッセンス」を使います。「パセリ フェイシャル トナー」は保湿と言う、肌に水分を補給することに主眼が置かれているそうですが、今回購入した「ルーセント フェイシャル エッセンス」は、保湿に加えて”肌の栄養分を補給”してくれるのだそうです。
イソップ_ルーセントファイシャルエッセンス

これらのアイテムによって毛穴の汚れを取り除き、肌を保湿し、栄養を与えることで毛穴が閉じてくるというロジック?なのだとか。

で、実際に使ってみた結果どうなのか?について率直に、正直な感想を記載してみたいと思います。なお、こういったスキンケアアイテムは体質によって合う、合わないがありますし、好みもあると思いますから参考程度に聞いて頂き、ご興味のある方は是非、店頭にて試してから購入をすることをお勧めいたします。

まずは洗顔料の代わりに使う「ピュリファイング フェイシャル クリーム クレンザー」ですが、スクラブ入りと言うことで粒粒が入っている洗顔料になります。店員さんからは、あまり力を入れて洗いすぎると肌が傷ついてしまうので優しく洗ってくださいとのアドバイスを頂きましたので、その通りに洗います。

こういったスクラブ洗顔で顔を洗うと、イメージとして、毛穴の汚れを除去してくれているような気になります。実際そうなのか否かはわかりませんが、洗い終えたあとのさっぱり感と、確かに肌が柔らかくなったような感覚には少々驚きます。これは店頭で手の甲で試した際もそうでしたが、洗ったあとにすぐにその感覚を感じることが出来るので、期待値もあがりますね。

この後、今回は購入を見送ったパックのサンプルを貰いましたので、いったん顔の水分をふき取り、サンプルのパックをおでこや鼻、ほおに塗って5~10分ほど置いたら、洗い流します。このパックは「プリム フェイシャル クレンジング マスク」と言う商品で、『肌に残った汚れや老廃物を除去し、すっきりと洗浄するクレイベースのクレンザー』だそう。

つまり、洗顔とこちらのパックによって、毛穴の汚れを徹底的に落とすということが狙いのようです。実際、販売員の方はフェイシャルのスキンケアにおいて一番重要なのが”洗顔”(※)だと仰っていたので、それを実現するためのケアアイテムなのだと理解しています。
※ただし、洗いすぎると肌に必要な油分まで取ってしまうとの注意もあり、素人からするとその塩梅が難しいです。。

実際にパックをしっかりと落とした後は、爽快感とともに、肌のもちもち感をより感じるようになった気がしますので、一定の効果はありそう。パックは次回の購入候補アイテムになりました。(笑)

そしてクレンザーを使って洗顔を行い、パックをして洗い流したら、いつものように以前購入をした「パセリ フェイシャル トナー」を使って肌の保湿を行います。肌にしっかりと付けたら、手のひらで抑え、肌の奥に入れ込むようにします。こうすることでより肌に浸透するのだという説明でした。

そして最後の仕上げが「ルーセント フェイシャル エッセンス」を使った肌への栄養補給。どこかトロッとした粘着性のある液体で、ローズでしょうか?独特の香りがします。これを化粧水同様、肌にしっかりと浸透させて、完了です。

これまでも洗顔と化粧水くらいのケアはやっていましたが、正直色々なケアアイテムが登場しますので、慣れていないおじさんにとっては軽いパニックになります。しかも、クレンザーは週に1、2回ほどだけなので、しっかりと曜日を決めて行う必要があるなど、これらのケアを日々行っている女性は改めてすごいなと感心しっぱなし。

それでも、今回購入したケアアイテムを2週間ほど(※)使ってみた感想としては、明らかに毛穴が小さく、目立たなくなってきたことを実感しています。肌に栄養を補給する「ルーセント フェイシャル エッセンス」がすごいのか、使用して2日ほどで、アレ?なんか目だななくなった?と言う気がするほどの状況。
※前回購入した化粧水はずっと使い続けています。

本当はビフォアフターを掲載するのが最も説得力があると思うのですが、おじさんの肌はリアル過ぎるのと、素人のレビューはどの程度正確なのかが分からいので、今回は自制しました。

