お気に入りの腕時計があるということ:Breguet Type XXI(ブレゲ タイプXXI)のご紹介
最初の投稿は、大好きな腕時計について。
私がはじめて購入した、記念すべき機械式時計をご紹介します。
『Breguet Type XXI』の詳しい記事は、コチラをご覧頂ければわかるので割愛
しますが、私個人としての購入の決め手は、デザインとブランドストーリーです。
まずはデザイン。最初に購入するなら絶対『クロノグラフ』搭載モデルがいいと決めていました。
別に普段の生活では使わない機能なのだけれど、なんかカッコイイ。笑。
実は、昔雑誌でみた『Breguet Type XX アエロナバル』がずっと印象に残っていたのです。
ただ、銀座のニコラス・G・ハイエック センターに実物を見に行った際に、Type XXIと出会い、Type XXの無骨な感じも良いけれど、少しブラウンがかってモダンな印象のType XXIの虜になってしまったわけなんです。
ケースは42mmと大型です。私の手首は細いほうなので、結構なインパクト。
ケースはSSですが、美しい削り出しにうっとりしたりします。
もちろんブレゲの伝統的モチーフであるコインエッジも健在です。
文字盤はブラウングレー。
これがType XXの無骨なイメージとの大きな差になっているのでしょうか。
Type XXがオフロードを駆け抜ける4駆なら、Type XXIは都会的なSUVと言えるかもしれません。
そしてブランドストーリー。
ブランド創立者である アブラアン-ルイ・ブレゲ(A.ブレゲ)は、天才時計師と言われています。現在の時計に用いられている機構の4分の3は、A.ブレゲによって開発、または改良されたものであると言われており、『時計界のレオナルド・ダ・ヴィンチ』などの異名を持っています。
もちろんクロノグラフの機構もA.ブレゲが発明したものです。
そして顧客には将軍ナポレオン・ボナパルトや王妃マリー・アントワネットなどが名を連ねており、なんといっても正規店での購入者は、彼らと同じ顧客台帳に登録されるという、心をくすぐる夢のあるお話が。
こういった高額品は、実用性や機能性などの合理的観点だけではなかなか購入できません。心の購入ボタンを押すのは、夢のあるストーリーに共感できるかどうかだったりもするのかなと。
機械式かクウォーツか、高額か否か、だけではなくお気に入りの腕時計があると、つけた日は気分もあがったりするものです。
疲れて帰ってきた日には、お気に入りの腕時計を眺めてニヤニヤ(笑)することで、パワーチャージができたりもします。忙しい日々だからこそ、ゆっくり時計を眺めたくなる、そんなお気に入りの1本があると嬉しいですね。