rm55的スタイリング:2019年SS_40:2019年 グレースーツとブラウンタイに合わせるシャツの色は!?
こんにちは!
本日は第40回目となりました、私rm55のスタイリング(装いや着こなし)についてご紹介しようと言うコンテンツである「rm55的スタイリング」をお送りしたいと思います。
それでは、まいりましょう。
■TPOとスタイリング
本日取り上げますのは、とある日の打ち合わせスタイル。今日は2パターン程取り上げたいと思うのですが、打ち合わせのお相手の方は長く、良いお付き合いをさせて頂いている方々ですので、装いでマイナス点をとらないように!と言う配慮はさほど気にしなくても良い関係性。
と言うことで、共にグレーのスーツにスポーティ(カジュアル)なブラウンのシルクタイを締めていきました。まず最初のスタイルはこちら。サルトリアソリートの既成ライン(Solito house exclusive per Sharon )の無地のグレースーツ(44)にモンテサーロのサックスカラーのストライプ柄シャツ(37)、ネクタイはE.G.カペッリのブラウンカラーの小紋柄シルクプリントタイ。サックスカラーの無地のポケットスクエア(リネン)はG.イングレーゼです。
これに、足元はイルクアドリフォリオにてビスポークを頂いたブラウンカラーのストレートチップ。
2つ目のスタイルは、サルトリアソリートの既成ライン(Solito house exclusive per Sharon )のストライプ柄のグレースーツ(44)にルカアヴィタービレのホワイトカラーの無地シャツ(37)、ネクタイはE.G.カペッリのブラウンベースの花小紋柄シルクプリントタイ。ホワイトカラーの無地のポケットスクエア(リネン)はG.イングレーゼです。
これに、足元は上のスタイルと同じイルクアドリフォリオにてビスポークを頂いたブラウンカラーのストレートチップ。
恐らく服に興味のない方が見たら全く同じようなスタイルなのですが、実際には微妙に異なります。スーツが無地かストライプ柄か、シャツがストライプ柄か無地か、シャツの色がサックスかホワイトか。ネクタイのブラウンカラーのトーンが暗いのか、明るいのか。
このような差異がある中で、与える印象の違いに効いているかなぁ!?と個人的に感じたのが、シャツの色でした。
■あとがき
ビジネススタイルの際に、人の視点が集まるのはよくVゾーンと言われておりますよね。それはそのはず、人がコミュニケーションを取る際には基本的には相手の目を見て会話をしますし、ビジネスシーンであれば尚更のこと。よって、相手の目の付近に視線を移せば、自然と目に入るのがVゾーンだと言うことになりますね。
で、その際に最も影響を与えやすい要素と言えば、「色」ではないでしょうか。以前も記載しましたが、ファッションにおける「素材」や「柄」の持つ(歴史的な)意味をご存知の方は少ないと思われますが、「色」につきましては幼い頃から触れておりますので、なんとなく感性が育っているように思いますし、「素材」や「柄」よりも、パッと見で分かりやすいと言うこともあるのだと思います。
今回の場合はカラーコーディネートと言う意味では両者ともにほぼ同じなのですが、唯一異なるのが、シャツの色がサックスなのか、ホワイトなのかと言う点です。
無地のグレースーツの方は、素材にも光沢感がありましたし、何より「無地」ですから、ドレス度は高め。とは言え、お堅い雰囲気での打ち合わせ内容でもありませんでしたので、シャツにはサックスカラー、そして柄を取り入れることで硬さを取ることを意識致しました。
他方、ストライプ柄のスーツの方は、無地に比べるとドレス度はやや低めであることに加えて、選んだネクタイのトーンがやや明るめ(スポーティ/カジュアル色が強くなる)のブラウンでしたので、「ちゃんとした感」を強めることを意識してホワイトカラーの無地シャツを選んだと言う背景がありました。
このようにして見ると、全体の面積としてはシャツよりもスーツの方が広いので、無地のグレースーツの方がドレス度が高くなるように思うのですが、少なくともVゾーンにフォーカスをしてみると、ホワイトカラーの無地シャツを選んだスタイルの方がカッチリ見えるのは私だけでしょうか!?
ホワイトカラーのシャツはフォーマルなシーンやドレス度を高くする必要があるシーン、または他のアイテムのカジュアル度が高い時に全体を落ち着かせる意味で私は用いております。よって、襟のプレスは入念に行うことが多いので、そんなプレスのしっかりと効いた襟も、カッチリ見えると言うことに少なからず影響を与えているのかもしれませんね。
そういう意味では、自分が思っていた以上に、ホワイト無地シャツのドレス度の高さ、カッチリ、シッカリ見える影響力の強さを改めて感じた出来事でした。
「ホワイトを制する者はドレスを制す!?」ではないですが、その時々のシーンに応じて上手くホワイトの無地シャツを活用すれば、このスーツ、このネクタイだとカジュアルすぎるかな!?と言うアイテムであっても、案外装いでマイナス点を取ることなく、良好な関係性を築くことが出来るかもしれませんよ。
シャツは襟の雰囲気で選ぶ!?スポーティなホリゾンタルカラー。
クラシックで汎用性の高いワイドカラー。
クールビズスタイルであれば、イタリアンカラーがおススメです。
※本記事の内容は素人であるrm55独自のセンス、感性、見解に基づいております。プロのスタイリストのような正しい知識に基づいた装いに関する記述でありませんので、あくまで個人の趣味のブログとして捉えて頂ければ幸いです。