LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツを購入!
こんにちは!
先日記事としても取り上げさせて頂きました粋な着こなしさんにて開催されていたルイジボレッリの2016-17年AWファイナルセール。本日は、そのファイナルセールにて購入したアイテムをご紹介したいと思います。
この度購入しましたのは、タイトルにもございますようにLUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツです。しかも、ファイナルセールと言うことで”定価の半額”で購入することが出来ましたっ!セール価格とクオリティとのバランスを考えますと、相当にお買い得だったと思います。
ルイジボレッリのシャツにつきましては、これまでもドレス、カジュアルともに既にご紹介(※)しておりますが、改めてご紹介さしあげたいと思います。
※購入記事
「LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)のセミワイドカラー・ドレスシャツ(LUCIANO) を購入!」:ドレスシャツ
「LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャツを購入!」:カジュアルシャツ
■良いシャツの条件
さて、これまでも本Blogにおきましては様々なメーカーのシャツをご紹介してまいりました。その中で、シャツの良し悪し(※)と言った評価は、下記の式で表現できるのではないかと主張してきたわけです。
パターン×生地×縫製 = シャツの評価
※本Blogで言うところの良いシャツとは、着心地が良いと言う定義で捉えております。
正直私などまだまだ知識、経験不足であるがゆえに、主張における誤りも多々あるかと思うのですが、それでも私がこれまで経験してきたこと、感じたことを素直に表現すると上記の式に落ち着くと言うのが個人的な見解です。
それこそブログを執筆し始めたころには、「縫製」に着目していたように思います。中でも袖付けや襟付けなど、着心地に影響を与えると言われている箇所に手縫いが用いられているかどうか、と言う点のみを特に意識しておりました。
ただ「縫製」につきましても実際に色々なシャツを着てみて、またプロの方から教えを請う中で、手縫いか否か、と言うだけではなく、縫い代のどのラインを、どのように、どんなテンションで縫い上げるのか、と言った点も大切だと思うようになってきたわけですね。
更に、今の時点でシャツの着心地に対して”縫製が手縫いか否かが重要か”!?と言われると、重要だけれど他にもっと影響を与えるポイントがある、と言うのが現時点での私の感覚です。
それでは何が一番着心地に影響するのか?と申しますと、それはパターンではないか、と言うのが私の考えです。おそらく、半分以上の割合で、このパターンの良し悪し(身体に合う、合わないを含む)が、着心地の良し悪しに直結するのではないか、と思うのです。静止しているだけの状態であれば生地の影響も大きいと思いますが、人間は動きますから、そうなるとやっぱりパターンが着心地に与える影響が大きいと。
そのように考えますと、長い年月を経て改良が加えられ、時の洗礼を受けてきたルイジボレッリのシャツのパターンと言いますのは、私がドレスシャツ、カジュアルシャツを着た経験の中では、レベルがとても高いなと感じているわけです。しっかりと腕の稼働域等を考慮したパターンがベースになっていると。
手縫いか否かも着心地に与える影響がゼロではないですが、どちらかと言いますと雰囲気だったり装飾的な要素の方が大きいように感じておりますので、そのあたりはシャツの良し悪しと言うよりは、好みの範疇かなと言うのが現時点での個人的な見解でしょうか。
もちろん今後更なる経験を積み、色々な方のお話を伺う中で上記見解も変化する可能性は多分にあるのですが、少なくとも吊るし(既製品)のシャツの(自分にとっての)良し悪しを評価する際には、パターンを意識してみると言うのはアリではないでしょうか。
と言うことで、シャツの実物をご覧頂こうと思います。
■LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)の製品洗いホリゾンタルカラーシャンブレーシャツをご紹介
この度購入しましたのは、こんなグレーカラーのシャンブレーシャツです。少し前から着こなしの幅を広げるべく、オン、オフともにカラーシャツにチャレンジしているのですが、カジュアルに使えるグレーカラーのシャツを探しておりました。
そのような中で、上品な印象の出やすい細番手糸で織られたシャンブレーながら、弱めの製品洗い(ガーメントウォッシュ)が施されていると言うことで、ドレッシー過ぎず、それでいてカジュアル過ぎないと言う絶妙なバランス感が気に入ったのが、このボレッリのシャンブレーシャツでした。
襟型は『ドレス・カジュアル共通の衿型として開発された”ホリゾンタルカラー”』である「N35」。ホリゾンタルカラーは私の最も好きな襟型の1つですが、ボレッリのホリゾンタルカラーはクセのない、ベーシックな表情を持っていると思います。
生地のアップはこんな感じです。『縦糸にブラック、緯糸に未晒し糸』を打ち込んでいるそうで、ちょっと大人っぽい雰囲気をも感じるのが、このシャンブレーシャツの特徴の1つだと思います。もちろん、そこまでブラックが強くないのでモードっぽくはないですし、製品洗いのおかげでスタイリッシュ過ぎない絶妙さも注目です。
手縫いの箇所は6工程だそうですが、剣ボロの手縫い(コイル状閂止め)もそのうちの1つ。カフはシングルラウンドカフで、正直好みのど真ん中ではないのですが、まぁ価格を考えれば全然アリかなと。
他にも手縫いによるイセ込みと前振りの袖付けも確認できますし、
台襟の身頃への縫い付けも手縫いですね。もちろん上述しましたようにジャケット程着心地には影響しないと思いますが、高級シャツと言われる類のシャツは、たいていこの辺りは手縫いで行われています。
私が購入したボレッリのドレスシャツは、アイロン作業のことを考えて!?接着芯が用いられておりましたが、今回購入したカジュアルシャツの襟は、やわらかめの衿芯(フラシ芯)を採用しているとか。それでもカラーキーパーが付属しておりますので、しっかり見せる(魅せる)ことも可能なようです。
下記の通り「悩めるトルソー君」に着てもらいましたが、ボレッリならではの安定感のあるシルエット。そして、ブラックシャンブレーが良い感じに大人っぽさを醸し出しているように感じます。
ス・ミズーラでは難しい製品洗い(ガーメントウォッシュ)がかかっていることから、これがシャツ全体の雰囲気の角をとってくれて、独特の柔らかさに繋がっておりますね。
襟の表情やフロントヨークの手縫いによるステッチングもなかなか良い感じです。
老舗カミチェリアならではの、職人仕事が感じられる背中や袖付け。私ははボレッリのネクタイから色々学んだことも多いのですが、同じくシャツからも勉強させて頂くことが多いです。
ちなみに以前のカジュアルシャツ同様に、こちらもMANICA GIAPPONESE(日本仕様)でしたので、袖丈は日本人に合わせた適正な長さに抑えられております。袖丈が長い場合はボタン移動で対応することが多いですが、今回も修正なしで問題なさそうです。
手縫い好きの方からしますと、手縫いが6工程であるボレッリのカジュアルシャツでは若干物足りなさも感じてしまうかもしれませんが、ドレス、カジュアルを私が着てみた感じでは、個人的にはルイジボレッリのシャツは良いシャツだと感じております。特にセールプライスであればお得感も強いので、気になる方はドレス、カジュアルともに是非チェックされてみてください!
そう言えば、本日25日の0時からリングヂャケットさんがモアセールをスタートさせていらっしゃいます。スティレ・ラティーノのジャケットが15万円程度、コートも20万円弱とかなりお安くなっていましたので、気になる方はチェックされてみてください!
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