今回は値段を全く見ないで会計をした際に、凡そ2万円と言う価格に目が飛び出そうになり、これをずっと続けるのは経済的にもかなり負担だなと感じましたが、この短期間で、これだけ効果を実感してしまいますと、少し続けてみようかなと言う気にもなるのだから不思議です。

販売員の方は季節によって、同じ人でも肌の状況が変わるので、使用するケアアイテムも季節に応じて変えるのが望ましいというお話をされていましたが、服やスタイルと同じで、どこまで美を追求するのかによるのかなと。この辺りは自分の感覚に加えて、お財布と相談をしながら決めていきたいと思います。
イソップ_スキンケアアイテム














装いとは考えていることが表現された結果である:PRADA Re-Nylon ベースボールキャップ

こんにちは!
本日は「装いとは考えていることが表現された結果である」と言うテーマを掲げながら、少し前に購入をしておりました小物アイテムを取り上げてみたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■内側のモノは自然と外側に出る
人間って年を重ねると、自然と人間性が顔(表情)に現れると言いますが、皆さんはどう思われますか?

私はその通りだと、実感していたりします。単純に良い人そう、悪い人そう、と言う人柄のお話だけではなく、どういった人生を歩んできたのか、どんな思想を持っているのか、そんなことが自然と顔や表情に現れてくるような気がしています。

もちろんそれは、年を重ねた大人だけのお話ではありません。

例えばお子さんをお持ちの方であればご実感頂けると思うことが、「子供のウソ」(笑)。子供であれば大なり小なり、怒られることを恐れて、または何か別の理由で大人に対してウソをつくことってあると思うのです。ただ、自分の子供であればなおさら、それが嘘だと分かってしまう。普段とちょっと違う目の動き、表情などによって、親は子供のウソをいとも簡単に見抜いてしまうのです。

また、学校や幼稚園で楽しいことがあったのか、嫌なことがあったのかなど、その日子供たちが経験した出来事が、自然と表情に現れることもある。

他にも、若いころは厳しい目つきだった方が結婚し、子供を持つと、柔和で柔らかい目つきに変化する、なんてこともある。それはきっと、外側が変わったのではなく、内側が変わったからなんだろうと思うのです。

つまるところ、人間と言う動物は、内側のモノが自然と外側に出てしまう動物なのではないか、と感じています。

そしてそれは、きっと装いと言う観点でも同じことが言えるのかなと。服の好き嫌いを問わず、その人が選ぶ服と言うのは、どこかでその人の内面であったり、思想や考え方を、本人に代わって代弁しているように思います。

それはセンスの有無や、適切な装いであるのか否か、また服としての良し悪しと言う意味ではなく、装いからその人が何を考えているのか、感じているのか、大切にしているのかが、なんとなく見えてくる。

例えば普段はカットソーやリラックスしたパンツを履いてる方が、ネクタイはせずともジャケットを羽織ってきたり、シャツを着てきたら、ちゃんと見せようという意図、考えが働いているのだろうと想像しますし、逆に普段はスーツとシャツ、ネクタイを締めている方が、ジャケパンにノータイで現れたら、よりリラックスした、カジュアルな雰囲気を望んでいるのかもしれないと思ったりするわけです。

装いとは考えていることが表現された結果である。

私は服、とりわけ自分が着る服が好きで興味があるのですが、最近ではそんな周りの方々が着ている服の裏側にはどんな思想、思い、事情があるのだろうと想像してみることもまた、興味をもっていたりします。

■PRADA Re-Nylon ベースボールキャップを買ってみた
そんな話をした後でなんですが、少し前にPRADAのRe-Nylon ベースボールキャップを買ってみました。最近オフの日にキャップを被ることがあるのですが、基本的にはアメリカンカジュアル、または場合によってはストリートカジュアルのスタイリングになることが多いのです。
プラダ_ベースボールキャップ1

ただ、ちょっとシックに、大人っぽいカジュアルスタイリングを楽しみたいなと言うときもあり、ブラックカラーのキャップを探していました。いや、正確に言うと、New Eraのブラックキャップを購入してみたのですが、どうしてもカジュアル感が抜けきらずに違うかなと。


