ISAIA(イザイア)SAILOR ウール シルク ドネガルツイード ウィンドペーン 3Bシングルジャケットを購入!
こんにちは!
本日は、2014年AWの私にとっての超大物アイテムである、ISAIA(イザイア)の ドネガルツイードを使ったウィンドペン3Bシングルジャケットをご紹介したいと思います。
■一目惚れ。そして出会いを求めてさまよう日々
サブタイトルにもありますように、もう”一目惚れ”でした。(笑)
人間に恋をするように、ファッションアイテムにも同じように恋心を抱くのだなぁと、そんなことをしみじみと感じた出来ごとだったのですが、突然の出会いはグローリーガイさんのBlogでした。
グローリーガイさんは、愛知県岡崎市にあるセレクトShopです。近年非常に勢いを感じるShopの一つで、定期的に更新されるBlogは私の定期巡回のリストに載っております。
あれは確か暑かった7月の中旬くらいでしょうか。いつものようにBlogにアクセスすると、まず目に飛びんこんできたのが、本日ご紹介するイザイアのドネガルツイードを使った、ブラウンミックスのウィンドペンジャケットでした。
「カッコよすぎる!」
もともとアースカラー好きな私ですが、今回のブラウンはただのブラウンではないんです。ドネガルツイードというアイルランドのドニゴール地方の農家でつくられた、いわゆる手紡ぎ手織りのホームスパンを使っており、太さにむらがあることから、非常に味わい深い表情をみせてくれる生地を使ってるのです。
大好きなアースカラーであるブラウンとドネガルツイードの組み合わせは、生地で季節感を表現することを今季もテーマににしている私にとって、この上ないファブリックなわけです。
グローリーガイさんは、Blogでアイテムをご紹介されたあとに、オンラインShopで発売、という流れになっているため、いつものように販売開始を楽しみにしておりました。
ところがです・・・
ちょっと仕事が忙しくなり、ネットの定期巡回をしなかった数日の間に、販売開始。気付いた時にはマイサイズが完売しているという、とっても悲しい事態に。それはもう、失恋したかのように落ち込みました。(涙)
ただ、そこで終ってしまうrm55ではありません!男たるもの「諦めたらそこで試合終了だよ。」の言葉を胸に、それからは仕事がどんなに遅くなろうが、毎日マイリストに載っているセレクトShopのWEB巡回を夜な夜な行い、ついに出会うべくして出会ったわけです!!
出会ったその日に告白をし、運よく両想いになれました。
ちなみに出会いのキューピッドになって頂いたのは、数年前に私がWEBで初めてフィナモレを購入したCINQUE CLASSICO さんです。神戸三宮に実店舗を構えており、セレクトのセンスに共感することが多く、こちらもグローリーガイさん同様に、私が定期的にチェックしているShopの一つです。
なお、グローリーガイさんは「CORTINA(コルティナ)」というモデルで、シングル2釦の2パッチ仕様。一方、購入したチンクエクラシコさんでは、「SAILOR(セイラー)」というモデルで、シングル3釦段返りの2パッチ仕様です。個人的には、3釦段返りの2パッチ仕様の方が好みなので、結果的には理想の人に出会えたことになりますね。
では、やっと出会えたイザイアのセイラーさん、ご紹介します。(笑)
■実物のご紹介
今回も画像加工なしで、そのままの風合いをお届けしようと思います。
ちなみに今季のAWに購入したジャケット(スーツ)はともにウィンドペン。特に意識していたわけではないので、まったくの偶然なのですが、トラディショナルな柄なので長く使えそうですね。
イザイアの2014AWのテーマは”食文化”。これにちなんで、エスプレッソを想わせる渋みのあるブラウンミックスに、泡立ち感をベージュのウィンドペンで表現したのだとか。個人的にはかなりツボな雰囲気のジャケットなんです。
生地感はこんな感じ。この手紡ぎ手織りのホームスパンの風合いが最高にお気に入り。ただ、シルク混のため、家庭的な温かみの中にも、しっとりとした上品な風合いがあるのは、さすがイザイアの生地セレクトだなと。今季はカルロ・バルベラの生地もそうですが、テキスタイルが刺さって購入!というパターンが続いています。
フラワーホールにあしらわれているブランドのアイコンであるRED CORAL(赤珊瑚)も、キレイに映える生地ですね。
釦にも高級感と香ばしい香り!?が漂います。(笑)袖は本切羽の重ね付けで処理しています。
襟の裏はカモフラ柄。しかもこれ、ただのカモフラではなく、イザイアのアイコンで出来たカモフラ柄なんです。こんな遊び心もいいですね~。
ジャケットのインナーなこんな感じ。セイラーは、肩パットなどの副資素材を省いているモデルなので、軽い着心地が想像できますね。
肩、腕回りはハンドソーンで仕上げられた形跡がみられます。これが柔らかいフィット感と、肩周りの極上の心地よさを生み出す秘密!?の一つなのかなと。
どうどうとしたブランドタグは、自信に充ち溢れながらも、謙虚な品の良さを醸し出します!?
この肩周り。見ただけでもハンドソーンならではの柔らかい雰囲気が感じられる、といったら言い過ぎですね。でも、ラルディーニのシャープでカチっとした感じや、ボリオリのもつ柔らかくもこなれた風合いとはまた異なる雰囲気です。
最後にハンガー。これもしっかりつくりこまれておりました。
正直8月、9月は私事ながら、仕事がえらいことになっておりまして、白髪がまた増えるという恐怖(笑)と隣り合わせの日々を送っておりました。そんな時、家族の笑顔とこのジャケットが励みとなり?、なんとか切り抜けられたと。
そのような意味でも、私のジャケット史に名を刻む!?記念すべきジャケットになるのではないか、と思っております。
今季のAWはリングヂャケット製のカルロ・バルベラ フランネルスーツとともに、活躍してくれるのではないでしょうか。ということで、次回も2014年AWアイテムをお届したいと思います。