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Think Elegant !

ファッションを通して自らの人生と向き合い、美しいと感じるスタイルを追及するブログです。

Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)によるMTMトラウザーズが納品!早速着てみた!

こんにちは。
本日は、「Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)によるMTMトラウザーズが納品!早速着てみた!」と言うタイトルでお送りしたいと思います。

それでは、まいりましょう。

■ウィリアムビルのキャバルリーツイルを用いたパンツが納品!
昨年、「Sartoria Naoi(サルトリア・ナオイ)/Sartoria Sharon(サルトリア・シャロン)/LA TERRA(ラ・テッラ)の合同トランクショーに参加してみた!」と言う記事をお送りしておりました。

この中で、”手縫いのパターン・オーダー”こと、サルトリア・シャロンのトラウザーズをオーダーしたことをとりあげました。サルトリア・シャロンは「採寸」と「パターンメイキング(カッティング)」を職人である直井茂明氏が担当し、縫製を外注化することで”求めやすい価格”と”短納期(2カ月前後)”を実現しているラインになります。

MTMとは言え、一般的なスーツオーダー店のように、修正箇所がパターンの長短のみとなるのではなく、ビスポーク職人である直井氏がパターンを作成しますので、ベースパターンから”かなりの修正が可能”になる上、ボタンホールも直井氏ご本人が行っていたり、縫製も手縫いがベースになっています。よって一般的なマシンメイドのMTMとは着心地が明らかに異なり、手縫いのビスポークに近い着用感を堪能することが出来るのです。

実際縫製を頂いているパンツ職人さんもサルトリア・シャロンが立ち上がったころから担当頂いている熟練の職人さんだそうで、オーダーを重ねることでパターンが決まった今、私が最も安心してパンツをオーダーすることの出来る選択肢の1つとなっています。

インスタグラムで拝見する中においては、フォローさせて頂いてる方が贔屓にされてらっしゃるパンタローネの尾作さんのパンツに興味がありますが、回を重ねるごとで醸成してきた信頼感、安心感に加えて、サルトリア・ソリートのビスポークを含め、現時点における服の購入のほぼ全てを行っている北参道にあるSharonさんにて全てが完結してしまう”楽”さを優先してしまっている状況です。(笑)

このような中で今回納品頂いたのは、ウィリアムビルのキャバルリーツイルの生地(グレージュカラー)を用いたクラシックなワンプリーツのドレスパンツです。以前同じ生地のグレーで仕立てて頂き、大変気に入ったので色違いで”おかわり”をしました。
ウィリアムビル_キャバルリーツイル1

ハリとコシによって皺が出来にくく、クリースラインがかなり綺麗に表現されることと、上品な光沢感が自身の好む、エレガントなスタイリングにピッタリな点が魅力的であることは、オーダーした際の記事に記載した通りです。
ウィリアムビル_キャバルリーツイル3

■サルトリア・シャロンのパンツを履いてみた!
一度仮縫いで状況を見ていただこともありますが、今回もパーフェクトな仕上がり。ハリ、コシのある生地の影響もありますが、綺麗に落ちるクリースラインには惚れ惚れ。
サルトリアシャロン_パンツ_キャバルリーツイル1

やや股上が深く、安心感のあるウエストまわりや、サイドから見た腰回り、ヒップラインの表情もとても美しいです。
サルトリアシャロン_パンツ_キャバルリーツイル2

ヒップポケットは右側片方のみで仕立てて頂いているのですが、ヒップのフィッティングもとても綺麗ですし、足さばきも良いので歩きやすく、大満足♪
サルトリアシャロン_パンツ_キャバルリーツイル3

今回はオーダーが集中したことから納品まで2ヵ月ちょっとかかったのですが、通常であれば1.5ヵ月~2ヵ月程度。また価格も生地代の上昇等によって若干上がってしまいましたが、だいたい税込で10万円前後(生地によって異なる)ほどですので、品質と価格、納期のバランスが現状取り得る選択肢の中では良い方かなと感じています。

縫製を担当頂いている方のお名前は存知あげませんが、こういった表に名前が出ることのない職人さんが良い仕事をして頂けるお蔭で、良質な服を日常的に楽しむことが出来ると言う背景がありますので、直井さんに対してはもちろんですが、そう言った表に名前が出ることのない職人さんへの感謝の気持ちも忘れずに、これからもクラシック・ファッションを堪能して行きたいと思います。