そんな時に思い出したのが、プラダのベースボールキャップでした。


私がプラダに憧れを持ったのは、記憶が正しければ大学生のころ。友人がエルメスのキャンバストートを買ったり、私はプラダのショルダーバックを買ったり、ラグジュアリーブランドのアイテムをまとってイキリたいお年頃だったと思います。(笑)

プラダのイメージと言えば、シンプルでスタイリッシュ。余計なデザインがなく、ミニマルなスタイルがクールだと思っていました。

学生時代はプラダの服もいくつか買っていました(ラグタグで。笑)が、その後はだいぶ前に旅行でイタリアへ行った際、せっかくだからとプラダのリュックを買った程度。年を重ね、また自分の趣向の中でラグジュアリーブランドに興味を持つことはほぼなくなっていました。ところが、ここ最近、シックでクール、大人っぽいイメージがあるプラダのシンプルなTシャツを買ってみたり、たまに身に着けてみたくなる気分になるのです。特に子供と一緒に遊んだり、出かけたりするカジュアルシーンにおいてそれが顕著。

王道のアメカジ、ストリートなどのカジュアルスタイリングも良いのですが、あえて子供と遊ぶ際にラグジュアリーブランドのアイテムを取り入れながら、シックで大人っぽい雰囲気の装いで公園や外で遊ぶ。クラシックなジャケットやビスポークシューズを身にまとって子供と外で遊ぶのには抵抗がありますが、ラグジュアリーブランドであれば全く問題はありません。

そこで、プラダのベースボールキャップを実際に買ってみたわけです。
プラダ_ベースボールキャップ2

世の中には様々なラグジュアリーブランドがありますが、自分の中ではブラックのイメージが強いプラダは、カジュアルシーンの中でも、あえてシックに、大人っぽく装いたいときにぴったり。

今回私が選んだのは、ナイロン素材のブラックカラーのキャップ。
プラダ_ベースボールキャップ3

6パネルのベーシックなベースボールキャップのデザインを採用しており、
プラダ_ベースボールキャップ5

キャップのサイドには、アイコニックなエナメルメタルのトライアングルロゴが入ります。
プラダ_ベースボールキャップ7


最近はSDGsをはじめ、アパレル業界にもサステイナブルを意識した商品作りを求める声が日に日に高まっていますが、プラダの良いところは、ブランドを代表するナイロン素材をしっかりと切り替えたこと。プラダと言えば、リモンタ社の強靭なナイロン素材をアイテムに用いて、一世を風靡したことはご存知の通り。
プラダ_ベースボールキャップ4

それでも最近では『海から回収されたプラスチック、漁網、繊維を再利用、浄化して作られた再生ナイロン糸のRe-Nylon』を製品に用いることで、サステイナビリティを意識した商品を積極的に開発をしています。
プラダ_ベースボールキャップ6

ファッション業界の出すゴミの量の多さや環境に与える負荷の大きさは度々メディアで取り上げられていますし、私自身も多少なりとも勉強をしています。そして自分自身の子供や将来の世代のことを考えると、自分(の時代)さえ楽しめれば、良ければよいという考えを持つことは出来ない状況。
プラダ_ベースボールキャップ9

では服を買わないという選択肢が持てるかと言われると、私の人生における大きな柱の1つになっているファッションをとることは難しい。それであればせめて自分が選ぶアイテムには、そんな環境負荷のことを考慮したアイテムを出来るだけ取り入れていこう、また極力不要なものは買わずに行こうという意識が、せめてもの罪滅ぼしになるのかなと。
プラダ_ベースボールキャップ11

シンプルでベーシックでありながら、シックでモダン。更に環境意識の高い人にとっても選びやすいブランドが、プラダであるように感じています。自分自身が感じていること、表現したい要素が詰まったプラダのベースボールキャップ。サイドのロゴプレートはもう少し小さくても良い気がしていますが、これから軽装となる夏の日に、シンプルな無地の白Tや黒Tに合わせて活用したいと思います。
プラダ_ベースボールキャップ10