ダイニングチェアはあえて揃えない。:ミックススタイル
クリスマスも終わると、あっという間に年が明けてしまいます。大掃除をして、来年に備えなくてはなりませんね。
そのような年末の時期ですが、今日は大好きなインテリアについて書きたいと思います。
インテリアが好きになったのは、大学生のころ。当時は「チェア」にはまりました。インテリア雑誌を買いあさり、青山の骨董通りにあるミッドセンチュリーモダンに買えもしないデザイナーズチェアを見に通ったものです。
ファッションにも様々なテイストがあるように、インテリアにも色々なスタイルがあります。私は最初にミッドセンチュリーから入り、次第にモダン、そして北欧スタイルが気になり始め、その後ヴィンテージ・アンティーク系に。今ではミックススタイルが気分です。
ただ、インテリアといっても普段生活をしている中でスタイルを変える、というのは気分的にも、お金的にも相当な覚悟がいりますよね。やっぱり変えるなら引越しのタイミングがベストです。ということで、昨年引越しをした際に、ミックススタイルを取り入れたのがダイニングです。家具をセレクトする前にコンセプトイメージにしたのはこんなスタイルです。
若干モダンテイストも入っていますが、ヴィンテージ・アンティークなシャビー感もでていますね。内装から全て変えるのは大変なので、部屋の白基調のモダンテイストにどのようなダイニングテーブルとチェアをセレクトするかがポイントでした。
下記は、北欧のナチュラルで暖かい感じが全体的にでていますね。こういう柔らかさも取り入れたい。
そんなイメージを抱きながら、セレクトしてスタイリングしてみました。
ご紹介致します、我が家のミックススタイル風のダイニングです。
主役となるダイニングテーブルは、相当探しました。やっぱりロクロ脚にはこだわりたかった。カントリースタイルのものは多いのですが、内装にあうような程よいテイストのクラシック感のものがなかなか見つからない。アンティークなら結構あるのですが、本気度が強くですぎてしまいます。
さんざん探して出会ったのが、TIME&STYLE(タイムアンドスタイル)のMAJESTYです。
ロクロ脚の美しさ、ウォルナットの美しい木目と手触り。テーブルの角が丸くとられているのも小さい子供のことを考えると嬉しい配慮でした。そして何よりモダンながらも程よいクラシカルな感じがイメージ通り。正直日常のメンテナンスを考えればウレタン塗装仕上げにすべきなのですが、やっぱりウォルナットの優しい手触りや美しい木目は捨てられず、輪じみや傷も「家族の歴史」と自分に言い聞かせて決めました。
そしてミックススタイルをする上で欠かせない?のが、チェアをあえて揃えず、全て異なる種類をセレクトすること。今回イームズのシェルサイドチェア ワイヤーベース2脚は持っていたので、そちらに合わせるチェアを選びます。選んだのは、こちらです。
曲げ木家具の世界的家具メーカー「トーネット社」の通称「TON」チェアーです。イメージ写真の中にもありましたが、程よいアンティーク感がモダンな内装にも馴染みます。しかもプライスもこなれていますし、座り心地もいいんです。イームズのシェルチェアとミックスさせても全然違和感がありません。購入したのは、代官山のイデアさん。円安にふれてから若干プライスアップしましたが、それでもまだ良心的です。
照明は正直悩んだのですが、シャンデリアに挑戦してみました。ただ、ごっついのになるとクラシカルな雰囲気が強くなってしまうので、ダウンライトを補完する程度のシンプルなものをセレクト。購入したのは、目黒のCOMPLEX UNIVERSAL FURNITURE SUPPLYさん。こちらは有名なカフェや雑貨屋のインテリアプランニングを手がけるなど、センスが抜群で個人的にはお気に入りのShopの一つです。Shopも相当かっこいいのですが、プライスも高めです。ただ、私が購入したシャンデリアは運良くSALE価格で格安でゲットできたのです!とてもラッキーでした。
ちなみにシャンデリアはパーツを付け足したのですが、中目黒のLA FAYETTE(ラファイエット)さんで購入。こちらのShopはシャンデリアの品数、スタッフの方の知識も豊富なので、コダワリ派の方にはオススメです。
今は、奥の白壁にピクチャーレールでも取り付けて、家族の写真でも飾ろうかと思っています。額の種類や大きさも変えて、ディズプレイしたいですね。
ダイニングは家族が集まり楽しく会話をしながら料理を食べる大切な場所。是非みなさんも機会があれば、自分だけの素敵なダイニングづくりにトライしてみてください。