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Think Elegant !

ファッションを通して自らの人生と向き合い、美しいと感じるスタイルを追及するブログです。

LARDINI(ラルディーニ)製品染めウールジャカード共地ジレ(ボルドー)を購入!

こんにちは!
とうとう買ってしまいました、LARDINI(ラルディーニ)の共地ジレ。ラルディーニのジレを購入したは、以前コチラでご紹介したガンクラブチェック以来なので、2、3年ぶりです。

もともと初めて見た時に欲しいな、とは思っていたのですが、税込で36720 円という可愛くない価格もあり、大分長いあいだ躊躇しておりました。

その間、先輩Blogerさんにお手頃価格のブランドを伺ったりと、他にも色々と探していたのですが、なかなかこれだ!というものが見つからず、結局BEAMSさんのポイント2倍DAYということと、お世話になっていたスタッフさんの異動もあり!?、なにかと理由をつけ、勢いで購入しました。(笑)

■ジレの起源
さて、購入アイテムをご紹介する前に、少しだけジレの起源に触れてみたいと思います。

ジレとはフランス語、英国ではウェストコート、そして米国ではヴェストと呼ばれておりますが、日本においては、なぜかフランス語のジレ、というのが昨今のファッションメディアでは定着しているような気もします。一説によるとパリ・コレクションの報道から注目が高まったことが、その要因だそうですよ。

そんな、国によって様々な呼び名のあるジレですが、調べてみても、その歴史的背景には若干のあいまいさが残ります。ただ、ウィキペディアをはじめ、諸説ある中でも多いのは、15世紀後半から17世紀半ばまでヨーロッパの国々において、主要な男性用上着であったダブレットが起源であるということ。

ダブレットとは、ブルゾンのような形状で、もっと体にフィットしたような上着です。これが18世紀ころになると、袖がなくなり、徐々に現在の形に近づいていったといいます。

注目すべきは、その用途。もとは装飾的意味合いが強く、派手なカラーリングや豪華な刺繍が施されたものが多かったのだとか。防寒のためという合理的アプローチやマナーの側面から生まれたアイテムかと思いきや、現代のファッションアイテムとしてのジレの使い方に近かったというのには驚きました。

と申しますのは、どこで身につけた知識なのかは失念しましたが、シャツはそもそも下着として位置づけられており、ジャケットを脱いだ際の非礼を避けるために、ウェストコート(ジレ)というものを英国人が考案した記憶していたからです。

スーツの基本がスリーピース(ジャケット、ジレ、パンツ)であることは有名ですが、これは大英帝国、すなわち英国軍の軍隊からの流れがベースとなっています。従って、スリーピーススーツでいうところのジレは、服装の規律を重んじる英国人ならではの考え方として、非礼を避けるためというルールがあったことは事実なのかもしれません。

色々な国の文化が混ざり合って、現代のファッションは成り立っておりますので、一概に、ジレの起源、歴史はこうである、とは言い切れないのかも知れませんが、そんなところにもファッション史のロマンを感じますね。(笑)

ということで、少し長くなりましたが、数百年もの間、男性のファッションアイテムとして活躍してきたジレ。いよいよ、今回私が購入した実物をご覧頂こうと思います。

■ヴィンテージ感漂う、テキスタイルが魅力のラルディーニのジレ
このモデルはカラーバリエーションが豊富で、ちょっと悩んだのですが、オトナの色気が出るという噂(嘘です・・・)があるボルドーを今回もセレクトしました。(笑)今季はザノーネのミドルゲージタートルネックもボルドーを購入しておりますので、気分なのかもしれません。
LARDINI(ラルディーニ)製品染めウールジャカード共地ジレ(ボルドー)①

購入したのは、前身頃と後身頃が同じ生地でできている”共地ジレ”です。共地だとカジュアルにも使える、ということで人気のようです。個人的には、後身頃がビスコースで出来ていたりすると、いかにも”ジレ”!という気がするので、そちらも好きなんですけどね。
LARDINI(ラルディーニ)製品染めウールジャカード共地ジレ(ボルドー)②

今回の購入の決め手は、この生地感。ほど良いウォーム感があるウールジャカードということですが、ホップサックのようにざっくり目に織り上げているため、表情がとても豊かですよね。昨年も書きましたが、こういった”立体感”が表現できるジレは秋冬にはとっても重宝するかなと。
LARDINI(ラルディーニ)製品染めウールジャカード共地ジレ(ボルドー)③

私が前回購入した時は、まだブートニエールは付属していませんでしたが、今回はライトブラウンとオレンジのブートニエールが付属していました。つけたまま使うかは、考えます。(笑)
LARDINI(ラルディーニ)製品染めウールジャカード共地ジレ(ボルドー)④

釦もヴィンテージ感があっていいですね。
LARDINI(ラルディーニ)製品染めウールジャカード共地ジレ(ボルドー)⑤

しかし、36720 円というのはどう考えても高すぎるよな~などと思うのですが、結構売れているみたいです。昔は税込でも3万円位だったのですが、為替や増税、また売れ筋商品から利益を取るというビジネスの鉄則もあると思いますし、やむを得ないのでしょうか。前の価格なら2枚位いきたいアイテムです。
LARDINI(ラルディーニ)製品染めウールジャカード共地ジレ(ボルドー)⑥

ちなみに、通常ジャケットやジレは42をセレクトしますが、今回は42だと若干タイトだったので、44にしました。今後着用するなかで気になるようであれば、若干絞ってもいいかなと思っています。








Comment

ゆじ says... "ボルドーいいですね"
実はラルディーニもベビラクアも秋冬のジレはあまり値段に差がないんですね〜。
ラルディーニの方が構築的で、大人のシャツスタイルを格上げしてくれる気がします。

ボルドーというチョイスもいいですね。
僕も色もののジレなら赤系統か緑系統が今季らしくて、かつ使いやすいかなと思います。
ヘビロテ間違いなしですね(*^_^*)
2014.09.21 10:20 | URL | #/OL.89qU [edit]
rm55 says... "Re: ボルドーいいですね"
> ゆじさん
いつもコメントありがとうございます!ラルディーニのジレは久しぶりですが、安定感ありますね。確かにフィット感ばどはベヴィラクアより一枚上手かもしれません。ま、ベヴィラクアは生地感が素敵なので、別の良さもありますけれど。

どのように取り入れるかは、これから考えます!笑。ボルドーのジレ、ゆじさんならどんなスタイルに仕上げますか!?
2014.09.21 19:11 | URL | #- [edit]

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